JPS6053126B2 - 水中構造物の基底部安定用シ−ト - Google Patents
水中構造物の基底部安定用シ−トInfo
- Publication number
- JPS6053126B2 JPS6053126B2 JP13735382A JP13735382A JPS6053126B2 JP S6053126 B2 JPS6053126 B2 JP S6053126B2 JP 13735382 A JP13735382 A JP 13735382A JP 13735382 A JP13735382 A JP 13735382A JP S6053126 B2 JPS6053126 B2 JP S6053126B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- base
- stabilizing
- perforated pipe
- underwater
- Prior art date
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- Expired
Links
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02B—HYDRAULIC ENGINEERING
- E02B3/00—Engineering works in connection with control or use of streams, rivers, coasts, or other marine sites; Sealings or joints for engineering works in general
- E02B3/04—Structures or apparatus for, or methods of, protecting banks, coasts, or harbours
- E02B3/12—Revetment of banks, dams, watercourses, or the like, e.g. the sea-floor
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は例えばケーソンの如き水中構造物の基底部に敷
設され、水流、波浪等による水底地盤の洗掘に基く前記
水中構造物の沈下、傾斜を防止する水中構造物の基底部
安定用シートの改良に係り、有孔管に捲着された複数の
バンドの各端部を夫々水中構造物の基底部に敷設される
可撓性シートの自由端に固着してなることを特徴とする
もので、その目的とする処は、製作が簡単で、前記シー
トにおける水中構造物の基底部周縁から突出する自由端
部の波浪、水流による揺動に基因する同端部の土砂の洗
掘を防止する、改良された水中構造物の基底部安定用シ
ートを供する点にある。
設され、水流、波浪等による水底地盤の洗掘に基く前記
水中構造物の沈下、傾斜を防止する水中構造物の基底部
安定用シートの改良に係り、有孔管に捲着された複数の
バンドの各端部を夫々水中構造物の基底部に敷設される
可撓性シートの自由端に固着してなることを特徴とする
もので、その目的とする処は、製作が簡単で、前記シー
トにおける水中構造物の基底部周縁から突出する自由端
部の波浪、水流による揺動に基因する同端部の土砂の洗
掘を防止する、改良された水中構造物の基底部安定用シ
ートを供する点にある。
本発明に係る安定用シートは前記したように、可撓性シ
ート本体の端部に有孔鋼管または有孔コンクリート管等
の有孔管を同有孔管に捲着された複数のバンドを介して
連結したので、本発明のシートを水中構造物の基底部に
敷設した場合、同基底部の周縁より突出する前記シート
端部にバンドを介して連結された前記有孔管内に、その
透孔を介して土砂が初め下部から進入し、有孔管の中空
部内に堆積することによつて同有孔管が自然に沈降し、
この沈降の進行に伴つて周辺の土砂及び漂砂が上部より
進入し、有孔管は砂とともに水底地盤内に埋没し、同地
盤内の土砂と有孔管内の土砂とが連通することによつて
水底地盤と有孔管とが一体化されたアンカー部が構成さ
れ、この結果前記シートの自由端部は水底地盤上に安定
した状態で保持される。従つて水中構造物の基底部周縁
より突出した前記シートにおける自由端部の水流、波浪
による揺動が防止され、この揺動によるシート自由端部
の下部地盤の洗掘が防止され、地耐力の不均等に基因す
る水中構造物の不等沈下が防止されるものである。従来
この種のシートを製作する場合、シート自由端縁に捲曲
された環状部に、現場において横からパイプを挿入し、
しかるのち同パイプの嵌装されたシート環状部を現場に
組立てられた支持枠に立てかけてパイプ内にコンクリー
トを投入していたが、出来上り製品は吊上げると１Ｔｒ
Ｌ当り５００に９位となり、通常使用されている６Ｔｒ
Ｌ幅のシートの自重は籏〜４をに達し作業が困難であつ
た。
ート本体の端部に有孔鋼管または有孔コンクリート管等
の有孔管を同有孔管に捲着された複数のバンドを介して
連結したので、本発明のシートを水中構造物の基底部に
敷設した場合、同基底部の周縁より突出する前記シート
端部にバンドを介して連結された前記有孔管内に、その
透孔を介して土砂が初め下部から進入し、有孔管の中空
部内に堆積することによつて同有孔管が自然に沈降し、
この沈降の進行に伴つて周辺の土砂及び漂砂が上部より
進入し、有孔管は砂とともに水底地盤内に埋没し、同地
盤内の土砂と有孔管内の土砂とが連通することによつて
水底地盤と有孔管とが一体化されたアンカー部が構成さ
れ、この結果前記シートの自由端部は水底地盤上に安定
した状態で保持される。従つて水中構造物の基底部周縁
より突出した前記シートにおける自由端部の水流、波浪
による揺動が防止され、この揺動によるシート自由端部
の下部地盤の洗掘が防止され、地耐力の不均等に基因す
る水中構造物の不等沈下が防止されるものである。従来
この種のシートを製作する場合、シート自由端縁に捲曲
された環状部に、現場において横からパイプを挿入し、
しかるのち同パイプの嵌装されたシート環状部を現場に
組立てられた支持枠に立てかけてパイプ内にコンクリー
トを投入していたが、出来上り製品は吊上げると１Ｔｒ
Ｌ当り５００に９位となり、通常使用されている６Ｔｒ
Ｌ幅のシートの自重は籏〜４をに達し作業が困難であつ
た。
しかるに本発明によれば、有孔管に複数のベル・トを捲
着し、同者ベルトの端部をシート本体端部に固着するだ
けでよいので、現場作業が簡単であり、また前記透孔が
敷設作業時のロープ、敷設金具の係止部となり、潜水作
業員が敷設作業を容易に行なうことができる等、本発明
は多くの利点を・有するものである。以下本発明を図示
の実施例について説明する。
着し、同者ベルトの端部をシート本体端部に固着するだ
けでよいので、現場作業が簡単であり、また前記透孔が
敷設作業時のロープ、敷設金具の係止部となり、潜水作
業員が敷設作業を容易に行なうことができる等、本発明
は多くの利点を・有するものである。以下本発明を図示
の実施例について説明する。
１は塩化ビニールシート等より構成された水中構造物の
基底部安定用のシート本体２は多数の透孔２ａを有する
コンクリートパイル、または鋼管より構成された有孔管
で、同有孔管２に捲装された複数のベルト３の端部を前
記シート本体１に溶着ｗして水中構造物の基底部安定用
シートが構成されている。
基底部安定用のシート本体２は多数の透孔２ａを有する
コンクリートパイル、または鋼管より構成された有孔管
で、同有孔管２に捲装された複数のベルト３の端部を前
記シート本体１に溶着ｗして水中構造物の基底部安定用
シートが構成されている。
なお図中４はシート本体１の端部に捲着された小径の鋼
管で、ベルト３の取付部の補強部材である。図中Ｗ″は
鋼管４捲着部におけるシート本体１同志の溶着部である
。前記のように構成されたシートはケーソンの如き水中
構造物の基底部に敷設されるもので、同水中構造物の基
底部周縁より突出したシート本体１の自由端部において
、前記各透孔２ａを介して初め土砂が下部より有孔管２
内に進入し、同有孔管２内に堆積することによつて同鋼
管２が自然に沈降し、この沈降の進行に伴つて周辺の土
砂及び漂砂が上部より進入し、有孔管２は砂とともに水
底地盤内に埋没し、同地盤内の土砂と有孔管２内の土砂
とが連通することによつて水底地盤と一体化されたアン
カー部が構成され、同アンカー部に可撓性のベルト３を
介して連結された前記シート本体１の端部が水底地盤に
確固と定着され、この結果、シート本体１の端部が水底
地盤上に安定した状態で保持される。
管で、ベルト３の取付部の補強部材である。図中Ｗ″は
鋼管４捲着部におけるシート本体１同志の溶着部である
。前記のように構成されたシートはケーソンの如き水中
構造物の基底部に敷設されるもので、同水中構造物の基
底部周縁より突出したシート本体１の自由端部において
、前記各透孔２ａを介して初め土砂が下部より有孔管２
内に進入し、同有孔管２内に堆積することによつて同鋼
管２が自然に沈降し、この沈降の進行に伴つて周辺の土
砂及び漂砂が上部より進入し、有孔管２は砂とともに水
底地盤内に埋没し、同地盤内の土砂と有孔管２内の土砂
とが連通することによつて水底地盤と一体化されたアン
カー部が構成され、同アンカー部に可撓性のベルト３を
介して連結された前記シート本体１の端部が水底地盤に
確固と定着され、この結果、シート本体１の端部が水底
地盤上に安定した状態で保持される。
かくしてシート本体１の自由端部の波浪、水流による揺
動が阻止され、同自由端部下方の水底地盤の土砂の洗掘
による不等沈下に基因する水中構造物の傾斜、沈下が防
止されるものである。
動が阻止され、同自由端部下方の水底地盤の土砂の洗掘
による不等沈下に基因する水中構造物の傾斜、沈下が防
止されるものである。
以上本発明を実施例について説明したが、本発明は勿論
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種々の設計の改変を施し
うるものである。
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種々の設計の改変を施し
うるものである。
第１図は本発明に係る水中構造物の基底部安定用シート
の一実施例を示す平面図、第２図はその縦断側面図、第
３図及び第４図は夫々有孔管並に小径鋼管を示す正面図
である。 １・・・・・・シート本体、２・・・・・・有孔管、２
ａ・・・・・・透孔、３１●●●●ベルト。
の一実施例を示す平面図、第２図はその縦断側面図、第
３図及び第４図は夫々有孔管並に小径鋼管を示す正面図
である。 １・・・・・・シート本体、２・・・・・・有孔管、２
ａ・・・・・・透孔、３１●●●●ベルト。
Claims (1)
- １ 有孔管に捲着された複数のバンドの各端部を夫々水
中構造物の基底部に敷設される可撓性シートの自由端に
固着してなることを特徴とする水中構造物の基底部安定
用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13735382A JPS6053126B2 (ja) | 1982-08-09 | 1982-08-09 | 水中構造物の基底部安定用シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13735382A JPS6053126B2 (ja) | 1982-08-09 | 1982-08-09 | 水中構造物の基底部安定用シ−ト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5927012A JPS5927012A (ja) | 1984-02-13 |
| JPS6053126B2 true JPS6053126B2 (ja) | 1985-11-22 |
Family
ID=15196665
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13735382A Expired JPS6053126B2 (ja) | 1982-08-09 | 1982-08-09 | 水中構造物の基底部安定用シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6053126B2 (ja) |
-
1982
- 1982-08-09 JP JP13735382A patent/JPS6053126B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5927012A (ja) | 1984-02-13 |
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