JPS6053513B2 - 映像信号の伝送方法 - Google Patents

映像信号の伝送方法

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JPS6053513B2
JPS6053513B2 JP51077384A JP7738476A JPS6053513B2 JP S6053513 B2 JPS6053513 B2 JP S6053513B2 JP 51077384 A JP51077384 A JP 51077384A JP 7738476 A JP7738476 A JP 7738476A JP S6053513 B2 JPS6053513 B2 JP S6053513B2
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稔 森尾
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 VTR(磁気録画再生装置)の普及にともない、映画
などを収録した記録済みのビデオテープの販売が行われ
ている。
ところが、2台のVTRを用意すれば、記録済みテープ
から容易に複製をダビングすることができてしまう。
このような記録済みテープのダビングは法律で禁じられ
ているが、一般家庭などで小規模に行われた場合には、
これを規制することはできず、テープ業者や著作権者に
とつて不都合である。
本発明は、このような点にかんがみ、ダビングができ
ないようにした記録済みテープの作製方法を提供しよう
とするものである。 まず、一般のVTRについて考え
ると、これは第1図のように構成されている。
すなわち、第1図において、10は記録系を示し、第2
図Aに示す映像信号Sy(Psは同期パルス)が、入力
端子11から記録回路12を通じて例えば2つの回転磁
気ヘッド1、2に供給される。このヘッド1、2は、1
800の角間隔を有し、モータ5によつてフレーム周波
数、すなわち、毎秒3徊の割り合い J
で回転させられ、またその回転周面に対して磁気テープ
3がほぼ180その角範囲にわたつて斜めに巡らされる
と共に、一定速度で移送されている。
また、20はサーボ回路を示し、端子11からの映像信
号Syが、同期分離回路21に供給されて第2図Bに示
すように、同期パルスPs(Phは水平同期パルス、P
eは等化パルス、Pvは垂直同期パルス)が取り出され
、このパルスPsが積分回路22に供給されて第2図C
に示すように、垂直同期パルスPvによる積分信号Si
が形成され、この積分信号Siが分周回路23に供給さ
れて周波数が30Hzの信号に分周され、この分周信号
が位相比較回路24に供給される。さらに、ヘッド1,
2の例えば回転軸6にパルス発生手段26が設けられ、
これらはヘッド1,2の1回転ごとにその回転位相を示
すパルスが取り出され、このパルスが比較回路24に供
給される。
こうして比較回路24において、分周回路23からの分
周信号と、発生手段26からのパルスとが位相比較され
、その比較出力がアンプ27を通じてモータ5に供給さ
れ、これによりヘッド1,2の回転位相がサーボ制御さ
れて記録回路12からの映像信号Syは、その1フィー
ルドが1本の斜めの磁気トラックとなり、かつ、その磁
気トラックの端部に垂直ブランキング期間がくるように
、テープ3に記録される。
またこのとき、分周回路23からの分周信号が、磁気ヘ
ッド28に供給され、この分周信号は、テープ3の縁部
にその長さ方向の磁気トラツ!クとして記録される。
一方、30は再生系を示し、ヘッド28によつてテープ
3から分周信号(コントロールパルス)が再生され、こ
の分周信号が、比較回路24に供給されると共に、発生
手段26からのパルスが比S較回路24に供給されてこ
れら分周信号及びパルスは位相比較され、その比較出力
がアンプ27を通じてモータ5に供給され、これにより
ヘッド1,2の回転位相がサーボ制御されてテープ3の
映像信号Syの磁気トラックは、ヘッド1,2にzより
正しく走査される。
こうしてテープ3からヘッド1,2によつて映像信号S
yが再生され、この映像信号Syが、再生回路31及び
ミユーテイング用のスイッチ回路32を通じて出力端子
33に取り出され、さらにモニタ受像機40に供給され
る。
なおこの場合、ヘッド28からの分周信号が検出回路3
4に供給されてその分周信号の有無が検出され、その検
出信号がスイッチ回路32にその制御信号として供給さ
れ、分周信号が得られないとき、すなわち、テープ3に
映像信号が記録されていないときには、スイッチ回路3
2はオフとされてミユーテイングが行われる。
ノ このようなVTRの記録系1−0の分周回路23に
おいて、積分信号Siから分周信号を得る場合、その分
周回路23にはスレツシヨールドレベルが存在し、積分
信号Siのレベルがそのスレツシヨールドレベルを越え
るとき、分周が行われる。
そしてVTRにおいては、誤動作を防止するため、この
スレツシヨールドレベルは、第3図Cに破線のレベル■
THで示すように、できるだけ高く選ばれ、すなわち、
6コの垂直同期パルスPvのうち、5〜6コのパルスh
を積分したとき、分周が行われるように構成されている
。これに対し、一般のテレビ受像機においては、その垂
直同期は、垂直周期で発振している垂直発振回路に、積
分信号Siをそのまま供給してその発振位相を積分信号
Siにロックして行つている。
従つてかりに積分信号Siのレベルが低下しても垂直発
振回路のロック範囲が狭くなるだけで、垂直同期がはず
れることはなく、実用上さしつかえない。そこで、これ
らの点に着目し、第2図Dに示すように、映像信号Sy
の垂直同期パルスλの一部を、幅の狭い擬似垂直同期パ
ルスPuで置き換え、この置き換えられた映像信号Sy
をテープに記録して記録済みテープを作製することが考
えられる。
すなわち、このようにして作製された記録済みテープを
、第1図のVTRで再生した場合には、その再生された
映像信号Sy(第2図D)が端子33に取り出され、こ
の信号Syがモニタ受像機40に供給される。
そして受像機40においては、映像信号Syから擬似垂
直同期パルスhを有する同期パルスhが取り出され、こ
のパルスPsが積分されて第2図Fに示すように、パル
スhによる積分信号SI,が形成され、この信号S1、
が垂直発振回路に供給される。この場合、この積分信号
S[uは、垂直同期パルスhによる積分信号Si(第2
図C)に比ベレベルが低いが、上述のように垂直発振回
路は積分信号Sjuのレベルが低くても、これに同期発
振する。
従つて受像機40では記録済みテープの画像が正しく再
生される。一方、この記録済みテープをダピングした場
合には、その複製テープを再生しても正しい画像は再生
できない。
すなわち、記録済みテープを■TR3Oで再生し、その
再生された映像信号Sy(第2図D)を、V′IRlO
に供給すればその映像信号Syはテープ3に記録される
。しかしこのとき、この映像信号Syの同期パルスPs
においては、擬似垂直同期パルスPuとされているので
、積分回路22から積分信号は、第2図Eの積分信号S
iuとなり、これは分周回路23のスレツシヨールドレ
ベルVTHに達しない。
このため分周回路23からは分周信号は得られず、従つ
てこの分周信号がテープ3に記録されることがない。ま
たヘッド1,2の回転位相のサーボ制御も行われない。
すなわち、ダピングによる複製テープには、映像信号S
yが記録されてはいるが、再生サーボ用の分周信号(コ
ントロールパルス)は記録されていない。また記録サー
ボも行われていない。従つてこの複製テープをVTR3
Oで再生してもヘッド28から分周信号が得られないの
で、検出回路34によつてスイッチ回路32がオフとさ
れミユーテイングがかかり、端子33には映像信号Sy
は得られない。
またVTR3Oが、ミユーテイング用のスイッチ回路3
2がない機種であつても、記録時におけるヘッド1,2
の回転位相のサーボ制御が行われていないと共に、この
再生時にもサーボ制御が行われないので、複製テープ3
から再生された映像信号Syが、受像機40に供給され
ても、その再生画像の同期は乱れてしまい実用にならな
い。
従つて記録済みテープのダピングを防止できる。ところ
が、記録済みテープの垂直同期パルスhの一部が、第2
図Dのように、擬似垂直同期パルスλで置き換えられて
いると、上述のように、受像機40の垂直発振回路が、
第2図Eのような積分値の小さい信号Siuでも同期発
振するといつても、受像機によつては垂直同期がかから
ず、再生画面が流れたりすることがある。
すなわち、第2図Dのような映像信号を記録した記録済
みテープでは、このテープ自身を単に再生する場合でも
、問題を生じることがある。そこでさらに、もとの映像
信号Sy(第2図A)と、擬似垂直同期パルスPuに置
き換えた映像信号Sy(第2図D)とを、例えば第7図
Lに示すように、2フィールド対1フィールドの割り合
いでテープに交互に記録して記録済みテープを作製する
ことが考えられる。
このようにして作製された記録済みテープをVlR3O
及び受像機40で再生した場合には、受像機40の積分
回路からは、第7図Lに示すように、積分信号Si及び
積分信号Siuが、2フィールド及び1フィールドごと
に交互に得られることになり、さらに積分信号Si,S
iuが垂直発振回路に供給される。
すると、垂直発振回路は、積分信号Siuのとき、垂直
同期がかかりにくくなるはずであるが、その前のフィー
ルドでは積分信号Siでその積分値が大きいので、垂直
発振回路は確実に同期して発振する。従つて受像機40
では、記録済みテープの画像が正しく再生される。一方
、この記録済みテープをダピングした場合には、VTR
lOの積分回路22からの積分信号には、第7図L及び
第2図Eに示すように、分周回路23のスレツシヨール
ドレベルVTHに達しない積分信号Siuが含まれてい
るので、この積分信号SlUにより分周回路23からの
分周信号が不規j則になり、従つてヘッド1,2の回転
位相のサーボ制御が不規則になり、またその分周信号が
テープ3に記録されるとき、映像トラックのトラックパ
ターンに対応しなくなる。
従つて第2図Dの場合と同様、その複製テープ3は、ミ
ユーテイングjあるいは同期の乱れにより実用にならな
いので、ダピングを防止できる。しかしこのような記録
済みテープであつても、VTR3O及び受像機40で再
生する場合、また受像機40によつては垂直同期が十分
にとれない)ことがあり得る。
このため本発明においては、よソー層、受像機40の垂
直同期が安定になるようにしようとするものである。
ここでVTRlOのサーボ回路20の回路21〜23に
ついて具体的に示すと、一般に第3図のように、積分回
路22と、分周回路23との間に、波形整形回路29が
設けられ、これにて積分回路22からの積分信号Siを
パルス化するようにされている。
すなわち、積分回路22からの積分信号Siは、コンデ
ンサC1を通してエミッタ接地のトランジスタQ1のベ
ースに供給され、積分信号Siのレベルがスレツシヨー
ルドレベル■,H以上になつたとき、トランジスタQ1
がオンとなつて積分信号Siはパルス化され、次に分周
回路23に供給される。これに対し、受像機40の垂直
回路は、第4図に示すように構成され、同期分離回路4
1からの同期パルスPsが積分回路42に供給されて積
分信号Slが形成されるまでは、VTRlOのサーボ回
路20と同じであるが、この積分信号Siは、そのまま
垂直発振回路43にその発振の同期用として供給される
すなわち、波形整形回路29に相当する回路はない。本
発明は、このような点をも利用したもので、例えば第6
図1に示すように、等化パルスPeの一部を、幅の広い
擬似等化パルスPcとすると共に、この擬似等化パルス
Pcを有するフィールドに続くフィールド垂直同期パル
スPvの一部を擬似垂直同期パルスPuとするものであ
る。
以下その一例について説明しよう。
第5図において、50はマスタV゛m(再生用VTR)
、60は記録済みテープの作製用のスレーブVTR(記
録用VTR)を示す。
そしてマスタVTR5Oで、第6図Aに示すように映像
信号Sy!が再生され、この信号Syが入力端子61を
通じてスイッチ回路62の一方の入力接点に供給される
。また端子61からの映像信号Syが、同期分離回路1
21に供給されて第6図Bに示すように同S期パルスP
sが取り出され、このパルスhが、単安定マルチバイブ
レータ63に供給されて第6図Cに示すうに同期パルス
Psの立ち上がりごとに立ち上がり、かつ、垂直同期パ
ルスPvと同程度の幅を有する擬似等化パルスPcが形
成され、こtのパルスPcがスイッチ回路65の一方の
入力接点に供給されると共に、分離回路121からの同
期パルスhが、単安定マルチバイブレータ64に供給さ
れて第6図Dに示すように同期パルスhの立ち上がりご
とに立ち上がり、かつ、等化パルスPeと同程度の幅を
有する擬似垂直同期パルスPuが形成され、このパルス
Puがスイッチ回路65の他方の入力接点に供給される
さらに分離回路121からの同期パル′7.PSが積分
回路122に供給されて第6図E及び第7図Aに示すよ
うに、垂直同期パルスhによる積分信号Siが形成され
、この信号Siが単安定マルチバイブレータ66に供給
されて第7図Bに示すようjに積分信号Siが所定のレ
ベルになつたときに立ち上がり、垂直走査期間に立ち下
がるパルスPiが形成され、このパルスPiが例えば1
流カウンタ67に供給され、カウンタ67において、第
7図Cに示すように、パルスPiの立ち下がりの数が計
数される。そしてカウンタ67の計数内容が、デコーダ
68に供給されて第7図Dに示すように、カウンタ67
の計数内容がROJ−R9Jのとき立ち下がつていて、
RlOJSrllJのとき立ち上がつているパルスPd
lすなわち、10フィールド期間立ち下がつていて2フ
ィールド期間立ち上がつているパルスPdが形成され、
このパルスPdがスイッチ回路65にその制御信号とし
て供給され、スイッチ回路65は、パルスPdが立ち下
がつているときには、マルチバイブレータ63側に切り
換えられ、立ち上がつているときには、マルチバイブレ
ータ64側に切り換えられる。従つてスイッチ回路65
からは、第7図E及び第6図F,Gに示すように、10
フィールド期間のパルスPcと、2フィールド期間のパ
ルスPuとが交互に取り出される。
そしてスイッチ回路65から取り出されたパルスPc,
Puが、スイッチ回路62の他方の入力接点に供給され
る。
また積分回路122からの積分信号Siが単安定マルチ
バイブレータ69に供給されて例えば第6図H及び第7
図Fに示すように、垂直同期パルスP■の4つ目付近で
立ち上がり、このパルスPvの後の等化パルスPeの3
つ目付近で立ち下がるパルスPmが形成され、このパル
スPmがスイッチ回路62にその制御信号として供給さ
れ、スイッチ回路62は、パルスPmが立ち下がつてい
るときには、端子61側に切り換えられ、立を上がつて
いるときには、スイッチ回路65側に切り換えられる。
従つてスイッチ回路62からは、第6図1に示すように
、垂直同期パルス■の後半及び続く等化パルスPeの前
半が、パルスPcまたはPuで置き換えられた映像信号
Syが得られる。
すなわち、第6図1の左側に示すように、後の等化パル
スPeの前半が幅の広い擬似等化パルスPcで置き換え
られ、または同図の右側に示すように、垂直同期パルス
Pvの後半が、幅の狭い擬似垂直同期パルスPuで置き
換えられた映像信号Syが得られる。そしてこの場合、
第7図Gに示すよう!こ、10フィールド期間は、擬似
等化パルスPcへの置き換えが行われ、2フィールド期
間は、擬似垂直同期パルスPuへの置き換えが行われる
と共に、この10フィールド期間と2フィールド期間と
が交互になる。そしてこのように、10フィールド及び
2フィールドごとに擬似パルスPc及びPuに置き換え
られた映像信号Syが、記録回路112?通じて例えば
2つの回転磁気ヘッド101,102に供給される。
このヘッド101,102及びそのサーボ回路120は
、第1図のVTRlOと伺様に構成されているもので、
対応する部分には、第1図の符号よりもlω多い数の符
号で示す。
こうして第6図■及び第7図Gの映像信号Syがテープ
103に記録され、記録済みテープ103が作製される
このようにして作製された記録済みテープ103を第1
図のVTR3O及び受像機40で再生した場合には、何
等支障なく画像を再生できる。
すなわち、■TR3Oにより記録済みテープ103を再
生すると、その再生された映像信号Sy(第6図1及び
第7図G)が端子33に取り出され、さらに受像機40
に供給される。そして受像機40の同期分離回路41(
第4図参照)において、第6図J及び第7図Hに示すよ
うに、映像信号Syから擬似パルスPc及びPuを有す
る同期パルスPsが取り出され、このパルスPsが積分
回路42で積分されるので、第6図K及び第7図1に示
すように、擬似等化パルスPcとなる10フィールドで
は、積分信号Siよりも積分値が大きい積分信号Sic
が得られ、擬似垂直同期パルスPuとなるフィールドで
は、積分信号Siよりも積分値が小さい積分信号Siu
となり、これら信号Sic,Siuが垂直発振回路43
に供給される。この場合、本来ならば、積分信号Siu
のフィールドでは、垂直発振回路43の同期がかかりに
くいはずであるが、他のフィールドでは積分信号Sic
となり、その積分値が大きいので、また後述する理由に
より積分信号Siuのレベルを大きくできるので、垂直
発振回路43は確実に同期して発振する。
従つて受像機40では、記録済みテープ103の画像が
正しく再生される。一方、この記録済みテープ103を
ダピングした場合には、■TRlOの積分回路22から
の積分信号には、第6図K及び第7図1に示すように、
分周回路23のスレツシヨールドレベル■THに達しな
い積分信号Siuが含まれているので、やはり複製テー
プ3の再生時、ミユーテイングあるいは同期の乱れによ
りその複製テープ3は実用にならず、従つてダピングを
防止できる。
そしてこの場合、本発明によれば、記録済みテープ10
3を■TR3O及び受像機40で再生する場合には、よ
ソー層垂直同期が確実になり、一方、ダピングする場合
には、そのダピングをよソー層確実に防止できる。
すなわち、VTRlOのサーボ回路20には、具体的に
は、第3図に示すように、整形回路29が設けられてい
るが、この整形回路29によれば、コンデンサC1及び
トランジスタQ1のベース・エミッタ間ダイオードが、
クランプ回路を構成している。
従つてダピング時に、積分回路22から積分信号が、整
形回路29に供給されるとき、この積分信号は、コンデ
ンサC1及びトラン・ジスタQ1のベース・エミッタ間
ダイオードによつてクランプされることになる。そして
このとき、第7図1に示すように積分信号は、10フィ
ールドは積分値が大きい信号Sicであり、続く2フィ
ールドは積分値が小さい信号Siuなので、整形回路2
9のクランプレベルは、第7図■に破線で示すように、
積分信号Sicのピーク値からトランジスタQ1の■B
TEだけ下がつたレベルEccとなり、積分信号Siu
は、このクランプレベルEccに達しなくなる。そして
積分信号Sic,Siuのうち、クランプレベルEcc
以上の部分が、整形回路29の出力パルスとなるので、
第7図Jに示すように、積分信号Sicについてのみパ
ルスが得られる。
これに対し、第7図Lに示すように、第2図Aの映像信
号Sy及び第2図Dの映像信号Syを2フィールド及び
1フィールドづつ交互に記録した記録済みテープでは、
ダピング時、VTRlOの積分回路22からは、第7図
Kに示す積分信号Si,Siuが得られるが、このとき
、整形回路29におけるクランプレベルは、第7図Kに
破線で示すように、積分信号Siのピーク値からVBE
だけ下がつたレベルEcとなる。
そしてこの場合、積分信号Siの積分値よりも、積分信
号Sic(第7図1)の積分値の方がレベルが大きいの
で、レベルEcよりもレベルEccの方が、積分信号S
iuのピーク値との差が大きくなる。
従つて第7図Kの積分信号Si,Siuよりも第7図1
の積分信号Sic,Siuの方が、信号Siuに対する
整形回路29のパルス化が行われにくくなり、従つて第
7図Lの映像信号Syを記録した記録済みテープよりも
、第7図Gの映像信号Syを記録した記録済みテープの
方が、よソー層確実にダピングを防止できる。また第7
図1の積分信号Sic,Siuは第7図Kの−積分信号
Si,Siuよりも、信号Siuに対する整形回路29
のパルス化が行われにくいので、逆に積分信号Sic,
Siuの信号Siuは、積分信号Si,Siuの信号S
iuよりも積分値が大きくてもダピングを防止でき、従
つて積分信号Sic,Siuの信号Siuの積分;値を
大きくできるので、VTR3O及び受像機40で記録済
みテープ103を再生する場合、受像機40の垂直同期
をよソー層確実にかけることができる。
こうして本発明によれば、一般の再生には何等こ支障を
生じることなく、ダピングを防止できる。
なお、第5図で説明した回路を一般のVTRに組み込ん
でおけば、個人がテレビ放送などから録画したテープに
対しても、そのダピングを防止できる。さらに第5図の
回路において、同期パルスPsは、外部同期盤から得て
もよい。さらに、テープ103の代わりに磁気カードや
、いわゆるビデオディスクなどの記録媒体でもよい。ま
たテレビ放送やCATVなどの映像信号に対して本発明
を適用すれば、その放送が録画されるのを防止できる。
さらに擬似パルスPu,Pcは、幅の代わりに高さが異
なつていてもよい。また第5図において、マルチバイブ
レータ63からの擬似垂直同期パルスPuをスイッチ回
路62の他方の入力接点に供給すれば、第2図Dの映像
信号Syを得ることができ、さらにその状態で、デコー
ダ68からのパルスPdと、マルチバイブレータ69か
らのパルスPmとのアンド出力をスイッチ回路62にそ
の制御信号として供給すれば、第7図Lの映像信号Sy
を得ることができる。
ただし、この場合には、カウンタ67は3進カウンタと
し、パルスPdは2フィールド及び1フィールドごとに
反転させる。また、擬似垂直同期パルスhには、0.5
71<.平期間ごとの切り込みはなくてもよく、さらに
擬似等化パルスPcはなくてもよい。
すなわち、これらの場合でも、v゛m及びテレビ受像機
は、AFC回路のフライホィール効果によつて問題なく
動作する。
【図面の簡単な説明】
第1図は■゛mの一例の系統図、第2図、第6図、第7
図は本発明を説明するための波形図、第3図及び第4図
は本発明を説明するための接続図、第5図は本発明の一
例の系統図である。 112は記録回路、120はサーボ回路である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 垂直同期信号の一部を水平同期パルス及び等化パル
    スの形状及びそのレベルを維持した状態で変形し、その
    積分値が変形以前の垂直同期信号の積分値のレベルに達
    しないようにしてVTRなどによる正規の記録ができな
    いようにした映像信号の伝送方法。 2 映像信号中の垂直同期パルスの形状を、この垂直同
    期パルスを積分したとき、その積分値が、変形されない
    垂直同期パルスの積分値とは、互いに異なるように変形
    すると共に、上記変形された垂直同期パルスのフィール
    ドと、上記変形されない垂直同期パルスのフィールドと
    を、所定の周期とした映像信号を伝送するようにしてV
    TRなどによる正規の記録ができないようにした映像信
    号の伝送方法。 3 上記変形された垂直同期パルスの積分値が、上記変
    形されない垂直同期パルスの積分値よりも小さくなるよ
    うにした特許請求の範囲第2項記載の映像信号の伝送方
    法。 4 上記変形された垂直同期パルスの積分値が、上記変
    形されない垂直同期パルスの積分値よりも大きくなるよ
    うにした特許請求の範囲第2項記載の映像信号の伝送方
    法。 5 上記変形された垂直同期パルスは、その積分値があ
    るフィールドでは上記変形されない垂直同期パルスの積
    分値よりも大きく、他のフィールドでは小さくされた上
    記特許請求の範囲第2項記載の映像信号の伝送方法。 6 少なくとも一部において、上記積分値が小さくなる
    ように変形された垂直同期パルスのフィールドが、上記
    積分値が大きくなるように変形された垂直同期パルスの
    フィールドの次にくるようにした特許請求の範囲第5項
    記載の映像信号の伝送方法。
JP51077384A 1976-06-30 1976-06-30 映像信号の伝送方法 Expired JPS6053513B2 (ja)

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JP51077384A Expired JPS6053513B2 (ja) 1976-06-30 1976-06-30 映像信号の伝送方法

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JP (1) JPS6053513B2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS533309A (en) 1978-01-13

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