JPS605352Y2 - 密封食品容器の脱水装置 - Google Patents
密封食品容器の脱水装置Info
- Publication number
- JPS605352Y2 JPS605352Y2 JP6255079U JP6255079U JPS605352Y2 JP S605352 Y2 JPS605352 Y2 JP S605352Y2 JP 6255079 U JP6255079 U JP 6255079U JP 6255079 U JP6255079 U JP 6255079U JP S605352 Y2 JPS605352 Y2 JP S605352Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor
- container
- injection
- injection ports
- sealed food
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
従来、合成樹脂製、ガラス製、金属製等の吸水しない材
料から成る袋、缶等の容器内に食品を密封したものを、
湯浴中で殺菌し、更に水中で冷却した後、その濡れた容
器表面の膜状、水滴状等の水分を除くため、スポンジロ
ーラーを用意し、これにより吸水脱水しているが、スポ
ンジローラーは吸水により比較的短時間に脱水作用が劣
化し乃至は消失し、所要の脱水を均一に且つ長時間荷な
うには、スポンジローラー自体の脱水乾燥や新しいスポ
ンジローラーとの交換を要し、脱水作業が面倒且つ非能
率となり、又スポンジローラーの消耗を伴ない又柔軟な
袋容器等によっては、スポンジローラーを通すことによ
る内部食品の変形を生じこれに適さないものがある。
料から成る袋、缶等の容器内に食品を密封したものを、
湯浴中で殺菌し、更に水中で冷却した後、その濡れた容
器表面の膜状、水滴状等の水分を除くため、スポンジロ
ーラーを用意し、これにより吸水脱水しているが、スポ
ンジローラーは吸水により比較的短時間に脱水作用が劣
化し乃至は消失し、所要の脱水を均一に且つ長時間荷な
うには、スポンジローラー自体の脱水乾燥や新しいスポ
ンジローラーとの交換を要し、脱水作業が面倒且つ非能
率となり、又スポンジローラーの消耗を伴ない又柔軟な
袋容器等によっては、スポンジローラーを通すことによ
る内部食品の変形を生じこれに適さないものがある。
本考案は、か)る従来の脱水装置の欠点を除去し、食品
容器に直接触れることなく而も所望時間継続して均一な
脱水を行ない得られ、脱水作業を円滑且つ良好になし得
る密封食品容器の脱水装置を提供するもので、多数の小
孔をもつコンベア1の上方並に下方に夫々位置しそのコ
ンベア1の長さ方向並に幅方向に夫々所定の間隔を存し
て多数の噴射口5a、5a・・・を配列し、且つこれら
噴射口5a、5a・・・の各開口をコンベア1の進行方
向に逆らった向きに開口せしめて戒る。
容器に直接触れることなく而も所望時間継続して均一な
脱水を行ない得られ、脱水作業を円滑且つ良好になし得
る密封食品容器の脱水装置を提供するもので、多数の小
孔をもつコンベア1の上方並に下方に夫々位置しそのコ
ンベア1の長さ方向並に幅方向に夫々所定の間隔を存し
て多数の噴射口5a、5a・・・を配列し、且つこれら
噴射口5a、5a・・・の各開口をコンベア1の進行方
向に逆らった向きに開口せしめて戒る。
本考案実施の1例を添付図面につき説明する。
図面で1は無端状の金属線或は合成樹脂線で網んだ網状
コンベアを示す。
コンベアを示す。
コンベアとしては、パンチングシート式でもよいが、網
状コンベア1は、その凹凸面であるため、これに容器を
載せた場合、容器面との間に空隙を生じ易く好ましい。
状コンベア1は、その凹凸面であるため、これに容器を
載せた場合、容器面との間に空隙を生じ易く好ましい。
該コンベア1は架台2に設けた両端のローラー3゜3に
より矢示方向に回動移行せしめられる。
より矢示方向に回動移行せしめられる。
このコンベア1の上位に脱水すべき密封食品袋、缶詰等
の密封容器(図示しない)の通過を許容する間隔4を存
して且つできるだけコンベア1の上方に即ちその上部走
行面1aの上方にその面に近づけて管状の、多数の噴射
口5a、5a・・・を間隔を存して穿設された空気噴射
ノズル5の複数本を、そのコンベア1の長さ方向に間隔
を存し平行に且つコンベア1を直交して配設する1方、
コンベア1の下方に、即ちその上部走行面1aの下方に
その面に近づけて管状の、多数の噴射口5a、5a・・
・を間隔を存して穿設された空気噴射ノズル5の複数本
をそのコンベア1の長さ方向に間隔を存し平行に且つコ
ンベア1と直交して配設した。
の密封容器(図示しない)の通過を許容する間隔4を存
して且つできるだけコンベア1の上方に即ちその上部走
行面1aの上方にその面に近づけて管状の、多数の噴射
口5a、5a・・・を間隔を存して穿設された空気噴射
ノズル5の複数本を、そのコンベア1の長さ方向に間隔
を存し平行に且つコンベア1を直交して配設する1方、
コンベア1の下方に、即ちその上部走行面1aの下方に
その面に近づけて管状の、多数の噴射口5a、5a・・
・を間隔を存して穿設された空気噴射ノズル5の複数本
をそのコンベア1の長さ方向に間隔を存し平行に且つコ
ンベア1と直交して配設した。
図面では、上位ノズル5は3本下位ノズル5は2本を夫
々等間隔に且つ上下位ノズル5,5・・・・・・はちど
り状に等間隔に配置されるようにした。
々等間隔に且つ上下位ノズル5,5・・・・・・はちど
り状に等間隔に配置されるようにした。
かくした、コンベア1の、即ち上部走行面1aの上方並
に下方に位置して、そのコンベア1の長さ方向並に幅方
向に夫々所定の間隔を存して多数の噴射口5a、5a・
・・を配列するようにした。
に下方に位置して、そのコンベア1の長さ方向並に幅方
向に夫々所定の間隔を存して多数の噴射口5a、5a・
・・を配列するようにした。
更に本考案によれば、この場合、各上位ノズル5の多数
の噴射口5a、5a・・・・・・は、コンベア1の上部
走行面1aの進行方向とは逆方向の斜め下向きに、該コ
ンベア1面に向って配向せしめるように腰各下位ノズル
5の多数の噴射口5aは、コンベア1の上部走行面1a
の進行方向とは逆方向の斜め上向きに、該コンベア1面
に向って配向せしめるようにした。
の噴射口5a、5a・・・・・・は、コンベア1の上部
走行面1aの進行方向とは逆方向の斜め下向きに、該コ
ンベア1面に向って配向せしめるように腰各下位ノズル
5の多数の噴射口5aは、コンベア1の上部走行面1a
の進行方向とは逆方向の斜め上向きに、該コンベア1面
に向って配向せしめるようにした。
而して、各管状噴射ノズル5はその基部側は調節弁6を
介して各別の或は共通の空気圧縮源(図示しない)に接
続せしめるようにした。
介して各別の或は共通の空気圧縮源(図示しない)に接
続せしめるようにした。
7はカバーを示腰脱水作業時の水の外部への飛び散りを
可及的に防止するもので、8は水の受容器を示腰脱水時
容器から離脱する水分を受けるに役立つ。
可及的に防止するもので、8は水の受容器を示腰脱水時
容器から離脱する水分を受けるに役立つ。
尚、上記噴射ノズル5は、1つの噴射口5aをもつもの
でもよく、この場合この噴射口5aの位置は、コンベア
1の中央に位置せしめることが一般で好ましい。
でもよく、この場合この噴射口5aの位置は、コンベア
1の中央に位置せしめることが一般で好ましい。
次に本装置の作動を説明する。
矢示方向に移行する網状コンベア1上に、脱水処理する
べき、熱湯で加熱殺菌され、次で氷で冷却処理ずみの密
封食品容器を順次その端より載せて1方へ移行せしめる
と、その進行途上で上位噴射ノズル5,5・・・・・・
及び下位噴射ノズル5,5・・・・・・からのその進行
方向に逆らった向きの強い噴気に順次当り、その表面に
水膜や水滴状態で付着している水はその噴気力で吹き飛
ばされ、コンベア1の他端に至ったときは、殆んど乾い
た感じの、僅か湿った状態に脱水された袋容器となる。
べき、熱湯で加熱殺菌され、次で氷で冷却処理ずみの密
封食品容器を順次その端より載せて1方へ移行せしめる
と、その進行途上で上位噴射ノズル5,5・・・・・・
及び下位噴射ノズル5,5・・・・・・からのその進行
方向に逆らった向きの強い噴気に順次当り、その表面に
水膜や水滴状態で付着している水はその噴気力で吹き飛
ばされ、コンベア1の他端に至ったときは、殆んど乾い
た感じの、僅か湿った状態に脱水された袋容器となる。
この場合、網状のコンベア1であるので、水滴の落下も
網目を通じて良好に行なわれると共に、噴気も比較的良
く袋と金網との間にも通り、容器面の脱水が良好に行な
われる。
網目を通じて良好に行なわれると共に、噴気も比較的良
く袋と金網との間にも通り、容器面の脱水が良好に行な
われる。
このようにして脱水された容器は、いくらか表面は僅か
に湿気をおびているため、段ポール等の包装容器内への
詰め込みに差支えなく、荷くずれなく積み重ね充填が行
ない得られる。
に湿気をおびているため、段ポール等の包装容器内への
詰め込みに差支えなく、荷くずれなく積み重ね充填が行
ない得られる。
尚、必要に応じ乾燥機にかけて完全に乾燥してもよく、
換言すれば、乾燥機の前段工程として、本装置を備える
場合は、その乾燥機での乾燥を高能率且つ経済的に行な
うことが出来る利点をもたらす。
換言すれば、乾燥機の前段工程として、本装置を備える
場合は、その乾燥機での乾燥を高能率且つ経済的に行な
うことが出来る利点をもたらす。
コンベアの速度や圧縮空気の風圧等は適宜変更し得られ
、又、圧縮空気は予め乾燥剤層を通し乾燥圧縮空気を噴
射するようにしてもよい。
、又、圧縮空気は予め乾燥剤層を通し乾燥圧縮空気を噴
射するようにしてもよい。
噴射口5aと容器との距離は、50〜300cm程度が
一般に好ましい。
一般に好ましい。
尚、第3図示及び第4図示の如く噴射口5a。
5a・・・・・・がコンベア1の長さ方向に1列又は複
数列並ぶように噴射ノズル5を配設することが出来る。
数列並ぶように噴射ノズル5を配設することが出来る。
このように本考案によるときは、コンベア1の上方並に
下方に夫々位置し、そのコンベア1の長さ方向並に幅方
向に夫々所定の間隔を存して多数の噴射口5a、5a・
・・を配列したので、そのコンベア1に載せ脱水すべき
密封食品容器は、その進行の途上でそのコンベア1の上
方並に下方に夫々その長さ方向において複数回の噴射口
よりの噴気を受けるばかりでなく、而もそのコンベア1
の幅方向のどの位置の容器を噴気を受けることが出来る
ばかりでなく、これら噴射口5a、5a・・・の各開口
をコンベア1の進行方向に逆らった向きに開口せしめた
ので、その噴気は、その進行する容器の方向に対向して
容器に強く当る噴気力となり、これにより容器に付着し
た水滴を強く吹きはらい良好な脱水をもたらす等の効果
を有する。
下方に夫々位置し、そのコンベア1の長さ方向並に幅方
向に夫々所定の間隔を存して多数の噴射口5a、5a・
・・を配列したので、そのコンベア1に載せ脱水すべき
密封食品容器は、その進行の途上でそのコンベア1の上
方並に下方に夫々その長さ方向において複数回の噴射口
よりの噴気を受けるばかりでなく、而もそのコンベア1
の幅方向のどの位置の容器を噴気を受けることが出来る
ばかりでなく、これら噴射口5a、5a・・・の各開口
をコンベア1の進行方向に逆らった向きに開口せしめた
ので、その噴気は、その進行する容器の方向に対向して
容器に強く当る噴気力となり、これにより容器に付着し
た水滴を強く吹きはらい良好な脱水をもたらす等の効果
を有する。
第1図は本考案実施の1例の上面図、第2図はその側面
図、第3図は他側の要部の上面図、第4図はその側面図
を示す。 1・・・・・・網状コンベア、1a・・・・・・上部走
行面、5・・・・・・噴射ノズル、5a・・・・・・噴
射口。
図、第3図は他側の要部の上面図、第4図はその側面図
を示す。 1・・・・・・網状コンベア、1a・・・・・・上部走
行面、5・・・・・・噴射ノズル、5a・・・・・・噴
射口。
Claims (1)
- 多数の小孔をもつコンベア1の上方並に下方に夫々位置
しそのコンベア1の長さ方向並に幅方向に夫々所定の間
隔を存して多数の噴射口5a、5a・・・を配列し、且
つこれら噴射口5a、5a・・・の各開口をコンベア1
の進行方向に逆らった向きに開口せしめて成る密封食品
容器の脱水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6255079U JPS605352Y2 (ja) | 1979-05-12 | 1979-05-12 | 密封食品容器の脱水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6255079U JPS605352Y2 (ja) | 1979-05-12 | 1979-05-12 | 密封食品容器の脱水装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55163693U JPS55163693U (ja) | 1980-11-25 |
JPS605352Y2 true JPS605352Y2 (ja) | 1985-02-19 |
Family
ID=29296554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6255079U Expired JPS605352Y2 (ja) | 1979-05-12 | 1979-05-12 | 密封食品容器の脱水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605352Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5463442B2 (ja) * | 2008-09-30 | 2014-04-09 | 株式会社大岩マシナリー | 食品運搬薄型容器洗浄後の乾燥装置 |
-
1979
- 1979-05-12 JP JP6255079U patent/JPS605352Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55163693U (ja) | 1980-11-25 |
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