JPS6053343B2

JPS6053343B2 - 場内電話投票可能なト−タリゼ−タシステム

Info

Publication number: JPS6053343B2
Application number: JP56214013A
Authority: JP
Inventors: 健彦田中; 恒久吉田
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1981-12-26
Filing date: 1981-12-26
Publication date: 1985-11-25
Also published as: JPS58114163A

Description

【発明の詳細な説明】（ィ）発明の技術分野本発明はトータリゼータシステムに関し、特に端末電話
機が公衆回線を通して電話投票サブシステムに接続され
、該電話投票サブシステムが特定回線を通して電話投票
センタシステムに接続され、かつ上記電話投票サブシス
テムのうち少なくとも１つが競技場内にもうけられ、競
技場内からの電話投票が可能なようにされた場内電話投
票可能なトータリゼータシステムに関する。

（口）技術の背景トータリゼータシステムにおける投票方法には、窓口よ
り直接投票する（現金により投票券を購入する）方法、
電話投票による方法等の現実に実施されている方法の他
にＩＤカードを使用したキャッシュレス方法も提案され
ている。

ｌ■→ 従来技術と問題点トータリゼータの一形態としてのキヤツシユレ・ス、ト
ータリゼータシステムについては、すでにたとえば特開
昭５２−１０６２４７号などにより提案されているが、
その構成は１ＩＤカードの発行機（現金を預けて、Ｄカ
ードをもらう）、２投票機（ＩＤカードを挿入して、
投票を申込む）３精算機（ＩＤカードを返却して、現
金を得る）の３つより成るのが基本的な考え方となつて
いる。

しかし、この方法であると、次のような問題点が発生す
る。

（４）従来のキャッシュレスシステムの問題点（１）競
馬場などに来るたびに現金の預金と精算をしなければな
らないので、ファンにとつてわずられしい。

（２）キャッシュレスといいながら、その往復時には大
金を持ちはこびしなけれはならない。

（３）特に精算業務は、帰宅時に集中するから混雑する
。（４）ＩＤカードの粉失のトラブルがつきまとう。

（５）ＩＤカードの発行機、精算機というハードウェア
を用意しなければならず、導入経費が大きい。

一方、従来の電話投票システムは、完全なキャッシュレ
スシステムでありながら、やはり次のような問題点を残
している。

（Ｂ）電話投票システムの問題点（６）加入者が競馬場などに来た場合、その特典が生か
せない。

（加入者も、競馬場では一般客と同じように現金で買わ
なければならない。

預金を活用できない。）（７）仮に競馬場から電話投票
センタを呼び出したとしても、その日のうちに的中した
現金を手にすることができないから、たとえば、帰宅途
中で友人にふるまい酒をおごるような楽しみがない。

（これはキャッシュレスシステムの長短矛盾した一面で
もある。）これらの問題以外に、さらに次のような性質
のちがう問題もある。

つまり、競技場がもし、キャッシュレスシステムを、従
来提案の方法でやろうとすると、競技場は、不特定多数
の人から現金を預ることになるから、現行の１銀行法ョ
にも抵触してくる。（ニ）発明の目的本発明は上記問題点を解決し、現実的て運用が容易であ
り、かつファンサービスをも改善するキャッシュレス●
トータリゼータシステムを実現することを目的としてい
る。

（ホ）発明の構成上記目的を達成するために本発明は、端末電話機が公衆
回線を通して電話投票サブシステムに接続され、該電話
投票サブシステムが特定回線を通して電話投票センタシ
ステムに接続され、かつ上記電話投票サブシステムのう
ち少なくとも１つが競技場内にもうけられ、競技場内か
らの電話投票が可能なようにされた場内電話投票可能な
トータリゼータシステムにおいて、場内電話投票サブシ
ステムに接続された電話投票端末に発券手段をそなえる
とともに、場内電話投票サブシステムからの投票に対し
ては的中時においても当該投票者の口座に配当金を繰入
れない制御手段を上記電話投票センタシステムにそなえ
、場内における電話投票に対し、発券可能としたことを
特徴とする。

（へ）発明の実施例第１図は本発明による実施例のトー
タリゼータシステムの全体構成図、第２図は実施例にお
ける電話投票端末の外観図、第３図１〜４は実施例にお
ける電話投票センタシステムの処理フローの１例、第４
図は電話投票センタシステムの構成例である。

第１図において、１は電話投票センタシステム、２は場
内トータリゼータシステム、３−１〜３−３は電話投票
サブシステム、４−１〜４−４は電話機端末、５は場内
電話投票システム、６は競技場（例えば同一競馬場）で
ある。

場内電話投票システム５は、場外の電話投票サブシステ
ム３−１〜３−３と同一の機能を有する電話投票サブシ
ステムと、第２図図示のような端末とを有している。場
内電話投票システム５および場内トータロＪゼータシス
テム２、電話投票サブシステム３−１〜３−３は、それ
ぞれ特定回線により電話投票センタシステム１に接続さ
れている。第２図において、１０は端末、１１はブッシ
ュホンキーボード、１２は送受話器、１３は発券・口、
１４は発券／非発券指示キーである。

第４図は、電話投票センタシステムの構成を示すもので
あり２０は処理装置、２１はファイル、２２は通信制御
部、２３は着信処理部、２４は送信処理部、２６は開始
処理部、２７は発売処理′部、２８は口座終了処理部、
２９は的中／不適中処理部、３０は投票者個人情報保持
領域、３１は口座番号領域、３２は暗証番号領域、３３
は発券フラグ領域、３４は残高情報等を保持する領域で
ある。以下、第３図の処理フローをもとに実施例の動作
を説明する。

まず、投票者が送受話器１２を取り上げ、ブッシュホン
キーボードより自分の口座番号、暗証番号を送信する。

電話投票センタシステム１では口座ファイルのオープン
処理を行ない、口座番号および暗証番号の比較を行なう
。そして、両者の対応ががとれていれば残高を通知し、
対応がとれていなければ０口座なしョの旨を通知する。
残高通知を受けて、投票者が引続き、投票動作を行なう
と、電話投票センタシステム１では、（残高一発売額）
を新残高とする。さらに、端末１０の発券／非発券指示
キー１４からの発券指示信号が到来しておれば、発券フ
ラグをオンとする。その後、端末１０に受付番号が通知
され、発券モードであれば、発券動作が行なわれる。次
に、端末１０より終結電文が着信すると、電話投票セン
タシステム１では、口座ファイルのクローズ処理が行な
われる。その後、レースが開始され、レースが終了する
と、競技場６内の場内トータリゼータシステム２より、
レース結果が電話投票センタシステム１に送信される。

電話投票センタシステム１ではレース結果着信により、
再び口座ファイルのオープン処理を行ない、投票者の投
票が的中している否かを判定する。的中していれば、発
券フラグを調べ、該フラグがオフであれば発券が行なわ
れていないので配当金を残高に繰込れるようにし、該フ
ラグがオンであれば発券が行なわれているので残高情報
の変更は行なわない。この的中判断処理一は、当該投票
者のすべての投票（ＢＥＴ）についておこなわれ、当該
投票者の処理が終了すると、次の加入者の処理動作に移
つてゆく。電話投票センタシステム１においては、第３
図２の４０および第３図４の４１で示す１点鎖線部．が
本発明のために新たに追加された処理である。

また、端末１０において、非発券時には、投票のかわり
にレシート（明細表）が印字出力される。このレシート
には、１口座番号、２年月日、３機械番号、４投票明細
、５残高（新，旧）等が印字される。上記実施例は、場
内の電話投票端末に、発券／非発券指示キーをもうけ、
発券の要否を投票者の判断にまかせる方式を採用してい
るが、別の方式として場内の電話投票端末からの投票は
すべて発券モードで処理し、上記発券／非発券指示キー
をなくすことも可能である。

また、上記実施例は自動音声応答システムを備えた電話
投票システムについて示したが、本発明はこれに限定さ
れず、センタ側にオペレータが存在する有人サービスの
電話投票システムにも適用可能なことは明らかである。
（ト）発明の効果以上説明したように、本発明によれば、場内電話投票シ
ステムにおいて、投票者はその場で投票券を入手できる
ため、的中した場合速やかに場内／場外の払戻し窓口て
現金化することができファン・サービスが大幅に向上す
るという利点をもつている。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による実施例のトータリゼータシステム
の全体構成図、第２図は実施例における電話投票端末の
外観図、第３図１〜４は実施例における電話投票センタ
システムの処理フローの１例、第４図は電話投票センタ
システムの構成例である。図中、１は電話投票センタシステム、５は場内電話投票
システム、６は競技場、１０は端末、１１はブッシュホ
ンキーボード、１３は発券口、１４は発券／非発券指示
キー、２０は処理装置、２１はファイル、３３は発券フ
ラグ領域である。

Claims

【特許請求の範囲】１端末電話機が公衆回線を通して電話投票サブシステ
ムに接続され、該電話投票サブシステムが特定回線を通
して電話投票センタシステムに接続され、かつ上記電話
投票サブシステムのうち少なくとも１つが競技場内にも
うけられ、競技場内からの電話投票が可能なようにされ
た場内電話投票可能なトータリゼータシステムにおいて
、場内電話投票サブシステムに接続された電話投票端末
に発券手段をそなえるとともに、場内電話投票サブシス
テムからの投票に対して的中時においても当該投票者の
口座に配当金を操入れない制御手段を上記電話投票セン
タシステムにそなえ、場内における電話投票に対し、発
券可能としたことを特徴とする場内電話投票可能なトー
タリゼータシステム。２上記場内電話投票サブシステムに接続された電話投
票端末に発券の有無を指示せしめる発券指示手段をそな
え、該発券指示手段より発券指示信号が入力されたとき
上記制御手段による制御を有効とし、該発券指示手段よ
り非発券指示信号が入力されたとき上記制御手段によら
ずに当該投票者の口座に的中時の配当金を繰入れるよう
にしたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の場
内電話投票可能なトータリゼータシステム。３非発券時においては、投票券のかわりに所要の情報
が記入された明細表が発出されるようにしたことを特徴
とする特許請求の範囲第２項記載の場内電話投票可能な
トータリゼータシステム。