JPS6058428B2 - 表面汚染モニタ用放射線検出装置 - Google Patents
表面汚染モニタ用放射線検出装置Info
- Publication number
- JPS6058428B2 JPS6058428B2 JP4021877A JP4021877A JPS6058428B2 JP S6058428 B2 JPS6058428 B2 JP S6058428B2 JP 4021877 A JP4021877 A JP 4021877A JP 4021877 A JP4021877 A JP 4021877A JP S6058428 B2 JPS6058428 B2 JP S6058428B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- detection device
- surface contamination
- photoconductor
- radiation detection
- rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はシンチレータを用いた表面汚染モニタ用放射線
検出装置の構成に関する。
検出装置の構成に関する。
従来、放射性物質による表面汚染の検査装置として、例
えば手、足、衣服などの汚染モニタが使用されている。
えば手、足、衣服などの汚染モニタが使用されている。
その検出部は主に複数のＧＭ管の組合せで構成され、検
出面に組合せの間隙を生ずる。それ故、間隙を生ずるこ
とのない大面積ガスフローカウンタやプラスチツクシン
チレーシヨンカウンタ等の検出器が採用されるようにな
つた。このうち、プラスチツクシンチレーシヨンカウン
タは消耗品を含まず、寿命有限なＧＭ管や計数ガスを消
費するガスフロー方式に比し有利である。しかし、従来
のプラスチツクシンチレーシヨンカウンタ方式では、板
状またはシート状のプラスチックシンチレータを用いて
いるため、次のようかも感度の一様性を保つには、シン
チレータ板またはシートの裏面に光伝導体や多数個の光
電子増倍管を配置しなければならず、検出器全体の形状
が厚く大きくなる。それ故、これは各種モニタに取付け
る際に大きな制約をうける。また、光電子増倍管の雑音
レベルから放射線による信号のみを選別する同時計数方
方式を採用し、かつ、検出面の感度の一様性を保つこと
は、事実上、極めて困難である。
出面に組合せの間隙を生ずる。それ故、間隙を生ずるこ
とのない大面積ガスフローカウンタやプラスチツクシン
チレーシヨンカウンタ等の検出器が採用されるようにな
つた。このうち、プラスチツクシンチレーシヨンカウン
タは消耗品を含まず、寿命有限なＧＭ管や計数ガスを消
費するガスフロー方式に比し有利である。しかし、従来
のプラスチツクシンチレーシヨンカウンタ方式では、板
状またはシート状のプラスチックシンチレータを用いて
いるため、次のようかも感度の一様性を保つには、シン
チレータ板またはシートの裏面に光伝導体や多数個の光
電子増倍管を配置しなければならず、検出器全体の形状
が厚く大きくなる。それ故、これは各種モニタに取付け
る際に大きな制約をうける。また、光電子増倍管の雑音
レベルから放射線による信号のみを選別する同時計数方
方式を採用し、かつ、検出面の感度の一様性を保つこと
は、事実上、極めて困難である。
以上の如く、従来の検出装置では、一様性がよく、しか
も、雑音除去に有効な同時計数方式を採用し、かつ、検
出部を薄くコンパクトに作ることは実質的に非常に困難
である。
も、雑音除去に有効な同時計数方式を採用し、かつ、検
出部を薄くコンパクトに作ることは実質的に非常に困難
である。
この発明は、上述の欠点や困難の排除を目的と一し、検
出部を複数の棒状シンチレータによるすだれ状配置とし
、棒状シンチレータ素子の両端にそれぞれ共通の光電子
増倍管へ検出信号を送出できる長さの光伝導体を接続し
、この光伝導体を介して接続されたた一対の光電子増倍
管から成る対称Ｊ回路にて、同時計数を可能とする。
出部を複数の棒状シンチレータによるすだれ状配置とし
、棒状シンチレータ素子の両端にそれぞれ共通の光電子
増倍管へ検出信号を送出できる長さの光伝導体を接続し
、この光伝導体を介して接続されたた一対の光電子増倍
管から成る対称Ｊ回路にて、同時計数を可能とする。
以下、実施例により本発明を説明する。第１図は、本発
明の一実施例であつて、１はシンチレータ素子、２は光
伝導体、３は光電子増倍管、４はパルス増幅器、５は同
時計数回路、６は門計数回路である。
明の一実施例であつて、１はシンチレータ素子、２は光
伝導体、３は光電子増倍管、４はパルス増幅器、５は同
時計数回路、６は門計数回路である。
図に示すシンチレータ素子１は直径５〜１０ｗ！の棒状
体であり、その内部で放射線により発光した光は素子内
面を全反射しながら大きな減衰なしに素子の両端に現わ
れる。
体であり、その内部で放射線により発光した光は素子内
面を全反射しながら大きな減衰なしに素子の両端に現わ
れる。
この光は、か）る両端末に接続された光伝導体２を通つ
て光電子増倍管３の光電面に光学的に接続する。この接
続は、シンチレータ素子の長さ・太さ・使用本数を自由
に選択できること、素子の増減が他の素子の動作に殆ど
影響を及ぼさないこと、光伝導体としてオプチカルフア
イバを使用するとシンチレータ素子の位置に対し光電子
増倍管の位置は自由に選べることなどの利点をもつ。こ
の利点を活かして薄型でコンパクトな検出器が構成でき
る。
て光電子増倍管３の光電面に光学的に接続する。この接
続は、シンチレータ素子の長さ・太さ・使用本数を自由
に選択できること、素子の増減が他の素子の動作に殆ど
影響を及ぼさないこと、光伝導体としてオプチカルフア
イバを使用するとシンチレータ素子の位置に対し光電子
増倍管の位置は自由に選べることなどの利点をもつ。こ
の利点を活かして薄型でコンパクトな検出器が構成でき
る。
また、光電子増倍管３の雑音レベルから放射線による信
号を弁別する同時計数回路を動作させるための対称回路
の構成も、従来の如き回路要素の物理的配置関係に拘束
されることなく、本発明により、複数の棒状シンチレー
タ素子および光伝導体との組合せを用いて、容易に実現
される。か）る薄型にしてコンパクトな低雑音、高域度
の検出器は、手・足・衣服モニタなど表面汚染検査装置
などに組み込むと、該装置の取扱・操作を便らしめるの
みならず、従来に増して優れたモニタ特性が得られる。
号を弁別する同時計数回路を動作させるための対称回路
の構成も、従来の如き回路要素の物理的配置関係に拘束
されることなく、本発明により、複数の棒状シンチレー
タ素子および光伝導体との組合せを用いて、容易に実現
される。か）る薄型にしてコンパクトな低雑音、高域度
の検出器は、手・足・衣服モニタなど表面汚染検査装置
などに組み込むと、該装置の取扱・操作を便らしめるの
みならず、従来に増して優れたモニタ特性が得られる。
第１図は本発明の一実施例を示す表面汚染モニタ用放射
線検出装置の構成ブロック図。 １・・・シンチレータ素子、２・・・光伝導体、３・・
・光電子増倍管、４・・・パルス増幅回路、５・・・同
時計数回路、６・・・計数回路。
線検出装置の構成ブロック図。 １・・・シンチレータ素子、２・・・光伝導体、３・・
・光電子増倍管、４・・・パルス増幅回路、５・・・同
時計数回路、６・・・計数回路。
Claims (1)
- １ 複数の棒状シンチレータ素子をすだれ状に配置し、
各棒状シンチレータ素子の両端にそれぞれ共通の光電子
増倍管へ検出信号を送出できる長さの光伝導体を接続し
、この光伝導体を介して接続された一対の光電子増倍管
から成る対称回路にて同時計数を可能としたことを特徴
とする表面汚染モニタ用放射線検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4021877A JPS6058428B2 (ja) | 1977-04-08 | 1977-04-08 | 表面汚染モニタ用放射線検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4021877A JPS6058428B2 (ja) | 1977-04-08 | 1977-04-08 | 表面汚染モニタ用放射線検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53125087A JPS53125087A (en) | 1978-11-01 |
| JPS6058428B2 true JPS6058428B2 (ja) | 1985-12-19 |
Family
ID=12574624
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4021877A Expired JPS6058428B2 (ja) | 1977-04-08 | 1977-04-08 | 表面汚染モニタ用放射線検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6058428B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0424582A (ja) * | 1990-05-18 | 1992-01-28 | Toshiba Corp | 放射線測定装置 |
| JPH04213091A (ja) * | 1990-12-10 | 1992-08-04 | Konica Corp | 放射線量検出装置 |
| JPH0980156A (ja) * | 1995-09-18 | 1997-03-28 | Power Reactor & Nuclear Fuel Dev Corp | 放射線量測定方法および装置 |
| JP3463018B2 (ja) * | 2000-05-01 | 2003-11-05 | 核燃料サイクル開発機構 | 薄型放射線表面汚染検出器 |
| JP2007114067A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Wired Japan:Kk | 放射線検出システム、及び放射線検出方法 |
-
1977
- 1977-04-08 JP JP4021877A patent/JPS6058428B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53125087A (en) | 1978-11-01 |
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