JPS6054835B2 - レ−ザ穴あけ加工方法 - Google Patents

レ−ザ穴あけ加工方法

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Publication number
JPS6054835B2
JPS6054835B2 JP54161225A JP16122579A JPS6054835B2 JP S6054835 B2 JPS6054835 B2 JP S6054835B2 JP 54161225 A JP54161225 A JP 54161225A JP 16122579 A JP16122579 A JP 16122579A JP S6054835 B2 JPS6054835 B2 JP S6054835B2
Authority
JP
Japan
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laser beam
workpiece
drilling
hole
drilling method
Prior art date
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Expired
Application number
JP54161225A
Other languages
English (en)
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JPS5684190A (en
Inventor
康之 吉田
智 鈴木
常登 広実
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5684190A publication Critical patent/JPS5684190A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はレーザ穴あけ加工方法の改良に関するもので
あり、レーザ穴あけにおける穴の目詰りを防止すると共
に穴あけ精度を向上せしめ、加工能率を促進せんとする
ものである。
従来レーザにより微小径の深穴あけ加工を行う場合、
第1図に示す如くパルス状(間欠的に発生する)のレー
ザビーム1を凸レンズ2等により集束し、被加工物3に
照射する。
この場合レーザビームの焦点4は被加工物3の表面域は
表面よりやや下側に設定され、焦点におけるレーザビー
ムパワ密度は極めて高く (約10’wIcTl以上)
なることから被加工物は瞬時のうちに溶融蒸発し、穴あ
け加工が進行する。なお被加工物に貫通孔を形成するた
めには上記パルス状のレーザビームを1〜数10目照射
する必要がある。 このようにして穴あけ加工を行つた
場合、レーザビーム照射点の部材が溶融、蒸発して、溶
融物域は蒸気として被加工物の上面域は下面に飛散るこ
とにより穴あけが進行するものであるが、溶融物5が穴
から外部に飛散することなく第2図に示す如く穴の内部
に残留するため穴の目詰りがおきて、穴あけ精度におい
て均一なものを得ることができないものであつた。
また穴あけ加工中に穴内に溶融物が停留すると次のパル
スのレーザビームは穴内に残留した溶融物に吸収され加
工能率が著しく低下するものでであつた。 本発明はか
かる欠点を改善せんとして鋭意研究を行つた結果、溶融
物が穴から外部に脱出し易くしたものである。
即ち本発明の方法はレーザビーム照射による穿孔方法に
おいて、被加工物の下方よりレーザビームを照射すると
共にレーザビームの照射により溶融蒸発が盛んになつた
後、被加工物を上方へ急速に移動させレーザビーム照射
により溶融もしくは蒸発した被加工物質を慣性により穿
孔より孔外に排出させることを特徴とするものである。
本発明の一実施例を図面にもとつき詳細に説明する。
被加工物6例えば厚さ2T1r!!Lの炭素鋼板に穴径
0.1Tfr!FLの穴あけ加工を行うに際し、第3図
に示す如くその下方からレーザビーム7を照射する。然
る後レーザビーム7の照射により溶融蒸発が盛んになつ
た時点において第4図と示す如く被加工物6をハンマー
8にて上方に打撃する。この場合重力及び打撃による慣
性力により穴内に発生する溶融物はすべて穴の外部に放
出されるため穴内に目詰りすることなく、吹パルスのレ
ーザビームは穴内の溶融物に妨げられることなく穴の最
深部に到達し迅速に穴あけ加工を行うことが出来るもの
である。
なお本発明方法において被加工物に打撃をあたえるのは
慣性力による溶融物の除去のために行うものであり、上
記の如くハンマーの他第5図の如くバネ9を利用する方
法又は第6図の如く電磁石10を利用する方法など何れ
の方法により行つてもよい。
斯くして本発明方法によれば穴に目詰りを生成せしめる
ことなく従来方法に比して加工時間を↓に短縮すること
が出来た。
以上詳述した如く本発明方法によればエンジン部品、油
圧部品の穴あけ加工に適用し穴の目詰りを防止し且つそ
の加工能率を著しく向上する等顕著な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来におけるレーザビームによる穴あけ加工方
法の概念図、第2図は従来方法により穴あけ加工後の概
略説明図、第3図乃至第6図は本発明による穴あけ加工
方法の概略説明図である。 1・・・・・ルーザビーム、2・・・・・・凸レンズ、
3・・・・・・被加工物、4・・・・・・焦点、5・・
・・・・溶融物、6・・・・・・被加工物、7・・・・
・ルーザビーム、8・・・・・・ハンマー、9・・・・
・・ばね、10・・・・・・電磁石。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 レーザビーム照射による穿孔方法において、被加工
    物の下方よりレーザビームを照射すると共にレーザビー
    ム照射により溶融蒸発が盛んになつた後、被加工物を上
    方へ急速に移動させレーザビーム照射により溶融もしく
    は蒸発した被加工物質を慣性により穿孔より孔外に排出
    させることを特徴とするレーザ穴あけ加工方法。
JP54161225A 1979-12-12 1979-12-12 レ−ザ穴あけ加工方法 Expired JPS6054835B2 (ja)

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JPS5684190A JPS5684190A (en) 1981-07-09
JPS6054835B2 true JPS6054835B2 (ja) 1985-12-02

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6263414U (ja) * 1985-10-11 1987-04-20
JPS6319416A (ja) * 1985-08-28 1988-01-27 テ−エルヴエ−・エ−レンライヒ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフトウング・ウント・コンパニ−・コマンデイ−トゲゼルシヤフト 玉継手

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6319416A (ja) * 1985-08-28 1988-01-27 テ−エルヴエ−・エ−レンライヒ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフトウング・ウント・コンパニ−・コマンデイ−トゲゼルシヤフト 玉継手
JPS6263414U (ja) * 1985-10-11 1987-04-20

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JPS5684190A (en) 1981-07-09

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