JPS606565Y2 - ロ−タリ−バルブを備える内燃機関 - Google Patents
ロ−タリ−バルブを備える内燃機関Info
- Publication number
- JPS606565Y2 JPS606565Y2 JP12015779U JP12015779U JPS606565Y2 JP S606565 Y2 JPS606565 Y2 JP S606565Y2 JP 12015779 U JP12015779 U JP 12015779U JP 12015779 U JP12015779 U JP 12015779U JP S606565 Y2 JPS606565 Y2 JP S606565Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotary valve
- bearing
- passage
- exhaust
- internal combustion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案はロータリーバルブを備える内燃機関の改良に関
するものである。
するものである。
更に詳細には、ロータリーバルブの排気側外周を軸受で
支持し、該軸受をオイルシールにより密封するとともに
、該軸受部をクランクケースとシリンダヘッド間を繋ぐ
往復油路中に臨ませ、クランクケースから潤滑油を該軸
受部に供給し、以って軸受部の潤滑を行い、ロータリー
バルブの運転の円滑化を図るようにしたロータリーバル
ブを備える内燃機関に関する。
支持し、該軸受をオイルシールにより密封するとともに
、該軸受部をクランクケースとシリンダヘッド間を繋ぐ
往復油路中に臨ませ、クランクケースから潤滑油を該軸
受部に供給し、以って軸受部の潤滑を行い、ロータリー
バルブの運転の円滑化を図るようにしたロータリーバル
ブを備える内燃機関に関する。
内燃機関の吸・排気弁としてきのこ弁穴の弁装置に代え
て回転体により燃焼室と吸・排気通路を開閉するロータ
リーバルブは従来から知られている。
て回転体により燃焼室と吸・排気通路を開閉するロータ
リーバルブは従来から知られている。
この種のロータリーバルブは第3図に示される如く吸入
側、排気側の各ポートがロータリーバルブaに形成され
、バルブaはロータハウジングを兼ねるシリンダヘッド
bに支持されて高速回転する。
側、排気側の各ポートがロータリーバルブaに形成され
、バルブaはロータハウジングを兼ねるシリンダヘッド
bに支持されて高速回転する。
そしてバルブaはシリンダヘッドbにボールベアリング
よりなる軸受Cを介して支持され、軸受Cはバルブaの
高速回転を円滑に行うべくグリース等の潤滑油封入タイ
プのものが用いられる。
よりなる軸受Cを介して支持され、軸受Cはバルブaの
高速回転を円滑に行うべくグリース等の潤滑油封入タイ
プのものが用いられる。
ところでバルブaは、吸入側dにあっては混合気の導入
で冷却されるため、バルブ及びシリンダヘッドの冷却効
果は得られるが、排気側eにあっては燃焼排ガスにさら
されるため極めて高温となり、そのため軸受Cとシリン
ダヘッドb間に低熱伝導体よりなるカラーfを介装し、
軸受Cへの熱影響を抑制している。
で冷却されるため、バルブ及びシリンダヘッドの冷却効
果は得られるが、排気側eにあっては燃焼排ガスにさら
されるため極めて高温となり、そのため軸受Cとシリン
ダヘッドb間に低熱伝導体よりなるカラーfを介装し、
軸受Cへの熱影響を抑制している。
以上の従来のロータリーバルブは、カラーfが積極的な
冷却作用を備えないため軸受Cが熱せられ、封入された
グリースが劣化し、軸受Cの寿命が極端に低下する。
冷却作用を備えないため軸受Cが熱せられ、封入された
グリースが劣化し、軸受Cの寿命が極端に低下する。
この結果ロータリーバルブの長期に亘る円滑な作動が阻
害され、ロータリーバルブの本来の機能が損われること
となる。
害され、ロータリーバルブの本来の機能が損われること
となる。
以上のグリース封入型のボールベアリング式の軸受に代
え、ブツシュ式の軸受を用いた場合、ロータリーバルブ
の高速回転と排気による加熱で軸受との間に焼付を起し
、これ亦上記の解決とはならない。
え、ブツシュ式の軸受を用いた場合、ロータリーバルブ
の高速回転と排気による加熱で軸受との間に焼付を起し
、これ亦上記の解決とはならない。
本考案者はロータリーバルブを備える内燃機関の軸受に
おける以上の如き問題点に鑑み、これを解決すべく本考
案をなしたものである。
おける以上の如き問題点に鑑み、これを解決すべく本考
案をなしたものである。
本考案の目的は、ロータリーバルブの排気側外周を軸受
で支持し、該軸受をオイルシールにより密封するととも
に、該軸受をクランクケースとシリンダヘッドの該軸受
とを繋ぐ往復油路中に臨ませ、クランクケースから潤滑
油を該油路を介して該軸受に圧送供給するようにしたロ
ータリーバルブを備える内燃機関を提供する。
で支持し、該軸受をオイルシールにより密封するととも
に、該軸受をクランクケースとシリンダヘッドの該軸受
とを繋ぐ往復油路中に臨ませ、クランクケースから潤滑
油を該油路を介して該軸受に圧送供給するようにしたロ
ータリーバルブを備える内燃機関を提供する。
従って本考案の目的は、ロータリーバルブ排気側を支持
する軸受に潤滑油を循環する如く供給し、以って軸受の
円滑なる作動、ロータリーバルブの円滑な運転、作動を
得せしめるとともに、潤滑油は密封タイプと異って循環
し、潤滑油の劣化を防止し、又潤滑油の循環で軸受、周
辺部分を冷却し、焼付等の発生を防止し、この種内燃機
関の円滑な運転、作動を保障するようにした内燃機関を
提供する。
する軸受に潤滑油を循環する如く供給し、以って軸受の
円滑なる作動、ロータリーバルブの円滑な運転、作動を
得せしめるとともに、潤滑油は密封タイプと異って循環
し、潤滑油の劣化を防止し、又潤滑油の循環で軸受、周
辺部分を冷却し、焼付等の発生を防止し、この種内燃機
関の円滑な運転、作動を保障するようにした内燃機関を
提供する。
又本考案の目的は、前記ロータリーバルブの排気部外周
にカラーを嵌装し、カラーと排気部間に通路を形成し、
この通路には排気脈動の負圧に応動して開閉するワンウ
ェイバルブを介して外気を流通せしめ、該カラーを前記
軸受の内輪で支持せしめる如くした内燃機関を提供する
。
にカラーを嵌装し、カラーと排気部間に通路を形成し、
この通路には排気脈動の負圧に応動して開閉するワンウ
ェイバルブを介して外気を流通せしめ、該カラーを前記
軸受の内輪で支持せしめる如くした内燃機関を提供する
。
従って本考案の目的は、軸受で支持されるカラーとロー
タリーバルブ排気部外周間の通路で夫々を冷却し、以っ
て軸受及びこれで支持されるカラーを冷却し、潤滑油に
よる冷却との相剰作用で効果的な冷却を行い、潤滑油の
劣化の防止、これの保護、軸受の保護、寿命、耐久性の
向上を図ったロータリーバルブを備える内燃機関を提供
する。
タリーバルブ排気部外周間の通路で夫々を冷却し、以っ
て軸受及びこれで支持されるカラーを冷却し、潤滑油に
よる冷却との相剰作用で効果的な冷却を行い、潤滑油の
劣化の防止、これの保護、軸受の保護、寿命、耐久性の
向上を図ったロータリーバルブを備える内燃機関を提供
する。
次に本考案の好適一実施例を添付図面に従って詳述する
。
。
これにより本考案の更なる目的及び利点を明らかにする
。
。
第1図は内燃機関の縦断側面図を、第2図は同正面図を
示す。
示す。
内燃機関1のシリンダブロック2のシリンダ2a内には
ピストン3が摺動自在に嵌装され、ピストン3はコンロ
ッド4を介して図示しないクランクシャフトに連結され
ている。
ピストン3が摺動自在に嵌装され、ピストン3はコンロ
ッド4を介して図示しないクランクシャフトに連結され
ている。
シリンダブロック2上にはシリンダヘッドを兼ねるロー
タハウジング5が組着され、ハウジング5にはシリンダ
2aの軸方向と直角方向にロータリーバルブ6の収納円
形空間5aが形成されている。
タハウジング5が組着され、ハウジング5にはシリンダ
2aの軸方向と直角方向にロータリーバルブ6の収納円
形空間5aが形成されている。
ロータリーバルブ6は軸方向両端を開口した円筒状で、
内部に斜めの隔壁6aを備えて図中左側の吸気通路Aと
右側の排気通路Bに区画されている。
内部に斜めの隔壁6aを備えて図中左側の吸気通路Aと
右側の排気通路Bに区画されている。
そしてバルブ6の隔壁6aを備える外周には、同一円周
上に位相をズラせて上記各通路A。
上に位相をズラせて上記各通路A。
Bと連通ずる吸・排気口部7,8が設けられている。
一方、ハウジング5のシリンダヘッド部5bには燃焼室
Cと上記吸・排気口部7,8とを交互に連通せしめる開
口部9が設けられ、開口部9の上部には凹部9aが設け
られ、この部分にセラミック等で成形したリング状シー
ル部材10が摺動自在に嵌装されている。
Cと上記吸・排気口部7,8とを交互に連通せしめる開
口部9が設けられ、開口部9の上部には凹部9aが設け
られ、この部分にセラミック等で成形したリング状シー
ル部材10が摺動自在に嵌装されている。
シール部材10の底と凹部9aの底との間にはシールス
プリング11が介装され、スプリング11でシール部材
10をバルブ6の吸・排気口部7,8を有する部分の外
周に弾圧し、開口部9との間をシールし、図中12はス
プリング11等を保護するポートガイドである。
プリング11が介装され、スプリング11でシール部材
10をバルブ6の吸・排気口部7,8を有する部分の外
周に弾圧し、開口部9との間をシールし、図中12はス
プリング11等を保護するポートガイドである。
ロータリーバルブ6の吸入通路部周壁6bの中間部には
スプロケット13が設けられ、チェ714を介してクラ
ンクシャフトで回転駆動されるとともに、これ6bの端
部外周はハウジング5の当該端部に設けたサイドカバー
15の内径部に軸受16−1を介して回転自在に支持さ
れる。
スプロケット13が設けられ、チェ714を介してクラ
ンクシャフトで回転駆動されるとともに、これ6bの端
部外周はハウジング5の当該端部に設けたサイドカバー
15の内径部に軸受16−1を介して回転自在に支持さ
れる。
カバー15は端部を延出して吸入管15aを構威し、吸
入管15aは吸入通路Aと連通し、図示しないキャブレ
ター等の燃料供給装置から混合気が供給され、図中17
−1.17−2は周壁6bの軸受16−1外側に配設し
たシール部材である。
入管15aは吸入通路Aと連通し、図示しないキャブレ
ター等の燃料供給装置から混合気が供給され、図中17
−1.17−2は周壁6bの軸受16−1外側に配設し
たシール部材である。
又17−3.17−4は吸・排気口部7,8周辺の膨出
段部6cの軸方向両端部に摺接するサイドシールである
。
段部6cの軸方向両端部に摺接するサイドシールである
。
ハウジング5のバルブ6の排気通路B側端部にはサイド
カバー18が設けられ、カバー18には排気通路18a
が設けられ、図示しない排気系に接続される。
カバー18が設けられ、カバー18には排気通路18a
が設けられ、図示しない排気系に接続される。
ロータリーバルブ6の排気通路B側の壁6d外周には軸
方向へのスプライン溝6e・・・が形成され、この外周
に内径部にスプライン溝19aを形成したカラー19が
嵌合され、このスプライン溝6e、19a間にこれより
軸方向への通路りを壁6d外周に形成する。
方向へのスプライン溝6e・・・が形成され、この外周
に内径部にスプライン溝19aを形成したカラー19が
嵌合され、このスプライン溝6e、19a間にこれより
軸方向への通路りを壁6d外周に形成する。
カラー19の前端部には放射状に切欠19bが形成され
、この切欠19bはサイドシール17−4後側の通路E
1排気脈動の負圧に応動して開閉するリードバルブの如
きワンウェイバルブ20を介して大気と連通し、バルブ
20はエアクリーナに接続されている。
、この切欠19bはサイドシール17−4後側の通路E
1排気脈動の負圧に応動して開閉するリードバルブの如
きワンウェイバルブ20を介して大気と連通し、バルブ
20はエアクリーナに接続されている。
バルブ20はハウジング5及びカバー18に設けた通路
Fを介してカバー18の内面の凹部18bで形成された
空間Gにも連通され、カバー18の凹部18bとロータ
リ−バルブ排気側壁6d末端部6fとの間には隙間Hが
形成され、前記通路りは隙間Hを介して雌テーパー状の
広角部18cを入口部に設けた排気通路18aと連通し
ている。
Fを介してカバー18の内面の凹部18bで形成された
空間Gにも連通され、カバー18の凹部18bとロータ
リ−バルブ排気側壁6d末端部6fとの間には隙間Hが
形成され、前記通路りは隙間Hを介して雌テーパー状の
広角部18cを入口部に設けた排気通路18aと連通し
ている。
ハウジング5のサイドシール17−4後方の前記カラー
19を備える部分の内径部には大径凹部5cが形成され
、これの大径凹部5C内には筒状のホルダ21を嵌着し
、ホルダ21は固定とし、これ21の外径部にはOリン
グ22を嵌装して凹部5cとの間をシールする。
19を備える部分の内径部には大径凹部5cが形成され
、これの大径凹部5C内には筒状のホルダ21を嵌着し
、ホルダ21は固定とし、これ21の外径部にはOリン
グ22を嵌装して凹部5cとの間をシールする。
ホルダ21の前部には半径方向への壁21aを備え、後
部はサイドカバー18の内面外径部18dが壁を構成す
る。
部はサイドカバー18の内面外径部18dが壁を構成す
る。
ホルダ21の軸方向中間部にはボールベアリングよりな
る軸受16−2を嵌装し、軸受16−2は外輪16−2
aがホルダ21の内径部21bに、又内輪16−2 b
がカラー19の軸方向中間部外周に各接し、カラー19
、即ちロータリーバルブ6の排気側外周をハウジング5
側に対して回転自在に支持する。
る軸受16−2を嵌装し、軸受16−2は外輪16−2
aがホルダ21の内径部21bに、又内輪16−2 b
がカラー19の軸方向中間部外周に各接し、カラー19
、即ちロータリーバルブ6の排気側外周をハウジング5
側に対して回転自在に支持する。
この軸受16−2を備える部分は空間Iとし、この空間
の前後にオイルシール17−5及び17−6を嵌装し、
オイルシール17−5は端部を壁21aで、又オイルシ
ール17−6は内面18dで支持され、軸受16−2を
含む空間Hをシールする。
の前後にオイルシール17−5及び17−6を嵌装し、
オイルシール17−5は端部を壁21aで、又オイルシ
ール17−6は内面18dで支持され、軸受16−2を
含む空間Hをシールする。
シリンダヘッドであるハウジング5には往復の油路23
及び24を設け、一方24をシリンダヘッド、シリンダ
内を通してオイルポンプ等に接続し、他方23をシリン
ダヘッド、シリンダ内を通して図示しないクランクケー
ス等に接続する。
及び24を設け、一方24をシリンダヘッド、シリンダ
内を通してオイルポンプ等に接続し、他方23をシリン
ダヘッド、シリンダ内を通して図示しないクランクケー
ス等に接続する。
油路23及び24は大径凹部5cの中間部に離間して開
口し、凹部5cに嵌装したホルダ21の通孔21bt2
1cを介して内部の空間Iに接続し、この軸受16−2
を備える空間Iを通路の一部として循環油路を形成する
。
口し、凹部5cに嵌装したホルダ21の通孔21bt2
1cを介して内部の空間Iに接続し、この軸受16−2
を備える空間Iを通路の一部として循環油路を形成する
。
以上において、ポンプ等により潤滑油は油路24、通孔
21cを介して空間■に圧送供給され、軸受16−2を
潤滑するとともに、潤滑後の油は通孔21b1油路23
を介してクランクケース等に戻され、以上を反復し、潤
滑を行い、潤滑油はオイルシール17−5.17−6で
シールされる。
21cを介して空間■に圧送供給され、軸受16−2を
潤滑するとともに、潤滑後の油は通孔21b1油路23
を介してクランクケース等に戻され、以上を反復し、潤
滑を行い、潤滑油はオイルシール17−5.17−6で
シールされる。
かかる潤滑油の循環で軸受は潤滑され、且つ冷却され、
焼付を防止する。
焼付を防止する。
ところで本考案は通路りを設けたため、排気脈動の負圧
に応動してワンウェイバルブ20を開き、大気を導入し
、導入された空気は通路Eを介してロータリーバルブ6
の排気側外周に設けられた通路りを通り、隙間Gを介し
て排気通路18aに流入する。
に応動してワンウェイバルブ20を開き、大気を導入し
、導入された空気は通路Eを介してロータリーバルブ6
の排気側外周に設けられた通路りを通り、隙間Gを介し
て排気通路18aに流入する。
この過程で排気にさらされ、高温となるロータリーバル
ブの排気部は冷却され、実測値によれば、壁6dの温度
は50000〜600℃であったが、これにより200
°C〜300°Cに低下した。
ブの排気部は冷却され、実測値によれば、壁6dの温度
は50000〜600℃であったが、これにより200
°C〜300°Cに低下した。
そして壁6a外周にスプライン溝を介してカラー19が
設けられ、スプライン係合で通路りを設けているためカ
ラー19と壁6dの接触面積は小さく、従って熱伝導率
も低下し、カラ−19外周に接する軸受16−2、空間
■内の温度は更に低下し、潤滑油への熱影響を抑制腰こ
れの劣化を防止する。
設けられ、スプライン係合で通路りを設けているためカ
ラー19と壁6dの接触面積は小さく、従って熱伝導率
も低下し、カラ−19外周に接する軸受16−2、空間
■内の温度は更に低下し、潤滑油への熱影響を抑制腰こ
れの劣化を防止する。
従って循環する潤滑油で潤滑を円滑、確実に行い、潤滑
油の劣化を防止し、軸受の焼付等を防止してこれの寿命
、耐久性を向上せしめ、ロータリーバルブの作動の円滑
、確実を長期に亘り保障することができる。
油の劣化を防止し、軸受の焼付等を防止してこれの寿命
、耐久性を向上せしめ、ロータリーバルブの作動の円滑
、確実を長期に亘り保障することができる。
尚上記冷却空気は冷却による熱交換で加熱され、排気通
路18aに合流せしめることにより二次空気として利用
され、排気エミッションを減少、抑制せしめる。
路18aに合流せしめることにより二次空気として利用
され、排気エミッションを減少、抑制せしめる。
以上詳述せる如く本考案に従えば、ロータリーバルブの
排気側を支持する軸受に循環する潤滑油をもって潤滑す
るようにしたため、従来のグリース封入タイプの軸受と
異なり、潤滑油の冷却効果も併せて潤滑を円滑に行い、
軸受の焼付等の発生を防止し、これの寿命、耐久性を向
上せしめ、ロータリーバルブの作動の円滑、確実を長期
に亘り保障する。
排気側を支持する軸受に循環する潤滑油をもって潤滑す
るようにしたため、従来のグリース封入タイプの軸受と
異なり、潤滑油の冷却効果も併せて潤滑を円滑に行い、
軸受の焼付等の発生を防止し、これの寿命、耐久性を向
上せしめ、ロータリーバルブの作動の円滑、確実を長期
に亘り保障する。
そして上記に加へロータリーバルブの排気部外周に排気
脈動に応動して開閉するワンウェイバルブを介して冷却
空気を導入する通路を設けたため、この部分は効果的に
冷却され、軸受、潤滑油も冷却され、潤滑油の劣化を防
止し、潤滑の円滑及びこれを長期に亘り保障し、上記効
果の実効性を一層確実化することができる。
脈動に応動して開閉するワンウェイバルブを介して冷却
空気を導入する通路を設けたため、この部分は効果的に
冷却され、軸受、潤滑油も冷却され、潤滑油の劣化を防
止し、潤滑の円滑及びこれを長期に亘り保障し、上記効
果の実効性を一層確実化することができる。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図はロータ
リーバルブの縦断側面図、第2図は縦断正面図、第3図
は従来の問題点を指摘する図である。 尚図面中1は内燃機関、6はロータリーバルブ、6dは
排気側、16−2は軸受、17−5゜17−6はオイル
シール、23,24は油路、20はワンウェイバルブ、
Dは冷却通路、19はカラーである。
リーバルブの縦断側面図、第2図は縦断正面図、第3図
は従来の問題点を指摘する図である。 尚図面中1は内燃機関、6はロータリーバルブ、6dは
排気側、16−2は軸受、17−5゜17−6はオイル
シール、23,24は油路、20はワンウェイバルブ、
Dは冷却通路、19はカラーである。
Claims (1)
- 燃焼室開口部に選択的に連通ずる吸気通路及び排気通路
を有する回転自在なロータリーバルブを備えた内燃機関
において、前記ロータリーバルブの排気側外周を支持す
る軸受をオイルシールにより密封して潤滑油路中に臨ま
せ、潤滑油を上記軸受に供給するようにするとともに、
上記軸受の内周にはカラーを嵌装し、該カラーとロータ
リーバルブの排気側外周との間に通路を形成し、該通路
に排気脈動に応動して開閉するワンウェイバルブを介し
て外気を導入流通せしめるようにしたことを特徴とする
ロータリーバルブを備える内燃機関。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12015779U JPS606565Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | ロ−タリ−バルブを備える内燃機関 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12015779U JPS606565Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | ロ−タリ−バルブを備える内燃機関 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5638103U JPS5638103U (ja) | 1981-04-10 |
JPS606565Y2 true JPS606565Y2 (ja) | 1985-03-02 |
Family
ID=29352344
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12015779U Expired JPS606565Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | ロ−タリ−バルブを備える内燃機関 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS606565Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5864702U (ja) * | 1981-10-26 | 1983-05-02 | ワイケイケイ株式会社 | 前枠補強軒先部を有する屋根 |
-
1979
- 1979-08-31 JP JP12015779U patent/JPS606565Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5638103U (ja) | 1981-04-10 |
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