JPS606696B2 - 炭化水素の低温水蒸気改質用触媒の製造法 - Google Patents

炭化水素の低温水蒸気改質用触媒の製造法

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JPS606696B2
JPS606696B2 JP55097961A JP9796180A JPS606696B2 JP S606696 B2 JPS606696 B2 JP S606696B2 JP 55097961 A JP55097961 A JP 55097961A JP 9796180 A JP9796180 A JP 9796180A JP S606696 B2 JPS606696 B2 JP S606696B2
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洋夫 松岡
誠一 松岡
昭男 古田
俊哉 奥村
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  • Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は炭化水素の低温水蒸気教質反応に使用する触媒
の製造方法に関するものであって、更に詳しくは、Ni
○−Ce02−AI203触媒の製造法の改良に係る。
炭化水素の低温水蒸気改質反応に、Ni0一Ce02−
AI203触媒が有効であることは公知であって、この
種の触媒の製造法についても、従来から幾つかの方法が
提案されている。例えば、特公昭40−11047号公
報には、ニッケルの硝酸塩とアルミニウムの硝酸塩を溶
かした水溶液に、重炭酸アンモニウムを加えてニッケル
成分とアルミニウム成分を共沈させ、しかる後得られた
沈澱物にセリウムの硝酸塩を加えて乾燥、焼成する方法
が紹介されている。また特開昭53−31590号公報
には、上に紹介した方法のほか(i)ニッケル、セリウ
ム、アルミニウムの各塩の混合溶液に、アルカリ溶液を
加えて3成分混合沈澱を得、これを乾燥、焼成する方法
、(ii〕アルミニウム塩溶液からアルミニウム成分を
沈澱させ、この沈澱を含む溶液にニッケル塩及びセリウ
ム塩の混合溶液を加えて3成分混合沈澱を得、これを乾
燥、焼成する方法、(iii)アルミニウム塩及びセリ
ウム塩の混合溶液から2成分混合沈澱を得、この沈澱を
含む溶液にニッケル塩溶液を加えて3成分混合沈澱を生
成させ、これを乾燥、焼成する方法、Gのアルミニウム
塩溶液からアルミニウム成分をまず沈澱させ、この沈澱
を含む溶液にセリウム塩溶液を加えて2成分混合沈澱を
生成させ、次いでこの2成分混合沈澱を含む漆液にニッ
ケル塩溶液を加えて3成分混合沈澱を得、これを乾燥、
焼成する方法などが教示され、このうちqのの方法が高
活性の触媒を取得するうえで好ましいとされている。上
記の従来法は何れもNi○−Ce02−AI203触媒
のアルミナ源を水溶性アルミニウム塩に求めた例である
が、アルミニウム塩に代えてアルミナを使用し、これに
ニッケルその他の金属活性成分を担持させて触媒を製造
する方法も知られており、この方法ではアルミナとして
触媒担体に汎用されているQ−アルミナが専ら使用され
ている。
本発明は触媒担体に汎用されて来たQーアルミナに代え
て、y−アルミナ又はべーマィトを使用し、これにニッ
ケル成分とセリウム成分を共沈法によって担持させるこ
とにより、従来のNj○−Ce02−AI203触媒よ
りも活性が高く、しかもバッチ毎に触媒性能が変動する
ことのないNi○−Ce02−AI203触媒の製造法
を提案する。
本発明者らが行なった研究によれば「ニッケル成分をア
ルミナに担持させた形の触媒を製造する場合、上記の特
公昭40−11047号公報及び特開昭53−3159
び号公報の如く、アルミナ源にアルミニウム塩を使用す
ると、触媒の製造過程でニッケルとアルミニウムが複塩
(Ni−AIハイドロタルサィト)を形成し、この穣塩
は焼成により極めて難還元性の酸化物(NiA1204
スピネル)に変化するため、触媒活性に悪影響を及ぼす
こと、しかも前記の複塩はバッチ毎に組成が微妙に変化
するため、一定性能の触媒を取得し難いことなどの知見
を得た。さらにアルミナ源にQ−アルミナ又はジプサィ
トを使用すると、前記した複塩の生成は回避できるもの
の、この場合にはニッケル成分などの担体への分散が悪
いため、触媒活性が必ずしも充分ではないことを確認し
た。従って、本発明では触媒坦体としてyーアルミナ又
はべーマィトを使用し、これにニッケル成分とセリウム
成分が共沈法によって担特せしめられる。
担体にべーマイトを使用する場合は、そのべーマイトは
キセロゲルであることが好ましい。ニッケル成分とセリ
ウム成分を担体に担持させるには、本発明では共沈法を
採用することが必須であって、ニッケル成分とセリウム
成分を別々に担体に沈着させたのでは、所期のNiO−
Ce02−山203触媒を得ることができない。ニッケ
ル成分とセリウム成分の共次には常法通り、ニッケル塩
とセリウム塩を水に溶解した溶液が使用され、当該溶液
に上記の触媒担体又はその水性分散液を添加し、これに
苛性ソーダ、炭酸ソーダなどのアルカリ水溶液を注加す
れば、ニッケル成分とセリウム成分を担体に沈着させる
ことができる。上記のニッケル塩及びセリウム塩として
は、水潟性塩が使用されることは勿論であるが、後段の
洗浄操作を考慮すると「硝酸塩の使用が推奨される。。
担体としてのy−アルミナ又はべーマィトの使用量と、
ニッケル塩及びセリウム塩の使用量は、最終的に得られ
るNj○−Ce02−AI203触媒のNi02量が3
0〜8肌t%、Ce02量が1〜3仇れ%、山203量
が1〜7肌t%の範囲に収まるよう調製される。
ちなみに、Ni0量が3肌t%未満では活性が低く、8
肌t%を越えると耐熱性が低下する。またCe02量が
lwt%未満ではその促進剤としての効果が得られず、
3小れ%以上では触媒性能に悪影響を与えることはない
けれども、触媒がコスト高になる。共沈法によってニッ
ケル成分とセリウム成分をy−アルミナ又はべーマィト
に沈着させた後は、常法通り沈澱物を樋別、洗浄して乾
燥し、次いで乾燥物を通常は所望の形状に成型した後、
焼成することにより、本発明のNi○−Ce02−AI
203触媒を得ることができる。
焼成温度は350〜60000の範囲であることが好ま
しい。こうして得られる本発明の触媒は、炭化水素の低
温水蒸気改質反応に使用して優れた触媒活性を発揮する
この場合の原料炭化水素としては、平均炭素数が2〜1
4好まし〈は2〜10の炭化水素が使用され、原料炭化
水素の炭素1グラム原子当り0.5モル以上、好ましく
は0.8〜2.0モルの水蒸気と共に触媒床に供給する
ことにより、メタン、水素、炭酸ガス及び一酸化炭素を
含むガスを得ることができる。反応条件としては、一般
に350〜550℃程度の反応温度と、大気圧以上、好
ましくは5kg′のG以上の反応圧力が採用される。本
発明の方法によって製造される触媒は、後述の触媒使用
例からも明らかな通り、従来のNi○−Ce02−AI
203触媒よりも高活性であると共に、その性能がバッ
チ毎に殆んど変動しない。
この優れた効果は、既述した複塩が触媒の製造過程で生
成されることがなく「しかもニッケル成分とセリゥム成
分が均一混合状態で担体に沈着するため、触媒使用中の
物性変化が、例えばNi乃至はCe02の結晶成長が抑
制されるためにもたらされるものと推定される。触媒製
造例 1 硝酸ニッケル2900夕と硝酸セリウム190夕を水1
のこ溶解し、この溶液にyーアルミナ(7000におけ
るlmol/その炭酸ソーダ水溶液に対する熔解量:1
50の9/100叫 min)670夕を加えて懸濁し
たのち、炭酸ソーダの水溶液をpH9になるまで滴下し
沈澱を生成させた。
沈澱温度は70±5℃であった。沈澱終了後70qCで
6び分間熟成し、櫨過、洗浄後11000で1虫時間乾
燥した。
得られた乾燥物を成型後50000で4時間焼成して触
媒とした。上と全く同様な手順をさらに4回線返して、
合計5バッチから触媒一1を得た。触媒の組成は何れも
Ni050%、Ce025%、AI20345%(重量
)であった。なお、乾燥沈澱物にはX線回折によりニッ
ケルーアルミニウムの複塩の生成は認められなかつた。
触媒製造例 2〜4 上の製造例1に用いたッーアルミナに変えてQ−アルミ
ナ、アルミナゾル、擬べーマィトキセロゲルを用いた以
外は製造例1と同機にして次の触媒を得た。
触媒−2 Q−山203 触媒−3 アルミナゾル 触媒−4 擬べーマィトキセロゲル 触媒組成は全てNi○:Ce02:AI203=50:
5:45(重量)であった。
これらの乾燥沈澱物をX線回折測定したところ、触媒−
3にはニッケルーアルミの複塩の生成が認められ、触媒
−2,4には認められなかった。
なお、触媒−4の製造は製造例1の場合と同様、合計5
バッチについて行ない、5種類の触媒を得た。
触媒製造例 5 硝酸ニッケル2900夕と硝酸セリウム190夕及び硝
酸アルミニウム2500夕を水15のこ溶解し、この溶
液に炭酸ソーダの水溶液をpH9になるまで滴下し、沈
澱を得た。
以後の操作は製造例1と同機に行ない、触媒−5を得た
。触媒組成はNi○:Ce02:AI203i50:5
:45(重量)であった。
この触媒の乾燥沈澱物にはX線回折測定によりニッケル
ーアルミニウムの榎塩の生成が認められた。なお、本例
でも製造例1の場合と同様、合計5バッチについて触媒
製造を行なった。
触媒製造例 6 硝酸セリウム190夕を水2〆に溶解し、これに製造例
1で用いたものと同様のy−AI203670夕を加え
て懸濁させた。
ついでpH9になるまで炭酸ソーダの水溶液を加えて、
セリウム成分を沈澱させた。このセリウム、アルミニウ
ム成分の沈澱を含む液に、硝酸ニッケル2900夕の8
ク溶液と炭酸ソーダ溶液をpH9に調節しながら加え、
ニッケル、セリウム、アルミニウム三成分を含む沈澱を
得た。
沈澱以降の操作は製造例1と同機の方法で触媒一6を得
た。触媒組成はNi○三Ce02:AI203=50:
5:45(重量)であった。
又、乾燥沈澱物にはX線回折測定の結果、ニッケルーア
ルミニウムの複塩は生成していなかった。触媒製造例
7 硝酸ニッケル2900夕を水10夕に溶解し、これに製
造例1で用いたものと同様のy−AI203670夕を
加えて懸濁させた。
ついでpH9になるまで炭酸ソーダの水溶液を加えてニ
ッケル成分を沈澱させた。このニッケル、アルミニウム
成分の沈澱を含む液に、硝酸セリウム190夕の1と溶
液と炭酸ソーダ溶液をpH9に調節しながら加え、ニッ
ケル、セリウム、アルミニウム三成分を含む沈澱を得た
。沈澱以降の操作は製造列1と同様の方法で触媒−7を
得た。触媒組成はNi○:Ce02:N203=50:
5:45(重量)であった。又、乾燥沈澱物にはX線回
折測定の結果、ニッケルーアルミニウムの複塩は生成し
ていなかった。触媒製造例 8 硝酸アルミニウム1470夕を水2そに溶解しこの溶液
に炭酸カリウムの水溶液を加え、pH6まで上げて、ア
ルミニウム成分を沈澱させた。
このアルミニウム成分の沈澱物を含む溶液に硝酸セリウ
ム56夕の0.5ク水溶液を添加し、さらに炭酸カリウ
ムの溶液を滴下してpH8とした。ついで、このセリウ
ム成分とアルミニウム成分との沈澱物を含む溶液に、硝
酸ニッケル862夕の2〆水簿液と炭酸カリウムの水溶
液とを同時に滴下した。沈澱は70±5℃で行なった。
得られたニッケル、セリウム、アルミニウム成分を含む
沈澱を製造例1と同様の方法で猿週、洗浄、乾燥、成型
、焼成して触媒とした。触媒組成はNi○:Ce02:
AI203=50:5:45(重量)であった。この触
媒の乾燥沈澱物には×線回折測定によりニッケルーアル
ミニウムの複塩の生成が認められた。本例でも製造例1
の場合と同様、合計5バッチからそれぞれ触媒−8を得
た。
触媒製造例 9 硝酸ニッケル862夕および硝酸アルミニウム1470
夕の6〆水溶液を加熱沸騰し、この溶液に1500夕の
重炭酸アンモニウムを加えて、ニッケル成分とアルミニ
ウム成分を含む沈澱を得た。
沈澱物を穂別後、少量の水に溶かした硝酸セリウム56
夕を混合した。乾燥以後の操作は製造例1に同様にした
。触媒組成はNj○:Ce02:AI203=50:5
:45(重量)であった。
この触媒の乾燥沈澱物には×線回折測定によりニッケル
ーアルミニウムの榎塩の生成が認められた。本例も製造
例1の場合と同様、合計5バッチについて触媒製造を行
なった。
触媒製造例 10〜15 ニッケル、セリウム、アルミニウムの各成分の含有割合
を変え製造例1と同様にして次の触媒を製造した。
触媒−IONi○:Ce02:AI203=90:5:
5(重量)触媒−11Ni○:Ce02:AI203=
80:5:15(重量)〃 −12 〃 =7
0:10:20(〃 )〃 −13 〃 =即
:10:40(〃 )〃 一14 〃 =30
:10:60(〃 )〃 −15 〃 =20
:10:70(〃 )触媒製造例 16〜20焼成温度
を変えた以外は製造例1と同様にして次の触媒を得た。
触媒−16 焼成温度30000 〃 −17 〃 35000 〃 −18 〃 400qO 〃 一19 〃 600q〇 〃 −20 〃 70000 触媒組成はNi○:Ce02:AI203=50:5:
45(重量)であった。
触媒製造例 21〜23 y−アルミナに変えてチタニア、シリカ、ジルコニアを
用いて製造例1と同様にして次の触媒を得た。
触媒−21Ni○:Ce02:Ti02=50:5三4
5(重量)触媒−2がi○:Ce02:Sj02=50
:5:45(重量)〃 −23Ni○;Ce02;Zr
02= 〃(″)触媒製造例 24,25 硝酸セリウムの代り‘こ硝酸ランタン或いは硝酸ネオジ
ウムを用い製造例1と同機にして次の触媒を製造した。
触媒−24Ni○:い203:AI203=50:5:
45(重量)〃 −2州毛0:Nも03:山203=
〃(〃)反応試験例上記の製造例で得た各触媒の反
応試験は流通式の高圧断熱装置を用いて行なった。
反応成績は反応管内に温度計を挿入し「温度分布より反
応終了点を決定する方法で評価した。触媒活性は単位時
間当りに一定量の炭化水素を処理するのに必要な触媒重
量(W/F:k9・cal.hノk9Hydrocar
bon)で示し「 この値が小さいほど活性が高いこと
を意味する。反応条件は次の通りである。
水蒸気/ナフサ(molノCatom) 1.
5触媒層入口温度 45000
反応圧力 12tm用いた
ナフサは最終沸点90o0の蟹質ナフサであった。
各触媒についての反応成績を表1に示すが、触媒1,4
,5,8,9については同一の触媒について各々5回づ
つ製造したのでそれらの反応成績を併せて示す。なお、
活性は反応開始後10畑時間目の値である。表1 上表から明らかな通り、まず触媒−1から触媒一9まで
(これらは何れも組成が重量比でNi○:Ce○2ミA
I203=50:5:45である)を比較すると、本発
明の方法で製造された触媒−1及び触媒−4は、高活性
であって、しかもバッチ毎に触媒活性が殆ど変化しない
これに対し、Ni成分とCe成分を共枕させてはいるが
、担体にQーアルミナを用いた触媒−2と、アルミナゾ
ルを用いた触媒−3は活性が低い。また、アルミナ源に
アルミニウム塩を用いた触媒−5,8,9は「何れも低
活性であると共に、バッチ毎に触媒活性が少なからず変
動する。そしてまた担体にy−アルミナを使用しながら
も、Ni成分とCe成分を共沈させていない触媒−6,
7は活性が低い。次に触媒−10から触媒−15までを
対比すると、本発明の触媒組成はNj○:Ce02:A
I203=30〜80:1〜30:1〜70(重量)の
範囲が適当であることが解り、触媒一16から触媒−2
0までの対比からは、焼成温度を350〜60000の
範囲とすることが好ましいことが鱗る。
そして触媒−21から触媒一25までを触媒一1及び触
媒−4と対比すると、触媒担体としてはyーアルミナ又
はべーマイトが、促進剤成分としてはセリウムがそれぞ
れ好ましいことが解る。触媒製造例 26 硝酸ニッケル2900夕と硝酸セリウム190夕を水1
0のこ溶解し、この溶液にy−アルミナ(70qoにお
けるlmol′その炭酸ソーダ水溶液に対する溶解量;
150の9/100羽‘ soln)670夕を加えて
懸濁したのち、苛性ソーダの水溶液をpH9になるまで
滴下し沈澱を生成させた。
沈澱温度は70±5℃であった。沈澱終了後7000で
6粉ふ間熟成し、櫨過、洗浄後110ooで1虫時間乾
燥した。
得られた乾燥物を成型後50000で4時間焼成して触
媒とした。上と全く同様な手順をさらに4回線返して、
合計5バッチから触媒を得た。触媒の組成は何れもNi
050%,Ce025%,AI20345%(重量)で
あった。なお、乾燥沈澱物にはX線回折によりニッケル
ーアルミニウムの複塩の生成は認められなかった。次に
各バッチから得られた各触媒それぞれについて、その触
媒活性を先に示した反応試験例に準じて評価したところ
、W/Fは0.15,0.17,0.18,0.15,
0.18となった。
触媒製造例 27 AI203合量7肌t%の擬べ‐マィト113のこ成型
助剤を加え、さらに5%硝酸30夕を加えて60ooで
2時間濃練した。
次いで、鎖酸ニッケルの結晶110夕と硝酸セリウムの
結晶36夕を加えて1時間混線し、成型後50000で
4時間焼成してNi○:Ce02:AI203=20:
10:70(重量)の組成を有する触媒を得た。この触
媒の活性を先に示した反応試験例に準じて評価したとこ
ろ、W/Fは0.72であり、同一組成の触媒−15に
比較して低活性であった。
触媒製造例 28硝酸ニッケル110夕と硝酸セリウム
36夕を水80ccに溶解し、これをy−アルミナ10
0夕に含浸させた後「 11000で14時間乾燥し〜
次いで50000で4時間焼成してNj○三Ce02
:AI203=20:10:70(重量)の組成を有す
る触媒を得た。
この触媒の活性を先に示した反応試験例に準じて評価し
たところ「W/Fは0.63であり「同一組成の触媒−
16に比較して低活性であった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水にニツケル塩とセリウム塩を溶解した溶液を用い
    てニツケル成分とセリウム成分をγ−アルミナ又はベー
    マイトに共沈法によつて担持させた後、これを洗浄して
    乾燥し、次いで成型してから焼成してNiO−CeO_
    2−Al_2O_3触媒を得ることを特徴とする炭化水
    素の低温水蒸気質用触媒の製造法。 2 ニツケル塩及びセリウム塩がそれぞれ硝酸塩である
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 焼成温度が350〜600℃である特許請求の範囲
    第1項記載の方法。 4 NiO−CeO_2−Al_2O_3触媒が30〜
    80wt%のNiOと1〜30wt%のCeO_2と1
    〜70wt%のAl_2O_3を含有する特許請求の範
    囲第1項記載の方法。
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JP5659537B2 (ja) * 2010-03-31 2015-01-28 新日鐵住金株式会社 タール含有ガスの改質用触媒及びその製造方法、並びにタール含有ガスの改質方法
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