JPS6053142B2 - ヘドロ処理方法 - Google Patents

ヘドロ処理方法

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Publication number
JPS6053142B2
JPS6053142B2 JP55187372A JP18737280A JPS6053142B2 JP S6053142 B2 JPS6053142 B2 JP S6053142B2 JP 55187372 A JP55187372 A JP 55187372A JP 18737280 A JP18737280 A JP 18737280A JP S6053142 B2 JPS6053142 B2 JP S6053142B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
sludge
floating
base
dehydrator
Prior art date
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Expired
Application number
JP55187372A
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English (en)
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JPS57112527A (en
Inventor
孝 森川
充成 久山
孝男 小郷
昇 奥
保 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Publication date
Application filed by Hitachi Zosen Corp filed Critical Hitachi Zosen Corp
Priority to JP55187372A priority Critical patent/JPS6053142B2/ja
Publication of JPS57112527A publication Critical patent/JPS57112527A/ja
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  • Treatment Of Sludge (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はヘドロ処理方法に関するものである。
河川、湖沼、海底などに沈積したヘドロを処理する場合
、従来は先ず浚渫船でヘドロを浚渫して土運船またはト
ラックなどに積込み、次いでヘドロを士運船またはトラ
ックなどで処理基地まで輸送し、この処理基地で荷降し
を行なつて処理機により脱水処理する。そして処理した
ヘドロを土運船またはトラックなどに再び積載し、投棄
地に輸送して投棄していた。これによると浚渫域から処
理基地まで容量(:重量)の大な未脱水ヘドロを輸送し
なければならず、処理コストに占める割合の大きい運搬
費が高くつく。またヘドロを浚渫域から投棄地に輸送す
るに際して、陸上に設けた処A−、11−” ピJ、゛
J、磨 、、L−に(1゛ y、n、分運搬費が高く
なる。本発明は、最適の場所に脱水基地を作つて効率の
良い運搬を行なえ、しかもヘドロの移し替え作業を省略
した作業性の良いヘドロ処理方法を提供するもので、以
下その一実施例を図面に基づいて説明する。
先す本発明のヘドロ処理方法を第1図〜第8図に基づい
て説明する。
本発明では浚渫域に浮体基地1が係留される。この浮体
基地1は複数個(図においては7個)の浮体構造物2A
、2B、2C、2D、2E、2F、2Gを結合すること
によつて構成され、両端の浮体構造物2A、2Gを除く
残りの浮体構造物2B〜2F上には昇降用のシリンダ脚
3を複数本(4本)有する脱水機4が夫々配設されてい
る。そして浮体基地1上には左右一対のレール5が敷設
され、またタンク(後述する)を走行させるためのウイ
ンチ6、ロープ7、案内軸体8が設けられている。先ず
第1図、第6図に示すように、一端の浮体構造物2Aに
運搬用台船9を接岸固定させる。この運搬用台船9には
、前記レール5に接続可能なレール10が敷設されてお
り、さらに車輪11を介して両レール5、10上で走行
可能な空のタンク12を有する。前記シリンダ脚3を伸
展させて脱水機4を上昇させた状態で、運搬用台船9か
ら浮体基地1へ空のタンク12を乗り移らせる。一端の
浮体構造物2Aに空のタンク12を乗り移した直後にお
いて、浚渫船13により浚渫されたヘドロが空のタンク
12に投入される。次いで未脱水ヘドロが投入されたタ
ンク12は浮体基地1上を走行され、最も他端側の脱水
機4の下方て停止される。前述した運搬用台船9から一
端の浮体構造物2Aへのタンク12の乗り移し、ならび
に空のタンク12への未脱水ヘドロの投入、およびタン
ク12の走行は次々と行なわれ、以つて全ての脱水機4
の下方にタンク12を対向させる。次いで第2図、第7
図に示すようにシリンダ脚3を収縮して脱水機4を下降
させ、各タンク12に夫々脱水機4をセットさせて脱水
処理を行なう。そしてシリンダ脚3を伸展して脱水機4
を上昇離間させる。その後、第3図、第6図、第8図に
示すように他端の浮体構造物1Gに運搬用台船9を接岸
固定させ、脱水済ヘドロを収納してなるタンク12を浮
体基地1から運搬用台船9へ乗り移らせる。この乗り移
しは、運搬用台船9に1基のタンク12が対応するよう
に行なわれる。なお第6図に示すように、浮体基地1に
対する空のタンク12の乗り移しと、脱水済ヘドロを収
納してなるタンク12の浮体基地1から運搬用台船9へ
の乗り移りとは同時に行なつてもよい。脱水済ヘドロを
収納したタンク12を乗り移してなる運搬用台船9は、
第4図に示すように、川幅、水深に見合う編成にして引
船14によつて投棄地へと曵航される。そして投棄地に
おいては第5図に示すように、タンク12内の脱水済ヘ
ドロが投棄船15により投棄され.る。これにより空に
なつたタンク12を載せてなる運搬用台船9は引船14
により浚渫地へ曵航され、再び浮体基地1へ接岸固定さ
れる。次に接岸固定装置の一例を第9図〜第11図に基
づいて説明する。
浮体構造物2G(または2.A)の端部には円錐状の凹
ピース16が取付けられており、また運搬用台船9の端
部には、前記凹ピース16に嵌脱可能な円錐状の凸ピー
ス17が取付けられている。そして運搬用台船9の端部
両側には縦ピン18を介して一対の取付け金物19・が
揺動可能に取付けてあり、この取付け金物19の先端に
は係止用フック20が形成されている。他方、浮体構造
物2Gの端部両側には上下一対の取付ピース21を介し
てバイブ22が取付けてあり、その際に取付ピース21
には長孔23が形成されていて、バイブ22は前後方向
にのみ一定範囲内で移動可能に構成されている。このバ
イブ22にはワイヤ24が挿通されており、このワイヤ
24の下端は固定具25を介して浮体構造物2G側に固
定され、また上端は浮体構造物2Gに取付けた自在張線
器26に連結されている。27は取付け金物19の手動
レバーを示す。
浮体構造物2Gに運搬用台船9を或る程度接近ノさせた
状態で、浮体基地1側のローブ7を運搬用台船9側の案
内輪体8に巻回させる。
そしてウインチ6を作動させて運搬用台船9を引付け、
凹ピース16に凸ピース17を嵌合させて浮体基地1に
対して運搬用台船9の位置決めを行なう。この,とき取
付け金物19は開動しており、また自在張線器26は緩
められてバイブ22は前進している。前述したように位
置決めを行なつたのち、手動レバー27をして係止用フ
ック20を閉動させ、バイブ22の内側に係止用フック
20を対向させる。次いで自在張線器26を締め、ワイ
ヤ24を介してバイブ22を手前に移動させる。これに
よりバイブ22が係止用フック20に完全に係合し、以
つて固定し得る。次に脱水機4ならびにタンク12の詳
細を第12図に基づいて説明する。
車輪11を有するタンク12の内底部にはエキスパンド
メタルを介してろ布28を取付けており、該ろ布28の
下方に脱水空間29を形成している。そして脱水空間2
9を排水管30により開放している。シリンダ脚3を有
する脱水機4は、前記タンク12内に上方から挿入可能
で且つ下面開放の矩形本体31と、この矩形本体31内
に複数本のチエン32を介して吊下げ配置した中蓋体3
3と、この中蓋体33の下面から垂設した複数本の突起
部34と、この突起部34を覆うように下面側に取付け
たろ布35と、中蓋体33内に連通すべく矩形本体31
の上壁に貫設した排水管36と、矩形本体31の上壁に
貫設した空気供給管37と、タンク12と矩形本体31
とを一体化させる止金具38とからなり、前記中蓋体3
3の下面と突起部34とはエキスパンドメタルにより構
成されている。タンク12を移入させる前において脱水
機4は、第12図仮想線に示すようにシリンダ脚3が伸
展されて上昇しており、上昇した矩形本体31にチエン
32を介して中蓋体33が吊下げられている。
この状態で、未脱水ヘドロが投入されてなるタンク12
が移入され、矩形本体31に対向される。次いでシリン
ダ脚3が収縮され、下降する矩形本体31がタンク12
に内嵌されて第12図実線に示す状態になる。これによ
り脱水機4側の全重量がタンク12側で受止められるこ
とになる。また突起部34は未脱水ヘドロ内に突入し、
さらに未脱水ヘドロの上面に中蓋体33が接当している
。かかる状態で止金具38によりタンク12と脱水機4
を一体化したのち、空気供給管37を通して圧縮空気を
供給する。すると中蓋体33が降下し、以つて末脱水ヘ
ドロが中蓋体33とタンク12との間で加圧される。す
ると含有水分がろ布28を通つて脱水空間29に流入す
ると共に、ろ布35を通つて中蓋体33内に流入する。
脱水空間29内の水は排水管30を通して排出され、中
蓋体33内の水は排水管36を通して排出される。この
ようにしてタンク12の未脱水ヘドロを所定含水率の脱
水済ヘドロ化させる。その後、止金具38を外した状態
でシリンダ脚3を伸展させ、第12図仮想線に示すよう
に脱水機4を上昇させることによソー連の脱水作業が終
了する。以上述べたように本発明のヘドロ処理方法によ
ると、浚渫域に浮体基地を係留させることによつて、浚
渫したヘドロを浮体基地のタンクに直接に投入でき、従
来の陸上脱水基地に運搬するのに比べて効率の良い運搬
を行なうことができる。
ネた脱水に利用したタンクを利用してそのまま投棄地に
運搬し得ることからヘドロの移し替え作業を省略でき、
作業性の良いヘドロ処理を可能にできる。さらに運搬は
脱水済ヘドロであることから、処理コストに占める割合
の大きい運搬費を低くおさえることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図〜第5図は作業
状態を示す概略側面図、第6図は第1図における拡大側
面図、第7図は第2図における拡大側面図、第8図は第
6図、第7図における平面図、第9図は接岸固定装置部
の平面図、第10図は同要部の拡大平面図、第11図は
第10図における側面図、第12図はタンクおよび脱水
機部分の縦断正面図である。 1・・・・・・浮体基地、3・・・・・・シリンダ脚、
4・・・・・・脱水機、9・・・・・・運搬用台船、1
2・・・・・・タンク、13・・・・浚渫船、14・・
・・・引船、15・・・・・・投棄船。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 浚渫地に係留した浮体基地上に走行可能な空のタン
    クを位置させ、この空のタンク内に浚渫ヘドロを投入し
    、次いでタンク内のヘドロを浮体基地に設けた脱水機に
    より脱水処理し、そしてタンクを運搬用台船上に移入さ
    せ、この運搬用台船を投棄地まで航行させて該投棄地に
    おいてタンク内の脱水済ヘドロを投棄し、その後、空の
    タンクを運搬用台船にて浮体基地に戻すことを特徴とす
    るヘドロ処理方法。
JP55187372A 1980-12-26 1980-12-26 ヘドロ処理方法 Expired JPS6053142B2 (ja)

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JP55187372A JPS6053142B2 (ja) 1980-12-26 1980-12-26 ヘドロ処理方法

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JPS57112527A JPS57112527A (en) 1982-07-13
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BE1010789A3 (fr) * 1997-09-24 1999-01-05 Cebruval Bruceval Procede de traitement des produits de dragage provenant d'une voie d'eau fortement chargee en detritus d'origines diverses.
CN110451652B (zh) * 2019-09-11 2020-07-10 舟山赛莱特海洋科技有限公司 一种基于海马齿的咸水河道生态修复方法

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