JPS605303Y2 - 貯湯式温水ボイラ− - Google Patents

貯湯式温水ボイラ−

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Publication number
JPS605303Y2
JPS605303Y2 JP1979133850U JP13385079U JPS605303Y2 JP S605303 Y2 JPS605303 Y2 JP S605303Y2 JP 1979133850 U JP1979133850 U JP 1979133850U JP 13385079 U JP13385079 U JP 13385079U JP S605303 Y2 JPS605303 Y2 JP S605303Y2
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JP
Japan
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combustor
boiler
combustion tube
hot water
heat exchange
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979133850U
Other languages
English (en)
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JPS5650946U (ja
Inventor
和行 岩村
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は太陽熱を集熱し、不足分を燃焼器にて補助加熱
する貯湯式温水ボイラーに関する。
従来例の構成とその問題点 従来のこの種の貯湯式温水ボイラーは第3図に示すよう
に、太陽熱集熱器10からボイラー缶体2の背面下部へ
ポンプ等の循環器11により温水が導かれるとともにボ
イラー缶体2の中央部にて燃焼筒16が水平に配設され
ていた。
この構成では、燃焼器から出る火炎が燃焼筒16の冷却
内壁に触れる際に発生する大量の結露水はやがて燃焼器
17側へも流れ出し、燃焼器17を浸水させるとともに
すき間を通してボイラー缶体2の前面下方へ滴下するよ
うになる。
上記結露水の発生量は燃料種類とか内壁温度とか燃焼時
間等により異るが、1回の沸上げにより数百ccに至る
こともあり、また灯油等の硫黄分を含む燃料では特に酸
性度が強く金属を腐蝕させてしまうものであった。
通常グラスライニング等の防錆処理を施した燃焼筒内面
は問題ないが結露水は燃焼器17自身をも腐蝕させてし
まい、ポンプ等の循環器11を燃焼筒16下方へ配設し
た場合は循環器11、制御パネル、また熱交換パイプを
有するものにあってはその支持基板等をも腐蝕させてし
まうため、大容量の缶水を沸き上げるため大量の結露水
を発生する貯湯式温水ボイラーにあっては燃焼筒16の
下方位置に重要な機能部品等を配設することができなか
った。
このような場合には重要な機能部品は温水ボイラーの前
面下方を避けて配設されるため、構成上温水ボイラーの
外形寸法が大きくなるとともに狭い場所に実設置された
場合には、熱交換パイプや重要な機能部品や制御パネル
等が正面に配設されないため運転操作および保守点検を
する際には大変苦労するという問題を有していた。
考案の目的 本考案はかかる従来の問題を解消するもので、太陽熱を
集熱し、不足分を燃焼器にて補助加熱する貯湯式温水ボ
イラーにおいて、横設した燃焼筒内面より発生する結露
水が温水ボイラー前面に流れ出さない処置を行い、太陽
熱用の熱交換パイプの取出し口とか付属機能部品等を同
一面の上下方向にまとめて配設することができ、温水ボ
イラーの小型化とともに実設置された場合の運転操作お
よび保守点検を容易に行うことができるようにすること
を目的とする。
考案の構成 この目的を遠戚するために本考案はボイラー缶体内に横
設した燃焼筒の一端部に燃焼器を、他端部に排気口を設
け、かつ、この排気口部が低くなるように傾斜させると
ともに、太陽熱集熱器と接続された熱交換パイプの引出
口部や燃焼器用の付属機能部品を燃焼器と同一面の上下
方向にまとめて配設したものである。
この構成によって燃焼筒より発生する結露水は燃焼器側
へ流れ出すことがなく、燃焼時間後半の燃焼筒内壁温度
の上昇により燃焼の初期に発生した大量の結露水は蒸発
してしまうので長期にわたって燃焼器が結露水の影響を
受けることがなく、しかも燃焼器の下方位置に種々の部
品を配設しても何ら問題がなく同一面の上下方向にまと
めて配設することができ、温水ボイラーの小型化ととも
に、運転操作、保守点検が容易となる。
実施例の説明 以下、本考案の一実施例を第1図、第2図を用いて説明
する。
第1図、第2図において、1は外装体、2はその中に断
熱材3を介して設けたボイラー缶体で、下部に給水口4
を、上部に給湯口5を有している。
6はこのボイラー缶体2の下部に配設した熱交換パイプ
で、ボイラー缶体2の下部開口2aより挿入してその基
板7を開口縁部に固定してあり、その往・復管6a、6
bはカバー8の下部透孔9より外部に突出させである。
そしてこの往復管6a、6bは太陽エネルギーを有効に
吸収することができる屋根等の場所に設置された太陽熱
集熱器10に接続してあり、内部にはエチレングリコー
ル等の熱媒体が充填しである。
11は上記熱交換バイブロの往管6bに接続したポンプ
等の循環器で、熱交換バイブロの近傍に設けた水温検知
素子12と太陽熱集熱器10内に設けた水温検知素子1
3との出力比較信号によって駆動されるようになってお
り、太陽熱集熱器10内の熱媒体温度がボイラー缶体2
内の熱交換バイブロ付近の水温より高い時運転するよう
になっている。
14はその循環器制御パネルで、熱交換パイプ取付部の
上方に取付けである。
15は防蝕用電極である。
16は上記熱交換バイブロの上方に約200〜2501
の水を溜めるだけの間隔をおいて配設した燃焼筒で、熱
交換バイブロの設置方向と同一の方向に貫通設置しであ
る。
そしてこの燃焼筒16の一端部側には液体燃料を遠心霧
化させた後気化させて燃焼する燃焼器17が配設してあ
り、電磁ポンプ18、オイルレペラー19等の機能部品
が一体に取付けである。
またこの燃焼器17は前記熱交換バイブロの引出口部と
同一面側に設け、前述したカバー8によってその機能部
品等を熱交換バイブロの循環器11などとともに覆っで
ある。
一方前記燃焼筒16の他端部側には排気口20を設け、
外装体1外に開口する排気筒21が接続しである。
また前記燃焼筒16は排気口20側が少し低くなるよう
に傾斜させて液溜り部を設けるとともに必要に応じてそ
の最下端部にドレン抜孔22を形成し、外装体1外に開
口するドレン抜管23が接続しである。
24は燃焼筒16内に配設したバッフルプレートで、そ
の下端部には切欠きを形成して結露水が前記液溜り部に
流動するようにしである。
25は燃焼筒16の排気口側端部を閉塞した蓋板で、燃
焼筒16を貫通設置する場合の把手となる取手26が設
けである。
27は防蝕を兼ねた水検知電極で、燃焼筒16の少し上
方位置に設けてあり、燃焼筒16が水中に没しているこ
とを検出するものである。
この水検知電極27は前記燃焼器17の制御回路(図示
せず)に接続してあり、水の存在を検出しないと制御回
路を動作可能な状態にしない、すなわち燃焼可能な状態
にしないように設定しである。
なお、25は燃焼筒16の排気口側端部を閉塞した蓋板
で、燃焼筒16を貫通設置する場合の把手となる取手2
6が設けである。
また28は仕切板でボイラー缶体内の対流を防止するた
めのものである。
上記構成において、集熱器10にて日射を受は温度上昇
された内部の熱媒体は循環器11により熱交換バイブロ
内を通過し、この時ボイラー缶体2内の水を加熱する。
太陽熱のみにてボイラー缶体2内の水が必要とする温度
にまで上昇しない場合はボイラー缶体2内の中央部に設
けた燃焼器17により燃焼筒16上部の水だけ補助加熱
される。
本実施例では、燃焼筒16後部の排気口部側が低くなる
ように傾斜され、液溜り部を設けているため燃焼器17
がボイラー缶体2内の水が冷却されている燃焼開始初期
に発生する大量の結露水は一時的に貯えられることがで
き、この液溜め部からボイラー缶体の前部へ流れ出すこ
とはない。
しかし燃焼の後半では燃焼筒16の壁面温度は上昇し結
露水は蒸発してしまう。
従って前記燃焼筒16を熱交換バイブロと同じ方向に配
設し、その機能部品等を同一面の上下方向に配設しても
結露水の滴下による影響を受けることがなく、燃焼器1
7、熱交換バイブロ、循環器11、各種機能部品を共通
のカバー8で覆うことが可能となり、従って温水ボイラ
ーの正面に必要な部品のすべてを配設することができ、
実設置された場合にも保守点検、運転操作が容易になる
一方、本実施例では燃焼筒16の排気口20側の最低部
にドレン抜管23を接続してあり、この場合には燃焼筒
16内に結露水が全く溜ることはなく、結露水をすべて
排出することができ、結露水による腐蝕の影響を完全に
取り除くことができる。
なお上記実施例では燃焼器に液体燃料を使用するもので
説明したが、ガスを燃料とするものであってもよい。
考案の効果 このように本考案によれば、太陽熱集熱器への接続、お
よび補助加熱用の燃焼器、およびそれらに必要な部品を
すべて温水ボイラーの正面にまとめて配設することがで
きるため、燃焼により生じる結露水が機能部品などに触
れることがなく、したがって機能部品を損傷することが
なく、また、狭い場所に実設置された場合でも前方から
容易に運転操作および保守点検を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における貯湯式温水ボイラー
の断面図、第2図は第1図のA −A’線断面図、第3
図は従来例を示す説明図である。 2・・・・・・ボイラー缶体、4・・・・・・給水口、
5・・・・・・給湯口、6・・・・・・熱交換パイプ、
10・・・・・・太陽熱集熱器、16・・・・・・燃焼
筒、17・・・・・・燃焼器、20・・・・・・排気口

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 給水口と給湯口を備えたボイラー缶体の下部に熱交
    換パイプを配設し、前記熱交換パイプには太陽熱集熱器
    を接続し、前記ボイラー缶体内部で前記熱交換パイプと
    同一方向でまた前記熱交換パイプの上方位置にて燃焼筒
    を横設し、前記燃焼筒は前記ボイラー缶体内部を貫通さ
    せるとともに、その一端部に燃焼器を、他端部に排気口
    部を設け、かつこの排気口部側が低くなるように傾斜さ
    せ、前記燃焼器および、この燃焼器に付属する機能部品
    は前記熱交換パイプの引出口部側に配設してなる貯湯式
    温水ボイラー。 2 排気口部側にドレン抜孔を設けた実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の貯湯式温水ボイラ
JP1979133850U 1979-09-26 1979-09-26 貯湯式温水ボイラ− Expired JPS605303Y2 (ja)

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JPS5650946U JPS5650946U (ja) 1981-05-06
JPS605303Y2 true JPS605303Y2 (ja) 1985-02-19

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JPS5650946U (ja) 1981-05-06

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