JPS605972Y2 - 型ばらし装置における負荷軽減装置 - Google Patents
型ばらし装置における負荷軽減装置Info
- Publication number
- JPS605972Y2 JPS605972Y2 JP1976050061U JP5006176U JPS605972Y2 JP S605972 Y2 JPS605972 Y2 JP S605972Y2 JP 1976050061 U JP1976050061 U JP 1976050061U JP 5006176 U JP5006176 U JP 5006176U JP S605972 Y2 JPS605972 Y2 JP S605972Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- movable
- trolley
- mold
- hydraulic cylinder
- Prior art date
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- Expired
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- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は鋳型の型ばらし装置において、型ばらし時に鋳
型を載置している移動台車の車輪およびレールにかかる
負荷を軽減する負荷軽減装置に関するものである。
型を載置している移動台車の車輪およびレールにかかる
負荷を軽減する負荷軽減装置に関するものである。
本出願人は先に第1図に示すように、橋形状フレーム1
の天井部に配設され、かつ下向きなプランジャ3を具え
る複数個の油圧シリンダ装置2と床面に敷設されたレー
ルR上を走行して鋳型Kを上記油圧シリンダ装置2の下
方まで運搬する底あきの移動台車4とから構成される鋳
型の型ばらし装置を提案している。
の天井部に配設され、かつ下向きなプランジャ3を具え
る複数個の油圧シリンダ装置2と床面に敷設されたレー
ルR上を走行して鋳型Kを上記油圧シリンダ装置2の下
方まで運搬する底あきの移動台車4とから構成される鋳
型の型ばらし装置を提案している。
上記型ばらし装置は図示の如く台車移動用シリンダ装置
5によって鋳型Kを載置した移動台車4を油圧シリンダ
装置2の下方に移動させた後、油圧シリンダ装置2のプ
ランジャ3によって鋳型にの表面を押圧して鋳物および
砂を鋳枠に1から分離させて下方のピット内に置かれる
台車6上の運搬箱7に落下せしめるものである。
5によって鋳型Kを載置した移動台車4を油圧シリンダ
装置2の下方に移動させた後、油圧シリンダ装置2のプ
ランジャ3によって鋳型にの表面を押圧して鋳物および
砂を鋳枠に1から分離させて下方のピット内に置かれる
台車6上の運搬箱7に落下せしめるものである。
このように上記型ばらし装置においては、油圧シリンダ
装置2のプランジャ3によって鋳型Kを押圧した際、鋳
型Kを載置する移動台車4の車輪4aおよびレールRに
は大きな負荷がかかり、このため移動台車4の車輪4a
およびレールRを上記負荷に耐えうる強固な構造にする
必要があった。
装置2のプランジャ3によって鋳型Kを押圧した際、鋳
型Kを載置する移動台車4の車輪4aおよびレールRに
は大きな負荷がかかり、このため移動台車4の車輪4a
およびレールRを上記負荷に耐えうる強固な構造にする
必要があった。
本考案は上記の点に鑑みて、型ばらし時において移動台
車の車輪およびレールに大きな負荷がかからないように
した負荷軽減装置を提供するものである。
車の車輪およびレールに大きな負荷がかからないように
した負荷軽減装置を提供するものである。
すなわち、本考案は移動台車が走行するレール内の、油
圧シリンダ装置下方に敷設され台車を支承する部分を分
離して昇降可能な分離レールとし、該分離レールの下面
に圧力によって上下に昇降可能なプランジャーを有する
複数個のシリンダ装置を配設し、上記分離レールに沿う
床面には上記移動台車を支承するプランジャを負荷をか
ける前に余め決められた位置まで下降させたとき該移動
台車の車輪とレールを離して移動台車を支承できる支持
フレームを配設したことを特徴とするものである。
圧シリンダ装置下方に敷設され台車を支承する部分を分
離して昇降可能な分離レールとし、該分離レールの下面
に圧力によって上下に昇降可能なプランジャーを有する
複数個のシリンダ装置を配設し、上記分離レールに沿う
床面には上記移動台車を支承するプランジャを負荷をか
ける前に余め決められた位置まで下降させたとき該移動
台車の車輪とレールを離して移動台車を支承できる支持
フレームを配設したことを特徴とするものである。
以下、本考案の負荷軽減装置の一具体例を型ばらし装置
に適用した例について第2図ないし第5図によって説明
する。
に適用した例について第2図ないし第5図によって説明
する。
図において、第1図と同符号のものは同じもの、もしく
は相当するものを示す。
は相当するものを示す。
R1およびR2は移動台車4を走行させるためのレール
を示し、レールR1は床面に固定して敷設され、また油
圧シリンダ装置2下方のレールR2は上記レールR1と
は分離して昇降可能に敷設される。
を示し、レールR1は床面に固定して敷設され、また油
圧シリンダ装置2下方のレールR2は上記レールR1と
は分離して昇降可能に敷設される。
8はレールR2を昇降させる複数個(図示では4個)の
シリンダ装置で、該シリンダ装置8は上記レールR2の
下方の床面に配設され、そのピストン8bと一体のプラ
ンジャ8aの上部でレールR2の下面を支承している。
シリンダ装置で、該シリンダ装置8は上記レールR2の
下方の床面に配設され、そのピストン8bと一体のプラ
ンジャ8aの上部でレールR2の下面を支承している。
9および10は移動台車4のフレーム4b下面と接触し
得る支持面9aおよび10aを有する支持フレームで、
該支持フレーム9は昇降レールR2の外側に沿って床面
に配設され、また支持フレーム10は昇降レールR2の
内側に沿って床面に配設されている。
得る支持面9aおよび10aを有する支持フレームで、
該支持フレーム9は昇降レールR2の外側に沿って床面
に配設され、また支持フレーム10は昇降レールR2の
内側に沿って床面に配設されている。
また、上記支持フレーム9および10は昇降レールR2
が固定のレールR1と同一平面に保持されている状態に
おいては、支持面9a、10aが移動台車4のフレーム
4b下面と接触しない高さとなっており、昇降レールR
2が下降して支持面9a、10aに台車フレーム4bが
接触したとき移動台車4を支承できるものである。
が固定のレールR1と同一平面に保持されている状態に
おいては、支持面9a、10aが移動台車4のフレーム
4b下面と接触しない高さとなっており、昇降レールR
2が下降して支持面9a、10aに台車フレーム4bが
接触したとき移動台車4を支承できるものである。
次に本考案の作用について説明すると、まず第2図に示
す如く型ばらし前に鋳型Kを載置した移動台車4をシリ
シダ装置5によって油圧シリンダ装置2下方に移動させ
る。
す如く型ばらし前に鋳型Kを載置した移動台車4をシリ
シダ装置5によって油圧シリンダ装置2下方に移動させ
る。
すなわち、第2図および第3図に示す如く移動台車4を
昇降レールR2上に位置させる。
昇降レールR2上に位置させる。
次にレール昇降用シリンダ装置8のピストン8bの上部
に圧力を作用させて負荷をかける前に予め決められた位
置までピストン8bおよびプランジャ8aを下降させる
。
に圧力を作用させて負荷をかける前に予め決められた位
置までピストン8bおよびプランジャ8aを下降させる
。
これによってプランジャ8aにより支持されているレー
ルR2は下降し、第6図に示す如く移動台車4のフレー
ム4b下面が支持フレーム9および10の支持面9a、
10aに接触して、移動台車4は支持フレーム9,10
によって支承され、台車4の車輪4aはレールR2から
離れる。
ルR2は下降し、第6図に示す如く移動台車4のフレー
ム4b下面が支持フレーム9および10の支持面9a、
10aに接触して、移動台車4は支持フレーム9,10
によって支承され、台車4の車輪4aはレールR2から
離れる。
上記の状態になった後、油圧シリンダ装置2のプランジ
ャ3が下降して移動台車4上の鋳型にの表面を押圧し、
鋳枠に1から鋳物および砂を分離させる。
ャ3が下降して移動台車4上の鋳型にの表面を押圧し、
鋳枠に1から鋳物および砂を分離させる。
この時、移動台車4には大きな負荷が作用するが、移動
台車4は支持フレーム9,10によって支承されている
ので、上記負荷は支持フレーム9.10に吸収される。
台車4は支持フレーム9,10によって支承されている
ので、上記負荷は支持フレーム9.10に吸収される。
従って移動台車4の車輪4aおよびレールR2には上記
負荷が全く作用しない。
負荷が全く作用しない。
鋳型にの型ばらし作業が終了したら、シリンダ装置8の
ピストン8b下部に圧力を作用させてピストン8bおよ
びプランジャ8aを上昇させる。
ピストン8b下部に圧力を作用させてピストン8bおよ
びプランジャ8aを上昇させる。
これによって昇にレールR2は上昇して移動台車4の車
輪4aが該レールR2と接触すると、移動台車4はレー
ルR2上に載置されるとともに、台車フレーム4bが支
持フレーム9,10の支持面9a、10aから離れ、第
3図の状態に戻される。
輪4aが該レールR2と接触すると、移動台車4はレー
ルR2上に載置されるとともに、台車フレーム4bが支
持フレーム9,10の支持面9a、10aから離れ、第
3図の状態に戻される。
すなわち昇降レールR2は固定レールR1と同一平面に
なり、移動台車4はレールR2およびR1を走行して装
置外に移動する。
なり、移動台車4はレールR2およびR1を走行して装
置外に移動する。
尚、上記の具体例においては、支持フレームを昇降レー
ルR2の外側および内側に配設したが、支持フレームは
昇降レールの外側あるいは内側のどちらか一方でもよい
。
ルR2の外側および内側に配設したが、支持フレームは
昇降レールの外側あるいは内側のどちらか一方でもよい
。
以上の如く、本考案によれば型ばらし作業時において移
動台車に作用する負荷をレールに沿って床面に配設した
支持フレームで受けるようにしたので、移動台車の車輪
およびレールには全く負荷の影響を与えないですむ。
動台車に作用する負荷をレールに沿って床面に配設した
支持フレームで受けるようにしたので、移動台車の車輪
およびレールには全く負荷の影響を与えないですむ。
従って、移動台車およびレールを特殊で、かつ強固な構
造にしたり、あるいは特別な材料を使用する必要はなく
、価格も比較的低廉となる利点がある。
造にしたり、あるいは特別な材料を使用する必要はなく
、価格も比較的低廉となる利点がある。
第1図は鋳型の型ばらし装置の概略側面図、第2図は本
考案の負荷軽減装置の一具体例を適用した型ばらし装置
の概略側面図、第3図は本考案の負荷軽減装置の正面図
、第4図はその斜視図、第5図はその平面図、第6図は
レールを下降させた状態の正面図である。 4・・・移動台車、4a・・・車輪、4b・・・台車フ
レーム、8・・・シリンダ装置、8a・・・プランジャ
、8b・・・ピストン、9.10・・・支持フレーム、
Oa・・・支持面、R2・・・昇降レール。 9a。
考案の負荷軽減装置の一具体例を適用した型ばらし装置
の概略側面図、第3図は本考案の負荷軽減装置の正面図
、第4図はその斜視図、第5図はその平面図、第6図は
レールを下降させた状態の正面図である。 4・・・移動台車、4a・・・車輪、4b・・・台車フ
レーム、8・・・シリンダ装置、8a・・・プランジャ
、8b・・・ピストン、9.10・・・支持フレーム、
Oa・・・支持面、R2・・・昇降レール。 9a。
Claims (1)
- 橋形状フレームの天井部に配設され、かつ下向きなプラ
ンジャを具える複数個の油圧シリンダ装置と、床面に敷
設されたレール上を走行して鋳型を上記油圧シリンダ装
置の下方まで運搬する底あきの移動台車とより構成され
る鋳型の型ばらし装置において、上記移動台車が走行す
るレールの内、油圧シリンダ装置下方に敷設され台車を
支承する部分を分離して昇降可能な分離レールとし、該
分離レールの下面に圧力によって上下に昇降可能なプラ
ンジャを有する複数個のシリンダ装置を配設し、上記分
離レールに沿う床面には、上記移動台車を支承するプラ
ンジャを負荷をかける前に予め決められた位置まで下降
させたとき該移動台車のフレーム下面と接触し該移動台
車の車輪とレールを離して移動台車を支承できる支持フ
レームを配設したことを特徴とする型ばらし装置におけ
る負荷軽減装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976050061U JPS605972Y2 (ja) | 1976-04-23 | 1976-04-23 | 型ばらし装置における負荷軽減装置 |
US05/767,889 US4103731A (en) | 1976-02-18 | 1977-02-11 | Shake-out machine for use with self-curing mold |
DE2706815A DE2706815C3 (de) | 1976-02-18 | 1977-02-17 | Auswerfeinrichtung für selbsthaltende Formstücke |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976050061U JPS605972Y2 (ja) | 1976-04-23 | 1976-04-23 | 型ばらし装置における負荷軽減装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52142916U JPS52142916U (ja) | 1977-10-29 |
JPS605972Y2 true JPS605972Y2 (ja) | 1985-02-25 |
Family
ID=28509234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976050061U Expired JPS605972Y2 (ja) | 1976-02-18 | 1976-04-23 | 型ばらし装置における負荷軽減装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605972Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS503031A (ja) * | 1973-05-15 | 1975-01-13 |
-
1976
- 1976-04-23 JP JP1976050061U patent/JPS605972Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS503031A (ja) * | 1973-05-15 | 1975-01-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52142916U (ja) | 1977-10-29 |
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