JPS6061526A - 眼内出血,近視性脈絡網膜ジストロフイ−,先天性網膜ジストロフイ−,網膜火傷の治療用及びレ−ザ−凝固における損傷防止用網膜保護剤 - Google Patents
眼内出血,近視性脈絡網膜ジストロフイ−,先天性網膜ジストロフイ−,網膜火傷の治療用及びレ−ザ−凝固における損傷防止用網膜保護剤Info
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- JPS6061526A JPS6061526A JP58171064A JP17106483A JPS6061526A JP S6061526 A JPS6061526 A JP S6061526A JP 58171064 A JP58171064 A JP 58171064A JP 17106483 A JP17106483 A JP 17106483A JP S6061526 A JPS6061526 A JP S6061526A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は一般的に医学の分野に関し、より詳しくは新規
な医薬品、即ち、眼内出血、近視性脈絡網膜ジストロフ
ィー、先天性網膜ジストロフィー。 網膜火傷の治療用及びレーザー凝固における損傷防止用
網膜保護剤、に関する。 従来広範な再発性出血の吸収速度を上昇するための数多
くの薬品5例えばフイビリノリジン、ウロキナーゼ、ス
トレプトキナーゼ、ジクノン(エタムセレート)、ドキ
クユームなどが知られている。 従来、眼科の実践において通常用いられてきた抗出血剤
は、眼の微小循環を安定化させる純粋な脈管栄養衝撃(
ドキ/ニーム)、或いは毛細管出血の急性症状に有用な
止血作用(ジクノン)、或いはπ1引嵌の後−出血変化
において頼りにされる血液のレオロジー特性に及ぼす刺
戟効果(トレンタル)、或いは11が別の血栓崩壊効果
(ストレゾトデカーゼ、ヘパリン)のいずれかをもたら
した。 [〜か(−ながら、現在知られている薬剤のいずれもが
多重作用、 121]ち、第1に目の微小脈管構造(脈
管壁のIi7斜1゛イ造)を安定化させ、第2に血液の
抗凝固及びフィブリン溶解特性に影Vな及ぼし、第3に
l’r7J時に元刺戟を伴わず或いは特に伴って次第に
増大ずろ迅速なフリーラジカル脂質酸化より生ずる破壊
過程を妨害する作用、要するに出血に伴5病浬学的変化
の全領域を包含する作用、ff:有するもので(・コー
ない。 本発明の目的は、低い毒性、及び多方向抗出血作用、1
ボち、)反構造の安定化、出血その他の病因を半5倣し
いフリーラジカル酸化からの膜構潰の保護、血液を形成
する成分の分Ni1 、網膜における正常な酸素利用の
回復、及び毛細管透過性の減少、ケ示す新131な医薬
を提供することである。 本発明の医薬は、文[駄に以前記載されていない新規な
組成物である。本発明の眼内出血、近視性脈絡網膜及び
先天性ジストロフィー、網膜火傷の治療用及びレーザー
凝固における損傷防止用網膜保設剤は活性物質及び薬学
的稀釈剤よりなり、その活性物質は次式を有する2−エ
チル−6−メチル−3−ヒドロギシビペリジン塩酸塩で
ある:好ましくは、本発明の医薬は1重量%の活性物質
を含む注射液及び点滴剤用の啓液の形態で用いられる。 注射溶液用の好ましい薬学的稀釈剤は蒸留水である。 本発明の医薬は、便宜上エモキシピンと呼ばれるが1次
の病態の治療用途に適したものである。 1、中心脈絡網膜ジストロフィーの乾燥期(積極的に視
力に影響を及ぼす)。 2、中心脈絡網膜ジストロフィーの滲出−出血期(出血
のBB分吸収、感覚上皮剥離の面積減少、視力の改良)
。 3 後−血栓網膜出血及び中心眼底における脂質沈積(
出血領域の吸収、脂質沈積の収縮、視力の改良)、脈管
崩壊に引き続<1.5ケ月以上の中心網膜静脈及びその
支脈における血栓包含の亜急性期 4、近視性脈絡制i負ジストロフィー:a)乾燥期、1
1)出血期、C)フックス(Fux’s)点(出血゛の
領域の吸収、視力の改良)、 5 糖尿病1スI連ヅ、外の各種脈絡病因1発病の歴史
を有する眼球出血(眼球出血の部分吸収、視力の改g+
、 )、 6 網膜の日光(でよる炎症、レーザー装置操作に伴5
slS I匣火協(出血領域の吸収、出血及び参出活
件の減少、暗点の減少、視力の改良)、7、 中心壁板
−網膜アビオトロフィー、8 硝子体x14胆1ジスト
ロフ゛イー、9.17−ザー凝固における損傷の予防。 本発明の薬品は、ストレス、激しい元、酸素過剰症、眼
球内出血に際された網膜に有益な作用をする網膜保護剤
である。それは、網膜酸素の正常な利用を回復すること
、網膜その他の組織内の環状ヌクレオチr類の含量を増
大させること、毛細管透過性を減少させること、血小板
分離を誘発すること、血液粘度を低下させること、フィ
ブリンモノマー−フィブリンポリマー転換の速度を遅ら
せろこと、トロンビン形成を1慣止すること、血液のフ
ィブリン溶解l侍性を高めろことなどの能力を有し、そ
れにより眼内出血吸収に富裕することができるものであ
る。本発明の網膜保護剤に関し動物及びヒトについて臨
床ベースで研究を行った。 もう一つの研究では、眼内出血吸収の効率に関して本発
明の薬品を、デキサソンと組合わせたヘノぐリンと比較
した。 ウサギにおける眼内出血はアルゴンレーザーユニットを
用いて誘発した。凝固火傷はビーム出力200〜400
mW、サイズ50〜100ミクロン、照射時間0.1
〜0.28を用いて視神経の千円盤状組織の下に作られ
た。本発明の薬品の治療効果をへ・ソリンとデギ4ノソ
ンの組合わせのそれと対比する研究は、各々5匹の二つ
の群(各計10眼)に分けられた2、5〜:3 Kgの
体重のチンチラ系列の10匹のウサギについて行われた
。 治療は眼ノ戊にオSけろ出血の開始後直ちに開始された
。本発明の薬品は、1%溶液Q 、 5 mJの投与量
でもって眼球後方より毎日1回の投与で15日間導入さ
れた。へ・ξリンとデギサソン(1注射話中750Jp
位のヘパリン、20ηのデギサソン)は、15日間に亘
って毎日−回眼球後方から注射された。 出向開始後5日後に、本発明の薬品で治療された出)1
!を勿において、出血吸収が相当見られたのに対し、ヘ
ノミリン及びデキサソンを与えられた動物群においては
、眼底出血の程度は実質的に変化しないま〜であった。 14日1目1までに、本発明の薬品で治療された動物は
完全な出血の吸収を示したのに対し、ヘパリンとデ4・
ザソ/の絹合わせを受けた動物は吸収活性し1示したが
依然として広範な出血を示し、完全に7合倫′iろため
にはδ〜(資)日間かかった。 従って、本発明の薬品は、ヘノミリンとデキサソンの組
合わせと対比して眼内出血の吸収の速度を上昇すること
ができると結論することができる。 更に又、別の研究では、眼内出血吸収の効率に関して、
本発明の薬品をジノノンと比較した。 ウサギの眼内出血は、レーザーユニットナ用いて誘発さ
れた。凝固火傷はビーム出力200〜400mW、サイ
ズ50〜100ミクロン、照射時間帆lへ0.2Sを用
いて視神経平円盤状組織の下に作られた。本発明の薬品
の治療効果をジゾノンのそれと対比する研究は、各々5
匹の27作(各群10眼)に分けられた2、5〜3 K
9のチンチラ系列の10匹のウサギについて行われた。 治療は眼底出血開始後直ちに開始された。本発明の薬品
は、1%溶液Q 、 5 mljの投与量で眼球後方よ
り毎日1回15日間に亘って投与された。ジシノンは眼
球後方から12.5%溶液0 、5 mbの投与量で毎
日1回15日間に亘って注射された。 出血開始後5日後に、本発明の薬品で治療された動物に
おいては、出血吸収が顕著であり、凝固火傷の近くの〆
゛を腫はおさまったのに対し、ジシノンを与えられた動
物群においては、眼底出血の程度は出血1→ifi始後
1日に見られたものと実質上同一の状下用にとどまって
し)だ。 140目までには1本発明の薬品で治療された動物は完
全な出血の吸収を示したのに対し、ジノノンを受けた動
物は依然として広範な出血の証拠を示し、完全な治1(
iには5〜30日間かかった。 従って、本発明の薬品は、ジノノンに比べて眼内レーヂ
ーー誘発出血の吸収の速度を著しく増大することができ
ろと結論付けろことができる。 川に又、別の研究では、眼内出血吸収の効率に関して、
本発明の薬品とストレプトデカーゼを対比した1、 ウサギにおける眼内出血はレーザーユニットを用いて誘
発された。凝固火湯はビーム出力200〜400mW、
サイズ50−100ミクロン、照射時間0.1〜0.2
9 f用いて視神経千円盤状組織の下に作られた。本発
明の薬品の治療効率をストレプトデカーーーのそれど対
比する研究は、各々5匹の2群(各群10眼)に分けら
れた2〜3 K?のチンチラ系列の10匹のウサギにつ
いて行われた。 治療は実験出血の開始後直ちに開始された。本発明の薬
品は1%溶液0 、5 m、lの投与量で眼球後方より
毎日1回の投与で15日間行われた。ストレプトデカー
ゼは眼球後方より出血開始から0.5mlの投与量で4
回2日毎に(11当りio、ooo単位)注射された。 出血開始後5日目に本発明の薬品で治療された動物にお
いて出血吸収が相当に見られたのに対し、ストレプトデ
カーゼな与えられた動物群においては出血の程度は実質
的に未変化のま〜にとどまった。しかしながら、ストレ
プトデカーゼを与えられた動物は、広範な浮肺及びまぶ
た及び結膜を冒す発赤の形態をとる明確な投薬に対する
アレルギー反応を示したことが指摘されるべきである。 144日目でに、本発明の薬品で治療された動物は眼底
出血の完全な吸収を示した。同一時期にストレゾトデカ
ーゼを与えられた動物は相当な出血の事態の証拠を示し
ていた。 従って、本発明の薬品はストレプトデヵーゼと対比して
眼内出血の吸収速度?上昇させることができると結論付
けることができる。 本発明の薬品の治療効果を同様にレーザー誘発眼内出血
の対照動物研究において評価した。 ウサギにおける眼内出血はアルゴンレーザーユニットを
用いて誘発された。凝固火傷はビーム出力200〜40
0mW%サイズ閃〜100ミクロン、照射時間0.1〜
0.2s7用いて視神経平円盤状組織の下に作られた。 眼底の写真をレチノフォトユニッ) (Retinop
hot unit)を用いて撮った。動物には本発明の
薬品な毎日単一投与(1%溶液0.3〜0.5mA)で
15日間結膜下或いは眼球後方より投与した。 1Til膜電位シI(ERG)を動物の頭蓋中に皮下的
に導入した基準電極(銅製針)及び組み込み電極を有す
るレンズを用いてインク書き込み脳造影ユニット上に記
録した。元刺戟は0.35の出力及び継続時間50m5
のフラッシュノζルブにより与えられた。 初朋;透発応答ポテンシャル及びオンロスコープポテン
シャルはオンロスコープスクリーンのテープ上に記録さ
れた。フラッシュ当りの有効エネルギー消費は180J
であり、350ミリ秒(ms )継続した。40匹(即
ち80v)における治療は、レーザー誘発眼内出血後直
ちに開始された。2群の対照動物が使用された。即ち、
第1の群はプラ7−−(偽薬)処方のもの(10匹、(
9)眼)であり、第2の群は投薬なしのものであった(
20匹、40眼)。 対照動物及び研究動物の両者において、レーザー凝固後
直ちに及び1日後に凝固眼底領域近辺の及び硝子体に延
在する網膜周辺及び網膜の出血の徴殻が見られた。この
損傷は、本発明の薬品を投薬された動物においては、よ
り軽いものであった。 出血開始後7日後に研究群中の動物は浮腫が完全におさ
まり、顕著な出血の吸収を示した。対照動物においては
、出血の程度は実質的に変化せず、網膜血液の硝子体へ
の流出を伴い、ある動物においては部分的眼球出血を形
成した。出血開始後14日間までに、研究グループ中の
動り勿は出血の完全な吸収なしたのに対し、対照動物に
おいてはある動物においては硝子体に影響を及ぼす継続
的網膜出血及び部分的眼球出血の証拠が存在した。対照
U!υ物におり“る出血の完全な吸収はi、o −i、
sケ月間の期間に、C−〔つた。 このように1本発明の薬品は、眼内出血の治療において
、有用な強力な治療作用?有するものである。対照し未
治療)および実!(本発明の薬品で治療)動物7i1.
VCおける電気生理学的試験を行って出血中の網11i
;iの機能状態の評価を行った。 電気生理学的ω1究(網膜電位図)から得られた結果を
第1図及び第2図に図示する。−1波の相対的振幅を縦
i11+にプロットしく第1図)、b波のそれを縦軸に
プロットしく第2図)、いずれも初期網膜電位量信号の
%で示す。出血開始後の時間経過を横軸(原点−聞分1
次いで1日間隔で14日間)にプロットした。第1図及
び第2図においてlで示される曲線は対照群からの結果
であり、2で示される曲線は研究D(薬品治療)のもの
である。 ′tニ気気化化学的試験結果では、本発明の薬品で治療
されない動物(第1図及び第2図の曲線l)においては
、ERG信号は鋭く抑制されたことが示された。薬品治
療をされた動物(第1図及び第2図の曲線2)における
a及びbのERG曲線は
な医薬品、即ち、眼内出血、近視性脈絡網膜ジストロフ
ィー、先天性網膜ジストロフィー。 網膜火傷の治療用及びレーザー凝固における損傷防止用
網膜保護剤、に関する。 従来広範な再発性出血の吸収速度を上昇するための数多
くの薬品5例えばフイビリノリジン、ウロキナーゼ、ス
トレプトキナーゼ、ジクノン(エタムセレート)、ドキ
クユームなどが知られている。 従来、眼科の実践において通常用いられてきた抗出血剤
は、眼の微小循環を安定化させる純粋な脈管栄養衝撃(
ドキ/ニーム)、或いは毛細管出血の急性症状に有用な
止血作用(ジクノン)、或いはπ1引嵌の後−出血変化
において頼りにされる血液のレオロジー特性に及ぼす刺
戟効果(トレンタル)、或いは11が別の血栓崩壊効果
(ストレゾトデカーゼ、ヘパリン)のいずれかをもたら
した。 [〜か(−ながら、現在知られている薬剤のいずれもが
多重作用、 121]ち、第1に目の微小脈管構造(脈
管壁のIi7斜1゛イ造)を安定化させ、第2に血液の
抗凝固及びフィブリン溶解特性に影Vな及ぼし、第3に
l’r7J時に元刺戟を伴わず或いは特に伴って次第に
増大ずろ迅速なフリーラジカル脂質酸化より生ずる破壊
過程を妨害する作用、要するに出血に伴5病浬学的変化
の全領域を包含する作用、ff:有するもので(・コー
ない。 本発明の目的は、低い毒性、及び多方向抗出血作用、1
ボち、)反構造の安定化、出血その他の病因を半5倣し
いフリーラジカル酸化からの膜構潰の保護、血液を形成
する成分の分Ni1 、網膜における正常な酸素利用の
回復、及び毛細管透過性の減少、ケ示す新131な医薬
を提供することである。 本発明の医薬は、文[駄に以前記載されていない新規な
組成物である。本発明の眼内出血、近視性脈絡網膜及び
先天性ジストロフィー、網膜火傷の治療用及びレーザー
凝固における損傷防止用網膜保設剤は活性物質及び薬学
的稀釈剤よりなり、その活性物質は次式を有する2−エ
チル−6−メチル−3−ヒドロギシビペリジン塩酸塩で
ある:好ましくは、本発明の医薬は1重量%の活性物質
を含む注射液及び点滴剤用の啓液の形態で用いられる。 注射溶液用の好ましい薬学的稀釈剤は蒸留水である。 本発明の医薬は、便宜上エモキシピンと呼ばれるが1次
の病態の治療用途に適したものである。 1、中心脈絡網膜ジストロフィーの乾燥期(積極的に視
力に影響を及ぼす)。 2、中心脈絡網膜ジストロフィーの滲出−出血期(出血
のBB分吸収、感覚上皮剥離の面積減少、視力の改良)
。 3 後−血栓網膜出血及び中心眼底における脂質沈積(
出血領域の吸収、脂質沈積の収縮、視力の改良)、脈管
崩壊に引き続<1.5ケ月以上の中心網膜静脈及びその
支脈における血栓包含の亜急性期 4、近視性脈絡制i負ジストロフィー:a)乾燥期、1
1)出血期、C)フックス(Fux’s)点(出血゛の
領域の吸収、視力の改良)、 5 糖尿病1スI連ヅ、外の各種脈絡病因1発病の歴史
を有する眼球出血(眼球出血の部分吸収、視力の改g+
、 )、 6 網膜の日光(でよる炎症、レーザー装置操作に伴5
slS I匣火協(出血領域の吸収、出血及び参出活
件の減少、暗点の減少、視力の改良)、7、 中心壁板
−網膜アビオトロフィー、8 硝子体x14胆1ジスト
ロフ゛イー、9.17−ザー凝固における損傷の予防。 本発明の薬品は、ストレス、激しい元、酸素過剰症、眼
球内出血に際された網膜に有益な作用をする網膜保護剤
である。それは、網膜酸素の正常な利用を回復すること
、網膜その他の組織内の環状ヌクレオチr類の含量を増
大させること、毛細管透過性を減少させること、血小板
分離を誘発すること、血液粘度を低下させること、フィ
ブリンモノマー−フィブリンポリマー転換の速度を遅ら
せろこと、トロンビン形成を1慣止すること、血液のフ
ィブリン溶解l侍性を高めろことなどの能力を有し、そ
れにより眼内出血吸収に富裕することができるものであ
る。本発明の網膜保護剤に関し動物及びヒトについて臨
床ベースで研究を行った。 もう一つの研究では、眼内出血吸収の効率に関して本発
明の薬品を、デキサソンと組合わせたヘノぐリンと比較
した。 ウサギにおける眼内出血はアルゴンレーザーユニットを
用いて誘発した。凝固火傷はビーム出力200〜400
mW、サイズ50〜100ミクロン、照射時間0.1
〜0.28を用いて視神経の千円盤状組織の下に作られ
た。本発明の薬品の治療効果をへ・ソリンとデギ4ノソ
ンの組合わせのそれと対比する研究は、各々5匹の二つ
の群(各計10眼)に分けられた2、5〜:3 Kgの
体重のチンチラ系列の10匹のウサギについて行われた
。 治療は眼ノ戊にオSけろ出血の開始後直ちに開始された
。本発明の薬品は、1%溶液Q 、 5 mJの投与量
でもって眼球後方より毎日1回の投与で15日間導入さ
れた。へ・ξリンとデギサソン(1注射話中750Jp
位のヘパリン、20ηのデギサソン)は、15日間に亘
って毎日−回眼球後方から注射された。 出向開始後5日後に、本発明の薬品で治療された出)1
!を勿において、出血吸収が相当見られたのに対し、ヘ
ノミリン及びデキサソンを与えられた動物群においては
、眼底出血の程度は実質的に変化しないま〜であった。 14日1目1までに、本発明の薬品で治療された動物は
完全な出血の吸収を示したのに対し、ヘパリンとデ4・
ザソ/の絹合わせを受けた動物は吸収活性し1示したが
依然として広範な出血を示し、完全に7合倫′iろため
にはδ〜(資)日間かかった。 従って、本発明の薬品は、ヘノミリンとデキサソンの組
合わせと対比して眼内出血の吸収の速度を上昇すること
ができると結論することができる。 更に又、別の研究では、眼内出血吸収の効率に関して、
本発明の薬品をジノノンと比較した。 ウサギの眼内出血は、レーザーユニットナ用いて誘発さ
れた。凝固火傷はビーム出力200〜400mW、サイ
ズ50〜100ミクロン、照射時間帆lへ0.2Sを用
いて視神経平円盤状組織の下に作られた。本発明の薬品
の治療効果をジゾノンのそれと対比する研究は、各々5
匹の27作(各群10眼)に分けられた2、5〜3 K
9のチンチラ系列の10匹のウサギについて行われた。 治療は眼底出血開始後直ちに開始された。本発明の薬品
は、1%溶液Q 、 5 mljの投与量で眼球後方よ
り毎日1回15日間に亘って投与された。ジシノンは眼
球後方から12.5%溶液0 、5 mbの投与量で毎
日1回15日間に亘って注射された。 出血開始後5日後に、本発明の薬品で治療された動物に
おいては、出血吸収が顕著であり、凝固火傷の近くの〆
゛を腫はおさまったのに対し、ジシノンを与えられた動
物群においては、眼底出血の程度は出血1→ifi始後
1日に見られたものと実質上同一の状下用にとどまって
し)だ。 140目までには1本発明の薬品で治療された動物は完
全な出血の吸収を示したのに対し、ジノノンを受けた動
物は依然として広範な出血の証拠を示し、完全な治1(
iには5〜30日間かかった。 従って、本発明の薬品は、ジノノンに比べて眼内レーヂ
ーー誘発出血の吸収の速度を著しく増大することができ
ろと結論付けろことができる。 川に又、別の研究では、眼内出血吸収の効率に関して、
本発明の薬品とストレプトデカーゼを対比した1、 ウサギにおける眼内出血はレーザーユニットを用いて誘
発された。凝固火湯はビーム出力200〜400mW、
サイズ50−100ミクロン、照射時間0.1〜0.2
9 f用いて視神経千円盤状組織の下に作られた。本発
明の薬品の治療効率をストレプトデカーーーのそれど対
比する研究は、各々5匹の2群(各群10眼)に分けら
れた2〜3 K?のチンチラ系列の10匹のウサギにつ
いて行われた。 治療は実験出血の開始後直ちに開始された。本発明の薬
品は1%溶液0 、5 m、lの投与量で眼球後方より
毎日1回の投与で15日間行われた。ストレプトデカー
ゼは眼球後方より出血開始から0.5mlの投与量で4
回2日毎に(11当りio、ooo単位)注射された。 出血開始後5日目に本発明の薬品で治療された動物にお
いて出血吸収が相当に見られたのに対し、ストレプトデ
カーゼな与えられた動物群においては出血の程度は実質
的に未変化のま〜にとどまった。しかしながら、ストレ
プトデカーゼを与えられた動物は、広範な浮肺及びまぶ
た及び結膜を冒す発赤の形態をとる明確な投薬に対する
アレルギー反応を示したことが指摘されるべきである。 144日目でに、本発明の薬品で治療された動物は眼底
出血の完全な吸収を示した。同一時期にストレゾトデカ
ーゼを与えられた動物は相当な出血の事態の証拠を示し
ていた。 従って、本発明の薬品はストレプトデヵーゼと対比して
眼内出血の吸収速度?上昇させることができると結論付
けることができる。 本発明の薬品の治療効果を同様にレーザー誘発眼内出血
の対照動物研究において評価した。 ウサギにおける眼内出血はアルゴンレーザーユニットを
用いて誘発された。凝固火傷はビーム出力200〜40
0mW%サイズ閃〜100ミクロン、照射時間0.1〜
0.2s7用いて視神経平円盤状組織の下に作られた。 眼底の写真をレチノフォトユニッ) (Retinop
hot unit)を用いて撮った。動物には本発明の
薬品な毎日単一投与(1%溶液0.3〜0.5mA)で
15日間結膜下或いは眼球後方より投与した。 1Til膜電位シI(ERG)を動物の頭蓋中に皮下的
に導入した基準電極(銅製針)及び組み込み電極を有す
るレンズを用いてインク書き込み脳造影ユニット上に記
録した。元刺戟は0.35の出力及び継続時間50m5
のフラッシュノζルブにより与えられた。 初朋;透発応答ポテンシャル及びオンロスコープポテン
シャルはオンロスコープスクリーンのテープ上に記録さ
れた。フラッシュ当りの有効エネルギー消費は180J
であり、350ミリ秒(ms )継続した。40匹(即
ち80v)における治療は、レーザー誘発眼内出血後直
ちに開始された。2群の対照動物が使用された。即ち、
第1の群はプラ7−−(偽薬)処方のもの(10匹、(
9)眼)であり、第2の群は投薬なしのものであった(
20匹、40眼)。 対照動物及び研究動物の両者において、レーザー凝固後
直ちに及び1日後に凝固眼底領域近辺の及び硝子体に延
在する網膜周辺及び網膜の出血の徴殻が見られた。この
損傷は、本発明の薬品を投薬された動物においては、よ
り軽いものであった。 出血開始後7日後に研究群中の動物は浮腫が完全におさ
まり、顕著な出血の吸収を示した。対照動物においては
、出血の程度は実質的に変化せず、網膜血液の硝子体へ
の流出を伴い、ある動物においては部分的眼球出血を形
成した。出血開始後14日間までに、研究グループ中の
動り勿は出血の完全な吸収なしたのに対し、対照動物に
おいてはある動物においては硝子体に影響を及ぼす継続
的網膜出血及び部分的眼球出血の証拠が存在した。対照
U!υ物におり“る出血の完全な吸収はi、o −i、
sケ月間の期間に、C−〔つた。 このように1本発明の薬品は、眼内出血の治療において
、有用な強力な治療作用?有するものである。対照し未
治療)および実!(本発明の薬品で治療)動物7i1.
VCおける電気生理学的試験を行って出血中の網11i
;iの機能状態の評価を行った。 電気生理学的ω1究(網膜電位図)から得られた結果を
第1図及び第2図に図示する。−1波の相対的振幅を縦
i11+にプロットしく第1図)、b波のそれを縦軸に
プロットしく第2図)、いずれも初期網膜電位量信号の
%で示す。出血開始後の時間経過を横軸(原点−聞分1
次いで1日間隔で14日間)にプロットした。第1図及
び第2図においてlで示される曲線は対照群からの結果
であり、2で示される曲線は研究D(薬品治療)のもの
である。 ′tニ気気化化学的試験結果では、本発明の薬品で治療
されない動物(第1図及び第2図の曲線l)においては
、ERG信号は鋭く抑制されたことが示された。薬品治
療をされた動物(第1図及び第2図の曲線2)における
a及びbのERG曲線は
【0〜15日目に正常に戻った
のに対し、非投薬動物におけるa及びbのERG曲線は
同一時点においてそれぞれ対照値の37〜42%であっ
た。非投薬動物におけるERGは治fj動物のそれに比
較して正常に戻るのに相当に長い期間を要し、網膜電気
的活性の完全な回復は1.5〜2ケ月かかつて行われた
。 未処理動物における初期誘発応答ポテンシャル(R2R
RP、第3図A、(I))も又相当iC変化し、その振
幅は出血開始後7日目まで((正常値のω%におちたの
に対し、同時点において薬品で治療されたウサギにおけ
るR2RRP値は既に初期の水準に到達した(第3図A
121)。7日目までのオンロスコープポテンシャル値
は、処理動物においてその対照水準に達成したのに対し
く第3図B、(2))、非投薬動物におけるこのポテン
シャルの相対的振幅(第3図B、(I))は対照値の6
0〜70%であった。 第3図(A、B)は記録された元刺戟な図示するもので
ある。 従って、本発明の薬品は、網膜機能及び生体ポテンシャ
ルVこ影y1Mw及ぼす眼内出血関連障害の出現馨防止
することができるものである。 本発明の薬品は、再発性眼内出血の吸収を促進する作用
’x+−4すると共に新たに引き起こされる出血に対す
る眼内構造に保設的効果を及ぼすものである。 後−操作1υ」聞及びレーザー凝固後に使用された本発
明の薬品の保護特性を又、動物実験で評価した。レーザ
ー凝固はアルゴン及びクリプトンレーザーユニットを用
いて行われた。凝固火傷はビーム出力400mW、サイ
ズ200ミクロン、照射時間0.1〜Q 、 2 ms
を用いて視神経平円盤状組織の下に作られた。眼底の写
真はレチフォトユニットを用いて撮られた。対照試験及
び研究試験に用いられた!Jfl+ Q勿の総数はt)
0匹(1000反、谷!洋(幻I杖)であった。 動物ン予防スケジュール(1日及び次いでレーザー凝固
前1時間)におき、本発明の薬品による治療は1%溶液
帆5mlの投与量で毎日1回、10〜15日間投与で行
なった。 対照(未治療)及び試験(治療)動物のいずれにおいて
もレーザー凝固後直ちに及び1日後に凝固された眼底領
域の近辺において浮腫の徴候があり、それは予防治療を
受けなかった動物においてよりR著であった。レーザー
凝固前に本発明の薬品で処理された動物においては、眼
底出血の誘発は困難であった。凝固後1日目に対照群或
いは試験群の動物のいずれにおいても凝固火傷着色の証
拠はなかった。 その後金ての対照動物について行われた検眼鏡検査の結
果、凝固火傷の周りの浮腫は凝固後7日目までおさまら
ず凝固火傷着色は引続いて起こったことがみとめられた
。この検眼鏡検査の知見から本発明の薬品で治療されな
い動物における網膜への熱的損傷の徴候はレーザー凝固
後7〜8日後に起こるものと推定される。 本発明の薬品のレーザー凝固における使用はレーザー治
療に伴う網膜の回復変化を著しく促進する。本発明の薬
品による予防治療を受けた動物の検眠鏡試j験は凝固火
傷の領域における浮腫の徴候は31”l11′ff、で
に完全におさまり、潜在的凝固火傷着色は同時に進行し
はじめることを示した。この(j・眼鏡試験の知見によ
れば、本発明の薬品を受け取る動物においては、!i?
J I漠凝固火傷の着色はレーザー凝固後対照群におけ
ろ7〜8日目に対して。 5日目までに光子するという結論が導かれる。 対照f!「(未治、i9 )及び試験群(予防的に治療
)の1(i)1物に、lI6ける′4ノ:気生理学的試
験を行って、レーザー凝固[:I’、;ける網膜の機能
状態を評師した。電気生理学研究(ERG)から得られ
た結果は第4図に示す。a及び1)波の相対的振幅は縦
軸にマイクロボルトでプロットしである。横4111は
出血開始後のh11′過時間をプロットするものである
(原点−60分1次いで1日間隔で14日間)。241
4図(Cおける電気生理学的結果では、予防及びそれに
引続く梨品治l−が行われている動物においてa及びb
波は10〜15日目までに市常に戻ったことを示した。 同一期間までに非投葉動物におけるa及びb (I)
ERG波の振幅は対照値の僅かに印%であった。 非−投薬動物におけるERGは本発明の薬品の予防的及
びそれに引続く処方な受けている動物のそれに対比して
正常に戻るのに相当に長い時間がかかったことが強調さ
れるべきである。対照動物(薬品無投与)におけるER
G波の完全な回復は1.5〜2ケ月の期間に亘って生じ
た。 このように、本発明の薬品は、レーザー凝固において予
防的作用の働きをし、正常網膜機能を保存し、レーザー
凝固後網膜における再生変化を促進し、か−)網膜出血
を予防することができるものである。 本発明の薬品の治療効率をレーザー誘発網膜火傷におい
て研究した。 一連の実験な体重3〜3.5に9のチンチラ系列のm匹
のウサギについて行った。レーザー火傷は了ルゴンレ・
−ザーユニットy用いて誘発した。眼底火傷はビーム出
力600mW、サイズ500μ、照射時間0.1〜0.
28を用いて動物の視神経平円盤状組織の下に作った。 引続く状態変化の視察は間接検眼鏡検査法及びレチノフ
オト写真乞用いて行った。 対1ift動物?1)は、薬品な全く受け取′らなかっ
た。飢死群の動物は、本発明の薬品が1%溶液0 +
5 ynlのイラ与(1(よりrcろ治療処方乞、動物
の目において網JIg4J’a傷乞5げてから7日間に
亘って眼球後方からの注射により受け■1!つた。対照
及び研究動物のいずれにおいても網膜火傷の誘発後直ち
に実施眼底領域において所々に小さな出血を伴う明確な
浮腫のvJ、候が見も灼だ。研究動物においては、火傷
誘発後1日口rこルリ的に減少した滲出活性の証拠が見
られ1,3〜5 El l:l fでには完全におさま
り、着色した傷jVl;が火傷箇所に5〜7日目日日に
形成された。 対照l洋の1、刃物(未治療)において、1〜3日目日
日わり、た検]11混家検食では浮1宝及び限定された
出面の徴候が11.I−1」シた。5日日までには所々
に浮腫の減少が(1tられ、起し固火協の初期の部分的
着色徴候?伴うものであった。対照動物(未治療)にお
ける凝固火傷の5′己全着色は平均して14日目止でに
七)つた。 結輪として、本発明の薬品はレーザー誘発網膜火傷の治
療において有用な強力な治療剤ということができる。 レーザー誘発眼内出+Gtの症例において血流[仮球運
動法を用いて眼の血行力学を研究した。 ウサギにおける眼内出血(尤し−ザーユニットヲ用いて
誘発した。凝固火傷はビーム出力200〜400mW、
サイズ50〜iooμ、照射時間0.1〜0.2秒を用
いて視神経平円盤状組織の下に作った。眼底をレチノフ
オトユニットを用いて受真撮影した。 動物は、本発明の薬品の1%溶液1.50m1 )で出
血開始の日から始めて毎日−(ロ)治療の全期間(15
日)眼球後方から投与して治療した。血流眼球運動はり
、 A、カツツネルソン(L、 A、 Katsnel
son )法により電気脳造彰掃影ユニットに取り付け
たレオグラフ装置を用いて行った。レオグラフ因子は次
式を用いて計算した。 〔式中Aは)ξルス波振幅(ram ) 。 Ewは較正パルスである(オーム)% 1えは電量ン出:)’A:(インピーダンス)(オーム
)であり、 E は較市ノξルス(順)である〕。 結果を表1)の評価は、眼内出面は鋭く減少した血流眼
球運動振幅を生じ、その結果、出血開始後1時間程の早
い時期にレオグラフ因子R9は対照値の50%まで低下
することを示唆している。この血IN、眼球7畢炉1又
における減衰は比較的安定した性質を有し、R4値は出
血開始後14日月例も何等の変化も示さない。ウサギに
おげろ目のj脈管路における血行力学は出血開始後2週
間で開始する回復へのゆっくりした進路を取りその結果
関口経過後にレオグラフ因子は対照値の56%までに上
昇する。血流眼球運動囚の完全な正常化は出血開始後1
.0〜1.5t月後に通常起こる。研究結果を表1[ま
とめて示す。 レーq)9− ’6y’発眼内出血の吸収への治療効果
の研究について、本発明の1%后液の薬品とビタミンB
6の1%に液を比較した。ビタミンB6は本発明の薬品
と枯造的に類似であるのでこれらの治療効果を比較する
のが適当であると判断された。2群の動物?本発明の0
11%溶液(0,5mA)及びビタミンB6(1%肩液
液0.61)を用いて、出血の開始日から始めてが日−
回治療期間(15日)に亘り眼球後方からの注射により
投与して治療した。対照例として選ばれた動物には、プ
ラシーゼ処方[)、5m18、番号】5)を与えた。得
られた結果を表2に示す。 研究上の動物における眼脈管路の血行力学の評価ではB
6 処方ケ与えられた群から得られも血流眼球運動図・
ξラメーターは統計的に確実性が立証されており未治療
及びプラシーデ受領辞の動物の両者におけるそれらと同
一であることが更に証明された。 検眼鏡検査の知見はビタミンB6ケ利用する治事実を示
している。この群の動物における出血の完全な吸収は(
資)〜4545日目に起こり、その点においてそれらは
対照例と近似するものであった。 本発明の薬品による治療に対応して、眼内出血吸収の期
間は対照例に比較して、相当に短縮された。即ち、出血
開始後7日目に本発明の薬品で治療された動物において
は、眼底出血の相当な吸収の徴候があり、それは14日
目までに実質的に完全に完結したのに対し、対照群(、
未治療及びプランーセ治療)及びビタミンB6 を与え
られた群においては、未だ多量の網膜及び硝子体出血が
あった。 薬品治療された動物群における出血開始から別時間に認
められたレオグラフ指数変化は初期値の82%であった
のに対し、対照群及びビタミンB6を受け取った群にお
いては、これらの指数は低下、即ち、レオグラフ指数R
1は各々初期対照値の59%〜61%であった。本発明
の薬品を与えられた動物群における血流眼球運動図の回
復は3〜7日目に起こったのに対し、対照例及びビタミ
ンB6 群においては、同一の改良は出血開始から1〜
1.5ケ月のメ′乏りまでに見られたのみであった。 従って、これらの一連の実験は、眼内出血が目の血行力
学に好ましくない影響を及ぼすことな示した。本発明の
共晶はB6 とは対照的に眼内出血吸収の速度化−上昇
させ、目の血行力学の回復能力を有1−る。 本発明のゼバ品の網膜酸素付加及び生体は?テン/ギル
の効果を明らかに1−る検討努力がなされた。 この;j4 ++α中で起こる酸化及び生体電気過程の
研究は長期実験に基づいてウサギの網膜の酸素電圧(7
I?−ラログラフイー)及び生体ボテンシャルな記録す
ることにより同時に行われた。この目的のために、IU
径130μmのT型白金電fi!馨強膜乞通してウサギ
の目の中の眼球赤道に微小ネジを用いて満尺(〜た。l
、a; 41jjの網1莫中への挿入を市しく監視する
ためvr−研究完了後動物から摘出した目を組織学的検
査に利した。 実験の知見ではウサギの目の部分の組織学的外観が強膜
及び粘膜を貫通する傷の開口部が網膜で終了していたこ
と、即ち、植え込んだ電極の末端が網膜に実際に当って
おり、それを無傷にしておいた場合に評価可INFなも
のであると判断された。 、−+5−ラログラフ分析のために、この研究は0.6
Vに等しい酸諌′半一ρヴポテンシャル並びに酸素電圧
に比例するヰ目当の拡散電流を生成する内部直流電気回
路を打する白金−鉄カップルを用いた。 :X)秒1’HK、介する短時間制御酸素吸入(標準環
境内)がr唆素試験試イ・4として網膜4a訃を定性的
に評価するのに用いられた。ポーラログラムデータを用
いて次の指数を1′算した。 (1) 潜在間開(r)−帥紫供給開始からぽ−ラログ
ラム上昇開始までの期間 (2)高さくtTl−ある酸素試刺に対する最高ポーラ
ログラフ波高度 (3)網膜糸目銑中の酩′素利用速度−71?−ラログ
ラ7曲線の傾斜屈曲に対して接線方向の面線により形成
される傾斜角度のタンジエン1−(tanα)人後の酸
素損失(h)。 ポーラログラムを第5図に示す。 酸素試料が荷動に残存する時間を71?−ラログラムの
底部に示す。 ERGは、網膜中に植め込んだ電極及び動物の頭の皮下
に導入した基準電極(銅製針)から脳造影ユニット上に
記録した。元刺戟は、フラッシュ電力0.3Jを用いて
ソノクル(5onocle )パルス刺戟機により与え
られた。本発明の薬品を利用した動物の治療は、レーザ
ー凝固後第2日日に0.63mg/に9の投与量で静脈
内及び眼球後方投与により、同様に3〜10■/Kyの
投与量で0.2%溶液の点滴注入により結膜術中に筋肉
内投与して行われた。 対照動物におけるポーラログラムィの結果は、本発明の
薬品は網膜内における酸素利用の速度を遅くさせ、本発
明の薬品導入後の酸素損失は16%〜42%の範囲に落
ちる(表3)ということを示した。潜在期間及びポーラ
ログラムの振幅は大多数の実験において余り変化しなか
った(表3)。効率のピークは薬品投与後m〜(資)分
径に見られた。 研究の・ξラメーターにより判断すると、この薬品は4
I4.入v;、1〜1.5時間有効に留まる。 網膜′目テ図記録の知見7表4に示す。本発明の薬品の
導入に対応して10〜20分以内にa”及び”b”ER
(JE振幅は、a波に−)いては28.2±4.8μV
かも48.4−1=8.5 μV (r) <0−01
) (70%)Ic、bvicついては111 xi
: 13.4μVから144±13.6μV(p<0.
02 ) (30%)に統計的に証明された増大を示し
たことに注目されたい。 結論どして、ERG及びポーラログラフ(同時に記録)
から得られた知見では、網膜における減少した酸素利用
にも拘らず、a及びb ERG波振幅のいずれも本発明
の薬品の投与後増大することを示している。 本発明の薬品の網膜酸素刊加に及ぼす影響は。 試験動物の網膜器首を直接的にアルゴンレーザー照射に
直置することにより引き起こされた実験的に話発された
Flla内出血において研究した。凝固火傷はビーム出
力500 mW 、サイズ50〜Zooμ、照射時11
.fj 0 、1〜0.2秒ケ用いて視神経平円盤状組
織の下にもたらされた。第6図は、健康なウサギ(1)
及びアルゴンレ・−ザーにより形成された眼内出血にか
かったつ田−ギ(1■)への薬品投与を行った後の酸素
利用についてのω1究からの実験的知見をまとめて示す
ものである。同図は又同様に初期ポーラログラムを示し
、NO61は薬品導入前のウサギ網膜のポーラログラム
を示し、NO,2は薬品導入後15分後のJ?−ラログ
ラム馨示し、No、3は注射後55分後のボ゛−ラログ
ラム乞示し、No、4は出血開始前のウサギ網膜のポー
ラログラムを示し、NO,5は梨品治hχなしの出血開
始から1日月のウサギ網膜のポーラログラムを示し、N
O,6は薬品治療により変性された出血開始からのウサ
ギ網膜のポーラログラムをボす。 多くの研究からの知見は、レーザー凝固は網膜における
酸素利用を損傷し、レーザー凝固後の1日月の酸素利用
速度を1.0から0.17に低下させ(対照に比較して
6倍の減少)、酸素j1失は70%に達することを示し
ている。レーザー凝固から2−5日間に網脱酸欺利用は
正常に戻ることが認められた(結果を表5に示¥)。 本発明の薬品はレーザー凝固後の回復的変化(e?2素
利用の正常化)の速度を上昇させるのに貴重であること
が見出された。 従って、本発明の薬品は網膜酸素付加及び生体電気活性
に実習的影響を及ぼし、レーザー凝固に対するス44膜
応答を軽減し、網膜機能を刺戟することが明らかとなる
。 本発明の薬品を次の目的を有する臨床試験に付した: j、新試塾の効率の臨床的評価、 2、眼科において使用されているその他の試薬と比較し
ての治療的効率の評価。 本発明の薬品は次の病態の治療に使用された:1、中心
脈絡網膜ジストロフィー二 a 中心脈絡網膜ジストロフィーの乾燥期b 中心脈絡
網$1%:jジストロフィーのにじみ出し出面jtJJ
。 2、中心網膜静脈及びその文脈の血栓症:a 後−血栓
網膜出血 b 中心眼底における脂質沈積。 3、各種脈管病因の眼球出血: a 粘尿病。 b 脈管炎、 C血管新生を伴う血栓症。 d 中心脈絡網膜ジストロフィー。 4、近視性脈絡網膜ジストロフィー二 a 乾燥期。 b 出面期。 Cフックス点(Fux’s 5pot )。 5、中心壁板−網膜アビオトロフィー。 6、 日光及びレーザー誘発網膜火傷。 7、硝子体脈絡網膜ジストロフィー二 a 若年性X−染色体網膜分離症、 b ジストロフィー近視網膜分離症。 本発明の薬品の臨床試験を全て慢性症状の徴候な■する
全部で453個の目を有する380人の患者について行
った。本発明の薬品を用いる治療を開始する前に患者に
はジクノン、)′キクニーム、各種吸収促進投薬、筋肉
内に注射されるリダーゼ及びケモトリプクン、フィブリ
ノリジン、結膜下に投1iされるロイコシムなどの試薬
を用いた血管保護剤処方、及び網膜及び硝子体出血の吸
収、中心眼底にジストロフィー性変化を伴う持続的に低
い視力に関して有効でないことが判明した物理治療を与
えた。 本発明の薬品を用いた臨床経験は、網膜及び硝子体に位
置した出血の吸収を促進する効率を示した。この薬品は
、各種脈管病因、例えば、硝子体出血、中心網膜静脈及
びその支脈における血栓症の亜急性期、近視関連出血、
中心脈絡網膜ジストロフィーのC出−出血期などの目の
状態に使用された。本発明の薬品の効能は、脈絡網膜ジ
ストロフィーの乾(+i% Jυ1及び近視脈絡膜症の
乾燥期、若年性X−染色体及びジストロフィー性網膜剥
離症並びに視カイ・幾能を改良するためのジストロフィ
ー性網1■剥1?ltの手術後の隔った手術後期間(1
〜1.5年)において評価された。本発明の薬品は日光
照射レーザー装置手術に伴う細膜火傷の治療に使用され
た。臨床試験からの結果は1文献にのせられている視力
、視野の検眼鏡的特徴(網膜出血及び′感覚上皮剥離の
程度の減少)、電気生理学的知見に関連した一組の主観
的及び客観的標準に従って評価した。フルオレツセイン
血管造影及び眼底写真も幾つかの症例において行われた
。検眼鏡検査が視力の増大を伴った陽性の変化を首尾一
貫して示した場合に改良があるものとされた。もし、視
力及び視野に何等の増大も認められない場合は、その応
答は改良と評価することができなかった。 クーントーユニウス(Kuhnt −Unius )ジ
ストロフィーは1年令40〜80才の患者において共通
して両眼の症状の徴候を示す中心脈絡網膜ジストロフィ
ーの群を示した。10.3%の患者は高血圧にかかり、
58.3%の高血圧はアテローム硬化症が複合しており
、14.6%は一般化アテローム硬化症を呈した。薬品
を各種病因の中心脈絡網膜ジストロフィーを有する17
5限に使用した。臨床試験のために患者を2群に分割し
た。第1の群は、色素上皮の欠陥或いは局在化色素上皮
剥離として示される中心脈絡網膜ジストロフィーの乾燥
期を有する目により構成された。第2群は血清性の感賀
上皮、+411 if al]ち面清−出血感覚上皮剥
離即ちKubr+t−IJniusクストロフィーの滲
出−出血間を示す目より構成された。表6は中心脈絡網
膜ジストロフィーの乾燥期において本発明の薬品を使用
した治療から得られた知見を示す。 表 6 カの変化 その段階の病気の臨床写真は伺等の変化も示さなかった
。0.2〜0.3の視力の増大が36.4%あることは
この段階の病気における本発明の薬品の効率を立証する
ものである。トレンタルを用いて同様に67人の患者に
眼球後方注射の形態で投与した広CM> lff1の臨
床経験では視力の0.3の増大をもたらした例は1例も
なかった。本発明の薬品を用いた治療前及び治療後に4
0人の患者について行った電気生理学的試験は網膜機能
に関して実質的な改良を示した。 中心脈絡網膜ジストロフィーの≠出−出血期を有する第
2の群においては、本発明の薬品を全部で153の目に
与えた。全ての患者は予め、アンギニン及びミクレロン
のような試薬で経口的に局部的に、及び結膜下或いは眼
球後方注射としてシフノン或いはシフノンとデキサノン
の組合せ($−注射器内に、12.6%シフノンの0.
3〜0.51d投与量、 0.1〜0.2mt投与つ゛
の750j41位デキサソン十0.3〜0.5m6投与
量の12.5 %ジシノ/溶液)のような試薬で治療さ
れていた。この治療は感覚上皮剥離或いは滓出−出血感
覚上皮剥離の程度により影響を及ぼさなかった。表7は
中心脈絡網膜シスト・7名滲出−出血間における本発明
の薬品を使用した結果とデキサソン及びシフノンの組合
せの結果を対比して示すものである。 表 7 本発明の薬品で治療した中心脈絡網を反ジストロフィー
の浴出−出血期の視カ変化眼球凌方庄射の後153の目
のうち123は眼底に好ましい変化と平均0.08〜0
.1の視力の増加をもって応答したのに対し、デキサソ
ン及びジンノン組合せ処方に従った対応する平均の視力
の増加は0.03であった。 表8は中心脈絡網膜ジストロフィーの滲出−出血間を符
する患者の′Iに気生理学的試験からの知見である。表
8から見られるように、a及びす。 ERG波の振幅は本発明の薬品の投与に応答して初期値
よりもそれぞれ38%及び々%上昇した。 表 8 本発明の薬品を用いた治療の結果、感覚上皮剥離が縮少
し、81.5%の患者において視力が増大した。その様
な視力の増大はこの重い中心眼底の技傷における本発明
の薬品の高い効能を示すものである。本発明の薬品をデ
ギサノンとシフノンの組合せと対比して比較効能分析を
行った結果、デキうトレンとシフノンの組合せ薬品治療
は48.8%の陽性応答率を引き出したのにすぎなかっ
たので前者の方がはるかに優れていた。次に中心脈絡網
膜ジストロフィーの診断された硲痕期を有する83才の
患者Tの症例履歴からの抜粋を例示する。治療開始前に
右目の視力は指勘定可能距離が患者のノ頂から40釧で
あり、左目が指勘足可能距離が顔から20函であった。 治療(本発明の薬品の1%溶液のQ 、 5 ml投与
i、眼球後方より投与NO,15)後に右目の視力は0
.03に、左目は0.02に上昇した。 応答の継U1;は3ケ月間記録されたがその後に視力は
元の水準に戻ってしまった。トレンタル(0,5rn、
、l、No、15.眼球後方より投与)を用いた注射の
治療は目で見分けられる応答をもたらさなかった。 本発明の薬品を用いた治療を繰返し行うと(1%の薬品
溶10.5m/:の投与量、眼球後方より投与、No、
15)右目で0.01、左目で0.03の視力の増大が
得られた。 従って、中Iし脈絡網膜ジストロフィーの痘痕期におけ
る本発明の薬品の治療による残存視力の増大は、網膜代
謝過程に及ぼす有益な効果に関する実験的知見を実証す
るものである。 本発明の薬品を網膜出血及び中心1IIi!底における
二次的脂質沈積の治療において及び病気の開始より1.
5ケ月以上の亜急性期における中心網膜静脈及びその支
脈を含む血(全症の徴候を封する138の目に使用した
。病気の亜急性期において患者は通常血管床Jφ剤、炭
酸脱水酵素誘導薬品、へ・e IJンとデギサソンを組
合ぜた眼球後りの注射、フィブリノリジンの結膜上注射
を与えられた。この治療は、完全に血栓症状態を反転す
ることができず、引き続くレーザー凝固を不可能にする
大きな網11fl出血の領域を残した。表9に本発明の
薬品、ジゾノン、へAリンとデキサリンとの組合せを後
−血栓症網膜出血の治療に用いた結果を掲げる。 :&9 本発明の柴品、ジクノン、及びヘノマリンとデキ田−ソ
ンとのに[I合せを用いた後−血栓症網膜出血の治療結
果 薬品 (73,1%) (26,9%)本発明の薬品を
用いた治療に従って(眼球後方から役q、、1%薬品醇
液Q、jJ#の投与量、No、15)101イf、’l
lのr−1(7:L1%)に視力の増大及び網膜出血の
減少が配縁されたのに対し、ジゾノン及びへ/eクリソ
デキサリンとの組合せを用いる処方は各々45.9%及
び加%の応答率を与えたにすぎなかった。本発明の薬品
を用いた治療に従った視力における平均増加は0.2で
あったのに対し、ジクノン及びへ・クリソとデキサリン
との組合せにおけるこの変数は各々0.06及び0.0
7であった。 表IOは、中心網膜静脈に及ぼす血栓症を有する患者に
おける網膜の機能的評価の結果を示す。同表かられかる
ように、本発明の薬品による治療に対応してa及びb
ERG波の相対振幅は各々34%及び16%(出発値よ
りも高く)増大する。 表 IO 本発明の薬品を用いた治療に応答する、中心網膜静脈及
びその支脈に及ぼす血栓症を有する患者におけるERG
波の振幅における変化 士 士 士 士 従って1本発明の薬品の研究からの臨床的及び電気生理
学的知見は、中心網膜静脈及びその支脈なおかす血栓症
の亜急性期におけるその高い効能を1flJ示するもの
である。 中心AJ’l It&、i +’rf+脈の血栓症を葺
する10人の患者は、視力の減少の直)易の原因である
中心眼底における少1七の硬い耐出し物質(脂質i)を
有することが(カIFJ鏡46y fにより示された。 本発明の薬品を用いた治療後、検Ill、’≦5゛含検
をは中心眼底における脂質沈積の程度の減少を示し、同
時に視力が平均で0.29.1大したことを示した。こ
の臨床的知見は、本発明の薬品が脂質代謝に与える効果
の確証となる。 ある臨床研究は、本発明の薬品の眼球出血の治療におけ
る高い効能を確立した。表11は本発明の薬品を用いた
7(」の目における再発性眼球出血の治療結果である。 アイA/ス病(Ils’5j14) 14 13 1脈
質炎 脈管を伴う血栓症 25 24 1 表11かられかるように、眼球出血は、眼の脈管構造の
激しい損傷即ち、糖尿症網膜症の増殖期、硝子体へのア
イルス病或いは若年性出血、凝固の間に合わなかった中
心網膜静脈の支脈をおかす血栓症に二次的な網膜の脈管
新生などから派生する。 この群の患者の硝子体出血は、再発する傾向を仔した。 本発明の薬品による治療の前に患者はフイブノリジンを
結膜上注射により受け散り、ジンノンを11j(球後方
から投与された。この治療は視力の増大を引き出さなか
′)だ。本発明の薬品で治療された再発性眼球出血を有
する85.7%の目に見られる改良された臨床外観(眼
球出血の部分吸収)及び視力の増大は、目の脈管構造を
おかすこの重い病理学の形態における本発明の薬品の高
い効果を実証するものである。 糖尿病に基づく眼球出血において視力の平均増大はo
、 o :i〜0.2を変動する0、06であった。中
心網膜静脈の文脈をおかす血栓症に二次的に生ずる再発
生眼球出血を有する患者における視力の増大は平均で0
.2であった。脈管炎を有する患者の群において視力は
平均0.12増大したのに対し、中心脈管網膜ジストロ
フィーを有する群に記録されているそれは0.23であ
った。表12は脈管病因の111d球出向における本発
明の薬品及びジンノンを用いた治療結果である。 表 12 ジンノンで治療された眼球出血における視力の増大は平
均0402であった。 従って、臨床研究から得られた知見は1本発明の薬品が
臨床眼科において各種脈管病因の眼球出血に対抗するた
めに用いられているその他の試薬よりも優れていること
を示した。 本発明の薬品の効果を、中心眼底に対する局所的損傷の
ために減少した視力を伴う高程度及び中程度の近視を有
する440目における臨床試験において、検討した。4
40目のうち加はジストロフィー近似近視脈絡脱炎の乾
燥期の徴候を有し、乙の目においては病態は出血期に進
行していた(そのうち13はFOX点をイアしていた)
。本発明の薬品はこの重い病気の患者群において極めて
有効であることが判明した。臨床写真における何等の変
化を伴わない病気の乾燥萌において、視力は加の目の5
ち15 t 75%)において、平均0.2上昇するこ
とが観察された。】VIIJを挙げると52才の患者T
は子どものころから両眼に進行性近視を有していた(1
8ノオゾトリ)。この患者は以前に長年ビタミンをとり
1年に2回の基準で組織治療を規即的にくり返した。本
発明の薬品を用いた治療(1%の薬品)?F#:0.5
mA投与量で眼球後方投与、No、1.5)後、右目の
視力は0.2から0.4に上り、左目の視力は0.1か
ら0.4に上った。電気生理学的検査は治療前は殆んど
記録できないa ERG波を示したのに対し、その完了
後は振幅は5〜30μVに上外し、治療前のb ERG
波は75μVであったのが、治療完了後には220〜2
25μVとなった(右目)。左目におけるERGは治療
的のa波は殆んど記録できず、治療後にはその振幅は1
2.5μVに上昇したことを示した。b ERG波は治
療前には100μVであったのが本発明の薬品で治療完
了後には160〜175μVに上昇した。本発明の薬品
で繰返し治療を続けると、視力が右目で0.6〜0.8
%左目で0.6に増大した。 病気の出血期において、臨床外観、出血の部分吸収及び
増大した視力において陽性のシフトが四の目のうち10
0目にりいて見られた。1例を挙げると、高度の近視、
新たな中心眼底における新たな網膜出血を荷するお才の
患者Mの矯正視力は両眼は0.1であった。本発明の薬
品を用いた治療(1%薬品溶fF0.5mAの投与量で
眼球後方投与。 NO,15)後には矯正視力が右目において0.2に噌
太し、左目において0.4に増大する網膜出血の部分吸
収があった。 従って、本発明の薬品は、近視性脈絡網膜ジストロフィ
ーを伴う重い眼底病の症例において高い治療効果を有す
ると結論付けることができる。 本発明の薬品の臨床試験を又、 11人の患者〔スター
ハルト(B tarl+ardt )病の徴候を示すη
の目〕について行った。表13はスターハルト病の治療
に応答する本発明の薬品の視力及び視野に及ぼす影響に
関する知見を示す。 / ・′N1′ 、ぐ 7・′・”、71 5 ′ この患者群において行われた菫もH意義な知見は、22
の目のうち肋における視力の増大及び治療に普通抵抗す
る+r −iv期の病気の加の目のうち130目におけ
る中心11w点の減少であった。スターハルト病におい
て本発明の薬品を用いる処方による治療効果の+rf価
を公知の試薬フラビナー)Lfla−vinat )と
対比して検討したところ、前者の方がより優れているこ
とが示された。 本発明の薬品を用いた治療(1%架品浴液を0.5ml
投与量で眼球後方より投与した、No、15)を、保護
眼碗なしで口触を観察した結果暗点領域の太陽蒋発炎症
を有する5人の患者(7個の目)において開始した。恵
方ば16〜35才であり、傷の開始から2〜3ケ月経て
いた。委託照会における不平には、視力が低下したこと
及びおかされた目における10 X 10’の中心l叶
点があった。視力は5つの目において、0.8に減少し
ていた。研究患者の視野は中心に位置した絶対暗点を下
した。本発明の薬品を用いた治療後、5つの目の視力は
0.8から1.0に上昇し、2つの目は0.5から0.
6に上昇した。全ての目において絶対暗点領域は2×3
°に減少した。臨床写工(は不変であった。 本発明の薬品を用いた治療をレーザー装置を用いる仕事
で発生した斑点領域のレーザー誘発炎症を有する3人の
患者(3個の目)に施した。炎症の眼底領域は網膜出血
及び感覚上皮をおかす浮腫で特徴付けられた。2つの症
例の場合に視力は0.3に落ちており、もう1つの症例
は0.1〜0.2に落ちていた。視野は5×lO°の絶
対暗点な何していた。本発明の薬品な用いる治療後2つ
の目の視力は1゜0に戻り、出血及び浮腫は完全に解決
した。 これらの目の1つ(出血及び浮腫の焦点が平円盤状組織
の一領域を占めた大領域の罹患を受けたもの)において
は、視力は同じま〜に残り、前−網膜出血は完全に吸収
され、傷跡に類似した湿い着色領域が中心眼底に形成さ
れた。 このように1本発明の薬品は、治療終了前に80%の完
全応答率を有して、レーザー及び太陽誘発網膜炎症の治
療に有用な住めて強力な治療効果を有するものである。 その他の治療様式が使用された場合には、l/−ザー誘
発網膜炎症の15〜30%で完全な冑、力か書#y、得
され、それは治療の開始後1.5〜2り°月1子に見ら
れた。上記より本発明の薬品は谷抽病因の柄)俣火鵠の
治療に極めて有益であると結論することができる。 本発明の薬品はストレス、激しい元、高酸素症眼球内出
血にさらされる網膜に対して有益な作用を及ぼす網膜保
護剤である。その組成物の臨床的及び実験的研究では本
発明の薬品には眼内出血の迅速な吸収、不出活性阻止、
感覚上皮剥離および脂質沈積の程度の#7少、視力機能
の回復を促進する広範な特性を有するものであることが
示された。 この薬品の作用機構の研究からのデータの評価では、そ
れはヘモグロビンにより誘発される脂質酸化に阻止的影
Uを及ぼし、血球(赤血球)の膜構造を−強し、白液形
成成分(血小板〕の凝集を抑制し、フィブリンモノマー
からフィブリンポリマーへの転換速度を遅らせ(抗亘合
効来)、血液のフィブリン畔解活性を高め、血液のレオ
ロジー特及ぼし、及び環状ヌクレオチド類のホスホジェ
ステラーゼと有効に競争するということを示している。 本発明の薬品により示される広い範囲の治療作用は各種
病因の眼内出血、脈絡網j換及び先天性ジストロフィー
、網膜火傷、及びレーザー凝固における損傷防止に適用
可能である。 本発明の薬品の活性物質は、美質的に微細結晶白色無臭
粉末であり、味は僅かに酸っばく、水及びアルコールに
易溶性であり、エーテル及びアセトンに貧爵性であり、
高温(200℃まで)に安定である。 本発明の薬品は、常法により/?!r種治療形態(例え
ば、眼点滴、注射液、錠剤)で調製することができる。 好ましくは1本発明の薬品は、結膜下或いは眼球後方注
射液の形態で使用するのが好ましい。治療目的のために
、本発明の薬品は結膜上投与により1%形液のσ・3m
l投与量で毎日11110〜15日間或いは又眼球後方
治療により1%解液のQ、5ml投与量で毎日11al
lOへ15日間投与される。 レーザー凝固における可干渉性照射の有害なめ′J朱か
ら網11!;jをするために、本発8IJの薬品はレー
ザー餅筒の1日Oilに1%溶液の0.5廐投与量で眼
球後方で尋人され、次いで処理の1時間前にくり返され
る。引続く処方としては、その薬品が、同一投与量(1
%酊液Q、5mJ)で毎日1回用いられて眼球後方注射
により2〜3日間与えられる。 本発明の薬品の治療には何等の副作用及びg忌はイj:
仕しない。711:発明の薬品は元から保腺された場所
に貯蔵されるべきである。
のに対し、非投薬動物におけるa及びbのERG曲線は
同一時点においてそれぞれ対照値の37〜42%であっ
た。非投薬動物におけるERGは治fj動物のそれに比
較して正常に戻るのに相当に長い期間を要し、網膜電気
的活性の完全な回復は1.5〜2ケ月かかつて行われた
。 未処理動物における初期誘発応答ポテンシャル(R2R
RP、第3図A、(I))も又相当iC変化し、その振
幅は出血開始後7日目まで((正常値のω%におちたの
に対し、同時点において薬品で治療されたウサギにおけ
るR2RRP値は既に初期の水準に到達した(第3図A
121)。7日目までのオンロスコープポテンシャル値
は、処理動物においてその対照水準に達成したのに対し
く第3図B、(2))、非投薬動物におけるこのポテン
シャルの相対的振幅(第3図B、(I))は対照値の6
0〜70%であった。 第3図(A、B)は記録された元刺戟な図示するもので
ある。 従って、本発明の薬品は、網膜機能及び生体ポテンシャ
ルVこ影y1Mw及ぼす眼内出血関連障害の出現馨防止
することができるものである。 本発明の薬品は、再発性眼内出血の吸収を促進する作用
’x+−4すると共に新たに引き起こされる出血に対す
る眼内構造に保設的効果を及ぼすものである。 後−操作1υ」聞及びレーザー凝固後に使用された本発
明の薬品の保護特性を又、動物実験で評価した。レーザ
ー凝固はアルゴン及びクリプトンレーザーユニットを用
いて行われた。凝固火傷はビーム出力400mW、サイ
ズ200ミクロン、照射時間0.1〜Q 、 2 ms
を用いて視神経平円盤状組織の下に作られた。眼底の写
真はレチフォトユニットを用いて撮られた。対照試験及
び研究試験に用いられた!Jfl+ Q勿の総数はt)
0匹(1000反、谷!洋(幻I杖)であった。 動物ン予防スケジュール(1日及び次いでレーザー凝固
前1時間)におき、本発明の薬品による治療は1%溶液
帆5mlの投与量で毎日1回、10〜15日間投与で行
なった。 対照(未治療)及び試験(治療)動物のいずれにおいて
もレーザー凝固後直ちに及び1日後に凝固された眼底領
域の近辺において浮腫の徴候があり、それは予防治療を
受けなかった動物においてよりR著であった。レーザー
凝固前に本発明の薬品で処理された動物においては、眼
底出血の誘発は困難であった。凝固後1日目に対照群或
いは試験群の動物のいずれにおいても凝固火傷着色の証
拠はなかった。 その後金ての対照動物について行われた検眼鏡検査の結
果、凝固火傷の周りの浮腫は凝固後7日目までおさまら
ず凝固火傷着色は引続いて起こったことがみとめられた
。この検眼鏡検査の知見から本発明の薬品で治療されな
い動物における網膜への熱的損傷の徴候はレーザー凝固
後7〜8日後に起こるものと推定される。 本発明の薬品のレーザー凝固における使用はレーザー治
療に伴う網膜の回復変化を著しく促進する。本発明の薬
品による予防治療を受けた動物の検眠鏡試j験は凝固火
傷の領域における浮腫の徴候は31”l11′ff、で
に完全におさまり、潜在的凝固火傷着色は同時に進行し
はじめることを示した。この(j・眼鏡試験の知見によ
れば、本発明の薬品を受け取る動物においては、!i?
J I漠凝固火傷の着色はレーザー凝固後対照群におけ
ろ7〜8日目に対して。 5日目までに光子するという結論が導かれる。 対照f!「(未治、i9 )及び試験群(予防的に治療
)の1(i)1物に、lI6ける′4ノ:気生理学的試
験を行って、レーザー凝固[:I’、;ける網膜の機能
状態を評師した。電気生理学研究(ERG)から得られ
た結果は第4図に示す。a及び1)波の相対的振幅は縦
軸にマイクロボルトでプロットしである。横4111は
出血開始後のh11′過時間をプロットするものである
(原点−60分1次いで1日間隔で14日間)。241
4図(Cおける電気生理学的結果では、予防及びそれに
引続く梨品治l−が行われている動物においてa及びb
波は10〜15日目までに市常に戻ったことを示した。 同一期間までに非投葉動物におけるa及びb (I)
ERG波の振幅は対照値の僅かに印%であった。 非−投薬動物におけるERGは本発明の薬品の予防的及
びそれに引続く処方な受けている動物のそれに対比して
正常に戻るのに相当に長い時間がかかったことが強調さ
れるべきである。対照動物(薬品無投与)におけるER
G波の完全な回復は1.5〜2ケ月の期間に亘って生じ
た。 このように、本発明の薬品は、レーザー凝固において予
防的作用の働きをし、正常網膜機能を保存し、レーザー
凝固後網膜における再生変化を促進し、か−)網膜出血
を予防することができるものである。 本発明の薬品の治療効率をレーザー誘発網膜火傷におい
て研究した。 一連の実験な体重3〜3.5に9のチンチラ系列のm匹
のウサギについて行った。レーザー火傷は了ルゴンレ・
−ザーユニットy用いて誘発した。眼底火傷はビーム出
力600mW、サイズ500μ、照射時間0.1〜0.
28を用いて動物の視神経平円盤状組織の下に作った。 引続く状態変化の視察は間接検眼鏡検査法及びレチノフ
オト写真乞用いて行った。 対1ift動物?1)は、薬品な全く受け取′らなかっ
た。飢死群の動物は、本発明の薬品が1%溶液0 +
5 ynlのイラ与(1(よりrcろ治療処方乞、動物
の目において網JIg4J’a傷乞5げてから7日間に
亘って眼球後方からの注射により受け■1!つた。対照
及び研究動物のいずれにおいても網膜火傷の誘発後直ち
に実施眼底領域において所々に小さな出血を伴う明確な
浮腫のvJ、候が見も灼だ。研究動物においては、火傷
誘発後1日口rこルリ的に減少した滲出活性の証拠が見
られ1,3〜5 El l:l fでには完全におさま
り、着色した傷jVl;が火傷箇所に5〜7日目日日に
形成された。 対照l洋の1、刃物(未治療)において、1〜3日目日
日わり、た検]11混家検食では浮1宝及び限定された
出面の徴候が11.I−1」シた。5日日までには所々
に浮腫の減少が(1tられ、起し固火協の初期の部分的
着色徴候?伴うものであった。対照動物(未治療)にお
ける凝固火傷の5′己全着色は平均して14日目止でに
七)つた。 結輪として、本発明の薬品はレーザー誘発網膜火傷の治
療において有用な強力な治療剤ということができる。 レーザー誘発眼内出+Gtの症例において血流[仮球運
動法を用いて眼の血行力学を研究した。 ウサギにおける眼内出血(尤し−ザーユニットヲ用いて
誘発した。凝固火傷はビーム出力200〜400mW、
サイズ50〜iooμ、照射時間0.1〜0.2秒を用
いて視神経平円盤状組織の下に作った。眼底をレチノフ
オトユニットを用いて受真撮影した。 動物は、本発明の薬品の1%溶液1.50m1 )で出
血開始の日から始めて毎日−(ロ)治療の全期間(15
日)眼球後方から投与して治療した。血流眼球運動はり
、 A、カツツネルソン(L、 A、 Katsnel
son )法により電気脳造彰掃影ユニットに取り付け
たレオグラフ装置を用いて行った。レオグラフ因子は次
式を用いて計算した。 〔式中Aは)ξルス波振幅(ram ) 。 Ewは較正パルスである(オーム)% 1えは電量ン出:)’A:(インピーダンス)(オーム
)であり、 E は較市ノξルス(順)である〕。 結果を表1)の評価は、眼内出面は鋭く減少した血流眼
球運動振幅を生じ、その結果、出血開始後1時間程の早
い時期にレオグラフ因子R9は対照値の50%まで低下
することを示唆している。この血IN、眼球7畢炉1又
における減衰は比較的安定した性質を有し、R4値は出
血開始後14日月例も何等の変化も示さない。ウサギに
おげろ目のj脈管路における血行力学は出血開始後2週
間で開始する回復へのゆっくりした進路を取りその結果
関口経過後にレオグラフ因子は対照値の56%までに上
昇する。血流眼球運動囚の完全な正常化は出血開始後1
.0〜1.5t月後に通常起こる。研究結果を表1[ま
とめて示す。 レーq)9− ’6y’発眼内出血の吸収への治療効果
の研究について、本発明の1%后液の薬品とビタミンB
6の1%に液を比較した。ビタミンB6は本発明の薬品
と枯造的に類似であるのでこれらの治療効果を比較する
のが適当であると判断された。2群の動物?本発明の0
11%溶液(0,5mA)及びビタミンB6(1%肩液
液0.61)を用いて、出血の開始日から始めてが日−
回治療期間(15日)に亘り眼球後方からの注射により
投与して治療した。対照例として選ばれた動物には、プ
ラシーゼ処方[)、5m18、番号】5)を与えた。得
られた結果を表2に示す。 研究上の動物における眼脈管路の血行力学の評価ではB
6 処方ケ与えられた群から得られも血流眼球運動図・
ξラメーターは統計的に確実性が立証されており未治療
及びプラシーデ受領辞の動物の両者におけるそれらと同
一であることが更に証明された。 検眼鏡検査の知見はビタミンB6ケ利用する治事実を示
している。この群の動物における出血の完全な吸収は(
資)〜4545日目に起こり、その点においてそれらは
対照例と近似するものであった。 本発明の薬品による治療に対応して、眼内出血吸収の期
間は対照例に比較して、相当に短縮された。即ち、出血
開始後7日目に本発明の薬品で治療された動物において
は、眼底出血の相当な吸収の徴候があり、それは14日
目までに実質的に完全に完結したのに対し、対照群(、
未治療及びプランーセ治療)及びビタミンB6 を与え
られた群においては、未だ多量の網膜及び硝子体出血が
あった。 薬品治療された動物群における出血開始から別時間に認
められたレオグラフ指数変化は初期値の82%であった
のに対し、対照群及びビタミンB6を受け取った群にお
いては、これらの指数は低下、即ち、レオグラフ指数R
1は各々初期対照値の59%〜61%であった。本発明
の薬品を与えられた動物群における血流眼球運動図の回
復は3〜7日目に起こったのに対し、対照例及びビタミ
ンB6 群においては、同一の改良は出血開始から1〜
1.5ケ月のメ′乏りまでに見られたのみであった。 従って、これらの一連の実験は、眼内出血が目の血行力
学に好ましくない影響を及ぼすことな示した。本発明の
共晶はB6 とは対照的に眼内出血吸収の速度化−上昇
させ、目の血行力学の回復能力を有1−る。 本発明のゼバ品の網膜酸素付加及び生体は?テン/ギル
の効果を明らかに1−る検討努力がなされた。 この;j4 ++α中で起こる酸化及び生体電気過程の
研究は長期実験に基づいてウサギの網膜の酸素電圧(7
I?−ラログラフイー)及び生体ボテンシャルな記録す
ることにより同時に行われた。この目的のために、IU
径130μmのT型白金電fi!馨強膜乞通してウサギ
の目の中の眼球赤道に微小ネジを用いて満尺(〜た。l
、a; 41jjの網1莫中への挿入を市しく監視する
ためvr−研究完了後動物から摘出した目を組織学的検
査に利した。 実験の知見ではウサギの目の部分の組織学的外観が強膜
及び粘膜を貫通する傷の開口部が網膜で終了していたこ
と、即ち、植え込んだ電極の末端が網膜に実際に当って
おり、それを無傷にしておいた場合に評価可INFなも
のであると判断された。 、−+5−ラログラフ分析のために、この研究は0.6
Vに等しい酸諌′半一ρヴポテンシャル並びに酸素電圧
に比例するヰ目当の拡散電流を生成する内部直流電気回
路を打する白金−鉄カップルを用いた。 :X)秒1’HK、介する短時間制御酸素吸入(標準環
境内)がr唆素試験試イ・4として網膜4a訃を定性的
に評価するのに用いられた。ポーラログラムデータを用
いて次の指数を1′算した。 (1) 潜在間開(r)−帥紫供給開始からぽ−ラログ
ラム上昇開始までの期間 (2)高さくtTl−ある酸素試刺に対する最高ポーラ
ログラフ波高度 (3)網膜糸目銑中の酩′素利用速度−71?−ラログ
ラ7曲線の傾斜屈曲に対して接線方向の面線により形成
される傾斜角度のタンジエン1−(tanα)人後の酸
素損失(h)。 ポーラログラムを第5図に示す。 酸素試料が荷動に残存する時間を71?−ラログラムの
底部に示す。 ERGは、網膜中に植め込んだ電極及び動物の頭の皮下
に導入した基準電極(銅製針)から脳造影ユニット上に
記録した。元刺戟は、フラッシュ電力0.3Jを用いて
ソノクル(5onocle )パルス刺戟機により与え
られた。本発明の薬品を利用した動物の治療は、レーザ
ー凝固後第2日日に0.63mg/に9の投与量で静脈
内及び眼球後方投与により、同様に3〜10■/Kyの
投与量で0.2%溶液の点滴注入により結膜術中に筋肉
内投与して行われた。 対照動物におけるポーラログラムィの結果は、本発明の
薬品は網膜内における酸素利用の速度を遅くさせ、本発
明の薬品導入後の酸素損失は16%〜42%の範囲に落
ちる(表3)ということを示した。潜在期間及びポーラ
ログラムの振幅は大多数の実験において余り変化しなか
った(表3)。効率のピークは薬品投与後m〜(資)分
径に見られた。 研究の・ξラメーターにより判断すると、この薬品は4
I4.入v;、1〜1.5時間有効に留まる。 網膜′目テ図記録の知見7表4に示す。本発明の薬品の
導入に対応して10〜20分以内にa”及び”b”ER
(JE振幅は、a波に−)いては28.2±4.8μV
かも48.4−1=8.5 μV (r) <0−01
) (70%)Ic、bvicついては111 xi
: 13.4μVから144±13.6μV(p<0.
02 ) (30%)に統計的に証明された増大を示し
たことに注目されたい。 結論どして、ERG及びポーラログラフ(同時に記録)
から得られた知見では、網膜における減少した酸素利用
にも拘らず、a及びb ERG波振幅のいずれも本発明
の薬品の投与後増大することを示している。 本発明の薬品の網膜酸素刊加に及ぼす影響は。 試験動物の網膜器首を直接的にアルゴンレーザー照射に
直置することにより引き起こされた実験的に話発された
Flla内出血において研究した。凝固火傷はビーム出
力500 mW 、サイズ50〜Zooμ、照射時11
.fj 0 、1〜0.2秒ケ用いて視神経平円盤状組
織の下にもたらされた。第6図は、健康なウサギ(1)
及びアルゴンレ・−ザーにより形成された眼内出血にか
かったつ田−ギ(1■)への薬品投与を行った後の酸素
利用についてのω1究からの実験的知見をまとめて示す
ものである。同図は又同様に初期ポーラログラムを示し
、NO61は薬品導入前のウサギ網膜のポーラログラム
を示し、NO,2は薬品導入後15分後のJ?−ラログ
ラム馨示し、No、3は注射後55分後のボ゛−ラログ
ラム乞示し、No、4は出血開始前のウサギ網膜のポー
ラログラムを示し、NO,5は梨品治hχなしの出血開
始から1日月のウサギ網膜のポーラログラムを示し、N
O,6は薬品治療により変性された出血開始からのウサ
ギ網膜のポーラログラムをボす。 多くの研究からの知見は、レーザー凝固は網膜における
酸素利用を損傷し、レーザー凝固後の1日月の酸素利用
速度を1.0から0.17に低下させ(対照に比較して
6倍の減少)、酸素j1失は70%に達することを示し
ている。レーザー凝固から2−5日間に網脱酸欺利用は
正常に戻ることが認められた(結果を表5に示¥)。 本発明の薬品はレーザー凝固後の回復的変化(e?2素
利用の正常化)の速度を上昇させるのに貴重であること
が見出された。 従って、本発明の薬品は網膜酸素付加及び生体電気活性
に実習的影響を及ぼし、レーザー凝固に対するス44膜
応答を軽減し、網膜機能を刺戟することが明らかとなる
。 本発明の薬品を次の目的を有する臨床試験に付した: j、新試塾の効率の臨床的評価、 2、眼科において使用されているその他の試薬と比較し
ての治療的効率の評価。 本発明の薬品は次の病態の治療に使用された:1、中心
脈絡網膜ジストロフィー二 a 中心脈絡網膜ジストロフィーの乾燥期b 中心脈絡
網$1%:jジストロフィーのにじみ出し出面jtJJ
。 2、中心網膜静脈及びその文脈の血栓症:a 後−血栓
網膜出血 b 中心眼底における脂質沈積。 3、各種脈管病因の眼球出血: a 粘尿病。 b 脈管炎、 C血管新生を伴う血栓症。 d 中心脈絡網膜ジストロフィー。 4、近視性脈絡網膜ジストロフィー二 a 乾燥期。 b 出面期。 Cフックス点(Fux’s 5pot )。 5、中心壁板−網膜アビオトロフィー。 6、 日光及びレーザー誘発網膜火傷。 7、硝子体脈絡網膜ジストロフィー二 a 若年性X−染色体網膜分離症、 b ジストロフィー近視網膜分離症。 本発明の薬品の臨床試験を全て慢性症状の徴候な■する
全部で453個の目を有する380人の患者について行
った。本発明の薬品を用いる治療を開始する前に患者に
はジクノン、)′キクニーム、各種吸収促進投薬、筋肉
内に注射されるリダーゼ及びケモトリプクン、フィブリ
ノリジン、結膜下に投1iされるロイコシムなどの試薬
を用いた血管保護剤処方、及び網膜及び硝子体出血の吸
収、中心眼底にジストロフィー性変化を伴う持続的に低
い視力に関して有効でないことが判明した物理治療を与
えた。 本発明の薬品を用いた臨床経験は、網膜及び硝子体に位
置した出血の吸収を促進する効率を示した。この薬品は
、各種脈管病因、例えば、硝子体出血、中心網膜静脈及
びその支脈における血栓症の亜急性期、近視関連出血、
中心脈絡網膜ジストロフィーのC出−出血期などの目の
状態に使用された。本発明の薬品の効能は、脈絡網膜ジ
ストロフィーの乾(+i% Jυ1及び近視脈絡膜症の
乾燥期、若年性X−染色体及びジストロフィー性網膜剥
離症並びに視カイ・幾能を改良するためのジストロフィ
ー性網1■剥1?ltの手術後の隔った手術後期間(1
〜1.5年)において評価された。本発明の薬品は日光
照射レーザー装置手術に伴う細膜火傷の治療に使用され
た。臨床試験からの結果は1文献にのせられている視力
、視野の検眼鏡的特徴(網膜出血及び′感覚上皮剥離の
程度の減少)、電気生理学的知見に関連した一組の主観
的及び客観的標準に従って評価した。フルオレツセイン
血管造影及び眼底写真も幾つかの症例において行われた
。検眼鏡検査が視力の増大を伴った陽性の変化を首尾一
貫して示した場合に改良があるものとされた。もし、視
力及び視野に何等の増大も認められない場合は、その応
答は改良と評価することができなかった。 クーントーユニウス(Kuhnt −Unius )ジ
ストロフィーは1年令40〜80才の患者において共通
して両眼の症状の徴候を示す中心脈絡網膜ジストロフィ
ーの群を示した。10.3%の患者は高血圧にかかり、
58.3%の高血圧はアテローム硬化症が複合しており
、14.6%は一般化アテローム硬化症を呈した。薬品
を各種病因の中心脈絡網膜ジストロフィーを有する17
5限に使用した。臨床試験のために患者を2群に分割し
た。第1の群は、色素上皮の欠陥或いは局在化色素上皮
剥離として示される中心脈絡網膜ジストロフィーの乾燥
期を有する目により構成された。第2群は血清性の感賀
上皮、+411 if al]ち面清−出血感覚上皮剥
離即ちKubr+t−IJniusクストロフィーの滲
出−出血間を示す目より構成された。表6は中心脈絡網
膜ジストロフィーの乾燥期において本発明の薬品を使用
した治療から得られた知見を示す。 表 6 カの変化 その段階の病気の臨床写真は伺等の変化も示さなかった
。0.2〜0.3の視力の増大が36.4%あることは
この段階の病気における本発明の薬品の効率を立証する
ものである。トレンタルを用いて同様に67人の患者に
眼球後方注射の形態で投与した広CM> lff1の臨
床経験では視力の0.3の増大をもたらした例は1例も
なかった。本発明の薬品を用いた治療前及び治療後に4
0人の患者について行った電気生理学的試験は網膜機能
に関して実質的な改良を示した。 中心脈絡網膜ジストロフィーの≠出−出血期を有する第
2の群においては、本発明の薬品を全部で153の目に
与えた。全ての患者は予め、アンギニン及びミクレロン
のような試薬で経口的に局部的に、及び結膜下或いは眼
球後方注射としてシフノン或いはシフノンとデキサノン
の組合せ($−注射器内に、12.6%シフノンの0.
3〜0.51d投与量、 0.1〜0.2mt投与つ゛
の750j41位デキサソン十0.3〜0.5m6投与
量の12.5 %ジシノ/溶液)のような試薬で治療さ
れていた。この治療は感覚上皮剥離或いは滓出−出血感
覚上皮剥離の程度により影響を及ぼさなかった。表7は
中心脈絡網膜シスト・7名滲出−出血間における本発明
の薬品を使用した結果とデキサソン及びシフノンの組合
せの結果を対比して示すものである。 表 7 本発明の薬品で治療した中心脈絡網を反ジストロフィー
の浴出−出血期の視カ変化眼球凌方庄射の後153の目
のうち123は眼底に好ましい変化と平均0.08〜0
.1の視力の増加をもって応答したのに対し、デキサソ
ン及びジンノン組合せ処方に従った対応する平均の視力
の増加は0.03であった。 表8は中心脈絡網膜ジストロフィーの滲出−出血間を符
する患者の′Iに気生理学的試験からの知見である。表
8から見られるように、a及びす。 ERG波の振幅は本発明の薬品の投与に応答して初期値
よりもそれぞれ38%及び々%上昇した。 表 8 本発明の薬品を用いた治療の結果、感覚上皮剥離が縮少
し、81.5%の患者において視力が増大した。その様
な視力の増大はこの重い中心眼底の技傷における本発明
の薬品の高い効能を示すものである。本発明の薬品をデ
ギサノンとシフノンの組合せと対比して比較効能分析を
行った結果、デキうトレンとシフノンの組合せ薬品治療
は48.8%の陽性応答率を引き出したのにすぎなかっ
たので前者の方がはるかに優れていた。次に中心脈絡網
膜ジストロフィーの診断された硲痕期を有する83才の
患者Tの症例履歴からの抜粋を例示する。治療開始前に
右目の視力は指勘定可能距離が患者のノ頂から40釧で
あり、左目が指勘足可能距離が顔から20函であった。 治療(本発明の薬品の1%溶液のQ 、 5 ml投与
i、眼球後方より投与NO,15)後に右目の視力は0
.03に、左目は0.02に上昇した。 応答の継U1;は3ケ月間記録されたがその後に視力は
元の水準に戻ってしまった。トレンタル(0,5rn、
、l、No、15.眼球後方より投与)を用いた注射の
治療は目で見分けられる応答をもたらさなかった。 本発明の薬品を用いた治療を繰返し行うと(1%の薬品
溶10.5m/:の投与量、眼球後方より投与、No、
15)右目で0.01、左目で0.03の視力の増大が
得られた。 従って、中Iし脈絡網膜ジストロフィーの痘痕期におけ
る本発明の薬品の治療による残存視力の増大は、網膜代
謝過程に及ぼす有益な効果に関する実験的知見を実証す
るものである。 本発明の薬品を網膜出血及び中心1IIi!底における
二次的脂質沈積の治療において及び病気の開始より1.
5ケ月以上の亜急性期における中心網膜静脈及びその支
脈を含む血(全症の徴候を封する138の目に使用した
。病気の亜急性期において患者は通常血管床Jφ剤、炭
酸脱水酵素誘導薬品、へ・e IJンとデギサソンを組
合ぜた眼球後りの注射、フィブリノリジンの結膜上注射
を与えられた。この治療は、完全に血栓症状態を反転す
ることができず、引き続くレーザー凝固を不可能にする
大きな網11fl出血の領域を残した。表9に本発明の
薬品、ジゾノン、へAリンとデキサリンとの組合せを後
−血栓症網膜出血の治療に用いた結果を掲げる。 :&9 本発明の柴品、ジクノン、及びヘノマリンとデキ田−ソ
ンとのに[I合せを用いた後−血栓症網膜出血の治療結
果 薬品 (73,1%) (26,9%)本発明の薬品を
用いた治療に従って(眼球後方から役q、、1%薬品醇
液Q、jJ#の投与量、No、15)101イf、’l
lのr−1(7:L1%)に視力の増大及び網膜出血の
減少が配縁されたのに対し、ジゾノン及びへ/eクリソ
デキサリンとの組合せを用いる処方は各々45.9%及
び加%の応答率を与えたにすぎなかった。本発明の薬品
を用いた治療に従った視力における平均増加は0.2で
あったのに対し、ジクノン及びへ・クリソとデキサリン
との組合せにおけるこの変数は各々0.06及び0.0
7であった。 表IOは、中心網膜静脈に及ぼす血栓症を有する患者に
おける網膜の機能的評価の結果を示す。同表かられかる
ように、本発明の薬品による治療に対応してa及びb
ERG波の相対振幅は各々34%及び16%(出発値よ
りも高く)増大する。 表 IO 本発明の薬品を用いた治療に応答する、中心網膜静脈及
びその支脈に及ぼす血栓症を有する患者におけるERG
波の振幅における変化 士 士 士 士 従って1本発明の薬品の研究からの臨床的及び電気生理
学的知見は、中心網膜静脈及びその支脈なおかす血栓症
の亜急性期におけるその高い効能を1flJ示するもの
である。 中心AJ’l It&、i +’rf+脈の血栓症を葺
する10人の患者は、視力の減少の直)易の原因である
中心眼底における少1七の硬い耐出し物質(脂質i)を
有することが(カIFJ鏡46y fにより示された。 本発明の薬品を用いた治療後、検Ill、’≦5゛含検
をは中心眼底における脂質沈積の程度の減少を示し、同
時に視力が平均で0.29.1大したことを示した。こ
の臨床的知見は、本発明の薬品が脂質代謝に与える効果
の確証となる。 ある臨床研究は、本発明の薬品の眼球出血の治療におけ
る高い効能を確立した。表11は本発明の薬品を用いた
7(」の目における再発性眼球出血の治療結果である。 アイA/ス病(Ils’5j14) 14 13 1脈
質炎 脈管を伴う血栓症 25 24 1 表11かられかるように、眼球出血は、眼の脈管構造の
激しい損傷即ち、糖尿症網膜症の増殖期、硝子体へのア
イルス病或いは若年性出血、凝固の間に合わなかった中
心網膜静脈の支脈をおかす血栓症に二次的な網膜の脈管
新生などから派生する。 この群の患者の硝子体出血は、再発する傾向を仔した。 本発明の薬品による治療の前に患者はフイブノリジンを
結膜上注射により受け散り、ジンノンを11j(球後方
から投与された。この治療は視力の増大を引き出さなか
′)だ。本発明の薬品で治療された再発性眼球出血を有
する85.7%の目に見られる改良された臨床外観(眼
球出血の部分吸収)及び視力の増大は、目の脈管構造を
おかすこの重い病理学の形態における本発明の薬品の高
い効果を実証するものである。 糖尿病に基づく眼球出血において視力の平均増大はo
、 o :i〜0.2を変動する0、06であった。中
心網膜静脈の文脈をおかす血栓症に二次的に生ずる再発
生眼球出血を有する患者における視力の増大は平均で0
.2であった。脈管炎を有する患者の群において視力は
平均0.12増大したのに対し、中心脈管網膜ジストロ
フィーを有する群に記録されているそれは0.23であ
った。表12は脈管病因の111d球出向における本発
明の薬品及びジンノンを用いた治療結果である。 表 12 ジンノンで治療された眼球出血における視力の増大は平
均0402であった。 従って、臨床研究から得られた知見は1本発明の薬品が
臨床眼科において各種脈管病因の眼球出血に対抗するた
めに用いられているその他の試薬よりも優れていること
を示した。 本発明の薬品の効果を、中心眼底に対する局所的損傷の
ために減少した視力を伴う高程度及び中程度の近視を有
する440目における臨床試験において、検討した。4
40目のうち加はジストロフィー近似近視脈絡脱炎の乾
燥期の徴候を有し、乙の目においては病態は出血期に進
行していた(そのうち13はFOX点をイアしていた)
。本発明の薬品はこの重い病気の患者群において極めて
有効であることが判明した。臨床写真における何等の変
化を伴わない病気の乾燥萌において、視力は加の目の5
ち15 t 75%)において、平均0.2上昇するこ
とが観察された。】VIIJを挙げると52才の患者T
は子どものころから両眼に進行性近視を有していた(1
8ノオゾトリ)。この患者は以前に長年ビタミンをとり
1年に2回の基準で組織治療を規即的にくり返した。本
発明の薬品を用いた治療(1%の薬品)?F#:0.5
mA投与量で眼球後方投与、No、1.5)後、右目の
視力は0.2から0.4に上り、左目の視力は0.1か
ら0.4に上った。電気生理学的検査は治療前は殆んど
記録できないa ERG波を示したのに対し、その完了
後は振幅は5〜30μVに上外し、治療前のb ERG
波は75μVであったのが、治療完了後には220〜2
25μVとなった(右目)。左目におけるERGは治療
的のa波は殆んど記録できず、治療後にはその振幅は1
2.5μVに上昇したことを示した。b ERG波は治
療前には100μVであったのが本発明の薬品で治療完
了後には160〜175μVに上昇した。本発明の薬品
で繰返し治療を続けると、視力が右目で0.6〜0.8
%左目で0.6に増大した。 病気の出血期において、臨床外観、出血の部分吸収及び
増大した視力において陽性のシフトが四の目のうち10
0目にりいて見られた。1例を挙げると、高度の近視、
新たな中心眼底における新たな網膜出血を荷するお才の
患者Mの矯正視力は両眼は0.1であった。本発明の薬
品を用いた治療(1%薬品溶fF0.5mAの投与量で
眼球後方投与。 NO,15)後には矯正視力が右目において0.2に噌
太し、左目において0.4に増大する網膜出血の部分吸
収があった。 従って、本発明の薬品は、近視性脈絡網膜ジストロフィ
ーを伴う重い眼底病の症例において高い治療効果を有す
ると結論付けることができる。 本発明の薬品の臨床試験を又、 11人の患者〔スター
ハルト(B tarl+ardt )病の徴候を示すη
の目〕について行った。表13はスターハルト病の治療
に応答する本発明の薬品の視力及び視野に及ぼす影響に
関する知見を示す。 / ・′N1′ 、ぐ 7・′・”、71 5 ′ この患者群において行われた菫もH意義な知見は、22
の目のうち肋における視力の増大及び治療に普通抵抗す
る+r −iv期の病気の加の目のうち130目におけ
る中心11w点の減少であった。スターハルト病におい
て本発明の薬品を用いる処方による治療効果の+rf価
を公知の試薬フラビナー)Lfla−vinat )と
対比して検討したところ、前者の方がより優れているこ
とが示された。 本発明の薬品を用いた治療(1%架品浴液を0.5ml
投与量で眼球後方より投与した、No、15)を、保護
眼碗なしで口触を観察した結果暗点領域の太陽蒋発炎症
を有する5人の患者(7個の目)において開始した。恵
方ば16〜35才であり、傷の開始から2〜3ケ月経て
いた。委託照会における不平には、視力が低下したこと
及びおかされた目における10 X 10’の中心l叶
点があった。視力は5つの目において、0.8に減少し
ていた。研究患者の視野は中心に位置した絶対暗点を下
した。本発明の薬品を用いた治療後、5つの目の視力は
0.8から1.0に上昇し、2つの目は0.5から0.
6に上昇した。全ての目において絶対暗点領域は2×3
°に減少した。臨床写工(は不変であった。 本発明の薬品を用いた治療をレーザー装置を用いる仕事
で発生した斑点領域のレーザー誘発炎症を有する3人の
患者(3個の目)に施した。炎症の眼底領域は網膜出血
及び感覚上皮をおかす浮腫で特徴付けられた。2つの症
例の場合に視力は0.3に落ちており、もう1つの症例
は0.1〜0.2に落ちていた。視野は5×lO°の絶
対暗点な何していた。本発明の薬品な用いる治療後2つ
の目の視力は1゜0に戻り、出血及び浮腫は完全に解決
した。 これらの目の1つ(出血及び浮腫の焦点が平円盤状組織
の一領域を占めた大領域の罹患を受けたもの)において
は、視力は同じま〜に残り、前−網膜出血は完全に吸収
され、傷跡に類似した湿い着色領域が中心眼底に形成さ
れた。 このように1本発明の薬品は、治療終了前に80%の完
全応答率を有して、レーザー及び太陽誘発網膜炎症の治
療に有用な住めて強力な治療効果を有するものである。 その他の治療様式が使用された場合には、l/−ザー誘
発網膜炎症の15〜30%で完全な冑、力か書#y、得
され、それは治療の開始後1.5〜2り°月1子に見ら
れた。上記より本発明の薬品は谷抽病因の柄)俣火鵠の
治療に極めて有益であると結論することができる。 本発明の薬品はストレス、激しい元、高酸素症眼球内出
血にさらされる網膜に対して有益な作用を及ぼす網膜保
護剤である。その組成物の臨床的及び実験的研究では本
発明の薬品には眼内出血の迅速な吸収、不出活性阻止、
感覚上皮剥離および脂質沈積の程度の#7少、視力機能
の回復を促進する広範な特性を有するものであることが
示された。 この薬品の作用機構の研究からのデータの評価では、そ
れはヘモグロビンにより誘発される脂質酸化に阻止的影
Uを及ぼし、血球(赤血球)の膜構造を−強し、白液形
成成分(血小板〕の凝集を抑制し、フィブリンモノマー
からフィブリンポリマーへの転換速度を遅らせ(抗亘合
効来)、血液のフィブリン畔解活性を高め、血液のレオ
ロジー特及ぼし、及び環状ヌクレオチド類のホスホジェ
ステラーゼと有効に競争するということを示している。 本発明の薬品により示される広い範囲の治療作用は各種
病因の眼内出血、脈絡網j換及び先天性ジストロフィー
、網膜火傷、及びレーザー凝固における損傷防止に適用
可能である。 本発明の薬品の活性物質は、美質的に微細結晶白色無臭
粉末であり、味は僅かに酸っばく、水及びアルコールに
易溶性であり、エーテル及びアセトンに貧爵性であり、
高温(200℃まで)に安定である。 本発明の薬品は、常法により/?!r種治療形態(例え
ば、眼点滴、注射液、錠剤)で調製することができる。 好ましくは1本発明の薬品は、結膜下或いは眼球後方注
射液の形態で使用するのが好ましい。治療目的のために
、本発明の薬品は結膜上投与により1%形液のσ・3m
l投与量で毎日11110〜15日間或いは又眼球後方
治療により1%解液のQ、5ml投与量で毎日11al
lOへ15日間投与される。 レーザー凝固における可干渉性照射の有害なめ′J朱か
ら網11!;jをするために、本発8IJの薬品はレー
ザー餅筒の1日Oilに1%溶液の0.5廐投与量で眼
球後方で尋人され、次いで処理の1時間前にくり返され
る。引続く処方としては、その薬品が、同一投与量(1
%酊液Q、5mJ)で毎日1回用いられて眼球後方注射
により2〜3日間与えられる。 本発明の薬品の治療には何等の副作用及びg忌はイj:
仕しない。711:発明の薬品は元から保腺された場所
に貯蔵されるべきである。
第1図、第2図及び第4図は網j換電位図を示す。
第31zl (A、 B )は記録された光刺激を示す
グラフである。 第5図及び拒6図はポーラログラムな示す。 出願人桟上(1!人 猪 股 清 H/ f15.2 、 J
グラフである。 第5図及び拒6図はポーラログラムな示す。 出願人桟上(1!人 猪 股 清 H/ f15.2 、 J
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、式 を有する活性物質2−エチル−6−メチル−3−ヒドロ
ギソビペリジン塩酸塩及び薬学的稀釈剤を含んでなるこ
とを特徴とする眼内出血、近視性脈絡網膜ジストロフィ
ー、先天性網膜ジストロフィー、114膜火傷の治療用
及びレーザー凝固における損傷防止用網膜保護剤。 特許請求の範囲第1恋舅袖膜保臆剤。 3、該薬学的稀釈剤が蒸留水である、特許請求の範囲第
1項又は第2項記載の網膜保護剤。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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US6161770A (en) | 1994-06-06 | 2000-12-19 | Sturman; Oded E. | Hydraulically driven springless fuel injector |
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