JPS6052768B2 - 走行生地の拡布方法 - Google Patents
走行生地の拡布方法Info
- Publication number
- JPS6052768B2 JPS6052768B2 JP16179581A JP16179581A JPS6052768B2 JP S6052768 B2 JPS6052768 B2 JP S6052768B2 JP 16179581 A JP16179581 A JP 16179581A JP 16179581 A JP16179581 A JP 16179581A JP S6052768 B2 JPS6052768 B2 JP S6052768B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fabric
- spreading
- roll
- running
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Advancing Webs (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
- Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、拡布ロールによる走行生地の拡布作用を助
勢して、生地の巾出し効果及びカール修正効果を一層向
上させるための走行生地の拡布方法に関する。
勢して、生地の巾出し効果及びカール修正効果を一層向
上させるための走行生地の拡布方法に関する。
従来、生地の巾出し、カール修正を行うための拡布は
、単一乃至複数本の拡布ロールに生地を掛け通し、生地
を走行させつつ行われているが、例えば、拡布ロールが
スクリューロールで構成されていて、その螺旋突条が金
属材料で形成されている場合はスリップを生じて十分な
拡布効果を達成し難く、また、その螺旋突条がゴム等の
弾性材料て形成されている場合は生地との摩擦が大き過
ぎて生地を損傷し易いばかりでなく、螺旋突条が摩耗し
易いため長期の拡布使用に適し得ない欠点があり、これ
らの欠点は布地が薄地の場合、或は濡れている場合は特
に顕著であつて、十分に満足できる拡布効果を円滑に達
成できていないのが実情である。
、単一乃至複数本の拡布ロールに生地を掛け通し、生地
を走行させつつ行われているが、例えば、拡布ロールが
スクリューロールで構成されていて、その螺旋突条が金
属材料で形成されている場合はスリップを生じて十分な
拡布効果を達成し難く、また、その螺旋突条がゴム等の
弾性材料て形成されている場合は生地との摩擦が大き過
ぎて生地を損傷し易いばかりでなく、螺旋突条が摩耗し
易いため長期の拡布使用に適し得ない欠点があり、これ
らの欠点は布地が薄地の場合、或は濡れている場合は特
に顕著であつて、十分に満足できる拡布効果を円滑に達
成できていないのが実情である。
本発明は、上記の欠点を除去し、拡布ロールによる走
行布地の拡布作用を積極的に助勢すると共に、拡布ロー
ルと生地との過度の摩擦を軽減して円滑な拡布作用を行
わせることを目的として開発完成されたもので、走行布
地を拡布ロールに掛け通して所要の拡布を行う際に、該
拡布ロールと走行生地との間においてエアーを拡布方向
に沿わせて吹付け、このエアー流により拡布作用を助勢
することを特徴とする走行生地の拡布方法に係るもので
ある。
行布地の拡布作用を積極的に助勢すると共に、拡布ロー
ルと生地との過度の摩擦を軽減して円滑な拡布作用を行
わせることを目的として開発完成されたもので、走行布
地を拡布ロールに掛け通して所要の拡布を行う際に、該
拡布ロールと走行生地との間においてエアーを拡布方向
に沿わせて吹付け、このエアー流により拡布作用を助勢
することを特徴とする走行生地の拡布方法に係るもので
ある。
以下に、本発明の実施例を添付図面に基いて説明する
。
。
第１図は本発明の基本的実施態様を示すもので、同図
において、１はスクリューロールから成る拡布ロールで
あつて、中間から左右両側に向つて拡布用の螺旋突条２
ａ、２ｂが相反する角度方向に螺設してあり、且つ走行
生地Ｆを該ロールの上面に掛け通した際に、該ロールを
モータ（図示せす）により生地の走行方向に逆らつて回
転させ、該生地を各螺旋突条２ａ、２ｂにより効率よく
拡布するように配置構成する。
において、１はスクリューロールから成る拡布ロールで
あつて、中間から左右両側に向つて拡布用の螺旋突条２
ａ、２ｂが相反する角度方向に螺設してあり、且つ走行
生地Ｆを該ロールの上面に掛け通した際に、該ロールを
モータ（図示せす）により生地の走行方向に逆らつて回
転させ、該生地を各螺旋突条２ａ、２ｂにより効率よく
拡布するように配置構成する。
また、該拡布ロールの生地送り出し側に位置して稍々下
方部に、多数のエアーノズル３ａ、３ｂを上記拡布ロー
ルの螺旋突条２ａ、２ｂの傾斜拡布方向にそれぞれ一致
させて突設したエアー供給管４が配置してあり、エアー
コンプレッサー（図示せず）からの圧縮エアーを各エア
ーノズル３ａ、３ｂから拡布ロール１と走行生地Ｆとの
間に吹付け、この拡布方向に沿つた各エアー流５ａ、５
ｂにより、走行生地を両側に拡布して拡布ロールによる
拡布作用を助勢すると共に、走行生地と拡布ロールの螺
旋突条との摩擦が過大な場合は、エアー流による生地の
浮上り作用により摩擦を適度に軽減して生地の損傷を防
止しつつ円滑な拡布作用を行うものである。第２図及び
第３図は、上記拡布ロール１の複数本を図示の態様にし
たがい組合せて構成した拡布装置に本発明を適用した事
例を示すもので、基本態様において上記実施例と異なる
ところはなく、第１の拡布ロール１ａの生地送り出し側
の下方近傍に第１のエアー供給管４ａを配置し、第２の
拡布ロール１ｂの生地送り出し側の上方近傍に第２のエ
アー供給管４ｂを配置し、第３の拡布ロール１ｃの生地
送り出し側の下方近傍に第３のエアー供給管４ｃを配置
して、各エアー供給管のエアーノズルを各拡布ロールと
走行生地Ｆとの間に上記実施例と同様の態様で臨ませ、
コンプレッサー６からの圧縮エアーを各拡布ロールと走
行生地との間に吹付け、この拡布方向に沿つた各エアー
流により、走行生地を両側に拡布して各拡布ロールによ
る拡布作用を助勢すると共に、走行布地と各拡ｌ布ロー
ルの螺旋突条との摩擦が過大な場合は、エアー流による
生地の浮上げ作用により摩擦を適度に軽減して生地の損
傷を防止しつつ円滑な拡布作用を行うものである。
方部に、多数のエアーノズル３ａ、３ｂを上記拡布ロー
ルの螺旋突条２ａ、２ｂの傾斜拡布方向にそれぞれ一致
させて突設したエアー供給管４が配置してあり、エアー
コンプレッサー（図示せず）からの圧縮エアーを各エア
ーノズル３ａ、３ｂから拡布ロール１と走行生地Ｆとの
間に吹付け、この拡布方向に沿つた各エアー流５ａ、５
ｂにより、走行生地を両側に拡布して拡布ロールによる
拡布作用を助勢すると共に、走行生地と拡布ロールの螺
旋突条との摩擦が過大な場合は、エアー流による生地の
浮上り作用により摩擦を適度に軽減して生地の損傷を防
止しつつ円滑な拡布作用を行うものである。第２図及び
第３図は、上記拡布ロール１の複数本を図示の態様にし
たがい組合せて構成した拡布装置に本発明を適用した事
例を示すもので、基本態様において上記実施例と異なる
ところはなく、第１の拡布ロール１ａの生地送り出し側
の下方近傍に第１のエアー供給管４ａを配置し、第２の
拡布ロール１ｂの生地送り出し側の上方近傍に第２のエ
アー供給管４ｂを配置し、第３の拡布ロール１ｃの生地
送り出し側の下方近傍に第３のエアー供給管４ｃを配置
して、各エアー供給管のエアーノズルを各拡布ロールと
走行生地Ｆとの間に上記実施例と同様の態様で臨ませ、
コンプレッサー６からの圧縮エアーを各拡布ロールと走
行生地との間に吹付け、この拡布方向に沿つた各エアー
流により、走行生地を両側に拡布して各拡布ロールによ
る拡布作用を助勢すると共に、走行布地と各拡ｌ布ロー
ルの螺旋突条との摩擦が過大な場合は、エアー流による
生地の浮上げ作用により摩擦を適度に軽減して生地の損
傷を防止しつつ円滑な拡布作用を行うものである。
なお、本発明を実施する際に使用する拡布ロールは、実
施例で述べたタイプの拡布スクリユーカールに限定され
るものではなく、拡布ロール全般を指称するものである
。
施例で述べたタイプの拡布スクリユーカールに限定され
るものではなく、拡布ロール全般を指称するものである
。
以上のように本発明によれば、拡布ロールと走行生地と
の間において、拡布方向に沿わせて吹付けられるエアー
流圧により、拡布ロールの拡布作用を確実に助勢して拡
布効果を著しく向上し得ると共に、走行布地と拡布ロー
ルとの摩擦が過大な場合は、エアー流圧による生地の浮
上り作用により摩擦を適度に軽減して生地の損傷を防止
しつつ円滑に拡布作用を行い得るものである。
の間において、拡布方向に沿わせて吹付けられるエアー
流圧により、拡布ロールの拡布作用を確実に助勢して拡
布効果を著しく向上し得ると共に、走行布地と拡布ロー
ルとの摩擦が過大な場合は、エアー流圧による生地の浮
上り作用により摩擦を適度に軽減して生地の損傷を防止
しつつ円滑に拡布作用を行い得るものである。
図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は本発明の
基本態様を示す説明図、第２図は複数の組合せ拡布ロー
ルに発明を適用した場合の１部省略正面図、第３図は第
２図の拡大断面図である。
基本態様を示す説明図、第２図は複数の組合せ拡布ロー
ルに発明を適用した場合の１部省略正面図、第３図は第
２図の拡大断面図である。
Claims (1)
- １ 走行生地を拡布ロールに掛け通して所要の拡布を行
う際に、該拡布ロールと走行生地との間においてエアー
を拡布方向に沿わせて吹付け、このエアー流により拡布
作用を助勢することを特徴とする走行生地の拡布方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16179581A JPS6052768B2 (ja) | 1981-10-09 | 1981-10-09 | 走行生地の拡布方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16179581A JPS6052768B2 (ja) | 1981-10-09 | 1981-10-09 | 走行生地の拡布方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5863343A JPS5863343A (ja) | 1983-04-15 |
| JPS6052768B2 true JPS6052768B2 (ja) | 1985-11-21 |
Family
ID=15742050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16179581A Expired JPS6052768B2 (ja) | 1981-10-09 | 1981-10-09 | 走行生地の拡布方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6052768B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3135176B2 (ja) * | 1992-10-05 | 2001-02-13 | 株式会社アルメックス | フィルム材の搬送装置 |
| CN107185767A (zh) * | 2017-05-08 | 2017-09-22 | 安徽桑尼旅游休闲用品有限公司 | 一种推赶整平式pe布淋膜机 |
| CN107161761A (zh) * | 2017-05-08 | 2017-09-15 | 安徽桑尼旅游休闲用品有限公司 | 一种结构紧凑的正反螺旋整平式pe布淋膜机 |
-
1981
- 1981-10-09 JP JP16179581A patent/JPS6052768B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5863343A (ja) | 1983-04-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5397438A (en) | Method and device for reduction and equalization of transverse shrinkage of paper in single-wire draw in a drying section | |
| US4537130A (en) | Stripper for a roller cleaning device | |
| MX9602076A (es) | Tela secadora. | |
| JPS61501461A (ja) | シリンダ・ドライヤおよび／またはファン・ドライヤの形の抄紙機乾燥部の中において、ウェブ送り方向に対して横方向のペ−パ・ウェブの縮みおよび／または伸びを制御する方法および装置 | |
| JPS6052768B2 (ja) | 走行生地の拡布方法 | |
| JPH08337991A (ja) | 抄紙機の乾燥部 | |
| DE3248956T1 (de) | Abrasionsgeraet | |
| JPS62268894A (ja) | 製紙機械の乾燥区域における装置 | |
| US5478433A (en) | Triple seam roller | |
| US2623572A (en) | Apparatus for creping paper | |
| DE2048762A1 (en) | Transverse stretching roller - with laterally extending friction inducing sections promoting separation of slit paper web por | |
| JPH0452217Y2 (ja) | ||
| JPS63100763U (ja) | ||
| JPS58176002A (ja) | 圧延方法及びその装置 | |
| JPH0466462A (ja) | フィルム等のしわ取りロール | |
| JPS6010547Y2 (ja) | シ−ツ等のロ−ルプレス装置 | |
| JPS5965865U (ja) | 車輌のタイヤ洗浄装置 | |
| JPS63159017A (ja) | プリプレグの製造方法 | |
| JPS5837878Y2 (ja) | 木工機における材料送りロ−ラ−装置 | |
| JPS5551604A (en) | Wire structure for reinforcement of rubber state soft material | |
| JPS646851B2 (ja) | ||
| SU1201376A1 (ru) | Утюг | |
| JPH09175702A (ja) | サクションボックス付き駆動ロール | |
| JPS6346375A (ja) | ベニヤ単板の乾燥装置 | |
| JPS6211277B2 (ja) |