JPS606563Y2 - ロッカ−ア−ム移動時の衝撃音低減装置 - Google Patents

ロッカ−ア−ム移動時の衝撃音低減装置

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Publication number
JPS606563Y2
JPS606563Y2 JP11779779U JP11779779U JPS606563Y2 JP S606563 Y2 JPS606563 Y2 JP S606563Y2 JP 11779779 U JP11779779 U JP 11779779U JP 11779779 U JP11779779 U JP 11779779U JP S606563 Y2 JPS606563 Y2 JP S606563Y2
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JP
Japan
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rocker arm
rocker
noise reduction
impact noise
engine
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Application number
JP11779779U
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JPS5635507U (ja
Inventor
力 日吉
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はロッカーアーム移動形式の内燃機関のロッカー
アーム移動時の衝撃音低減装置に関する。
本出願人は先に機関の開閉弁を開閉操作するロッカーア
ームをロッカー軸まわりに揺動可能に枢着するとともに
該ロッカー軸に沿って移動可能となし、該ロッカー軸に
平行して機関のクランク軸に調時して回転するカム軸を
設け、該カム軸に異なるカムプロフィルを有する複数の
カムを互いに隣接して止着してロッカーアームを移動し
複数のカムの1つにより選択的に開閉弁を開閉するよう
になしたことを特徴とする可変バルブ機関を提案した(
特願昭53−4670滑)。
本考案は上述の可変バルブ機関に代表されるロッカーア
ーム移動機構を有する内燃機関におけるロッカーアーム
移動時の衝撃を緩和して移動時の衝撃騒音を低減し併せ
て移動機構の耐衝撃摩耗性を高めることを目的とする。
以下添付図面を参照して本考案の実施例を説明する。
本考案に係る可変バルブ機関の一部平面図である第1図
において、動弁系は一気筒についてのみ示しており、機
関のシリンダヘッド1は機関の燃焼室(図示せず)への
可燃混合気の吸入制御を行う吸気弁3及び燃焼室からの
既燃ガスの排出制御を行う排気弁5を有している。
サポート7間にロッカー軸9,11を固定設置腰該ロッ
カー軸9,11にそれぞれ吸気弁3及び排気弁5を開閉
操作するロッカーアーム13.15を揺動可能に枢着し
ている。
機関のクランク軸(図示せず)の運動に同期して回転可
能にカム軸17を支承し、該カム軸10に3つのカム、
すなわち吸気弁3用低速カム19及び高速カム21並び
に排気弁5用カム23、を止着している。
吸気弁3開閉用ロツカーアーム13を、ロッカー軸9の
内部に設けた移動機構(図示せず)により、軸方向に移
動する。
これによりロッカーアーム13は低速用カム19又は高
速用カム21により選択的に開閉操作され、吸気弁3は
機関作動状態に応じバルブリフト及びバルブタイミング
等の最適なバルブ条件で開閉される。
この実施例では排気弁5を常時1つのカムにより開閉し
ているが吸気弁と同様に機関の作動状態に応じ異なるカ
ムにより開閉してもよい。
上述のように、ロッカーアーム13をロッカー軸に沿っ
て2つのカム19.21上を移動させるには、両カム1
9.21の共通ベースサークルにある短時間の間に移動
させて、ロッカーアーム13、並びに低速及び高速カム
19.21の摩耗、損傷を防止する必要がある。
このため、ロッカーアーム13の移動速度は例えば1〜
2乳/秒と相当高速度となる。
この結果、ロッカーアーム13が移動時にロッカー軸9
支承用サポート7に衝突して騒音を生じたりロッカーア
ーム13又はサポート7を摩耗したりする欠点がある。
第1図に示す実施例では、第2図に示すようにサポート
7にロッカー軸9を囲周する環状のOリング溝7aを形
成し、該R7a内に本考案の衝撃音低減用リングの1つ
として天然又は合皮の耐油性ゴム製のOリング25を装
着して、ロッカーアーム13のサポート7衝突時の衝撃
を緩和し騒音を減少し併せてロッカーアーム13及びサ
ポート7の衝撃摩耗を低減する。
第3図に示す実施例では、第2図のゴム製のOリング2
5に代えてテフロン(登録商標)リング24を環状平板
状に形成して本考案の衝撃吸収用リングの1つとしてサ
ポート7の側面に形成した環状溝7aに接着等の適宜方
法にて取付けている。
本考案の衝撃音低減用リングは第2図及び第3図に示す
ようにサポート7に装着する代りにロッカーアーム13
の側面に取付けてもよい。
その1例を第4図に示し、ロッカーアーム13の側面に
形成した環状溝t3aにゴム製のOリング25を装着し
ている。
0リング25に代え第3図に示す環状平板状のリングを
接着してもよい。
また場合によっては第2図又は第3図の態様と第4図の
態様を併用してもよい。
以上のように本考案によれば、非金属の弾性材からなる
リングにより、ロッカーアームとサポートとの衝突時に
発生する音の周波数が低くなり、これにより耳ぎわすな
衝撃音が低減する、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る可変バルブ機関の一部平面図、第
2図は第1図の要部の一部断面図、第3図及び第4図は
それぞれ本考案の他の実施例の第2図に対応する図であ
る。 1・・・・・・シリンダヘッド、3・・・・・・吸気弁
、5・・・・・・排気弁、7・・・・・・サポート、9
.11・・・・・・ロッカー軸、13. 15−−−−
−−ロッカーアーム、17・・・・・・カム軸、19,
21,23・・・・・・カム、7a、13a・・・・・
・環状溝、25・・・・・・01Jング(衝撃音低減用
リング)、24・・・・・・環状平板(衝撃音低減用リ
ング)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サポート間にロッカー軸を支承し、該ロッカー軸に機関
    の開閉弁を開閉操作するロッカーアームを該ロッカー軸
    に沿って移動可能に設けた可変バルブ機関において、ロ
    ッカーアーム及びサポート間に、非金属の弾性材からな
    る衝撃音低減用リングを装着したことを特徴とするロッ
    カーアーム移動時の衝撃音低減装置。
JP11779779U 1979-08-29 1979-08-29 ロッカ−ア−ム移動時の衝撃音低減装置 Expired JPS606563Y2 (ja)

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JPS5635507U JPS5635507U (ja) 1981-04-06
JPS606563Y2 true JPS606563Y2 (ja) 1985-03-02

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ID=29350007

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5823904Y2 (ja) * 1977-01-27 1983-05-21 株式会社熊平製作所 庫室壁体用パネル
JPS58156649A (ja) * 1982-03-12 1983-09-17 株式会社大阪熊平金庫店 防護パネル

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JPS5635507U (ja) 1981-04-06

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