JPS6062416A - 放電加工液改良剤 - Google Patents
放電加工液改良剤Info
- Publication number
- JPS6062416A JPS6062416A JP17083283A JP17083283A JPS6062416A JP S6062416 A JPS6062416 A JP S6062416A JP 17083283 A JP17083283 A JP 17083283A JP 17083283 A JP17083283 A JP 17083283A JP S6062416 A JPS6062416 A JP S6062416A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- machining
- electric spark
- polyethyleneimine
- machining liquid
- machining fluid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H1/00—Electrical discharge machining, i.e. removing metal with a series of rapidly recurring electrical discharges between an electrode and a workpiece in the presence of a fluid dielectric
- B23H1/08—Working media
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、放電加工を行うときに冷却・絶縁あるいは消
弧のため処使用している加工液に適用しその能方向上を
図ることの可能な放電加工液改良剤に関する。
弧のため処使用している加工液に適用しその能方向上を
図ることの可能な放電加工液改良剤に関する。
放電加工操作の加工能率に及ぼす影響の因子として検討
されるものに電気的条件、電極材料、サーボ方式などが
よく取り挙げられるが、加工液に関する検討は二次的に
見られがちで著しい改良はなされていないのが現状であ
った。
されるものに電気的条件、電極材料、サーボ方式などが
よく取り挙げられるが、加工液に関する検討は二次的に
見られがちで著しい改良はなされていないのが現状であ
った。
このような情況の中にあって「精密機械」第２９巻（１
９６３）における放電加工の電極と加工液と題する報文
では、鉱物油中に絶縁耐圧を低下させるような液体を添
加すると加工速度が向上するとの報告が認められるが、
その当時はコンデンサ放電が主流であり、パルス放電に
おける広範囲な加工条件（パルス幅、休止幅、ピーク電
源）や電極消耗に関しての評価がなし得なかったこと、
仕上加工面がちらくなぷるなどの問題もあり実用に供す
るまでには至らなかった。
９６３）における放電加工の電極と加工液と題する報文
では、鉱物油中に絶縁耐圧を低下させるような液体を添
加すると加工速度が向上するとの報告が認められるが、
その当時はコンデンサ放電が主流であり、パルス放電に
おける広範囲な加工条件（パルス幅、休止幅、ピーク電
源）や電極消耗に関しての評価がなし得なかったこと、
仕上加工面がちらくなぷるなどの問題もあり実用に供す
るまでには至らなかった。
本発明者らは、上述のような背景にあって、放電加工に
使用する加工液の改良によって加工能率の向上を図るべ
く種々検討、を加えた結果、加工液にある種の界面活性
剤を混入させておくことによって主としてパルス放電の
仕上加工条件における加工速度の向上、加工の安定性の
向上および電極消耗特性の改善など加工能率の向上に著
しい効果を有することを見出した。
使用する加工液の改良によって加工能率の向上を図るべ
く種々検討、を加えた結果、加工液にある種の界面活性
剤を混入させておくことによって主としてパルス放電の
仕上加工条件における加工速度の向上、加工の安定性の
向上および電極消耗特性の改善など加工能率の向上に著
しい効果を有することを見出した。
一般的には界面活性剤には、
■液体の界面張力を低下させることにより液体の浸透性
を向上させる作用を有し、従って繊維処理剤として利用
されているが、放電加工液においても同様に極間への加
工液の浸透性を極めて良好にし、放電時の高熱により発
生した油の蒸気膜をいち早（消滅させるという効果を発
揮し深リブ、スリット加工等、従来加工が困難であった
形状においても安定な加工が可能となり、しかもスラッ
ジの排出不良による電極の異常消耗が減少し、加工精度
を向上させる。
を向上させる作用を有し、従って繊維処理剤として利用
されているが、放電加工液においても同様に極間への加
工液の浸透性を極めて良好にし、放電時の高熱により発
生した油の蒸気膜をいち早（消滅させるという効果を発
揮し深リブ、スリット加工等、従来加工が困難であった
形状においても安定な加工が可能となり、しかもスラッ
ジの排出不良による電極の異常消耗が減少し、加工精度
を向上させる。
■界面活性剤は、乳化１分散作用を有しており、これら
の作用を使用して化粧品、自我樹脂の一乳化重合、さら
にはエンジン用潤渭油のスラッジを分散させるいわゆる
清浄分散剤などへ利用されている。これは被乳化物ある
いはスラッジの表面に界面活性剤が吸着し、これらの表
面を親油性あるいは親水性にする為である。
の作用を使用して化粧品、自我樹脂の一乳化重合、さら
にはエンジン用潤渭油のスラッジを分散させるいわゆる
清浄分散剤などへ利用されている。これは被乳化物ある
いはスラッジの表面に界面活性剤が吸着し、これらの表
面を親油性あるいは親水性にする為である。
放電加工液においても、加工時に生成する金属の微粉末
（いわゆるスラッジ）や、電極および被加工物の表面に
界面活性剤が親油基を外側に向けて吸着してこれらの表
面を親油性にするので、スラッジ相互の凝集、電極等へ
の付着を防止し、また極間からのスラッジの排出を良好
にして、加工面でのスラッジ濃度の不均一に基づく加工
面あらさのむら全なくし、均一な加工面を得ることが出
来る。
（いわゆるスラッジ）や、電極および被加工物の表面に
界面活性剤が親油基を外側に向けて吸着してこれらの表
面を親油性にするので、スラッジ相互の凝集、電極等へ
の付着を防止し、また極間からのスラッジの排出を良好
にして、加工面でのスラッジ濃度の不均一に基づく加工
面あらさのむら全なくし、均一な加工面を得ることが出
来る。
■界面活性剤は、放′亀加工液に用いられている加工液
に比較してはるかに高い導電性を有しており、本発明に
用いるアニオン性界面活性剤は放電加工液の絶縁耐圧を
低下させる。仕上加工時などの様な電極間隙が極めて小
さく、従ってスラッジの排出が悪（加工が不安定な条件
下においても絶 −縁耐圧の低下により、同一のＩ４Ｊ
加戒圧においても加工間隙を拡大させることがｕＪ能で
スラッジ排出が良好となり、加工が安定化するとともに
放電の周波数を高めることが可能となり、加工速度を向
上させる などの効果を期待することができる。
に比較してはるかに高い導電性を有しており、本発明に
用いるアニオン性界面活性剤は放電加工液の絶縁耐圧を
低下させる。仕上加工時などの様な電極間隙が極めて小
さく、従ってスラッジの排出が悪（加工が不安定な条件
下においても絶 −縁耐圧の低下により、同一のＩ４Ｊ
加戒圧においても加工間隙を拡大させることがｕＪ能で
スラッジ排出が良好となり、加工が安定化するとともに
放電の周波数を高めることが可能となり、加工速度を向
上させる などの効果を期待することができる。
本発明は、このような機能を示す界面活性剤の中から特
定のものを選択してその効果を確認したものであって、
具体的には加工液中にポリエチレンイミン首たはそのオ
キシアルキレン縮合物全含有させたことを特徴とする放
電加工液改良剤に関するものである。
定のものを選択してその効果を確認したものであって、
具体的には加工液中にポリエチレンイミン首たはそのオ
キシアルキレン縮合物全含有させたことを特徴とする放
電加工液改良剤に関するものである。
本発明でいう加工液とは、溶油、変圧器油など通常放電
加工に使用しＣいるものを指体している。
加工に使用しＣいるものを指体している。
１だ本発明で使用する界面活性剤とは、エチレンイミン
を例えは酸触媒の存在下で重合させて得たポリエチレン
イミンあるいはこのようにして得たポリエチレンイミン
にアルカリ触媒の存在下でアルキレンオキサイドを反応
させて得たオキシアルキレン縮合物を指している。これ
は一般式、（ＲＯ）ｎ Ｈ（ｎ ＝０〜１ ００ 、ｐ
＝ １ ０〜１００．Ｒはエチレンまたはプロピレンを
示す）で表されるものである。
を例えは酸触媒の存在下で重合させて得たポリエチレン
イミンあるいはこのようにして得たポリエチレンイミン
にアルカリ触媒の存在下でアルキレンオキサイドを反応
させて得たオキシアルキレン縮合物を指している。これ
は一般式、（ＲＯ）ｎ Ｈ（ｎ ＝０〜１ ００ 、ｐ
＝ １ ０〜１００．Ｒはエチレンまたはプロピレンを
示す）で表されるものである。
本発明の放電加工液改良剤は、Ｌ述のようなポリエチレ
ンイミン寸たけそのアルキレンオキサイド縮金物を、放
電加工の際に使用する加工液と同じ加工液１００重量部
に対し概ね０．１〜２０重量添加混合して調整する。
ンイミン寸たけそのアルキレンオキサイド縮金物を、放
電加工の際に使用する加工液と同じ加工液１００重量部
に対し概ね０．１〜２０重量添加混合して調整する。
なお放電加工液改良剤を調整する際、必９４′Ｃ応じエ
ステル型ノニオン界面活性剤５〜２０Ｍ量部、酸化防止
剤、防蝕剤など公知の添加剤を各々０．５〜１．０重量
部添加するなどは任意に行ってよい。
ステル型ノニオン界面活性剤５〜２０Ｍ量部、酸化防止
剤、防蝕剤など公知の添加剤を各々０．５〜１．０重量
部添加するなどは任意に行ってよい。
このようにして調整した本発明の放電加工液改良剤を実
際に使用するにあたつ゛〔ニ１、放電加工液に幻して１
〜２０重量％に当る鼠？添加するのみで加工速度特に仕
上加工速度の向上、電極消耗率の低下、従来加工が困難
であった深リブ、スリット加工などの安定加工が可能で
あることのほか、加工面性状の均一化を図ることができ
る。
際に使用するにあたつ゛〔ニ１、放電加工液に幻して１
〜２０重量％に当る鼠？添加するのみで加工速度特に仕
上加工速度の向上、電極消耗率の低下、従来加工が困難
であった深リブ、スリット加工などの安定加工が可能で
あることのほか、加工面性状の均一化を図ることができ
る。
本発明の放電加工液改良剤ｔｊ１、放１′Ｂ加工に使用
する加工液にポリエチレンイミンまたはそのオキシアル
キレン縮合物を含有させることによって構成されるがこ
のとき放電加工液と同一の加工液を使用して放電加工液
改良剤とすＪｌば、添加にあたつて分散性が最も良く保
たれ好寸しい結果を期待することができるし 〔発明の実施例〕 以下実施例によって本発明をさらに説明する。
する加工液にポリエチレンイミンまたはそのオキシアル
キレン縮合物を含有させることによって構成されるがこ
のとき放電加工液と同一の加工液を使用して放電加工液
改良剤とすＪｌば、添加にあたつて分散性が最も良く保
たれ好寸しい結果を期待することができるし 〔発明の実施例〕 以下実施例によって本発明をさらに説明する。
実施例
放電加工液として次の諸Ｑ′ｊ性を有するケロシンを使
用した。
用した。
比 爪 １５℃／４’に ０．８３７２引火点 ”Ｃ１
ｏａ 動粘１ｉ ｃｓｔ、 ４０℃２．２７５全酸価 ｒ＋＋
ｇ／Ｋ ＯＨｔＪ、ｌ） １流動点 ℃−５０ 硫黄分 ｐｐｍ ９ ＲＴ３ＱＴ ’１５［Ｊ℃、 ｍｉｎ ７３休債抵抗率
（ｚ ・ｃｙｎ／ ８０ ’Ｃ［１，９２ｘ１０１４一
方、同じケロシン７８０ｇにポリエチレンイミン５０ｇ
と：ノルビタンモノステアレートｃ東邦化孝工業（株）
４ｑ、商品名ツルポンＳ５−６０）１５０、ブチルヒト
１コギシトルエン（酸化防止剤）およびベンゾトリアゾ
ール（防蝕剤）各１０ｇ１均一に混合１−で放電加工改
良剤を調整し、放電加工液（ケロシン）に対して１０重
−晟％にあたる量を添加し卯、１１ヌ１に概念図を示１
／ ｆＣ如き装置によって放電加工を行った。
ｏａ 動粘１ｉ ｃｓｔ、 ４０℃２．２７５全酸価 ｒ＋＋
ｇ／Ｋ ＯＨｔＪ、ｌ） １流動点 ℃−５０ 硫黄分 ｐｐｍ ９ ＲＴ３ＱＴ ’１５［Ｊ℃、 ｍｉｎ ７３休債抵抗率
（ｚ ・ｃｙｎ／ ８０ ’Ｃ［１，９２ｘ１０１４一
方、同じケロシン７８０ｇにポリエチレンイミン５０ｇ
と：ノルビタンモノステアレートｃ東邦化孝工業（株）
４ｑ、商品名ツルポンＳ５−６０）１５０、ブチルヒト
１コギシトルエン（酸化防止剤）およびベンゾトリアゾ
ール（防蝕剤）各１０ｇ１均一に混合１−で放電加工改
良剤を調整し、放電加工液（ケロシン）に対して１０重
−晟％にあたる量を添加し卯、１１ヌ１に概念図を示１
／ ｆＣ如き装置によって放電加工を行った。
な）６図中１に１アーブル、２１ｃシ電伜、３ ｉｒｊ
ワーク、４（徒加工液、５は加工槽である、 以下同様手法により種々の組成からなる放電加工液改良
剤を第１表処方の通り調ｊｌｖＬ、これを用いたとき第
２表の如き結果を得た。
ワーク、４（徒加工液、５は加工槽である、 以下同様手法により種々の組成からなる放電加工液改良
剤を第１表処方の通り調ｊｌｖＬ、これを用いたとき第
２表の如き結果を得た。
第１表
第 ２ 表
〔発明のンカ未〕
−１−表の放ｒｊ元加工液改良剤を放電加工液に添加し
直営の仕」―げ加工条件で放電加工を行うと、改良剤を
加えていない対照例に比１咬し使用したものではその棚
上’ｉ’！ｊ住に洛段の効果が現れることが認識できる
。
直営の仕」―げ加工条件で放電加工を行うと、改良剤を
加えていない対照例に比１咬し使用したものではその棚
上’ｉ’！ｊ住に洛段の効果が現れることが認識できる
。
このことから１本発明にσｔつて族１ａ加工液改良剤全
形成しこノを全使用することにより、加工速度の同上は
もとより加工安定性の向上Ｑこ」二り電極消耗比の低減
金も図ることが出来るなど放電加工機の加工１１泗）Ｌ
の向上に隠めて犬き（寄与するものでちることがわかる
。
形成しこノを全使用することにより、加工速度の同上は
もとより加工安定性の向上Ｑこ」二り電極消耗比の低減
金も図ることが出来るなど放電加工機の加工１１泗）Ｌ
の向上に隠めて犬き（寄与するものでちることがわかる
。
図面は、放電加工装置、の縦断１＋ｉ １ａｌ−ひある
。 １・・・ｆ −プル、２・・・？４Ｔ＋ ４＋ｌｌｉ、
ろ・・・ワーク、４・・・加工液。 代理人 大 ：「； 増 雄
。 １・・・ｆ −プル、２・・・？４Ｔ＋ ４＋ｌｌｉ、
ろ・・・ワーク、４・・・加工液。 代理人 大 ：「； 増 雄
Claims (2)
- （１）加工液中にポリエチレンイミンまたはそのオキシ
アルキレン縮合物を含有させたことを特徴とする放電加
工液改良剤。 - （２）加工液１００重員部中に０．１〜２ｏ部のポリエ
チレンイミン筐たはそのオキシアルキレン縮合物を含有
させた特許請求の範囲第１項記載の放電加工液改良剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17083283A JPS6062416A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | 放電加工液改良剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17083283A JPS6062416A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | 放電加工液改良剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6062416A true JPS6062416A (ja) | 1985-04-10 |
Family
ID=15912155
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17083283A Pending JPS6062416A (ja) | 1983-09-16 | 1983-09-16 | 放電加工液改良剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6062416A (ja) |
-
1983
- 1983-09-16 JP JP17083283A patent/JPS6062416A/ja active Pending
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