JPS60540B2 - 燃料切換制御装置 - Google Patents

燃料切換制御装置

Info

Publication number
JPS60540B2
JPS60540B2 JP53101836A JP10183678A JPS60540B2 JP S60540 B2 JPS60540 B2 JP S60540B2 JP 53101836 A JP53101836 A JP 53101836A JP 10183678 A JP10183678 A JP 10183678A JP S60540 B2 JPS60540 B2 JP S60540B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
power
generator
output
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53101836A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5529050A (en
Inventor
茂樹 足立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP53101836A priority Critical patent/JPS60540B2/ja
Publication of JPS5529050A publication Critical patent/JPS5529050A/ja
Publication of JPS60540B2 publication Critical patent/JPS60540B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ガスタービン発電所におけるガスタービン発
電機の燃料功換制御装置に関するものである。
一般に、ガスタービン発電所は、第1図に示す如き機器
構成を有する。
圧縮機1は、空気を圧縮し、圧縮機1に接続される燃焼
器2に、圧縮された空気を送気するものである。
燃焼器2は、圧縮機1から送気された圧縮空気と、後述
する液体燃料または、気体燃料とを混合し、混合したガ
スを加熱燃焼せしめ、高温高圧のガスとして、燃焼器5
に接続されるガスタービン3に送気され、タービンを回
転させる。ガスタービン3には、図示しないタービン軸
に直結され、タービンの回転運動を電力に変える発電機
4が設けられている。発電機4には、しや断器5を介し
、母線6が接続されている。発電機4において発電した
電力は、しや断器5を介し、母線6に送り出される。ガ
スタービンの燃料には、複数の燃料が使用される場合が
あり、第1図では、液体燃料と気体燃料とを切換えて使
用する例が示してある。
液体燃料は、液体燃料制御弁7に・よって、燃料器2に
送り込む量が制御される。また、気体燃料は、気体燃料
制御弁8によって、燃料器2に送り込まれる量が制御さ
れている。燃料の送量は、液体燃料制御弁7と、気体燃
料制御弁8の開閉度によって決められる。この開閉度は
、液体燃料制御弁7にあっては、液体燃料制御弁7に接
続される液体燃料弁制御装置13から出力される制御信
号によって、また、気体燃料制御弁8にあっては、気体
燃料制御弁8に接続される気体燃料弁制御装置14から
出力される制御信号によって決定される。液体燃料を使
用するか、気体燃料を使用するか、また、液体燃料と気
体燃料をいかなる割合で使用するかは、液体燃料弁制御
装置13および、気体燃料弁制御装置14に接続される
燃料信号分配器12によって決定される。燃料信号分配
器12には、速度/負荷制御装置10が接続されており
、燃料信号分配器12は、速度/負荷制御装置10から
の出力信号によって液体燃料制御信号と、気体燃料制御
信号に分配する。
この燃料信号分配器12からの出力信号に基づき、液体
燃料弁制御装置13および、気体燃料弁制御装置14に
より、それぞれの燃料制御信号に相当する量の燃料を供
給すべく、各々の制御弁の開閉度が制御されている。速
度/負荷制御装置10は、速度/負荷制御装置1川こ接
続されるガバナ制御スイッチ9と、タービン速度検出器
11とによって、燃料量を決定するものである。
ガバナ制御スイッチ9は、発電機電力を設定するもので
あり、速度/負荷制御装置1川ま、この設定電力に対応
する燃料量を決定し、燃料信号分配器12に燃料信号を
出力する。第2図には、第1図における燃料信号分配器
12の回路図が示されている。第1図における速度/負
荷制御装置10からの燃料制御信号は、掛算器18に入
力される。
掛算器18には、運転員の操作により頚算器18に接続
される燃料比率設定器17に入力される燃料切襖信号に
よって決定される燃料比率信号が入力する。掛算器18
は、燃料制御信号(X)と燃料比率信号(K)とを掛算
(一K×)し、掛算値が、演算増幅器19,201こ入
力する。演算増幅器19においては、演算し、Y2=K
・Xなる信号すなわち、例えば、気体燃料制御信号とし
て出力する。
また、演算増幅器2川こおいては、燃料制御信号(X)
と、掛算器18からの出力信号(−K・X)とが、入力
され、YI=(1一K)・Xなる信号すなわち、例えば
、液体燃料制御信号として出力する。なお、Kの値はプ
ログラム信号によって徐々に増減し、切換時間は1分程
度である。このように、従来の燃料切換制御装置にあっ
ては、燃料切換信号により燃料制御信号を単純に分割す
るだけであった。
したがって、発熱量の異なる燃料を切換える場合、切換
前と切換後では発電機電力が異なってしまうため、発熱
量が小さい燃料から、発熱量が大きな燃料に切換えた場
合には、第3図に示す如く、発電機電力は上昇する。こ
れは、発電所が、通常、調定率運転を行なっており、発
電機電力が一定に制御されている訳ではないからである
。燃料切換の際の発電機周波数と発電機電力との関係が
第4図に示されている。
通常、発電機の周波数は、母線の周波数によって決定さ
れるものであり「第4図に示される様な右下りの直線は
、速度/負荷制御系による燃料制御信号で決定される。
また「第4図図示直線は、発電機電力を設定するガバナ
制御スイッチによって上または下に平行移動することが
でき、発電機電力を変更することができる。すなわち、
燃料が切換り発熱量が変化した場合と、ガバナ制御スイ
ッチを操作し発電機電力を変更した場合とは、同じ現象
が起きることになり、第4図において発電機電力は、例
えば点Aから点Bへ移動することとなる。この変化が、
第3図に示す発電機電力の出力の変化として現われる。
この様に、発電機電力が変化した場合には、従来の発電
所においては、運転員が、ガバナ制御スイッチを操作す
ることにより、発電機電力を元の値に戻していた。
本発明の目的は、燃料切換時に、発電機電力の変化を無
くし「運転員が行なうガバナ制御スイッチの操作をする
必要のないガスタービン発電所におけるガスタービン発
電機の燃料切換制御装置を提供することにある。
本発明は、一定に保たれている発電機電力を設定値とし
、燃料切換時に変化する発電機電力とを比較し、変化が
あるときは、発電機電力を設定値に保持されるように、
ガバナ制御を自動的に行なおうとしたものである。
以下図示実施例につき説明する。
第5図には、本発明の一実施例が示されている。
発電機の電力を検知し、デジタル量として出力する発電
機電力変換器21の出力信号は、比較器22、及び、比
較器29に入力する。
比較器22の出力端には、リレー接点35aを介し、ィ
ンバータ23が接続され、ィンバータ23の出力端には
、リレーコイル24が接続されている。
また、比較器22の出力端には、リレー接点35bを介
し、リレーコイル25が接続されている。リレーコイル
24は、インバータ23からの出力によって、励磁され
、パルス発生器26と、カウンタ27とを接続するりレ
ー接点24aをON,OFFさせるものである。リレー
コイル25は、リレー接点35bからの出力によって励
磁されへパルス発生器26とカウンタ27とを接続する
りし−接点25aをON,OFFさせるものである。カ
ウンタ27は、パルス発生器26のパルスをリレーコイ
ル24のリレー接点24aのみが○Nしているときにア
ップカウントし「リレーコイル25のリレー接点25a
のみが○Nしているときにダウンカウントするもので、
カウントした値をカゥンタ27に接続されるD/A変換
器28に出力するものである。
D/A変換器28は、カゥン夕27から出力されるデジ
タル量をアナログ量に変換して出力するものである。こ
のD/A変換器28の出力は、比較器22及び、比較器
29に入力される。比較器29には、リレーコイル32
と、ィンバータ30を介し、リレーコイル31が、並列
に接続されている。
このリレーコイル31は、リレー接点31aを、また、
リレーコイル32は、リレー接点32aをそれぞれON
,OFFさせるものである。一方、比較器22に接続さ
れるリレー接点35a,35bは、液体燃料から気体燃
料へ切換るときONするスイッチ接点33及び、気体燃
料から液体燃料へ切換るときONするスイッチ接点34
に接続されるリレーコイル35によってON,OFFす
るものである。
次に、本実施例の動作を説明する。
リレー接点35a,35bは、通常、すなわち「燃料切
換を行なわない場合には、ONしている。
したがって、燃料切襖を行なっていないときには、通常
、発電機電力変換器21からの出力と、D/A変換器2
8から出力される設定値電力は同じものである。発電機
電力変換器21の出力である発電機電力は、比較器22
において、DノA変換器28の出力と比較され、誤差が
ある場合には「比較器22の出力は、ロジックレベルで
、「1」または「0」となる。比較器において、D/A
変換器28から出力される設定値電力が、発電機電力変
換器21の出力である発電機電力よりも小さいときは、
リレー接点35aを介し、ィンバータ23に入力し、リ
レーコイル24を励磁し「リレー接点24aをONさせ
て、カウンタ27で前に設定値にアップカウントして、
アップカウントした値を設定値としてDノA変換器28
より出力する。また、比較器22において比較した結果
「D/A変換器28から出力される設定値電力が、発電
機電力変換器21の出力である発電機電力よりも大きい
場合は、リレー接点35bを介し、リレーコイル25を
励磁し、リレー接点25aをONさせてtカウンタ27
において既に設定されているカウント値をダウンカウン
トし、そのダウンカウントした値を設定値として、D/
A変換器28より出力する。なお、リレーコイル24は
、インバータ23を通して励磁されるので、ここでは、
ロジックは反転する。いま、燃料切換を行なうと、リレ
ーコイル35が励磁され、リレー接点35a及び、リレ
ー接点35bがOFFとなり、発電機電力変換器21か
らの出力信号がカウンタ27に入力されなくなるため、
カゥン夕27は、前の値を保持している。
すなわち、燃料切換開始時の電力がカウンタ27にセッ
トされ、カウンタ27からは、セットされた値のデジタ
ル値が、D/A変換器28に出力され、D/A変換器2
8において、アナログ量に変換される。燃料制御開始時
の電力、すなわち、カウンタ27にセットされている電
力と、発電機電力変換器21によって計測される実際の
発電機電力とをト比較器29によって比較し、誤差があ
れば、ガバナ制御リレー31,32のリレー接点31a
あるいは、リレー接点32aが○Nし、発電機電力を一
定に保つ。
すなわち、D/A変換器28から出力される設定値電力
と、発電機電力変換器21から出力される発電機電力と
を、比較器29において比較し、設定値電力が、発電機
電力より小さいときには、比較器29からの出力は、ィ
ンバータ3川こ入力し、リレーコイル31を励磁し、リ
レー接点31aを○Nしてガバナ制御値を下げる。
また、DノA変換器28から出力される設定値電力と、
発電機電力変換器21から出力される発電機電力とを比
較器29において比較し、設定値電力が、発電機電力よ
り大きいときには「比較器29からの出力は、リレーコ
イル32に入力し、リレーコイル32を励磁し、リレー
接点32aを○Nしてガバナ制御値を上げる。このリレ
ー接点31a,32aは、ガバナ制御スイッチ9に接続
されており、ガバナ制御スイッチ9のガバナ制御を自動
的に行なう。
第6図には、電子計算機を利用した別の実施例のフロー
チャートカミラ示されている。
ステップ1において「燃料切襖の有無を判断し、燃料切
換がない場合には、そのまま出力させる。
燃料切換があった場合には、ステップ2において、取り
込んだ発電機電力Wsをセットする。発電機電力をセッ
トすると、ステップ3において、実際の発電機電力WA
と比較する。実電力が、セット電力より大きい場合には
、ステップ5においてガバナ設定電力を下げる。また、
実電力が、セット電力より大きくない場合には、ステッ
プ4において、実電力WAが、セット電力Wsよりも小
さいかどうかを比較する。実電力が、セット電力より小
さい場合には、ステップ6において、ガバナ設定電力を
上げる。実電力がセット電力よりも小さくない場合には
、ステップ3ですでに判断して、実電力がセット電力よ
りも大きくないと判断しているので、実電力とセット電
力が等しい訳であり、そのまま出力される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ガスタービン発電所の機器構成図、第2図は
、従来の燃料切換装置のブロック線図、第3図は、ガス
タービンの燃料切換時の負荷変化特性図「第4図は、ガ
スタービンの燃料切換時の鯛定率運転時の特性図、第5
図は、本発明に係る燃料切換制御装置の一実施例のブロ
ック線図、第6図は「本発明他の実施例のフローチャー
トである。 1・…・・圧縮機、2・…・・燃焼器、3・・…・ター
ビン、4…・・・発電機、7・・・・・・液体燃料制御
弁、8…・・・気体燃料制御弁、9…・・・ガバナ制御
スイッチ「10・・・・・・速度/負荷制御装置、11
…・・・速度検出器、12・・・・・・燃料信号分配器
、13・・・…液体燃料弁制御装置、14・・…・気体
燃料弁制御装置、21・・・・・・発電機電力変換器、
22,29・・・…比較器、23,30……インバー夕
、24,25,31,32,35・・…・リレーコイル
、26…・〜ぐルス発生器、27…・・・カウンタ、2
8・・・…DノA変換器、33,34……スイッチ接点
、24aゞ 25a,31a,32a,35a,35b
……リレー接点。 第2図 弟ー図 第3図 努ム図 弟s図 努ら図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数の燃料を切換えて発電するガスタービン発電所
    のガスタービン発電機の燃料切換制御装置において、燃
    料を切換え始める時点のガスタービン発電所の発電機の
    発電電力を設定値として設定せしめる第1の手段と、該
    第1の手段によつてなされる設定値と燃料切換過程で生
    ずる実際の発電機の発電電力とを比較する第2の手段と
    、該比較の結果に応じて上記実際の発電機の発電電力を
    上記設定値になるように制御せしめる第3の手段とより
    成る燃料切換制御装置。
JP53101836A 1978-08-23 1978-08-23 燃料切換制御装置 Expired JPS60540B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53101836A JPS60540B2 (ja) 1978-08-23 1978-08-23 燃料切換制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53101836A JPS60540B2 (ja) 1978-08-23 1978-08-23 燃料切換制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5529050A JPS5529050A (en) 1980-03-01
JPS60540B2 true JPS60540B2 (ja) 1985-01-08

Family

ID=14311154

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53101836A Expired JPS60540B2 (ja) 1978-08-23 1978-08-23 燃料切換制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60540B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0439395Y2 (ja) * 1985-01-22 1992-09-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5529050A (en) 1980-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5953902A (en) Control system for controlling the rotational speed of a turbine, and method for controlling the rotational speed of a turbine during load shedding
JPH09166029A (ja) ガスタービンの燃焼器に対する燃料流量を調整する方法
JPS62178200A (ja) 発電電力制御装置
JPS60540B2 (ja) 燃料切換制御装置
CN103348554B (zh) 用于功率激励链的有载分接开关控制方法、相关单元及包括此类单元的功率激励链
JP4073956B2 (ja) タービンの回転数の制御システム及び負荷低減時のタービンの回転数の制御方法
CN110118171B (zh) 一种核电站汽动主给水泵转速调节装置及方法
JPH09324656A (ja) 運転制御装置
JP2692974B2 (ja) 複合発電プラントの制御方法
JPH03293930A (ja) 買電量制御装置
JPH0623683Y2 (ja) 混焼ボイラを備えた発電プラントの制御装置
JPH0615824B2 (ja) ガスタービン燃料制御装置
JPH05272361A (ja) 複合サイクル発電プラントの負荷制御装置
JP2949599B2 (ja) タービン制御装置
SU842204A1 (ru) Система защиты энергоблока
JPH04303103A (ja) タービン制御方法および装置
JP3747257B2 (ja) 発電制御装置
JP3669043B2 (ja) 水力発電所の制御装置
JPH07139373A (ja) ガスタービン制御装置及び方法
JPH0731198A (ja) 系統安定化装置
JP2612023B2 (ja) ガスタービン制御装置
JPS6341292B2 (ja)
JPS5896131A (ja) ガスタ−ビン速度制御方法
SU1016772A1 (ru) Устройство дл программного регулировани
JP3844929B2 (ja) バーナ本数制御装置