JPH02215282A - 動体追尾装置 - Google Patents

動体追尾装置

Info

Publication number
JPH02215282A
JPH02215282A JP1037161A JP3716189A JPH02215282A JP H02215282 A JPH02215282 A JP H02215282A JP 1037161 A JP1037161 A JP 1037161A JP 3716189 A JP3716189 A JP 3716189A JP H02215282 A JPH02215282 A JP H02215282A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
focus
detected
video signal
tracking
focus matching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1037161A
Other languages
English (en)
Inventor
Masabumi Yamazaki
正文 山崎
Tatsuo Inahata
達雄 稲畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP1037161A priority Critical patent/JPH02215282A/ja
Publication of JPH02215282A publication Critical patent/JPH02215282A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は動体追尾装置、詳しくはカメラ、特にビデオカ
メラにおける移動物体を自動的に追尾して焦点整合を行
なう動体追尾装置に関する。
[従来の技術] ビデオカメラ等で移動物体を撮影する際に使用される動
体追尾装置においては、移動物体をどうやって検出する
かが問題で、例えばテレビジョン学会誌、PRL78−
10.1978の「運動物体の検出と追跡」にその手段
が発表されている。
また、移動物体の自動追尾に関しては、特開昭60−2
49477号公報等に数多く開示されている。
この特開昭60−249477号公報に開示された自動
追尾焦点検出装置は、追尾視野を移動可能に設定する手
段と、測距すべき物体の特徴をこの追尾視野に関して抽
出する抽出手段と、この抽出された特徴を記憶する記憶
手段と、上記抽出手段によって抽出された物体の特徴と
前記記憶手段に記憶された特徴とに基づいて前記物体の
相対的な移動の有無を検出する手段と、前記物体の相対
的な移動に応じて測距視野を物体の移動に追尾して移動
させる手段とで構成されていて、追尾対象物体の移動の
有無や物体が移動した場合における、その移動方向、移
動位置を自動的に検出し、測距視野を物体の移動に追尾
して移動させ、これによって焦点検出して焦点調節する
ようになっている。
ところで、移動していないつまり静止している被写体に
焦点整合する、所謂オートフォーカス(以下、APと略
記する)装置は、従来から種々のものが提供されている
。この種AF装置においては例えば、合焦の度合を示す
値が大きくなる方向に撮影レンズを移動させ、ピーク位
置を検出したら、そこで停止するように構成された、コ
ントラスト検出方式、通称、山登り方式と呼称される方
式が、知られている。このコントラスト検出方式は、像
のピントが合ってくると映像信号中の高周波成分が増え
る点に若目し、バンドパスフィルタ等により映像信号中
から取り出されたその高周波成分を、合焦の度合を示す
信号として検出するものである。
ところが、このコントラスト検出方式のAFでは、デフ
ォーカス方向とデフォーカス量が1回の検出では不明な
ので、常にスキャンしながら合焦点を通過してから初め
て合焦位置の検出が可能となる。従って、多くの回数の
像検出が必要であり、また合焦点付近では一度合焦点を
通り越してから合焦点に戻る、所謂ハンチングが不可避
なので、合焦動作に時間がかかると共に、円滑な動作が
期待できなかった。
また、2つの光路長のデータからデフォーカス方向と大
体のデフォーカス量を検出する位相差検出方式のAFで
は、少ない回数の像信号検出でデフォーカス方向とデフ
ォーカス量を算出することはできるが、測距精度が不十
分である。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述の従来例では移動物体を如何にして
認識するか、あるいは如何にして自動追尾するかが開示
されている1巳過ぎず、−旦焦点整合しても移動物体の
移動速度が速すぎて合焦位置から大きく外れたときの対
策は同等開示されていない。
換言すれば、動体が合焦位置から大きく逸脱すると、従
来のコントラスト検出方式の焦点検出方式では、合焦ス
ピードが遅いので、焦点を合わせている間に動体が画面
から消えてしまって焦点整合が不能に陥る虞がある。そ
こで、動体を検出する場合は動体に対していかに早く焦
点整合を行ない、その後追尾させるかが課題である。し
かし、従来技術においてはこの点に対する改善がなされ
ていない。
そこで、位相差検出方式により画面の任意の領域の焦点
整合を行なおうとすると、光学系が複雑になってしまう
。また、位相差検出方式に使っているセンサをビデオ信
号を利用した動体の相対位置変化検出手段に兼用するこ
とも難かしい。
そこで本発明の目的は、上述の問題点を解消し、簡単な
構成で移動物体を迅速に自動追尾できる動体追尾装置を
提供するにある。
[課題を解決するための手段および作用]本発明の動体
追尾装置は、異なる光路を通過した2つの像の相対位置
関係を検出して所定領域の物体に焦点を合わせる第1の
焦点整合装置と、エリアセンサから得られる映像信号の
高域周波数成分が最大になるように制御される第2の焦
点整合装置と、カメラと上記所定領域の物体との相対位
置の変化を検出する相対位置変化検出手段と、よりなり
、上記相対位置の変化が検出されたとき、上記第2の焦
点整合装置によって上記物体の移動を追尾することを特
徴とする。
[実 施 例] 以下、図示の実施例により本発明を説明する。
先づ、本発明の詳細な説明するに先立ち、本発明に用い
られる測距原理につき、第2図を用いて位相差検出方式
による、第3図を用いてコントラスト検出方式による、
それぞれの焦点整合の原理を説明する。そして、次に、
これら各測距方式のセンサをカメラの光学系に配置した
一例を第4図によって説明する。
第2図は、位相差検出方式による焦点整合の原理を説明
する光路図である。この位相差検出方式による焦点整合
の原理については、例えば特開昭59−126517号
公報等に詳しく述べられているので、ここではその要点
のみを簡単に説明する。
撮影レンズ2の後方の予定焦点面33、あるいはこの焦
点面33から更に後方の位置に瞳投影レンズ32が、更
にその後方に瞳分割レンズ31゜30がそれぞれ配設さ
れている。そして、各瞳分割レンズ31.30の結像面
には、例えばCCDを受光素子として有するラインセン
サ7a、7bが配設されている。
各ラインセンサ7a、7b上の被写体像は、追尾対象物
体の像が予定焦点面33より前方に結像する、所謂前ビ
ンの場合には互いに光軸Oの方向に近づき、反対に後ピ
ンの場合にはそれぞれ光軸0から遠くなる。また、ピン
トが合った場合には2つの像の互いに対応し合う2点間
の間隔は、光学系の構成から定められる特定の距離とな
る。
従って、ラインセンサ7a、7b上の2つの像の光分布
パターンを電気信号に変換して、それらの相対位置関係
を求めれば、焦点状態を知ることができる。
第3図は、コントラスト検出方式による焦点整合の原理
を説明する線図で、検出の際、出力される高域周波数成
分の焦点整合位置に対する関係を示すものである。上記
コントラスト検出方式による焦点整合については、例え
ば特開昭62−146080号公報等に詳しく述べられ
ているので、ここではその要点のみを簡単に説明する。
このコントラスト検出方式による焦点整合は、別名山登
り方式とも呼称されているもので、CCD等の撮像素子
を多数、面状に配設して形成されたエリアセンサから出
力された光電変換信号の高域周波数成分の最大値を検出
して、焦点整合を行なうようになっている。第3図にお
いて、横軸は撮影レンズの焦点整合位置を示しており、
横軸上の位置が原点0に近い程、近距離の被写体に合焦
する位置であり、原点より遠、い程遠距離の被写体に合
焦する位置である。また、縦軸は、エリアセンサから出
力された映像信号の高域周波数成分の振幅を示している
いま、上記焦点整合装置が被写体距離りに対応する位置
d1にあるとき合焦し、上記高域周波数成分の振幅は最
大になり、その位置より近距離側、遠距離側の何れにズ
しても減少する山形特性となる。
第4図は、上述の各測距方式におけるセンサを、銀塩フ
ィルムを用いた一眼レフレックスカメラの光学系に配置
した一例を示す光学配置図である。
一般に、コントラスト検出方式の焦点整合装置に用いら
れるCCDイメージセンサからなるエリアセンサのセン
ササイズを、通常の35ミリフイルムをフルサイズで使
用したときの画面サイズと比較すると、一般的な2/3
インチCCDのセンササイズは35ミリフイルムの画面
サイズの略1/4なので、エリアセンサをそのままフィ
ルム焼付用画像信号入力デバイスとして使用することは
できない。つまり、撮影レンズの結像面にCCDを配置
しただけでは、必要とする画角の一部のみしかCCD上
に捉えることができない。そこで、この第4図では、光
路中にフィルム像高をCCD像高に縮少する縮少リレー
結像光学系44を介挿することにより、上述のような撮
影レンズの結像面にCCDを配置しただけでは必要とす
る画角の一部のみしか捉えられないという問題点を解決
している。
第4図において、撮影光学系41を透過した被写体光は
、ハーフミラ−42で光路分割され、直進する光は結像
面45上に配置されたフィルムの面上に結像される。ま
た、上記ハーフミラ−42で上方に向けて反射された被
写体光の一部は、反射ミラー43でもう一度後方に向け
て反射されて縮少リレー結像光学系44に入射する。こ
の縮少リレー結像光学系44の射出側に配置されたハー
フミラ−46で更に光路分割され、下方に向かう光路で
は、企画角におよぶコントラスト検出方式による焦点整
合を実現するCCD等で形成されたエリアセンサ5上に
結像されも。このエリアセンサ5は、上述のようなコン
トラスト検出方式による焦点整合の他、例えばエレクト
リックビューファインダに像を形成させるためにも用い
られる。
また、ハーフミラ−46を通過して後方に直進する光路
には、コンデンサレンズ48、セパレータレンズ49.
視野マスク50からなる瞳分割光学系6と、この光学系
6の後方近傍に位置して画面中央部用の位相差検出方式
の焦点整合を実現するCOD等で形成されたラインセン
サ7とが配設されていて、同センサ7上に上記被写体像
が結像されるようになっている。
このようなn1距原理を組合わせて使用する本発明の動
体追尾装置を以下、図面を参照して具体的に説明する。
第1図は、本発明の動体追尾装置をスチルビデオカメラ
(以下Svカメラと略記する)に適用した実施例のブロ
ック系統図である。
図において、符号1は追尾対象物体2.2は撮影レンズ
、3は赤外カットフィルタ、4はハーフミラ−である。
ハーフミラ−4を透過した追尾対象物体1からの光束は
、エリアセンサ5上に結像する。エリアセンサ5で発生
された光電変換信号は、プリアンプ9で増幅され、ガン
マ補正、ゲイン調整等の処理を施してビデオ信号に変換
するプロセス回路17とバイパスフィルタ10に導かれ
る。
このプロセス回路17の出力は、記録回路18を経由し
て磁気ヘッド21に導かれる。
磁気ディスク22を駆動する第2のモータ23は、サー
ボ回路24によって、その回転が制御される。また、ト
ラック制御回路20は、磁気ヘッド21を磁気ディスク
22の半径方向に移動させるための制御回路である。一
方、上記プロセス回路17のビデオ出力は、液晶ドライ
バ25に導かれ、液晶表示部26に画像表示される。
上記プリアンプ9の出力は、バイパスフィルタ(H,P
、F)10によって高域周波数成分のみが抽出され、第
2のA/Dコンバータ11によってA/D変換されたの
ち、画像メモリ12に記憶される。上記画像メモリ12
に接続された第2のマイクロコンピュータ(CPU)1
3においては、後述する映像信号の高域周波数成分を利
用して、焦点整合を行なうための演算が行なわれる。ま
た、この第2のマイクロコンピュータ13では、焦点整
合すべき被写体のフォーカスエリアをスーパーインポー
ズ表示するための信号が形成されて液晶ドライバ25に
供給される。
一方、ハーフミラ−4で反射された被写体からの光束は
、瞳投影レンズ、瞳分割レンズ等で構成される位相差検
出のための瞳分割光学系6を介してラインセンサ7上に
結像される。このラインセンサ7と上記エリアセンサ5
とはセンサドライバ8によって駆動される。また、上記
エリアセンサ5は第1のモータ100により微振動され
るようになっている。
システムコントローラ19は、上記第1のモータ100
.プロセス回路17.記録回路18.トラック制御回路
20.サーボ回路24.液晶ドライバ25等にタイミン
グ信号を送りこれら各回路の動作を制御する。
ラインセンサ7の出力は、第1のA/Dコンバータ14
を介して第1のマイクロコンピュータ15に導かれる。
この第1のマイクロコンピュータ15は、位相差検出方
式による焦点検出演算を行なうと共に、モータ駆動回路
16を駆動制御する。
スイッチ27は、フォーカスすべき被写体をロックする
ためのAFロックスイッチである。また、符号28はレ
リーズスイッチで、このスイッチが閉じると、ビデオ信
号が磁気ディスク22に記録される。なお、第1のマイ
クロコンピュータ−5と第2のマイクロコンピュータ1
3とは相互に通信を行ないながら、この動体追尾装置の
作動をシーケンス制御するようになっている。
コントラスト検出方式の焦点整合における焦点整合位置
に対する高域周波数成分の特性を示す前記第3図におい
て、エリアセンサ5は上記第1のモーター00によって
a あるいはa2のように正弦波状に微変動されている
。微変動a1は撮影レンズ2の焦点整合装置が合焦位置
d1より近距離側の位置d2にある場合の手リアセンサ
5の微変動で、このときの高域周波数成分は、上記微変
動a によるフォ1−カス変化によりblに示すような
振幅変調を受ける。また、焦点整合装置が合焦位置d 
より遠距離側の位置d3にあると、微■ 変動a によるフォーカス変化のためb2に示すように
振幅変調される。
bt、b2の振幅変調は、図から明らかなように焦点整
合装置が合焦位置d1より近距離側にあるか遠距離側に
あるかによって、その位相が反転する。従って、blに
示す振幅変調された信号を基準周波数信号で同期検波し
、この同期検波した信号でモータが矢印Cの方向に、ま
たb2で矢印C2の方向に、それぞれ駆動すれば、この
焦点整合装置は常に高域周波数成分が最大になる点で安
定することになる。
このように構成された本発明の実施例は、そのソフトウ
ェア面から第5図に示す第1実施例と第7図に示す第2
実施例に別れるが、これら各実施例の動作を第5図〜第
7図を用いて以下に説明する。
第5図は、本発明の第1実施例を示す上記動体追尾装置
のフローチャートで、第6図(A) 、 (B)はファ
インダスクリーン上の追尾対象物体の一例を示す配置図
である。
第5図において、撮影者は画面中央付近にあるフォーカ
スエリアに追尾対象物体を捉え(第6図(A)参照)で
、AFロックスイッチ27(第1図参照)を閉じる。す
ると、第1のCPU15 (第1図参照)が作動して前
記位相差方式により追尾対象物体までの距離を検出して
撮影レンズ2を駆動し、これによって焦点整合が行なわ
れる。即ち、位相差方式の焦点検出によると、広いデフ
ォーカス範囲を略1回だけの合焦動作で検出できるので
、焦点整合が迅速に行なわれる。
次に、エリアセンサ5のビデオ信号出力を分析して追尾
対象物体の移動を検出する。この追尾対象物体の移動を
検出する手段は、例えばテレビジョン学会誌[運動物体
の検出と追跡J、PRL78−10.1978などに詳
しく述べられているので、ここでの詳細な説明は省略す
る。
物体が移動しているときは、第6図(B)に示すように
、焦点検出領域を追尾すると共に、スーパーインポーズ
表示をする。そこで、追尾対象物体の移動が検出される
と、上記ビデオ信号の高域周波数成分を前記HPFIO
(第1図参照)で検出し、これによってコントラスト方
式による焦点整合、つまり“コントラスト最大検出駆動
゛を行なう。次に、レリーズスイッチ28がオンされて
いるか否かを検出してオンされていればビデオ信号を記
録した後、終了する。また、レリーズスイッチ28がオ
ンされていなければ、物体の追尾と焦点整合を繰返し続
行する。
上述のようにこの第1実施例においては撮影者は先づ画
面の所定領域、多くの場合画面中央のフォーカスエリア
を、撮影したい物体に合わせて位相差方式により焦点整
合を行なわせる。次に、エリアセンサ5で光電変換され
たビデオ信号を分析して上記所定領域の物体と、カメラ
との相対移動を検出し、移動している場合は、上記エリ
アセンサ5による映像信号の高域周波数成分の最大値を
検出するコントラスト方式によって上記移動物体を追尾
する。
即ち、目標とする物体に対して位相差検出方式により1
回の焦点検出でデフォーカス方向とデフォーカス量を検
出して迅速に合焦させたのち、上記目標物体が移動して
いるときはエリアセンサ5によるビデオ信号を分析して
動きを検出すると同時にコントラスト方式によって物体
の移動を自動的に追尾させるものである。
第7図は、本発明の第2実施例を示す動体追尾装置のフ
ローチャートである。上記第1実施例では、先づ追尾対
象物体を位相差検出方式により焦点整合した後、コント
ラスト方式に切換えて焦点整合しているから、この両方
式がいわば、時間的に直列になって焦点整合処理が行な
われている。
従って、この手段によると、位相差方式による焦点整合
を行なっている間に追尾対象物体がフォーカスエリアか
ら消えると、追尾不能に陥ってしまう。
そこで、この第2実施例では位相差検出方式による焦点
整合を第1のマイクロコンピュータ15で行ない、動体
の追尾とコントラスト検出方式による焦点整合を第2の
マイクロコンピュータ13で行なうことにより、処理を
並列に進めようとするものである。
第7図において、先づ画面中央付近のフォーカスエリア
に追尾対象物体を捉え(第6図(^)参照)てAFロッ
クスイッチ27をオンする。次にコントラスト検出によ
る焦点整合が可能か否かを第2のマイクロコンピュータ
13で判断し、もし可能であれば焦点整合と追尾を第2
のマイクロコンピュータ13に任せる。即ち、焦点整合
は、エリアセンサ5を使ったコントラスト方式で行なう
コントラスト検出による焦点整合が不可能なら、位相差
検出方式による焦点整合を行なう。位相差検出方式によ
る焦点整合作動中(レンズ駆動中)第2のマイクロコン
ピュータ13によりコントラスト検出による焦点整合が
可能になりこれによってコントラストピークが検出され
(焦点整合され)れば、コントラスト方式による焦点整
合に移行する。なお、コンラスト検出による焦点整合が
可能か否かの判断は、信号成分のコントラストが所定値
以上あるかないかで判断してもよいし、上記第3図に示
したエリアセンサ5の微変動a t 、  a 2に対
して高域周波数信号の位相変化が検出されるか否かで判
断してもよい。コントラスト検出による焦点整合につい
ては上記第1実施例と同じである。以上述べたこの第2
実施例の方法によれば、高速物体でも確実に追尾できる
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、目標とする物体に対
しく位相差検出方式により1回の検出でデフォーカス方
向とデフォーカス量を算出して迅速に合焦させたのち、
上記目標物体が動いているときはエリアセンサによる映
像信号を分析して動きを検出すると共に、コントラスト
検出方式によって目標物体の移動を追尾させるので、簡
単な構成で動体に対して迅速に追尾させることができる
また、エリアセンサの出力はビデオ信号に兼用できるの
でコストパフォーマンスが高い等の種々の顕著な効果が
発揮される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の動体追尾装置における第1゜第2実
施例に共通して適用されるハード的構成を示すブロック
系統図、 第2図は、上記第1図に使用される位相差検出方式の焦
点整合装置における瞳分割光学系の光学配置図、 第3図は、上記第1図に使用されるコントラスト検出方
式の焦点整合装置における高域周波数成分の焦点整合位
置に対する特性線図、 第4図は、上記第2図、第3図に示された検出方式にお
ける各センサを銀塩フィルムを用いた一眼レフレックス
カメラに適用した一例を示す光学配置図、 第5図は、本発明の第1実施例を示す動体検出装置の作
動のフローチャート、 第6図(A) 、 (B)は、ファインダスクリーン上
の追尾対象物体の一例を示すファインダ視野内配置図で
、第6図(A)は追尾開始時を、第6図(B)は追尾中
をそれぞれ示す図、 187図は、本発明の第2実施例を示す動体追尾装置の
作動のフローチャートである。 1・・・・・・・・・追尾対象物体(物体)5・・・・
・・・・・エリアセンサ 6・・・・・・・・・瞳分割光学系(第1の焦点整合装
置)7・・・・・・・・・ラインセンサ(第1の焦点整
合装置)13・・・・・・第2のマイクロコンピュータ
(第2の焦点整合装置および相対位置 変化検出手段) 15・・・・・・第1のマイクロコンピュータ(第1の
焦点整合装置)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)異なる光路を通過した2つの像の相対位置関係を
    検出して所定領域の物体に焦点を合わせる第1の焦点整
    合装置と、 エリアセンサから得られる映像信号の高域周波数成分が
    最大になるように制御される第2の焦点整合装置と、 カメラと上記所定領域の物体との相対位置の変化を検出
    する相対位置変化検出手段と、 よりなり、上記相対位置の変化が検出されたとき、上記
    第2の焦点整合装置によって上記物体の移動を追尾する
    ことを特徴とするカメラの動体追尾装置。
JP1037161A 1989-02-15 1989-02-15 動体追尾装置 Pending JPH02215282A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1037161A JPH02215282A (ja) 1989-02-15 1989-02-15 動体追尾装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1037161A JPH02215282A (ja) 1989-02-15 1989-02-15 動体追尾装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02215282A true JPH02215282A (ja) 1990-08-28

Family

ID=12489875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1037161A Pending JPH02215282A (ja) 1989-02-15 1989-02-15 動体追尾装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02215282A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0687922A3 (en) * 1994-06-17 1996-04-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd Apparatus for a video camera, for automatic tracking of an image object
JP2005338352A (ja) * 2004-05-26 2005-12-08 Fujinon Corp オートフォーカスシステム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0687922A3 (en) * 1994-06-17 1996-04-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd Apparatus for a video camera, for automatic tracking of an image object
JP2005338352A (ja) * 2004-05-26 2005-12-08 Fujinon Corp オートフォーカスシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USRE45692E1 (en) Automatic focusing apparatus and image pickup apparatus
JP4324402B2 (ja) カメラの自動焦点調節装置
CN101247477B (zh) 摄像设备及其控制方法
US8121470B2 (en) Focusing device, image pick-up apparatus, and control method
US20060165403A1 (en) Camera, control method therefor, program, and storage medium
US7518807B2 (en) Focus adjustment apparatus, image pickup apparatus, and control method
JP2007316497A (ja) 撮像装置およびその制御方法
JP2006053545A (ja) 光学機器
JP5115302B2 (ja) 焦点検出装置および焦点検出方法
JPH05257062A (ja) 自動焦点装置
JP2001141982A (ja) 電子カメラの自動焦点調節装置
JPH09211308A (ja) 自動焦点撮像装置の被写体検出機構
JP5371184B2 (ja) 撮像装置、及びその制御方法。
JP4209660B2 (ja) デジタルカメラおよびカメラシステム
JP2006065080A (ja) 撮像装置
JP2010145495A (ja) カメラシステム
JP4994733B2 (ja) 自動焦点調節装置および撮像装置
JP4810160B2 (ja) 焦点検出装置及びその制御方法
JPH02215282A (ja) 動体追尾装置
JP2001141983A (ja) 電子カメラの自動焦点調節装置
US7710493B2 (en) Image-pickup apparatus and focus control method
JP4900134B2 (ja) 焦点調節装置、カメラ
JPH1026725A (ja) オートフォーカス装置
JP2810403B2 (ja) 自動焦点整合装置
JP2004118141A (ja) オートフォーカスシステム