JPS606511B2 - 反転現像法 - Google Patents
反転現像法Info
- Publication number
- JPS606511B2 JPS606511B2 JP52134579A JP13457977A JPS606511B2 JP S606511 B2 JPS606511 B2 JP S606511B2 JP 52134579 A JP52134579 A JP 52134579A JP 13457977 A JP13457977 A JP 13457977A JP S606511 B2 JPS606511 B2 JP S606511B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- photoconductor
- magnetic
- toner image
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
- Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
- Developing For Electrophotography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電子写真又は静電記録における反転現像法に関
するものである。
するものである。
近年レザービーム又はオプチカルフアィバーを用いて、
光により均一帯電させた静露潜像保持体上を掃引して静
電糟像を得るプリンターやファクシミリが開発されてい
る。
光により均一帯電させた静露潜像保持体上を掃引して静
電糟像を得るプリンターやファクシミリが開発されてい
る。
同じくポジフィルムを用いるマイクロフィルムシステム
も発表されている。これらの装置の特徴は、静露潜像が
通常電子複写機の場合とは反転している為に、静電荷の
ない部分を現像するいわゆる反転現像が必要となること
である。従来、このような反転現像法としては非磁性ト
ナーと鉄粉又はガラス玉よりなるキャリアと混合した2
成分現像剤を用いトナーを静雷潜像電荷と6極性に摩擦
帯電させ、マグネットロールに吸着して潜像面を摺榛さ
せる磁気ブラシ現像法か、直現像剤をふりかけるカスケ
ード現像法によるのが一般的であった。
も発表されている。これらの装置の特徴は、静露潜像が
通常電子複写機の場合とは反転している為に、静電荷の
ない部分を現像するいわゆる反転現像が必要となること
である。従来、このような反転現像法としては非磁性ト
ナーと鉄粉又はガラス玉よりなるキャリアと混合した2
成分現像剤を用いトナーを静雷潜像電荷と6極性に摩擦
帯電させ、マグネットロールに吸着して潜像面を摺榛さ
せる磁気ブラシ現像法か、直現像剤をふりかけるカスケ
ード現像法によるのが一般的であった。
しかしながら、このような2分現像剤ではトナーのみが
消費される為、現像U中へのトナ−の補給およびトナー
とキャリアとの均一混合などのトナー濃度コントロール
が必要であり、現像機の構造が複雑で高価なものとなら
ざるを得なかった。更にキャリアは永久的に再使用でき
ず、数千枚から長いもので数万枚のコピーで疲労してし
まい画像劣化を生じるので交換の必要がある。又トナー
やキャリアの摩擦帯電系列の関係で1種類のトナーとキ
ャリアの組合せではトナーの帯電樋性を自由に変えるこ
とは不可能であり、反転現像用と正規現像用の現像剤は
全く別種のものとして従釆の現像法では反転現像と正規
現像を同一の現像剤で行なうことは不可能であった。さ
らに近年トナ−濃度コントロールを必要としない、すな
わちキャIJアを用いない現像剤である磁性トナーが酸
化亜鉛紙を用いる電子複写機や静電記録紙を用いるファ
クシミリ等に多く用いられ始めているが、この磁性トナ
ーは静露潜像によりトナ−に誘起される静電誘導電荷を
利用して、現像している為極性のいかんにかかわらず、
静電港像の電荷ののった部分にのみ吸着され反転現像が
できない欠点を有していた。
消費される為、現像U中へのトナ−の補給およびトナー
とキャリアとの均一混合などのトナー濃度コントロール
が必要であり、現像機の構造が複雑で高価なものとなら
ざるを得なかった。更にキャリアは永久的に再使用でき
ず、数千枚から長いもので数万枚のコピーで疲労してし
まい画像劣化を生じるので交換の必要がある。又トナー
やキャリアの摩擦帯電系列の関係で1種類のトナーとキ
ャリアの組合せではトナーの帯電樋性を自由に変えるこ
とは不可能であり、反転現像用と正規現像用の現像剤は
全く別種のものとして従釆の現像法では反転現像と正規
現像を同一の現像剤で行なうことは不可能であった。さ
らに近年トナ−濃度コントロールを必要としない、すな
わちキャIJアを用いない現像剤である磁性トナーが酸
化亜鉛紙を用いる電子複写機や静電記録紙を用いるファ
クシミリ等に多く用いられ始めているが、この磁性トナ
ーは静露潜像によりトナ−に誘起される静電誘導電荷を
利用して、現像している為極性のいかんにかかわらず、
静電港像の電荷ののった部分にのみ吸着され反転現像が
できない欠点を有していた。
以下、本明細書においては反転現像とは「当初作成した
静露潜像の静電荷の少ない部分すなわち非画像部にトナ
ーを付着させる現像を言い「正規現像とは静電荷の比較
的大きな部分にトナーを付着させることを言う。
静露潜像の静電荷の少ない部分すなわち非画像部にトナ
ーを付着させる現像を言い「正規現像とは静電荷の比較
的大きな部分にトナーを付着させることを言う。
本発明はこのような従来現像法の全ての欠点を解消して
磁性トナ−においても全く成分をかえることなく反転現
像が可能であり、必要に応じて正規現像もできる全く新
規な又非常に便利な現像法を提供するものである。
磁性トナ−においても全く成分をかえることなく反転現
像が可能であり、必要に応じて正規現像もできる全く新
規な又非常に便利な現像法を提供するものである。
本発明の特徴とするところは1度正規現像を行なって得
たトナ−像の上からコロナ帯電器などにより再帯電を行
なってトナー像を静電シールドとして利用して静雷潜像
保持体すなわち光導電体あるいは誘導体上に最初の静露
潜像とは反転した潜像を生成させて再度正規現像して反
転潜像上にトナーを付着させ最初の現像時に付着したト
ナーを再現像時のクリーニング効果によって回収するか
再現像時の前にクリーニングにより取り去ることにより
、正規現像のみしか不可能な磁性トナーにおいても反転
像を得ることである。
たトナ−像の上からコロナ帯電器などにより再帯電を行
なってトナー像を静電シールドとして利用して静雷潜像
保持体すなわち光導電体あるいは誘導体上に最初の静露
潜像とは反転した潜像を生成させて再度正規現像して反
転潜像上にトナーを付着させ最初の現像時に付着したト
ナーを再現像時のクリーニング効果によって回収するか
再現像時の前にクリーニングにより取り去ることにより
、正規現像のみしか不可能な磁性トナーにおいても反転
像を得ることである。
以下図面により説明する。第1図は本発明の原理を示す
説明図で、矢印A方向に回転する透明光導電体i上にコ
ロナ帯電器21により被写体を露光し、静電潜像を得る
。
説明図で、矢印A方向に回転する透明光導電体i上にコ
ロナ帯電器21により被写体を露光し、静電潜像を得る
。
磁性トナー5を非磁性円筒スリーブ71上に、その内部
を回転する永久磁石72の磁界により導出し、永久磁石
72の回転方向とは逆方向に自転搬送させて光導電体1
を摺擬して正規現像する。ここまでのプロセスは従来の
電子複写機のプロセスと何らかわりはなく得られた画像
は未露光部にトナーが付着し露光部はトナーのない第2
図Cに示すような普通の正規画像が得られる。第2図b
,c光導電体1の暗部12は静露潜像を保有している部
分で、露光部13は静電槽像を保有していない部分で、
トナーは12に付着している。
を回転する永久磁石72の磁界により導出し、永久磁石
72の回転方向とは逆方向に自転搬送させて光導電体1
を摺擬して正規現像する。ここまでのプロセスは従来の
電子複写機のプロセスと何らかわりはなく得られた画像
は未露光部にトナーが付着し露光部はトナーのない第2
図Cに示すような普通の正規画像が得られる。第2図b
,c光導電体1の暗部12は静露潜像を保有している部
分で、露光部13は静電槽像を保有していない部分で、
トナーは12に付着している。
本発明では光導電体1として、ガラス層11上に例えば
酸化インジウムのような透明導電体層16および光導電
体15の層を重ねた透明光導電体1を用いている。
酸化インジウムのような透明導電体層16および光導電
体15の層を重ねた透明光導電体1を用いている。
第2図Cの如く暗部12に付着したトナーの下部には電
荷があるので、同dの如く光源ランプ8蔓こよって〜透
明光導電体1の下部のガラス層11、導電体層16を通
して全面露光する。この露光によって、光導電体15は
導体化し、これに保有されていた蟹荷は導露体層亀6を
経て接地される。次にトナー画像の上から帯電器22に
よって全面に帯電する。暗部12はトナー層による静電
シールドがなされるために暗部12にはこの再帯電によ
っては帯電されない。次にトナ−層を除去して再度現像
することによって、同fに示すように「露光部13にト
ナーが付着して「ネガティブコピーが得られる。この反
転像をこのまま定着してもよくトまた必要に応じてト適
当なシート19に転写した上で定着してもよい。本発明
の最も適した実施は、現像を磁気ブラシ法により行うも
のである。磁気ブラシ現像によればトナー除去と再現像
の工程が一度に行える。すなわち、第亀図に示すように
、円筒形磁石71の外周にその鞠方向に長く伸びた磁極
を有するようにし「 この外周に非磁性スリーブ72が
円筒形磁石71と相対的に回転するようにした磁石ロー
ル7を光導電体1に近接して配置し、円筒形磁石71の
回転に従い、非磁性スリーブ72の表面に磁性トナー5
を付着させ「光導電体1まで運ばれる。磁性トナー5は
スリーブ72上に内部にある磁石71の磁力線に従い磁
気ブラシを形成する。この磁気ブラシの先端が帯電した
トナー層亀4に接近すると「トナー層14の負電荷によ
ってスリ」ブ72上のトナーブラシ先端は正電荷が生じ
て来て、トナー層14とトナーブラシが静電吸引力を生
じる。このとき、すでに述べたように、光導電体1上の
暗部12の電荷は第2図dに示すようになくなっている
ので、トナー層14の暗部12への付着力よりも「トナ
ー層14とトナーブラシとの吸引力が大きくなり、更に
、磁石。−ル7による磁性トナーに対する磁気吸引力が
作用するので、トナー層14は光導電体から離れて磁石
ロール7に付着する。一方、再度帯電されられた露光部
13は通常の磁気ブラシ現像と同様に現像される。すな
わち、光導電体1の露光部13上の静電荷によって磁石
ロール7上の磁性トナー5はその磁気ブラシ先端部が露
光部13の電荷と反対極性に帯電する。この磁気ブラシ
先端部が露光部13を摺擦したとき光導電体上の電荷と
磁気ブラシの電荷の静電吸引力が、磁性トナーに対する
磁石ロール7の磁気吸引力よりも大きくなって磁性トナ
ーが磁石ロール7から離れて、光導電体1に付着する。
このようにして、暗部12のトナー層14の除去と、露
光部13へのトナー層15の付着が同時に行うことが出
来る。以上、静露潜像保持体として光導電体について説
明したが、誘電体上すなわち絶縁紙上でも同様に本発明
が実施されうる。
荷があるので、同dの如く光源ランプ8蔓こよって〜透
明光導電体1の下部のガラス層11、導電体層16を通
して全面露光する。この露光によって、光導電体15は
導体化し、これに保有されていた蟹荷は導露体層亀6を
経て接地される。次にトナー画像の上から帯電器22に
よって全面に帯電する。暗部12はトナー層による静電
シールドがなされるために暗部12にはこの再帯電によ
っては帯電されない。次にトナ−層を除去して再度現像
することによって、同fに示すように「露光部13にト
ナーが付着して「ネガティブコピーが得られる。この反
転像をこのまま定着してもよくトまた必要に応じてト適
当なシート19に転写した上で定着してもよい。本発明
の最も適した実施は、現像を磁気ブラシ法により行うも
のである。磁気ブラシ現像によればトナー除去と再現像
の工程が一度に行える。すなわち、第亀図に示すように
、円筒形磁石71の外周にその鞠方向に長く伸びた磁極
を有するようにし「 この外周に非磁性スリーブ72が
円筒形磁石71と相対的に回転するようにした磁石ロー
ル7を光導電体1に近接して配置し、円筒形磁石71の
回転に従い、非磁性スリーブ72の表面に磁性トナー5
を付着させ「光導電体1まで運ばれる。磁性トナー5は
スリーブ72上に内部にある磁石71の磁力線に従い磁
気ブラシを形成する。この磁気ブラシの先端が帯電した
トナー層亀4に接近すると「トナー層14の負電荷によ
ってスリ」ブ72上のトナーブラシ先端は正電荷が生じ
て来て、トナー層14とトナーブラシが静電吸引力を生
じる。このとき、すでに述べたように、光導電体1上の
暗部12の電荷は第2図dに示すようになくなっている
ので、トナー層14の暗部12への付着力よりも「トナ
ー層14とトナーブラシとの吸引力が大きくなり、更に
、磁石。−ル7による磁性トナーに対する磁気吸引力が
作用するので、トナー層14は光導電体から離れて磁石
ロール7に付着する。一方、再度帯電されられた露光部
13は通常の磁気ブラシ現像と同様に現像される。すな
わち、光導電体1の露光部13上の静電荷によって磁石
ロール7上の磁性トナー5はその磁気ブラシ先端部が露
光部13の電荷と反対極性に帯電する。この磁気ブラシ
先端部が露光部13を摺擦したとき光導電体上の電荷と
磁気ブラシの電荷の静電吸引力が、磁性トナーに対する
磁石ロール7の磁気吸引力よりも大きくなって磁性トナ
ーが磁石ロール7から離れて、光導電体1に付着する。
このようにして、暗部12のトナー層14の除去と、露
光部13へのトナー層15の付着が同時に行うことが出
来る。以上、静露潜像保持体として光導電体について説
明したが、誘電体上すなわち絶縁紙上でも同様に本発明
が実施されうる。
第1図および第2図a,b,c,d,e,fは本発明の
フ。 。セスを示す説明図である。1:光導電体、21,22
,23:帯電器、3:光学系レンズ、7,7′:永久磁
石。 ール、5:磁性トナ−、71:永久磁石、72:非磁性
スリーブ、8:光源ランプ。オー図 オ乙図
フ。 。セスを示す説明図である。1:光導電体、21,22
,23:帯電器、3:光学系レンズ、7,7′:永久磁
石。 ール、5:磁性トナ−、71:永久磁石、72:非磁性
スリーブ、8:光源ランプ。オー図 オ乙図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 透明光導電体上に形成した静電潜像を磁性トナー粒
子で顕像化してトナー像を得る第1回目の現像を行い、
ついで前記透明光導電体を前記トナー像を保持した面と
は反対側の面から全面露光して前記静電潜像の電荷を中
和し、しかる後前記透明光導電体を前記トナー像の上か
ら一様に全面帯電し、そして前記トナー像を除去してか
ら磁性トナー粒子で第二回目の現像を行うか又は磁性ト
ナー粒子で前記トナー像の除去と第二回目の現像を同時
に行うことによって、前記トナー像と反転したトナー画
像を得ることを特徴とする反転現像法。 2 ガラス層上に透明導体層と光導電体層をこの順に積
層した透明光導電体を用いる特許請求の範囲第1項記載
の反転現像法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52134579A JPS606511B2 (ja) | 1977-11-11 | 1977-11-11 | 反転現像法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52134579A JPS606511B2 (ja) | 1977-11-11 | 1977-11-11 | 反転現像法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5468239A JPS5468239A (en) | 1979-06-01 |
JPS606511B2 true JPS606511B2 (ja) | 1985-02-19 |
Family
ID=15131646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52134579A Expired JPS606511B2 (ja) | 1977-11-11 | 1977-11-11 | 反転現像法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS606511B2 (ja) |
-
1977
- 1977-11-11 JP JP52134579A patent/JPS606511B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5468239A (en) | 1979-06-01 |
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