JPS606819Y2 - シネカメラの絞り機構 - Google Patents

シネカメラの絞り機構

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Publication number
JPS606819Y2
JPS606819Y2 JP1978126615U JP12661578U JPS606819Y2 JP S606819 Y2 JPS606819 Y2 JP S606819Y2 JP 1978126615 U JP1978126615 U JP 1978126615U JP 12661578 U JP12661578 U JP 12661578U JP S606819 Y2 JPS606819 Y2 JP S606819Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aperture
photometric
cine camera
window
aperture mechanism
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978126615U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5582631U (ja
Inventor
邦美 竹田
修二 春日
Original Assignee
株式会社三協精機製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社三協精機製作所 filed Critical 株式会社三協精機製作所
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Publication of JPS5582631U publication Critical patent/JPS5582631U/ja
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Publication of JPS606819Y2 publication Critical patent/JPS606819Y2/ja
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  • Diaphragms For Cameras (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ハンチング現象の発生を極く小さくおさえる
ことができるシネカメラの絞り機構に関するものである
従来、シネカメラの絞り機構にはEEが採用され、これ
には露出精度の向上を図るためフィードバックをかける
方式が利用されつつある。
そして、フィードバックをかける方式にはブリッジサー
ボ方式や不惑帯を設けて絞り制御を行う方式が存在する
この不感帯の巾は、広くすると露出精度が劣化するため
、狭い方がよい。
しかしながら、上記した従来技術では、絞り径が極めて
小さい絞り時に絞り部材がハンチングを起こし、このハ
ンチングは受光素止側の絞り部材のスリット巾が0.1
〜0.01TIrInの巾であることが必要であるため
、機械加工の精度が得にくく、又絞り部材の制御が悪い
等が原因となって発生するものである。
そして、このハンチングは極めて小さい絞り時に発生す
るもので、これにより画面の露出ムラが惹起されるが、
特にこれは極めて小さい絞り時に発生するもので、特殊
撮影(フェードや二重露光5ではEEよりも強制的に1
〜数段絞り込む4(−1EV〜−数EVにする。
)上記ハンチングが発生しやすいという欠点があった。
本考案の目的は上記した従来技術の諸欠点を除去し、絞
り部材に撮影用開口と測光用開口との2組を設け、かつ
絞り込みで撮影用開口が測光用開口に先行して閉じるよ
うに構成し、ハンチング現象が測光用開口のみ開いてい
る極めて小さい絞り状態でのみ生ずるようにして、撮影
光には露出ムラが全く発生しないようにすると同時に、
逆にハンチング現象が発生しても問題がないように構成
したシネカメラの絞り機構を提供することにある。
本考案の基本的構成は、撮影用開口と測光用開口とを有
する絞り羽根を基体に回動自在に設け、該測光用開口の
後方に光検出部材を設け、該光検出部材が絞り羽根を回
動制御するシネカメラの絞り機構に於て、前記測光用開
口を前記撮影用開口より回動力向に長く設け、前記絞り
羽根の回動により前記撮影用開口が前記測光用開口に先
行して閉じるように構成したことを特徴とするシネカメ
ラの絞り機構である。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
撮影窓5と測光窓6とを独立に有する基板に絞り羽根1
,2が支点3に重ねて回動自在に枢支され、撮影用開口
11,21、測光用開口12,22が夫々窓5,6上で
重合し、しかも回動により開口量が変化するように構威
しである。
又、長溝13.23も交叉するように構成してあり、こ
の交叉部に駆動ピン4が嵌り、ピン4をモータ等の駆動
源により変化させ絞り羽根1,2を回動させるのである
NDフィルタ8は開口12.22の実質的開口量を大き
くするため(絞り径が極小の時に)に部分的に貼付する
ものである。
そして、撮影用開口11,21、測光用開口12.22
が、第1図において開放状態にあり、羽根1,2を角度
θだけ回動させる窓5は閉じ、窓6は更にθだけ回動さ
せないと閉じないよう両開口の長さを異ならせである。
本考案の構成上の特徴はこの点にあり、窓5に遅れて窓
6が閉じるようにしたことにより、絞り羽根のハンチン
グ現象は窓5が閉じた状態で生ずるので、撮影光の露出
ムラが全く生じない。
また、第3図のように、測光用開口12.22をずらし
、小さい重合部7でのみ実質的開口が形成されるから、
機械加工でも極小絞りの測光が行えるようになっている
従って、簡単な構成でフィードバックをかけるシネカメ
ラの絞り機構に於て、極小絞り特に特殊撮影における露
出ムラ(撮影光側の)発生を防止する。
勿論、一般撮影への適用も可能である。以上、説明した
ように、本考案によれば、ハンチング現象が発生しても
撮影光側の画面に露出ムラが発生せず、不惑帯を設ける
方式のものにおいて不感帯を狭くすることができるので
露出精度が向上するという効果が発生する。
しかも、ハンチング現象発生への配慮が楽になるから、
絞り羽根の制動がラフにできるという効果をも生ずる。
【図面の簡単な説明】
第1図は最大絞り状態の平面図、第2図は最小絞り状態
の側平面図、第3図は重合状態の平面図、第4図は原理
説明図である。 θ・・・・・・絞り羽根開口角(両開口典型なる部分)
、θ′・・・・・・絞り羽根回転角(測光用開口のみ重
なる部分)1,2・・・・・・絞り羽根、11.21’
・・・・・・撮影用開口、13,23・・・・・・長溝
、3・・・・・・回動支点、4・・・・・・駆動ピン、
5・・・・・・撮影窓、6・・・・・・測光窓、7・・
・・・・重合開口部、8・・・・・・NDラフルター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 撮影用開口と測光用開口とを有する絞り羽根を基体に回
    動自在に設け、該測光用開口の後方に光検出部材を設け
    、該光検出部材が絞り羽根を回動制御するシネカメラの
    絞り機構に於て、前記測光用開口を前記撮影用開口より
    回動力向に長く設け、前記絞り羽根の回動により前記撮
    影用開口が前記測光用開口に先行して閉じるように構成
    したことを特徴とするシネカメラの絞り機構。
JP1978126615U 1978-09-14 1978-09-14 シネカメラの絞り機構 Expired JPS606819Y2 (ja)

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JP1978126615U JPS606819Y2 (ja) 1978-09-14 1978-09-14 シネカメラの絞り機構

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5582631U JPS5582631U (ja) 1980-06-07
JPS606819Y2 true JPS606819Y2 (ja) 1985-03-06

Family

ID=29088614

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JP1978126615U Expired JPS606819Y2 (ja) 1978-09-14 1978-09-14 シネカメラの絞り機構

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