JPS6061526A - 眼内出血,近視性脈絡網膜ジストロフイ−,先天性網膜ジストロフイ−,網膜火傷の治療用及びレ−ザ−凝固における損傷防止用網膜保護剤 - Google Patents

眼内出血,近視性脈絡網膜ジストロフイ−,先天性網膜ジストロフイ−,網膜火傷の治療用及びレ−ザ−凝固における損傷防止用網膜保護剤

Info

Publication number
JPS6061526A
JPS6061526A JP58171064A JP17106483A JPS6061526A JP S6061526 A JPS6061526 A JP S6061526A JP 58171064 A JP58171064 A JP 58171064A JP 17106483 A JP17106483 A JP 17106483A JP S6061526 A JPS6061526 A JP S6061526A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drug
retinal
hemorrhage
treatment
animals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP58171064A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0129167B2 (ja
Inventor
ニコライ、マルコウイツチ、エマヌエル
アンナ、アレクサンドロウナ、シベドワ
レオニド、ドミトリエウイツチ、スミルノフ
ラリサ、ウラジミロウナ、スピリナ
レフ、アブラモウイツチ、カツネルソン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUSESO N ISUSUREDO HIMIKO FUAR
FUSESO NAUCHINO ISUSUREDO HIMIKO FUARUMATSUEFUCHICHIESUKII INST IMENI ESU ORUJIYONIKIIZE
INSUCHI HIMICHIESUKOI FUIJIKI
INSUCHI HIMICHIESUKOI FUIJIKI AN SSR
MOSUKO N ISUSUREDO I GURAZUNIK
MOSUKO NAUCHINO ISUSUREDO INST GURAZUNIKU BOREZUNEI IMENI GERUMUGORUTSUA
Original Assignee
FUSESO N ISUSUREDO HIMIKO FUAR
FUSESO NAUCHINO ISUSUREDO HIMIKO FUARUMATSUEFUCHICHIESUKII INST IMENI ESU ORUJIYONIKIIZE
INSUCHI HIMICHIESUKOI FUIJIKI
INSUCHI HIMICHIESUKOI FUIJIKI AN SSR
MOSUKO N ISUSUREDO I GURAZUNIK
MOSUKO NAUCHINO ISUSUREDO INST GURAZUNIKU BOREZUNEI IMENI GERUMUGORUTSUA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FUSESO N ISUSUREDO HIMIKO FUAR, FUSESO NAUCHINO ISUSUREDO HIMIKO FUARUMATSUEFUCHICHIESUKII INST IMENI ESU ORUJIYONIKIIZE, INSUCHI HIMICHIESUKOI FUIJIKI, INSUCHI HIMICHIESUKOI FUIJIKI AN SSR, MOSUKO N ISUSUREDO I GURAZUNIK, MOSUKO NAUCHINO ISUSUREDO INST GURAZUNIKU BOREZUNEI IMENI GERUMUGORUTSUA filed Critical FUSESO N ISUSUREDO HIMIKO FUAR
Publication of JPS6061526A publication Critical patent/JPS6061526A/ja
Publication of JPH0129167B2 publication Critical patent/JPH0129167B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/33Heterocyclic compounds
    • A61K31/395Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins
    • A61K31/435Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with one nitrogen as the only ring hetero atom
    • A61K31/44Non condensed pyridines; Hydrogenated derivatives thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P27/00Drugs for disorders of the senses
    • A61P27/02Ophthalmic agents

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Pyridine Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は一般的に医学の分野に関し、より詳しくは新規
な医薬品、即ち、眼内出血、近視性脈絡網膜ジストロフ
ィー、先天性網膜ジストロフィー。 網膜火傷の治療用及びレーザー凝固における損傷防止用
網膜保護剤、に関する。 従来広範な再発性出血の吸収速度を上昇するための数多
くの薬品5例えばフイビリノリジン、ウロキナーゼ、ス
トレプトキナーゼ、ジクノン(エタムセレート)、ドキ
クユームなどが知られている。 従来、眼科の実践において通常用いられてきた抗出血剤
は、眼の微小循環を安定化させる純粋な脈管栄養衝撃(
ドキ/ニーム)、或いは毛細管出血の急性症状に有用な
止血作用(ジクノン)、或いはπ1引嵌の後−出血変化
において頼りにされる血液のレオロジー特性に及ぼす刺
戟効果(トレンタル)、或いは11が別の血栓崩壊効果
(ストレゾトデカーゼ、ヘパリン)のいずれかをもたら
した。 [〜か(−ながら、現在知られている薬剤のいずれもが
多重作用、 121]ち、第1に目の微小脈管構造(脈
管壁のIi7斜1゛イ造)を安定化させ、第2に血液の
抗凝固及びフィブリン溶解特性に影Vな及ぼし、第3に
l’r7J時に元刺戟を伴わず或いは特に伴って次第に
増大ずろ迅速なフリーラジカル脂質酸化より生ずる破壊
過程を妨害する作用、要するに出血に伴5病浬学的変化
の全領域を包含する作用、ff:有するもので(・コー
ない。 本発明の目的は、低い毒性、及び多方向抗出血作用、1
ボち、)反構造の安定化、出血その他の病因を半5倣し
いフリーラジカル酸化からの膜構潰の保護、血液を形成
する成分の分Ni1 、網膜における正常な酸素利用の
回復、及び毛細管透過性の減少、ケ示す新131な医薬
を提供することである。 本発明の医薬は、文[駄に以前記載されていない新規な
組成物である。本発明の眼内出血、近視性脈絡網膜及び
先天性ジストロフィー、網膜火傷の治療用及びレーザー
凝固における損傷防止用網膜保設剤は活性物質及び薬学
的稀釈剤よりなり、その活性物質は次式を有する2−エ
チル−6−メチル−3−ヒドロギシビペリジン塩酸塩で
ある:好ましくは、本発明の医薬は1重量%の活性物質
を含む注射液及び点滴剤用の啓液の形態で用いられる。 注射溶液用の好ましい薬学的稀釈剤は蒸留水である。 本発明の医薬は、便宜上エモキシピンと呼ばれるが1次
の病態の治療用途に適したものである。 1、中心脈絡網膜ジストロフィーの乾燥期(積極的に視
力に影響を及ぼす)。 2、中心脈絡網膜ジストロフィーの滲出−出血期(出血
のBB分吸収、感覚上皮剥離の面積減少、視力の改良)
。 3 後−血栓網膜出血及び中心眼底における脂質沈積(
出血領域の吸収、脂質沈積の収縮、視力の改良)、脈管
崩壊に引き続<1.5ケ月以上の中心網膜静脈及びその
支脈における血栓包含の亜急性期 4、近視性脈絡制i負ジストロフィー:a)乾燥期、1
1)出血期、C)フックス(Fux’s)点(出血゛の
領域の吸収、視力の改良)、 5 糖尿病1スI連ヅ、外の各種脈絡病因1発病の歴史
を有する眼球出血(眼球出血の部分吸収、視力の改g+
、 )、 6 網膜の日光(でよる炎症、レーザー装置操作に伴5
 slS I匣火協(出血領域の吸収、出血及び参出活
件の減少、暗点の減少、視力の改良)、7、 中心壁板
−網膜アビオトロフィー、8 硝子体x14胆1ジスト
ロフ゛イー、9.17−ザー凝固における損傷の予防。 本発明の薬品は、ストレス、激しい元、酸素過剰症、眼
球内出血に際された網膜に有益な作用をする網膜保護剤
である。それは、網膜酸素の正常な利用を回復すること
、網膜その他の組織内の環状ヌクレオチr類の含量を増
大させること、毛細管透過性を減少させること、血小板
分離を誘発すること、血液粘度を低下させること、フィ
ブリンモノマー−フィブリンポリマー転換の速度を遅ら
せろこと、トロンビン形成を1慣止すること、血液のフ
ィブリン溶解l侍性を高めろことなどの能力を有し、そ
れにより眼内出血吸収に富裕することができるものであ
る。本発明の網膜保護剤に関し動物及びヒトについて臨
床ベースで研究を行った。 もう一つの研究では、眼内出血吸収の効率に関して本発
明の薬品を、デキサソンと組合わせたヘノぐリンと比較
した。 ウサギにおける眼内出血はアルゴンレーザーユニットを
用いて誘発した。凝固火傷はビーム出力200〜400
 mW、サイズ50〜100ミクロン、照射時間0.1
〜0.28を用いて視神経の千円盤状組織の下に作られ
た。本発明の薬品の治療効果をへ・ソリンとデギ4ノソ
ンの組合わせのそれと対比する研究は、各々5匹の二つ
の群(各計10眼)に分けられた2、5〜:3 Kgの
体重のチンチラ系列の10匹のウサギについて行われた
。 治療は眼ノ戊にオSけろ出血の開始後直ちに開始された
。本発明の薬品は、1%溶液Q 、 5 mJの投与量
でもって眼球後方より毎日1回の投与で15日間導入さ
れた。へ・ξリンとデギサソン(1注射話中750Jp
位のヘパリン、20ηのデギサソン)は、15日間に亘
って毎日−回眼球後方から注射された。 出向開始後5日後に、本発明の薬品で治療された出)1
!を勿において、出血吸収が相当見られたのに対し、ヘ
ノミリン及びデキサソンを与えられた動物群においては
、眼底出血の程度は実質的に変化しないま〜であった。 14日1目1までに、本発明の薬品で治療された動物は
完全な出血の吸収を示したのに対し、ヘパリンとデ4・
ザソ/の絹合わせを受けた動物は吸収活性し1示したが
依然として広範な出血を示し、完全に7合倫′iろため
にはδ〜(資)日間かかった。 従って、本発明の薬品は、ヘノミリンとデキサソンの組
合わせと対比して眼内出血の吸収の速度を上昇すること
ができると結論することができる。 更に又、別の研究では、眼内出血吸収の効率に関して、
本発明の薬品をジノノンと比較した。 ウサギの眼内出血は、レーザーユニットナ用いて誘発さ
れた。凝固火傷はビーム出力200〜400mW、サイ
ズ50〜100ミクロン、照射時間帆lへ0.2Sを用
いて視神経平円盤状組織の下に作られた。本発明の薬品
の治療効果をジゾノンのそれと対比する研究は、各々5
匹の27作(各群10眼)に分けられた2、5〜3 K
9のチンチラ系列の10匹のウサギについて行われた。 治療は眼底出血開始後直ちに開始された。本発明の薬品
は、1%溶液Q 、 5 mljの投与量で眼球後方よ
り毎日1回15日間に亘って投与された。ジシノンは眼
球後方から12.5%溶液0 、5 mbの投与量で毎
日1回15日間に亘って注射された。 出血開始後5日後に、本発明の薬品で治療された動物に
おいては、出血吸収が顕著であり、凝固火傷の近くの〆
゛を腫はおさまったのに対し、ジシノンを与えられた動
物群においては、眼底出血の程度は出血1→ifi始後
1日に見られたものと実質上同一の状下用にとどまって
し)だ。 140目までには1本発明の薬品で治療された動物は完
全な出血の吸収を示したのに対し、ジノノンを受けた動
物は依然として広範な出血の証拠を示し、完全な治1(
iには5〜30日間かかった。 従って、本発明の薬品は、ジノノンに比べて眼内レーヂ
ーー誘発出血の吸収の速度を著しく増大することができ
ろと結論付けろことができる。 川に又、別の研究では、眼内出血吸収の効率に関して、
本発明の薬品とストレプトデカーゼを対比した1、 ウサギにおける眼内出血はレーザーユニットを用いて誘
発された。凝固火湯はビーム出力200〜400mW、
サイズ50−100ミクロン、照射時間0.1〜0.2
9 f用いて視神経千円盤状組織の下に作られた。本発
明の薬品の治療効率をストレプトデカーーーのそれど対
比する研究は、各々5匹の2群(各群10眼)に分けら
れた2〜3 K?のチンチラ系列の10匹のウサギにつ
いて行われた。 治療は実験出血の開始後直ちに開始された。本発明の薬
品は1%溶液0 、5 m、lの投与量で眼球後方より
毎日1回の投与で15日間行われた。ストレプトデカー
ゼは眼球後方より出血開始から0.5mlの投与量で4
回2日毎に(11当りio、ooo単位)注射された。 出血開始後5日目に本発明の薬品で治療された動物にお
いて出血吸収が相当に見られたのに対し、ストレプトデ
カーゼな与えられた動物群においては出血の程度は実質
的に未変化のま〜にとどまった。しかしながら、ストレ
プトデカーゼを与えられた動物は、広範な浮肺及びまぶ
た及び結膜を冒す発赤の形態をとる明確な投薬に対する
アレルギー反応を示したことが指摘されるべきである。 144日目でに、本発明の薬品で治療された動物は眼底
出血の完全な吸収を示した。同一時期にストレゾトデカ
ーゼを与えられた動物は相当な出血の事態の証拠を示し
ていた。 従って、本発明の薬品はストレプトデヵーゼと対比して
眼内出血の吸収速度?上昇させることができると結論付
けることができる。 本発明の薬品の治療効果を同様にレーザー誘発眼内出血
の対照動物研究において評価した。 ウサギにおける眼内出血はアルゴンレーザーユニットを
用いて誘発された。凝固火傷はビーム出力200〜40
0mW%サイズ閃〜100ミクロン、照射時間0.1〜
0.2s7用いて視神経平円盤状組織の下に作られた。 眼底の写真をレチノフォトユニッ) (Retinop
hot unit)を用いて撮った。動物には本発明の
薬品な毎日単一投与(1%溶液0.3〜0.5mA)で
15日間結膜下或いは眼球後方より投与した。 1Til膜電位シI(ERG)を動物の頭蓋中に皮下的
に導入した基準電極(銅製針)及び組み込み電極を有す
るレンズを用いてインク書き込み脳造影ユニット上に記
録した。元刺戟は0.35の出力及び継続時間50m5
のフラッシュノζルブにより与えられた。 初朋;透発応答ポテンシャル及びオンロスコープポテン
シャルはオンロスコープスクリーンのテープ上に記録さ
れた。フラッシュ当りの有効エネルギー消費は180J
であり、350ミリ秒(ms )継続した。40匹(即
ち80v)における治療は、レーザー誘発眼内出血後直
ちに開始された。2群の対照動物が使用された。即ち、
第1の群はプラ7−−(偽薬)処方のもの(10匹、(
9)眼)であり、第2の群は投薬なしのものであった(
20匹、40眼)。 対照動物及び研究動物の両者において、レーザー凝固後
直ちに及び1日後に凝固眼底領域近辺の及び硝子体に延
在する網膜周辺及び網膜の出血の徴殻が見られた。この
損傷は、本発明の薬品を投薬された動物においては、よ
り軽いものであった。 出血開始後7日後に研究群中の動物は浮腫が完全におさ
まり、顕著な出血の吸収を示した。対照動物においては
、出血の程度は実質的に変化せず、網膜血液の硝子体へ
の流出を伴い、ある動物においては部分的眼球出血を形
成した。出血開始後14日間までに、研究グループ中の
動り勿は出血の完全な吸収なしたのに対し、対照動物に
おいてはある動物においては硝子体に影響を及ぼす継続
的網膜出血及び部分的眼球出血の証拠が存在した。対照
U!υ物におり“る出血の完全な吸収はi、o −i、
sケ月間の期間に、C−〔つた。 このように1本発明の薬品は、眼内出血の治療において
、有用な強力な治療作用?有するものである。対照し未
治療)および実!(本発明の薬品で治療)動物7i1.
VCおける電気生理学的試験を行って出血中の網11i
;iの機能状態の評価を行った。 電気生理学的ω1究(網膜電位図)から得られた結果を
第1図及び第2図に図示する。−1波の相対的振幅を縦
i11+にプロットしく第1図)、b波のそれを縦軸に
プロットしく第2図)、いずれも初期網膜電位量信号の
%で示す。出血開始後の時間経過を横軸(原点−聞分1
次いで1日間隔で14日間)にプロットした。第1図及
び第2図においてlで示される曲線は対照群からの結果
であり、2で示される曲線は研究D(薬品治療)のもの
である。 ′tニ気気化化学的試験結果では、本発明の薬品で治療
されない動物(第1図及び第2図の曲線l)においては
、ERG信号は鋭く抑制されたことが示された。薬品治
療をされた動物(第1図及び第2図の曲線2)における
a及びbのERG曲線は
【0〜15日目に正常に戻った
のに対し、非投薬動物におけるa及びbのERG曲線は
同一時点においてそれぞれ対照値の37〜42%であっ
た。非投薬動物におけるERGは治fj動物のそれに比
較して正常に戻るのに相当に長い期間を要し、網膜電気
的活性の完全な回復は1.5〜2ケ月かかつて行われた
。 未処理動物における初期誘発応答ポテンシャル(R2R
RP、第3図A、(I))も又相当iC変化し、その振
幅は出血開始後7日目まで((正常値のω%におちたの
に対し、同時点において薬品で治療されたウサギにおけ
るR2RRP値は既に初期の水準に到達した(第3図A
121)。7日目までのオンロスコープポテンシャル値
は、処理動物においてその対照水準に達成したのに対し
く第3図B、(2))、非投薬動物におけるこのポテン
シャルの相対的振幅(第3図B、(I))は対照値の6
0〜70%であった。 第3図(A、B)は記録された元刺戟な図示するもので
ある。 従って、本発明の薬品は、網膜機能及び生体ポテンシャ
ルVこ影y1Mw及ぼす眼内出血関連障害の出現馨防止
することができるものである。 本発明の薬品は、再発性眼内出血の吸収を促進する作用
’x+−4すると共に新たに引き起こされる出血に対す
る眼内構造に保設的効果を及ぼすものである。 後−操作1υ」聞及びレーザー凝固後に使用された本発
明の薬品の保護特性を又、動物実験で評価した。レーザ
ー凝固はアルゴン及びクリプトンレーザーユニットを用
いて行われた。凝固火傷はビーム出力400mW、サイ
ズ200ミクロン、照射時間0.1〜Q 、 2 ms
を用いて視神経平円盤状組織の下に作られた。眼底の写
真はレチフォトユニットを用いて撮られた。対照試験及
び研究試験に用いられた!Jfl+ Q勿の総数はt)
0匹(1000反、谷!洋(幻I杖)であった。 動物ン予防スケジュール(1日及び次いでレーザー凝固
前1時間)におき、本発明の薬品による治療は1%溶液
帆5mlの投与量で毎日1回、10〜15日間投与で行
なった。 対照(未治療)及び試験(治療)動物のいずれにおいて
もレーザー凝固後直ちに及び1日後に凝固された眼底領
域の近辺において浮腫の徴候があり、それは予防治療を
受けなかった動物においてよりR著であった。レーザー
凝固前に本発明の薬品で処理された動物においては、眼
底出血の誘発は困難であった。凝固後1日目に対照群或
いは試験群の動物のいずれにおいても凝固火傷着色の証
拠はなかった。 その後金ての対照動物について行われた検眼鏡検査の結
果、凝固火傷の周りの浮腫は凝固後7日目までおさまら
ず凝固火傷着色は引続いて起こったことがみとめられた
。この検眼鏡検査の知見から本発明の薬品で治療されな
い動物における網膜への熱的損傷の徴候はレーザー凝固
後7〜8日後に起こるものと推定される。 本発明の薬品のレーザー凝固における使用はレーザー治
療に伴う網膜の回復変化を著しく促進する。本発明の薬
品による予防治療を受けた動物の検眠鏡試j験は凝固火
傷の領域における浮腫の徴候は31”l11′ff、で
に完全におさまり、潜在的凝固火傷着色は同時に進行し
はじめることを示した。この(j・眼鏡試験の知見によ
れば、本発明の薬品を受け取る動物においては、!i?
J I漠凝固火傷の着色はレーザー凝固後対照群におけ
ろ7〜8日目に対して。 5日目までに光子するという結論が導かれる。 対照f!「(未治、i9 )及び試験群(予防的に治療
)の1(i)1物に、lI6ける′4ノ:気生理学的試
験を行って、レーザー凝固[:I’、;ける網膜の機能
状態を評師した。電気生理学研究(ERG)から得られ
た結果は第4図に示す。a及び1)波の相対的振幅は縦
軸にマイクロボルトでプロットしである。横4111は
出血開始後のh11′過時間をプロットするものである
(原点−60分1次いで1日間隔で14日間)。241
4図(Cおける電気生理学的結果では、予防及びそれに
引続く梨品治l−が行われている動物においてa及びb
波は10〜15日目までに市常に戻ったことを示した。 同一期間までに非投葉動物におけるa及びb (I) 
ERG波の振幅は対照値の僅かに印%であった。 非−投薬動物におけるERGは本発明の薬品の予防的及
びそれに引続く処方な受けている動物のそれに対比して
正常に戻るのに相当に長い時間がかかったことが強調さ
れるべきである。対照動物(薬品無投与)におけるER
G波の完全な回復は1.5〜2ケ月の期間に亘って生じ
た。 このように、本発明の薬品は、レーザー凝固において予
防的作用の働きをし、正常網膜機能を保存し、レーザー
凝固後網膜における再生変化を促進し、か−)網膜出血
を予防することができるものである。 本発明の薬品の治療効率をレーザー誘発網膜火傷におい
て研究した。 一連の実験な体重3〜3.5に9のチンチラ系列のm匹
のウサギについて行った。レーザー火傷は了ルゴンレ・
−ザーユニットy用いて誘発した。眼底火傷はビーム出
力600mW、サイズ500μ、照射時間0.1〜0.
28を用いて動物の視神経平円盤状組織の下に作った。 引続く状態変化の視察は間接検眼鏡検査法及びレチノフ
オト写真乞用いて行った。 対1ift動物?1)は、薬品な全く受け取′らなかっ
た。飢死群の動物は、本発明の薬品が1%溶液0 + 
5 ynlのイラ与(1(よりrcろ治療処方乞、動物
の目において網JIg4J’a傷乞5げてから7日間に
亘って眼球後方からの注射により受け■1!つた。対照
及び研究動物のいずれにおいても網膜火傷の誘発後直ち
に実施眼底領域において所々に小さな出血を伴う明確な
浮腫のvJ、候が見も灼だ。研究動物においては、火傷
誘発後1日口rこルリ的に減少した滲出活性の証拠が見
られ1,3〜5 El l:l fでには完全におさま
り、着色した傷jVl;が火傷箇所に5〜7日目日日に
形成された。 対照l洋の1、刃物(未治療)において、1〜3日目日
日わり、た検]11混家検食では浮1宝及び限定された
出面の徴候が11.I−1」シた。5日日までには所々
に浮腫の減少が(1tられ、起し固火協の初期の部分的
着色徴候?伴うものであった。対照動物(未治療)にお
ける凝固火傷の5′己全着色は平均して14日目止でに
七)つた。 結輪として、本発明の薬品はレーザー誘発網膜火傷の治
療において有用な強力な治療剤ということができる。 レーザー誘発眼内出+Gtの症例において血流[仮球運
動法を用いて眼の血行力学を研究した。 ウサギにおける眼内出血(尤し−ザーユニットヲ用いて
誘発した。凝固火傷はビーム出力200〜400mW、
サイズ50〜iooμ、照射時間0.1〜0.2秒を用
いて視神経平円盤状組織の下に作った。眼底をレチノフ
オトユニットを用いて受真撮影した。 動物は、本発明の薬品の1%溶液1.50m1 )で出
血開始の日から始めて毎日−(ロ)治療の全期間(15
日)眼球後方から投与して治療した。血流眼球運動はり
、 A、カツツネルソン(L、 A、 Katsnel
son )法により電気脳造彰掃影ユニットに取り付け
たレオグラフ装置を用いて行った。レオグラフ因子は次
式を用いて計算した。 〔式中Aは)ξルス波振幅(ram ) 。 Ewは較正パルスである(オーム)% 1えは電量ン出:)’A:(インピーダンス)(オーム
)であり、 E は較市ノξルス(順)である〕。 結果を表1)の評価は、眼内出面は鋭く減少した血流眼
球運動振幅を生じ、その結果、出血開始後1時間程の早
い時期にレオグラフ因子R9は対照値の50%まで低下
することを示唆している。この血IN、眼球7畢炉1又
における減衰は比較的安定した性質を有し、R4値は出
血開始後14日月例も何等の変化も示さない。ウサギに
おげろ目のj脈管路における血行力学は出血開始後2週
間で開始する回復へのゆっくりした進路を取りその結果
関口経過後にレオグラフ因子は対照値の56%までに上
昇する。血流眼球運動囚の完全な正常化は出血開始後1
.0〜1.5t月後に通常起こる。研究結果を表1[ま
とめて示す。 レーq)9− ’6y’発眼内出血の吸収への治療効果
の研究について、本発明の1%后液の薬品とビタミンB
6の1%に液を比較した。ビタミンB6は本発明の薬品
と枯造的に類似であるのでこれらの治療効果を比較する
のが適当であると判断された。2群の動物?本発明の0
11%溶液(0,5mA)及びビタミンB6(1%肩液
液0.61)を用いて、出血の開始日から始めてが日−
回治療期間(15日)に亘り眼球後方からの注射により
投与して治療した。対照例として選ばれた動物には、プ
ラシーゼ処方[)、5m18、番号】5)を与えた。得
られた結果を表2に示す。 研究上の動物における眼脈管路の血行力学の評価ではB
6 処方ケ与えられた群から得られも血流眼球運動図・
ξラメーターは統計的に確実性が立証されており未治療
及びプラシーデ受領辞の動物の両者におけるそれらと同
一であることが更に証明された。 検眼鏡検査の知見はビタミンB6ケ利用する治事実を示
している。この群の動物における出血の完全な吸収は(
資)〜4545日目に起こり、その点においてそれらは
対照例と近似するものであった。 本発明の薬品による治療に対応して、眼内出血吸収の期
間は対照例に比較して、相当に短縮された。即ち、出血
開始後7日目に本発明の薬品で治療された動物において
は、眼底出血の相当な吸収の徴候があり、それは14日
目までに実質的に完全に完結したのに対し、対照群(、
未治療及びプランーセ治療)及びビタミンB6 を与え
られた群においては、未だ多量の網膜及び硝子体出血が
あった。 薬品治療された動物群における出血開始から別時間に認
められたレオグラフ指数変化は初期値の82%であった
のに対し、対照群及びビタミンB6を受け取った群にお
いては、これらの指数は低下、即ち、レオグラフ指数R
1は各々初期対照値の59%〜61%であった。本発明
の薬品を与えられた動物群における血流眼球運動図の回
復は3〜7日目に起こったのに対し、対照例及びビタミ
ンB6 群においては、同一の改良は出血開始から1〜
1.5ケ月のメ′乏りまでに見られたのみであった。 従って、これらの一連の実験は、眼内出血が目の血行力
学に好ましくない影響を及ぼすことな示した。本発明の
共晶はB6 とは対照的に眼内出血吸収の速度化−上昇
させ、目の血行力学の回復能力を有1−る。 本発明のゼバ品の網膜酸素付加及び生体は?テン/ギル
の効果を明らかに1−る検討努力がなされた。 この;j4 ++α中で起こる酸化及び生体電気過程の
研究は長期実験に基づいてウサギの網膜の酸素電圧(7
I?−ラログラフイー)及び生体ボテンシャルな記録す
ることにより同時に行われた。この目的のために、IU
径130μmのT型白金電fi!馨強膜乞通してウサギ
の目の中の眼球赤道に微小ネジを用いて満尺(〜た。l
、a; 41jjの網1莫中への挿入を市しく監視する
ためvr−研究完了後動物から摘出した目を組織学的検
査に利した。 実験の知見ではウサギの目の部分の組織学的外観が強膜
及び粘膜を貫通する傷の開口部が網膜で終了していたこ
と、即ち、植え込んだ電極の末端が網膜に実際に当って
おり、それを無傷にしておいた場合に評価可INFなも
のであると判断された。 、−+5−ラログラフ分析のために、この研究は0.6
Vに等しい酸諌′半一ρヴポテンシャル並びに酸素電圧
に比例するヰ目当の拡散電流を生成する内部直流電気回
路を打する白金−鉄カップルを用いた。 :X)秒1’HK、介する短時間制御酸素吸入(標準環
境内)がr唆素試験試イ・4として網膜4a訃を定性的
に評価するのに用いられた。ポーラログラムデータを用
いて次の指数を1′算した。 (1) 潜在間開(r)−帥紫供給開始からぽ−ラログ
ラム上昇開始までの期間 (2)高さくtTl−ある酸素試刺に対する最高ポーラ
ログラフ波高度 (3)網膜糸目銑中の酩′素利用速度−71?−ラログ
ラ7曲線の傾斜屈曲に対して接線方向の面線により形成
される傾斜角度のタンジエン1−(tanα)人後の酸
素損失(h)。 ポーラログラムを第5図に示す。 酸素試料が荷動に残存する時間を71?−ラログラムの
底部に示す。 ERGは、網膜中に植め込んだ電極及び動物の頭の皮下
に導入した基準電極(銅製針)から脳造影ユニット上に
記録した。元刺戟は、フラッシュ電力0.3Jを用いて
ソノクル(5onocle )パルス刺戟機により与え
られた。本発明の薬品を利用した動物の治療は、レーザ
ー凝固後第2日日に0.63mg/に9の投与量で静脈
内及び眼球後方投与により、同様に3〜10■/Kyの
投与量で0.2%溶液の点滴注入により結膜術中に筋肉
内投与して行われた。 対照動物におけるポーラログラムィの結果は、本発明の
薬品は網膜内における酸素利用の速度を遅くさせ、本発
明の薬品導入後の酸素損失は16%〜42%の範囲に落
ちる(表3)ということを示した。潜在期間及びポーラ
ログラムの振幅は大多数の実験において余り変化しなか
った(表3)。効率のピークは薬品投与後m〜(資)分
径に見られた。 研究の・ξラメーターにより判断すると、この薬品は4
I4.入v;、1〜1.5時間有効に留まる。 網膜′目テ図記録の知見7表4に示す。本発明の薬品の
導入に対応して10〜20分以内にa”及び”b”ER
(JE振幅は、a波に−)いては28.2±4.8μV
かも48.4−1=8.5 μV (r) <0−01
 ) (70%)Ic、bvicついては111 xi
: 13.4μVから144±13.6μV(p<0.
02 ) (30%)に統計的に証明された増大を示し
たことに注目されたい。 結論どして、ERG及びポーラログラフ(同時に記録)
から得られた知見では、網膜における減少した酸素利用
にも拘らず、a及びb ERG波振幅のいずれも本発明
の薬品の投与後増大することを示している。 本発明の薬品の網膜酸素刊加に及ぼす影響は。 試験動物の網膜器首を直接的にアルゴンレーザー照射に
直置することにより引き起こされた実験的に話発された
Flla内出血において研究した。凝固火傷はビーム出
力500 mW 、サイズ50〜Zooμ、照射時11
.fj 0 、1〜0.2秒ケ用いて視神経平円盤状組
織の下にもたらされた。第6図は、健康なウサギ(1)
及びアルゴンレ・−ザーにより形成された眼内出血にか
かったつ田−ギ(1■)への薬品投与を行った後の酸素
利用についてのω1究からの実験的知見をまとめて示す
ものである。同図は又同様に初期ポーラログラムを示し
、NO61は薬品導入前のウサギ網膜のポーラログラム
を示し、NO,2は薬品導入後15分後のJ?−ラログ
ラム馨示し、No、3は注射後55分後のボ゛−ラログ
ラム乞示し、No、4は出血開始前のウサギ網膜のポー
ラログラムを示し、NO,5は梨品治hχなしの出血開
始から1日月のウサギ網膜のポーラログラムを示し、N
O,6は薬品治療により変性された出血開始からのウサ
ギ網膜のポーラログラムをボす。 多くの研究からの知見は、レーザー凝固は網膜における
酸素利用を損傷し、レーザー凝固後の1日月の酸素利用
速度を1.0から0.17に低下させ(対照に比較して
6倍の減少)、酸素j1失は70%に達することを示し
ている。レーザー凝固から2−5日間に網脱酸欺利用は
正常に戻ることが認められた(結果を表5に示¥)。 本発明の薬品はレーザー凝固後の回復的変化(e?2素
利用の正常化)の速度を上昇させるのに貴重であること
が見出された。 従って、本発明の薬品は網膜酸素付加及び生体電気活性
に実習的影響を及ぼし、レーザー凝固に対するス44膜
応答を軽減し、網膜機能を刺戟することが明らかとなる
。 本発明の薬品を次の目的を有する臨床試験に付した: j、新試塾の効率の臨床的評価、 2、眼科において使用されているその他の試薬と比較し
ての治療的効率の評価。 本発明の薬品は次の病態の治療に使用された:1、中心
脈絡網膜ジストロフィー二 a 中心脈絡網膜ジストロフィーの乾燥期b 中心脈絡
網$1%:jジストロフィーのにじみ出し出面jtJJ
。 2、中心網膜静脈及びその文脈の血栓症:a 後−血栓
網膜出血 b 中心眼底における脂質沈積。 3、各種脈管病因の眼球出血: a 粘尿病。 b 脈管炎、 C血管新生を伴う血栓症。 d 中心脈絡網膜ジストロフィー。 4、近視性脈絡網膜ジストロフィー二 a 乾燥期。 b 出面期。 Cフックス点(Fux’s 5pot )。 5、中心壁板−網膜アビオトロフィー。 6、 日光及びレーザー誘発網膜火傷。 7、硝子体脈絡網膜ジストロフィー二 a 若年性X−染色体網膜分離症、 b ジストロフィー近視網膜分離症。 本発明の薬品の臨床試験を全て慢性症状の徴候な■する
全部で453個の目を有する380人の患者について行
った。本発明の薬品を用いる治療を開始する前に患者に
はジクノン、)′キクニーム、各種吸収促進投薬、筋肉
内に注射されるリダーゼ及びケモトリプクン、フィブリ
ノリジン、結膜下に投1iされるロイコシムなどの試薬
を用いた血管保護剤処方、及び網膜及び硝子体出血の吸
収、中心眼底にジストロフィー性変化を伴う持続的に低
い視力に関して有効でないことが判明した物理治療を与
えた。 本発明の薬品を用いた臨床経験は、網膜及び硝子体に位
置した出血の吸収を促進する効率を示した。この薬品は
、各種脈管病因、例えば、硝子体出血、中心網膜静脈及
びその支脈における血栓症の亜急性期、近視関連出血、
中心脈絡網膜ジストロフィーのC出−出血期などの目の
状態に使用された。本発明の薬品の効能は、脈絡網膜ジ
ストロフィーの乾(+i% Jυ1及び近視脈絡膜症の
乾燥期、若年性X−染色体及びジストロフィー性網膜剥
離症並びに視カイ・幾能を改良するためのジストロフィ
ー性網1■剥1?ltの手術後の隔った手術後期間(1
〜1.5年)において評価された。本発明の薬品は日光
照射レーザー装置手術に伴う細膜火傷の治療に使用され
た。臨床試験からの結果は1文献にのせられている視力
、視野の検眼鏡的特徴(網膜出血及び′感覚上皮剥離の
程度の減少)、電気生理学的知見に関連した一組の主観
的及び客観的標準に従って評価した。フルオレツセイン
血管造影及び眼底写真も幾つかの症例において行われた
。検眼鏡検査が視力の増大を伴った陽性の変化を首尾一
貫して示した場合に改良があるものとされた。もし、視
力及び視野に何等の増大も認められない場合は、その応
答は改良と評価することができなかった。 クーントーユニウス(Kuhnt −Unius )ジ
ストロフィーは1年令40〜80才の患者において共通
して両眼の症状の徴候を示す中心脈絡網膜ジストロフィ
ーの群を示した。10.3%の患者は高血圧にかかり、
58.3%の高血圧はアテローム硬化症が複合しており
、14.6%は一般化アテローム硬化症を呈した。薬品
を各種病因の中心脈絡網膜ジストロフィーを有する17
5限に使用した。臨床試験のために患者を2群に分割し
た。第1の群は、色素上皮の欠陥或いは局在化色素上皮
剥離として示される中心脈絡網膜ジストロフィーの乾燥
期を有する目により構成された。第2群は血清性の感賀
上皮、+411 if al]ち面清−出血感覚上皮剥
離即ちKubr+t−IJniusクストロフィーの滲
出−出血間を示す目より構成された。表6は中心脈絡網
膜ジストロフィーの乾燥期において本発明の薬品を使用
した治療から得られた知見を示す。 表 6 カの変化 その段階の病気の臨床写真は伺等の変化も示さなかった
。0.2〜0.3の視力の増大が36.4%あることは
この段階の病気における本発明の薬品の効率を立証する
ものである。トレンタルを用いて同様に67人の患者に
眼球後方注射の形態で投与した広CM> lff1の臨
床経験では視力の0.3の増大をもたらした例は1例も
なかった。本発明の薬品を用いた治療前及び治療後に4
0人の患者について行った電気生理学的試験は網膜機能
に関して実質的な改良を示した。 中心脈絡網膜ジストロフィーの≠出−出血期を有する第
2の群においては、本発明の薬品を全部で153の目に
与えた。全ての患者は予め、アンギニン及びミクレロン
のような試薬で経口的に局部的に、及び結膜下或いは眼
球後方注射としてシフノン或いはシフノンとデキサノン
の組合せ($−注射器内に、12.6%シフノンの0.
3〜0.51d投与量、 0.1〜0.2mt投与つ゛
の750j41位デキサソン十0.3〜0.5m6投与
量の12.5 %ジシノ/溶液)のような試薬で治療さ
れていた。この治療は感覚上皮剥離或いは滓出−出血感
覚上皮剥離の程度により影響を及ぼさなかった。表7は
中心脈絡網膜シスト・7名滲出−出血間における本発明
の薬品を使用した結果とデキサソン及びシフノンの組合
せの結果を対比して示すものである。 表 7 本発明の薬品で治療した中心脈絡網を反ジストロフィー
の浴出−出血期の視カ変化眼球凌方庄射の後153の目
のうち123は眼底に好ましい変化と平均0.08〜0
.1の視力の増加をもって応答したのに対し、デキサソ
ン及びジンノン組合せ処方に従った対応する平均の視力
の増加は0.03であった。 表8は中心脈絡網膜ジストロフィーの滲出−出血間を符
する患者の′Iに気生理学的試験からの知見である。表
8から見られるように、a及びす。 ERG波の振幅は本発明の薬品の投与に応答して初期値
よりもそれぞれ38%及び々%上昇した。 表 8 本発明の薬品を用いた治療の結果、感覚上皮剥離が縮少
し、81.5%の患者において視力が増大した。その様
な視力の増大はこの重い中心眼底の技傷における本発明
の薬品の高い効能を示すものである。本発明の薬品をデ
ギサノンとシフノンの組合せと対比して比較効能分析を
行った結果、デキうトレンとシフノンの組合せ薬品治療
は48.8%の陽性応答率を引き出したのにすぎなかっ
たので前者の方がはるかに優れていた。次に中心脈絡網
膜ジストロフィーの診断された硲痕期を有する83才の
患者Tの症例履歴からの抜粋を例示する。治療開始前に
右目の視力は指勘定可能距離が患者のノ頂から40釧で
あり、左目が指勘足可能距離が顔から20函であった。 治療(本発明の薬品の1%溶液のQ 、 5 ml投与
i、眼球後方より投与NO,15)後に右目の視力は0
.03に、左目は0.02に上昇した。 応答の継U1;は3ケ月間記録されたがその後に視力は
元の水準に戻ってしまった。トレンタル(0,5rn、
、l、No、15.眼球後方より投与)を用いた注射の
治療は目で見分けられる応答をもたらさなかった。 本発明の薬品を用いた治療を繰返し行うと(1%の薬品
溶10.5m/:の投与量、眼球後方より投与、No、
15)右目で0.01、左目で0.03の視力の増大が
得られた。 従って、中Iし脈絡網膜ジストロフィーの痘痕期におけ
る本発明の薬品の治療による残存視力の増大は、網膜代
謝過程に及ぼす有益な効果に関する実験的知見を実証す
るものである。 本発明の薬品を網膜出血及び中心1IIi!底における
二次的脂質沈積の治療において及び病気の開始より1.
5ケ月以上の亜急性期における中心網膜静脈及びその支
脈を含む血(全症の徴候を封する138の目に使用した
。病気の亜急性期において患者は通常血管床Jφ剤、炭
酸脱水酵素誘導薬品、へ・e IJンとデギサソンを組
合ぜた眼球後りの注射、フィブリノリジンの結膜上注射
を与えられた。この治療は、完全に血栓症状態を反転す
ることができず、引き続くレーザー凝固を不可能にする
大きな網11fl出血の領域を残した。表9に本発明の
薬品、ジゾノン、へAリンとデキサリンとの組合せを後
−血栓症網膜出血の治療に用いた結果を掲げる。 :&9 本発明の柴品、ジクノン、及びヘノマリンとデキ田−ソ
ンとのに[I合せを用いた後−血栓症網膜出血の治療結
果 薬品 (73,1%) (26,9%)本発明の薬品を
用いた治療に従って(眼球後方から役q、、1%薬品醇
液Q、jJ#の投与量、No、15)101イf、’l
lのr−1(7:L1%)に視力の増大及び網膜出血の
減少が配縁されたのに対し、ジゾノン及びへ/eクリソ
デキサリンとの組合せを用いる処方は各々45.9%及
び加%の応答率を与えたにすぎなかった。本発明の薬品
を用いた治療に従った視力における平均増加は0.2で
あったのに対し、ジクノン及びへ・クリソとデキサリン
との組合せにおけるこの変数は各々0.06及び0.0
7であった。 表IOは、中心網膜静脈に及ぼす血栓症を有する患者に
おける網膜の機能的評価の結果を示す。同表かられかる
ように、本発明の薬品による治療に対応してa及びb 
ERG波の相対振幅は各々34%及び16%(出発値よ
りも高く)増大する。 表 IO 本発明の薬品を用いた治療に応答する、中心網膜静脈及
びその支脈に及ぼす血栓症を有する患者におけるERG
波の振幅における変化 士 士 士 士 従って1本発明の薬品の研究からの臨床的及び電気生理
学的知見は、中心網膜静脈及びその支脈なおかす血栓症
の亜急性期におけるその高い効能を1flJ示するもの
である。 中心AJ’l It&、i +’rf+脈の血栓症を葺
する10人の患者は、視力の減少の直)易の原因である
中心眼底における少1七の硬い耐出し物質(脂質i)を
有することが(カIFJ鏡46y fにより示された。 本発明の薬品を用いた治療後、検Ill、’≦5゛含検
をは中心眼底における脂質沈積の程度の減少を示し、同
時に視力が平均で0.29.1大したことを示した。こ
の臨床的知見は、本発明の薬品が脂質代謝に与える効果
の確証となる。 ある臨床研究は、本発明の薬品の眼球出血の治療におけ
る高い効能を確立した。表11は本発明の薬品を用いた
7(」の目における再発性眼球出血の治療結果である。 アイA/ス病(Ils’5j14) 14 13 1脈
質炎 脈管を伴う血栓症 25 24 1 表11かられかるように、眼球出血は、眼の脈管構造の
激しい損傷即ち、糖尿症網膜症の増殖期、硝子体へのア
イルス病或いは若年性出血、凝固の間に合わなかった中
心網膜静脈の支脈をおかす血栓症に二次的な網膜の脈管
新生などから派生する。 この群の患者の硝子体出血は、再発する傾向を仔した。 本発明の薬品による治療の前に患者はフイブノリジンを
結膜上注射により受け散り、ジンノンを11j(球後方
から投与された。この治療は視力の増大を引き出さなか
′)だ。本発明の薬品で治療された再発性眼球出血を有
する85.7%の目に見られる改良された臨床外観(眼
球出血の部分吸収)及び視力の増大は、目の脈管構造を
おかすこの重い病理学の形態における本発明の薬品の高
い効果を実証するものである。 糖尿病に基づく眼球出血において視力の平均増大はo 
、 o :i〜0.2を変動する0、06であった。中
心網膜静脈の文脈をおかす血栓症に二次的に生ずる再発
生眼球出血を有する患者における視力の増大は平均で0
.2であった。脈管炎を有する患者の群において視力は
平均0.12増大したのに対し、中心脈管網膜ジストロ
フィーを有する群に記録されているそれは0.23であ
った。表12は脈管病因の111d球出向における本発
明の薬品及びジンノンを用いた治療結果である。 表 12 ジンノンで治療された眼球出血における視力の増大は平
均0402であった。 従って、臨床研究から得られた知見は1本発明の薬品が
臨床眼科において各種脈管病因の眼球出血に対抗するた
めに用いられているその他の試薬よりも優れていること
を示した。 本発明の薬品の効果を、中心眼底に対する局所的損傷の
ために減少した視力を伴う高程度及び中程度の近視を有
する440目における臨床試験において、検討した。4
40目のうち加はジストロフィー近似近視脈絡脱炎の乾
燥期の徴候を有し、乙の目においては病態は出血期に進
行していた(そのうち13はFOX点をイアしていた)
。本発明の薬品はこの重い病気の患者群において極めて
有効であることが判明した。臨床写真における何等の変
化を伴わない病気の乾燥萌において、視力は加の目の5
ち15 t 75%)において、平均0.2上昇するこ
とが観察された。】VIIJを挙げると52才の患者T
は子どものころから両眼に進行性近視を有していた(1
8ノオゾトリ)。この患者は以前に長年ビタミンをとり
1年に2回の基準で組織治療を規即的にくり返した。本
発明の薬品を用いた治療(1%の薬品)?F#:0.5
mA投与量で眼球後方投与、No、1.5)後、右目の
視力は0.2から0.4に上り、左目の視力は0.1か
ら0.4に上った。電気生理学的検査は治療前は殆んど
記録できないa ERG波を示したのに対し、その完了
後は振幅は5〜30μVに上外し、治療前のb ERG
波は75μVであったのが、治療完了後には220〜2
25μVとなった(右目)。左目におけるERGは治療
的のa波は殆んど記録できず、治療後にはその振幅は1
2.5μVに上昇したことを示した。b ERG波は治
療前には100μVであったのが本発明の薬品で治療完
了後には160〜175μVに上昇した。本発明の薬品
で繰返し治療を続けると、視力が右目で0.6〜0.8
%左目で0.6に増大した。 病気の出血期において、臨床外観、出血の部分吸収及び
増大した視力において陽性のシフトが四の目のうち10
0目にりいて見られた。1例を挙げると、高度の近視、
新たな中心眼底における新たな網膜出血を荷するお才の
患者Mの矯正視力は両眼は0.1であった。本発明の薬
品を用いた治療(1%薬品溶fF0.5mAの投与量で
眼球後方投与。 NO,15)後には矯正視力が右目において0.2に噌
太し、左目において0.4に増大する網膜出血の部分吸
収があった。 従って、本発明の薬品は、近視性脈絡網膜ジストロフィ
ーを伴う重い眼底病の症例において高い治療効果を有す
ると結論付けることができる。 本発明の薬品の臨床試験を又、 11人の患者〔スター
ハルト(B tarl+ardt )病の徴候を示すη
の目〕について行った。表13はスターハルト病の治療
に応答する本発明の薬品の視力及び視野に及ぼす影響に
関する知見を示す。 / ・′N1′ 、ぐ 7・′・”、71 5 ′ この患者群において行われた菫もH意義な知見は、22
の目のうち肋における視力の増大及び治療に普通抵抗す
る+r −iv期の病気の加の目のうち130目におけ
る中心11w点の減少であった。スターハルト病におい
て本発明の薬品を用いる処方による治療効果の+rf価
を公知の試薬フラビナー)Lfla−vinat )と
対比して検討したところ、前者の方がより優れているこ
とが示された。 本発明の薬品を用いた治療(1%架品浴液を0.5ml
投与量で眼球後方より投与した、No、15)を、保護
眼碗なしで口触を観察した結果暗点領域の太陽蒋発炎症
を有する5人の患者(7個の目)において開始した。恵
方ば16〜35才であり、傷の開始から2〜3ケ月経て
いた。委託照会における不平には、視力が低下したこと
及びおかされた目における10 X 10’の中心l叶
点があった。視力は5つの目において、0.8に減少し
ていた。研究患者の視野は中心に位置した絶対暗点を下
した。本発明の薬品を用いた治療後、5つの目の視力は
0.8から1.0に上昇し、2つの目は0.5から0.
6に上昇した。全ての目において絶対暗点領域は2×3
°に減少した。臨床写工(は不変であった。 本発明の薬品を用いた治療をレーザー装置を用いる仕事
で発生した斑点領域のレーザー誘発炎症を有する3人の
患者(3個の目)に施した。炎症の眼底領域は網膜出血
及び感覚上皮をおかす浮腫で特徴付けられた。2つの症
例の場合に視力は0.3に落ちており、もう1つの症例
は0.1〜0.2に落ちていた。視野は5×lO°の絶
対暗点な何していた。本発明の薬品な用いる治療後2つ
の目の視力は1゜0に戻り、出血及び浮腫は完全に解決
した。 これらの目の1つ(出血及び浮腫の焦点が平円盤状組織
の一領域を占めた大領域の罹患を受けたもの)において
は、視力は同じま〜に残り、前−網膜出血は完全に吸収
され、傷跡に類似した湿い着色領域が中心眼底に形成さ
れた。 このように1本発明の薬品は、治療終了前に80%の完
全応答率を有して、レーザー及び太陽誘発網膜炎症の治
療に有用な住めて強力な治療効果を有するものである。 その他の治療様式が使用された場合には、l/−ザー誘
発網膜炎症の15〜30%で完全な冑、力か書#y、得
され、それは治療の開始後1.5〜2り°月1子に見ら
れた。上記より本発明の薬品は谷抽病因の柄)俣火鵠の
治療に極めて有益であると結論することができる。 本発明の薬品はストレス、激しい元、高酸素症眼球内出
血にさらされる網膜に対して有益な作用を及ぼす網膜保
護剤である。その組成物の臨床的及び実験的研究では本
発明の薬品には眼内出血の迅速な吸収、不出活性阻止、
感覚上皮剥離および脂質沈積の程度の#7少、視力機能
の回復を促進する広範な特性を有するものであることが
示された。 この薬品の作用機構の研究からのデータの評価では、そ
れはヘモグロビンにより誘発される脂質酸化に阻止的影
Uを及ぼし、血球(赤血球)の膜構造を−強し、白液形
成成分(血小板〕の凝集を抑制し、フィブリンモノマー
からフィブリンポリマーへの転換速度を遅らせ(抗亘合
効来)、血液のフィブリン畔解活性を高め、血液のレオ
ロジー特及ぼし、及び環状ヌクレオチド類のホスホジェ
ステラーゼと有効に競争するということを示している。 本発明の薬品により示される広い範囲の治療作用は各種
病因の眼内出血、脈絡網j換及び先天性ジストロフィー
、網膜火傷、及びレーザー凝固における損傷防止に適用
可能である。 本発明の薬品の活性物質は、美質的に微細結晶白色無臭
粉末であり、味は僅かに酸っばく、水及びアルコールに
易溶性であり、エーテル及びアセトンに貧爵性であり、
高温(200℃まで)に安定である。 本発明の薬品は、常法により/?!r種治療形態(例え
ば、眼点滴、注射液、錠剤)で調製することができる。 好ましくは1本発明の薬品は、結膜下或いは眼球後方注
射液の形態で使用するのが好ましい。治療目的のために
、本発明の薬品は結膜上投与により1%形液のσ・3m
l投与量で毎日11110〜15日間或いは又眼球後方
治療により1%解液のQ、5ml投与量で毎日11al
lOへ15日間投与される。 レーザー凝固における可干渉性照射の有害なめ′J朱か
ら網11!;jをするために、本発8IJの薬品はレー
ザー餅筒の1日Oilに1%溶液の0.5廐投与量で眼
球後方で尋人され、次いで処理の1時間前にくり返され
る。引続く処方としては、その薬品が、同一投与量(1
%酊液Q、5mJ)で毎日1回用いられて眼球後方注射
により2〜3日間与えられる。 本発明の薬品の治療には何等の副作用及びg忌はイj:
仕しない。711:発明の薬品は元から保腺された場所
に貯蔵されるべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第4図は網j換電位図を示す。 第31zl (A、 B )は記録された光刺激を示す
グラフである。 第5図及び拒6図はポーラログラムな示す。 出願人桟上(1!人 猪 股 清 H/ f15.2 、 J

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 を有する活性物質2−エチル−6−メチル−3−ヒドロ
    ギソビペリジン塩酸塩及び薬学的稀釈剤を含んでなるこ
    とを特徴とする眼内出血、近視性脈絡網膜ジストロフィ
    ー、先天性網膜ジストロフィー、114膜火傷の治療用
    及びレーザー凝固における損傷防止用網膜保護剤。 特許請求の範囲第1恋舅袖膜保臆剤。 3、該薬学的稀釈剤が蒸留水である、特許請求の範囲第
    1項又は第2項記載の網膜保護剤。
JP58171064A 1983-08-17 1983-09-16 眼内出血,近視性脈絡網膜ジストロフイ−,先天性網膜ジストロフイ−,網膜火傷の治療用及びレ−ザ−凝固における損傷防止用網膜保護剤 Granted JPS6061526A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/523,954 US4486440A (en) 1983-08-17 1983-08-17 Retinoprotector for treating intraocular hemorrhage, myopic, chorioretinal dystrophies, congenital retinal dystrophies, retinal burns and prevention of injury in lasercoagulation

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6061526A true JPS6061526A (ja) 1985-04-09
JPH0129167B2 JPH0129167B2 (ja) 1989-06-08

Family

ID=24087103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58171064A Granted JPS6061526A (ja) 1983-08-17 1983-09-16 眼内出血,近視性脈絡網膜ジストロフイ−,先天性網膜ジストロフイ−,網膜火傷の治療用及びレ−ザ−凝固における損傷防止用網膜保護剤

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4486440A (ja)
JP (1) JPS6061526A (ja)
CH (1) CH658595A5 (ja)
DE (1) DE3330053A1 (ja)
FR (1) FR2551659B1 (ja)
SE (1) SE8304616L (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5008102A (en) * 1986-02-26 1991-04-16 York Kenneth K Biocompatible intraocular light-screening compositions and methods of intraocular light screening
US6161770A (en) 1994-06-06 2000-12-19 Sturman; Oded E. Hydraulically driven springless fuel injector
JP3688339B2 (ja) * 1995-02-28 2005-08-24 株式会社ニデック レ−ザ治療装置
DE19718826A1 (de) * 1997-05-05 1998-11-12 Marion S Dr Eckmiller Verwendung biologisch aktiver Wirkstoffe zum Beeinflussen des Extrazellulär-Raumes von Sinneszellen und Verfahren zur Wirkstoff-Administrationssteuerung
US6085991A (en) 1998-05-14 2000-07-11 Sturman; Oded E. Intensified fuel injector having a lateral drain passage
RU2362554C2 (ru) * 2007-09-27 2009-07-27 Екатерина Валентиновна Лопатина Регенерирующее противовоспалительное средство и способы лечения с помощью этого средства
TR200904159A1 (tr) 2009-04-17 2010-11-22 Sanovel İlaç San. Ve Ti̇c. A.Ş. Değiştirilmiş salım sağlayan emoksipin formülasyonları.
CN101891677B (zh) * 2010-07-13 2012-07-25 绍兴文理学院 6-甲基-2-乙基-3-羟基吡啶的生产方法
US9614209B2 (en) * 2013-02-25 2017-04-04 The Boeing Company Aircraft including mitigation system for rechargeable batteries
RU2605825C1 (ru) * 2015-12-01 2016-12-27 Виталий Эдуардович Боровиков Раствор для внутривенного и внутримышечного введения на основе этилметилгидроксипиридина сукцината и способ его получения
RU2652891C1 (ru) * 2017-03-16 2018-05-03 Андрей Николаевич Болдырев Салицилат 2-этил-6-метил-3-гидроксипиридина, его сольваты и гидраты и способы их получения
RU2663836C1 (ru) * 2017-12-14 2018-08-10 Акционерное общество "Мадмит трейд" L-Энантиомер 2-этил-6-метил-3-гидроксипиридиния гидроксибутандиоата, обладающий церебропротекторной активностью

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3983238A (en) * 1972-10-20 1976-09-28 Sankyo Company Limited Substituted pyridinol-containing compositions and methods for the treatment of coccidiosis

Also Published As

Publication number Publication date
FR2551659B1 (fr) 1986-07-04
US4486440A (en) 1984-12-04
DE3330053C2 (ja) 1988-12-08
SE8304616D0 (sv) 1983-08-25
DE3330053A1 (de) 1985-02-28
SE8304616L (sv) 1985-02-26
CH658595A5 (de) 1986-11-28
JPH0129167B2 (ja) 1989-06-08
FR2551659A1 (fr) 1985-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Berry et al. Betaxolol and timolol: a comparison of efficacy and side effects
Ingram III Response of the human eye to accidental exposure to sodium hypochlorite
Thomas et al. Timolol and epinephrine in primary open angle glaucoma: transient additive effect
Deutsch et al. Indications for surgical management of hyphema in patients with sickle cell trait
JPS6061526A (ja) 眼内出血,近視性脈絡網膜ジストロフイ−,先天性網膜ジストロフイ−,網膜火傷の治療用及びレ−ザ−凝固における損傷防止用網膜保護剤
JPH0368006B2 (ja)
Rosenlund The intraocular pressure lowering effect of timolol in gel‐forming solution
Zimmerman et al. Timolol plus maximum-tolerated antiglaucoma therapy
SIHVOLA et al. Practical problems in the use of Ocusert®‐pilocarpine delivery system
JP2002503229A (ja) 眼球の疾患を治療するとき硝子体液を液化するのに用いる眼科製剤の製造に対するヒアルロニダーゼの使用
RU2322243C1 (ru) Фармацевтическая композиция для лечения поражений роговицы
JP4966651B2 (ja) 網膜虚血の治療におけるジアゾキシドの使用
JP3530542B2 (ja) 眼科用アルガトロバン製剤
SHARMA et al. Tardy Aschner-Dagnini Reflex following Topical Pterygium Surgery: A Rare Case Report.
Moore 8 Chapter Anticholinergic Agents (Parasympatholytics)
RU2290191C2 (ru) Способ лечения туберкулезных увеитов
Koc et al. Severe Oculocardiac Reflex During Intravitreal Injection
RU2480252C1 (ru) Способ лечения больных с непролиферативной диабетической ретинопатией
Sun et al. Fundus imaging features of massive hemorrhaging in polypoidal choroidal vasculopathy after treatment
Alt The American journal of ophthalmology
Wettrell Intraocular pressure reduction during treatment with pilocarpine and systemic propranolol: A comparative double-masked study
RU2128975C1 (ru) Глазные капли "баларпан"
RU2356520C1 (ru) Способ лечения постконтузионного повреждения сетчатки глаза
RU2157667C1 (ru) Способ ведения родов со средней, высокой степенью миопии и дегенерацией сетчатки
HARTMANN Acetylcholine in ophthalmology and the treatment of ocular pain