JPS6056556A - カラ−インクジエツトプリンタ - Google Patents
カラ−インクジエツトプリンタInfo
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- JPS6056556A JPS6056556A JP16596083A JP16596083A JPS6056556A JP S6056556 A JPS6056556 A JP S6056556A JP 16596083 A JP16596083 A JP 16596083A JP 16596083 A JP16596083 A JP 16596083A JP S6056556 A JPS6056556 A JP S6056556A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- section
- print head
- ink supply
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/21—Ink jet for multi-colour printing
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高速化と高印字品質が可能な低価格カラーイン
クジェットプリンタに関する。
クジェットプリンタに関する。
従来、この種のカラーインクジェットプリンタとしては
、第1図(a),(b)に示すような回転ドラム形カラ
ーインクジェットプリンタが既に知られている。これは
第2図(a),(b)に示す如き構造の印字ヘッド10
1を用い、複数個の同一印字ヘッドか円周上に一定間隔
で配置するか、叉はキャリジ送り台に水平方向に一定間
隔で予め配置されている。ジルコンチタン酸鉛系磁気・
チタン酸バリウム磁器などから成るピエゾ振動子(30
2)に電気信号を印加し、振動板(103)の振動で圧
力波発生室内(104)のインクをノズル(105)よ
り吐出し、記録紙(106)にドットを印字する。複数
個の前記印字ヘッド(101〜1,−2,−3)は一定
間隔で配列されているので、あらかじめ印字記録すべき
情報がドット情報として複数個列分遅延メモリ(図示省
略)に格納されている。例えば印字ヘッド1(101−
1)と印字ヘッド2(101−2)とがnビット距離的
にずれているとすれば、印字ヘッド上で記録された記録
紙面上のドットがドラムの回転移動により印字ヘッド2
の地点に到達したとき印字ヘッド2のノズルよりインク
滴を噴出し、前記ドット上に重ね合せ記録する。このと
きの遅延時間がnビットの遅延メモリに相当する。この
ような印字動作をインク色の異なる印字ヘッド1,2,
3の順で繰返し動作することにより、カラー画像の印写
が可能となる。
、第1図(a),(b)に示すような回転ドラム形カラ
ーインクジェットプリンタが既に知られている。これは
第2図(a),(b)に示す如き構造の印字ヘッド10
1を用い、複数個の同一印字ヘッドか円周上に一定間隔
で配置するか、叉はキャリジ送り台に水平方向に一定間
隔で予め配置されている。ジルコンチタン酸鉛系磁気・
チタン酸バリウム磁器などから成るピエゾ振動子(30
2)に電気信号を印加し、振動板(103)の振動で圧
力波発生室内(104)のインクをノズル(105)よ
り吐出し、記録紙(106)にドットを印字する。複数
個の前記印字ヘッド(101〜1,−2,−3)は一定
間隔で配列されているので、あらかじめ印字記録すべき
情報がドット情報として複数個列分遅延メモリ(図示省
略)に格納されている。例えば印字ヘッド1(101−
1)と印字ヘッド2(101−2)とがnビット距離的
にずれているとすれば、印字ヘッド上で記録された記録
紙面上のドットがドラムの回転移動により印字ヘッド2
の地点に到達したとき印字ヘッド2のノズルよりインク
滴を噴出し、前記ドット上に重ね合せ記録する。このと
きの遅延時間がnビットの遅延メモリに相当する。この
ような印字動作をインク色の異なる印字ヘッド1,2,
3の順で繰返し動作することにより、カラー画像の印写
が可能となる。
所で、上述のような印字機構部の揚台、順次走査のため
記録速度の高速化が困難であった。またこの種のタイプ
は機械式印字機構部がかなり複雑な構造になるため、装
置自体のコストが高価になり易いと言う問題もあった。
記録速度の高速化が困難であった。またこの種のタイプ
は機械式印字機構部がかなり複雑な構造になるため、装
置自体のコストが高価になり易いと言う問題もあった。
一方、電気信号が印加されていないときは、ノズル10
5とインク貯蔵器(図示せず)との間の水頭圧差を適当
に保ことで、ノズル105からのインク液もれを防止し
ている。しかし、ノズル105とインク貯蔵器(14示
せず)との水頭圧差はせいぜい最高1〜2cmH2Oな
ので、ノズルの多数配列による水頭圧差を1〜2cmH
2Oに保つことがむずかしく、ノズルからインク垂れを
生じやすくなり、かつノズル面の濡れの影響によりイン
ク飛翔方向が悪くなりドットの正常な噴射ができなくな
るなどの不都合を生じノズルの多数配列が困難であった
。またノズル105より噴射したインク流量分は圧力波
発生室104を介してノズル105に充填する必要があ
る。インクの充填はインク表面張力作用によりインク貯
蔵器(図示せず)から圧力波発生室104を介してノズ
ル先端に満されると言う充填流路系を形成されるため、
圧力発生室104の形状・大きさがその充填時間に大き
く寄与し、充填時間は一般に数百μs程度の時間を要し
た。この為、毎秒当り2000〜4000ドット程度の
噴射繰り返し周波数までしか追従できなかった。よって
毎秒当り5,000以上のドットの噴射繰り返し周波数
で正常に動作させるには、このインク充填時間の短縮化
が問題となりマルチノズルタイプのインクジェット式印
字ヘッドの場合、高速印字がむずかしかった。
5とインク貯蔵器(図示せず)との間の水頭圧差を適当
に保ことで、ノズル105からのインク液もれを防止し
ている。しかし、ノズル105とインク貯蔵器(14示
せず)との水頭圧差はせいぜい最高1〜2cmH2Oな
ので、ノズルの多数配列による水頭圧差を1〜2cmH
2Oに保つことがむずかしく、ノズルからインク垂れを
生じやすくなり、かつノズル面の濡れの影響によりイン
ク飛翔方向が悪くなりドットの正常な噴射ができなくな
るなどの不都合を生じノズルの多数配列が困難であった
。またノズル105より噴射したインク流量分は圧力波
発生室104を介してノズル105に充填する必要があ
る。インクの充填はインク表面張力作用によりインク貯
蔵器(図示せず)から圧力波発生室104を介してノズ
ル先端に満されると言う充填流路系を形成されるため、
圧力発生室104の形状・大きさがその充填時間に大き
く寄与し、充填時間は一般に数百μs程度の時間を要し
た。この為、毎秒当り2000〜4000ドット程度の
噴射繰り返し周波数までしか追従できなかった。よって
毎秒当り5,000以上のドットの噴射繰り返し周波数
で正常に動作させるには、このインク充填時間の短縮化
が問題となりマルチノズルタイプのインクジェット式印
字ヘッドの場合、高速印字がむずかしかった。
更に、特開昭48−9622号公報に示されているよう
に、インクを満された内方の室で超音波衝撃波を発生さ
せ、ノズル内部を伝搬、外方の室のノズル端部からイン
ク滴を噴射させる方式の場合、一列状に配列されたマル
チノズルは一つの共通な外方の室に連通しておるため、
各ノズルの噴射状態によって各ノズル間で相互干渉を起
し、インク滴速度のバラツキが大きくなり印字品質の低
下が生じると言う問題があった。又内方の室に混入した
空気を抜くことも、又室内のインク循環も構造的な問題
でむずかしく、かつ噴射後に内方の室のインクが平衡・
静止状態に早急に復元しないため、1つの電気信号に応
答して1個のインク滴を形成することはできないと言う
欠点もあった。更に印字ヘッドのマルチノズル化の場合
、どうしてもヘッドは立体的に構成され、大形化てしま
うと言う実装上の問題も有していた。
に、インクを満された内方の室で超音波衝撃波を発生さ
せ、ノズル内部を伝搬、外方の室のノズル端部からイン
ク滴を噴射させる方式の場合、一列状に配列されたマル
チノズルは一つの共通な外方の室に連通しておるため、
各ノズルの噴射状態によって各ノズル間で相互干渉を起
し、インク滴速度のバラツキが大きくなり印字品質の低
下が生じると言う問題があった。又内方の室に混入した
空気を抜くことも、又室内のインク循環も構造的な問題
でむずかしく、かつ噴射後に内方の室のインクが平衡・
静止状態に早急に復元しないため、1つの電気信号に応
答して1個のインク滴を形成することはできないと言う
欠点もあった。更に印字ヘッドのマルチノズル化の場合
、どうしてもヘッドは立体的に構成され、大形化てしま
うと言う実装上の問題も有していた。
本発明の目的はこれらの問題点を除去し、高速で高品位
な低価格のカラーインクジェットプリンタを提供するこ
とにある。
な低価格のカラーインクジェットプリンタを提供するこ
とにある。
本発明の他の目的は、印字機構部のマルチノズル化によ
り、普通紙に低騒音で記録できる極めて実用的な低価格
なカラーインクジェットプリンタを提供することにある
。
り、普通紙に低騒音で記録できる極めて実用的な低価格
なカラーインクジェットプリンタを提供することにある
。
本発明によれば、用紙送り制御機構部と、用紙送り方向
に垂面に狭接対向して水平方向に複数個の印字ヘッドを
配列した印字機構部と、前記印字機構部を搭載し水平方
向に一定速度で移動し、かつ位置検出信号を出力するキ
ャリジ送り制御機構部と、第1印字ヘッド記録部として
外部から転送されてくる入力データを一時蓄積するため
のバッファ回路部と、前記バッファ回路部からの出力デ
ータを用いて画像ドットパターンに展開・格納するため
のドットパターン記憶回路部と、前記キャリジ送り制御
機構部からの位置検出信号に同期し、前記印字ヘッドを
駆動するためのタイミング信号を出力する印字ヘッド制
御回路と、前記印字ヘッド制御回路からのタイミング信
号に同期し前記ドットパターン記憶回路から出力される
ドットパターン出力データに応じて、垂直方向に複数個
のノズルを配列された印字ヘッドを駆動するための印字
ヘッド駆動回路部および印字ヘッド機構部から成る第1
印字ヘッド記録部と、第2印字ヘッド記録部として前記
バッファ回路部・ドットパターン記憶回路部、遅延メモ
リ回路部、印字ヘッド駆動回路部および印字ヘッド機構
部から成る第2印字ヘッド記録部と、第2印字ヘッド記
録部と同一の回路構成から成る第3印字ヘッド記録部と
から構成するカラーインクジェットプリンタが得られる
。
に垂面に狭接対向して水平方向に複数個の印字ヘッドを
配列した印字機構部と、前記印字機構部を搭載し水平方
向に一定速度で移動し、かつ位置検出信号を出力するキ
ャリジ送り制御機構部と、第1印字ヘッド記録部として
外部から転送されてくる入力データを一時蓄積するため
のバッファ回路部と、前記バッファ回路部からの出力デ
ータを用いて画像ドットパターンに展開・格納するため
のドットパターン記憶回路部と、前記キャリジ送り制御
機構部からの位置検出信号に同期し、前記印字ヘッドを
駆動するためのタイミング信号を出力する印字ヘッド制
御回路と、前記印字ヘッド制御回路からのタイミング信
号に同期し前記ドットパターン記憶回路から出力される
ドットパターン出力データに応じて、垂直方向に複数個
のノズルを配列された印字ヘッドを駆動するための印字
ヘッド駆動回路部および印字ヘッド機構部から成る第1
印字ヘッド記録部と、第2印字ヘッド記録部として前記
バッファ回路部・ドットパターン記憶回路部、遅延メモ
リ回路部、印字ヘッド駆動回路部および印字ヘッド機構
部から成る第2印字ヘッド記録部と、第2印字ヘッド記
録部と同一の回路構成から成る第3印字ヘッド記録部と
から構成するカラーインクジェットプリンタが得られる
。
本発明によるカラーインクジェットプリンタは印字ヘッ
ド機構部にオンデマンド型マルチノズル印字ヘッドを3
個配列し、各列毎にインクの色をシアン、マゼンタ、イ
エロー、のクループに分け、減色混合に上り高速・高品
位なカラー印刷が可能となり、また印字記録時の騒音発
生も少なく普通紙に記録でき、かつ印字濃度・インクド
ット径が均一に得られ高品質のカラー印刷ができること
を特徴としたカラーインクジェットプリンタである。
ド機構部にオンデマンド型マルチノズル印字ヘッドを3
個配列し、各列毎にインクの色をシアン、マゼンタ、イ
エロー、のクループに分け、減色混合に上り高速・高品
位なカラー印刷が可能となり、また印字記録時の騒音発
生も少なく普通紙に記録でき、かつ印字濃度・インクド
ット径が均一に得られ高品質のカラー印刷ができること
を特徴としたカラーインクジェットプリンタである。
以下、本発明の一実施例について図面をもって詳細に説
明する。
明する。
以下、本発明の紙送り機構部と印字機構部を示す斜視図
で、第4図は本発明の印字機構部の概略を示す斜視図で
ある。第5図は本発明の多数ノズルのインクジェット式
印字ヘッドの平面図で、第6図は第5図のA−A′断面
図である。第7図(a),(b)は発明の一実施例の噴
射チャンネル基板とインク供給路基板の平面図である。
で、第4図は本発明の印字機構部の概略を示す斜視図で
ある。第5図は本発明の多数ノズルのインクジェット式
印字ヘッドの平面図で、第6図は第5図のA−A′断面
図である。第7図(a),(b)は発明の一実施例の噴
射チャンネル基板とインク供給路基板の平面図である。
第8図はカラーインクジェットプリンタシステク構成を
示すフロック図で、第9図は本システム構成における第
1印字ヘッド記録部の詳細を示すブロック図で、第10
図は、第2、第3印字ヘッド記録部の詳細を示すブロッ
ク図である。
示すフロック図で、第9図は本システム構成における第
1印字ヘッド記録部の詳細を示すブロック図で、第10
図は、第2、第3印字ヘッド記録部の詳細を示すブロッ
ク図である。
図において、10は紙送り制御機構部で、ステップモー
タ、DC/ACサーボモータなどのような駆動源(図示
せず)を用い、紙送り指令で記録紙11がスプロケット
メカニズム12等により矢印A方向に移動する。20は
複数個のの印字ヘッド機構部である。22はインク滴を
一定方向に噴射するためのノズル、24は圧力波発生室
で、インク滴を噴射するための圧力波を発生する。23
はキャパシティ室で圧力波発生室24より小さな容積で
、ノズル22と圧力波発生室24との間に配置され、更
にキャパシティ室23の中に0.05〜0.3mmψの
微少な穴径を有するインク供給孔23−1と、キャパシ
ティ室23とインク槽25とに連通し毛細管作用にてイ
ンクを供給するための第2インク供給部35とから成っ
ている。圧力波発生室24の他端は薄層な第1インク供
給部29に通じる。
タ、DC/ACサーボモータなどのような駆動源(図示
せず)を用い、紙送り指令で記録紙11がスプロケット
メカニズム12等により矢印A方向に移動する。20は
複数個のの印字ヘッド機構部である。22はインク滴を
一定方向に噴射するためのノズル、24は圧力波発生室
で、インク滴を噴射するための圧力波を発生する。23
はキャパシティ室で圧力波発生室24より小さな容積で
、ノズル22と圧力波発生室24との間に配置され、更
にキャパシティ室23の中に0.05〜0.3mmψの
微少な穴径を有するインク供給孔23−1と、キャパシ
ティ室23とインク槽25とに連通し毛細管作用にてイ
ンクを供給するための第2インク供給部35とから成っ
ている。圧力波発生室24の他端は薄層な第1インク供
給部29に通じる。
この薄層な第1インク供給部29はエッチング技術等よ
って0.03〜0.2m/m程度の深さに形成されてい
る。圧力波発生室24で生じた衝撃波のうち、インク槽
25方向に伝搬された衝撃波は絞り効果を有するこの各
層な第1インク供給部29によって弱められるため、こ
の衝撃波の反射波の伝搬影響によるノズル22からのイ
ンク垂れを防止することができる。インク槽25はイン
ク貯蔵器38から供給されたインクを一時的に貯えてお
く程度で良い。30はキャリジ送り制御機構部で、複数
個の印字ヘッド機構部20を搭載したキャリジ送り台3
1を水平方向に往復運動させるための例えはステップモ
ータなど駆動制御部を含んだ駆動源32からなる。複数
個の印字ヘッド機構部20は噴射チャンネル基板21に
可燃性プレート26をはり合せ各インク室24に対応す
る位置にピエゾ振動子27を固定した構造となっている
。各印字ヘッドのインク供給孔15(−1,−2,−3
,)は3色のインキ、イエロー、マゼンタ、シアン、が
貯蔵されているインク貯蔵器38に連通している。第8
図、第9図、第10図において、カラーの表現は普通3
色(イエロー・マゼンタ・シアン)のインキの減色混合
にて行ない、ブラックインキは明度を表現するときに用
いるので、ここでは説明を省略する。第8,9図におい
て、40(−1,−2,−3)はライン200(−1,
−2,−3)を介して外部からの入力データを一時蓄積
るためのバッファ回路部で2個のRAM41(−1,−
2,−3)、42(−1,−2,−3)と、これらのR
AM41,42の内容を読み出したり書き込んだりする
。またこのRAM41,42のメモリアドレスを発生す
るためアドレス発生回路43(−1,−2,−3)から
含み成っている。
って0.03〜0.2m/m程度の深さに形成されてい
る。圧力波発生室24で生じた衝撃波のうち、インク槽
25方向に伝搬された衝撃波は絞り効果を有するこの各
層な第1インク供給部29によって弱められるため、こ
の衝撃波の反射波の伝搬影響によるノズル22からのイ
ンク垂れを防止することができる。インク槽25はイン
ク貯蔵器38から供給されたインクを一時的に貯えてお
く程度で良い。30はキャリジ送り制御機構部で、複数
個の印字ヘッド機構部20を搭載したキャリジ送り台3
1を水平方向に往復運動させるための例えはステップモ
ータなど駆動制御部を含んだ駆動源32からなる。複数
個の印字ヘッド機構部20は噴射チャンネル基板21に
可燃性プレート26をはり合せ各インク室24に対応す
る位置にピエゾ振動子27を固定した構造となっている
。各印字ヘッドのインク供給孔15(−1,−2,−3
,)は3色のインキ、イエロー、マゼンタ、シアン、が
貯蔵されているインク貯蔵器38に連通している。第8
図、第9図、第10図において、カラーの表現は普通3
色(イエロー・マゼンタ・シアン)のインキの減色混合
にて行ない、ブラックインキは明度を表現するときに用
いるので、ここでは説明を省略する。第8,9図におい
て、40(−1,−2,−3)はライン200(−1,
−2,−3)を介して外部からの入力データを一時蓄積
るためのバッファ回路部で2個のRAM41(−1,−
2,−3)、42(−1,−2,−3)と、これらのR
AM41,42の内容を読み出したり書き込んだりする
。またこのRAM41,42のメモリアドレスを発生す
るためアドレス発生回路43(−1,−2,−3)から
含み成っている。
50(−1,−2,−3)はドットパターン記憶回路部
で、RAM41,42からの出力データを一時格納する
。レジスタ群51(−1,−2,−3)と、このレジス
タ群51の内容をアドレスとして用い、例えばASCI
I,JISコード信号をデコード信号に変換するための
ROM52(−1,−2,−3)と、レジスタ部51の
内容あるいはROM回路52の出力デコード信号を格納
するための記憶回路53(−1,−2,−3)、この記
憶回路53のメモリアドレスを指定するためのアドレス
発生回路54(−1,−2,−3)から構成されている
。60は印字ヘッド制御部で、アドレス発生回路54の
メモリアドレスで指定される記憶内容がライン270を
読み出され、ライン309を介して制御部90からの指
令にて、レジスタ群61(−1,−2,−3)にセット
される。レジスタ群61の数は、少なくとも1印字ヘッ
ドのノズルの数m個に相当する。90は制御部で、一般
には市販されているマイクロコンピュータを使用し、あ
らかじめ記録動作を制御するソフトウェアプロクラムが
内蔵されており、このプログラム指令にもとづいて、カ
ラーインクジェットプリンタは記録動作するように構成
されている。第1印字ヘッドに記録部は、バッファ回路
部40−1、ドットパターン記録回路部50−1、印字
ヘッド制御回路部60−1、印字ヘッド駆動回路部80
−1および印字ヘッド20−1とから構成されている。
で、RAM41,42からの出力データを一時格納する
。レジスタ群51(−1,−2,−3)と、このレジス
タ群51の内容をアドレスとして用い、例えばASCI
I,JISコード信号をデコード信号に変換するための
ROM52(−1,−2,−3)と、レジスタ部51の
内容あるいはROM回路52の出力デコード信号を格納
するための記憶回路53(−1,−2,−3)、この記
憶回路53のメモリアドレスを指定するためのアドレス
発生回路54(−1,−2,−3)から構成されている
。60は印字ヘッド制御部で、アドレス発生回路54の
メモリアドレスで指定される記憶内容がライン270を
読み出され、ライン309を介して制御部90からの指
令にて、レジスタ群61(−1,−2,−3)にセット
される。レジスタ群61の数は、少なくとも1印字ヘッ
ドのノズルの数m個に相当する。90は制御部で、一般
には市販されているマイクロコンピュータを使用し、あ
らかじめ記録動作を制御するソフトウェアプロクラムが
内蔵されており、このプログラム指令にもとづいて、カ
ラーインクジェットプリンタは記録動作するように構成
されている。第1印字ヘッドに記録部は、バッファ回路
部40−1、ドットパターン記録回路部50−1、印字
ヘッド制御回路部60−1、印字ヘッド駆動回路部80
−1および印字ヘッド20−1とから構成されている。
第2、第3印字ヘッド記録部はバッファ回路部40(−
2,−3)ドットパターン記憶回路部50(−2,−3
)、印字ヘッド制御回路部60(−2,−3)、印字ヘ
ッド駆動回路部80(−2,−3)および印字ヘッド2
0(−2,−3)と、記録紙11上に第1印字ヘッド2
0−1によって記録されたドット上に重ねてドットを印
字記録するために、第1印字ヘッド20−1と第2,3
印字ヘッド20(−2,−3)までの距離間に相当する
ドットずれ量を発生する遅延メモリ部120(−2,−
3)をドットパターン記憶回路部50(−2,−3)と
印字ヘッド制御回路部60(−2,−3)との間に挿入
し制御部90にて制御される構成になっている。
2,−3)ドットパターン記憶回路部50(−2,−3
)、印字ヘッド制御回路部60(−2,−3)、印字ヘ
ッド駆動回路部80(−2,−3)および印字ヘッド2
0(−2,−3)と、記録紙11上に第1印字ヘッド2
0−1によって記録されたドット上に重ねてドットを印
字記録するために、第1印字ヘッド20−1と第2,3
印字ヘッド20(−2,−3)までの距離間に相当する
ドットずれ量を発生する遅延メモリ部120(−2,−
3)をドットパターン記憶回路部50(−2,−3)と
印字ヘッド制御回路部60(−2,−3)との間に挿入
し制御部90にて制御される構成になっている。
次に単一パルス信号に対応してインク滴を噴射する印字
ヘッドの動作を説明する。
ヘッドの動作を説明する。
電気信号をピエゾ振動子27に印加することで、可撓性
プレート26が瞬時に伸縮変形し、圧力波発生室24に
衝撃波が生ずる。この衝撃波がノズル端部22まで加速
・伝搬されインク滴を噴射する。噴射後、この噴出流量
だけ充填する必要があり、この充填作用はインク表面張
力作用によって行われる。このため噴射動作繰り返し周
波数を上げるには、この充填時間の短縮化を計ることが
最重要となり、従来のヘッドでは圧力波発生室の形状・
大きさが大きな要因となって高速噴射の障害となってい
た。これに対して本発明の印字ヘッド構造の場合、イン
ク供給孔23−1の同面積が圧力波発生室24の両端の
絞り部(24−1,24−2)駆面積に対して5倍以上
大きく構成されているので、第2インク供給部35とイ
ンク供給孔23−1と加算した流路抵抗は圧力波発生室
24の流路抵抗に比べて無視できる程度に小さい。この
結果、インクの充填動作は、インク槽25から毛細管作
用により第2インク供給部35を経て、インク供給孔2
3−1を通してノズル22と圧力波発生室24とに補給
される流路系を形成する。よってインク充填時間は、従
来ヘッドの充填時間(数百マイクロ秒)に比較して極端
に短くなり、毎秒当り5,000ドット以上の噴射繰り
返し動作が出来るようになった。なお、インク充填時間
はインク物性値、ノズル、キャパシティ室、インク供給
部の動面形状寸法及び印加伝圧波形などの関数で決まる
。
プレート26が瞬時に伸縮変形し、圧力波発生室24に
衝撃波が生ずる。この衝撃波がノズル端部22まで加速
・伝搬されインク滴を噴射する。噴射後、この噴出流量
だけ充填する必要があり、この充填作用はインク表面張
力作用によって行われる。このため噴射動作繰り返し周
波数を上げるには、この充填時間の短縮化を計ることが
最重要となり、従来のヘッドでは圧力波発生室の形状・
大きさが大きな要因となって高速噴射の障害となってい
た。これに対して本発明の印字ヘッド構造の場合、イン
ク供給孔23−1の同面積が圧力波発生室24の両端の
絞り部(24−1,24−2)駆面積に対して5倍以上
大きく構成されているので、第2インク供給部35とイ
ンク供給孔23−1と加算した流路抵抗は圧力波発生室
24の流路抵抗に比べて無視できる程度に小さい。この
結果、インクの充填動作は、インク槽25から毛細管作
用により第2インク供給部35を経て、インク供給孔2
3−1を通してノズル22と圧力波発生室24とに補給
される流路系を形成する。よってインク充填時間は、従
来ヘッドの充填時間(数百マイクロ秒)に比較して極端
に短くなり、毎秒当り5,000ドット以上の噴射繰り
返し動作が出来るようになった。なお、インク充填時間
はインク物性値、ノズル、キャパシティ室、インク供給
部の動面形状寸法及び印加伝圧波形などの関数で決まる
。
第1インク供給部29からの圧力波発発生室24へのイ
ンク補充は第2インク供給孔23−1からの供給量に対
して15%以下と推測されるが、噴射動作を操り返すこ
とによって、圧力波発生室24のインクは、少しずつ新
しいインクに交換でき、圧力波発生室24内のインクの
変質を防止することができる。
ンク補充は第2インク供給孔23−1からの供給量に対
して15%以下と推測されるが、噴射動作を操り返すこ
とによって、圧力波発生室24のインクは、少しずつ新
しいインクに交換でき、圧力波発生室24内のインクの
変質を防止することができる。
インク供給孔23−1と第2インク供給部35を各キャ
パシティ室23ごとに独立した流路系を構成した目的は
、インク滴の噴射時に生ずる各キャパシティ室内の圧力
変動が隣接したキャパシティ室23に伝搬しインク飛翔
特性に影響を及ぼさないようにを完全に遮断するためで
、これにより各噴射チャンネル間の相互干渉を完全に消
去することができ、高速印字が可能なマルチノズル式円
字ヘッドが実現できた。
パシティ室23ごとに独立した流路系を構成した目的は
、インク滴の噴射時に生ずる各キャパシティ室内の圧力
変動が隣接したキャパシティ室23に伝搬しインク飛翔
特性に影響を及ぼさないようにを完全に遮断するためで
、これにより各噴射チャンネル間の相互干渉を完全に消
去することができ、高速印字が可能なマルチノズル式円
字ヘッドが実現できた。
又、インク貯蔵器38からのインクはインク槽25に供
給されると同時に、薄層な第1インク供給部29が深さ
0.04〜0.2 %程度の薄層部で形成されているた
め毛細管作用によってインクが上昇し、各噴射チャンネ
ル系に均一に供給される。この薄層な第1インク供給部
29の絞り効果により、インク槽25に混在している気
泡が圧力波発生室24に入りにくくなり、この結果、圧
力波発生室24は常に正常な衝撃波を生じることができ
るようになった。
給されると同時に、薄層な第1インク供給部29が深さ
0.04〜0.2 %程度の薄層部で形成されているた
め毛細管作用によってインクが上昇し、各噴射チャンネ
ル系に均一に供給される。この薄層な第1インク供給部
29の絞り効果により、インク槽25に混在している気
泡が圧力波発生室24に入りにくくなり、この結果、圧
力波発生室24は常に正常な衝撃波を生じることができ
るようになった。
一方、ノズル22へのインク補充はインク糟25から毛
細管作用により、共通な薄層からなる第3インク供給部
36と各ノズル22に対応して複数個配列された第2イ
ンク供給部35とインク供給孔23−1とを介して行わ
れる。薄層な第1及び第3インク供給部(29,36)
の配置により、インク槽25に貯えられているインクの
波面晶さは第5図に示すごときaレベルよりかなり低く
ても、毛細管の効果で正常なインク供給が可能となった
。
細管作用により、共通な薄層からなる第3インク供給部
36と各ノズル22に対応して複数個配列された第2イ
ンク供給部35とインク供給孔23−1とを介して行わ
れる。薄層な第1及び第3インク供給部(29,36)
の配置により、インク槽25に貯えられているインクの
波面晶さは第5図に示すごときaレベルよりかなり低く
ても、毛細管の効果で正常なインク供給が可能となった
。
また、第1,2,3インク供給部(29,35,36)
の絞り効果により、従来ヘッドの如くノズル22のイン
ク表面張力とインク貯蔵器38との静圧の正確なバラン
スを保つ必要がなくなり、このためノズル数をかなりの
数増すことができると言う利点も生じた。この結果、イ
ンク槽25は一時的にインクを貯めておく機能だけでよ
く、インク静止の正確な制御も必要なくなった。
の絞り効果により、従来ヘッドの如くノズル22のイン
ク表面張力とインク貯蔵器38との静圧の正確なバラン
スを保つ必要がなくなり、このためノズル数をかなりの
数増すことができると言う利点も生じた。この結果、イ
ンク槽25は一時的にインクを貯めておく機能だけでよ
く、インク静止の正確な制御も必要なくなった。
第3図は圧力波発生室24、薄層な第1インク供給部2
9、インク槽25、インク供給孔23−1、及び第2イ
ンク供給部35、薄層な第3インク供給部36の断面形
状を模式的に示した図である。
9、インク槽25、インク供給孔23−1、及び第2イ
ンク供給部35、薄層な第3インク供給部36の断面形
状を模式的に示した図である。
ノズル、キャパシティ室23、圧力波発生室24の深さ
をl1、薄膜な第1インク供給部29の深さをl2、イ
ンク層25の深さをl3とすると、各部の深さは l3>l2≧l1 を満足し、かつ、圧力波発生室24の深さl1が0.0
3〜0.3m/m、薄層な第1インク供給部29の深さ
lが0.03〜0.2m/m、インク槽25の深さl3
が0.5〜3m/mの範囲であれば良い。インク流路溝
のエッチング製作コストを考えると、圧力波発生室24
と薄層な第1インク供給部29の深さは略同一で良く、
かつ我々の実験によれば高マルチノズル化の場合、薄層
な第1インク供給部29の寸法形状は深さl2が0.0
3〜0.25m/m、幅w1が0.5〜3m/mが実用
上最も適していた。なお第3インク供給部36の寸法形
状は第1インク供給部29と同一でも良い。
をl1、薄膜な第1インク供給部29の深さをl2、イ
ンク層25の深さをl3とすると、各部の深さは l3>l2≧l1 を満足し、かつ、圧力波発生室24の深さl1が0.0
3〜0.3m/m、薄層な第1インク供給部29の深さ
lが0.03〜0.2m/m、インク槽25の深さl3
が0.5〜3m/mの範囲であれば良い。インク流路溝
のエッチング製作コストを考えると、圧力波発生室24
と薄層な第1インク供給部29の深さは略同一で良く、
かつ我々の実験によれば高マルチノズル化の場合、薄層
な第1インク供給部29の寸法形状は深さl2が0.0
3〜0.25m/m、幅w1が0.5〜3m/mが実用
上最も適していた。なお第3インク供給部36の寸法形
状は第1インク供給部29と同一でも良い。
次に、キャパシティ室23の寸法形状に関して言えば、
幅はノズル22の幅の1.0〜3.0倍、長さ0.2〜
8m/mの範囲であれば良かった。我々の実験によれば
、高蜜度・高マルチノズル化と圧力波の伝搬速度の遅れ
、インクの充填時間の短縮化などを考慮すると、キャパ
シティ室23の寸法は幅0.06〜03m/m、長さ0
.2〜2.0m/mが実用上最も適していた。インク供
給孔23−1は0.05〜0.25mφ及び第2インク
供給部35の深さは0.05〜0.4m/mが実用上最
も適していた。
幅はノズル22の幅の1.0〜3.0倍、長さ0.2〜
8m/mの範囲であれば良かった。我々の実験によれば
、高蜜度・高マルチノズル化と圧力波の伝搬速度の遅れ
、インクの充填時間の短縮化などを考慮すると、キャパ
シティ室23の寸法は幅0.06〜03m/m、長さ0
.2〜2.0m/mが実用上最も適していた。インク供
給孔23−1は0.05〜0.25mφ及び第2インク
供給部35の深さは0.05〜0.4m/mが実用上最
も適していた。
上述の如く、本発明の印字ヘッドを使用することで、イ
ンク滴の毎秒当りの繰り返し周波数は5,000〜10
,000ドット/秒を得ることができる。
ンク滴の毎秒当りの繰り返し周波数は5,000〜10
,000ドット/秒を得ることができる。
また電気パルス信号の大きさに応じてノズルから噴射す
るインク滴径を制御することができるので、複数個の印
字ヘッドより噴出するインク滴径を容易に調整均一化し
高品質の画像が得られる。
るインク滴径を制御することができるので、複数個の印
字ヘッドより噴出するインク滴径を容易に調整均一化し
高品質の画像が得られる。
次にカラー画像が記録される動作について説明する。
ライン300を介し、制御部90からの紙送り指令で、
紙送り制御機構部10が作動し、記録紙11は1行分間
欠送りされ移動する。同時にライン301を介して制御
部90からの指令にて駆動源32が作動し、キャリジ送
り台が一定速度で水平方向に往復運動を開始する。いま
、ライン200を介して外部からの色情報入カデータが
バッファ回路部40に供給されたとすると、ライン30
3を介して制御部90の指定で、アドレス発生部43が
入力データを一時蓄積または読み出したりするメモリア
ドレスをライン210を介してRAM41,42に入力
される。ライン304を介して制御部90からまず読み
出し命令が出され、指定するメモリアドレスの内容が出
力され、ライン306を介して制御部90からのセット
信号にてレジスタ群51に格納される。次にライン30
4を介して制御部90からの書込み命令信号が出され、
RAM41(−1,−2,−3)に入力データが一時蓄
積される。ここでRAM41,422個存在するのは入
力データを高速に転送するためのもので、当然RAM1
個でも良い。このようににして、外部からの入力データ
をRAM41に一時蓄積後転送するため、RAM41の
内容を順次指定されるメモリアドレスで読み出し、書き
込みを順次繰返し動作し、入力データをドットパターン
記憶回路50(−1,−2,−3)に転送する。レジス
タ群51に格納されたデータ内容が画像データつまりど
っとパターンそのもののときは、ライン307を介して
制御部90からの指定で、アドレス発生部54からライ
ン240を介して記憶回路53のメモリアドレスが指定
される。ライン308を介して制御部90から出力され
る読み出しパルスに同期して記憶回路53の内容が読み
出され、ライン309を介して制御部90から出力され
るセットパルスにてレジスタ群61に格納される。
紙送り制御機構部10が作動し、記録紙11は1行分間
欠送りされ移動する。同時にライン301を介して制御
部90からの指令にて駆動源32が作動し、キャリジ送
り台が一定速度で水平方向に往復運動を開始する。いま
、ライン200を介して外部からの色情報入カデータが
バッファ回路部40に供給されたとすると、ライン30
3を介して制御部90の指定で、アドレス発生部43が
入力データを一時蓄積または読み出したりするメモリア
ドレスをライン210を介してRAM41,42に入力
される。ライン304を介して制御部90からまず読み
出し命令が出され、指定するメモリアドレスの内容が出
力され、ライン306を介して制御部90からのセット
信号にてレジスタ群51に格納される。次にライン30
4を介して制御部90からの書込み命令信号が出され、
RAM41(−1,−2,−3)に入力データが一時蓄
積される。ここでRAM41,422個存在するのは入
力データを高速に転送するためのもので、当然RAM1
個でも良い。このようににして、外部からの入力データ
をRAM41に一時蓄積後転送するため、RAM41の
内容を順次指定されるメモリアドレスで読み出し、書き
込みを順次繰返し動作し、入力データをドットパターン
記憶回路50(−1,−2,−3)に転送する。レジス
タ群51に格納されたデータ内容が画像データつまりど
っとパターンそのもののときは、ライン307を介して
制御部90からの指定で、アドレス発生部54からライ
ン240を介して記憶回路53のメモリアドレスが指定
される。ライン308を介して制御部90から出力され
る読み出しパルスに同期して記憶回路53の内容が読み
出され、ライン309を介して制御部90から出力され
るセットパルスにてレジスタ群61に格納される。
次にライン308を介して制御部90から出力される書
き込みパルスにてレジスタ群51に格納されているデー
タが記憶回路53の同一メモリアドレスに格納される。
き込みパルスにてレジスタ群51に格納されているデー
タが記憶回路53の同一メモリアドレスに格納される。
なお、この記憶回路53のビット数は(5×7ドットマ
トリックスのASCII文字を1行132文字印刷する
場合)、4620ビット(132×7×5)の記憶容量
が少なくとも必要となる。
トリックスのASCII文字を1行132文字印刷する
場合)、4620ビット(132×7×5)の記憶容量
が少なくとも必要となる。
キャリジ送り制御機構部30にライン301を介して送
る駆動制御パルスを分周器62(−2,−3)に供姶さ
れる。検出パルス信号を計数し、n個毎に出力パルスを
単一パルス発生回路63に入力する。
る駆動制御パルスを分周器62(−2,−3)に供姶さ
れる。検出パルス信号を計数し、n個毎に出力パルスを
単一パルス発生回路63に入力する。
この出力パルスの時間間隔が記録紙11面上で換算する
とドット分解能に相当するタイミングパルス信号である
。このタイミングパルス信号がライン312を介して、
単一パルス発生回路63に供給されると、パルス発振器
70から常時入力されているパルス信号が1個このタイ
ミンクパルス信号に同期してライン313に出力される
。同時にあらかじめレジスタ群61に格納されたデータ
情報のうち“1”の情報状態にあるゲート回路64のみ
がオープン状態となり、パルス信号を駆動回路80に入
力し、駆動回路80に対応したピエゾ振動子27が励磁
され、インク滴が1個記録紙11に噴出・付着する。
とドット分解能に相当するタイミングパルス信号である
。このタイミングパルス信号がライン312を介して、
単一パルス発生回路63に供給されると、パルス発振器
70から常時入力されているパルス信号が1個このタイ
ミンクパルス信号に同期してライン313に出力される
。同時にあらかじめレジスタ群61に格納されたデータ
情報のうち“1”の情報状態にあるゲート回路64のみ
がオープン状態となり、パルス信号を駆動回路80に入
力し、駆動回路80に対応したピエゾ振動子27が励磁
され、インク滴が1個記録紙11に噴出・付着する。
キャリジ送り台31が水平方向に移動しているとき、上
述の動作を繰り返すことで垂直方向に配列された複数個
のノズルに相当する複数ラインがドットパターン形式で
記憶紙11に帯状に記録される。この繰返しで記録紙1
1にインキ1色分の画像情報を記録できる。
述の動作を繰り返すことで垂直方向に配列された複数個
のノズルに相当する複数ラインがドットパターン形式で
記憶紙11に帯状に記録される。この繰返しで記録紙1
1にインキ1色分の画像情報を記録できる。
本発明の一実施例の如く、第1印字ヘッド20−1では
イエローのインキを、第2印字ヘッド20−2でマゼン
ダのインキを、第3印字ヘッド20−3で、シアンのイ
ンキというふうに3色のインキを使用してカラー印刷を
行う。この減法混色法による数種類の色をつくり出すに
は、記録紙11上に第1印字ヘッド20−1によって印
字記録されたイエローインキのドットと同一位置に、マ
ゼンダ、シアンのインキを順次重ねて書込むため、第1
印字ヘッド20−1を基準に第2・3印字ヘッド(20
−2,−3)までの距離に相当するドットのずれ量を発
生する遅延メモリ回路120(−2,−3)を第2およ
び第3印字ヘッド記録部内のドットパターン記憶回路部
50(−2,−3)と印字ヘッド制御回路部60(−2
,−3)との間に挿入されている。
イエローのインキを、第2印字ヘッド20−2でマゼン
ダのインキを、第3印字ヘッド20−3で、シアンのイ
ンキというふうに3色のインキを使用してカラー印刷を
行う。この減法混色法による数種類の色をつくり出すに
は、記録紙11上に第1印字ヘッド20−1によって印
字記録されたイエローインキのドットと同一位置に、マ
ゼンダ、シアンのインキを順次重ねて書込むため、第1
印字ヘッド20−1を基準に第2・3印字ヘッド(20
−2,−3)までの距離に相当するドットのずれ量を発
生する遅延メモリ回路120(−2,−3)を第2およ
び第3印字ヘッド記録部内のドットパターン記憶回路部
50(−2,−3)と印字ヘッド制御回路部60(−2
,−3)との間に挿入されている。
この結果、イエロー、マゼンダ、シアンの3色インキの
重ね合せにより鮮明なカラー印刷が得られた。
重ね合せにより鮮明なカラー印刷が得られた。
なお、ドットパターン記憶回路50内のROM52は例
えばASCIIあるいはJISコードのドットパターン
が格納されており、レジスタ群51に蓄積されている入
力データがコード信号の場合、ライン250を介して制
御部90の指令でレジスタ群51の内容がROM52の
メモリアドレスとして指定され、ROM52のデコード
信号がライン260を介して記憶回路53に格納される
。つまり、レジスタ群51に格納されたコード信号をデ
コード信号に変換して記憶回路53に格納される回路構
成になっている。
えばASCIIあるいはJISコードのドットパターン
が格納されており、レジスタ群51に蓄積されている入
力データがコード信号の場合、ライン250を介して制
御部90の指令でレジスタ群51の内容がROM52の
メモリアドレスとして指定され、ROM52のデコード
信号がライン260を介して記憶回路53に格納される
。つまり、レジスタ群51に格納されたコード信号をデ
コード信号に変換して記憶回路53に格納される回路構
成になっている。
以上記載したように、本発明のカラーインクジェットプ
リンタは、垂直方向に複数個のノズルを集積した印字ヘ
ッドを水平方向に複数個配置した印字ヘッド機構部を用
いることにより、高速で、かつ高品位なカラー印刷が可
能となった。また、本印字ヘッドは無衝撃記録方式なの
で、記録時の騒音発生も少なく、かつ普通紙に記録でき
る。
リンタは、垂直方向に複数個のノズルを集積した印字ヘ
ッドを水平方向に複数個配置した印字ヘッド機構部を用
いることにより、高速で、かつ高品位なカラー印刷が可
能となった。また、本印字ヘッドは無衝撃記録方式なの
で、記録時の騒音発生も少なく、かつ普通紙に記録でき
る。
更に電気パルス信号の大きさ制御することで各々の印字
ヘッドから吐出するインク滴径を均一化することができ
、この結果同一の印字濃度と高品質の画質が得られた。
ヘッドから吐出するインク滴径を均一化することができ
、この結果同一の印字濃度と高品質の画質が得られた。
このようにその効果は多大なものである。
第1図(a),(b)は既知の回転ドラム型カラーイン
クジェットプリンタの概略を示す斜視図l、第2図(a
),(b)は既知の印字ヘッド構造図である。第3図は
本発明に用いられる紙送り制御構造部の概略を示す斜視
図で、第4図は本発明に用いられる印字ヘッド機構部と
キャリジ送り制御機構部の概略を示す斜視図、第5図は
本発明の多数ノズルのインクジェット式印字ヘッドの平
面図で、第6図は第5図のA−A′側面図である。第7
図(a),(b)は本発明に用いられた一実施例の噴射
チャンネル基板とインク供給基板の平面図である。第8
図はカラーインクジェットプリンタシステム構成を示す
ブロック図で、第9図は本システム構成における第1印
字ヘッド記録部の詳細を示すブロック図で、第10図は
第2、第3印字ヘッド記録部の詳細ブロック図である。 図において、10は紙送り制御機構部、20は印字ヘッ
ド、21は平板構造の噴射チャンネル基板、5はインク
供給路基板、26は可撓性薄板、27はピエゾ振動子、
30はキャリジ送り制御機構部、40はバッファ回路部
、50はドットパターン記憶回路部、60は印字ヘッド
制御回路部、80は駆動回路部、90は制御部、120
は遅延メモリ部である。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第4図 第7図 9 ソ こ1 (a) 5 (b) 第6図 第q図
クジェットプリンタの概略を示す斜視図l、第2図(a
),(b)は既知の印字ヘッド構造図である。第3図は
本発明に用いられる紙送り制御構造部の概略を示す斜視
図で、第4図は本発明に用いられる印字ヘッド機構部と
キャリジ送り制御機構部の概略を示す斜視図、第5図は
本発明の多数ノズルのインクジェット式印字ヘッドの平
面図で、第6図は第5図のA−A′側面図である。第7
図(a),(b)は本発明に用いられた一実施例の噴射
チャンネル基板とインク供給基板の平面図である。第8
図はカラーインクジェットプリンタシステム構成を示す
ブロック図で、第9図は本システム構成における第1印
字ヘッド記録部の詳細を示すブロック図で、第10図は
第2、第3印字ヘッド記録部の詳細ブロック図である。 図において、10は紙送り制御機構部、20は印字ヘッ
ド、21は平板構造の噴射チャンネル基板、5はインク
供給路基板、26は可撓性薄板、27はピエゾ振動子、
30はキャリジ送り制御機構部、40はバッファ回路部
、50はドットパターン記憶回路部、60は印字ヘッド
制御回路部、80は駆動回路部、90は制御部、120
は遅延メモリ部である。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第4図 第7図 9 ソ こ1 (a) 5 (b) 第6図 第q図
Claims (1)
- 用紙送り制御機構部と、用紙送り方向に垂面に狭接対向
して、複数個のノズルを有する印字ヘッドを配列した印
字機構部と、前記印字機構部を搭載し水平方向に一定速
度で移動し、かつ位置検出信号を出力するキャリジ送り
制御機構部と、外部から転送される入力データを一時蓄
積するためのバッファ回路部と、前記バッファ回路部か
らの出力データを用いてドットパターンに展開・格納す
るためのドットパターン記憶回路部と、前記キャリジ送
り制御機構部より出力される位置検出信号に同期し、前
記印字ヘッドを駆動するためのタイミング信号を出力す
る印字ヘッド制御回路部と、前記印字ヘッド制御回路部
からのタイミング信号に同期し、前記ドットパターン記
憶回路部から出力されるドットパターンデータ信号に応
じて前記印字ヘッドを駆動するための印字ヘッド駆動回
路部と、前記回路部すべてを制御するための制御部とを
備えたインクジェットプリンタにおいて、前記印字ヘッ
ド機構部として、垂直方向に複数列複数個のノズルと圧
力波発生室と、前記ノズルと前記圧力波発生室との間に
前記圧力波発生室とともに前記キャパシティ室と後記第
2インク供給部に連通するより小さな容積をもつキャパ
シティ室と、前記圧力波発生室とインク槽との間に共通
な薄層インク供給部を設けるとともに前記キャパシティ
室と後記第2インク供給部に連通するインク供給孔を設
けた平板構造の噴射チャンネル基板と、このキャパシテ
ィ室とインク槽とが直接連通する為の第2インク供給部
とを各キャパシティ室毎に独立して複数列配置しかつ前
記各第2インク供給部とインク槽との間に一個の共通な
薄層な第3インク供給部を設けたインク供給路基板と、
前記噴射チャンネル基板上に接合した可撓性プレートと
、前記圧力波発生室における圧力波を生じせしめる手段
として前記可撓性プレートに取付けたピエゾ振動子と、
前記噴射チャンネル基板内の共通なインク槽上方部に設
置された空気孔と、インク槽下方部のインク供給口を有
する印字ヘッドを前記印字ヘッドの物動方向に複数個配
置したことを特徴とするカラーインクジェットプリンタ
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16596083A JPS6056556A (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | カラ−インクジエツトプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16596083A JPS6056556A (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | カラ−インクジエツトプリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6056556A true JPS6056556A (ja) | 1985-04-02 |
Family
ID=15822282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16596083A Pending JPS6056556A (ja) | 1983-09-09 | 1983-09-09 | カラ−インクジエツトプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6056556A (ja) |
-
1983
- 1983-09-09 JP JP16596083A patent/JPS6056556A/ja active Pending
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