JPS605400Y2 - 多点デ−タ入出力装置 - Google Patents

多点デ−タ入出力装置

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JPS605400Y2
JPS605400Y2 JP439079U JP439079U JPS605400Y2 JP S605400 Y2 JPS605400 Y2 JP S605400Y2 JP 439079 U JP439079 U JP 439079U JP 439079 U JP439079 U JP 439079U JP S605400 Y2 JPS605400 Y2 JP S605400Y2
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JP439079U
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Inventor
一史 太田
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横河北辰電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、データ処理システムにおける多点データの入
出力方式に関するものである。
データ処理システムにおいて、データ処理装置には入出
力装置が組合わせれ、この入出力装置を通じて、データ
処理装置とその対象の間のデータ授受が行われる。
入出力装置がデータ・バスに接続されるものであるとき
、データの授受は、データ1語ごとにデータ処理装置の
入出力命令によって行われる。
すなわち、データ処理装置は、データ入力の場合は、デ
ータの源を指定してデータ入力命令を実行腰データ出力
の場合は、データの行先きを指定してデータ出力命令を
実行する。
入力データの源および出力データの行先きはアドレス信
号によって表現されるから、データの入出力に際してデ
ータ処理装置から入出力装置にはアドレス信号も与えら
れる。
入出力装置内には、入力データの源および出力データの
行先きごとに、データの授受回路が設けられる。
データ授受回路は、プリント板上に形成され、このよう
なプリント板が、入出力データの数に応じて、入出力装
置筐体中に装架される。
プリント板に実装される回路の種類は、入出力データの
種類に応じて様々であり、所要回路部品数もそれぞれ異
なるから、プリント板1枚当りの回路実装数は入出力デ
ータの種類によって異なる。
入出力装置の筐体においては、プリント板装架用にバッ
クボードが設けられ、バンクボードにはプリント配線等
により、筐体の内部配線がほどこされる。
バンクボードの配線は、各プリント板における回路の実
装数が等しいときには標準化が容易であるが、回路実装
数がまちまちなプリント板が混在するときは、標準化が
困難である。
しいて標準化するとすれば、回路実装数が最も多いプリ
ント板が装架される場合を想定してバツクホード配線を
行う方法があるが、無駄の多いものとなる。
すなわち、プリント板1枚当りのアドレスの割当て数が
、どのプリント板についても、回路実装数が最大の場合
と同じになるので、回路実装数の少ないプリント板につ
いては、空きアドレスが生じる。
この空きアドレスは、他のプリント板の回路に割当てる
ことができないので、無駄となる。
したがって、アドレス用ディジタル信号の所要ビット数
の割には、実際に入出力しうるデータの数が少なくて、
能率が悪い。
入出力装置筐体中に回路実装数のまちまちなプリント板
が装架できるということは、入出力装置筐体の利用性を
高める見地からは好ましいことであるが、上記の理由に
よりうまくいかない。
本考案の目的は、入出力装置の筐体に回路実装数のまち
まちなプリント板を装架して、バンクボードの配線を標
準化しても、データ処理装置からみて、空きアドレスに
よる無駄を生じない多点データ入出力を提供することに
ある。
本考案は、 データ入出力回路の実装数がそれぞれ独自でありながら
、各データ入出力回路には、所定の最大数が実装される
場合における入出力番号が付けられている複数のプリン
ト板、 これら複数のプリント板を装架するバックボードであっ
て、複数のプリント板がいずれも所定の最大数のデータ
入出力回路を実装している場合に相当する配線が行われ
ているバックボード、データ処理装置からデータ入出力
回路を指定して与えられる論理入出力番号を保持する入
出力番号レジスタ、 及び 論理入出力番号に等しい各アドレスに、前記複数のプリ
ント板に実装されている各入出力回路の物理入出力番号
をそれぞれ記憶し、前記入出力番号レジスタの内容がア
ドレス信号として与えられ、そのアドレスに記憶してい
る物理入出力番号をバックボードを通じて前記複数のプ
リント板に入出力回路指定信号として与える入出力番号
変換器を具備する多点データ入出力装置 によって上記の目的を遠戚したものである。
以下図面によって本考案を説明する。
第1図は本考案実施例の概念的構成図である。
第1図において、1はデータ処理装置、2はデータ・バ
ス、3は入出力装置である。
データ処理装置1と入出力装置3はデータ・バス2によ
って接続される。
いま、入出力装置3は、多点アナログ・データ入力装置
であるとする。
入出力装置3において、310〜31nはI10カード
であって、そぞれ固有の数の信号受信回路が実装された
プリント板により構成され、バックボード(回路)に装
架される。
このバックボードには、複数のプリント板がいずれも所
定の最大数の信号受信回路を実装している場合に相当す
る配線が行なわれている。
この信号受信回路はデータ入出力回路である。
これらI10カード310〜31nは、与えられた多点
アナログ入力信号のうちから指定された1つを選びだし
、それをディジタル信号に変換して、レジスタ32に与
えるものである。
レジスタ32の内容はデータ・バス2に与えられる。
このデータはデータ処理装置1によって読取られる。
I10カード31 i (i=o”−n)が選択すべき
入力信号の番号は、バックボード配線を通じて、入力番
号変換器33によって指定される。
入力番号変換器33は、入力番号レジスタ34の値を変
換して物理入力番号を決定する。
物理入力番号とは、I10カード310〜31nがいず
れも最大数の回路を実装しているとして多点アナログ入
力信号にそれぞれ付けられた番号であり、実効アドレス
に相当する。
この物理入力番号は、入出力装置3における最大の入力
チャネルの物理的配列の順に付けられる。
入力番号レジスタ34にはデータ・バス2上のデータが
セットされる。
このレジスタの値は、データ処理装置1が多点アナログ
・データを1つ読取るたびに、更新される。
この値は論理入力番号を与える。
論理入力番号とは、データ処理装置1により便宜的に多
点アナログ信号のそれぞれに付けられた番号であって、
データ読取りの順番に従って付けられた論理的アドレス
である。
データ読取りの順番はデータ処理の目的に応じて定めら
れる。
このため、論理入力番号と物理入力番号とは一般的には
同じではない。
シーケンス制御器35は、I10カード311ルジスタ
32、入力番号レジスタ34の動作を制御する。
シーケンス制御装置35は、データ・バス2の制御線を
通じてデータ処理装置1から与えられる入力指令に従っ
て動作する。
論理入力番号と物理入力番号との対応例を第2図に示す
物理入力番号は、I10カード31iがすべて最大数(
4)の回路を実装しているものとして、I10カード3
10には0〜3,311には4〜7,312には8〜B
、313にはC〜Fというように割付けられる。
しか腰実際は、これら番号のうちO〜4,8.C,Dに
ついて回路が実装されており、その他の番号は空き番号
である。
そこで、入力番号変換器33により、論理入力番号を、
回路が実在する物理入力番号に変換する。
入力番号変換器33は、例えばリード・オンリー・メモ
リ(ROM)またはランダム・アクセス・メモリ(RA
M)によって構成され、論理入力番号に相当するアドレ
スに物理入力番号を記憶している。
このような入力番号変換器33に入力番号レジスタ34
の値をアドレスとして与えると、そのアドレスから物理
入力番号が読出される。
論理入力番号と物理入力番号との対応は予めわかってお
り、それに基づいて、ROMの切込みあるいはRAMの
書込みが行われる。
RAMの書込みは、データ・バス2を通じてデータ処理
装置1によって行うことができる。
このように構成された装置の動作には次のとおりである
データ処理装置1は、読取りたいデータの論理入力番号
をデータ・バス2のデータ線にのせ、入力指令をデータ
・バス2の制御線にのせる。
そうすると、入力指令に従ったシーケンス制御器35の
動作により、データ線上の論理入力番号は入力番号レジ
スタ34にセットされる。
この論理入力番号は、入力番号変換器33によって物理
入力番号に変換されて、I10カード310〜31nに
与えられる。
I10カード310〜31nは、与えられた物理入力番
号に該当する入力信号を選んで、ディジタル・データに
変換し、レジスタ32に与える。
このデータはシーケンス制御装置35によってレジスタ
32にセットされる。
レジスタ32のデータはデータ・バス2のデータ線にの
る。
このときシーケンス制御器35はデータ準備完了信号を
データ・バス2の制御線にのせる。
データ処理装置1はこの信号に従ってデータ線上のデー
タを読取る。
以下同様な動作により、一連のアナログ・データがデー
タ処理装置1に入力される。
このようにして、データ処理装置1は、物理入力番号に
空きのある入力データに対して、いちいちそれを意識す
ることなく読取りが行える。
そして、論理入力番号には空きをつくる必要がないので
、アドレス用の所要ビットは、現実に実装されている回
路に見合ったものでよい。
入出力装置3が多点アナログ・データ出力装置であると
きは、データの流れが逆になる他は上述と同様な動作が
行われ、同様な効果を生じる。
なお、入出力データはアナログ・データに限られない。
以上のように、本考案によれば、入出力装置筐体に回路
実装数のまちまちなプリント板を装架して、バンクボー
ド配線を標準化しても、データ処理装置からみて、空き
アドレスによる無駄を生じない多点データ入出力装置が
実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の概念的構成図、第2図は第1図
の装置の一部の説明図である。 1・・・・・・データ処理装置、2・・・・・・データ
・バス、3・・・・・・入出力装置、310〜31n・
・・・・・I10カード、32・・・・・・レジスタ、
33・・・・・・入力番号変換器、34・・・・・・入
力番号レジスタ、35・・・・・・シーケンス制御器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 データ入出力回路の実装数がそれぞれ独自でありながら
    、所定の最大数のデータ入出力回路が実装される場合に
    おける入出力番号が付けられている複数のプリント板、 これら複数のプリント板を装架するバックボードであっ
    て、複数のプリント板がいずれも所定の最大数のデータ
    入出力回路を実装している場合に相当する配線が行なわ
    れているバンクボード、データ処理装置からデータ入出
    力回路を指定して与えられる論理入出力番号を保持する
    入出力番号レジスタ、 及び 論理入出力番号に等しい各アドレスに、前記複数のプリ
    ント板に実装されている各入出力回路の物理入出力番号
    をそれぞれ記憶し、前記入出力番号レジスタの内容がア
    ドレス信号として与えられ、そのアドレスに記憶してい
    る物理入出力番号をバックボードを通じて前記複数のプ
    リント板に入出力回路指定信号として与える入出力番号
    変換器を具備する多点データ入出力装置。
JP439079U 1979-01-17 1979-01-17 多点デ−タ入出力装置 Expired JPS605400Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP439079U JPS605400Y2 (ja) 1979-01-17 1979-01-17 多点デ−タ入出力装置

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JP439079U JPS605400Y2 (ja) 1979-01-17 1979-01-17 多点デ−タ入出力装置

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Publication Number Publication Date
JPS55107637U JPS55107637U (ja) 1980-07-28
JPS605400Y2 true JPS605400Y2 (ja) 1985-02-19

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ID=28809292

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