JPS6054415B2 - 耳縁形成装置 - Google Patents
耳縁形成装置Info
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- JPS6054415B2 JPS6054415B2 JP7682178A JP7682178A JPS6054415B2 JP S6054415 B2 JPS6054415 B2 JP S6054415B2 JP 7682178 A JP7682178 A JP 7682178A JP 7682178 A JP7682178 A JP 7682178A JP S6054415 B2 JPS6054415 B2 JP S6054415B2
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- Japan
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- guide
- holder
- thread
- rods
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は耳縁形成装置に関し、更に詳細には搦みを組
織を用いた織布耳縁を形成する装置の改良に関するもの
である。
織を用いた織布耳縁を形成する装置の改良に関するもの
である。
搦み組織は搦み経と地経と緯糸とによつて形成されるが
この内もじり組織においては搦み経は常に緯糸の上に来
る。
この内もじり組織においては搦み経は常に緯糸の上に来
る。
この発明は搦み組織中このもじり組織を利用した耳縁の
形成技術を対象とするものである。搦み組織の形成の際
には、搦み経を適宜なビック数毎に地経の左右に位置を
変えさせて、地経に搦み糸を絡みつく様にしてやる必要
がある。
形成技術を対象とするものである。搦み組織の形成の際
には、搦み経を適宜なビック数毎に地経の左右に位置を
変えさせて、地経に搦み糸を絡みつく様にしてやる必要
がある。
この作業のために従来から種々の形式の装置が用いられ
ているが、そのいずれもが次の様な諸欠点を少くとも1
つは有したもので、作用効果面からみて充分なものとは
言えないのが現状である。(イ)充分に丈夫な耳縁を形
成しようとすると勢い構造的に大型、複雑化せざるを得
なかつた。(0)運動的に複雑で、可動部材が多いため
、故障が起き易く、装置としての耐久性に乏しかつ.た
。(ハ)糸と導糸部材との接触位置が限られているため
、糸道がつき易く、糸の毛羽立ちや糸切れを避けるには
ひんぱんに部品を交換する必要があつた。
ているが、そのいずれもが次の様な諸欠点を少くとも1
つは有したもので、作用効果面からみて充分なものとは
言えないのが現状である。(イ)充分に丈夫な耳縁を形
成しようとすると勢い構造的に大型、複雑化せざるを得
なかつた。(0)運動的に複雑で、可動部材が多いため
、故障が起き易く、装置としての耐久性に乏しかつ.た
。(ハ)糸と導糸部材との接触位置が限られているため
、糸道がつき易く、糸の毛羽立ちや糸切れを避けるには
ひんぱんに部品を交換する必要があつた。
((ニ)関連部材の運動が複雑であるため、織機の高速
運転に追随する事が難しく、又搦みの数を増加する事が
困難であつた。
運転に追随する事が難しく、又搦みの数を増加する事が
困難であつた。
(ホ)構造的に複雑なため外部から視認できない部分も
多く、故障等の発見が遅れるばかりでなく、保全作業が
やり難い。
多く、故障等の発見が遅れるばかりでなく、保全作業が
やり難い。
(へ)搦みのための糸の移動に際して、糸に無理な屈曲
が掛るので糸を傷め易い。
が掛るので糸を傷め易い。
この発明は上記した様な諸欠点の除去を目的としたもの
で、その特徴は、まず第1に搦みを一越にした所謂MA
V方式によつた点にあり、第2にヘルドの開口運動を利
用して関連部材に単純な上下運動をのみ行わせるように
した点にあり、第3ノに斜溝に沿つて糸を左右に振分け
る様にして糸と部材との接触域を大きくした点にあり、
第4に糸をしてその本来の走行方向から若干屈曲するだ
けで上記の様な左右への振分けを行わせる様にした点に
ある。
で、その特徴は、まず第1に搦みを一越にした所謂MA
V方式によつた点にあり、第2にヘルドの開口運動を利
用して関連部材に単純な上下運動をのみ行わせるように
した点にあり、第3ノに斜溝に沿つて糸を左右に振分け
る様にして糸と部材との接触域を大きくした点にあり、
第4に糸をしてその本来の走行方向から若干屈曲するだ
けで上記の様な左右への振分けを行わせる様にした点に
ある。
以下添付の図面によつて更に詳細にこの発明の耳縁形成
装置について説明する。
装置について説明する。
尚、以下の説明においては、理解を容易とするために、
装置を織機に据付けた状態て記載し、この観点から1上
下前後ョ等の表現を用いるが、そ゜の構造上特にこれら
の表現に限定されるものでない事は勿論である。
装置を織機に据付けた状態て記載し、この観点から1上
下前後ョ等の表現を用いるが、そ゜の構造上特にこれら
の表現に限定されるものでない事は勿論である。
尚J前後ョとは織機に取付けた状態において、布側を1
前ョとし、経ビーム側を1後ョとしたものである。第1
〜3図に示すのはこの発明の装置の第1の実施態様であ
る。
前ョとし、経ビーム側を1後ョとしたものである。第1
〜3図に示すのはこの発明の装置の第1の実施態様であ
る。
前後に難問してかつ上下方向に平行に延設された前ロッ
ド2と後ロッド4は夫々上下端に、横断面積のより大な
る上ピース2a,4aと下ピース2b,4bとを一体に
有しており、これらピースを介して両ロッド2,4は夫
々の平織用ヘルド(図示せず)に一体に上下する様に連
絡されている。上ピース2a,4aの下側にはガイド針
ホルダー6a(以下1上ホルダーョと略記する)が両ロ
ッド2,4に遊嵌されて位置しており、下ピース2b,
4bには振分ガイドホルダー6b(以下1下ホルダーョ
と略記する)がやはり両ロッド2,4に遊嵌されて位置
している。
ド2と後ロッド4は夫々上下端に、横断面積のより大な
る上ピース2a,4aと下ピース2b,4bとを一体に
有しており、これらピースを介して両ロッド2,4は夫
々の平織用ヘルド(図示せず)に一体に上下する様に連
絡されている。上ピース2a,4aの下側にはガイド針
ホルダー6a(以下1上ホルダーョと略記する)が両ロ
ッド2,4に遊嵌されて位置しており、下ピース2b,
4bには振分ガイドホルダー6b(以下1下ホルダーョ
と略記する)がやはり両ロッド2,4に遊嵌されて位置
している。
これらのホルダー6a,6bには、後方に配設されたバ
ネ8の両端が適宜連結されており、このバネカにより上
ホルダー6aは上ピース2a,4aに、又、下ホルダー
6bは下ピース2b,4bに夫々弾性的に押圧された状
態にある。上ホルダー6aにはその前面側方に偏在して
下方に延設された2叉状のガイド針10が上端において
固定されている。
ネ8の両端が適宜連結されており、このバネカにより上
ホルダー6aは上ピース2a,4aに、又、下ホルダー
6bは下ピース2b,4bに夫々弾性的に押圧された状
態にある。上ホルダー6aにはその前面側方に偏在して
下方に延設された2叉状のガイド針10が上端において
固定されている。
このガイド針10は上下1組からなる導糸孔を左右に振
分けて2組有している。後咄ンド4の略中央にはストッ
パー9が一体に固定されている。
分けて2組有している。後咄ンド4の略中央にはストッ
パー9が一体に固定されている。
このカラー9には後方延長部を載置する如くしてガイド
板ホルダー12(以下1中ホルダーョと略記する)が前
後ロッド2,4に遊嵌されている。この中ホルダー12
にはその後面側方に偏在してガイド板14が固定されて
いる。下ホルダ−6bにはその後面側方に偏在して上方
に延設された振分ガイド16の下端が固定されており、
この振分ガイド16の上端はガイド針10の下端に接近
した位置にある。
板ホルダー12(以下1中ホルダーョと略記する)が前
後ロッド2,4に遊嵌されている。この中ホルダー12
にはその後面側方に偏在してガイド板14が固定されて
いる。下ホルダ−6bにはその後面側方に偏在して上方
に延設された振分ガイド16の下端が固定されており、
この振分ガイド16の上端はガイド針10の下端に接近
した位置にある。
第1図に示す杼口が閉じた状態、即ち前後ロッド2,4
がその中立位置にある状態において、下ホルダー6bの
前ロッド遊嵌部上面と中ホルダー12の前ロッド遊嵌部
下面との間には所定の間隙Dが残されている。
がその中立位置にある状態において、下ホルダー6bの
前ロッド遊嵌部上面と中ホルダー12の前ロッド遊嵌部
下面との間には所定の間隙Dが残されている。
又、ガイド板14の下端と振分ガイド16の下端曲折部
との間には引張バネ17が介設されている。第3図に、
各導糸部材(ガイド針10、振分ガイド16及びガイド
板14)の構成と、杼口を閉じた状態における位置関係
を示す。
との間には引張バネ17が介設されている。第3図に、
各導糸部材(ガイド針10、振分ガイド16及びガイド
板14)の構成と、杼口を閉じた状態における位置関係
を示す。
3者の前後関係は前方からみて、ガイド針10、振分ガ
イド16、ガイド板14の順となる。
イド16、ガイド板14の順となる。
ガイド板14には上下1対の導糸孔14a,14bが透
通形成されており、これらの導糸孔14a,14bはガ
イド針10の下導孔10bと同一垂直線上に位置してい
る。
通形成されており、これらの導糸孔14a,14bはガ
イド針10の下導孔10bと同一垂直線上に位置してい
る。
後述する様にガイド針10は地経GYを導くためのもの
なので、この垂直線を含んて前後に走る垂直平面を以下
1地経面GYPョと呼称する。振分ガイド16には上下
1対の導糸溝16a,16bが透通形成されているが、
装置前方から見て、上導糸溝16aは地経面GYPの内
側から外側に向つて外下りに形成されており、下導糸溝
16bは地経面の内側から外側に向つて外上りに斜゛行
している。
なので、この垂直線を含んて前後に走る垂直平面を以下
1地経面GYPョと呼称する。振分ガイド16には上下
1対の導糸溝16a,16bが透通形成されているが、
装置前方から見て、上導糸溝16aは地経面GYPの内
側から外側に向つて外下りに形成されており、下導糸溝
16bは地経面の内側から外側に向つて外上りに斜゛行
している。
尚、図示の状態では、ガイド板14の導糸孔14a,1
4bはいずれもガイド針10の下導糸孔10bの下方に
あり、振分ガイド16の上導糸溝16aの上端はガイド
板14の上導糸孔14aとほぼ同一高さに、又、下導糸
溝16bの上端は下導糸孔14bとほぼ同一高さにある
。そして各導糸溝16a,16bの上下端間の垂直距離
を間隙Dと等しくとる。以上分説した各部の動作を第4
図A−Gによつて次に分説する。
4bはいずれもガイド針10の下導糸孔10bの下方に
あり、振分ガイド16の上導糸溝16aの上端はガイド
板14の上導糸孔14aとほぼ同一高さに、又、下導糸
溝16bの上端は下導糸孔14bとほぼ同一高さにある
。そして各導糸溝16a,16bの上下端間の垂直距離
を間隙Dと等しくとる。以上分説した各部の動作を第4
図A−Gによつて次に分説する。
尚通糸方法は、地経QYはガイド針10の上導糸孔10
aから下導糸孔10bに至つて前方に走り、一方の搦み
経TYlはガイド板14の上導糸孔14aから振分ガイ
ド16の上導糸溝16aを通つて前方に走り、他方の搦
み経TY2はガイド板14の下導糸孔14bから振分ガ
イド16の下導糸溝16bを通つて前方に走つている。
両ロッド2,4は上下ピース2a,2b,4a,4bを
介して平織用ヘルドに連結されているから、前ロッド2
が上昇するとその上昇分だけ後ロッド4が降下し、前ロ
ッド2が降下するとその降下分だけ後ロッド4が上昇す
る。
aから下導糸孔10bに至つて前方に走り、一方の搦み
経TYlはガイド板14の上導糸孔14aから振分ガイ
ド16の上導糸溝16aを通つて前方に走り、他方の搦
み経TY2はガイド板14の下導糸孔14bから振分ガ
イド16の下導糸溝16bを通つて前方に走つている。
両ロッド2,4は上下ピース2a,2b,4a,4bを
介して平織用ヘルドに連結されているから、前ロッド2
が上昇するとその上昇分だけ後ロッド4が降下し、前ロ
ッド2が降下するとその降下分だけ後ロッド4が上昇す
る。
今、前ロッド2が第4図Aの中立位置から上昇を始める
と、これに伴つて後ロッド4が降下する。
と、これに伴つて後ロッド4が降下する。
この結果、後ロッド4に固定されたストッパー9も降下
するから、両ロッド2,4に遊嵌されてかつ引張バネ1
7によつて下方に引寄せられている中ホルダー12と一
体のガイド板14も一緒に降下する。一方、前ロッド2
は上昇するから下ホルダー6bが下ピース2bに押上げ
られ、これと一体の振分ガイド16も上昇する。即ち、
ガイド板14と振分ガイド16は前者が降下し後者が上
昇するという相対運動を行う。後述する様に、この発明
にあつてはこの相対運動を搦み経TYl,TY2の地経
GYに対する左右振分けに利用し・ているのである。以
下説明の便宜上、これを第1の相対運動と呼ぶ。この間
の一時点における各部の位置関係を第4図Bに示す。第
4図Aに示す中立状態における中、下ホルダー12,6
b間の間隙はDてあるから、上記の第1の相対運動は中
ホルダー12(即ちガイド板14)がDI2だけ降下し
、下ホルダ−6b(即ち振分ガイド16)がDI2だけ
土昇し、両者が当接して間隙が0となる迄続く。
するから、両ロッド2,4に遊嵌されてかつ引張バネ1
7によつて下方に引寄せられている中ホルダー12と一
体のガイド板14も一緒に降下する。一方、前ロッド2
は上昇するから下ホルダー6bが下ピース2bに押上げ
られ、これと一体の振分ガイド16も上昇する。即ち、
ガイド板14と振分ガイド16は前者が降下し後者が上
昇するという相対運動を行う。後述する様に、この発明
にあつてはこの相対運動を搦み経TYl,TY2の地経
GYに対する左右振分けに利用し・ているのである。以
下説明の便宜上、これを第1の相対運動と呼ぶ。この間
の一時点における各部の位置関係を第4図Bに示す。第
4図Aに示す中立状態における中、下ホルダー12,6
b間の間隙はDてあるから、上記の第1の相対運動は中
ホルダー12(即ちガイド板14)がDI2だけ降下し
、下ホルダ−6b(即ち振分ガイド16)がDI2だけ
土昇し、両者が当接して間隙が0となる迄続く。
即ち第1の相対運動の量はDに等しい。この両ホルダー
12,6bが当)接した状態を第4図Cに示す。両ホル
ダー12,6bの当接を以つて第1の相対運動は完了し
、中ホルダー12はホルダー6bに押上げられて両者は
一緒に上昇するから、ガイド板14と振分ガイド16と
は第4図Cに示した上下位置関係を維持したままで上昇
する。
12,6bが当)接した状態を第4図Cに示す。両ホル
ダー12,6bの当接を以つて第1の相対運動は完了し
、中ホルダー12はホルダー6bに押上げられて両者は
一緒に上昇するから、ガイド板14と振分ガイド16と
は第4図Cに示した上下位置関係を維持したままで上昇
する。
一方後ロッド4の降下に伴つて上ピース4aを介して上
ホルダー6aが押下げられるから、これと一体のガイド
針10も等距離だけ降下する。上記の上下運動が更に続
くとやがては第4図Dに示す状態となる。
ホルダー6aが押下げられるから、これと一体のガイド
針10も等距離だけ降下する。上記の上下運動が更に続
くとやがては第4図Dに示す状態となる。
この状態ではガイド針10に導かれた地経GYは杼口の
下側シートとなり、ガイド板14及び振分ガイド16に
導かれた搦み経TYl,TY2は上側シートとなるから
、緯入れが行なわれると緯糸Wは地経GYの上で搦み経
TYl,TY2の下となる。以上記載した各部の動きを
まとめて第1表に示す。
下側シートとなり、ガイド板14及び振分ガイド16に
導かれた搦み経TYl,TY2は上側シートとなるから
、緯入れが行なわれると緯糸Wは地経GYの上で搦み経
TYl,TY2の下となる。以上記載した各部の動きを
まとめて第1表に示す。
緯入れが完了すると、次のサイクルで、第4図Dに示す
位置を出発点として前ロッド2が降下し始め後ロッド4
が上昇し始める。
位置を出発点として前ロッド2が降下し始め後ロッド4
が上昇し始める。
前ロッド2の降下に伴い下ホルダー6bはバネ8によつ
て付勢されているから、下ピース2bに追従して降下し
、これと一体の振分ガイド16も降下する。バネ17に
よつて中ホルダー12は下ホルダー6b側に引張られて
いるから、下ホルダー6bと共に下降しガイド板14も
降下する。即ち、このタイミングにあつてはガイド板1
4と振分ガイド16とは第4図Dにおける上下位置関係
、ひいては第4図Cにおける上下位置関係を維持したま
まて降下する。一方、後ロッド4の上昇に伴つて、上ホ
ルダー6aはバネ8によつて付勢されているから上ピー
ス4aに追従して上昇し、これと一体のガイド針10も
上昇する。又後ロッド4の上昇に伴つてストッパー9も
一緒に上昇する事は勿論である。前ロッド2の降下と後
ロッド4の上昇が続くとやがては後ロッド4と一体のス
トッパー9が上昇してまた中ホルダー12の底面に当接
する。この状態を第4図Eに示す。この状態が更に進行
すると下ホルダー6bは依然として降下するからこれと
一体の振分ガイド16も降下する。
て付勢されているから、下ピース2bに追従して降下し
、これと一体の振分ガイド16も降下する。バネ17に
よつて中ホルダー12は下ホルダー6b側に引張られて
いるから、下ホルダー6bと共に下降しガイド板14も
降下する。即ち、このタイミングにあつてはガイド板1
4と振分ガイド16とは第4図Dにおける上下位置関係
、ひいては第4図Cにおける上下位置関係を維持したま
まて降下する。一方、後ロッド4の上昇に伴つて、上ホ
ルダー6aはバネ8によつて付勢されているから上ピー
ス4aに追従して上昇し、これと一体のガイド針10も
上昇する。又後ロッド4の上昇に伴つてストッパー9も
一緒に上昇する事は勿論である。前ロッド2の降下と後
ロッド4の上昇が続くとやがては後ロッド4と一体のス
トッパー9が上昇してまた中ホルダー12の底面に当接
する。この状態を第4図Eに示す。この状態が更に進行
すると下ホルダー6bは依然として降下するからこれと
一体の振分ガイド16も降下する。
一方、上昇継続中の後ロッド4と一体のストッパー9が
中ホルダー12を押上げるから、ガイド板14は今度は
上昇に転じる。即ち、ガイド板14と振分ガイド16と
の間で相対運動が再発し、これによつて搦み経TYl,
TY2の地経GYに対する左右振分けが行われる。以下
、これを第2の相対運動と呼ぶ。第2の相対運動の間ガ
イド板14は上昇し振分ガイド16は降下するから、両
者の間に介設された引張バネ17は伸張される。勿論こ
の間ガイド針10は上昇を続ける。ここで、前記した様
に第1の相対運動の量はDでありこれによつて搦み経T
Yl,TY2の地経GYに対する左右振分けが完結され
るのであるから、第2の相対運動の量もDであればよい
。
中ホルダー12を押上げるから、ガイド板14は今度は
上昇に転じる。即ち、ガイド板14と振分ガイド16と
の間で相対運動が再発し、これによつて搦み経TYl,
TY2の地経GYに対する左右振分けが行われる。以下
、これを第2の相対運動と呼ぶ。第2の相対運動の間ガ
イド板14は上昇し振分ガイド16は降下するから、両
者の間に介設された引張バネ17は伸張される。勿論こ
の間ガイド針10は上昇を続ける。ここで、前記した様
に第1の相対運動の量はDでありこれによつて搦み経T
Yl,TY2の地経GYに対する左右振分けが完結され
るのであるから、第2の相対運動の量もDであればよい
。
即ち、この第2の相対運動は、第4図Eに示す位置から
ガイド板14がDI2だけ上昇し振分ガイド16がDI
2だけ降下したところて終了すればよい。この第2の相
対運動が終了した時点での状態を第4図Fに示す。この
状態は第4図Aに示す中立状態と全く同じであるから、
このタイミングでは杼口が閉じた状態となる。更に前ロ
ッド2の降下と後ロッド4の上昇が続くと、中ホルダー
12がストッパー9に押上げられるからガイド板14は
上昇し、下ホルダー6bが下ピース4bによつて押上げ
られるから振分ガイド16も等距離だけ上昇する。
ガイド板14がDI2だけ上昇し振分ガイド16がDI
2だけ降下したところて終了すればよい。この第2の相
対運動が終了した時点での状態を第4図Fに示す。この
状態は第4図Aに示す中立状態と全く同じであるから、
このタイミングでは杼口が閉じた状態となる。更に前ロ
ッド2の降下と後ロッド4の上昇が続くと、中ホルダー
12がストッパー9に押上げられるからガイド板14は
上昇し、下ホルダー6bが下ピース4bによつて押上げ
られるから振分ガイド16も等距離だけ上昇する。
即ち、このタイミングにあつてはガイド板14と振分ガ
イド16とは第4図Fに示した上下位置関係、即ち第4
図Aに示す上下位置関係を維持したままで上昇する。一
方、ガイド針10は依然として降下を続ける。上記の上
下運動が更に続くとやがては第4図Gに示す状態となる
。
イド16とは第4図Fに示した上下位置関係、即ち第4
図Aに示す上下位置関係を維持したままで上昇する。一
方、ガイド針10は依然として降下を続ける。上記の上
下運動が更に続くとやがては第4図Gに示す状態となる
。
この状態ではガイド針10に導かれた地経GYは杼口の
下側シートとなり、ガイド板14及び振分ガイド16に
導かれた搦み経TYl,TY2は上側シートとなるから
、緯入れが行われると緯糸Wは地経QYの上て搦み経T
Yl,TY2の下となる。以上記載した各部の動きをま
とめて第2表に示す。
下側シートとなり、ガイド板14及び振分ガイド16に
導かれた搦み経TYl,TY2は上側シートとなるから
、緯入れが行われると緯糸Wは地経QYの上て搦み経T
Yl,TY2の下となる。以上記載した各部の動きをま
とめて第2表に示す。
次に第5図A上及び第6図A上によつて上記した様な構
造及び動作をする装置による搦み組織の耳縁形成作業に
ついて説明する。
造及び動作をする装置による搦み組織の耳縁形成作業に
ついて説明する。
尚、図中においては表示の便宜上地経面GYPを以つて
地経GYに代え、ガイド板14及び振分ガイド16につ
いては導糸孔14a,14b及び導糸溝16a,16b
を以つてこれらに代える。又、この例では左右2列のも
じり組織を同時に形成するものであるが、説明の便宜上
図中左側の列についてのみ説明する。前記した様に、地
経GYに対する搦み経TYl,TY2の左右への振分け
はガイド板14と振分ガイド16の第1、第2の相対運
動を利用して行われる。
地経GYに代え、ガイド板14及び振分ガイド16につ
いては導糸孔14a,14b及び導糸溝16a,16b
を以つてこれらに代える。又、この例では左右2列のも
じり組織を同時に形成するものであるが、説明の便宜上
図中左側の列についてのみ説明する。前記した様に、地
経GYに対する搦み経TYl,TY2の左右への振分け
はガイド板14と振分ガイド16の第1、第2の相対運
動を利用して行われる。
これら相対運動の内容は第3表に示す通りである。第1
の相対運動は第4図A,第5図A1及び第6図Aの状態
から出発し、第4図C1第5図C及び第6図Cの状態で
完結する。
の相対運動は第4図A,第5図A1及び第6図Aの状態
から出発し、第4図C1第5図C及び第6図Cの状態で
完結する。
第5図A1第6図Aの状態においては一の搦み経TYl
は地経面GYPの右側に、他の搦み経N2は地経面GY
Pの左側に、そして上の方から地経GYl搦み経TYl
,′IY2の順で位置している。
は地経面GYPの右側に、他の搦み経N2は地経面GY
Pの左側に、そして上の方から地経GYl搦み経TYl
,′IY2の順で位置している。
第1の相対運動が始まると、導糸溝16a,16bは上
昇し、導糸孔14a,14bは降下する。
昇し、導糸孔14a,14bは降下する。
従つて第5図Bに示す様に搦み経TYlは上導糸溝16
aの内縁に押されて内側から地経面GYPに接近し、搦
み経TY2は下導糸溝16bの外縁に押されて外側から
地経面GYPに接近する。この状態を第6図Bに示す。
相対運動が更に進むと、搦み経TYlは地経面GYPを
越えて外側に移動し、搦み経TY2は地経面GYPを越
えて内側に移動する。
aの内縁に押されて内側から地経面GYPに接近し、搦
み経TY2は下導糸溝16bの外縁に押されて外側から
地経面GYPに接近する。この状態を第6図Bに示す。
相対運動が更に進むと、搦み経TYlは地経面GYPを
越えて外側に移動し、搦み経TY2は地経面GYPを越
えて内側に移動する。
このタイミングでは各経糸の上下関係は不変なので、上
記移動による搦み経TYl,TY2の交叉h地経GYの
下側でかつ搦み経TYlを上にして行われる。第5図C
、第6図Cに示した状態において第1の相対運動は終了
し第1回目のもじり動作が完結する。これ以後完全開口
迄は各経糸の上下関係は上の方から搦み経TYl,TY
2、地経GYの順となり、緯入れが行われるから第6図
Dに示す様に緯糸Wは地経GYの上、搦み経TYl,T
Y2の下を通って挿入される。第2の相対運動は第4図
E1第5図C及び第6図Dの状態から出発し、第4図F
1第5図E及び第6図Fの状態で完結する。
記移動による搦み経TYl,TY2の交叉h地経GYの
下側でかつ搦み経TYlを上にして行われる。第5図C
、第6図Cに示した状態において第1の相対運動は終了
し第1回目のもじり動作が完結する。これ以後完全開口
迄は各経糸の上下関係は上の方から搦み経TYl,TY
2、地経GYの順となり、緯入れが行われるから第6図
Dに示す様に緯糸Wは地経GYの上、搦み経TYl,T
Y2の下を通って挿入される。第2の相対運動は第4図
E1第5図C及び第6図Dの状態から出発し、第4図F
1第5図E及び第6図Fの状態で完結する。
第5図Cは、第6図Dの状態においては、一の搦み経T
Ylは地経面GYPの左側に、他の搦み経TY2は地経
面GYPの右側に、そして上の方から、地経ρY1搦み
経TYl,TY2の順で位置している。
Ylは地経面GYPの左側に、他の搦み経TY2は地経
面GYPの右側に、そして上の方から、地経ρY1搦み
経TYl,TY2の順で位置している。
第2の相対運動が始まると導糸溝16a,16bは降下
し、導糸孔14a,14bは上昇する。
し、導糸孔14a,14bは上昇する。
従つて、第5図Dに示す様に、搦み経TYlは上導糸溝
16aの外縁に押されて外側から地経面GYPに接近し
、搦み経TY2は下導糸溝16bの内縁に押されて内側
から地経面GYPに接近する。この状態を第6図Eに示
す。相対運動が更に進むと、搦み経TYlは地経面GY
Pを越えて内側に移動し、搦み経TY2は地経面GYP
を越えて外側に移動する。
16aの外縁に押されて外側から地経面GYPに接近し
、搦み経TY2は下導糸溝16bの内縁に押されて内側
から地経面GYPに接近する。この状態を第6図Eに示
す。相対運動が更に進むと、搦み経TYlは地経面GY
Pを越えて内側に移動し、搦み経TY2は地経面GYP
を越えて外側に移動する。
このタイミングでは各経糸の上下関係は不変なので上記
移動による搦み経TYl,TY2の交叉は地経GYの下
側でかつ搦み経TYlを上にして行われる。第5図E,
第6図Fに示した状態において第2の相対運動は終了し
、第2回のもじり作業が完結する。
移動による搦み経TYl,TY2の交叉は地経GYの下
側でかつ搦み経TYlを上にして行われる。第5図E,
第6図Fに示した状態において第2の相対運動は終了し
、第2回のもじり作業が完結する。
これ以後完全開口迄は各経糸の上下関係は上の方から搦
み経TYl,TY2、地経GYの順となり、緯入れが行
われるから第6図Gに示す様に緯糸Wは地経GYの上、
搦み経TYl,TY2の下を通つて挿入される。以上の
作業をくり返す事により搦み経TYl,TY2は地経G
Yの左右に交互に移動し、その度毎.に緯入れが行われ
、第7図に示す様なもじり組織の耳縁が形成される。
み経TYl,TY2、地経GYの順となり、緯入れが行
われるから第6図Gに示す様に緯糸Wは地経GYの上、
搦み経TYl,TY2の下を通つて挿入される。以上の
作業をくり返す事により搦み経TYl,TY2は地経G
Yの左右に交互に移動し、その度毎.に緯入れが行われ
、第7図に示す様なもじり組織の耳縁が形成される。
このもじり組織においては、搦み経TYl,TY2は必
ず地経GYの下側でかつ搦み経TYlを上にして交叉し
、搦み経TYl,TY2は必す緯糸Wの上となり、地経
GYは必.ず緯糸Wの下となつている。第8図に示すの
はこの発明の第2の実施態様である。
ず地経GYの下側でかつ搦み経TYlを上にして交叉し
、搦み経TYl,TY2は必す緯糸Wの上となり、地経
GYは必.ず緯糸Wの下となつている。第8図に示すの
はこの発明の第2の実施態様である。
この例においては、第1の実施態様におけるガイド板1
4と振分ガイド16との組合せに代えて、第1振分ガイ
ド24と第2振分ガイド26との組合せを用いて搦み経
TYl,TY2の振分けを行うものである。第1ガイド
24は中ホルダー12によつて一体に支持され、第2振
分ガイド26は下ホルダー6bによつて一体に支持され
ており、その他の部分の構造、動作は第1の実施例態様
の場合と同じである。従つて、両振分ガイド24,26
は前記した夫々のタイミングにおいて第1及び第2の相
対運動を行い、その移動量はDである。第1振分ガイド
24には上下左右に対をなして4本の導糸溝24a〜2
4dが透通形成されている。
4と振分ガイド16との組合せに代えて、第1振分ガイ
ド24と第2振分ガイド26との組合せを用いて搦み経
TYl,TY2の振分けを行うものである。第1ガイド
24は中ホルダー12によつて一体に支持され、第2振
分ガイド26は下ホルダー6bによつて一体に支持され
ており、その他の部分の構造、動作は第1の実施例態様
の場合と同じである。従つて、両振分ガイド24,26
は前記した夫々のタイミングにおいて第1及び第2の相
対運動を行い、その移動量はDである。第1振分ガイド
24には上下左右に対をなして4本の導糸溝24a〜2
4dが透通形成されている。
装置前方からみて、上の左右導糸溝24a,24cは夫
々の地経面GYPの外側から内側に向”つて内下りに斜
行しており、下の左右導糸溝24b,24dは夫々の地
経面GYPの外側から内側に向つて内上りに斜行してい
る。そして各導糸溝24a〜24dの上下端間の垂直距
離を相対運動の移動量Dと等しくとる。第2振分ガイド
26にも上下左右に対をなして4本の導糸溝26a〜2
6dが透通形成されている。
々の地経面GYPの外側から内側に向”つて内下りに斜
行しており、下の左右導糸溝24b,24dは夫々の地
経面GYPの外側から内側に向つて内上りに斜行してい
る。そして各導糸溝24a〜24dの上下端間の垂直距
離を相対運動の移動量Dと等しくとる。第2振分ガイド
26にも上下左右に対をなして4本の導糸溝26a〜2
6dが透通形成されている。
上の左右導糸溝26a,26cは夫々の地経面GYPの
外側から内側に向つて内上りに斜行しており、下の左右
導糸溝26b,26dは夫々の地経面GYPの外側から
内側に向つて内下りに斜行している。そして各導糸溝2
6a〜26dの上下端間の垂直距離を相対運動の移動量
Dと等しくとる。第9図A−Cによつて搦み経の振分作
業を説明する。
外側から内側に向つて内上りに斜行しており、下の左右
導糸溝26b,26dは夫々の地経面GYPの外側から
内側に向つて内下りに斜行している。そして各導糸溝2
6a〜26dの上下端間の垂直距離を相対運動の移動量
Dと等しくとる。第9図A−Cによつて搦み経の振分作
業を説明する。
尚、説明の便宜上図中左側の組についてのみ説明するが
、搦み経の位置及び動きが内外逆になるだけで、右側の
組においても同様に動作が行われる。
、搦み経の位置及び動きが内外逆になるだけで、右側の
組においても同様に動作が行われる。
第9図Aに示すのは、第1の相対運動開始時及び第2の
相対運動終了時における状態であつて、この状態におい
て第1振分ガイド24の導糸溝24a,24bの下端と
第2振分ガイド26の導糸溝26a,26b上端とが前
方からみて一線上にある様に各部の組付けを行う。
相対運動終了時における状態であつて、この状態におい
て第1振分ガイド24の導糸溝24a,24bの下端と
第2振分ガイド26の導糸溝26a,26b上端とが前
方からみて一線上にある様に各部の組付けを行う。
又、一の搦み経TYlは上導糸溝24a,26aの交叉
点を通つて導かれて地経面GYPの内側にある。他の搦
み経TY2は下導糸溝24b,26bの交叉点を通つて
導かれて地経面GYPの外側にある。第1振分ガイド2
4が降下して第2振分ガイド26が上昇すると、上導糸
溝24a,26aの交叉点は外側に向けて移動するから
搦み経TYlは内側から地経面GYPに接近し、下導糸
溝24b,26bの交叉点は内側に向けて移動するから
搦み経TY2は外側から地経面GYPに接近する。
点を通つて導かれて地経面GYPの内側にある。他の搦
み経TY2は下導糸溝24b,26bの交叉点を通つて
導かれて地経面GYPの外側にある。第1振分ガイド2
4が降下して第2振分ガイド26が上昇すると、上導糸
溝24a,26aの交叉点は外側に向けて移動するから
搦み経TYlは内側から地経面GYPに接近し、下導糸
溝24b,26bの交叉点は内側に向けて移動するから
搦み経TY2は外側から地経面GYPに接近する。
この状態を示すのが第9図Bである。更に両振分ガイド
24,26の相対運動が続き、第9図Cの状態で運動が
終了する。
24,26の相対運動が続き、第9図Cの状態で運動が
終了する。
この状態では、搦み経TYlは地経面GYPの外側に、
搦み経TY2は内側にある。即ち、地経GYに対する搦
み経TYl,TY2の第1回の左右振分けが完結した訳
である。尚、この状態において、第1振分ガイド24の
導糸溝24a,26bの上端と第2振分ガイド26の導
糸溝26a,26bの下端とが,前方からみて一線上に
ある様に各部の組付けを行う。この第9図Cは又、第2
の相対運動開始時の状態をも示している。
搦み経TY2は内側にある。即ち、地経GYに対する搦
み経TYl,TY2の第1回の左右振分けが完結した訳
である。尚、この状態において、第1振分ガイド24の
導糸溝24a,26bの上端と第2振分ガイド26の導
糸溝26a,26bの下端とが,前方からみて一線上に
ある様に各部の組付けを行う。この第9図Cは又、第2
の相対運動開始時の状態をも示している。
第1振分ガイド24が上昇して第2振分ガイド26が降
下すると、上導糸溝24a,26aの交叉点は内側に向
けて移動するから搦み経TYlは外側から地経面GYP
に接近し、下導糸溝24b,26bの交叉点は外側に向
けて移動するから搦み経TY2は内側から地経面GYP
に接近する。
下すると、上導糸溝24a,26aの交叉点は内側に向
けて移動するから搦み経TYlは外側から地経面GYP
に接近し、下導糸溝24b,26bの交叉点は外側に向
けて移動するから搦み経TY2は内側から地経面GYP
に接近する。
この状態を示すのが第9図Bである。更に両振分ガイド
24,26の相対運動が続き、第9図Aの状態で運動が
終了する。
24,26の相対運動が続き、第9図Aの状態で運動が
終了する。
この状態では搦み経TYlは地経面GYPの内側に、搦
み経TY2は外側にある。即ち、地経GYに対する搦み
経TYl,TY2の第2回の左右振分けが完結した訳で
ある。以上の作業をくり返す事により搦み経TYl,T
Y2は地経GYの左右に交互に移動してその度毎に緯入
れが行われ、第1の実施態様の場合と同様に第7図に示
す様なもじり組織の耳縁が形成される。
み経TY2は外側にある。即ち、地経GYに対する搦み
経TYl,TY2の第2回の左右振分けが完結した訳で
ある。以上の作業をくり返す事により搦み経TYl,T
Y2は地経GYの左右に交互に移動してその度毎に緯入
れが行われ、第1の実施態様の場合と同様に第7図に示
す様なもじり組織の耳縁が形成される。
第10図に示すのは第2の実施態様の変化例たる、この
発明の第3の実施態様である。
発明の第3の実施態様である。
各部の組付は全く同じてあるが両振分ガイド34,36
に透通形成される導糸溝34a〜34d,36a〜36
dの斜行方向を変化させてある。第1振分ガイド34に
は上下左右に対をなして4本の導糸溝34a〜34dが
透通形成されている。
に透通形成される導糸溝34a〜34d,36a〜36
dの斜行方向を変化させてある。第1振分ガイド34に
は上下左右に対をなして4本の導糸溝34a〜34dが
透通形成されている。
上の左右導糸溝34a,34cは夫々の地経面GYPの
外側から内側に向つて内上りに斜行しており、下の左右
導糸溝34b,34dは夫々の地経面GYPの外側から
内側に向つて内下りに斜行している。そして各導糸溝3
4a〜34dの上下端間の垂直距離を相対運動の移動量
Dと等しくとる。振分ガイド36にも上下左右に対をな
して4本の導糸溝36a〜36dが透通形成されている
。
外側から内側に向つて内上りに斜行しており、下の左右
導糸溝34b,34dは夫々の地経面GYPの外側から
内側に向つて内下りに斜行している。そして各導糸溝3
4a〜34dの上下端間の垂直距離を相対運動の移動量
Dと等しくとる。振分ガイド36にも上下左右に対をな
して4本の導糸溝36a〜36dが透通形成されている
。
上の左右導糸溝36a,36cは夫々の地経面GYPの
外側から内側に向つて内下りに斜行しており、下の左右
導糸溝36b,36dは夫々の地経面GYPの外側から
内側に向つて内上りに斜行している。そして、各導糸溝
36a〜36dの上下端間の垂直距離を相対運動の移動
量Dと等しくとる。第11図A−Cによつて搦み経の振
分作業を説明する。
外側から内側に向つて内下りに斜行しており、下の左右
導糸溝36b,36dは夫々の地経面GYPの外側から
内側に向つて内上りに斜行している。そして、各導糸溝
36a〜36dの上下端間の垂直距離を相対運動の移動
量Dと等しくとる。第11図A−Cによつて搦み経の振
分作業を説明する。
第11図Aに示すのは第1の相対運動開始時及び第2の
相対運動終了時における状態であつて、この状態におい
て第1振分ガイド34の導糸溝34a,34bの下端と
第2振分ガイド36の導糸溝36a,36の上端とが前
方からみて一線上にある様に各部の組付けを行う。又、
一の搦み経TYlは上導糸溝34a,36aの交叉点を
通つて導かれて地経面GYPの外側にある。他の搦み経
TY2は下導糸溝34b,36bの交叉点を通つて導か
れて地経面GYPの内側にある。第1振分ガイド34が
降下して第2振分ガイド36が上昇すると、上導糸溝3
4a,36aの交叉点は内側に向けて移動するから搦み
経TYlは外側から地経面GYPに接近し、下導糸溝3
4b,36bの交叉点は外側に向けて移動するから搦み
経TY2は内側から地経面に接近する。
相対運動終了時における状態であつて、この状態におい
て第1振分ガイド34の導糸溝34a,34bの下端と
第2振分ガイド36の導糸溝36a,36の上端とが前
方からみて一線上にある様に各部の組付けを行う。又、
一の搦み経TYlは上導糸溝34a,36aの交叉点を
通つて導かれて地経面GYPの外側にある。他の搦み経
TY2は下導糸溝34b,36bの交叉点を通つて導か
れて地経面GYPの内側にある。第1振分ガイド34が
降下して第2振分ガイド36が上昇すると、上導糸溝3
4a,36aの交叉点は内側に向けて移動するから搦み
経TYlは外側から地経面GYPに接近し、下導糸溝3
4b,36bの交叉点は外側に向けて移動するから搦み
経TY2は内側から地経面に接近する。
この゛状態を示すのが第11図Bである。更に両振分ガ
イド34,36の相対運動が続き、第11図Cの状態で
運動が終了する。
イド34,36の相対運動が続き、第11図Cの状態で
運動が終了する。
この状態ては、搦み経TYlは地経面GYPの内側に、
搦み経TY2は外側にある。即ち、地経GYに対する・
搦み経TYl,TY2の第1回の左右振分けが完結した
訳である。尚この状態において、第1振分ガイド34の
導糸溝34a,34bの上端と第2振分ガイド36の導
糸溝36a,36bの下端とか前方からみて一線上にあ
る様に各部の組付けを行う。この第11図Cは又、第2
の相対運動の開始時の状態をも示している。
搦み経TY2は外側にある。即ち、地経GYに対する・
搦み経TYl,TY2の第1回の左右振分けが完結した
訳である。尚この状態において、第1振分ガイド34の
導糸溝34a,34bの上端と第2振分ガイド36の導
糸溝36a,36bの下端とか前方からみて一線上にあ
る様に各部の組付けを行う。この第11図Cは又、第2
の相対運動の開始時の状態をも示している。
第1振分ガイド34が上昇し第2振分ガイド36が降下
すると、上導糸溝34a,36aの交叉点は外側に向け
て移動するから搦み経TYlは内側から地経面GYPに
接近し、下導糸溝34b,36bの交叉点は内側に向け
て移動するから搦み経TY2は外側から地経面GYPに
接近する。
すると、上導糸溝34a,36aの交叉点は外側に向け
て移動するから搦み経TYlは内側から地経面GYPに
接近し、下導糸溝34b,36bの交叉点は内側に向け
て移動するから搦み経TY2は外側から地経面GYPに
接近する。
この状態を示すのが第11図Bである。更に両振分ガイ
ド34,36の相対運動が続き、第11図Aの状態で運
動が終了する。
ド34,36の相対運動が続き、第11図Aの状態で運
動が終了する。
この状態では搦み経TYlは地経面GYPの外側に、搦
み経TY2は内側にある。即ち、地経GYに対する搦み
経TYl,TY2の第2回の左右振分けが完結した訳で
ある。以上の作業をくり返す事により搦み経TYl,T
Y2は地経GYの左右に交互に移動してその度毎に緯入
れが行われ、第1、第2の実施態様の場合と同様に第7
図に示す様なもじり組織の耳縁が形成される。
み経TY2は内側にある。即ち、地経GYに対する搦み
経TYl,TY2の第2回の左右振分けが完結した訳で
ある。以上の作業をくり返す事により搦み経TYl,T
Y2は地経GYの左右に交互に移動してその度毎に緯入
れが行われ、第1、第2の実施態様の場合と同様に第7
図に示す様なもじり組織の耳縁が形成される。
第2、第3の実施態様の場合には両振分ガイドの斜行導
糸溝の交叉点の移動に導かれて搦み経が移動するので、
糸の踊り等も制約され、搦み経の内外への振分けが第1
の実施態様の場合よソー段と確実かつ安定して行われる
。
糸溝の交叉点の移動に導かれて搦み経が移動するので、
糸の踊り等も制約され、搦み経の内外への振分けが第1
の実施態様の場合よソー段と確実かつ安定して行われる
。
以上の説明から明らかな様に、この発明によつた場合次
の様な諸効果を得る事が出来る。
の様な諸効果を得る事が出来る。
(イ) 一越毎に搦み経が地経に搦む、所謂MAV方式
によつたため、非常に丈夫な耳縁が得られる,にも拘ら
ず、全体として小型で簡単な構造となつた。
によつたため、非常に丈夫な耳縁が得られる,にも拘ら
ず、全体として小型で簡単な構造となつた。
(口)各部材の運動が、開口運動を利用した上下運動だ
けなので、可動部材が少く、装置としての耐久性に富ん
でいる。
けなので、可動部材が少く、装置としての耐久性に富ん
でいる。
(ハ)部材の斜溝に沿つて搦み経が内外に滑動するので
、糸と接触する部材に糸道がつき難い。
、糸と接触する部材に糸道がつき難い。
従つて、部品寿命がのびるだけでなく、糸の毛羽立ちや
糸切れが大幅に減少する。((ニ)上下往復動だけで搦
みを行うので関連部材の3運動が単純で無理がない。
糸切れが大幅に減少する。((ニ)上下往復動だけで搦
みを行うので関連部材の3運動が単純で無理がない。
従つて織機の高速運転にも装置動作が充分追従でき、又
比較的楽に搦みの数を増す事が出来る。(ホ)装置の各
部が外部から視認でき、又、触る事もできるので、故障
等の発見が容易であるばかりでなく、保全がやり易い。
比較的楽に搦みの数を増す事が出来る。(ホ)装置の各
部が外部から視認でき、又、触る事もできるので、故障
等の発見が容易であるばかりでなく、保全がやり易い。
(へ)搦みのための振分けに際して、糸に無理な屈曲等
が掛らないので、糸を傷める事がない。
が掛らないので、糸を傷める事がない。
) 第1図;この発明の一実施態様を示す一部断面側面
図。 第2図;同じく斜視図。第3図;同じく要部を示す前面
説明図。第4図A−G:同じく動作を示す側面図。第5
図A上;同じく搦み経の振分け作業を示す正面説明図。
第6図A−G;同じく糸の動きを示す平面説明図。第7
図;この発明によつて得られるもじり組織耳縁の一例を
示す斜視図。第8図;この発明の他の実施態様の要部を
示す正面図。第9図A−C:その搦み経の振分け業を示
す正面説明図。第10図;この発明の更に他の実施態様
の要部を示す正面図。第11図A〜C:その搦み経の振
分け作業を示す正面説明図。2・・・前ロッド、4・・
・後ロッド、6a・・・ガイド針ホルダー(上ホルダー
)、6b・・・振分ガイドホルダー(下ホルダー)、8
・・・バネ、9・・・ストッパー、10・・・ガイド、
10a・・・上導糸孔、10b・・・下導糸孔、12・
・・ガイド板ホルダー(中ホルダー)、14・・・ガイ
ド板、14a・・・上導糸孔、14b・・・下導糸孔、
16・・・振分ガイド、16a・・・上導糸溝、16b
・・・下導糸溝、17・・・引張バネ、GY・・地経、
TYl,TY2・・・搦み経、GYP・・・地経面、W
・・・緯糸、24,34・・・第1の振分ガイド、24
a〜24d,34〜34d・・・導糸溝、26a〜26
d,36a〜36d・・・導糸溝。
図。 第2図;同じく斜視図。第3図;同じく要部を示す前面
説明図。第4図A−G:同じく動作を示す側面図。第5
図A上;同じく搦み経の振分け作業を示す正面説明図。
第6図A−G;同じく糸の動きを示す平面説明図。第7
図;この発明によつて得られるもじり組織耳縁の一例を
示す斜視図。第8図;この発明の他の実施態様の要部を
示す正面図。第9図A−C:その搦み経の振分け業を示
す正面説明図。第10図;この発明の更に他の実施態様
の要部を示す正面図。第11図A〜C:その搦み経の振
分け作業を示す正面説明図。2・・・前ロッド、4・・
・後ロッド、6a・・・ガイド針ホルダー(上ホルダー
)、6b・・・振分ガイドホルダー(下ホルダー)、8
・・・バネ、9・・・ストッパー、10・・・ガイド、
10a・・・上導糸孔、10b・・・下導糸孔、12・
・・ガイド板ホルダー(中ホルダー)、14・・・ガイ
ド板、14a・・・上導糸孔、14b・・・下導糸孔、
16・・・振分ガイド、16a・・・上導糸溝、16b
・・・下導糸溝、17・・・引張バネ、GY・・地経、
TYl,TY2・・・搦み経、GYP・・・地経面、W
・・・緯糸、24,34・・・第1の振分ガイド、24
a〜24d,34〜34d・・・導糸溝、26a〜26
d,36a〜36d・・・導糸溝。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 互いに離間して平行に縦設された2本のロッド2、
4がピック毎に交互に略等距離分だけ上下すべくヘルド
に作動連結されており、これらのロッドに遊嵌された上
下のホルダー6a、6bは、いずれか一方のロッドが降
下すると等距離だけ上ホルダー6aが降下しかついずれ
か一方のロッドが上昇すると等距離だけ下ホルダー6b
が上昇すべく、ロッドの上下端に偏在する様に弾性的に
付勢されており、後ロッド4の軸長方向中間位置にはス
トッパー9が固設されており、上下のホルダー間におい
て両ロッドに遊嵌された中ホルダー12は、完全閉口状
態において上記のストッパー上に支えられて、その下面
と下ホルダーの上面との間に間隙Dを有しており、上ホ
ルダーに固設されて下方に延設されたガイド針10はそ
の上下端に地経導通用の導糸孔10a、10bを少くと
も1対有しており、中ホルダーに固定されたガイド板1
4は搦み経導通用の導糸孔14a、14bを少くとも1
対上下に有しており、下ホルダーに固定されて上方に延
設された振分ガイド16はその上端に搦み経導通用の導
糸斜溝16a、16bを少くとも1対上下に有しており
、各斜溝の上下端間の垂直距離は前記の間隙Dに等しく
、振分ガイドの一方の斜溝の上端は地経面GYPの内側
に下端は外側に位置し、他方の斜溝の上端は地経面の外
側に下端は内側に位置し、かつ、ガイド針の下導糸孔及
びガイド板の導糸孔が地経面上に位置している事、を特
徴とする耳縁形成装置。 2 互いに離間して平行に縦設された2本のロッド2、
4がピック毎に交互に略等距離分だけ上下すべくヘルド
に作動連結されており、これらのロッドに遊嵌された上
下のホルダー6a、6bは、いずれか一方のロッドが降
下すると等距離だけ上ホルダー6aが降下しかついずれ
かが一方のロッドが上昇すると等距離だけ下ホルダー6
bが上昇すべく、ロッドの上下端に偏在する様に弾性的
に付勢されており、後ロッドの軸長方向中間位置にはス
トッパー9が固設されており、上下のホルダー間におい
て両ロッドに遊嵌された中ホルダー12は完全閉口状態
において上記のストッパー上に支えられて、その下面と
下ホルダーの上面との間に間隙Dを有しており、上ホル
ダーに固定されて下方に延設されたガイド針10はその
上下端に地経導通用の導糸孔10a、10bを少くとも
1対有しており、中ホルダーに固定された第1振分ガイ
ド24、34は搦み経導通用の導糸斜溝24a、34a
、24b、34bを少くとも1対上下に有しており、下
ホルダーに固定されて上方に延設された第2振分ガイド
26、36はその上端に搦み経導通用の導糸斜溝26a
、36a、26b、36bを少くとも1対上下に有して
おり、各斜溝の上下端間の垂直距離は前記の間隙Dに等
しく、第1振分ガイドの一方の斜溝24a、34aは地
経面GYPの異る側に上下端を有し、他方の斜溝24b
、34bはこれとは逆に地経面の異る側に上下端を有し
、第2振分ガイドの一方の斜溝26a、36aは地経面
の異る側に上下端を有し、他方の斜溝26b、36bは
これとは逆に地経面の異る側に上下端を有し、かつ同一
の搦み経を挿通する第1、第2の振分ガイドの斜孔は互
いに交叉する方向に斜行している事、を特徴とする耳縁
形成装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7682178A JPS6054415B2 (ja) | 1978-06-23 | 1978-06-23 | 耳縁形成装置 |
US06/036,431 US4299257A (en) | 1978-05-19 | 1979-05-07 | Selvage forming device |
EP79850049A EP0005688A1 (en) | 1978-05-19 | 1979-05-18 | An improved selvage forming device |
GB8021661A GB2049745B (en) | 1978-05-19 | 1979-05-18 | Selvage forming device |
DE19792953198 DE2953198A1 (de) | 1978-05-19 | 1979-05-18 | Vorrichtung zur bildung einer webleiste |
FR8009302A FR2453923A1 (fr) | 1978-05-19 | 1980-04-24 | Dispositif perfectionne de formation de lisieres d'etoffes |
IT86258/80A IT1148219B (it) | 1978-05-19 | 1980-07-07 | Dispositivo perfeziono per formare la cimosa |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7682178A JPS6054415B2 (ja) | 1978-06-23 | 1978-06-23 | 耳縁形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS556520A JPS556520A (en) | 1980-01-18 |
JPS6054415B2 true JPS6054415B2 (ja) | 1985-11-29 |
Family
ID=13616328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7682178A Expired JPS6054415B2 (ja) | 1978-05-19 | 1978-06-23 | 耳縁形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6054415B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0453690Y2 (ja) * | 1989-08-31 | 1992-12-17 |
-
1978
- 1978-06-23 JP JP7682178A patent/JPS6054415B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0453690Y2 (ja) * | 1989-08-31 | 1992-12-17 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS556520A (en) | 1980-01-18 |
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