JPS6063202A - カラギ−ナンゲルの脱水濃縮方法及び脱水濃縮装置 - Google Patents

カラギ−ナンゲルの脱水濃縮方法及び脱水濃縮装置

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JPS6063202A
JPS6063202A JP58169460A JP16946083A JPS6063202A JP S6063202 A JPS6063202 A JP S6063202A JP 58169460 A JP58169460 A JP 58169460A JP 16946083 A JP16946083 A JP 16946083A JP S6063202 A JPS6063202 A JP S6063202A
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carrageenan
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正 井上
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哲郎 田中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カラギーナンゲルの電2浸透力を利用して、
該ケルを脱水濃縮する方法に関し、詳しくは、llG2
 fl!処理されたカラギーナンゲルより高品質のカラ
ギーナンを得るために、効率良く脱水濃縮する方法及び
装置に関するものである。本発明は、殊に試料室を多室
化して一度に多量の試料をlB2水するのに適しており
、多数の試料室の各室とも高品質の脱水物が得られると
いう特徴を有する。
カラギーナンは海藻より抽出されて得られる陰イオン性
の天然高分子多糖類で、ミルク蛋白反慇性、ケル化性な
ど他の天然カムにないI+r異な機能を有することから
、アイスクリーム等の乳製品、デザート食品等の安定剤
として−fくから主として食品工業において多用されて
いる。しかしながらカラギーナンは、 (1)固形分濃度1〜l 、 5 屯ri%程度の温水
溶液であっても、数1−〜数百cp以」二にも達する高
い粘性を有し、この粘性は温度依存性が大きい。
(2)巨大分子量物質であり、例えば市販の通ちのカラ
ギーナンの平均分子都は15〜25刀程1■である。
(3)非ニユートン流体の流動4・ν性を41する・(
4)エステル硫酸塩を40重φ%程度も含有するラムタ
型力うキーナンを除き水ゲル化性を有し、l 屯帛%程
度の添加でも数百gr/Cm2もしくはそれ以」二のゲ
ル強度のゲルを形成する 等の特性を有するため海藻から抽出した1〜1,5重量
%前後の稀薄水溶液でも高粘性を呈するので、簡便で経
済的な脱水濃縮方法が強くめられていた。
尚、ここでいう濃縮とは、主に0.3%程度から20屯
昂%程度もしくは夫れ以上の濃度に濃縮することを目的
としているがこれを外れる範囲の脱水濃縮もあり得る。
カラギーナンについてさらに詳細に説明すると、カラギ
ーナンとは、海藻のうち紅菌類例えば、 ツノマタ属 (Chondrus Cr1spus)ス
ギノリji’g (Gigartina 5tella
ta、 GigartinaRadula) キリンサイ属(Euchema Cottonii、 
EuchemaSpinosum) 等を原料とし、該海藻にアルカリ無機11.2等で化学
的t)h処Jjljを施こすか、あるいはそのままで熱
水乃至アルカリ溶液で煮熟して抽出される硫酸多糖類を
言う。
11+i 藻から抽出した低濃度のカラギーナン水溶液
を粉末状の製品にする為には多くの方法が行なわれてい
るが、通常の製造法を数イ列挙げると次のようである。
(1)l’プラム燥法 1〜1.5重量%の固形分濃度で抽出したカラギーナン
水溶液に珪藻土などの濾過助材を添加し、フィルタープ
レスまたは遠心分離機を用い、11ff藻残渣よりの濾
液としてカラギーナン水溶液を分間1する。この濾液中
にはカラギーナンと共に無機塩及び711成分等の不純
物が含まれており、絽府は茶褐色または黒褐色を呈して
いる。
これらの着色成分笠を除く為に、活性炭あるいはイオン
交換樹脂による吸着などの精製方法が行なわれる。
次いで真空プh発缶により出来るだけ高濃度に濃縮する
が、カラギーナン水溶液は低濃度でも粘度が高いので、
3重へ1%前後までの濃縮が限度であるとされている。
この濃縮液を加熱したドラム乾燥機またはスチールベル
ト」−に薄膜状で接触させて乾燥し、剥N1したものを
粉末化する。
末法の4.′f徴は比較的簡単な設備で製品が得られる
ことにあるが、精製の程度によっては無機塩及びその他
の不純物が多く、またドラムあるいはスチールベルト表
面に付着して乾燥した薄膜状のカラギーナンの剥離が容
易でない。剥離が不充分でドラム表面に伺着し長時間加
熱されたカラギーナンは黄色に変色し、製品の品質を低
下させる。
尚、伺7iを防ぐ為にパラフィンワフクスやモノグリセ
ライド等を添加する方法もあるが、これは製品純度を更
に低下させる。
本状で製造されたカラギーナンは一般に低純度前が多い
(2)アルコール沈澱法 ドラト乾燥法と同じ工程で抽出・濾過した波浪を、精製
操作を行なわずに真空茂発缶で3重量%前後まで濃縮し
、この濃縮液をUSP 3176003”5elect
ive Extraction of Hydroco
lloidFractions From Sea P
lants或いはGL I CKSMAIlj著“Gu
m Technology in the Food 
Industry”ACADEMICPRESS (N
e、w York) (19[19) 214〜216
頁にも記載のあるように、85重Ii1%程度のイソプ
ロピル7当コール約2〜2.5倍量の中に噴出してカラ
ギーナンを析出させて分離する。この際、着色成分及び
不純物の大部分はアルコールに溶解するが、一部分はカ
ラギーナンにも包含されるので、製品の純度は93〜9
5重量%程度のものが得られる。またゲル化性が比較的
弱い成分を多く含む海海藻の種類に制約されない長所を
有するが、設備費及びアルコール回収のエネルギーが大
きく、コストが高い。
(3)ゲルプレス法 海藻から抽出・濾過した波浪を活性炭または多量の珪藻
土を用いて精製した後、真空蒸発缶で3重量%前後に濃
縮し、冷却した濃縮液を、特開昭58−95901号公
報「塩類水溶液によるカラギーナンのゲル化製造法」に
も記載のあるように、アルカリ金属川水溶液(例えば塩
化カリウム水溶液)中に噴出して強固なゲルを形成せし
め、充分水洗してj1分を除去した後、プレス機等で加
圧脱水し、乾燥して製品とする。
この方法は設備費、エネルギーコスI・が安いか、原料
がゲノ1化能の高い海藻、例えばEuchemaCot
tonii等に制限されるという問題がある。
従来カラギーナンの原料である紅藻類の海藻としてはC
hondrus Cr1spusが代表とされていたが
同VIη菌より得られたカラギーナンは単に冷水中で凝
固・沈設させたのではゲル強度が小さく、プレスによる
高度な脱水には不適当な為に、アルコール沈澱法が多く
採用されていた。近年、フィリピン近海で栽培されるE
uchema Gottoniiを原料として製造され
るカラギーナンはゲル強度が大きく、特にカリウム塩で
イオン交換の前処理を施こしたものは凝固・沈澱させた
ゲルを、プレスにより固形分濃度20%程度に迄予備1
説水出来る大きな利点を有する。
しかしいずれの場合にしても、ゲル化させる前に精製・
濃縮の工程が必要であるが、カラギーナンの抽出液は低
濃度であっても粘度が高い為に、1〜1.5重量%で抽
出した水溶液を例えば珪藻土を濾過助材として添加して
精製・濾過する際、能率が極めて悲く、活性炭吸着によ
る精製も高粘度液の為に容易ではなかった。またイオン
交換樹脂による吸着拳精製もコストが高く実用化の域に
達していない。更に真空蒸発缶による濃縮も工業的規模
ではせいぜい3重暇%程度が1」途とされ、11つエネ
ルギーコストも大きかった。
−力電気浸透によるゲルあるいはペーストの脱水力法は
、古くから知られた技術であるが、使用電力が大きく、
゛電極の化学作用等のため実用性が少なく、加圧または
吸引濾過と併用するような場合に有効な方法として利用
される程度のものであった。
従来公知の電気浸透脱水力法の上記の欠点を数片する方
法として、電気浸透における電極を、イオン交換IIM
で区隔することにより、脱水対象物に’1jJ4i反応
の影響を与えることを防ぎ、又イオン交換膜のもつ電気
浸透特性を利用して効率的に脱水を行う方法(特願昭5
2−143301−号)、両極室を区隔する11!J以
外に更に11gを用いて、両側をI+!、!で区隔され
た水抜き室を設けることにより、ゲルあるいはペースト
から、効率的に水とイオンを抜き出す方法(特開昭54
−141387号)さらに、両極室を区隔する11り以
外に更に膜を用いて、ゲルを複数個に分割して、効率的
に脱水する方法(特開昭54−153782号)が提案
され刃いる。
1−記の方法は、従来公知の方法に比して、著しく効率
及び電極の化学作用等の影響を改良したものである。
未発明者らは、」−配力法を海藻より抽出して得られる
カラギーナンゲル特にゲル化強度に優れるカッパカラギ
ーナンゲルに新たに適用すべく実験を実施したところ、
脱水速度及び脱水効率とも著しく低く、また、夾雑用含
量が多く、しかも他の天然高分子多糖類に比して電導度
が高い理由によりジュール熱の発生が多くゲル温が上!
1して溶解し、底部より流失する等のトラブルが発生し
全く実用に供し得ないものであることを見出した。
本発明者らは、」−記問題点を解決すべく鋭意検a・l
を進める中で、カラギーナンゲル中にノ(存する無機)
nの含有率により、カラギーナンの電気侵透力が箸しく
変化し、無機塩の含有率が低い程、脱水速度及び脱水効
率とも著しく向上することを新たに見出した。
また、さらに本発明者らは前記ゲル−を複数個に分割し
て脱水する発明で最も好ましい隔膜として提案されてい
る水を極めて通しがたい陽イオン交換11g、、例えば
、11ff水の電気透析に最もIll広く使用されてい
るスチレン−ジビニルベンゼン系樹脂にスルホン基を導
入した陽イオン交換膜をカラギーナンゲルの脱水濃縮に
適用し、電気浸透脱水及び熱風乾燥したところ、カラギ
ーナンの少なくとも一部が黒変化しゲル化特性に劣るこ
とを新たに発見した。本発明者らは、上記現象について
詳細に検討し、その原因が氷解によるものであること及
び1111記電気透析用に使用されるようなカチオン輸
率に優れる陽イオン交換IQを使用するかぎり、実1目
的な脱水方法並びに11;3水条件で、高品質のカラギ
ーナンを得ることが著しく困難であることをつきとめた
未発明は、上記知見をもとに完成したカラギーナンゲル
特にゲル化強度の強いカッパカラギーナンゲルより、効
率良く高品質のカラギーナンを得ることを目的とする脱
水濃縮方法及び装置である。
未発明について説明すると、本発明によれば陽極とrA
極の両電極室間に設けられた試料室内のカラギーナンゲ
ルをカラギーナンの電気浸透力により脱水濃縮する方法
であって該ゲルが該ゲル中に」(存する無41塩の含有
量をカラギーナンに対して、多くとも50重量%に脱塩
処理されたものであり、また試料室を区隔する隔膜のう
ち、少なくとも陰極側隔膜として中性膜又は/及びカチ
オン輸率が大きくとも0.95の陽イオン交換膜よりな
る半透性膜を配して電気的に脱水し、ゲルp)lが5〜
9の濃縮ゲルを得ることを特徴とするカラギーナンゲル
の脱水濃縮方法、並びに陽極と陰極の両電極室間に隔膜
により区隔された試料室を設け4該隔11ジのうち少な
くとも陰極側隔膜として中性膜又は/及びカチオン輸率
が大きくとも0.95の陽イオン交換膜よりなる半透性
膜を配してなることを特徴とするカラギーナンゲルの脱
水濃縮゛装置が提供される。
この方法により、海藻より抽出して得られるカラギーナ
ンゲル特にカッパカラギーナンゲルより、脱水速度及び
脱水効率良く電気浸透脱水でき、かつ熱風乾燥等の通常
の方法で容易に黒変化及び汚染の炒ない高品質のカラギ
ーナン粉末を得ることができる。
未発明についてさらに詳細に説明すると、本発明で言う
脱塩処理したカラギーナンゲルとは、海藻より温水ある
いは温アルカリ水等でカラギーナンを抽出した水溶液あ
るいは線源になんらかの添加物を添加した液(例えば中
和剤あるいは濾過助剤等)あるいは、線源を各種の濾過
処理した濾液あるいは該濾液を活性炭やイオン交換樹脂
で精製した液等々を各種の方法で脱塩処理した後冷却し
て得られるゲルあるいは、上記液を脱塩処理あるいはI
n2 +、LA処J里せずに冷却してゲル化した後説塩
処IIしたゲルであり、通常カラギーナン含有率が多く
とも5型破%程度の大部分が水よりなるゲルである。
11;3堪は拡散透析、ゲル状物の水洗、限外濾過、あ
るいは限外濾過と拡散透析とを組み合わせた方法等種々
の方法により行うことができる。
このうち拡散透析による脱塩は、隔11り(高分子物質
は透過しないが、低分子量のIn8よび/または無機塩
のように小さい物質は透過する半透膜を用いる)の−側
にカラギーナン水溶液を配し、他側に水を配して、該水
溶液側から水側へ低分子量の塩および/または無R塩を
透過させて脱塩させるものである。この場合、該水溶液
、水とも流動状態にあると、隔膜を挟んでの塩の濃度勾
配が大きく脱塩効率が大きくて好ましい。流動状態にす
るにはIvl!拌羽根による機械的4v2拌やポンプに
よる循環が好適である。
限外濾過は、限外濾過膜の一側にカラギーナン水溶液を
配し、限外@過膜の該水溶液を配した側と線膜の他側と
の間に圧力差を設け、脱水と脱塩とを同時に行う方法で
ある。
また、限外濾過と拡散透析の中間的な方法として、限外
濾過膜のカラギーナン水溶液側を加圧状態として配し、
限外濾過膜の透過側に水を配してl(a堪する方法があ
る。該水溶液側、水側(透過側)の両側とも流動状態に
あれば限外濾過■りをはさんでの塩の濃度勾配が大きく
なり、脱塩濃度が大きくなる。流動状態にするには、例
えば、中空子状の隔膜の内側に該水溶液を加圧状態で流
動させ、中空子の外側に水を流して接触させる方法があ
る。この方法も、上記限外濾過の場合と同しく、加圧に
より水と塩を隔膜外に押し出すので、脱塩と同時に脱水
も行なわれるので好ましい。
ゲル状物の水洗により脱塩する方法としては、最も単純
な方法としてゲル状物に水を接触させて水洗する方法が
あるが、この方法は水による溶解が起すテ(「いカッパ
カラギーナンのゲル状物に適用するには良いが、溶解が
簡単に起るようなイオタカラキーナンゲル状物には適用
し難い。水洗する際にゲル状物に超音波をあてながら行
え傷、ゲル状物中のカラギーナンに拘束されている対イ
オンの拘巾状11″、を解いてゲル状物表面への拡散速
度を増大させ、脱塩速度を増大させることができる。
拡散透析やゲル状物の水洗による脱塩法では、ケル状物
中の水分が増大し、−見すると未発明の目的である脱水
連綿から離れているかのように見える。しかしながら、
通電前のゲルの含水♀が多少増大しても、脱塩処理した
ことにより、電気的脱水の脱水効率は著しく増大するか
ら、多少含水量が増えるような脱塩処理法であっても、
総合的に見れば充分にメリットがある。従って、拡fi
& 透析やゲル状物の水洗も本発明の脱塩法の態様に含
まれ得るものとなる。
本発明における限外濾過処理による脱塩法としては、例
えば下記の方法が生産性が良いため特に好適となる。
本発明におけるカラギーナン水溶液の限外性過処理によ
る脱Ia法として特に好適な方法について説明すると、
カラギーナン水溶液を中空糸型あるいは薄溝型の限外−
過膜を内包する濾過モジュールに内圧方式で導いて水溶
液を循環させながら脱塩する過程で、水溶液の該限外濾
過中空糸または薄溝の出口端において高剪断速度に保つ
ことにより、水溶液の見掛けの粘度を低下させて高い透
水率を得る方法である。
この方法により、低濃度のカラギーナンの高粘度水溶液
からも、カラギーナンをほとんど失うことなく、生産性
良く、脱塩できると同時に、低分子量の不純物の除去及
び説水濤縮できる利点がある。
これはカラギーナン水溶液は非ニユートン流体の流動特
性を示し、第1図に示すように、流路に於ける水溶液の
剪断速度が増すと見掛けの粘度(温度80°C)が低下
する。
しかし、この特性は飽く迄流路に於る水溶液の見掛けの
粘度が高い剪断速度の下で低下する現象であって、この
現象が起ると流路に至る水溶液の流れとは別個に、水溶
液と接する限外濾過膜の微細な孔を通って移動する水や
着色成分あるいは低分子隈、物質の透過能力を著しく向
上せしめる°効果が生しるということに帰因する。
流路に於ける循環水溶液の剪断速度を高く取る為には平
膜の限外濾過膜に高い圧力をかけて濾液を透過させるよ
りは、出来る限り内径の小さな中空糸型あるいは溝厚の
小さな薄溝型構造の限外濾過膜の選定がtJpましい。
しかし内径あるいは溝厚を小さくすると流路に於ける圧
力降下が増大し、流入圧力は波浪の濾過圧力としては働
くが、循環流量を犬きく保つエネルギーとしては寄与し
なくなるので、流路の長さとの兼ね合いを考1&するこ
とが必要である。
ここでは限外濾過■Qに添って流れる水溶液の剪断速度
の値を規制する流路の位置を限外濾過中空糸または薄溝
の出口嬬としているが、循環液流挙に比べ濾液量の割合
が数%に過ぎないことを考えると、限外濾過中空糸また
は薄溝の人口における循環液のり断速度を概略の値とし
て代替しても差支えない。
剪断速度とは、中空糸型を円筒管、薄溝型を平行溝と見
做すと、次式で示される。
」二人に於いて シー剪 断 速 度 [5FIC−1コQ : iQ 
量[c+n3/sec]R;中空糸内半径 [Cm ] W:薄溝の幅 [cm ] t:薄溝の厚さ [cm ] 中空糸型の剪断速度は管内を通過する流体の線速度を内
半径で徐したものなので、流速と類似した概念であるが
、中空糸内の流体の線速度が同じでも内径が異なれば剪
断速度も異なるので、粘性の影響を判断する為には剪断
速度を基準にした方が良い。
薄溝をについても剪断速度で整理すると、ll1行溝の
幅、厚みの相違に捉われることなく、中空糸型と比較す
ることが出来る。
通常、カラギーナンは海藻(紅藻類)を温水あるいはア
ルカリ水溶液で煮熟し、固形分濃度1〜1.5Q:量%
において有効成分を抽出す、る。抽出した有効成分中に
は固形分に対して約10重1什%の着色成分または低分
子量物質等の不純物の他に数十%以」二の無機塩が含ま
れ、抽出液は茶褐色乃至黒褐色を呈している。
この抽出液に硅藻土を一過助剤として添加してフィルタ
ープレスまたは遠心分離機で一過し、海藻残渣や液中に
浮遊する微細な固形分を除去するが、この間の操作はた
とえ抽1H液の有効成分濃度がl 1Trij’r%程
度でも、高粘度液の為に必ずしも能率的でない。
更に、この濾液を活性炭を充填した層を通して着色成分
あるいは微細な不純物を吸着除去するが、S雌用はほと
んど除去できずさらにこの操作も高粘度液の為に円滑に
行なわれず、特に再生使用が可能な粒状活性炭の場合は
、活性炭の微細な孔の内部迄液が浸透しないので効果的
とは言えない。
17かし、限外濾過においては濾過圧力を一定とした場
合、透水率は液の粘度のほぼ一次に反比例するので−、
予め抽出したカラギーナン水溶液を低儂度に稀釈して硅
藻土を併用したフィルタープレスでの一次癌過を容易に
行ない、次いで限外症過膜で多量の水分を分離する二次
濾過を行なうことはさ程負担とならず、稀釈する倍率が
高い程、濾液に同伴される無機塩及び不純物の量が増え
て製品の純度が向上する。
例えばl?、量%で抽出したカラギーナン水溶液を予め
固形分濃度0.5重量%に温水で稀釈してフィルタープ
レスで一次濾過を行ない、IL外11!過で濃縮すると
含有される無機塩及び不純物は大巾に除去される。
また、別の限外濾過処理法として特に、限外−過処理に
より、粘度」−昇が著しい脱水対象物に好ましい方法で
あるが限外濾過処理中に系外に除去される水分と同等量
の新しい水をバイパスより補給1.なから処理すること
により該高蕎子濃度を、さ稈変化させずに脱塩できるた
め、好適となる。
そして上記方法において、液を循環して限外濾過処理す
る場合には、バイパスより希釈水を注入すれば、希釈タ
ンクがなくても、ml続的に循環でき、しかも、生産性
良く、安定して、無機塩の含有率を低減できるため好適
となる。
また、限外性過処理装置を多段で使用して脱塩する場合
にも、途中のバイパスより希釈水を連続的に注入するこ
とにより出口側の液の粘度上昇を低減できるため有効と
なる。
そして、本発明において、脱塩処理の程度は、共存する
無機塩の含有率がカラギーナンに対して50重量%以下
になる程度に処理することが必要で、より好ましくは2
5重量%以下、最も好ましくは10重量%以下である。
次に脱塩した後カラギーナンゲルを電気的に脱水濃縮す
る方法について説明する。
カラギーナン特にカッパカラギーナンは常温付近で極め
て低濃度(1〜2重量%)でもゲル化すル特性がある。
本発明者らは、カラギーナンゲルが大きい電気浸透性を
有し、電気的に脱水できることを確かめている。
そして、このゲルの電気浸透性が共存する無機塩により
大きな影響力を受け、無機塩の含有にが多い程、脱水効
率が低く、しかも脱水濃縮速度が遅いことを新たに見出
したことは前記したとおりである。この理由は定かでな
いが、実用的には水溶液あるいはゲルから脱塩すること
はもちろんのこと更に電気的に脱水漕縮中に無機塩のゲ
ル内への流入を防止することが極めて重要である。
ゲルから電気的に脱水する場合の無機塩のゲル内へのが
5人とは、説水瑛縮中に陽極室及び陰極室に存在量る電
解液あるいは陽極室及び陰極室で発生する酸やアルカリ
がゲル内へ流入することを意味し、これを防E卜するた
めには、半透性の隔膜を介して、ゲルと電解液を接触さ
せることが最も有効で、この方法により無機塩等のゲル
内への移動を極力押えることができるため、脱水効率の
低下を防ぐことが可能となり、同時に汚染の少ない濃縮
ゲルを得ることができる。
そして、ここで言う半透性膜とは、イオンは容易に透過
できるが、無機塩や有機物は透過しがたい膜を意味する
ものである。そして、この方法によりゲルと電極との直
接接触を防(トできるためカラギーナンの好ましくない
変性を防1Fできる利点もある。そして、さらにゲルの
電気的脱水濃縮において重要なことは、電極室で発生す
る酸やアルカリのゲル内への流入は、上記した脱水効率
を低下させる影響以外に特に酸の流入により(1)カ)
ラギーナンの対イオンがイオン交換する、(2)脱水中
、乾燥中及び/又は熱湯に溶解中(再ゲル化時)にカラ
ギーナンが分解する等の影響を与え、得られる製品の着
色、ゲル化特性の低下等を招き、結局、高品質の製品を
得ることができない。従ってカラギーナンゲルを電気的
に脱水lr3 Knする場合、酸やアルカリ、特に酸の
ゲル内への流入を防止することが重要となる。
ゲル状物内への酸の流入を防11−する方法として、 ■ 電極液を大量に使用し、通電中、p)Iの変化をさ
ぐ保つ [F] 陽極室の電極液と陰極室の電極液を逐次、混合
する方法があるが、 特に下記の方法が好適となる。
(+)陽極の電極液を緩衝液とする。
(2)陽極の電極液中に陽イオン交換膜11Mを含有さ
せ、陽極室で発生する酸を中和する。
(3)陽極と隔DI間に電解液を含有するーイオン交換
膜脂層を配置し、酸を中和及び/又は酸のゲルへの浸入
を阻+l−する。
(4)半透性膜に陽イオン交換膜を配置し、酸を中和及
び/又は酸のゲルへの浸入を阻屯する。
」−記の方法を必要に応じて組み合わせることにより、
ゲルと酸との接触を極カ抑えて、効率的に脱水すること
ができる。
電極液のpHを(電極室と試料室との間に緩衝液あるい
はイオン交換樹脂を入れた緩衝室を設ける場合にはこの
##室のpHを)3以上にすることによりカラギーナン
ゲルへの影響を比較的小さくできるが、好ましくは常に
pHを中性付近に好ましくはゲルpH,t5〜9に保つ
ことが特に重要である。
また、上記の各種の方法において、カラギーナンのイオ
ン−交換性能を有する基の対イオンを目的とするイオン
種に保持あるいは交換するためには使用する電解質緩衝
剤、イオン交換樹脂、イオン交換膜のイオン種あるいは
対イオン種を、該イオン種にすることにより、脱水しな
がら対イオン種の保持あるいは交換という目的を達成で
きる特徴がある。
膜の対イオンは、所望のカラギーナンの対イオンと合わ
せることにより、カラギーナンの対イオンの保持あるい
は交換を脱水車に行なえるため4Nに好適となる。
例えば、カッパカラギーナンの対イオンをに+リッチに
することにより、含水率の大き17)ゲル及びゲル強度
の大きいゲルを得るこ□とができるため、含水率が大き
くゲル強度の大きl、)カラギーナンを得るためには上
記の電極液、緩衝液、II易ベイオン交換樹脂陽イオン
交換膜はに+を含有することが望ましく、また対イオン
に含まれるCaZ+を1曽力lさせることによりミルク
ゲル強度の大きl、)カラギーナンとすることができる
ため、電極液、緩VpII〜あるいはその他上記の樹脂
及び膜のカチオンをCa2+とすることが好ましく、ま
たl、Xずれの場合も脱水前のゲルのpHは7〜9付近
が好ましl、%。
そして未発明において、試料室を区画する隔fluのう
ち少なくとも陰極側の隔膜は中性膜及び/又はカチオン
@率が大きくとも0.95の陽イオン交換膜よりなる半
透性膜であることが必要で、カチオン#I率が0.85
を越える陽イオン交換膜でtマ実用的な11京水条件で
目的とする高品質のカラギーナンを効率良く得ることが
著しく困難となる。
そして本発明で言う中性膜あるいはカチオン輸率が大さ
ぐとも0.95の陽イオン交換■りよりなる半透性l@
とは、 l)材11が緻密で拡散あるいは電気浸透による水の移
動が小さい、2)電気抵抗が小さい、3)電極液室の汚
染物質を透過しがたい、4)膜自体がカラギーナンを汚
染17ない、5)カラギーナンを透過させない特性に加
え親水性の中性膜あるtrXL士カチオン輪率が輸率く
とも0.95のカチオン選択透過性の著しく低い陽イオ
ン交換lりである。
代表的な親水性中性膜の例として、セロファン、酢酸セ
ルロース、ポリビニルアルコール等があり、また陽イオ
ン交換膜として、イオン交換基がスルホン基、カルボキ
シル基、リン酸基に代表される交換基を有する各種の陽
イオン交換膜がある。
詳陰極側隔膜の半透性膜として、カチオン輸率が0.9
5を越える陽イオン交換膜を使用すると、脱水分離され
る水が、強アルカリ性となり、と同時にカラギーナンゲ
ルの特に各室の陽極側隔膜に接する付近のゲルが酸性と
なり、その結果前記したように最終的に得られるカラギ
ーナンの品質が低下するつ に記の現象は、海氷の電気透析処理等で発生する氷解現
象と類似の現象と推察されるものの、その原因L±定か
でない。
そして、上記したカチオン輸率が0.95を越える(通
常各種の用途に実用されている陽イオン交換119)陽
イオン交換膜を使用するかぎり、実用的な電気浸透現象
が観測される電流密度条件下で、この現象は発生しその
結果ゲルpHが酸性側に大きく傾き、特に複数個にゲル
を分割して実施する実用脱水システムにおいて、陰極室
に近い室のゲルのゲルp)lが5〜9のほぼ中性の濃縮
ゲルを生産性良く得ることが困難となり、結局収率よ〈
高品質のカラギーナンを得ることができない。
この理由も、現状において定かでないがカラギーナンゲ
ルの電気浸透脱水に適用される電液密度条件(0,1〜
2 A/dm2.好ましくは0.2〜l^/dm2.よ
り好ましくは0.4〜0.8A/dm 2)でカラギー
ナンのゲルpnを5〜9とするためには先記した親水性
の中性膜又は/及びカチオン#I率が大きくとも0.9
5の陽イオン交換膜よりなる半透性膜が必要で、より好
ましくは大きくとも0.80の陽イオン交換1漠である
また、本発明において、先記したように半透性+IQは
電気浸透性が小さいことが好ましい。
電気浸透性の小さい隔膜を使用する理由について説明中
ると、例えば電気浸透性の大きい隔膜を1陽極側隔膜に
使用すると、ゲルの電気浸透性によりゲルから水が離脱
しても、陽極側隔膜の電気浸透性により、該ゲル内に水
が送り込まれるため、1113水効率が低下する。また
電気浸透性の大きい隔膜を、陰極側隔膜に使用すると、
ゲルから離脱した水が、陰極側隔膜の電気浸透性により
陰極室に送り込まれるため陰極側電極液の希釈及び場合
によっては、汚染する恐れがあり、問題となる。
また、ゲルを隔膜で多数に分割1〜て脱水1縮する際に
も、同様の隔膜の電気浸透性による影響により、効率的
な脱水が困難となり、上記した電気浸透性の小さい隔膜
が必要で、実質的にカラギーナンゲルの電気浸透性より
も小さくなければ隔膜によるゲルの分割の効果は、あま
り期待できず、上記した電気浸透性の小さい半透性膜が
好適となる。
陽イオン交換膜としては前記の特性を有するものの中か
ら選べば良く特に限定するものではないが、例えばスチ
レン−ジビニルベンゼン系樹脂にスルホン基を導入した
膜、スルホン基やカルボキシル基を有するフッ素系の膜
、ポリエチレンにアクリル酸又はメタクリル酸をグラフ
トした膜、エチレン系共重合体にスルホシ仄を導入した
11りあるいは、ポリ塩化ビニル系樹脂にスルホン基を
導入した膜及びその他各種の陽イオン交換膜からカチオ
ン輪車が大きくとも0.95の11@を選べば良い。
中でも、陽イオン交換膜として、エチレン系共重合体又
はエチレン系共重合体を含有する樹脂組成物より得られ
、−08基および−COORX: [式中RはH,hX
素原子数1〜6の炭化水素基、アルカリし得るイオン類
]より選ばれた少なくとも1種の親水性基とスルホン基
とを含有する膜が前記の特性に加え、経済性、耐久性、
柔軟性、大気中でも取枡える等々の理由により好適であ
る。そして、上記の膜が織if、不織布、編物、微多孔
膜等により補強された複合膜が寸法安定性及び耐久性か
らさらに好適である。
」二記エチレン系共重合体としては、例えば、87〜8
2モル%のエチレンと3〜18モル%の〔式中R,=H
1CH3,R7= 0COR3、COORa (但しR
:t =C1〜C6の炭化水素基、R4=、H,C,〜
Cf、の炭化水素基、アルカリ金属又I↓アルカリ土類
金属、希土類金属、NH,1等のff14級アンモニウ
ム塩、」二記以外の金属イオン等のカルボン酸基と塩を
形成しうるイオン類)]の構造を有する単量体とを共重
合して得られる共重合体またはそのケン化物が好適に用
いられる。
また、」−記エチレン系共重合体を含着する樹脂組成物
としては、樹脂組成物の全重量を基準として、上記エチ
レン系共重合体を15重量%以上と、85重量%未満の
スルホン化剤に比較的不活性な熱可塑性樹脂とからなる
樹脂組成物が好適である。
簡単に前記補強材を有さない陽イオン交換膜の製造方法
を述べると、例えば全重量を基準として、15重量%以
上例えば95〜30重量%の上記エチレン系共重合体と
、85重量%未満例えば5〜70重帛%のスルホン化剤
に比較的不活性な熱可塑性樹脂とからなる樹脂組成物の
100重量部に対し、上記樹脂組成物に対し相溶性であ
り、かつ、スルホン化前、スルホン化中又はスルホン化
後の少なくともいずれかにおいて抽出可能な可塑剤を5
〜200重量部含有する混合物を、5〜200川■厚み
のフィルムに溶融成形し、フィルム単独あるいは補強材
と複合化した後スルホン化剤にて可塑剤を抽出しながら
スルホン化反応をさせるか、又は、スルホン化する前に
溶剤にて可塑剤を少なくとも一部抽出し、汐いでスルホ
ン化反応させることにより六晶にL記陽イオン交換11
g:を得ることができる。
かかるエチレン系共重合体において、エチレン含量が9
7モル%を越えると、スルホン化剤に対する活性が落ち
、反応時間が長くなり、生産性が低下し、膜表面が主体
的にスルホン化処理され、耐劣化性が低下する傾向があ
る。逆にエチレン含量が82モル%未満では、溶融成形
法によるフィルムの成形性が低下し、またエチレン系共
重合体のス・ルホン化物の耐酸化性が低下する傾向があ
る。
従、って、エチレン含量97〜82モル%のエチレン系
共重合体が特に好適である。
また、スルホン化剤に比較的不活性な熱可塑性樹脂とし
ては、」−記のエチレン系共重合体に比較してスルホン
化反1心の著しく遅いもので、通常のプラスチックの加
工法で容易に均一混合でき、均一な品質のQ%tを得や
すい、例えば、低密度、高富度ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリブテン等のポリオレフィン樹脂が好適であ
る。
上記m脂組成物に対し相溶性があり、抽出可能な可塑剤
とは、上記樹脂の溶融状態で樹脂組成物100重敏部に
対して少なくとも5重量部が均一に分散し、溶融成形法
にて薄肉フィルムが成膜でき しかも上記樹脂組成物を
ほとんど溶解しない、溶剤、スルホン化剤によりフィル
ム又は膜から抽出できるものであればよい9例えば、フ
タル酸ジエチル、フタル酸ジオクチル等ポリ堪化ビニル
樹11にに通常使用される可塑剤、流動パラフィンがあ
り、その添加量は樹脂組成物1001′l′r11)部
に対し、5〜200重に部が適当である。これらの混合
 フィルム化は通常公知の方法で実施される・フィルム
の11みは5〜200Ii、Illが適当である。
また、ここでいう、その他のカルボキシル基と川を形成
しうるイオン類とは、例えば、M g 2+、Ca 2
+、Zn計等の2価の金属イオン、A交3+等の3価の
金属イオンの他にNH,1等のカルボキシル基と隼を形
成し得るカチオンを意味し、前記した理由により目的と
する被脱水対象物により適宜選釈すれば良いつ さらに未発明において好適な陽イオン交換膜として例え
ば、微多孔膜にエチレン系共重合体を含イイする溶液あ
るいはラテックスをコーティングし複合化した後スルホ
ン化する方法で得られる陽イオン交換11ジがある。上
記陽イオン交換膜はエチレン系共重合体スルホン化l@
を極度にS <できるため容易にカチオン輸率が0.9
5以下の半透性膜とでき、かつ微多孔膜を適宜選釈する
ことにより■電気抵抗が小さい■11杉潤性が小さい■
機械強度が大きい等々の本発明の目的に好適な4キ性を
伺与した半透性膜となる。
また本発明において電気的に脱水(ゲルpHが5〜9の
濃縮ゲルを得るとは脱水前のゲルのpHはもとより、脱
水濃縮中においても、前記氷解現象の発生しない電流密
度条件あるいは氷解現象が例え発生してもゲルpHが5
未満にならない程度である電液密度条件で脱水1縮する
ことと必要に応じてさらに前記した電極室で発生する酸
やアルカリのゲルへの侵入を防止する各種の方法を請じ
て[脱水濃縮することを意味し、その結9:最終的に得
られるカラギーナンの品質を高度に保つことを斉味する
ものである。
そして、本発明において実質的に電流密度条件Q、1〜
2^/dm2程度の範囲で1悦水速爪、脱水効率良ぐ、
高品質のカラギーナンを得ることができる。
本発明における試料室とは、必ずしも底部や側壁の存在
は必須とするものではない。例えば、ゲルの両゛電極方
向の端面は半透性の隔膜により区画し、ゲルの底面と側
面はゲル自体の端面が露出しているような場合をも試料
室というものとする。
ナなわち本発明の試料室は試料保持部とも称されるべき
ものであるう ゲルの脱水が進むにつれてゲルの休JJ?が減少するの
で炭水装置は、ゲルの体積減少に追随して試料室が自動
的にせばまるように構成するのが好ましい。実験室的な
小部スケールの装置では人力で試5ネ゛■室をせばめれ
ばよいが、大量スケールになれば自動的にこの作動を行
い得るようにするのが望ましい7例えば、隔膜面に垂直
方向に伸びる凹溝(1模水された水を流出させるための
溝であり、この凹溝は上側に向けて配;値する)を設け
た底板上を試料室及び電極室(どちらか一方の電極室あ
るいは両方の電極室)が滑べって平行移動して試料室の
空間が狭まるようにすることができる。この場合平行移
動のための力はエアーシリンダー等のように所定の圧力
あるいは脱水により体積1威少に合わせて漸進させる手
段により付与されるように干ればよい、また、門構に沿
って水かがし出し易ぐするために1戊板金休を多少傾斜
させることも可能である。また、凹溝は隔膜面に斜交す
るような方1h口こ伸びていてもよい。更に、底部には
」二記門溝り外に透水のための貫通孔を穿設しておいて
もよい。
また、試料室に側壁を設ける場合には、例えば−1−下
方向に伸びる凹溝を設けた側壁を設け(門構は試料室側
に向ける)、上下方向の水の流れをスムースにするのが
好ましい。また、側壁には」二記凹溝以外に透水のため
の貫通孔を穿設しておいてもよい。
以下に図面ならびに実施例により本発明について更に具
体的に説明する。
firJ2図に限外濾過処理実験装置のフローシートを
示す。
同図において lは原液タンク 2はポンプ 3はフィルター4は流量
B+5は液入配管 6は流入圧方言(7は限外濾過モジ
ュール 8は流出圧力計9は液出配管 10は調節弁 
11は濾液配管12は1i′+環切替弁 13は濃縮切
替弁 14は循環配管15は痔液扶出配管 16は濾液
タンク17は希釈水注入配管 である。
本実験の中空糸型眼外沖過11Q!はポリスルホン樹脂
で製造されたものであるが、限外IJA過膜の材質は対
象とする水溶液温度、使用圧力、pH等に応して、ポリ
アミド樹脂、ポリアクリルニトリル樹脂、ポリスルフォ
ン樹脂、弗化ビニリデン樹脂、塩化ビニル樹脂等のいず
れでも良い。
テストは該モジュールを用いカラギーナン抽出た。則ち
、中空糸の内側にカラギーナン抽出液を導き、高分子早
のカラギーナンを中空糸内に残し、着色成分ならびに低
分子早の不純物は水分と共に限外棲め膜の微細な貫通孔
を透過させて中空系の外側へ濾液としてυlIHaせた
尚、本発明で使用する粘度、スルホン基の交換容I仕、
カチオン輸率、電気抵抗、電気浸透量及びゲルpHは下
記の測定方法でMl!I定したイ「1である。
敲泄(cp:センチポイズ) B型粘度計で測定した(Itit(cp)スルホン基の
て換六量(ミリ当FVl−/グラム)親水化処理したス
ルホン酸(−5o3H)型の膜を一定1ij、の塩化カ
ルシウム(IN)水溶液中に入れて平衡とし、その溶液
中に生じた1;4化水素を0.I Nのカセイソーダ水
溶液(力価=f)で、指示薬としてフェノールフタレイ
ンを用いて滴定し、その値X(cc)を、カリウム場状
態での乾燻!時重量W(g)で割った値。
電解質として塩化カリウムを使用し、試料の両側の1度
を0.2M10.1M 、液温度を25°Cに保った条
件で常法に従って膜電位を測定し、ネルンストの式より
算出した値である。
1笈凡上(Ω争Cl112) 通常の膜の電気抵抗711定法に基き、25°Cの0.
05NjiIl化ナトリウム水溶液中でA11定した値
である。
電気浸透量(cc 、/ F) 通常の電気侵透皐をXI!I定する方法に基き、測定液
として0.05Njl、4化ナトリウム水溶液(25℃
)を使用し、55ミリアンペア/ Cm2の定電流密度
条件下で、直流゛電流を流し、移動した溶液の量(c、
c)を1フアラデーの電気挙あたりに換算した値である
乞血上」 1.5+1’<郁%にカラギーナンゲルを調整し、70
℃の溶液状態で測定したpH値である。
実験例1 94.2モル%のエチレンと5.8モル%のメタクリル
酸メチルの共重合体を、ケン化(ケン化度=60モル%
)及び中和(中和度=30モル%)して得た一CODC
)l、 、−COOH及び−COONa基を有するエチ
レン系共重合体(M、1. = 1) 80重量部に対
し20重量部の高密度ポリエチレン(密度= 0.95
5g/ Cm3阿、1=7)をニーダ−にて、180°
Cの温度条件で30分′lJi!練し、次いで上記樹脂
混合物100重量部に対して、43重−置部の流動パラ
フィン(国産化学株式会社製)を添加し、190’Oで
30分さらに混練した。次いで上記樹脂組成物を180
°Cの温度で押出機で、ダイスより押出成形し、40角
厚みのフィルムを得た。
そして、」二記フィルムを、1,1.1−)リクロロエ
タンに浸漬し、がC動パラフィンを抽出した後、遊離の
三酸化イオウを10%含む発煙硫酸と反応させ、濃硫酸
、希硫酸、水の順に洗浄し次いで、31重I−%の水酸
化カリウム水溶液にて、60°Cの条件で加水分解及び
中和し、さらに水洗、乾燥し、カチオン輸率0.90の
陽イオン交換膜(電気4氏抗1.0Ω・ Cl112、
スルホン基の交換膜が2.2 ミ1)当量/グラム、電
気浸透量290 cc/ F)をf「成した。
実験例2 N2雰囲気中で電子線照射を行なったポ1ノプロピレン
製織布(50デニールフィラメント使用)をジビニルベ
ンゼン(純度55部)20重量部、スチレン80市埜部
、ジブチルフタレート40重41部、ベンゾイルパーオ
キサイド3.5重量部のモノマー液源こ含浸した後、加
熱重合し、原反フィルムを作成した。
次いで上記原反フィルムを、無水硫酸−ジオキサンアダ
ク)[和ジクロロエタン液(50°C)中でスルホン化
した後常法に従い、洗浄し、次1.)でスルホン酸基を
ナトリウム塩として厚み 1301L、カチオン輸率0
.88の陽イオン交換膜(電気抵抗3.1Ω・cl12
、スルホン基の交換容量1.6ミリ当量/グラム、電気
浸透量lso cc/ F)を作成した。
実験例3゜ ジオクチルフタレート、無水微粉ケイ酸及び粉末高密度
ポリエチレン(密度= 0.950 g/am”MT=
1)より得られた樹脂組成物より従来公知の方法で成形
した微多孔11q(厚み200IL、平均孔fffiO
,02g、空孔率55%)上に、95モル%のエチレン
と5モル%のメタクリル酸共重合体の部分中和(中和度
=30%)したエチレン系共重合体を含有するラテック
ス(固形分含有量−4,0重量%)85東1−i1部に
5重量部のイソプロピルアルコールを混合17た分散液
をコーティングロッドで樹脂厚み2ILにコーティング
し、80℃の温度条件で1時間エージングし、原反フィ
ルムを作成した。
次いで上記原反フィルム2枚をエチレン系共重合体薄膜
側を内部にして熱プレス法でラミネートし複合原反フィ
ルムを作成した。
以下実験例1と類似の方法でスルホン化及び洗浄した後
、31重量%の水酸化ナトリウム水溶液にて60°Cの
条件で中和及び微多孔膜中のケイ酸を抽出しカチオン輸
率0.90の陽イオン交換膜(電気抵抗23Ω・Cl1
12、エチレン系共重合体スルホン化膜中のスルホン基
の交換膜壁3.2ミリ当量/グラム電気浸透量480 
cc/ F)を作成した。
実施例1 フィリピン国に産するユーチュマコットニー系の海藻(
水分含量35%、有機成分42%、無機塩類、砂、貝殻
等の付着物23%) 2.5Kgを5倍量の水で3回洗
浄後、付着水分を遠心分離して除き、水酸化カリウム水
溶液100Kgを加えて、80℃の温度条件で5時間煮
熟した。該抽出液のpHを10%In酸で中和調整した
後、ボディーフィード材として珪藻土を加え、加圧濾過
処理を行ない、抽出液(A)を得た。
該抽出液(A)を表1に示す条件で、中空糸型限外濾過
モジュールに内圧方式で限外症過処理し、lBe 14
4処理及び脱水濃縮処理を行なった。
脱塩処理及び説水褒縮の方法は、抽出液(A)を限外濾
過装置内を循環処理し、抽出液を3倍濃縮して、温水で
2倍希釈し再度2倍濃縮して、1次処理液(B)を得た
。さらにこれを4倍希釈し、4倍濃縮して2次処理液(
C)を得た。これらのl吹及び2次の処理液(B)、(
C)の特徴を表2に示す。
第3図の装置において、隔膜3.4及び中間隔11u 
3 a + 3 b + 3 cとして実験例1の陽イ
オン交換膜を使用して、上記の2次処理液(C)を冷却
ゲル化して得たゲルp)17.8のゲル状物を(3cm
厚み、4室、脱水によるゲル体積減少に伴って陽極室が
エアー圧で陰極室側に平行移動する。) 、 0.5 
A 76m2の定電流条件で120分間通電し、電気浸
透脱水した。
ゲルから脱水された水のpHは8.2とややアルカリ性
を示すが、脱水直後のゲルを熱湯溶解し、1.5wt%
溶液としてゲルpHを411定したところ、各室のゲル
とも中性を維持し、その平均ゲルpHは7.6であった
・ また脱水率77%、脱水効率40Kg/KWhと極めて
脱水速度・脱水効率の優れるものであった。
次いで、80℃で熱風乾燥し、再度熱湯溶解し冷却後3
%及び2%濃度のカラギーナンゲル状物を作成したとこ
ろ、ゲル強度透明性とも良好なものであった・ 比較例1 隔+1!J 3.4及び中間隔膜3a、3b、3cとし
て実験例2の陽イオン交換膜を使用した他は実施例1と
全く同様な実験を行なった。
11)3水された水のpHは8,8とアルカリ性を示し
、4室のゲルのうち2室のゲルのpHが4以下と強酸性
であった。該ゲルを80°Cで熱風乾燥したところゲル
が黒変し、該カラギーナンは再ゲル化か不可能であった
比較例2 実施例1で得た抽出液(A)を、加熱して真空プi発法
により2倍濃縮し、冷却後ゲル化した。該ゲルを実施例
1と同様の方法で電気浸透脱水したところ、脱水率が1
5%、脱水効率が6 Kg/KWHと実施例1に比べて
、著しく脱水速度及び脱水効率の劣るものであった。
表 1 示す。
表 2 実施例2 実施例1で得た抽出液(A)を実施例1で使用した限外
濾過モジュールで2倍Wllli!u、次り、)で線源
と純水とをセロファン膜(201j−厚み)を介して接
触さ−せ、60°Cの温度条件で拡散透析を行なった。
対カラギーナン塩濃度は9.8%となり、大巾に111
3塩された。
次いで線源を常温に冷却しゲル化し実施例1と同様の方
法で電気浸透脱水した。結果は、実施例1と比してやや
劣るが良好な脱水率及び脱水効率で脱水C縮できた。脱
水率40%、脱水効率32Kg/KWh、また各室のゲ
ルP)Iは中性でその平均t±7.4であった。
実施例3 室数を5室とした以外は第3図と同様な装置(膜面積1
0d+o2.ゲル厚み4cmX5室、脱水によるゲル体
積減少に伴って陽極室がエアー圧で陰極室側に平行移動
する。)を使用して、隔膜3.4及び4枚の中間隔膜と
して実験例3の陽イオン交換膜を用い、ゲルとして実施
例1で得た2次処理液(C)と同様な液を冷却ゲル化し
たものを用いて、0.5A/dm2の定電流条件で18
0分間通電し。
て、電気浸透脱水を行なった。通電終了後、陽極室を通
電前の位置に戻し、ゲルを取り出した。ゲルから脱水さ
れた水のPH9,1でややアルカリ性を示したが、脱水
効率は30Kg/KWhで脱水率は78%と充分な脱水
が行なわれている。また、脱水後の各室のゲルは中性で
その平均PHは7.5と良好であり、再ゲル強度、透明
性とも良好な物性を示した。
実施例4 ゲルとして実施例1で得た1次処理液(B)と同様な液
を冷却ゲル化して得たゲルを使用した他は実施例3と全
く同様に実験を行なった。電流密度を0.70 A/ 
dm2 として300分間の通電を行なった。脱水率は
55%、脱水効率は18Kg/KWhと(C)に比して
、劣るものの、実用的には良好な脱水性能を示した。
実施例5 実施例3で使用した装置において、隔膜3.4として、
市販のセロファン膜(厚み35ミクロン、電気抵抗6.
1Ω*cm2.電気浸透量310cc /F)’c実施
例3で使用した微多孔膜を補強材として交互に重ね合わ
せた中性の多重膜(微多孔膜3枚とセロファン4枚より
なる)両表面に更にポリエチレン製のネットでサンドイ
ッチしてなるものを用い、中間隔膜(4枚)として微多
孔膜1枚とセロファン1枚を重ね合わせたものに更にそ
の両面をポリエチレン製ネットでサンドイッチしたもの
(4枚)を用いた他は、実施例3と同様の実験を行なっ
た。0.5A/dm2の条件で140分間の通電を行な
い、脱水率68%、脱水効率29Kg/KWhと良好で
あった。また、ゲルpHも中性を維持しており、良好な
物性を示した。
【図面の簡単な説明】
第1図は、3%及び6%カラギーナン水溶液(80°C
)を中空糸限外濾過モジュール装置に内圧方式で限外濾
過処理する際の剪断速度と管内を流れるカラギーナン水
溶液の粘度の相関図を示す。 第2図は本発明の限外濾過処理実験装置のフローシート
の一例を示す。 第3図は、本発明のカラギーナンゲルから脱水濃縮を行
うための装置の一例を示す断面検図である。 l・・・・陽極板 2・・・・陰極板 3・・・・1陰
極側隔膜3a、3b、3c・・・・中間隔膜(陰極側隔
膜又は陽極側隔膜) 4・・・・陽極側隔膜 5・・・・陽極隔膜 6・・・・陰極隔膜7・・・・カ
ラギーナンゲル 8・・・・陽極液9・・・・陰極液 
1o・・・・陽極側緩衝液11・・・・陰極側緩衝液 出願人 旭化成工業株式会社 代理人 豊 1) 善 雄

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)陽極と陰極の両電極室間に設けられた試料室内の
    カラギーナンゲルを、カラギーナンの電気侵透力により
    脱水濃縮する方法であって、該ゲルが該ゲル中に共存す
    る無機塩の含有基をカラギーナンに対して多くとも50
    重量%に脱塩処理されたものであり、また試料室を区隔
    するVA膜のうち、少なくとも陰極側隔膜として中性膜
    又は/及びカチオン輸率が大きくとも0.85の陽イオ
    ン交換膜よりなる半透性膜を配して電気的に脱水しゲル
    p)lが5〜9の濃縮ゲルを得ることを特徴とするカラ
    ギーナンゲルの脱水濃縮方法。
  2. (2)脱塩処理が限外濾過により行なわれる特許請求の
    範囲第1項記載の脱水濃縮方法。
  3. (3)陽イオン交換膜が、エチレン系共重合体あるいは
    エチレン系共重合体を含有する樹脂組成物より闇!1ら
    れ−OH基及び−GOOR基[式中RはH,炭素原子数
    1〜6の炭化水素基、アルカリ金属あるいはその他のカ
    ルボキシルノ、(と塩を形成し?j)るイオン類]より
    選ばれた少なくとも14千類の親木性基とスルホン基と
    を含有する膜あるいは該膜が補強材と複合化された膜で
    ある4、+j訂請求の範囲第1J工1または第2 J、
    Qのいずれかに記4・シ、の脱水e縮方〃、。
  4. (4)電ダを的脱水が0.1〜2 A/dm’の電流冨
    度でイー1なわれる4□ν許請求の範囲第1項〜第3項
    のいずれか1項に記載の1脱水濃縮方法。
  5. (5)試料室が複数個である特許請求の範囲第1項〜第
    4項のいずれか1項に記載の脱水濃縮方法。
  6. (6)陽極と陰極の両電極室間に隔膜により区隔された
    試本−1室を設け、該隔膜のうち少なくとも陰極側隔膜
    として中性膜又は/及びカチオン輸率が大きくとも0.
    95の陽イオン交換膜よりなる半透性膜を配してなるこ
    とを特徴とするカラギーナンゲルのlH2水濃縮装置。  −
  7. (7)試料室が複数個設けられた特許請求の範囲第6ダ
    4記載の脱水濃縮装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005513176A (ja) * 2001-10-23 2005-05-12 ザティア・ゲーエムベーハー 改善されたゲル化特性を有するカラゲナン含有組成物
JP2018103119A (ja) * 2016-12-27 2018-07-05 オルガノ株式会社 増粘多糖類含有水の処理方法および処理装置

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