JPS6066185A - ガス冷却型原子炉の炉床部 - Google Patents

ガス冷却型原子炉の炉床部

Info

Publication number
JPS6066185A
JPS6066185A JP58173715A JP17371583A JPS6066185A JP S6066185 A JPS6066185 A JP S6066185A JP 58173715 A JP58173715 A JP 58173715A JP 17371583 A JP17371583 A JP 17371583A JP S6066185 A JPS6066185 A JP S6066185A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbon
graphite
gas
oxidation
hearth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP58173715A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0126039B2 (ja
Inventor
春雄 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Electric Corporate Research and Development Ltd
Fuji Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd, Fuji Electric Corporate Research and Development Ltd, Fuji Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP58173715A priority Critical patent/JPS6066185A/ja
Publication of JPS6066185A publication Critical patent/JPS6066185A/ja
Publication of JPH0126039B2 publication Critical patent/JPH0126039B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Ceramic Products (AREA)
  • Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は例えばヘリウムガス冷却型原子炉などに用いら
れる構造用炭素材料に関する。
〔従来技術とその問題点〕
例えばヘリウムガス冷却型原子炉などでは、炉心出口温
度が700〜1000℃の高温となるため、炉内の構造
材料は、主としてこのような高温においても良好な安定
性を保つことができる黒鉛材料が用いられるのが普通で
ある。第1図はヘリウムガス冷却型原子炉の一種である
高温ガス炉の炉心構造を示した縦断面図である。炉心構
造は第1図に示すように制御ブロックCBと、これを囲
む標準燃料ブロックFBとが組合せ配置され、これらの
外SR,さらにその外周にコアバレルBが設けられ、固
定反射体ブロックSRを炉心拘束腕CBAによってコア
バレルBに固定し、全体が圧力容器PVで取シ囲まれて
いる。このような構成からなる炉心構造体において制御
ブロックCBと標準燃料ブロックFBによ多形成される
燃料取り扱い領域内の燃料は各ブロックの中心上に設け
たスタンドパイプSPを通じて出し入れされる。また標
準燃料ブロックFBは第1図に示すように士数段に稍み
上げられてコラムを形成している。この標準態別ブロッ
クFBと可動反射体ブロックMRおよび固定反射体ブロ
ックSRはそれぞれ黒鉛が用いられる。
一方このような炉心構造体においては、冷却ガスは圧力
容器、Pvの底部に接続された入口管IPから導入され
、炉心の周囲、すなわち制御ブロックCB、標準燃料ブ
ロックFBおよび反射体ブロックMR,SRなどからな
る炉心プ四ツクと圧力容器I)Vとの間隙を上方へ流れ
、次いで炉心ブロックの上部から標準燃料ブロックFB
中に設けられた冷却拐心の下方においてこれを支えてい
る高温プレナムHPに集まり、その後炉床部RFに接続
された出口管OPを介して、炉外すなわち圧力容器PV
の外部へ流出するように構成されている。
上記のガス流路に対して問題となるのは、高温プレナム
HPの下方に位置する炉床部RFは上部は約1000℃
の出口ガスに接するのに対し、下部では約400℃の入
口ガスに接しているので炉床部RFの上下面に約600
℃の温度差が生じていることであシ、ここを逃逸する熱
流束が大きい場合は、出口ガス温度の低下や入口ガス温
度の上昇が誘起されることにより、原子炉内の伝熱流動
釉性の変動や炉床部近傍の構造物の健全性を損うおそれ
がある。
この対策として炉床部の材料には、黒鉛よシ熱伝導率の
小さい炭素が用いられる。周知のように炭素は最終焼成
温度が通常800〜1300℃であシ、250.0〜3
000℃で焼成される黒鉛に比べて黒鉛化が進行せず結
晶化が十分性われていないので結晶構造的に不完全な拐
料である。炭素はこの結晶構造の不完全さのために黒鉛
よシも熱伝導率が小さくなるが、同時に結晶構造の不完
全さに基づく欠隔が酸化反応における活性点となる。す
なわち炭素と雰囲気ガスとの酸化反応は、活性点に吸糸
した酸素がCOやCO2として脱離することにより行わ
れるのであるが、炭素は黒鉛に比べて活性点が多いため
に雰囲気ガスによる酸化反応速度が大きくなシ、その値
は炭素は黒鉛の10〜100倍にもなるという欠点を有
している。
例えば、黒鉛および炭素羽村の空気による酸化反応速度
の温度依存性を示すと、一般的な顔向として第2図のご
とくなる0但し酸化速度の値は黒鉛、炭素材料の銘柄や
雰囲気条件などにより異なるものである1゜ 第2図からも炭素材料の方が黒鉛月相よシ眼化速度が大
きいことがわかるが、第2図におりるそれぞれの曲線に
は屈曲点を有しておシ、図中にこの屈曲点で形成される
領域を1.2.3の記号を付して辰わしている。黒鉛材
料や脚素拘料の酸化反応は三つの過程に分けて考えるこ
とができ、この関係を表わした第3図の模式的説明図に
第2図と対応して1,2.3の同一記号の領域を示しで
ある。第3図におけるAは黒鉛または炭素材料。
Bは境界層を表わす。この酸化過程を第2図、第3図を
併用して説明すると、1領域の過程は第3図における材
料表面を空気が流れるときに、材料表面と材料表面近傍
に停滞する空気との境界層における酸素の拡散であシ、
2領域の過程は材料に存在する気孔内の酸素の拡散、3
領域の過程は材料の活性点と酸素との化学反応である。
第2図の曲線において温度が上昇するにしたがって、3
,2.1の順にそれぞれの過程が全体の反応の律速過程
となることが知られており、炭素材料の反応速度の温度
依存性は550℃で折れ曲シが認められるが、それ以上
の温度では2.それより低い温度では3の過程に律速さ
れる。同様に700℃イτJ近でも折れ曲シが認められ
るが、これ以上の温度では1の過程が律速となる。黒鉛
拐料の反応速度は、炭素材料よシも小さいが、特性曲線
は炭素拐料と同様の原因による折れ曲シが見られるO ヘリウムガス冷却型原子炉内の雰囲気は通常運転中はへ
リクムガスである。ヘリウムガスは不活性であるから、
ヘリウムガス自体が直接黒鉛や炭素羽村と反応すること
はないが、ヘリウムガス中に含まれる徴魚の酸化性不純
物例えばH2O,CO2゜02などKよシ、炉内の黒鉛
、炭素羽村は酸化腐食される可能性がある。また、例え
ば−重重却ガス回路の破断などの事故によシ、炉外から
空気が侵入した場合には空気中の酸素にょシ、炉内の黒
鉛。
炭素拐料は激しい酸化腐食を受けるが、炉床部拐料に炭
素を使用したときには、前述のように炭素材料は黒鉛よ
りも酸化反応速度が大きいために、とくに激しく、酸化
腐食されることになる。腐食された炭素羽村の強度が低
1することにょシ、炉心荷重を支持できなくなると、炉
心全体が崩壊するという危険性が生じ、これは原子炉の
安全性の点で極めて大きな問題である。
第4図はヘリウムガス冷却型原子炉に従来用いられてい
る代表的炭素材料の酸化減音と圧縮強度の関係を示した
ものである0この炭素材料は原料に黒鉛化の進んだ粒子
を用いて炭素質の結合剤で焼結したものである。この種
の材料は酸化を受けたとき、黒鉛化の進んでいない結合
剤の部分が優先的に酸化されるために、比較的小さな酸
化減量でも圧縮強度の減少が著しく、第4図にみられる
ように約25チ酸化されると圧縮強度は殆どゼロとなる
0炭紫利料としては、この他に黒鉛質の粒子を含まない
ものもあるが、このような材料では酸化速度がさらに大
きい。
〔発明の目的〕
不発l1lIJ#′i上述の点に鑑みてなされたもので
あシ、その目的はガス冷却型原子炉へ空気が侵入した際
に、炉床部の健全性を確保できる酸化性ガスとの反応速
度の低い炉床部用炭素拐を提供することにある。
〔発明の要点〕
本発明の炭素I料は表面に酸化性ガスの拡散を抑制する
SiC皮膜を倫えたものである。
〔発明の実施例〕
以下本発明を実施例に基づき説明する。
前述した従来の炭素材料、すなわち黒鉛化の進んだ粒子
を炭素質結合剤で焼結した炭素材料を用いてこの表面に
例えば分子構造式でボロンを含有したボロンシロキサン
ポリマーを塗布し、さらに1000〜1300℃で焼成
することにより、炭素表面に50〜200μmのSiC
皮かを形成する。このSiC皮膜は気孔を有し、炭素材
料への酸化性カスの拡散を完全に防止することはできな
い。しかしながら酸化性の拡散によシSiCが^り化さ
れて8402が生成し、このSiO2がSiC層の気孔
を閉塞するので、その後はSiC層内への酸化性ガスの
拡散は進行せず、このようにして炭素羽科の酸化反応は
抑止される。この5iCffl膜を備えた炭素材料の酸
化反応速度曲線を第5図に示す。第5図にtistc皮
膜を設けてない原材料のままのもの、すなわち第2図に
も示しである炭素材料についても比較のために点線で弗
掲しておる0第5図かられかるように、炭素材料表面に
SiC皮kを設けることによシ、前述した三つの酸化過
程のうち、高温で律速される2の過程の酸化速度を減少
させることができる。
なお炭素羽村にSi&被膜を形成する方法には、上述の
ボロンシロキサンポリマーを塗布し焼成する方法に限る
ことなく、下記反応による化学蒸着法を用いてもよい。
1400℃ CHaSiC4a −一今SiC+3HC4化学蒸着法
によれば形成されるSiCの膜厚は数μmが限度である
が膜質が緻密であるから酸化性ガスの拡散を抑制するの
に有効である。但しこの方法では炭素材料の黒鉛化が進
行しないようにできる限り処理温度を低くして行うこと
が必要である。
また出発材料は炭素のみからなるものを用いてもよいこ
とは勿論である。
〔発明の効果〕
以上実施例で説明したごとく、ガス冷却型原子炉の炉床
部にSiC皮膜を表面に設けた炭素羽村を用いることに
よシ、原子炉内への空気の侵入など重大事故に際しても
、炉床部材料が空気により酸化されて強度が低下し炉心
崩壊という危険性を防ぎ、原子炉の安全運転を維持でき
るものである。
本発明によれば第5図に示した特性曲線の比較から明ら
かなように、特に550℃以上の高温における炭素羽村
の酸化反応速度を著しく改善している点に大きな効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はヘリウムガス冷却型原子炉の炉心構造を示す#
1断面図、第2図は黒鉛および炭素材料の空気による酸
化反応速度の温度依存性を示す線図。 第3図は黒鉛または炭素羽村の酸化反応過程を表わす模
式的説明図、第4図は代表的炭素材料の酸化減I:と圧
縮強度の関係を表わす線図、第5図は本発明のSiC皮
膜を設けた炭素羽村と従来の炭素材料との酸化反応速度
の比較を示した線図である。 PB・・・・・・高温プレナムブロック、HP・・・・
・・高温プレナム、RF・・・・・・炉床部、IP・・
・・・・入口管、OP・・・・・・出221尤 蓋 友(’C) 県 度 (10′/に) 第3図 第4図 除イ仁 !i (°ん)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)表面にSiC被膜が設けられた炭素材料からなるこ
    とを特徴とするガス冷却型原子炉の炉床部。
JP58173715A 1983-09-20 1983-09-20 ガス冷却型原子炉の炉床部 Granted JPS6066185A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58173715A JPS6066185A (ja) 1983-09-20 1983-09-20 ガス冷却型原子炉の炉床部

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58173715A JPS6066185A (ja) 1983-09-20 1983-09-20 ガス冷却型原子炉の炉床部

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6066185A true JPS6066185A (ja) 1985-04-16
JPH0126039B2 JPH0126039B2 (ja) 1989-05-22

Family

ID=15965787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58173715A Granted JPS6066185A (ja) 1983-09-20 1983-09-20 ガス冷却型原子炉の炉床部

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6066185A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6942060B2 (en) 2001-08-03 2005-09-13 Nec Corporation Portable information terminal device
JP2008103935A (ja) * 2006-10-18 2008-05-01 Funai Electric Co Ltd スピーカボックス

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6942060B2 (en) 2001-08-03 2005-09-13 Nec Corporation Portable information terminal device
US6964318B2 (en) 2001-08-03 2005-11-15 Nec Corporation Portable information terminal device
JP2008103935A (ja) * 2006-10-18 2008-05-01 Funai Electric Co Ltd スピーカボックス

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0126039B2 (ja) 1989-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3421660B2 (ja) 熱処理装置及びその方法
US4043945A (en) Method of producing thin layer methanation reaction catalyst
JPS6013156B2 (ja) 高温原子炉の冷却材を浄化する方法
JPS6066185A (ja) ガス冷却型原子炉の炉床部
JPS6066186A (ja) ガス冷却型原子炉の炉床部
JPH0125038B2 (ja)
US4284879A (en) Methods of containing fluids deleterious to the container
JP2004167483A (ja) 高温固定床反応器
JPS62189726A (ja) 半導体気相成長用サセプタ
JP3450033B2 (ja) 熱処理装置
JPH1072291A (ja) シリコン単結晶引き上げ装置用のルツボ
JPS59138984A (ja) ヘリウムガス冷却形原子炉のシ−ル要素
KR910006421B1 (ko) 우라늄 산화물을 부동화시켜 산화를 억제하는 방법 및 이 방법에 의한 내산화성 우라늄 제품
JP2001521871A (ja) 導波路ファイバの線引き装置及びその方法
JPS6221001Y2 (ja)
JPH05152229A (ja) 熱処理炉
JPH0543984A (ja) 耐酸化性金属箔及びその製造方法
JPH01224153A (ja) 黒鉛製連続鋳造用ノズル
JPH11211868A (ja) 被覆リチウム化合物粒
JPS646424B2 (ja)
JPS5959820A (ja) 金属精錬炉とその操業方法
JPH06163439A (ja) 半導体拡散炉用ボート及びその製造方法
JPS6067886A (ja) ガス冷却型原子炉内構造物の酸化防止装置
US6081574A (en) Void forming pyrolytic carbon coating process
JP2819149B2 (ja) 窒素含有石英ガラス粉体およびその製造法