JPS6056004B2 - 複反射鏡アンテナ装置 - Google Patents
複反射鏡アンテナ装置Info
- Publication number
- JPS6056004B2 JPS6056004B2 JP11052578A JP11052578A JPS6056004B2 JP S6056004 B2 JPS6056004 B2 JP S6056004B2 JP 11052578 A JP11052578 A JP 11052578A JP 11052578 A JP11052578 A JP 11052578A JP S6056004 B2 JPS6056004 B2 JP S6056004B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- central part
- reflector
- curve
- antenna device
- sub
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q19/00—Combinations of primary active antenna elements and units with secondary devices, e.g. with quasi-optical devices, for giving the antenna a desired directional characteristic
- H01Q19/02—Details
- H01Q19/021—Means for reducing undesirable effects
- H01Q19/026—Means for reducing undesirable effects for reducing the primary feed spill-over
Landscapes
- Aerials With Secondary Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は回転対称な主反射鏡と副反射鏡、および任意
の形状の一次放射器系から成る複反射鏡アンテナにおい
て、広角放射パターンが優れ、特定の面内に近軸放射パ
ターンも優れたアンテナ装置に関するものである。
の形状の一次放射器系から成る複反射鏡アンテナにおい
て、広角放射パターンが優れ、特定の面内に近軸放射パ
ターンも優れたアンテナ装置に関するものである。
従来この種のアンテナ装置は第１図に示すように構成さ
れていた。
れていた。
第１図において１は一次放射器、２は副反射鏡で、この
副反射鏡は回転対称な中央部２ａと、この中央部２ａの
周辺に設けた円錐状の周辺部２ｂとからなる。３は回転
対称な主反射鏡を示す。
副反射鏡は回転対称な中央部２ａと、この中央部２ａの
周辺に設けた円錐状の周辺部２ｂとからなる。３は回転
対称な主反射鏡を示す。
このように構成されていたので、広角放射パターンに影
響するのは周辺部２ｂのエッジであり、周辺部２ｂの巾
を適当に定めることによつてそのエッジの電界強度を小
さくでき従つて広角放射パターンの優れたアンテナが得
られていた。ここで、第１図に示された構成における電
波の経路について概念的に更に第３図に基いて説明する
。
響するのは周辺部２ｂのエッジであり、周辺部２ｂの巾
を適当に定めることによつてそのエッジの電界強度を小
さくでき従つて広角放射パターンの優れたアンテナが得
られていた。ここで、第１図に示された構成における電
波の経路について概念的に更に第３図に基いて説明する
。
前述のとおり副反射鏡２は中央部２ａと周辺部２ｂとか
らなり、中央部２ａは例えば第３図中点Ｆ、、Ｆ２を焦
点とする双曲面鏡で、周辺部２ｂは中央部２ａの周囲曲
線を準曲線とし、母線が、主反射鏡３である点Ｆ２を焦
点とする放物面鏡の鏡軸Ａとする角αが一定（常にＩ「
＝０）の錦織面である。
らなり、中央部２ａは例えば第３図中点Ｆ、、Ｆ２を焦
点とする双曲面鏡で、周辺部２ｂは中央部２ａの周囲曲
線を準曲線とし、母線が、主反射鏡３である点Ｆ２を焦
点とする放物面鏡の鏡軸Ａとする角αが一定（常にＩ「
＝０）の錦織面である。
従つて、中央部２ａ鏡面で反射した電波は主反射鏡３を
経て鏡軸Ａ方向に放射される。一方、周辺部２ｂの電波
については、第３図に示すように、０齦（鏡軸方向）≦
θ≦０ｅ，０≦φ≦２πの方向に放射される。このよう
にこの場合周辺部２ｂで反射された電波は主反射鏡３で
再反射され、外部に放射され、主ビーム近くにサイドロ
ーブを生じ、このアンテナを例えは静止衛星を対象とす
る衛星通信地球局用アンテナとして用いる場合、隣接す
る衛星との干渉が増大し、静止軌道の有効利用が損なわ
れるという欠点があつた。
経て鏡軸Ａ方向に放射される。一方、周辺部２ｂの電波
については、第３図に示すように、０齦（鏡軸方向）≦
θ≦０ｅ，０≦φ≦２πの方向に放射される。このよう
にこの場合周辺部２ｂで反射された電波は主反射鏡３で
再反射され、外部に放射され、主ビーム近くにサイドロ
ーブを生じ、このアンテナを例えは静止衛星を対象とす
る衛星通信地球局用アンテナとして用いる場合、隣接す
る衛星との干渉が増大し、静止軌道の有効利用が損なわ
れるという欠点があつた。
この発明は、このような欠点を除去するために、副反射
鏡周辺部の構造に改良を加えたもので、その目的は広角
放射パターンが優れ、かつ特定の面内の近軸放射パター
ンも優れたアンテナを実現することにある。
鏡周辺部の構造に改良を加えたもので、その目的は広角
放射パターンが優れ、かつ特定の面内の近軸放射パター
ンも優れたアンテナを実現することにある。
以下図面について詳細に説明する。第２図はこの発明の
実施例であつて、この発明による副反射鏡２の構造を示
している。
実施例であつて、この発明による副反射鏡２の構造を示
している。
第２図において２ａは回転対称な中央部、２ｂは周辺部
で、中央部２ａの周囲曲線を準曲線とする線織面となつ
ており、その曲線と中央部２ａの中心軸に平行な直線と
のなす角αが、周辺部２ａの周囲曲線に沿つて設けた曲
線座標ｔの関数として与えられており、ｔを中央部２ａ
の周囲曲線に沿つて一周させるとき、特定の方向でαが
急激に変化している。ここで、第２図に示したものの電
波の経路につき、第４図に基き、概念的に更に説明する
。
で、中央部２ａの周囲曲線を準曲線とする線織面となつ
ており、その曲線と中央部２ａの中心軸に平行な直線と
のなす角αが、周辺部２ａの周囲曲線に沿つて設けた曲
線座標ｔの関数として与えられており、ｔを中央部２ａ
の周囲曲線に沿つて一周させるとき、特定の方向でαが
急激に変化している。ここで、第２図に示したものの電
波の経路につき、第４図に基き、概念的に更に説明する
。
なお、第４図は第２図に示した副反射鏡の斜視的に示し
ている。この副反射鏡２において、中央部２ａの周囲曲
線に沿つて、αを急激に変化させ，ている。このαが急
激に変化している線（以下変化線と記す。）の一つをｌ
＝１２とする。この変化線１＝１２の近傍の点Ｐｌ，Ｐ
２に入射した電波は第３図に示すように、Ｄｌ，Ｄ２方
向に放射され変化線１＝１２近傍の特定方向Φ。の範囲
には電波が放射．されない。従つて、この変化続線近傍
でのサイドローブが上昇しない。なお、αの変化のさせ
方を第５図に示す。
ている。この副反射鏡２において、中央部２ａの周囲曲
線に沿つて、αを急激に変化させ，ている。このαが急
激に変化している線（以下変化線と記す。）の一つをｌ
＝１２とする。この変化線１＝１２の近傍の点Ｐｌ，Ｐ
２に入射した電波は第３図に示すように、Ｄｌ，Ｄ２方
向に放射され変化線１＝１２近傍の特定方向Φ。の範囲
には電波が放射．されない。従つて、この変化続線近傍
でのサイドローブが上昇しない。なお、αの変化のさせ
方を第５図に示す。
ｔ＝Ｔｅの近傍つまり第５図において範囲Ｒてαを急激
に変化させている。この範囲外ではｄα／Ｄｔ＝・０は
零である。従つて、αは１周に亘つて連続であり、かつ
常に０でない。このような構造になつているので、αが
急激に変化する方向においては周辺部２ｂに当つた電波
は広い範囲に分散され、したがつて放射パターンに現わ
れるサイドローブレベルが低くなる。
に変化させている。この範囲外ではｄα／Ｄｔ＝・０は
零である。従つて、αは１周に亘つて連続であり、かつ
常に０でない。このような構造になつているので、αが
急激に変化する方向においては周辺部２ｂに当つた電波
は広い範囲に分散され、したがつて放射パターンに現わ
れるサイドローブレベルが低くなる。
この効果を利用して例えば静止衛星を対象とする衛星通
信地球局アンテナとして使用する場合、静止軌道を含む
内面に周辺部２ｂて反射された電波によるサイドローブ
レベルが低くなるように周辺部２Ｊｂの構造を定めれば
、隣接する衛星との干渉がなく、限られた資源である静
止軌道の有効利用を計ることができる。またマイクロ波
地上中継用線用のアンテナにおいてもこの発明を用いる
ことにより、隣接する他のルートとの干渉の少ない回線
の設計ができるという効果がある。以上の説明においた
て一次放射器も回転対称な構造としたがこの発明はこれ
に限らず任意の形状の一次放射器系についても使用でき
る。
信地球局アンテナとして使用する場合、静止軌道を含む
内面に周辺部２ｂて反射された電波によるサイドローブ
レベルが低くなるように周辺部２Ｊｂの構造を定めれば
、隣接する衛星との干渉がなく、限られた資源である静
止軌道の有効利用を計ることができる。またマイクロ波
地上中継用線用のアンテナにおいてもこの発明を用いる
ことにより、隣接する他のルートとの干渉の少ない回線
の設計ができるという効果がある。以上の説明においた
て一次放射器も回転対称な構造としたがこの発明はこれ
に限らず任意の形状の一次放射器系についても使用でき
る。
以上のようにこの発明によれば、回転対称な主反射鏡、
副反射鏡および任意の形状の一次放射器系から成るアン
テナにおいて、副反射鏡の中央部の周辺に上述したよう
な線識面状の周辺部を設けることによつて広角放射パタ
ーンが優れ、かつ特定の面内の近軸放射パターンの劣下
のないアンテナ装置を実現てき、衛星通信地球局用アン
テナとして静止軌道の有効利用を計り得るという利点が
ある。
副反射鏡および任意の形状の一次放射器系から成るアン
テナにおいて、副反射鏡の中央部の周辺に上述したよう
な線識面状の周辺部を設けることによつて広角放射パタ
ーンが優れ、かつ特定の面内の近軸放射パターンの劣下
のないアンテナ装置を実現てき、衛星通信地球局用アン
テナとして静止軌道の有効利用を計り得るという利点が
ある。
また地上中継回線用アンテナとして用いる場合、隣接す
るルートとの干渉を少なくし得るという利点もある。
るルートとの干渉を少なくし得るという利点もある。
第１図は従来のアンテナ装置の構成を示す断面図、第２
図はこの発明の一実施例の副反射鏡の構成を示す図、第
３図は第１図に示したものの電波の経路を概念的に示す
図、第４図は第２図に示したものの電波の経路を概念的
に示す図、第５図は第２図に示したもののαの変化を示
す図である。
図はこの発明の一実施例の副反射鏡の構成を示す図、第
３図は第１図に示したものの電波の経路を概念的に示す
図、第４図は第２図に示したものの電波の経路を概念的
に示す図、第５図は第２図に示したもののαの変化を示
す図である。
Claims (1)
- １ 回転対称な主反射鏡と副反射鏡、および任意の形状
の一次放射器系から成る複反射鏡アンテナ装置において
、上記副反射鏡は回転対称の曲面状の中央部とこの中央
部の周辺に設けられた曲面状の周辺部とからなり、上記
周辺部は上記中央部の周辺曲線を準曲線とする線織面状
の曲面をなし、その線織面の母線と上記主反射鏡、上記
中央部の中心軸とのなす角αが上記中央部の周辺曲線上
に設けた曲線座標ｔの関数として定められαのｔに関す
る微分係数ｄα／ｄｔがｔを上記中央部の周囲曲線に沿
つて一周させるとき連続でありかつ常に０ではないこと
を特徴とする複反射鏡アンテナ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11052578A JPS6056004B2 (ja) | 1978-09-08 | 1978-09-08 | 複反射鏡アンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11052578A JPS6056004B2 (ja) | 1978-09-08 | 1978-09-08 | 複反射鏡アンテナ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5537078A JPS5537078A (en) | 1980-03-14 |
| JPS6056004B2 true JPS6056004B2 (ja) | 1985-12-07 |
Family
ID=14538005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11052578A Expired JPS6056004B2 (ja) | 1978-09-08 | 1978-09-08 | 複反射鏡アンテナ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6056004B2 (ja) |
-
1978
- 1978-09-08 JP JP11052578A patent/JPS6056004B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5537078A (en) | 1980-03-14 |
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