JPS606739A - 農業用被覆材 - Google Patents

農業用被覆材

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JPS606739A
JPS606739A JP58114366A JP11436683A JPS606739A JP S606739 A JPS606739 A JP S606739A JP 58114366 A JP58114366 A JP 58114366A JP 11436683 A JP11436683 A JP 11436683A JP S606739 A JPS606739 A JP S606739A
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film
hydroxy
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Masao Tawara
田原 正夫
Katsuhiko Yorozu
雄彦 萬
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CI Kasei Co Ltd
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な農業用被覆材に関し、さらに詳しくは、
保温性能に優れ且つ透光性の良好な合成樹脂フィルムか
らなる農業用被覆材に関する。
近年農作物の高付加価値化をねらってハウス栽培、トン
ネル栽培等の施設栽培が盛んに行われている。この施設
栽培、例えばハウス栽培は、昼間太陽光側によってハウ
ス内の地中に吸収された熱が夜間に地面から輻射線とな
って放射される熱(赤外線)をプラスチック被覆材によ
って遮蔽又は反射することにより、ハウス内の温度を外
気より高く保ち、それによってハウス内の農作物の促成
を図るものである。従って、農業用被覆材の保温力は該
被覆材の赤外線の遮蔽又は反射能力に依存し、これらの
能力が大きい程被覆材の保温力が大きく望ましい被機材
ということになる。
そこで従来から保温力の改善を目的とした種々の農業用
被覆材が提案されており、例えば、各種の無機物質、例
えば微粉状のケイ酸(特公昭47−47903号公報)
、アルミン酸塩粉末(特開昭55−43114号公報)
、リン位塩ガラス(特開昭55−157631号″公報
)、18〜50ミクロンの波長域の赤外線を吸収する硼
酸塩(特開昭55−164238号公報)、マイカ(特
開昭56−161462号公報)、炭酸マグネシウム又
は水酸化マグネシウム(特公昭57−34871号公報
)、タルクと炭酸マグネシウム及び水酸化アルミニウム
の組会わせ(特開昭57−36916号公報)、シリカ
と同期律表第11゜■又は■族元素の酸化物との樋合酸
化物(%開昭57−42756号公報)、光透過性無機
質粉末の表面に選択透過性の半導体薄膜層を形成したも
被覆材用の無機質添加剤は、概してその配合量に比して
保温性の向上効果が少ないため、多量に配合しなければ
充分な保温効果が得られず、一方、多量に配合すると、
被覆材の強度や光線透過率が低下し、或いは加工性や取
扱(吸湿性)等に問題が生ずる等の欠点がある。
本発明者はかかる欠点がなく且つ保温力に優れた農業用
被覆制を開発することを目的に鋭意検討を行なった結果
、合成樹脂フィルムに成る種の金属をドーピングした導
電性酸化亜鉛粉末を配合すると、全く意外なことに、該
フィルムの保温力が著る[7く改善され、しかも該フィ
ルムの可視光線域の光線透過率の低下が少なく且つ低温
時におけるフィルム強度の低下も少ない透光性に優れた
農業用板1が得られることを見い出[7、本発明を完成
するに至った。
しかして、本発明に従えは、アルミニウム、ガリウム及
びインジウムからなる群より選ばれる少なくとも1種の
金属を酸化亜鉛を基準にして0.01〜5原子)R−セ
ントの量で含有する導電性酸化亜鉛粉末を配合した合成
樹脂フィルムからなり、400nm〜700utn間の
波長の光の全光線平均透過率が少なくとも60係である
ことを特徴とする漬菜用被覆材が提供される。
本発明の被缶材に使用される導電性酸化亜鉛は、実質的
に非導電性の酸化亜鉛にアルミニウム、ガリウム及びイ
ンジウムからなる群より選ばれる少なくとも1種の金践
をドーピングすることによって導電性をもたせたもので
ある。かかる導電性酸化亜鉛はそれ自体公知であり、例
えば米国特許第3、515.686号及び第3.538
.023号明細書、特開昭455−162477号公報
等の文献に記載の方法により製造することができる。
酸化亜鉛に対する上記金属のドーピングの量は、ドーピ
ングすべき金属の種類等に応じて変えることができるが
、一般的には、酸化亜鉛を基準にして0.01〜5原子
パーセント、好ましくは0.1〜3.0原子パーセント
、さらに好ましくは0.5 =2.0原子パーセントの
範囲とすることができる。
本発明ではドーピングする金属としてはアルミニウム、
ガリウム及びインジウムが使用されるが、これらの金属
はそれぞれ単独で使用することができ、或いは2種又は
それ以上組合わせて用いてもよい。中でも、アルミニウ
ムが最適である。また場合により、酸化亜鉛の導電性化
に使用される他の金属、例えば、rルマニウムやスズ等
を上記の金属に加えて更にドーピングしてもよい。
本発明で使用する導電性酸化亜鉛の比抵抗は特に制限さ
れるものではないが、一般には、10゜〜105Ω−c
mのオーダー、好ましくは10°〜103Ω−onのオ
ーダーの比抵抗をもつことが望丑しい。また、かかる導
電性酸化亜鉛は赤外部の少なくとも一部に吸収帯を有し
ており、2.5μmから20μmの範囲の赤外領域に巾
広い吸収帯がある。
上記の導電性酸化亜鉛は粉末状で合成樹脂フィルム中に
配合される。しかして、導電性酸化亜鉛粉末はフィルム
の透明性の観点からすればできるだけ粒度が小さい方が
望ましく、平均粒径は一般に10ミクロン以下、好まし
くは0.1〜5.0ミクロンの範囲にあるものが適して
いる。
これら導電性酸化亜鉛粉末の後述する合成樹脂フィルム
中への配合量は、該フィルムの厚さや配合する導電性酸
化亜鉛粉末の粒度等に依存して各フィルム毎に変えるこ
とができるが、該粉末が配合された後のフィルムの40
0ntn〜700′nm間の波長の光の全光線平均透過
率が少なくとも60チ、好ましくは70チ以上、さらに
好ましくは80チ以上になるような量とすべきである。
400nm〜700wt7L間の波長の光の全光線平均
透過率が上記の範囲内に入る導電性酸化亜鉛粉末の配合
量は、当業者であれば実験室での試作により容易に決定
することができるが、一般的に言えば配合すべき合成樹
脂100重量部当b o、 s −10重量部、好まし
くは1.0〜5.0重量部、さらに好ましくは1.5〜
3,5の範囲とすることができる。
ことで、400nm 〜700nmの波長の光の「全光
線平均透過率」はフィルム試料を積分球付き330形自
記分光光度計〔■日立製作新製〕によって当該波長間の
分光曲線を記録測定した後、帰零補整弐プラニメーター
(プラス株式会社?!りによって同波長間の光線透過部
分の面積A及び同波長間の全面積Bをめ、〔A/ツノ×
100〕により算出される値である。
一方、本発明に従い以上に述べた導電性酸化亜鉛粉末が
配合される合成樹脂フィルムの材質としでは、従来から
農業用被覆材に使用されている任意の合成樹脂を使用す
ることができ、例えば、軟質塩化ビニル系樹脂、ポリエ
チレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等が挙げられる
特に、軟質塩化ビニル系樹脂は、耐候性、透明性、保温
性、強度等に優れており、本発明において好適なフィル
ム材料である。かかる軟質塩化ビニル系樹脂の基本組成
は、数平均重合度が約300〜約2000、好ましくは
約1000〜約1500のポリ塩化ビニル、又は塩化ビ
ニルを主体とする共重合体(例:エチレンー塩化ビニル
共重合体、酢ビー塩化ビニル共重合体、塩化ビニル−ハ
ロゲン化オレフィン共重合体)、或いはこれらポリ塩化
ビニル又は塩化ビニル共重合体を主体とする他の相溶性
の樹脂(例:ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、アクリ
ル樹脂、酢酸ビニル系樹脂、ウレタン樹脂、アクリロニ
トリル−スチレン−ブタツエン共重合体樹脂、部分ケ/
化ポリビニルアルコール等)とのブレンド物〔以下これ
らポリ塩化ビニル、共重合体及びブレンド物を塩化ビニ
ル系樹脂と総称する〕に、これら塩化ビニル系樹脂10
0重量部当り、30〜70重景部、部分しくは40〜6
0重景部の部分剤: 0.05〜7重量部、好ましくは
1.0〜5.0重量部の滑剤及び/又は熱安定剤;0〜
5,0重量部、好ましくは1.0〜4.0重量部の防曇
剤(又は界面活性剤):0〜3.0重量部、好ましくは
0.1〜0.5重量部の紫外線吸収剤;0〜5,0重量
部、好ましくは0.1〜1.0重量部の粘着防止剤等を
配合したものから成ることができ、さらに、抗酸化剤、
帯電防止剤、着色剤、等の他の通常の樹脂添加物を必要
に応じて含ませることもできる。
配合しうる可塑剤としては、例えば、ノーn−オクチル
フタレート、ソー2−エチルへキシルフタレート、ソイ
ソデシルフクレート等の7タル酸誘導体;ヅイソオクチ
ルイソフタレート等のイソフタル酸誘導体;ソオクチル
アソペート等のアヅビン酸誘導体;その他トリクレジル
フオスフエート、トリキシンニルフォスフニー ト、エ
ポキシ化大豆油等が包含され、中でも、ジオクチルフタ
lノート、トリクレヅルフオスフエート、ジオクチルア
ノベート及びエポキシ化大豆油が適している。
また、該塩化ビニル樹脂に含ませうる滑剤又は熱安定剤
としては、例えばポリエチレンワックス、ステアリン酸
、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸バリウム、ステアリ
ン酸カルシウム、リシノール酸バリウム、有機面リン酸
エステルの如きキレータ−、エポキシ樹脂等が挙げられ
、防曇剤(又は界面活性剤)としては、例えばソルビタ
ンモノステアレート、ンルビタンモノパルミテート、ソ
ルビタンモノベヘネートなどのソルビタン系界面活性剤
:グリセリンモノラウレート、ジグリセリンモノパルミ
テート、グリセリンモノステアレートなどのグリセリン
系界面活性剤:ポリエチレングリコールモノステアレー
ト、ポリエチレングリコールモノノぐルミテートなどの
ポリエチレングリコール系界面活性剤:アルキルフェノ
ールのアルキレンオキシド付加物;ソルビタン/グリセ
リンの縮合物と有機酸とのエステル等が挙げられ、紫外
線吸収剤としては、例えば、2−ヒドロキシ−4−メト
キシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オクヂ
ルオキシベンゾフエノン、2−ヒドロキシ−4−n−ド
デシルオキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n
−オクタデシルオキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ
−4−ペンヅルオキシベンゾフエノン、2−ヒドロキシ
−4−メトキシ−2′−カルボキシベンゾフェノン、2
−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホベンゾフェノ
ン、2−ヒドロキシ−5−クロロベンゾンエノン、2.
4−ソヒドロキシベンゾフェノン、” + 2”’−ノ
ヒドロキシー4−メトキシベンゾフェ7ノ、2.2′−
ジヒドロキシ−4,4′−ヅーメトキシペンゾフエノン
、2,2′−ジヒドロキシ−4,4′−ソーメトキシ−
5−スルホベンゾフェノン、2.2’、 4 、4’−
テトラヒドロキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系
紫外線吸収剤:2−(2’−ヒドロキシ−5′−メチル
フェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキ
シ−5’−tert−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾ
ール、2−(2’−ヒト0キ7−3’、 5’−ツメチ
ルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−メチル
−4′−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2
−(2’−ヒドロキシ−3′−メチル−5′−tert
−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−
ヒドロキシ−3′。
5′−ノーtert−アミルフェニル)ベンゾトリアゾ
ール、2−(2’−ヒドロキシ−3’、5’−ノーte
rt−ブチルフェニル)ペンドトリアゾール、2−(2
’−ヒドロキシ−3/ 、 5/−ツメチルフェニル)
−5−メトキシベンゾトリアゾール、2−(2/、−n
−オクタデシルオキシ−3′+5′−ツメチルフェニル
)−5−メチルベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒド
ロキシ−5′−メトキシフェニル)ベンゾトリアゾール
、2−(2’−ヒドロキシ−4′−オクトキシフェニル
)ベンゾトリアゾール、2− (2/−ヒドロキシ−5
′−メトキシフェニル)−5−メチルベンゾトリアゾー
ル、2−(2’−ヒトOキシー57−メチルフェニル)
−”16−ジクロロベンゾトリアゾール、2−(2’−
ヒドロキシ−5’−tert−ブチルフェニル)−5−
クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ3
′、5/−J −tert −7’チルフエニル)−5
−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ
−5′−フェニルフェニル)−’5−7/ロロペンソト
リアソール、2−(2’−ヒドロキシ−5′−ジクロロ
ヘキシルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−
ヒドロキシ−31、s/−ジクロロフェニル)ペンゾト
リアゾール、2−’ (2’−ヒドロキシ−4′、5′
−ノクロロフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′
−ヒ)’ロキシー 3’、 5’−ヅーtart−ブチ
ル7エ=ル)−5”クロロベン! ) +) ’y’ソ
ー/l/、2−(2′−ヒドロキシ−3’−tert−
ブチル−5′−メチルフェニル)−5−クロロベンソト
vアソ−/l/、2−(2’−ヒドロキシ−5′−メチ
ルフェニル5−ブトキシ力ルポニルベンゾトリアソ9−
ル、2−(2′−ヒドロキー7−4 / 、 5 /−
ヅメチルフェニル−5−ブトキシカルボニルベンゾトリ
アゾール、2 − (、2’−ヒドロキシ)−5−エト
キシカルボニルベンゾトリアゾール、2−(2’−アセ
)−1i−/−5’− 7’ fルフェニル)ベンゾト
リアソー/l/、2−(2/−ヒドロキシ−5’−メチ
ルフェニル)−5−エチルスルホンペンツトリアゾール
、2’− ( 2’−ヒドロキシ−37 、 S/−ジ
メチルフェニル)−5−エチルスルホンベンツトリアゾ
ールL/、2−(2’−ヒ)”oキシ−5′−フェニル
フェニル)ペンツトリアゾール、2−(2’−ヒドロキ
シ−57−アミノフェニル)ベンゾトリアゾール等のベ
ンゾトリアゾール系紫外線吸収剤;フェニルプリ/レー
ト、p− tert−プチルフェニルサリシレート、p
−メチルフェニルサリシレート、p−オクチルフェニル
ザリシレート等のサリチル酸エステル系紫外線吸収剤が
挙げられる。
また、粘着防止剤としては、例えばメチレンビスステア
リルアミド等の脂肪酸アマイド類;ブチルステアレート
等の高級脂肪酸及びその誘導体類;ステアリルアルコー
ル等の高級アルコール類;ステアリン酸カル匈ーウム等
の金属セッケン類等が包含される。
さらに寸だ、必要に応じて配合しうる抗酸化剤の例とし
ては、フェノール系抗酸化剤、例えば2、6−ジーt−
ブチル−p−クレゾール、4。
4′−チオビス−(3−メチル−6−t−ブチルフェノ
ール)、212−ソ(4−ヒドロキシフェニル)fロパ
ン、1,1.3−トリス−(2−メチル−4−ヒドロキ
シ−5−t−ブチルフェニル)ブタン、オクタデシルニ
3−(3,s−ジ−t−フチルー4−ヒドロキシフェニ
ル)fロビオネート、ぺ/タエリスリトールーテトラー
(3.5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
−フロビオネート、1,3.5−)リス(4−t−ブチ
ル−3−ヒドロキシ−2,6−ヅメチルペンノル)イン
シアヌレート、トリス−(3,5−ジ−t−ブチル−4
−ヒドロキシペンツル)インシアヌレート;チオジグロ
ピオン酸エステルたとえば、ソーnードデシルーチオソ
グロビオネート、ヅーnーオクタデシルーチオソグロビ
オネート、脂肪族サルファイド及びヅサルファイドたと
えばソーn−ドデシルサルファイド、ノーn−オクタデ
シルサルファイド、ノーn−オクタデシルサルファイド
;脂肪族、芳香族又は脂肪族−芳香族ホスファイト及び
チオホスファイトたとえば、トリーn−ドデシル−ホス
ファイト、トリス(n−/=ニルフェニルホスファイト
、トリーn−ドデシル−トリチオホスファイト、フェニ
ル−ソーWー7’シルホスファイト、ヅーnーオクタデ
シルーペンタエリスリトールヅホスファイトなどが挙げ
られ、帯電防止剤としては、例えば四級アンモニウム塩
類、゛アミン類、イミダシリン類、アミン酸“化エチレ
ン付加体類、ポリエチレングリコール類、ソルビタンエ
ステル類等々が埜げられる。また、着色剤としては例え
ば酸化チタン、群青、フタロシアニンブルー、キナクリ
ドンレッド等が挙げられる。
さらに、本発明の被覆材には、耐ブロッキング性の改善
、赤外線の吸収及び/又は反射性を向上させる等の目的
で無機質充填剤を含ませることもできる。かかる目的で
配合しうる無機質充填剤としては、例えば、シリカ、タ
ルク、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、塩基
性炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム等が挙げられ、こ
れは単独で又は2種もしくはそれ以上組合わせて使用す
ることができる。該無機充填剤の配合量は一般に、塩化
ビニル系樹脂100重量部当りs、oi量部まで、好捷
しくけ3.0重量部以下とすることができる。
本発明の農業用被覆材は、以上に述べた軟質塩化ビニル
系樹脂組成物の基本配合成分及び前述の導電性酸化亜鉛
粉末等をロール型、バンバリー型、ヘンシェル型などの
混合機又は押出機などで充分に混合又は混練した後、カ
レンダー法、Tダイ法、インフレーション法等の通常の
成形法に従ってフィルム状に成形することにより製造す
ることができる。その際のフィルムの厚さとしては一般
に50〜200μ、好捷しくけ50〜150ミクロンの
範囲内が適当である。かくして成形されたフィルムは必
要に応じて通常の防塵加工等の表面処伸に付してもよい
本発明の農業用被覆材はまた基材がポリオレフィン系(
■脂紹成物であってもよい。たとえば、密度0900〜
0.940の低密度ポリエチレン、エチレンと酢酸ビニ
ルの共重合体又はポリオレフィンを主体とする他の相溶
性の樹脂とのブレンド物に、これらの樹脂100重量部
当たり0.05〜1.5重量部、好ましくは0.2〜1
.0重量部の紫外線吸収剤あるいは光安定剤、0.1〜
25重量部、好まし7くは0.5〜1.5重量部の防曇
剤、0.05〜1.0重量部、好ましくは0.1〜0.
5M量部の粘着防止剤等を配合したものからなることが
でき、更に、抗酸化剤、帯電防止剤、着色剤等の樹脂添
加物を必要に応じて加えることもできる。
配合しうる紫外線吸収剤としては、たとえば2−ヒドロ
キシ−4−1L−オクトキシ−ベンゾフェノン等のベン
ゾフェノン系誘導体; 2− (2’−ヒドロキシ−3
′、5/−ソーt−ブチルフェノール)−5−クロロベ
ンゾトリアソン等のベンゾトリアゾール系誘導体;その
他サルチル酸系誘導体が使用できる。まだ、安定剤とし
ては、たとえば4−ペンゾイルオキシ−2,2,6,6
−チトラメチルビペリジン等のぎペリソン誘導体; C
2+ 2′−チオビス(4−t−オクチルフエノラ))
 )−2−エチルヘキシルアミン−ニッケル等のNi錯
体等が使用できる。
該ポリオレフィン系樹脂に含有せしめることのできる防
曇剤としては、たとえばソルビタンモノステアレート、
ンルビタンモノパルミテート等のソルビタンの脂肪酸エ
ステル;グリセリンモノラウレート、グリセリンモノス
テアレート、グリセリンモノパルミテートなどのグリセ
リンの脂肪酸エステル;ポリエチレングリコールモノス
テアレート、ポリエチレングリコールモノノぐノペテー
ト等のポリエチレングリコールの脂肪酸エステル;又は
これら脂肪酸エステルのアルキレンオキサイド付加物;
ソルビタン/グリセリンの縮合物と有機酸とのエステル
等が挙げられる。
寸た、粘着防止剤としては、たとえばオレイン酸アミド
、ステアリン酸アミド、エルカ酸アミド、N 、 N/
−エチレン−ビス−ステアリン酸アミド等の脂肪酸アミ
ド類及びグリセライド系、脂肪酸エステル系等の一般の
プラスチックに添加する粘着防止剤を用いることができ
る。
基本となる前記合成樹脂に、前述の導電性酸化亜鉛粉末
及び以上の添加剤を配合するためには、通常の配合・混
合技術、たとえばリボンプレンダー、バンバリーミキサ
−1その他の配合・混合機を使用することができ、それ
から、フィルムを製造するだめには、通常のフィルムの
製造方法、たとえば押出成形法、インフレーション法な
どを適宜採用することができる。
以上に述べた如くして製造される本発明のフィルムは、
導電性酸化亜鉛粉末が分散配合されているにもかかわら
ず、透明性に優れており、400〜70otLrn間の
波長の可視光線域における全光線平均透過率は少なくと
も60チ、好ましくは70チ以上、さらに好ましくは8
0チ以上でありうる。
以上に述べた本発明の農業用被覆材は、後記実施例から
明らかなように、保温力に優れているのみならず、可視
光線域の光線透過率及び低温時のフィルム強度において
も優れており、農作物、例えばイチゴ、ナス、メロン、
ピーマン、キュウ1ハトマド等の施設栽培、特に促成栽
培又は省エネルギー栽培におけるノ・ウスの内又は外張
り用として、或いはトンネル被覆用又はマルチング用と
して広範に使用することができる。特に導電性酸化亜鉛
微粉末の配合量が比較的多く可視光線域の平均透過率が
低い被覆材はハウスの内張り用として夜間及び早朝のみ
被覆し日中ははずすようにしてもよい。
次に参考例及び実施例により本発明を更に説明する。
参考例1: 導電性酸化亜鉛の製造法 平均粒径約1.3μの酸化亜鉛粉末にドープすべき金属
を含む有機金属化合物を加え、耐熱性焼成容器に仕込み
、ガス導入口よりチッ素ガスを導入し、約1000℃ま
で加熱して1時間焼成した。
この間力゛ス導入口を閉じ、ガス排出口を開放して生成
ガスは大気中に開放した。焼成後、ガス導入口よりチッ
素ガスを導入し、容器内を非酸化性雰囲気に保ちつつ冷
却した。
実施例1 平均重合度1300のポリ塩化ビニルフィルムをベース
にし率、これに下記の添加剤を配合した後、8インチ2
本ロールを用いて17s’cで5分間混練し、0.05
 vm+厚さの軟質ポリ塩化ビニル樹脂フィルムを作成
した。
ジオクチルフタレート 50重量部 (チッソ社製) トリクレソルホスフエート 4重量部 (ストファージャパン社製) エポキシ樹脂 「Al4134J 2重量部(大日本イ
ンキ社製) ソルビタンモノパルミテー) 1.5重量部(丸物油化
社製) K201B」 (白石カルシウム社製)含む。
実施例2 基本配合は実施例1と同じとし、ただし導電性酸化亜鉛
の量を50重量部としだ。
実施例3 基本配合は実施例1と同じとし、ただし導電性酸化亜鉛
の代りに、前記参考例で述べた方法で製造し、たガリウ
ムを酸化亜鉛を基準にして1.71原子φ含む導電性酸
化亜鉛3.0重量部用いた。
実施例4 基本配合は実施例1と同じとし、ただし導電性酸化亜鉛
の代りに、前記参考例で述べた方法で製造したインジウ
ムを絃化亜鉛を基準にして1.71原子係含む導電性酸
化亜鉛3.0重量部用いた。
比較例1 基本配合を実施例1と同じとし、ただし導電性酸化亜鉛
を除いた。
比較例2 基本配合は実施例1と同じとし、ただ[7導電性酸化亜
鉛の代りに通常の非導電性酸化亜鉛3.0重量部用いた
比較例3 基本配合は実施例1と同じとし、ただし導電性酸化亜鉛
の代りに硫化亜鉛30重量部用いた。
比較例4 基本配合は実施例1と同じとし、ただし導電性酸化亜鉛
の代りに、−酸化マンガン3.0重量部用いた。
実施例5 酢酸ビニル含量が15係で密度が0,94で且つメルト
インデックスがZOのエチレン−酢酸ビニル共重合体(
日本エニカー社製、NVC−8450)に下記の添加剤
を配合した後、90關押出機(T−グイ、押出温度18
0℃)を用いて厚さ0.05mmのエチレン−酢酸ビニ
ル共重曾体フィルムを作成17た。
グリセリンモノステアレート1.5重量部(丸物油化社
製) ブ102J (白石カルシウム社製) エルカ酸アミド 0.07重量部 導電性酸化亜鉛 「導電性 1.0重量部亜鉛華1」 
(本荘ケミカル社製) 実施例6 基本配合は実施例5と同じとし、ただし導電性酸化亜鉛
の量を3.0重罰部とした。
実施例? 基本配合は実施例5と同じとし、ただし導電性酸化亜鉛
の代りに、前記参考例で述べた方法で製造したガリウム
を酸化亜鉛を基準にして1.71原子係含む導電性酸化
亜鉛3.0重量部用いた。
実施例8 基本配合は実施例5と同じとし、ただし導電性酸化亜鉛
の代りに、前記参考例で述べた方法で製造したイ/ヅウ
ムを酸化亜鉛を基準にして1.71原子チ含む導電性酸
化亜鉛3.0重量部用いた。
比較例5 基本配合は実施例5と同じとし、ただし導電性酸化亜鉛
を除いた。
比較例6 基本配合は実施例5と同じとし、ただし導電性酸化亜鉛
の代りに、通常の非導電性酸化亜鉛3.0重量部を用い
た。
比較例7 基本配付は実施例5と同じとし、ただし導電性酸化亜鉛
の代りに、硫化亜鉛3.0重量部を用いた。
比較例8 基本配合は実施例5と同じとし、ただし導電性酸化亜鉛
の代りに、−酸化マンガン30重量部を用いた。
実施例9 密度が0.918でメルトインデックスが20の低密度
ポリエチレン(日本エニカー社製、IG S −261
)をペースにし、これに下記の添加剤を配合した後、9
0wn押出機(T−ダイ、押出温度180℃)を用いて
0.05酊厚さの低密度ポリエチレンフィルムを作成し
た。
グリセリンモノステアレート1.5重量部(丸物油化社
製) プ102J (白石カルシウム社製) ステアリン酸アミド 0607重量部 導電性酸化亜鉛 「導電性亜鉛華1.Jt、o重量部(
本荘ケミカル社製) 実施例10 基本配合は実施例9と同じとし、ただし導電性酸化亜鉛
の量を3.0重量部とした。
実施例11 基本配合は実施例9と同じとし、ただし導電性酸化亜鉛
の代りに、前記参考例で述べた方法で製造したガリウム
を酸化亜鉛を基準にして1.71原子係含む導電性酸化
亜鉛3.0重量部を用いた。
実施例12 基本配合は実施例9と同じとし、ただし導電性酸化亜鉛
の代りに、前記参考例で述べた方法で製造したインジウ
ムを酸化亜鉛を基準にして1.71原子チ含む導電性酸
化亜鉛3.0重量部を用いた。
比較例9 基本配合は実施例9と同じとし、ただし導電性酸化亜鉛
を除いた。
比較例10 基本配合は実施例9と同じとし、ただし導電性酸化亜鉛
の代りに、通常の非導電性酸化亜鉛30重量部を用いた
比較例11 基本配合は実施例9と同じとし、ただし導電性酸化亜鉛
の代りに、硫化亜鉛3.0重量部を用いた。
比較例12 基本配合は実施例9と同じと17、ただし導電性酸化亜
鉛の代りに、−酸化マンガン3.0重量部を用いた。
参考例2: フィルムの特性の測定 前記実施例及び比較例で得られたフィルムについて下記
の方法で保温性能を比較した。
〔保温性能の測定方法〕
20α×20例の開口部をもつ厚さ10−の発泡ポリス
チレンで取り囲まれた箱を一定温度に保たれた恒温恒湿
室に設置し、その開口部を前記実施例及び比較例で得だ
フィルムで密閉し、箱内にセットした発熱体に安定化電
源を通じて電力を供給した時のフィルム内外の温度差を
測定し比較する。
結果を下記H−l乃至表−3にまとめて示す。
また、前記実施例1,2及び4並びに比較例1及び2で
得られたフィルムの波長別全光線透過率曲線を第1図に
示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1,2及び4並びに比較例1及び2で得
られたフィルムの波長別全光線透過率曲線を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アルミニウム、ガリウム及びインジウムからなる群より
    選ばれる少ガくとも1種の金属を酸化亜鉛を基準にして
    0.01〜5原子ノや一セントの量で含有する導電性酸
    化亜鉛粉末を配合した合成樹脂フィルムからなり、40
    0nm〜7 0 0 nm間の波長の光の全光線平均透
    過率が少なくとも60LIJであることを特徴とする農
    業用被覆材。
JP58114366A 1983-06-27 1983-06-27 農業用被覆材 Granted JPS606739A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0560654U (ja) * 1992-01-08 1993-08-10 トヨタ自動車株式会社 鋳造用給湯スリーブ
JP2020068684A (ja) * 2018-10-30 2020-05-07 三菱ケミカルアグリドリーム株式会社 農業用フィルム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5742756A (en) * 1980-08-28 1982-03-10 Sumitomo Chem Co Ltd Agricultural covering material

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