JPS6054842B2 - タイヤ加硫機における流体給排装置 - Google Patents

タイヤ加硫機における流体給排装置

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JPS6054842B2
JPS6054842B2 JP16349680A JP16349680A JPS6054842B2 JP S6054842 B2 JPS6054842 B2 JP S6054842B2 JP 16349680 A JP16349680 A JP 16349680A JP 16349680 A JP16349680 A JP 16349680A JP S6054842 B2 JPS6054842 B2 JP S6054842B2
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JP
Japan
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discharge
supply
fluid supply
fluid
tire
Prior art date
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JP16349680A
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JPS5787348A (en
Inventor
東八郎 左近
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Publication date
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、タイヤ加硫機における流体給排装置の改良に
関する。
従来、センターポスト、ピストングランド、及び上、下
部リングとから成る中心機構を有するタイヤ加硫機、特
に第1図に示す如く、下部リング1と、該下部リング1
を貫通するセンターポスト2に取付けた上部リング3と
でブラダー6を支持して成る加硫機では、ピストングラ
ンド10に設けた給管7、排管7’からブラダー6を介
してタイヤ9の内部に温水、スチーム、ガス、冷却水等
の流体を順次に給排して生タイヤ9を加硫成型するもの
であるが、給排管7、7’を中心機構の芯部分であるピ
ストングランド10に設けているために、生タイヤ9と
給排管7、7’との距離が長くなり生タイヤ9の内部に
おける温水や冷却水の流れが悪く加硫不足や過加硫を生
じ易いという問題があり、ヒート径の大きいタイヤでは
特にこの傾向が一段と強く、また、温水又は冷却水の充
満時に、生タイヤ9の内方上部に残つたガス(例えばエ
アー、窒素ガス、スチームガス)により温水の供給が遅
れたり、残留ガスの部分が冷却不足となり、加硫ムラを
生じ易いという問題があつた。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、
上部又は下部リングのいずれか一方若しくは双方に、半
径方向の少なくとも1個の流体給排機構を設けて、流体
の給排口をタイヤに、より接近せしめることにより、流
体の動きや流れを良くすると同時に、上記給排機構を上
部リングに設けることによりガス抜きを迅速かつ充分に
し、加熱、冷却を均一化して加硫不足を事前に防止し得
るようにしたものである。以下、本発明の実施例を添付
図面について詳細)に説明する。
第2図に示すように、中心機構の芯部分であるピストン
グランド10を貫通する流体の給管7、排管7’を2個
設けると共に、上部リング3の内面には、金型4内に装
填した生タイヤ9の内方部7分に近い外周面に開口する
流体給排通孔8を複数個設ける。
この通孔8は下部リング1の内面に穿設してもよく、又
通孔数は1個だけでもよい。上記ピストングランド10
の排管7″にはニップル11を取付けると共に、上部リ
ング3の給排通孔8にもニップル12を取付けて、両ニ
ップル11,12を、センターポスト2に巻回したフレ
キシブルホース13で接続する。該フレキシブルホース
13の軸方向の伸縮量は、センターポスト2による上部
リング3の昇降に制限を与えない量とする。しかして、
上記のように流体給排装置を構成すれば、この流体給排
通孔8により、温水工程における温水充満時(このとき
温水はピストングランド10に設けた給管7から供給さ
れている。
)には、プラグ−6内上部に残留しているエアーの排出
を行うことができ、更に又、ガス工程やスチーム工程に
続く冷却水工程における冷却水充満時には、プラグ−6
内上部に残溜しているガス又はスチームを排出すること
ができる。つまり、ガス排出口としての通孔8は、従来
の排管7″よりも上側で、かつタイヤ9内方により近く
位置するために無理なく迅速に残溜ガス体を抜くことが
できるのである。
このために、温水、冷却水の流入が早くなり、加熱、冷
却が均一化するようになる。また、ガス排出完了後の温
水又は冷却水の循環時は、上部リング3の給排通孔8を
温水又は冷却水の給排管として、従来の給管7に加えて
使用することができる。
上記各温水、冷却水の給排過程において、上部リング3
の給排通孔8は、従来のピストングランドに設けた給排
管7,7″に比しタイヤ9の内方.部分により近いから
、タイヤ9内部における流体の流れがそれだけ良くなり
、加熱、冷却が均一化するようになる。
流体給排機構は、上部又は下部リング1,3の表面に沿
つて配管バンド、溶接などにより支持固.定した鋼管、
銅管などの給排通管とすることができる。
通管の利点は、通孔に比し加工が比較的容易であること
である。上記各給排通孔8と給排管7,7″による給排
切換えは、自動操作弁によりシーケンス制御に基一づい
て行なわれる。
例えば、温水工程と冷却水工程と循環工程とからなる加
硫工程の主要部について、給排通管8と給排管7,7″
の給排切換制御の事例を第2図と下表に示す。
なお、上記フレキシブルホース13に代え、センターポ
スト2に形成した流体給排通路を上部リング給排通孔8
に接続して、流体を給排制御する構成としても良い。
なお又、本発明はプラグーを有しない加硫機についても
勿論適用することができる。
以上の説明からも明らかなように、本発明は、ピストン
グランド内部に設けた給排管に対して、上部リングの内
面又は表面に給排機構を設け、上部リングの外周面に開
口させたものであるから、”ピストングランドに設けた
給管からの温水、冷却水の供給充満時には、ガスを上記
給排機構から迅速に排出することができ、温水、冷却水
の流入が迅速になることと相まつて、加熱、冷却が均一
化されるようになり、また温水又は冷却水の循環時には
、上記給排機構を温水又は冷却水の供給用として使用す
ることができ、より加熱、冷却が均一化されるようにな
る。
さらに、給排機構を上部リング又は下部リングのいずれ
に設けた場合においても、その給排口はタイヤの内方部
分により近くなるので、タイヤ内部における流体の流れ
が良くなり、加熱、冷却の均一化を促進するようになる
さらにまた、冷却工程でタイヤ内の不活性ガスが抜けな
いときは、冷却水が充満するにしたがつて残溜ガスが圧
縮され、プラグー内の圧力が上がつてその反力が加硫ブ
レスの締付力を上回る場合がある。
そうすると、締付力の不足が生じてタイヤの加硫に悪い
影響を与えるが、本案ではこのようなこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のタイヤ加硫機における流体給排装置の断
面図、第2図は本発明に係る流体給排装置の断面図であ
る。 1・・・・・・下部リング、2・・・・・・センターポ
スト、3)・・・・・・上部リング、6・・・・・・プ
ラグー、7・・・・・・給管、7″・・・・・・排管、
8・・・・・・給排通孔、9・・・・・・生タイヤ、1
0・・・・・・ピストングランド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 センターポストとピストングランド及び上部リング
    と下部リングと、ピストングランドに設けた流体給管と
    流体排管とからなる中心機構を有するタイヤ加硫機にお
    いて、上記上部リングに半径方向の少なくとも1個の流
    体給排機構を設けるとともに、この流体給排機構を上記
    流体排管に連通させたことを特徴とするタイヤ加硫機に
    おける流体給排装置。 2 上記流体給排機構とピストングランドに設けた流体
    排管とをフレキシブルホースを介して接続したことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のタイヤ加硫機にお
    ける流体給排装置。
JP16349680A 1980-11-19 1980-11-19 タイヤ加硫機における流体給排装置 Expired JPS6054842B2 (ja)

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JPS5787348A JPS5787348A (en) 1982-05-31
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JP6464597B2 (ja) * 2014-07-30 2019-02-06 横浜ゴム株式会社 空気入りタイヤの加硫装置

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JPS5787348A (en) 1982-05-31

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