JPS605551Y2 - 変圧器 - Google Patents

変圧器

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Publication number
JPS605551Y2
JPS605551Y2 JP3125580U JP3125580U JPS605551Y2 JP S605551 Y2 JPS605551 Y2 JP S605551Y2 JP 3125580 U JP3125580 U JP 3125580U JP 3125580 U JP3125580 U JP 3125580U JP S605551 Y2 JPS605551 Y2 JP S605551Y2
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JP
Japan
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bottom box
lower clamp
transformer
steady rest
stud
Prior art date
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Expired
Application number
JP3125580U
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English (en)
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JPS56134716U (ja
Inventor
清美 中島
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は配電用クラスの小形変圧器に係り、特に輸送中
における中身組立品の振れ止を施行した変圧器に関する
ものである。
変圧器は事故を防ぐため輸送中の振動力に対し中身組立
品の振れを最小限にする必要がある。
従来の振れ止め機構を有する、角形タンクを用いた変圧
器の一例を第1図および第2図により述べると、巻線1
1Aないし11Cを鉄心12に組込んだ中身組立品13
はベース14を取付けたタンク底箱部15の底板16上
に載置されている。
中身組立品13の上方の上部枠17と底箱部15は放熱
器18により連結されている。
鉄心12の上方および下方に設けられた上部クランプ1
9および下部クランプ20はそれぞれスタッド21によ
り固着しである。
振れ止機構としては底板16上に溶接した丸棒からなる
振れ止ピン22に、このピンの直径より若干大きい孔を
有する座23を下部クランプ20に溶接し、この座23
の孔を上記振れ止ピン22に挿入して中身組立品13の
振れを防止するものである。
上方の振れ止は上部クランプ19に固着した座24に吊
上用スタッド25を取付け、このスタッド25を上部枠
17にパツキン26を介して取付けたカバー27の座2
8に挿入しナツト29により締付けることにより行って
いる。
その他の従来例としては第3図および第4図に示すよう
に、底箱部31の短径部の幅を狭くした節油構造の形式
において、下部クランプ2oを鉄心12に締付けるスタ
ッド21のナツト32を底箱部31の側板33に当てて
Y方向の振れを防止する。
また第3図のX方向に対しては下部クランプ20を長く
してその端部20Aを底箱部31の側板34に当てて振
れを防止する。
なお上方の振れ止機構は前記した第1図および第2図と
同一の構造である。
かかる中身組立品13の下方の振れ止機構には次の欠点
を有する。
第1図および第2図の方式は振れ止ピン22および座2
3の材料費および加工費ならびに座23の下部クランプ
20への取付費と振れ止ピン22の底板16への取付費
を必要としコストを高くする。
第3図および第4図の方式は節油を計れるが、下部クラ
ンプ20を長くするので材料費を高くする。
本考案はこれらの欠点を除去したものでその目的は、簡
単な構造にしてコストを低くしながら確実に中身組立品
の振動を防止すると共に節油量を増加した変圧器を提供
することにある。
以下本考案の詳細を一実施例である第5図ないし第9図
について説明する。
底箱部51は従来例と同様に上部枠(図示せず)に放熱
器18により連結されており、その短径側は幅を狭くし
て節油構造となっている。
下部クランプ20を鉄心12に締付けるスタッド21の
ナツト32と同位置になる底箱部51の側板51Aにナ
ツト32がかろうじて収まる大きさの凹部52を4個所
設け、かつ下部クランプ20と側板51Aとの間隙は従
来例である第4図より少くする。
上記した凹部52は第8図および第9図に示すように、
側板51Aの部分に第6図のスタッド21の両端に締付
けるナツト32の位置する4個所に凹部52に相当する
凸部をプレス型(図示せず)に設け、さらに上部板51
Bに凹部52の上方にこれとほぼ同形状の孔51Gを打
抜型(図示せず)を設けて成形する。
しかして折り曲は線53Aないし53Cをそれぞれ直角
にプレス型(図示せず)で成形することにより、凹部5
2と孔51Cとは合致するのでこの部分を51Dのよう
に溶接することにより底箱部51を形成する。
かかる構成において上方の振れ止めを第2図に示したよ
うにスタッド25により行えば、輸送中の下方の振動の
うちY方向は下部クランプ20と底箱部51の側板51
Aとの間ならびに下部クランプ20の締付用スタッド2
1のナツト32と凹部52との間で、モしてX方向はナ
ツト32と凹部52との間で防止する。
本考案における変圧器は上述したように、下部クランプ
を鉄心に締付けるスタッドのナツトに対応する底箱部の
側板に上記ナツトがかろうじて収まる大きさの凹部を設
けると共に、下部クランプと上記側板との間隙も径小に
したので輸送中の振動を確実に防止することができる。
その他振れ止ピンとこのピンを挿入する下部クランプの
座も不要となったので、それらの材料費と加工費を節約
することができる。
さらに従来の第3図および第4図に比較して節油量も増
大する。
即ち従来例の第4図および本考案実施例の第6図におい
て、ナツト32の高さAを1−、ナツト面から底箱部の
側板までの余裕g□を5wnとし、第6図において下部
クランプ20から側板51Aまでの余裕らを5TrrI
It1底箱部51の長径をI、cm、底箱部51の高さ
をHcmとし底箱部51の下部クランプ20と側板51
Aとの間の容積をVcrftとすると、 第4図の場合V1= 2 X (0,5+1 ) X
L X H= 3LHcft 第6図の場合V2= 2 xQ、5x L X H=L
Ha+¥となり、Vl−V2=2LHcdである。
仮ニL = 80cm、 H=10cmのタンクでは■
I V2= 2 X 80X 10=1600cJで
約1.6/の油を節約する。
このように本考案によれば底箱部に凹部を設ける費用の
増加はあるものの、従来例に比較すると節油量は増大す
ると共に、振れ止ピンおよび下部クランプの座は不要と
なるのでそれらの材料費および加工費は不要となり、総
合すると低コストの変圧器の提供を可能にする。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来例を示し第1図は一部を断面
した正面図、第2図は第1図の2−2線断面図、第3図
および第4図は他の従来例を示し第3図は一部を断面し
た下部正面図、第4図は第3図の4−4線断面図、第5
図ないし第9図は本考案の一実施例を示し第5図は一部
を断面した下部正面図、第6図は第5図の6−6線断面
図、第7図は第5図の7−7線断面図、第8図は底箱部
の一部斜視図、第9図は底箱部の材料展開図である。 12・・・・・・鉄心、20・・・・・・下部クランプ
、21・・・・・・スタッド、32・・・・・・ナツト
、51・・・・・・底箱部、52・・・・・・凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 巻線を組込んだ鉄心をタンク内に収納したものにおいて
    、前記鉄心の下方に設けられた下部クランプをスタッド
    およびナツトにより締付け、このスタッド及びナツト・
    の両端部が収まる大きさの凹部を前記タンクの底箱部に
    設けたことを特徴とする変圧器。
JP3125580U 1980-03-11 1980-03-11 変圧器 Expired JPS605551Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3125580U JPS605551Y2 (ja) 1980-03-11 1980-03-11 変圧器

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JP3125580U JPS605551Y2 (ja) 1980-03-11 1980-03-11 変圧器

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Publication Number Publication Date
JPS56134716U JPS56134716U (ja) 1981-10-13
JPS605551Y2 true JPS605551Y2 (ja) 1985-02-21

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ID=29627114

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JP3125580U Expired JPS605551Y2 (ja) 1980-03-11 1980-03-11 変圧器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7485461B2 (ja) * 2018-08-02 2024-05-16 東芝インフラシステムズ株式会社 モールド形静止誘導機器

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JPS56134716U (ja) 1981-10-13

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