JPS6053910A - 自動焦点調節装置 - Google Patents
自動焦点調節装置Info
- Publication number
- JPS6053910A JPS6053910A JP58162259A JP16225983A JPS6053910A JP S6053910 A JPS6053910 A JP S6053910A JP 58162259 A JP58162259 A JP 58162259A JP 16225983 A JP16225983 A JP 16225983A JP S6053910 A JPS6053910 A JP S6053910A
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- JP
- Japan
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- distance
- lens
- active
- focus
- passive
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- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Focusing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ビデオカメラ等に用いる自動焦点調節装置に
関するものである。
関するものである。
従来、この種の焦点調節装置は各種の方式が提案され、
実際にもビデオカメラ等に組込まれている。これらの各
種の方式を大別すると、所謂アクティブ方式と呼ばれる
能動型測距装置と、所謂パッシブ方式と呼ばれる受動型
測距装置とに分けられることはよく知られている。前者
のアクティブ方式の自動焦点調節は、カメラ側から被写
体に向けて光線又は音波等を発射し、その反射光等を情
報源をするものであるが、至近距離から例えば10m近
辺までの距離範囲に存在する極く一般的な被写体の反射
光等から、何らかの信号を得て被写体距離を知ることは
できるが、それ以遠の被写体に対しては反射光等が低レ
ベルとなり検出不能どなる。
実際にもビデオカメラ等に組込まれている。これらの各
種の方式を大別すると、所謂アクティブ方式と呼ばれる
能動型測距装置と、所謂パッシブ方式と呼ばれる受動型
測距装置とに分けられることはよく知られている。前者
のアクティブ方式の自動焦点調節は、カメラ側から被写
体に向けて光線又は音波等を発射し、その反射光等を情
報源をするものであるが、至近距離から例えば10m近
辺までの距離範囲に存在する極く一般的な被写体の反射
光等から、何らかの信号を得て被写体距離を知ることは
できるが、それ以遠の被写体に対しては反射光等が低レ
ベルとなり検出不能どなる。
従って、従来のこの種のアクティブ方式の自動焦点調節
装置を備えたビデオカメラでは、発射した光線又は音波
が戻ってこない距離の被写体に対しては、撮影レンズの
うちの焦点調節に関与するレンズ群を予め定められた位
置に停止させていた。この光線又は音波の反射光等を検
出できる限界の距離を到達距離と呼ぶことにするど、こ
の到達距離が過焦点距離の近点以遠となるような場合は
、結果としては定められた至近距離から無限遠距離の間
の何れの位置に被写体があっても、この被写体は被写界
深度内に入るために問題が生ずることはない。
装置を備えたビデオカメラでは、発射した光線又は音波
が戻ってこない距離の被写体に対しては、撮影レンズの
うちの焦点調節に関与するレンズ群を予め定められた位
置に停止させていた。この光線又は音波の反射光等を検
出できる限界の距離を到達距離と呼ぶことにするど、こ
の到達距離が過焦点距離の近点以遠となるような場合は
、結果としては定められた至近距離から無限遠距離の間
の何れの位置に被写体があっても、この被写体は被写界
深度内に入るために問題が生ずることはない。
例えば、焦点距離f = 35 m m”、開放FNo
=F2.8、最小錯乱円径δ=0.03の35mmカメ
ラにおいては、この過焦点距離の近点はH/2 = f
2 / (2δF)から7.3mとなり、もし10mを
到達距離とできれば全域で合焦可能となる。ところが、
ここでf = 60 m m、開放FNo=F1.8、
最小錯乱円径δ=0.03mmのビデオカメラを考えて
みると、H/ 2 = 33 mとなり、全域で合焦可
能なカメラを実現することは、電力素子の種類拳大きさ
等の面から極めて困難である。
=F2.8、最小錯乱円径δ=0.03の35mmカメ
ラにおいては、この過焦点距離の近点はH/2 = f
2 / (2δF)から7.3mとなり、もし10mを
到達距離とできれば全域で合焦可能となる。ところが、
ここでf = 60 m m、開放FNo=F1.8、
最小錯乱円径δ=0.03mmのビデオカメラを考えて
みると、H/ 2 = 33 mとなり、全域で合焦可
能なカメラを実現することは、電力素子の種類拳大きさ
等の面から極めて困難である。
公知のアクティブ方式の測距装置の多くは、実用土は殆
どの被写体に合焦することが可能ではあるが、絞りが比
較的開放に近い場合の例えば花火や夜のネオンサインな
どの遠景では、手動で焦点合わせをする必要がある。例
えば、前述のf=60mmのレンズを有するビデオカメ
ラにおいては、光線等の到達距離を10mとすると、1
0000=602 / (2争0.03・F)からF=
6となり、F6よりも開放側で撮影する場合はピントぼ
けになることがある。
どの被写体に合焦することが可能ではあるが、絞りが比
較的開放に近い場合の例えば花火や夜のネオンサインな
どの遠景では、手動で焦点合わせをする必要がある。例
えば、前述のf=60mmのレンズを有するビデオカメ
ラにおいては、光線等の到達距離を10mとすると、1
0000=602 / (2争0.03・F)からF=
6となり、F6よりも開放側で撮影する場合はピントぼ
けになることがある。
これに対し後者のパッシブ方式の自動焦点調節装置では
、原理的に被写体に何らかの識別可能なコントラストが
なければ測距が不可能となる。このために、被写体がコ
ントラストのない壁のようなものであったり、或いは低
照度下にありコントラストの差が殆ど現われない場合に
は、測距不能となる欠点を有している。しかしながら、
先のアクティブ方式と異なり、パッシブ方式では被写体
に識別可能なコントラストがある限り全距離範囲で測距
が可能となる利点を持っている。即ち、近距離側の被写
体に対してはアクティブ方式の測距装置が、また遠距離
側の被写体に対してはパッシブ方式の測距装置が優れて
おり、しかもこれらは相互に欠点を補ないあっていると
云える。
、原理的に被写体に何らかの識別可能なコントラストが
なければ測距が不可能となる。このために、被写体がコ
ントラストのない壁のようなものであったり、或いは低
照度下にありコントラストの差が殆ど現われない場合に
は、測距不能となる欠点を有している。しかしながら、
先のアクティブ方式と異なり、パッシブ方式では被写体
に識別可能なコントラストがある限り全距離範囲で測距
が可能となる利点を持っている。即ち、近距離側の被写
体に対してはアクティブ方式の測距装置が、また遠距離
側の被写体に対してはパッシブ方式の測距装置が優れて
おり、しかもこれらは相互に欠点を補ないあっていると
云える。
上述の理由から、アクティブ方式とパッシブ方式の両方
を有したカメラの測距装置は知られているが、従来公知
のものは前述のよう、な過焦点距離と到達距離の考えま
でが十分に考慮されていないために、絞りが比較的絞ら
れていて、その絞り又は開放絞りでの過焦点距離位置に
撮影レンズを停止しておけば、合焦している条件下でも
パッシブ測距装置による測距が持続され、細かくレンズ
が移動して撮影された動画像が見難くなったり、パンニ
ング等により測距視野内にコントラストのない被写体が
入った場合にパッシブ方式の所謂サーチモードとなって
レンズが大きく動いてしまう虞れもある。このため、従
来の2種の測距方式を併用した自動焦点装置を主に動画
像用に使用した場合には、場合によってはかえって画面
が見苦しくなってしまう欠点がある。
を有したカメラの測距装置は知られているが、従来公知
のものは前述のよう、な過焦点距離と到達距離の考えま
でが十分に考慮されていないために、絞りが比較的絞ら
れていて、その絞り又は開放絞りでの過焦点距離位置に
撮影レンズを停止しておけば、合焦している条件下でも
パッシブ測距装置による測距が持続され、細かくレンズ
が移動して撮影された動画像が見難くなったり、パンニ
ング等により測距視野内にコントラストのない被写体が
入った場合にパッシブ方式の所謂サーチモードとなって
レンズが大きく動いてしまう虞れもある。このため、従
来の2種の測距方式を併用した自動焦点装置を主に動画
像用に使用した場合には、場合によってはかえって画面
が見苦しくなってしまう欠点がある。
本発明の目的は、上述の従来例の欠点を解消し、2つの
異なる方式の測距装置を使用し、成る条件の場合には撮
影レンズを固定の位置に停止して測距の無駄を省く自動
焦点調節装置を提供することにあり、その要旨は、物体
までの距離を自動的に検出するための、方式の異なる第
1、第2の測距装置を有し、これらの2つの測距装置の
何れを用いるかを焦点調節に関与するレンズ群の位置の
近距離、遠距離によって決定するために該レンズ群の位
置を検知するレンズ位置検知装置を有し、該レンズ位置
検知装置の出力が遠距離であっても、前記物体の輝度が
犬なる場合又はズームレンズの焦点距離が広角である場
合には、前記焦点調節用レンズ群を定められた位置に停
止する制御装置を有することを特徴とするものである。
異なる方式の測距装置を使用し、成る条件の場合には撮
影レンズを固定の位置に停止して測距の無駄を省く自動
焦点調節装置を提供することにあり、その要旨は、物体
までの距離を自動的に検出するための、方式の異なる第
1、第2の測距装置を有し、これらの2つの測距装置の
何れを用いるかを焦点調節に関与するレンズ群の位置の
近距離、遠距離によって決定するために該レンズ群の位
置を検知するレンズ位置検知装置を有し、該レンズ位置
検知装置の出力が遠距離であっても、前記物体の輝度が
犬なる場合又はズームレンズの焦点距離が広角である場
合には、前記焦点調節用レンズ群を定められた位置に停
止する制御装置を有することを特徴とするものである。
次に、本発明を図示の実施例に基づいて更に詳細に説明
する。
する。
第1図は本発明の第1の実施例のシステム概要図を示し
、■は距離環2によって保持された撮影レンズであり、
この撮影レンズ1、詳しくは焦点調節に関与するレンズ
群は電動機3の駆動に従つて歯車4により固定鏡筒5に
対して光軸方向に前後進できるようになっている。撮影
レンズ1から撮像管6により得た被写体像を、TV信号
化し図示しない処理回路に送信するようになっているわ
けであるが、撮像管6の絞り状態を検知する被写体輝度
検知回路7が設けられ、その出力である輝度信号EVは
シーケンサ8に入力される。また、撮影レンズlの位置
を検知するための位置検知回路9が備えられ、その出力
はシーケンサ8に入力するようになっており、シーケン
サ8においては先の輝度信号EVとの組合わせにより、
シーケンサ8からの出力はアクティブ測距装置1o、パ
ッシブ測距装置11、固定焦点装置12の何れかを作動
させるように接続され、これらの装置1o、11.12
の出力は電動機駆動回路13を介して電動機3を駆動す
るように構成されている。なお、シーケンサ8には必要
に応じてタイマ14のタイマ信号が入力され、シーケン
サ8はタイマ信号の有無を勘案して作動するようにされ
ている。
、■は距離環2によって保持された撮影レンズであり、
この撮影レンズ1、詳しくは焦点調節に関与するレンズ
群は電動機3の駆動に従つて歯車4により固定鏡筒5に
対して光軸方向に前後進できるようになっている。撮影
レンズ1から撮像管6により得た被写体像を、TV信号
化し図示しない処理回路に送信するようになっているわ
けであるが、撮像管6の絞り状態を検知する被写体輝度
検知回路7が設けられ、その出力である輝度信号EVは
シーケンサ8に入力される。また、撮影レンズlの位置
を検知するための位置検知回路9が備えられ、その出力
はシーケンサ8に入力するようになっており、シーケン
サ8においては先の輝度信号EVとの組合わせにより、
シーケンサ8からの出力はアクティブ測距装置1o、パ
ッシブ測距装置11、固定焦点装置12の何れかを作動
させるように接続され、これらの装置1o、11.12
の出力は電動機駆動回路13を介して電動機3を駆動す
るように構成されている。なお、シーケンサ8には必要
に応じてタイマ14のタイマ信号が入力され、シーケン
サ8はタイマ信号の有無を勘案して作動するようにされ
ている。
従って、輝度検知回路7及び位置検知回路9からの情報
は共にシーケンサ8に伝えられ、このシーケンサ8内で
の判断の結果、アクティブ測距装置10、パッシブ測距
装置11又は固定の定められた停止位置を保持する固定
焦点装置12のうちの何れか1つの装置が選択され、選
択された装置の出力に応じた電動機駆動回路13の指令
により、電動機3が歯車4を介して撮影レンズ1の位置
を調節し、被写体像が合焦状態で撮像管6の撮像面上に
結像されることになる。
は共にシーケンサ8に伝えられ、このシーケンサ8内で
の判断の結果、アクティブ測距装置10、パッシブ測距
装置11又は固定の定められた停止位置を保持する固定
焦点装置12のうちの何れか1つの装置が選択され、選
択された装置の出力に応じた電動機駆動回路13の指令
により、電動機3が歯車4を介して撮影レンズ1の位置
を調節し、被写体像が合焦状態で撮像管6の撮像面上に
結像されることになる。
この第1の実施例においては、アクティブ測距装置を用
いるかパッシブ測距装置を用いるかの判断として、前述
したように輝度情報とレンズ位置情報を用いている。な
お、後述するように撮影レンズ1を固定焦点に保持する
ための固定焦点装置12は、アクティブ測距装置10に
含まれると考えることができる。ここで、タイマ14の
役向は、モードがパッシブ測距となったときにパッシブ
方式だけの測距を持続していると、後述する不具合が生
ずることを防止するためのものであり、パッシブ測距装
置11の作動中は成る定められた時間周期でアクティブ
測距装置10が駆動するようにされている。更には、タ
イマ14は固定焦点装置12の作動が終り、アクティブ
測距装置10に切換わるタイミング調整の役割を兼ねて
いる。
いるかパッシブ測距装置を用いるかの判断として、前述
したように輝度情報とレンズ位置情報を用いている。な
お、後述するように撮影レンズ1を固定焦点に保持する
ための固定焦点装置12は、アクティブ測距装置10に
含まれると考えることができる。ここで、タイマ14の
役向は、モードがパッシブ測距となったときにパッシブ
方式だけの測距を持続していると、後述する不具合が生
ずることを防止するためのものであり、パッシブ測距装
置11の作動中は成る定められた時間周期でアクティブ
測距装置10が駆動するようにされている。更には、タ
イマ14は固定焦点装置12の作動が終り、アクティブ
測距装置10に切換わるタイミング調整の役割を兼ねて
いる。
この第1図で知られるように、本実施例では至近距離の
被写体に対してはアクティブ測距装置10により、遠距
離の被写体に対してはパンシブ測距装置11によって測
距するものにおいて、レンズ位置情報を取り入れ、更に
絞り情報に相当する被写体輝度情報を取り入れることに
より、場合によっては遠距離の被写体でのパッシブ測距
装置11による測距を行わず、予め定められたレンズ停
止位置へ停止させるものである。第1表は被写体条件の
組合わせによる測距モードを示し、この実施例において
は撮影レンズlは定められた被写体距離を境界として、
「遠距離位置」と「近距離位置」の2位置を位置検知回
路9により検知可能とし、また、輝度情報としては定め
られた絞り開口を境界として輝度検知回路7により「明
状態」と「暗状態」とが検知可能となっている。
被写体に対してはアクティブ測距装置10により、遠距
離の被写体に対してはパンシブ測距装置11によって測
距するものにおいて、レンズ位置情報を取り入れ、更に
絞り情報に相当する被写体輝度情報を取り入れることに
より、場合によっては遠距離の被写体でのパッシブ測距
装置11による測距を行わず、予め定められたレンズ停
止位置へ停止させるものである。第1表は被写体条件の
組合わせによる測距モードを示し、この実施例において
は撮影レンズlは定められた被写体距離を境界として、
「遠距離位置」と「近距離位置」の2位置を位置検知回
路9により検知可能とし、また、輝度情報としては定め
られた絞り開口を境界として輝度検知回路7により「明
状態」と「暗状態」とが検知可能となっている。
第1表
レンズ位置 輝度 モード
遠距離 暗 パッシブ
遠距離 明 固定焦点
近距離 暗 アクティブ
近距離 明 アクティブ
第1表に示すように、暗い遠距離の被写体では絞りが開
いていることから過焦点距離f2/(δF)[ただしf
は望遠端で一定とする]は大きくなり、光線の到達距離
を越えるためにパッシブモードで測距することが最適で
ある。また、明るい遠距離の被写体では、例えば前述の
ビデオ用レンズではF6よりも絞っていれば、パッシブ
測距の必要性はなく、レンズは過焦点距離を合焦距離と
する位置に停まっていればよい。更に到達距離以内では
、絞り状態によらずにアクティブ測距を行えばよいこと
になる。これらの動作を制御するシーケンサ8は論理回
路によるハードウェアにより実現することもできるが、
本実施例においては後述するようにソフトウェアにより
作動するようにされている。
いていることから過焦点距離f2/(δF)[ただしf
は望遠端で一定とする]は大きくなり、光線の到達距離
を越えるためにパッシブモードで測距することが最適で
ある。また、明るい遠距離の被写体では、例えば前述の
ビデオ用レンズではF6よりも絞っていれば、パッシブ
測距の必要性はなく、レンズは過焦点距離を合焦距離と
する位置に停まっていればよい。更に到達距離以内では
、絞り状態によらずにアクティブ測距を行えばよいこと
になる。これらの動作を制御するシーケンサ8は論理回
路によるハードウェアにより実現することもできるが、
本実施例においては後述するようにソフトウェアにより
作動するようにされている。
第2図はレンズの停止位置情報を知るための位置検知回
路9の一実施例であり、リーフスイッチ15の作動接片
16か、撮影レンズ1を保持する距離環2の外周に一体
に設けられたカム部17に当接して駆動され、固定接片
18と接続するようになっている。第2図(a)ではス
イッチは開いており、(b)では距離環2の回転に伴い
カム部17が作動接片16を押し下げてスイッチは閉じ
られている。このようにして検知した2位置を、例えば
第2図(a)は近距離領域、(b)は遠距離領域とすれ
ばよい。また、この2つの位置の切換点の距離としては
、アクティブ測距装置10の光線等の到達距離付近とす
るか、或いは他の設計意図により例えば到達距離を望遠
端開放下での近点としてもよい。
路9の一実施例であり、リーフスイッチ15の作動接片
16か、撮影レンズ1を保持する距離環2の外周に一体
に設けられたカム部17に当接して駆動され、固定接片
18と接続するようになっている。第2図(a)ではス
イッチは開いており、(b)では距離環2の回転に伴い
カム部17が作動接片16を押し下げてスイッチは閉じ
られている。このようにして検知した2位置を、例えば
第2図(a)は近距離領域、(b)は遠距離領域とすれ
ばよい。また、この2つの位置の切換点の距離としては
、アクティブ測距装置10の光線等の到達距離付近とす
るか、或いは他の設計意図により例えば到達距離を望遠
端開放下での近点としてもよい。
第3図は本実施例に用いるに適した形式のアクティブ測
距装置10を示している。なお、本実施例ではここに示
す以外の方式のアクティブ測距装置を用いてもよいこと
は勿論である。この第3図において、シーケンサ8から
の命令によりマイクロプロセッサ20は赤外光駆動回路
21を一定の周期でパルス発光するように指示し、赤外
発光ダイオード22は近赤外光を周期的に投光レンズ2
3を介して被写界に向けて投射する。投射された光線は
被写体Sで乱反射し、受光レンズ24を介して受光素子
25上に結像する。このとき第3図は合焦状態であり、
受光素子25への光束は受光素子25の2つの領域25
a、25bの境界部に中心を持って結像するため、領域
25a、25bの出力A、Bの出力差(A−B)は零に
なっている。例えば、被写体Sが近づいてくると、受光
素子25上のスポット中心は領域25b側に移動し、B
の出力が大になり、(A−B、)くOとなって後ピント
を検出し、前ピントの場合はその逆となる。信号A、B
はそれぞれ増幅器26a、26bで増幅後に、積分器2
7a、27bにより交流雑音成分が取り除かれて差動増
幅器28に送られ、差信号(A−B)をマイクロプロセ
ッサ20で演算処理し電動機3の回転方向等が決定され
る。例えば、後ピントの場合は撮影レンズ1は画面上で
左方向へ移動し、撮影光軸と投受光レンズ23.24の
光軸は新たな距離の被写体上で交叉することになる。
距装置10を示している。なお、本実施例ではここに示
す以外の方式のアクティブ測距装置を用いてもよいこと
は勿論である。この第3図において、シーケンサ8から
の命令によりマイクロプロセッサ20は赤外光駆動回路
21を一定の周期でパルス発光するように指示し、赤外
発光ダイオード22は近赤外光を周期的に投光レンズ2
3を介して被写界に向けて投射する。投射された光線は
被写体Sで乱反射し、受光レンズ24を介して受光素子
25上に結像する。このとき第3図は合焦状態であり、
受光素子25への光束は受光素子25の2つの領域25
a、25bの境界部に中心を持って結像するため、領域
25a、25bの出力A、Bの出力差(A−B)は零に
なっている。例えば、被写体Sが近づいてくると、受光
素子25上のスポット中心は領域25b側に移動し、B
の出力が大になり、(A−B、)くOとなって後ピント
を検出し、前ピントの場合はその逆となる。信号A、B
はそれぞれ増幅器26a、26bで増幅後に、積分器2
7a、27bにより交流雑音成分が取り除かれて差動増
幅器28に送られ、差信号(A−B)をマイクロプロセ
ッサ20で演算処理し電動機3の回転方向等が決定され
る。例えば、後ピントの場合は撮影レンズ1は画面上で
左方向へ移動し、撮影光軸と投受光レンズ23.24の
光軸は新たな距離の被写体上で交叉することになる。
第4図は本実施例に好適に用いられるパッシブ測距装置
11を示すものである。ここで、撮像管に相当するCO
D等の固体撮像素子30からの出力は、プリアンプ、ガ
ンマ補正、ブランキング混合、リニアクリップ等の回路
を有する処理回路31によりTV信号とされる他に、自
動焦点調節用としてマイクロプロセッサ32により動作
されるゲート33により画面中心部の測距視野内の信号
だけが取り出され、この信号は高域フィルタ34によっ
て高周波成分のみが通過し、検出器35により取り出さ
れる。一方、焦点変調器36.37の2つの光学素子と
これを駆動する振動体38は、カウンタ39、CODド
ライブ40からフレーム周期の信号を得て、フレームご
とに結像位置を変える。その結果、検出器35の出力と
そのときの焦点変調器36.37の位置から、前ピント
、後ピントを検知する位相感知検出器41は、その大き
さと符号によって焦点誤差の大きさと方向を示し、焦点
サーボ回路42を介して電動機駆動回路13を駆動する
ようになっている。
11を示すものである。ここで、撮像管に相当するCO
D等の固体撮像素子30からの出力は、プリアンプ、ガ
ンマ補正、ブランキング混合、リニアクリップ等の回路
を有する処理回路31によりTV信号とされる他に、自
動焦点調節用としてマイクロプロセッサ32により動作
されるゲート33により画面中心部の測距視野内の信号
だけが取り出され、この信号は高域フィルタ34によっ
て高周波成分のみが通過し、検出器35により取り出さ
れる。一方、焦点変調器36.37の2つの光学素子と
これを駆動する振動体38は、カウンタ39、CODド
ライブ40からフレーム周期の信号を得て、フレームご
とに結像位置を変える。その結果、検出器35の出力と
そのときの焦点変調器36.37の位置から、前ピント
、後ピントを検知する位相感知検出器41は、その大き
さと符号によって焦点誤差の大きさと方向を示し、焦点
サーボ回路42を介して電動機駆動回路13を駆動する
ようになっている。
第5図はこの方法のパッシブ測距装置11の原理図であ
る。第5図(a)は被写体のコントラストを示し、非合
焦状態ではY信号は(b)に示すようになり、その微分
信号は(c)に示すように小さな出力に過ぎない。これ
に対して、合焦状態ではY信号は(d)に示すようにな
り、その微分信号を示す(e)は(C)と比較してはる
かにそのピークが大きい。従って、微分信号がピークと
なる位置を合焦位置とすれば良いことが判る。
る。第5図(a)は被写体のコントラストを示し、非合
焦状態ではY信号は(b)に示すようになり、その微分
信号は(c)に示すように小さな出力に過ぎない。これ
に対して、合焦状態ではY信号は(d)に示すようにな
り、その微分信号を示す(e)は(C)と比較してはる
かにそのピークが大きい。従って、微分信号がピークと
なる位置を合焦位置とすれば良いことが判る。
第6図はシーケンサ8を作動させるだめの本実施例のフ
ローチャート図であり、輝度検知回路7からの輝度信号
EV、位置検知回路9からのレンズ位置情報を基に測距
モードを切換えると共に、受光素子25からの出力A、
Hにより撮影レンズ1を合焦位置に移動させるようにな
っている。測゛距開始時点はアクティブ測距装置10を
作動させてアクティブモードで測距を開始する。その理
由としては、仮に撮影開始当初に撮影レンズ1が遠距離
の合焦状態にあり、かつ被写体が至近距離にあってパッ
シブモードであり、何らかの条件でパッシブモードで測
距不可能となったとすると、撮影レンズ1は第1図に示
すタイマ14がらのタイマ信号によってアクティブ測距
となるまでは過焦点位置にあるか、またはパッシブ領域
で好ましくない動作をするために、合焦までに時間が掛
かるが、撮影当初にアクティブモードであればこの問題
は解決される。また、逆に至近距離の合焦状態で、かつ
被写体が遠距離にあってアクティブモードでの測距が不
可能であっても、撮影レンズ1は遠距離合焦の方向に動
き出し他のモードに切換わるので問題はない。
ローチャート図であり、輝度検知回路7からの輝度信号
EV、位置検知回路9からのレンズ位置情報を基に測距
モードを切換えると共に、受光素子25からの出力A、
Hにより撮影レンズ1を合焦位置に移動させるようにな
っている。測゛距開始時点はアクティブ測距装置10を
作動させてアクティブモードで測距を開始する。その理
由としては、仮に撮影開始当初に撮影レンズ1が遠距離
の合焦状態にあり、かつ被写体が至近距離にあってパッ
シブモードであり、何らかの条件でパッシブモードで測
距不可能となったとすると、撮影レンズ1は第1図に示
すタイマ14がらのタイマ信号によってアクティブ測距
となるまでは過焦点位置にあるか、またはパッシブ領域
で好ましくない動作をするために、合焦までに時間が掛
かるが、撮影当初にアクティブモードであればこの問題
は解決される。また、逆に至近距離の合焦状態で、かつ
被写体が遠距離にあってアクティブモードでの測距が不
可能であっても、撮影レンズ1は遠距離合焦の方向に動
き出し他のモードに切換わるので問題はない。
従って、測距開始と共に輝度情報、レンズ位置情報の如
何に拘わらず、ステップ1で赤外発光ダイオードが点灯
しアクティブモードで測距が行われる。その結果、受光
素子25の2つの領域25a、25bからの出力差(A
−B)が、ステップ2で一定しベルv1よりも大と判別
されれば前ピントと判断される。そして、レンズ位置情
報により撮影レンズ1がステップ3で至近距離にあると
判別されれば、合焦のためにステップ4により撮影レン
ズ1を繰り込み、更にステップ1のアクティブモードを
持続する。また、ステップ3で遠方領域と判別されれば
ステ・ンプ5に進み、輝度EV値が定められた、値N以
下であればステップ6のパッシブモードへ、EV値がN
以上であればステップ7.8の固定焦点モードとなる。
何に拘わらず、ステップ1で赤外発光ダイオードが点灯
しアクティブモードで測距が行われる。その結果、受光
素子25の2つの領域25a、25bからの出力差(A
−B)が、ステップ2で一定しベルv1よりも大と判別
されれば前ピントと判断される。そして、レンズ位置情
報により撮影レンズ1がステップ3で至近距離にあると
判別されれば、合焦のためにステップ4により撮影レン
ズ1を繰り込み、更にステップ1のアクティブモードを
持続する。また、ステップ3で遠方領域と判別されれば
ステ・ンプ5に進み、輝度EV値が定められた、値N以
下であればステップ6のパッシブモードへ、EV値がN
以上であればステップ7.8の固定焦点モードとなる。
一方、ステップ2において(A−B) <−Vlのとき
は後ピントと判断され、ステップ9において撮影レンズ
1がN端にあるかが判別され、なければステップ10で
合焦のために撮影レンズ1を繰り出し、ステップ1のア
クティブモードを持続する。なお、第7図に示すように
、−Vl<(A−B)<Vlの領域で合焦判断となるよ
うに不感帯幅が設けられている。従って、ステップ2で
(A−B)が−Vlと+Vlとの間にあり、かつステッ
プ11でA、Bが共に一定しベルv2以上の出力があり
、つまり被写体からの反射光があると判断されればステ
・ンプ12の合焦状態であり、一応の目的は達されるが
、動画像の場合は被写体位置が変化するので、再びステ
ップ1のアクティブ測距を再開する。ステップ11にお
いて、A≦v2、B≦v2のときはステップ3に進み、
レンズ位置情報を基にステップ4に行くかステップ5に
進むかを判断する。
は後ピントと判断され、ステップ9において撮影レンズ
1がN端にあるかが判別され、なければステップ10で
合焦のために撮影レンズ1を繰り出し、ステップ1のア
クティブモードを持続する。なお、第7図に示すように
、−Vl<(A−B)<Vlの領域で合焦判断となるよ
うに不感帯幅が設けられている。従って、ステップ2で
(A−B)が−Vlと+Vlとの間にあり、かつステッ
プ11でA、Bが共に一定しベルv2以上の出力があり
、つまり被写体からの反射光があると判断されればステ
・ンプ12の合焦状態であり、一応の目的は達されるが
、動画像の場合は被写体位置が変化するので、再びステ
ップ1のアクティブ測距を再開する。ステップ11にお
いて、A≦v2、B≦v2のときはステップ3に進み、
レンズ位置情報を基にステップ4に行くかステップ5に
進むかを判断する。
パッシブモードにおける測距中では、ステ・ンプ13に
おいてタイマ14からのタイマ信号があるか否かを判別
し、なければパッシブモードを持続し、タイマ信号があ
ればステップ1のアクティブモードに戻るようになって
いる。つまり、パッシブモード中はタイマ14により定
められた間隔ごとにアクティブ測距を行うことになる。
おいてタイマ14からのタイマ信号があるか否かを判別
し、なければパッシブモードを持続し、タイマ信号があ
ればステップ1のアクティブモードに戻るようになって
いる。つまり、パッシブモード中はタイマ14により定
められた間隔ごとにアクティブ測距を行うことになる。
これは、例えばパッシブモードで比較的遠距離の被写体
を測定中に、不意に至近距離にコントラストのない被写
体が出現した場合に測距不能に陥ることを防止するため
である。
を測定中に、不意に至近距離にコントラストのない被写
体が出現した場合に測距不能に陥ることを防止するため
である。
固定焦点モードにおいては、ステップ7.8で撮影レン
ズ1をF端に移動する。なお、この固定焦点モードの場
合に、撮影レンズlは必ずしもF端に移動することなく
、過焦点位置に移動させてもよい。撮影レンズ1のF端
への移動後は、ステップ14においてタイマ14からの
タイマ信号があるか否かを判定し、あればステップ1の
アクティブモードに戻り、なければ固定焦点モードを持
続する。実際には、固定焦点モードからアクティブモー
ドによる再測距まではタイマ14による時間遅れがあり
、不必要な赤外発光エネルギーの損失が防止されている
。固定焦点モードからのアクテップモードへの切換えで
は、被写体の条件が変化しなければ、ステップ2、ステ
ップ11、ステ・ンプ3、ステップ5を経て再び固定焦
点モードに戻ってくるので、その間に撮影レンズ1の移
動は全く生ずることはない。
ズ1をF端に移動する。なお、この固定焦点モードの場
合に、撮影レンズlは必ずしもF端に移動することなく
、過焦点位置に移動させてもよい。撮影レンズ1のF端
への移動後は、ステップ14においてタイマ14からの
タイマ信号があるか否かを判定し、あればステップ1の
アクティブモードに戻り、なければ固定焦点モードを持
続する。実際には、固定焦点モードからアクティブモー
ドによる再測距まではタイマ14による時間遅れがあり
、不必要な赤外発光エネルギーの損失が防止されている
。固定焦点モードからのアクテップモードへの切換えで
は、被写体の条件が変化しなければ、ステップ2、ステ
ップ11、ステ・ンプ3、ステップ5を経て再び固定焦
点モードに戻ってくるので、その間に撮影レンズ1の移
動は全く生ずることはない。
第8図はズームレンズを用いた第2の実施例を示す。先
の第1図に示した第1の実施例では、アクティブモード
・パッシブモード・固定焦点モードの選別のための要素
として距離環2の位置情報と輝度情報を使用し、レンズ
位置情報はオン・オフの切換合焦距離として例えばアク
ティブモードの到達距離とし、前述のようにf=60m
m、開放FNo=1.8、δ=0.03.!−L−’t
r(7)距離を10mとすると、絞りのオン・オフの切
換はF6近辺となった。ここで、同様に到達距離を10
mとし、F=1.8を定数とすルト、10000=f2
/(2−0,03−1,8)t、:よりf=ip=33
mmとなる。従って、第8図に示す第2の実施例では、
この考えに基づくズームレンズの焦点距離情報を33m
mを境界としてオン・オフして、次の第2表に示すよう
に焦点距離検知回路5oがらの焦点距離情報が、境界よ
りも広角側にあるときは固定焦点モードへ、望遠側にあ
るときはパッシブモードとするようになっている。
の第1図に示した第1の実施例では、アクティブモード
・パッシブモード・固定焦点モードの選別のための要素
として距離環2の位置情報と輝度情報を使用し、レンズ
位置情報はオン・オフの切換合焦距離として例えばアク
ティブモードの到達距離とし、前述のようにf=60m
m、開放FNo=1.8、δ=0.03.!−L−’t
r(7)距離を10mとすると、絞りのオン・オフの切
換はF6近辺となった。ここで、同様に到達距離を10
mとし、F=1.8を定数とすルト、10000=f2
/(2−0,03−1,8)t、:よりf=ip=33
mmとなる。従って、第8図に示す第2の実施例では、
この考えに基づくズームレンズの焦点距離情報を33m
mを境界としてオン・オフして、次の第2表に示すよう
に焦点距離検知回路5oがらの焦点距離情報が、境界よ
りも広角側にあるときは固定焦点モードへ、望遠側にあ
るときはパッシブモードとするようになっている。
第2表
レンズ位置 焦点距離 モード
遠距離 望遠 パッシブ
遠距離 広角 固定焦点
近距離 望遠 アクティブ
近距離 広角 アクティブ。
第9図(al、(b)は第8′、図に示す第2の実施例
に好適に使用できる焦点距離検知機構を示すものである
。距離環2の位置を知るためのリーフスイッチ15は第
1の実施例では第2図に示すように距離環2のカム部1
7に追従してオン・オフし、リーフスイッチ15は所定
個所に固設されていた。これに対して、本実施例ではリ
ーフスイッチ15は距離環2に取り付けられ、距離環2
と共に回動可能とされている。このリーフスイッチ15
をオン・オフをさせるためのカム部51は、ズーム操作
環52と一体となり前方に延在されている。
に好適に使用できる焦点距離検知機構を示すものである
。距離環2の位置を知るためのリーフスイッチ15は第
1の実施例では第2図に示すように距離環2のカム部1
7に追従してオン・オフし、リーフスイッチ15は所定
個所に固設されていた。これに対して、本実施例ではリ
ーフスイッチ15は距離環2に取り付けられ、距離環2
と共に回動可能とされている。このリーフスイッチ15
をオン・オフをさせるためのカム部51は、ズーム操作
環52と一体となり前方に延在されている。
この第2の実施例の構成により、距離環2の至近領域と
遠方領域の境界の合焦距離は焦点距離によって変化する
。これは広角側になり被写界深度が深くなった場合に、
アクティブ作動領域をより近い側に限定しようとするも
のであり、前述の例と照らし合わせてf=33mmより
も広角側で、至近領域と遠距離領域の境界点をより至近
側に近づけることになる。このような構成とした場合の
最大の利点としては、絞りが小さく広角で被写界深度が
増えた状況の下で、被写界深度内にある被写体に対して
測距し続ける無駄をなくすものである。なお、この場合
に先の第1の実施例に比べて絞りが開いているときは、
パッシブモードにょる測距領域が増えることになる。
遠方領域の境界の合焦距離は焦点距離によって変化する
。これは広角側になり被写界深度が深くなった場合に、
アクティブ作動領域をより近い側に限定しようとするも
のであり、前述の例と照らし合わせてf=33mmより
も広角側で、至近領域と遠距離領域の境界点をより至近
側に近づけることになる。このような構成とした場合の
最大の利点としては、絞りが小さく広角で被写界深度が
増えた状況の下で、被写界深度内にある被写体に対して
測距し続ける無駄をなくすものである。なお、この場合
に先の第1の実施例に比べて絞りが開いているときは、
パッシブモードにょる測距領域が増えることになる。
以上説明したように本発明に係る自動焦点調節装置は、
アクティブ方式とパッシブ方式の双方の自動焦点調節装
置を有することにより、相互の利点を生かして装置全体
の測距精度を向上させるものであり、更にレンズの合焦
距離情報と、被写体輝度情報又は焦点距離情報等を用い
て、特に撮影レンズか遠距離の場合において、被写体の
輝度が大きいか、或いはズームレンズの焦点距離が広角
である場合には、撮影レンズを固定として省電力化に貢
献するものである。
アクティブ方式とパッシブ方式の双方の自動焦点調節装
置を有することにより、相互の利点を生かして装置全体
の測距精度を向上させるものであり、更にレンズの合焦
距離情報と、被写体輝度情報又は焦点距離情報等を用い
て、特に撮影レンズか遠距離の場合において、被写体の
輝度が大きいか、或いはズームレンズの焦点距離が広角
である場合には、撮影レンズを固定として省電力化に貢
献するものである。
図面は本発明に係る自動焦点調節装置の実施例を示し、
第1図は第1の実施例のブロック回路構成図、第2図(
a) 、 (b)は距離検知手段の構成図、第3図は8
1の実施例に用いるアクティブ測距装置のブロック回路
構成図、第4図は第1の実施例に用いるパッシブ測距装
置のブロック回路構成図、第5図は第4図のパッシブ測
距装置の説明図、第6図は第1の実施例のフローチャー
1・図、第7図は第1の実施例のアクティブ測距装置の
不感帯の説明図、第8図は第2の実施例のブロック回路
構成図、第9図(a)は第2の実施例に用いる焦点距離
検知機構の横断面図、(b)はその縦断面図である。 符号1は撮影レンズ、2は距離環、3は電動機、7は輝
度検知回路、8はシーケンサ、9は位置検知回路、10
はアクティブ測距装置、11はパッシブ測距装置、12
は固定焦点装置、13は電動機駆動回路、14はタイマ
、15はリーフスイッチ、17.50は焦点距離検知回
路、51はカム部、52はズーム操作環である。 特許出願人 キャノン株式会社 第1図 @551 第7図 m8図
第1図は第1の実施例のブロック回路構成図、第2図(
a) 、 (b)は距離検知手段の構成図、第3図は8
1の実施例に用いるアクティブ測距装置のブロック回路
構成図、第4図は第1の実施例に用いるパッシブ測距装
置のブロック回路構成図、第5図は第4図のパッシブ測
距装置の説明図、第6図は第1の実施例のフローチャー
1・図、第7図は第1の実施例のアクティブ測距装置の
不感帯の説明図、第8図は第2の実施例のブロック回路
構成図、第9図(a)は第2の実施例に用いる焦点距離
検知機構の横断面図、(b)はその縦断面図である。 符号1は撮影レンズ、2は距離環、3は電動機、7は輝
度検知回路、8はシーケンサ、9は位置検知回路、10
はアクティブ測距装置、11はパッシブ測距装置、12
は固定焦点装置、13は電動機駆動回路、14はタイマ
、15はリーフスイッチ、17.50は焦点距離検知回
路、51はカム部、52はズーム操作環である。 特許出願人 キャノン株式会社 第1図 @551 第7図 m8図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 物体までの距離を自動的に検出するだめの、方式
の異なる第1、第2の測距装置を有し、これらの2つの
測距装置の何れを用いるかを焦点調節に関与するレンズ
群の位置の近距離、遠距離によって決定するために該レ
ンズ群の位置を検知するレンズ位置検知装置を有し、該
レンズ位置検知装置の出力が遠距離であっても、前記物
体の輝度が大なる場合又はズームレンズの焦点距離が広
角である場合には、前記焦点調節用レンズ群を定められ
た位置に停止する制御装置を有することを特徴とする自
動焦点調節装置。 2、前記第1の測距装置はアクティブ方式とし、第2の
測距装置はパッシブ方式とする特許請求の範囲第1項に
記載の自動焦点調節装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58162259A JPS6053910A (ja) | 1983-09-03 | 1983-09-03 | 自動焦点調節装置 |
US06/646,630 US4592638A (en) | 1983-09-03 | 1984-08-31 | Automatic focus adjusting device |
DE19843432389 DE3432389A1 (de) | 1983-09-03 | 1984-09-03 | Automatische scharfeinstelleinrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58162259A JPS6053910A (ja) | 1983-09-03 | 1983-09-03 | 自動焦点調節装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6053910A true JPS6053910A (ja) | 1985-03-28 |
JPH0378604B2 JPH0378604B2 (ja) | 1991-12-16 |
Family
ID=15751034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58162259A Granted JPS6053910A (ja) | 1983-09-03 | 1983-09-03 | 自動焦点調節装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6053910A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6390970A (ja) * | 1986-10-04 | 1988-04-21 | Canon Inc | レンズ位置制御装置 |
JPH01284184A (ja) * | 1988-05-11 | 1989-11-15 | Sanyo Electric Co Ltd | オートフォーカスビデオカメラ |
JP2010072333A (ja) * | 2008-09-18 | 2010-04-02 | Canon Inc | 合焦レンズ装置 |
-
1983
- 1983-09-03 JP JP58162259A patent/JPS6053910A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6390970A (ja) * | 1986-10-04 | 1988-04-21 | Canon Inc | レンズ位置制御装置 |
JPH01284184A (ja) * | 1988-05-11 | 1989-11-15 | Sanyo Electric Co Ltd | オートフォーカスビデオカメラ |
JP2010072333A (ja) * | 2008-09-18 | 2010-04-02 | Canon Inc | 合焦レンズ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0378604B2 (ja) | 1991-12-16 |
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