JPS6055287B2 - フレキシブルパイプの製造方法 - Google Patents
フレキシブルパイプの製造方法Info
- Publication number
- JPS6055287B2 JPS6055287B2 JP53069874A JP6987478A JPS6055287B2 JP S6055287 B2 JPS6055287 B2 JP S6055287B2 JP 53069874 A JP53069874 A JP 53069874A JP 6987478 A JP6987478 A JP 6987478A JP S6055287 B2 JPS6055287 B2 JP S6055287B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall material
- pipe
- vibrator
- flexible
- flexible pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はガスや液体等の流体を送るフレキシブルパイプ
の製造方法に関するものである。
の製造方法に関するものである。
従来例えば家庭用の燃料ガス等の供給用パイプとしてフ
レキシブルパイプは種種知られており広く用いられてい
るが、一般に第１図に示すようにゴムやプラスチック製
のパイプ１を用いるが、従来技術によればこのパイプ１
に曲げ力が加わつたときに第２図に示すように折曲箇所
２でパイプ１の上下の壁が密着してパイプ１内の断面空
間が部分的に極度に小さくなるか、全くなくなつてしま
い、パイプ１内部を流れる流体が移動できなくなり、ガ
ス中毒やパイプの破裂等の事故が度々発生するという欠
点があつた。
レキシブルパイプは種種知られており広く用いられてい
るが、一般に第１図に示すようにゴムやプラスチック製
のパイプ１を用いるが、従来技術によればこのパイプ１
に曲げ力が加わつたときに第２図に示すように折曲箇所
２でパイプ１の上下の壁が密着してパイプ１内の断面空
間が部分的に極度に小さくなるか、全くなくなつてしま
い、パイプ１内部を流れる流体が移動できなくなり、ガ
ス中毒やパイプの破裂等の事故が度々発生するという欠
点があつた。
そこで本出願人は種々研究の結果、実願昭５２−１４１
９荀号として折曲箇所においてパイプ１内の断面積が小
さくならないフレキシブルパイプを得ることができた。
９荀号として折曲箇所においてパイプ１内の断面積が小
さくならないフレキシブルパイプを得ることができた。
すなわち第３図に示すようにゴムやプラスチック等の柔
軟性素材からなるパイプの内壁に、硬質プラスチック材
、例えば硬質ポリエチレン、ポリプロピレン等を素材と
した内壁材５が密着して構成される。そして、パイプ４
とと内壁材５とは、くつつきにくい材質で構成するのが
好しく例えばパイプ４が塩化ビニール、内壁材５が硬い
材料のものが選択できる。内壁材５はその周壁に沿つて
スパイラル状の切断部６が形成され、これらパイプ４及
び内壁材５からなるフレキシブルパイプ３を屈曲したと
きに内壁材５は第５図の如く引張られて伸びスパイラル
状となり、第４図に示す如く屈曲してもその断面は補強
されて断面を縮小させない。このようにパイプ４とスパ
イラル状の切断した内壁材５より成るフレキシブルパイ
プ３はきわめて好適なものてある。
軟性素材からなるパイプの内壁に、硬質プラスチック材
、例えば硬質ポリエチレン、ポリプロピレン等を素材と
した内壁材５が密着して構成される。そして、パイプ４
とと内壁材５とは、くつつきにくい材質で構成するのが
好しく例えばパイプ４が塩化ビニール、内壁材５が硬い
材料のものが選択できる。内壁材５はその周壁に沿つて
スパイラル状の切断部６が形成され、これらパイプ４及
び内壁材５からなるフレキシブルパイプ３を屈曲したと
きに内壁材５は第５図の如く引張られて伸びスパイラル
状となり、第４図に示す如く屈曲してもその断面は補強
されて断面を縮小させない。このようにパイプ４とスパ
イラル状の切断した内壁材５より成るフレキシブルパイ
プ３はきわめて好適なものてある。
しカルながらこのフレキシブルパイプ３を製造するに際
し、スパイラル状の切断部６を形成した内壁材５の周囲
にパイプ４を押出し被覆するが内壁材５の供給速度とフ
レキシブルパイプ３の引張り速度とを一致させることは
きわめて困難であり、そのためにパイプ４の押出し被覆
工程において内壁材５に第６図に示すように引張り力が
生じＪ内壁材５が第６図の如く伸張した状態て被覆され
るのでかかるフレキシブルパイプ３の効果が薄れるとい
う欠点があつた。
し、スパイラル状の切断部６を形成した内壁材５の周囲
にパイプ４を押出し被覆するが内壁材５の供給速度とフ
レキシブルパイプ３の引張り速度とを一致させることは
きわめて困難であり、そのためにパイプ４の押出し被覆
工程において内壁材５に第６図に示すように引張り力が
生じＪ内壁材５が第６図の如く伸張した状態て被覆され
るのでかかるフレキシブルパイプ３の効果が薄れるとい
う欠点があつた。
したがつて本発明の目的はフレキシブルパイプの製造工
程中において内壁材が伸張せず、かつフ；レキシブルパ
イプの使用中は内壁材が伸張できるフレキシブルパイプ
の製造方法を提供するにある。
程中において内壁材が伸張せず、かつフ；レキシブルパ
イプの使用中は内壁材が伸張できるフレキシブルパイプ
の製造方法を提供するにある。
以下第７図ないし第１０図を参照して本発明の実施例を
説明する。
説明する。
第７図において内壁材５を形成するための素材であるバ
イブ５ａは切断機１０に送られる。
イブ５ａは切断機１０に送られる。
この切断機１０は例えば切断ナイフがバイブ５ａのまわ
りを回転する形式のもので、バイブ５ａが送りながらナ
イフを回転することによつてバイブ５ａにはスパイラル
状の切断部６が形成される。この内壁材５は送りローラ
１１で押出しダイ１２に送られる。この押出しダイ１２
において押出機１３から押出されるプラスチックが内壁
材５のまわりに押出し被覆するバイブ４が形成され、フ
レキシブルバイブ３が構成される。このフレキシブルバ
イブ３は引取ローラ１４によつて引取られる。なお図示
の実施例は切断工程と被覆押出し工程とを連続して行つ
ているが、本発明の実施に際してこれらの工程は別別に
行うことができる。本発明によれば内壁材５を形成する
素材であるバイブ５ａは第８図に示すように内側の内面
８にその軸線方向に延びる少なくとも１つの突起９（図
示の実施例では１つ）が１本に設けられている。この突
起９はバイブ５ａの押出し成形に際し、タイをそのよう
に加工することによつて容易に形成できる。次に切断機
１０においてバイブ５ａをスパイラル状に切断するに際
してこの突起９を残してバイブ５ａのみに切断部６を切
断する。
りを回転する形式のもので、バイブ５ａが送りながらナ
イフを回転することによつてバイブ５ａにはスパイラル
状の切断部６が形成される。この内壁材５は送りローラ
１１で押出しダイ１２に送られる。この押出しダイ１２
において押出機１３から押出されるプラスチックが内壁
材５のまわりに押出し被覆するバイブ４が形成され、フ
レキシブルバイブ３が構成される。このフレキシブルバ
イブ３は引取ローラ１４によつて引取られる。なお図示
の実施例は切断工程と被覆押出し工程とを連続して行つ
ているが、本発明の実施に際してこれらの工程は別別に
行うことができる。本発明によれば内壁材５を形成する
素材であるバイブ５ａは第８図に示すように内側の内面
８にその軸線方向に延びる少なくとも１つの突起９（図
示の実施例では１つ）が１本に設けられている。この突
起９はバイブ５ａの押出し成形に際し、タイをそのよう
に加工することによつて容易に形成できる。次に切断機
１０においてバイブ５ａをスパイラル状に切断するに際
してこの突起９を残してバイブ５ａのみに切断部６を切
断する。
第９図にその，切断している工程を示し、したがつてバ
イブ５ａはスパイラル状に切断されているが、この突起
９によつて互いに連続されている。押出し被覆工程にお
いて第１０図に示すようにバイブ４が内壁材５のまわり
に押出され被覆されζるが、その際第６図に示すように
内壁材５に引張り力が作用しても突起９によつて内壁材
は伸張することがないので、第３図に示すように各スパ
イラルが連続した状態で被覆される。したがつて本発明
によれば送りローラ１１は引壬取ローラ１４の速度およ
びバイブ４の押出速度を）従来の押出し被覆技術と同様
の制御を行つて内壁材５伸張していないフレキシブルバ
イブ３を得ることができる。
イブ５ａはスパイラル状に切断されているが、この突起
９によつて互いに連続されている。押出し被覆工程にお
いて第１０図に示すようにバイブ４が内壁材５のまわり
に押出され被覆されζるが、その際第６図に示すように
内壁材５に引張り力が作用しても突起９によつて内壁材
は伸張することがないので、第３図に示すように各スパ
イラルが連続した状態で被覆される。したがつて本発明
によれば送りローラ１１は引壬取ローラ１４の速度およ
びバイブ４の押出速度を）従来の押出し被覆技術と同様
の制御を行つて内壁材５伸張していないフレキシブルバ
イブ３を得ることができる。
また第５図に示すように曲折した場合にはこの突起９は
引張り力によつて切断するので、その後の使用には何の
差支かえもない。
引張り力によつて切断するので、その後の使用には何の
差支かえもない。
したがつて突起９の断面積に押出し被覆工程において内
壁材が伸張せず、使用中の曲げに対して切断するような
寸法に設計しなければならない。
壁材が伸張せず、使用中の曲げに対して切断するような
寸法に設計しなければならない。
以上の如く本発明によれば内壁材の素材となるバイブ５
ａの内面８に突起９を設け、この突起９を残してバイブ
５ａをスパイラル状に切断部を切り込むことによつて従
来の押出し被覆技術を用いて好適にスパイラル状の内壁
材を有するフレキシブルバイブを製造することができる
。なお、突起９を複数個設ける場合は角度的に同じ角度
離れた位置に設けるのが好ましい。
ａの内面８に突起９を設け、この突起９を残してバイブ
５ａをスパイラル状に切断部を切り込むことによつて従
来の押出し被覆技術を用いて好適にスパイラル状の内壁
材を有するフレキシブルバイブを製造することができる
。なお、突起９を複数個設ける場合は角度的に同じ角度
離れた位置に設けるのが好ましい。
第１図は従来のフレキシブルバイブの斜視図、第２図は
第１図の従来バイブを曲折した状態を示す側面図、第３
図はスパイラル状に切断した内壁材を挿入したフレキシ
ブルバイブを示す斜視図、第４図は第３図に示すバイブ
を曲折した状態を示す側面図、第５図は第４図の状態に
おいて内壁材の曲折の態様を示す斜視図、第６図は内壁
材を伸張させた所を示す側面図、第７図は本発明に係る
フレキシブルバイブを製造する工程を説明するためのブ
ロック図、第８図は本発明に実施する内壁材の素材バイ
ブの斜視図、第９図は第８図のバイブをスパイラル状に
切断した所を示す斜視図、第１０図は本発明に係るフレ
キシブルバイブを押し出し被覆した状態を示す斜視図で
ある。 ３・・・・・・フレキシブルバイブ、４・・・・・・バ
イブ、５・・・・・・内壁材、５ａ・・・・・・内壁材
の素材バイブ、９・・・・・・突起、１０・・・・・・
切断機、１２・・・・・・押出し被覆ダイ、１３・・・
・・・押出機。
第１図の従来バイブを曲折した状態を示す側面図、第３
図はスパイラル状に切断した内壁材を挿入したフレキシ
ブルバイブを示す斜視図、第４図は第３図に示すバイブ
を曲折した状態を示す側面図、第５図は第４図の状態に
おいて内壁材の曲折の態様を示す斜視図、第６図は内壁
材を伸張させた所を示す側面図、第７図は本発明に係る
フレキシブルバイブを製造する工程を説明するためのブ
ロック図、第８図は本発明に実施する内壁材の素材バイ
ブの斜視図、第９図は第８図のバイブをスパイラル状に
切断した所を示す斜視図、第１０図は本発明に係るフレ
キシブルバイブを押し出し被覆した状態を示す斜視図で
ある。 ３・・・・・・フレキシブルバイブ、４・・・・・・バ
イブ、５・・・・・・内壁材、５ａ・・・・・・内壁材
の素材バイブ、９・・・・・・突起、１０・・・・・・
切断機、１２・・・・・・押出し被覆ダイ、１３・・・
・・・押出機。
Claims (1)
- １ 内面に軸線方向に延びる少なくとも１つの突起を有
するパイプを準備し、その突起をのこしてパイプのみを
スパイラル状に切断して内壁材となし、そのスパイラル
状に切断した内壁材の周囲にパイプを押出し被覆するこ
とを特徴とするフレキシブルパイプの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53069874A JPS6055287B2 (ja) | 1978-06-12 | 1978-06-12 | フレキシブルパイプの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53069874A JPS6055287B2 (ja) | 1978-06-12 | 1978-06-12 | フレキシブルパイプの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54161681A JPS54161681A (en) | 1979-12-21 |
| JPS6055287B2 true JPS6055287B2 (ja) | 1985-12-04 |
Family
ID=13415358
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53069874A Expired JPS6055287B2 (ja) | 1978-06-12 | 1978-06-12 | フレキシブルパイプの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6055287B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998009297A1 (fr) * | 1996-08-26 | 1998-03-05 | Tokin Corporation | Tube magnetique composite, son procede de fabrication, et tube de suppression d'interferences electromagnetiques |
-
1978
- 1978-06-12 JP JP53069874A patent/JPS6055287B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998009297A1 (fr) * | 1996-08-26 | 1998-03-05 | Tokin Corporation | Tube magnetique composite, son procede de fabrication, et tube de suppression d'interferences electromagnetiques |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54161681A (en) | 1979-12-21 |
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