JPS6053568B2 - 係止具 - Google Patents

係止具

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Publication number
JPS6053568B2
JPS6053568B2 JP3173782A JP3173782A JPS6053568B2 JP S6053568 B2 JPS6053568 B2 JP S6053568B2 JP 3173782 A JP3173782 A JP 3173782A JP 3173782 A JP3173782 A JP 3173782A JP S6053568 B2 JPS6053568 B2 JP S6053568B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
engaging
lobe
rope
ring
Prior art date
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Expired
Application number
JP3173782A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58149630A (ja
Inventor
明 古都
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON BANOTSUKU KK
Original Assignee
NIPPON BANOTSUKU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON BANOTSUKU KK filed Critical NIPPON BANOTSUKU KK
Priority to JP3173782A priority Critical patent/JPS6053568B2/ja
Publication of JPS58149630A publication Critical patent/JPS58149630A/ja
Publication of JPS6053568B2 publication Critical patent/JPS6053568B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Cultivation Of Seaweed (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は合成樹脂製の係止具の改良に関し、特に海苔網
等の位置固定手段として使用され、この海苔網を確実に
固定し、また簡単に解除することのできる係止具を提供
するものである。
第1図は従来の海苔網の連結部の一部を示すもので、網
1、laの間にフィに連結されたロープ2が配設され、
このロープ2に前記網に一端を連結したロープ3が連結
されている。
前記ロープ2の適宜の個所にはフィが連結され、このフ
ィにアンカーが接続されて前記網1、laを海面近くに
所定の形状を保持して海苔を養殖している。
この網1、laは約2週間に1目の割合で養殖場より引
き上けて養殖した海苔を除去し、再び海苔を養殖するた
めに網を消毒したり、場合によつては修理をしたりする
必要がある。
そのために、第1図のように海面近くに張られた網1、
laをロープ3の部分より外したり、また付けたりする
作業が必要である。
しかしながら、海苔が養殖される時期は冬期であり、而
も養殖場は一般には、寒風が吹き荒ぶ場所が多い。前記
のような条件のもとで、海苔網の収容作業を行うわけで
あるが、この作業にはロープ2に連結したロープ3より
網1、laを取り外したりまた付けたりする必要がある
が、この作業はかなり過酷な作業が強いられることとな
る。特に、寒中の海の中に手作業によつてロープ3より
網1、1aを外したり、またこのロープ3をロープ2よ
り外したり、更には再び網を張る作業が必要である。こ
の作業は広い海面にわたつて設けた網について行うもの
であるので、その作業量もかなり大きなものとなる。前
記のように寒中においてロープを着脱する作業は凍える
手で行なわれるので作業性が悪い上にロープの結び目も
不完全なものとなり易いので、網が外れる恐れがあつた
本発明は前記従来の海苔の養殖網を取り付ける”手段の
欠点を解消するものであつて、その構成は、全体は合成
樹脂で一体的に成型されており、リング部とこれに続く
帯状部とからなり、前記リング部と帯状部との連結部分
にはロープを案内し保持する突起が設けられており、前
記帯状部はそ、の端部に設けた係合部とこれに続く押圧
部と折曲部とで構成され、前記帯状部を折り曲げた状態
において前記係合部が前記リング部の内面に形成した係
合部に係合し、この係合部はロープを支持する部分より
偏心した位置に設けられている係止具である。
次に図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第2図Aは本発明に係る係止具の平面図、同B図は側面
図、同C図は底面図、同D図は係止状態の断面図である
係止具5はリング部6とこのリング部6の中央より延長
された帯状部7とから構成されており、これらは一体的
に合成樹脂によつて成型されている。
リング部6には6個の突起8,9,10,11,12と
13が設けられており、これらの突起の内8と11、9
と12、10と13とがそれぞれ相対して設けられてい
る。
そして前記突起の間には凹部14,15,16が形成さ
れ、これらの凹部はや)曲線を描くように配列されてい
る。帯状部7はその先端に設けた係合部20と、これに
続く押圧部21と折曲部22とで構成され、この帯状部
7の延長線上のリング部6の内面には前記係合部20に
係合する係合部23が設けられている。この帯状部7は
前記折曲部22の部分で折曲げることが可能であり、折
曲げた状態においては第2図Dに示すように係合部23
に係合部20が噛み合つて折畳んだような状態になつて
いる。
また帯状部7の中央部には長穴24が設けられており、
第2図Dの状態においてはこの長穴24に突起9と12
とか嵌入して帯状部7の横移動を防止すると共にローブ
の横移動を防止することができる構造となつている。前
記にように構成された係止具5を使用する際には第3図
、第4図に示すようにリング部6にローブ3を結び、帯
状部7の折曲部22の近傍に網1の端部にあるローブ1
bを位置させ、この帯状部7を折曲部22より折り返し
てこの帯状部7の.先端に設けた係合部20をリング6
の中央にある係合部23に噛み合わせることによつて第
4図に示すようにローブ3を網1に連結することができ
るのである。
次に網1よりローブ3を取外す際には第5図に・示すよ
うに係合部20を矢印のように押上げるすることによつ
て係合部23より係合部20を外すことができる。
係止具5によつてローブ1bが係止されたいる状態にお
いては、第2図Dに示すようにローブ1bは突起9と1
2とこれらの間の部分と押圧部21に挾まれ、前記突起
9と12との間にある断面が三角形の突起25に挾まれ
ており、この突起25はローブ1bに噛み合い、ローブ
1bの移動を阻止するように作用する。
第2図Dに示すように係合部23はローブ1bの支持面
Sより偏位して設けられているため、押圧部21に矢印
Pで示すようなりが作用すると係)合部20には矢印M
の如きモーメントが作用するので係合部23に対して係
合部20が噛み付くこととなる。
従つて、ローブ1bが外れようとしてもこのローブ1b
に作用する力によつて係合状態は更に強固なものとなる
。一方、係合部20に対して押圧部21は薄くなつてい
るので第5図に示すように係合部20の先端に力を作用
させることによつて簡単に係合状態が解除されるのであ
る。
本発明に係る係止具5はリング部6と帯状部7”とから
合成樹脂によつて一体的に成型されており、前記両部分
の付け根(ローブ保持部)にはローブを案内する複数の
突起が二列に設けられ、前記帯状部7は折曲部22て折
り返してローブを挾み込み、帯状部7に設けた係合部2
0をリング部6の内面側に形成した係合部23に係合す
ることによつて係合すると共に、この係合部23はロー
ブの支持面Sより偏心した位置に形成されているので、
ローブにこの係止具5を解除する力を作用すると帯状部
7が押し上げられるので、逆に係合状態が強固となる。
然し、係合部20に指を当て)係合状態を解除する際に
は帯状部7が簡単に折曲げられるので簡単に解除するこ
とができるのである。本発明に係る係止具は前記のよう
に操作してワンタッチで係合が可能であり、またローブ
を支持する面Sには複数の突起の配列によつてローブを
曲つた状態で案内するように構成されている。
さらに中央部の突起の間には前記ローブに食い込む突起
が設けられているので、ローブに対して係止具がずれる
ことがないという効果も奏する。本発明に係る係止具は
合成樹脂によつて簡単に製造することが可能であるので
、製造コストは安価であり、また操作性にも優れている
。本発明は特に海苔の養殖網の着脱に有効に利用するこ
とが可能であるが、この用途のみに限定されるものでは
なく、他のローブを接続する用途に利用することができ
るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の海苔の養殖場における海苔養殖網の支持
状態を示す説明図である。 第2図A,B,C,Dは本発明に係る係止具の平面図、
側面図、底面図および係合状態を示す断面図である。第
3図および第4図は係止具の使用状態を示す説明図、第
5図は係止具を外す状態を示す図である。1・・・・・
・海苔網、5・・・・・係止具、6・・・・・・リング
部、7・・・・・・帯状部、8,9,10,11,12
,13・・・・・・突起、14,15,16・・・・・
・凹部、20・・・係合部、21・ ・・押圧部、22
・・・・・折曲部、23・・・・・・係合部、24・・
・・・・長穴、25・・・・・・突起。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 全体は合成樹脂で一体的に成型されており、リング
    部とこれに続く帯状部とからなり、前記リング部と帯状
    部との連結部分にはロープを案内し保持する突起が設け
    られており、前記帯状部はその端部に設けた係合部とこ
    れに続く押圧部と折曲部とで構成され、前記帯状部を折
    り曲げた状態において前記係合部が前記リング部の内面
    に形成した係合部に係合するように構成したことを特徴
    とする係止具。
JP3173782A 1982-03-02 1982-03-02 係止具 Expired JPS6053568B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3173782A JPS6053568B2 (ja) 1982-03-02 1982-03-02 係止具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3173782A JPS6053568B2 (ja) 1982-03-02 1982-03-02 係止具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58149630A JPS58149630A (ja) 1983-09-06
JPS6053568B2 true JPS6053568B2 (ja) 1985-11-26

Family

ID=12339344

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3173782A Expired JPS6053568B2 (ja) 1982-03-02 1982-03-02 係止具

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JP (1) JPS6053568B2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS58149630A (ja) 1983-09-06

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