JPH0724518B2 - 樹木・支柱結束具 - Google Patents

樹木・支柱結束具

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JPH0724518B2
JPH0724518B2 JP14684193A JP14684193A JPH0724518B2 JP H0724518 B2 JPH0724518 B2 JP H0724518B2 JP 14684193 A JP14684193 A JP 14684193A JP 14684193 A JP14684193 A JP 14684193A JP H0724518 B2 JPH0724518 B2 JP H0724518B2
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一二 渡部
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹木(植木)又は支柱
等の縦方向部材を、ワイヤー、テープ、ロープ、紐等の
横方向の支持部材にワンタッチで固定し、固定の解除も
ワンタッチで行うことができる着脱自在の樹木・支柱結
束具に関する。
【0002】
【従来の技術】庭木、緑化樹木等の生産するに際し、あ
る程度の大きさになるまで、露地等で栽培しなければな
らない。この場合、樹木の根付きを良くし、樹木が倒れ
るのを防止するために、樹木に沿って支柱を立てたり、
横方向に張ったワイヤー、テープ、ロープ、紐等の支持
部材に紐や針金等で固定することが、従来、一般に行わ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、長期にわたっ
た時には、紐等の劣化により支柱が樹木からはずれ、ま
た、幹が太った場合は、紐等が幹へ食い込んで樹木を傷
付け、また、支柱を樹木に紐で固定する作業に手間がか
かり、樹木の本数が多い場合には長時間を要していた。
また、紐等を取り外す場合は、その作業に時間がかか
り、風等の影響で、支柱が樹木から外れることがあっ
た。また、紐等の代わりにバンドが用いられることもあ
るが、この場合も、紐と同様に取り外す作業に時間がか
かり、風等により外れることがあった。
【0004】本発明は、上記の諸点に鑑みなされたもの
で、その目的は、横方向のワイヤー、テープ、ロープ、
紐等の支持部材に、樹木又は支柱等の縦方向部材をワン
タッチで容易・迅速に固定することができ、長期間使用
しても縦方向部材に傷を付けたり、外れたりすることが
なく、しかも、ワンタッチで容易・迅速に取り外すこと
ができる、再使用の可能な着脱自在の樹木・支柱結束具
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の樹木・支柱結束具は、図面に示すよう
に、横方向のワイヤー、テープ、ロープ、紐等の支持部
材10に樹木又は支柱等の縦方向部材11を固定する結
束具であって、該結束具は、バンド部12と、該バンド
部12の両端に連設された結束部14とからなり、該結
束部14は、支持部材10を支承する受け部16と、該
受け部16の一端に連設され、支持部材10を挿通・挟
持する押え込み部18と、該押え込み部18の先端に設
けられた内側係合部19と、受け部16の他端に連設さ
れ、前記内側係合部19に係合する外側係合部20と、
該外側係合部20又は内側係合部19に設けられた外し
部材22と、からなることを特徴としている。
【0006】上記の構成において、バンド部12及び結
束部14は、可撓性を有するプラスチックで一体成形さ
れる。また、内側係合部19及び外側係合部20が、そ
れぞれ複数の溝と複数の突起とからなる係合・調整部2
1とするのが好ましい。また、受け部16の一端に、押
え込み部18が湾曲して連設されるように構成するのが
好ましい。このようにすれば、ワイヤー、ロープ等の断
面円形のものを容易に挟持・押圧することができる。
【0007】また、押え込み部18に中空部24を設け
て、支持部材10を挟持したときに、バネ作用が生じる
ようにするのが好ましい。また、受け部16及び押え込
み部18の少なくとも一方に、支持部材10に食い込ま
せて固定するための突起26を設けるのが好ましい。さ
らに、バンド部12の少なくとも片面を、端部に丸みを
有する保護面とするのが好ましい。このようにすること
により、縦方向部材11に傷を付けることを防止するこ
とができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の好適な実施例
を詳細に説明する。ただし、この実施例に記載されてい
る構成機器の材質、形状、その相対配置などは、とくに
特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみ
に限定する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎな
い。図1は、本発明の樹木・支柱結束具の一実施例を示
している。この結束具は、バンド部12と、このバンド
部12の両端に連設された結束部14とからなってい
る。そして、この結束部は、横方向のワイヤー、テー
プ、ロープ、紐等の支持部材10を支承する受け部16
と、この受け部16の一端に連設され、支持部材10を
挿通・挟持する押え込み部18と、この押え込み部18
の先端に設けられた突起と溝とからなる内側係合部19
と、受け部16の他端に連設され、前記内側係合部19
に係合する溝と突起とからなる外側係合部20と、この
外側係合部20に設けられた外し部材22とからなって
いる。
【0009】この外し部材22は、図1では、一例とし
てフック形状としている。また、バンド部12及び結束
部14は、可撓性を有するプラスチックで一体成形され
たものである。内側係合部19及び外側係合部20は、
それぞれ、1条以上の溝と2つ以上の突起を有するもの
であれば良いが、それぞれ2条以上の溝と、3つ以上の
突起を有するように構成するのが好ましい。このように
すれば、挟持する水平方向の支持部材10の厚さに応じ
て、挟持・押圧力を調整可能な係合・調整部21を構成
することができる。なお、図1、図5及び図6では、一
例として鋸歯状突起を示しているが、他の係合可能な突
起、例えばフック状突起等とすることも可能である。
【0010】また、受け部16の一端に、押え込み部1
8を湾曲して連設するのが好ましい。このようにする
と、図5に示すように、ワイヤー、ロープ等の断面略円
形の支持部材10を、湾曲部内に挿通して強固に挟持す
ることができる。また、押え込み部18に中空部24を
設けて、支持部材10を挟持したときに、バネ作用が生
じるようにしている。さらに、受け部16及び押え込み
部18の一方又は両方に、支持部材10に食い込ませて
固定するための突起26を設けている。この突起は図1
に示すような線状の突起、又はスタッド状の突出物、又
は波形状のもの、さらには凹凸状のもの等とすることが
できる。本実施例では、図1、図5及び図6に示すよう
に、突起26を受け部16及び押え込み部18の両方に
設ける場合を示している。
【0011】バンド部12は、片面又は両面が、端部に
丸みを有する保護面となるように構成される。このよう
にすれば、樹木等に傷を付けることを防止することがで
きる。図2は一例として、両面の端部に丸みをつけたバ
ンド部12を示している。バンド部12を図2のような
帯状とする代わりに、図3に示すような略楕円状バンド
部12aとしたり、図4に示すような略円状バンド部1
2b等としたりすることも可能である。
【0012】つぎに、本発明の結束具の作用について説
明する。まず、図1において、受け部16と押え込み部
18との間に、ワイヤー、テープ、ロープ、紐等の横方
向の支持部材10を通してループを形成する。この支持
部材10は、予め主支柱(図示略)間に横方向に張設さ
れている。ついで、図7に示すように、固定しようとす
る樹木又は支柱等の縦方向部材11をベルト部12で支
持し、図1における矢印A、Bの方向に力を加えると、
ワンタッチで内側係合部19と外側係合部20とを噛み
合わせて強固に固定することができる。この時、支持部
材10をさらに締め付ける必要のある場合は、矢印A、
Bの方向に再度、力を加えて受け部16と押え込み部1
8との間隙が小さくなるように、内側係合部19と外側
係合部20とを係合させる。
【0013】図5は、ワイヤー又はロープ10a等に取
り付けた場合、図6はテープ10b等に取り付けた場合
を示している。結束具を取り外す場合は、図5及び図6
に示すように、外し部材22に矢印C方向に力を加える
と、ワンタッチで内側係合部19と外側係合部20とが
外れる。
【0014】樹木や支柱に接触するバンド部12は、滑
らかな曲面であるので、樹木や支柱に傷が付けない。よ
り確実に保護するために、図8に示すように、樹木11
aの回りに麻布等の保護テープ28を巻けば良い。ま
た、図9に示すように、結束具で支柱11bを固定し、
この支柱11bに、樹木11aを紐30等でくくって固
定しても良い。上記の実施例では、外し部材22を外側
係合部20に設ける場合について説明したが、外し部材
を内側係合部19に設けることも可能である。
【0015】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、つぎのような効果を奏する。 (1) 横方向のワイヤー、テープ、ロープ、紐等の支
持部材に、樹木(植木)又は支柱等の縦方向部材をワン
タッチで容易・迅速に固定することができ、長期間使用
しても外れることはなく、ワンタッチで容易・迅速に取
り外すことができる。 (2) 係合部を複数の溝と複数の突起とから構成する
場合は、ワイヤー、テープ、ロープ、紐等の支持部材の
厚みに応じて、押圧力を調整することができる。 (3) 押え込み部に中空部を設ける場合は、バネ作用
が生じて、支持部材を強固に挟持することができる。 (4) 受け部及び押え込み部の少なくとも一方に突起
を設ける場合は、支持部材に突起を食い込ませて強固に
固定することができる。 (5) バンド部の少なくとも片面の端部に丸みを設け
ている場合は、樹木又は支柱に長期間接触させても傷を
付けることはない。 (6) 取り外した結束具は再度使用することができる
ので、きわめて経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の樹木・支柱結束具の一実施例を示す斜
視図である。
【図2】バンド部の一例を示す断面図で、図1における
2−2線切断部拡大端面図である。
【図3】バンド部の他の例を示す断面図である。
【図4】バンド部のさらに他の例を示す断面図である。
【図5】本発明の結束具をワイヤーに取り付けた状態を
示す側面図である。
【図6】本発明の結束具をテープに取り付けた状態を示
す側面図である。
【図7】本発明の結束具で樹木又は支柱を固定した状態
を示す平断面図である。
【図8】本発明の結束具で保護テープを巻き付けた樹木
を固定した状態を示す平断面図である。
【図9】本発明の結束具で支柱を固定し、この支柱に樹
木を紐でくくりつけて固定した状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 ワイヤー、テープ等の支持部材 11 樹木、支柱等の縦方向部材 12 バンド部 14 結束部 16 受け部 18 押え込み部 19 内側係合部 20 外側係合部 21 係合・調整部 22 外し部材 24 中空部 26 突起

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横方向のワイヤー、テープ、ロープ、紐
    等の支持部材(10)に樹木又は支柱等の縦方向部材
    (11)を固定する結束具であって、 該結束具は、バンド部(12)と、該バンド部(12)
    の両端に連設された結束部(14)とからなり、 該結束部(14)は、支持部材(10)を支承する受け
    部(16)と、 該受け部(16)の一端に連設され、支持部材(10)
    を挿通・挟持する押え込み部(18)と、 該押え込み部(18)の先端に設けられた内側係合部
    (19)と、 受け部(16)の他端に連設され、前記内側係合部(1
    9)に係合する外側係合部(20)と、 該外側係合部(20)又は内側係合部(19)に設けら
    れた外し部材(22)と、からなることを特徴とする樹
    木・支柱結束具。
  2. 【請求項2】 バンド部(12)及び結束部(14)
    が、可撓性を有するプラスチックで一体成形されたこと
    を特徴とする請求項1記載の樹木・支柱結束具。
  3. 【請求項3】 内側係合部(19)及び外側係合部(2
    0)が、それぞれ複数の溝と複数の突起とからなる係合
    ・調整部(21)であることを特徴とする請求項1記載
    の樹木・支柱結束具。
  4. 【請求項4】 受け部(16)の一端に、押え込み部
    (18)が湾曲して連設されたことを特徴とする請求項
    1記載の樹木・支柱結束具。
  5. 【請求項5】 押え込み部(18)に中空部(24)を
    設けて、支持部材(10)を挟持したときに、バネ作用
    が生じるようにしたことを特徴とする請求項1記載の樹
    木・支柱結束具。
  6. 【請求項6】 受け部(16)及び押え込み部(18)
    の少なくとも一方に、支持部材(10)に食い込ませて
    固定するための突起(26)を設けたことを特徴とする
    請求項1記載の樹木・支柱結束具。
  7. 【請求項7】 バンド部(12)の少なくとも片面が、
    端部に丸みを有する保護面であることを特徴とする請求
    項1記載の樹木・支柱結束具。
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WO2010144230A2 (en) 2009-06-10 2010-12-16 Kassouni Van M Support for plants
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