JPS60646Y2 - 流量調整装置 - Google Patents

流量調整装置

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JPS60646Y2
JPS60646Y2 JP13527379U JP13527379U JPS60646Y2 JP S60646 Y2 JPS60646 Y2 JP S60646Y2 JP 13527379 U JP13527379 U JP 13527379U JP 13527379 U JP13527379 U JP 13527379U JP S60646 Y2 JPS60646 Y2 JP S60646Y2
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JP
Japan
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flow rate
gas
chamber
pressure
rate adjustment
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JP13527379U
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JPS5653209U (ja
Inventor
哲三 針谷
Original Assignee
株式会社島津製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は流体圧を利用して所期の流量をうる流量調整
装置、特にガスクロマトグラフのキャリアガスの流量の
調整に適するものに関する。
ガスクロマトグラフにあっては、検出器の種類に応じて
、種類の異なるキャリアガスを選択して使用するが、従
来から第1図の流量調整装置が使用されている。
しかしなが゛ら、この従来のものはキャリアガスが流量
調整装置内にガスが残留し、キャリアガスを変更する際
、異種のガスが混入する不都合があった。
すなわち、図面において一定の圧力に調圧されたガスを
入口1に加えると、ガスはただちにダイヤフラム2の一
方の室3へ流入し、ダイヤフラム2に圧力を加える。
他方、入口1に加えられたガスは分岐された流路に介設
した低抗管4を通ってダイヤフラム2の他の室5へ流入
するが、この圧力は低抗管4によって圧力損失を受け、
室3よりも低くなる。
この比差をおぎなうように2個のバネ6.7ででダイヤ
フラム2を支えておくと、低抗管4を通って流れてくる
ガスによって室5の圧力が上昇し、ある時点をこえると
ダイヤフラム2て押しあっているばね6,7と圧力とが
平衡し、それ以後は室5の圧力が勝ってダイヤフラム2
を室3側へ持ちあげる。
このダイヤフラム2には弁座8が取りつけてあり、通常
は差圧にもとづくダイヤフラム2の変位により弁9を閉
じているが、ダイヤフラム2が上昇することによって、
この弁9が開く。
この弁9の下流側は室5よりも圧力が低いので、室5の
ガスがこの弁9を通って出口10から流出し、室5の圧
力は減少する。
室5の圧力の減少によってダイヤフラム2が下降し、弁
9が閉じられ、引き続き低抗管4を通ってガスが流入し
て室5の圧力が上昇すると再び弁9が開かれる。
ばね6,7の力をつまみ11によって調節しておくと低
抗管4で発生する圧力損失の分だけダイヤフラム2の上
下め比差が常に一定に保たれる。
すなわち一定の温度で圧力損失を一定とすればガス流量
は一定となり、出口10以降の圧力が変動してもガス流
量は一定となる。
しかしながら、図面に示されているように室3はガス流
路が完全な袋小路となっており、入口1から流入したガ
スは、供給をたっても残留上つぎに使用されるガスと混
合し、徐々に低抗管4を経て出口10から流れ出て、ガ
スクロマトグラフではキャリアガス成分を不純にする。
この考案の上記の不都合を解消した流量調整装置を提供
せんとするもので、つぎにこの考案の一実施例について
詳述する。
第2図はこの考案の一実施例の流量調整装置の説明断面
図で第1図と共通の部分には同−付方が用いである。
第1図の低抗管4をこの考案のものでは、ダイヤフラム
2に設けて両室3,5を連通すると共にこの低抗管4′
の下端に弁座8が取りつけである。
第3図は第2図の低抗管4′と弁座8との部分を拡大し
て示してあり、低抗管を通過したガスは側面の孔から室
5へ流れる。
この考案のものは、ガス室3から室5へ低抗管4′を介
して常に流通し、従来のもののように室3が袋小路で、
そこにガスが残留るようなことがない。
なお、上記の実施例では両室をダイヤフラムによって仕
切ったが、これに限定されないことは勿論である。
この考案の流量調整装置は、袋小路になる室の構造を無
くし、ガスの流路上に高圧側を構成して流入ガスが残留
することがなく、低抗管が調整装置内に完全に収納され
ているので小形で構造の簡略化が図れるなどの利点を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の流量調整装置の説明断面図、第2図はこ
の考案の一実施例の説明断面図、第3図は第2図の要部
説明断面図である。 1:入口、2:可撓性隔壁(ダイヤフラム)、3:室、
4. 4’:低抗管、5:室、8:弁座、9:弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可撓性隔壁で仕切られた2つの室の一方に調整すべき流
    体を供給する流路を接続し、かつこの隔壁に設けた低抗
    管を介して両室を連通させ、両室に圧力差をつくりだす
    と共にこの差圧にもとづく隔壁の変位で他方の室に開口
    した出口流路の流量調整弁を動作させるようにした流量
    調整装置
JP13527379U 1979-09-29 1979-09-29 流量調整装置 Expired JPS60646Y2 (ja)

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JP13527379U JPS60646Y2 (ja) 1979-09-29 1979-09-29 流量調整装置

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JPS5653209U JPS5653209U (ja) 1981-05-11
JPS60646Y2 true JPS60646Y2 (ja) 1985-01-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2550427B2 (ja) * 1990-06-07 1996-11-06 山武ハネウエル株式会社 ガスクロマトグラフ

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JPS5653209U (ja) 1981-05-11

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