JPS605302Y2 - 熱交換器付立型貯湯槽 - Google Patents
熱交換器付立型貯湯槽Info
- Publication number
- JPS605302Y2 JPS605302Y2 JP1978178456U JP17845678U JPS605302Y2 JP S605302 Y2 JPS605302 Y2 JP S605302Y2 JP 1978178456 U JP1978178456 U JP 1978178456U JP 17845678 U JP17845678 U JP 17845678U JP S605302 Y2 JPS605302 Y2 JP S605302Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- heat
- hot water
- heat exchange
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は熱交換器付立型貯湯槽に関するものである。
従来の熱交換器付貯湯槽は殆んどが横型で例えば実公昭
53−48371号公報に記載されているように熱交換
器を槽の内底近くに横方向に装備し、補給水をポンプで
強制的に熱交換器に送り込んでいるため非常に大きなポ
ンプ水流速を必要と腰又熱交換パイプの内部を熱源が流
通するようになっているため管外の境膜係数が大きくな
り熱交換必要面積が大きくなる等の欠点がある。
53−48371号公報に記載されているように熱交換
器を槽の内底近くに横方向に装備し、補給水をポンプで
強制的に熱交換器に送り込んでいるため非常に大きなポ
ンプ水流速を必要と腰又熱交換パイプの内部を熱源が流
通するようになっているため管外の境膜係数が大きくな
り熱交換必要面積が大きくなる等の欠点がある。
この考案は前記従来の欠点を解消したもので、熱対流を
利用して熱交換器のパイプ内に自然対流を起させ、又小
さなポンプで噴流を補足することにより前記自然対流と
相俟ってパイプ内を流通する水流を倍速させ、乱流の発
生によりパイプ内壁の境膜を除去して熱交換効率を上げ
ることを目的としている。
利用して熱交換器のパイプ内に自然対流を起させ、又小
さなポンプで噴流を補足することにより前記自然対流と
相俟ってパイプ内を流通する水流を倍速させ、乱流の発
生によりパイプ内壁の境膜を除去して熱交換効率を上げ
ることを目的としている。
上記の目的を遠戚するためこの考案は次のように構成し
たものである。
たものである。
即ちこの考案は立型の貯湯槽1内の適処に円筒状をなす
熱交換器2を直立に組込み、該熱交換器2の熱交換室3
内を貫通した多数本の熱交換パイプ4,4の上端を槽内
上方に開口させ、又熱交換パイプ4,4の下端は前記熱
交換器2の下側に連設した逆円錐状の吸水筒5内に開口
させ、かつ該吸水筒5下端の吸水口5′を槽内底部附近
に開口させ、更に前記貯湯槽1の下側部にはラインポン
プ6及び開閉バルブ7を途中に介在させた循環パイプ8
を設け、その一端の噴水口8を前記吸水筒5の中心部位
に挿通してエゼクタを形成したことを特徴とする熱交換
器付立型貯湯槽である。
熱交換器2を直立に組込み、該熱交換器2の熱交換室3
内を貫通した多数本の熱交換パイプ4,4の上端を槽内
上方に開口させ、又熱交換パイプ4,4の下端は前記熱
交換器2の下側に連設した逆円錐状の吸水筒5内に開口
させ、かつ該吸水筒5下端の吸水口5′を槽内底部附近
に開口させ、更に前記貯湯槽1の下側部にはラインポン
プ6及び開閉バルブ7を途中に介在させた循環パイプ8
を設け、その一端の噴水口8を前記吸水筒5の中心部位
に挿通してエゼクタを形成したことを特徴とする熱交換
器付立型貯湯槽である。
尚図中の符号9は熱交換室3の下方に連通ずる熱源供給
管、10は熱交換室3の上方に連通ずる排出管、11は
貯湯槽1の給水口、12は給湯口、13は還湯口、14
は排水口、15は膨張口、16はマンホール、17は据
付脚を示す。
管、10は熱交換室3の上方に連通ずる排出管、11は
貯湯槽1の給水口、12は給湯口、13は還湯口、14
は排水口、15は膨張口、16はマンホール、17は据
付脚を示す。
この考案は叙上のように貯湯槽1内に円筒状をなす熱交
換器2を直立に組込み、熱交換器2の熱交換パイプ内を
通水するようにしであるので、熱交換器2の上下温度差
が大きくなり自然対流が促進される。
換器2を直立に組込み、熱交換器2の熱交換パイプ内を
通水するようにしであるので、熱交換器2の上下温度差
が大きくなり自然対流が促進される。
しかも熱交換器2の下側に連設した吸水筒5の中心部位
に循環パイプ8の噴水口8′を挿通してエゼクタを形成
しているため前記自然対流と相俟って熱交換パイプ4内
の水流を倍速させることができる。
に循環パイプ8の噴水口8′を挿通してエゼクタを形成
しているため前記自然対流と相俟って熱交換パイプ4内
の水流を倍速させることができる。
従って乱流の発生により熱交換パイプ4の内壁を常時洗
浄して境膜を除去し、それに熱交換器2の外筒の熱量も
吸収するため熱交換効率は著しく向上する。
浄して境膜を除去し、それに熱交換器2の外筒の熱量も
吸収するため熱交換効率は著しく向上する。
それにラインポンプ6は極めて小さなもので事足りるひ
て非常に経済的である。
て非常に経済的である。
そして又貯湯槽内に熱交換器を直立に設けたので、複数
の熱交換器を組込むことが可能であり、例えば太陽熱、
排気熱等を利用した熱交換を行ない、その不足分を従来
通り蒸気による熱交換を行う等、熱源を有効に利用する
ことができ、経済性を著しく向上し得る等の効果がある
。
の熱交換器を組込むことが可能であり、例えば太陽熱、
排気熱等を利用した熱交換を行ない、その不足分を従来
通り蒸気による熱交換を行う等、熱源を有効に利用する
ことができ、経済性を著しく向上し得る等の効果がある
。
図面はこの考案に係る熱交換器付貯湯槽の一実施例を示
したもので、第1図は一部を切欠した平面図、第2図は
一部を縦断した正面図である。 1〜貯湯槽、2〜熱交換器、3〜熱交換室、4〜熱交換
パイプ、5〜吸水筒、5′〜吸水口、5〜吸水口、6〜
ラインポンプ、7〜開閉バルブ、8〜循環パイプ、8′
〜噴水口。
したもので、第1図は一部を切欠した平面図、第2図は
一部を縦断した正面図である。 1〜貯湯槽、2〜熱交換器、3〜熱交換室、4〜熱交換
パイプ、5〜吸水筒、5′〜吸水口、5〜吸水口、6〜
ラインポンプ、7〜開閉バルブ、8〜循環パイプ、8′
〜噴水口。
Claims (1)
- 立型の貯湯槽1内の適処に太陽熱、排気熱及び蒸気等の
各種熱源を利用できる円筒状をなす熱交換器2を直立に
1個又は複数組込み、該熱交換器2の熱交換室3内を貫
通した多数本の熱交換パイプ4,4の上端を槽内上方に
開口させ、又熱交換パイプ4,4の下端は前記熱交換器
2の下端に連設した逆円錐状の吸水筒5内に開口させ、
かつ該吸水筒5下端の吸水口5′を槽内底部附近に開口
させ、更に前記貯湯槽1の下側部にはラインポンプ6及
び開閉バルブ7を途中に介在させた循環パイプ8を設け
、その一端の噴水口8′を前記吸水筒5の中心部位に挿
通してエゼクタを形成したことを特徴とする熱交換器付
立型貯湯槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978178456U JPS605302Y2 (ja) | 1978-12-28 | 1978-12-28 | 熱交換器付立型貯湯槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978178456U JPS605302Y2 (ja) | 1978-12-28 | 1978-12-28 | 熱交換器付立型貯湯槽 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5598940U JPS5598940U (ja) | 1980-07-09 |
JPS605302Y2 true JPS605302Y2 (ja) | 1985-02-19 |
Family
ID=29188933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978178456U Expired JPS605302Y2 (ja) | 1978-12-28 | 1978-12-28 | 熱交換器付立型貯湯槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605302Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5891645U (ja) * | 1981-12-17 | 1983-06-21 | ネポン株式会社 | 給湯、暖房用などに適する温水装置 |
JP5023607B2 (ja) * | 2006-08-09 | 2012-09-12 | 株式会社デンソー | 給湯装置およびその制御方法 |
JP6196481B2 (ja) * | 2013-06-24 | 2017-09-13 | 株式会社荏原製作所 | 排ガス処理装置 |
JP6149203B1 (ja) * | 2016-01-15 | 2017-06-21 | オリオン機械株式会社 | 熱交換器および水素ガス冷却装置 |
JP6182803B1 (ja) * | 2016-02-24 | 2017-08-23 | オリオン機械株式会社 | 熱交換器および水素ガス冷却装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5348371U (ja) * | 1976-09-29 | 1978-04-24 |
-
1978
- 1978-12-28 JP JP1978178456U patent/JPS605302Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5348371U (ja) * | 1976-09-29 | 1978-04-24 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5598940U (ja) | 1980-07-09 |
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