JPS6052661A - 粉粒体入り不織布の製造方法 - Google Patents
粉粒体入り不織布の製造方法Info
- Publication number
- JPS6052661A JPS6052661A JP58158549A JP15854983A JPS6052661A JP S6052661 A JPS6052661 A JP S6052661A JP 58158549 A JP58158549 A JP 58158549A JP 15854983 A JP15854983 A JP 15854983A JP S6052661 A JPS6052661 A JP S6052661A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- melting point
- nonwoven fabric
- powder
- heat
- fibers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Nonwoven Fabrics (AREA)
- Filtering Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はガス吸着、脱臭、液体の浄化に使用する粉粒体
入り不織布の製造方法に関する。
入り不織布の製造方法に関する。
活性炭、シリカゲル、多孔質セラミック、金属。
活性白土等の粉粒体はガス吸着剤、脱臭、脱湿及び水の
浄化等に使われているが、その使用形状の一つとして、
不織布中に粉粒体を保持したものをフィルターとして使
用する仁とが行なわれている。
浄化等に使われているが、その使用形状の一つとして、
不織布中に粉粒体を保持したものをフィルターとして使
用する仁とが行なわれている。
これは、不織布を構成する繊維のからみ合いの中に粉粒
体を保持するものであって、濾過される気休めるいけ液
体がフィルターを通過する際に粉粒体に接触し、吸着物
が除かれる仕組になっている。
体を保持するものであって、濾過される気休めるいけ液
体がフィルターを通過する際に粉粒体に接触し、吸着物
が除かれる仕組になっている。
このような型式のフィルターは吸着効甲:がなぐなった
ときけ簡単な操作で取替えられるため、広く利用されて
いる。
ときけ簡単な操作で取替えられるため、広く利用されて
いる。
しかし、フィルター内に保持されている粉粒体は使用中
に通過する流体の圧力や振g vcより、不織布内部を
移動しやす〈、その密度にむらが生じる欠点があった。
に通過する流体の圧力や振g vcより、不織布内部を
移動しやす〈、その密度にむらが生じる欠点があった。
このような状態になったフィルターは粉粒体密度が相に
なった部分が吸着効果が失なわれ、排出される流体中に
吸着されるべき成分が残溜することになり、フィルター
としての役割を充分果すことができなくなるのである。
なった部分が吸着効果が失なわれ、排出される流体中に
吸着されるべき成分が残溜することになり、フィルター
としての役割を充分果すことができなくなるのである。
そのため、接着剤を用いて粉粒体を固定する方法や、不
織布の構成繊維を接着性にして粉粒体を固定する方法が
七られており、これ丑でも熱融着性繊維を含む不織布中
に粉粒体を保持(−だ後、この不織布を加熱して熱融着
性繊維を融着し、粉粒体を固定するフィルターが知られ
ている。しかし従来のものは熱融着性繊維の融点が高い
ため、粉粒体の固定に充分なだけ加熱すると大部分の熱
融着性繊維が溶融し、フィルターの通気性が著るしく低
下する欠点があったのである。
織布の構成繊維を接着性にして粉粒体を固定する方法が
七られており、これ丑でも熱融着性繊維を含む不織布中
に粉粒体を保持(−だ後、この不織布を加熱して熱融着
性繊維を融着し、粉粒体を固定するフィルターが知られ
ている。しかし従来のものは熱融着性繊維の融点が高い
ため、粉粒体の固定に充分なだけ加熱すると大部分の熱
融着性繊維が溶融し、フィルターの通気性が著るしく低
下する欠点があったのである。
粉粒体入り不織布のフィルターと1−では、構成繊維け
なるべく溶融せず、しかも粉粒体は充分に固定されてい
る状態が好ましいのであるが、従来の方法ではこのよう
な状態に作ることは困離であった。
なるべく溶融せず、しかも粉粒体は充分に固定されてい
る状態が好ましいのであるが、従来の方法ではこのよう
な状態に作ることは困離であった。
本発明は、不織布内の熱融着性繊維のうち粉粒体周辺の
ものを選択的に融着して粉粒体を固定し。
ものを選択的に融着して粉粒体を固定し。
粉粒体よシ離れた位置にある熱融着性繊維はなるべく融
着させないようにした不織布の製法に関するものである
。すなわち本発明は融点185℃以下の熱融着性繊維2
0〜OO%を含む繊維ウェブの片面のみを融点以上に力
1〕熱して表面の熱融着性繊維を融着して他の而(ri
毛羽を残1−たま′:1の不織布を形成し、i−ym″
8*xKxx該不織布の毛羽面に所定粒度の粉粒体を所
定量均一に載置し、この上に同様にして得た別の不織布
を毛羽面を内側にして重ね合わぜて両軍織布の毛羽内に
該粉粒体を挾持した後、該融点−10℃乃至該融点の温
度範囲の熱風で予熱し9次いで両面から押圧しつつ該融
点乃至該融点+10℃の温度範囲内で加熱し一体化する
ことを特徴とする粉粒体入り不織布の製造方法である。
着させないようにした不織布の製法に関するものである
。すなわち本発明は融点185℃以下の熱融着性繊維2
0〜OO%を含む繊維ウェブの片面のみを融点以上に力
1〕熱して表面の熱融着性繊維を融着して他の而(ri
毛羽を残1−たま′:1の不織布を形成し、i−ym″
8*xKxx該不織布の毛羽面に所定粒度の粉粒体を所
定量均一に載置し、この上に同様にして得た別の不織布
を毛羽面を内側にして重ね合わぜて両軍織布の毛羽内に
該粉粒体を挾持した後、該融点−10℃乃至該融点の温
度範囲の熱風で予熱し9次いで両面から押圧しつつ該融
点乃至該融点+10℃の温度範囲内で加熱し一体化する
ことを特徴とする粉粒体入り不織布の製造方法である。
本発明に使用する融点185℃以下の熱融着性繊維とは
ポリエチレン、ポリ酢酸ビニル、等の熱可塑性樹脂から
得られた繊維又はこれらとポリプロピレノとの複合IR
維であって1表向の一部もしくは全部にこれらの樹脂が
存在1−でいる構造をもつ繊維である。とれらの繊維は
融点が100〜185℃ト低(9本発明方法においては
、予熱によシ融点近くまで加熱された粉粒体に押圧され
つつ融点乃至融点+10℃の温度に加熱されると粉粒体
に接触している繊維が融着し、粉粒体を固着することが
できるのである。
ポリエチレン、ポリ酢酸ビニル、等の熱可塑性樹脂から
得られた繊維又はこれらとポリプロピレノとの複合IR
維であって1表向の一部もしくは全部にこれらの樹脂が
存在1−でいる構造をもつ繊維である。とれらの繊維は
融点が100〜185℃ト低(9本発明方法においては
、予熱によシ融点近くまで加熱された粉粒体に押圧され
つつ融点乃至融点+10℃の温度に加熱されると粉粒体
に接触している繊維が融着し、粉粒体を固着することが
できるのである。
上記の熱融着性繊維と混合する繊維は融点が185℃
より高い繊維であり、ポリプロピレン、ポリエステル、
ナイロンのような熱可塑性繊維か又はレーヨンの如く非
熱可W!繊維であってもよいが。
より高い繊維であり、ポリプロピレン、ポリエステル、
ナイロンのような熱可塑性繊維か又はレーヨンの如く非
熱可W!繊維であってもよいが。
不織布の用途1てより最適の繊紹をもって構成するのが
よい。
よい。
本発明の方法により得られた不織布を所定の形状に、裁
断し2周囲を185℃以上の温度で加熱加圧してシール
することにより吸着用フィルターを容易に得ることがで
きる。またあらかじめ所定の形状に裁断し、これに所定
量の粉粒体を載置して熱処理して一気にフィルターを製
造することもできる。
断し2周囲を185℃以上の温度で加熱加圧してシール
することにより吸着用フィルターを容易に得ることがで
きる。またあらかじめ所定の形状に裁断し、これに所定
量の粉粒体を載置して熱処理して一気にフィルターを製
造することもできる。
実施例1
熱融着性繊維としてポリプロピレンとポリエチレンとが
芯鞘型になった複合繊維(太さ8デニール、繊維長5違
、鞘部のポリエチレンの融点185℃)を用い、これに
ポリプロピレン繊維(’:J、!15デニール、繊維長
60駒を等重量混合して繊維ウェブ(目付’10y、M
)を形成した。これを片面のみ熱板(140℃)に数
秒間接触させて構成繊維の一部を溶融し、繊維ウェブの
片面を平滑にし、他の面は毛羽を残した不織布を形成し
た0 この不織布の毛羽面に活(クー炭(見かけの直径平これ
を180℃の熱風で80秒間加熱した後、ただちに14
0℃の熱ロールで10Kp/cdの圧力で抑圧加熱した
。
芯鞘型になった複合繊維(太さ8デニール、繊維長5違
、鞘部のポリエチレンの融点185℃)を用い、これに
ポリプロピレン繊維(’:J、!15デニール、繊維長
60駒を等重量混合して繊維ウェブ(目付’10y、M
)を形成した。これを片面のみ熱板(140℃)に数
秒間接触させて構成繊維の一部を溶融し、繊維ウェブの
片面を平滑にし、他の面は毛羽を残した不織布を形成し
た0 この不織布の毛羽面に活(クー炭(見かけの直径平これ
を180℃の熱風で80秒間加熱した後、ただちに14
0℃の熱ロールで10Kp/cdの圧力で抑圧加熱した
。
得られた活性炭入り不織布は、活性炭が内部の構成繊維
にしっかりと固定され、不織布をたてて衝激を与えても
容易に移動しなかった。
にしっかりと固定され、不織布をたてて衝激を与えても
容易に移動しなかった。
実施例2
熱融着性繊維としてポリプロピレンとポリ酢酸ビニルと
が芯鞘型になった複合繊維(太き8.5デニール+ 繊
維長51myn、 鞘部の酢酸ビニルの融点180℃)
を用いこれに、レーヨン繊維(太さ8デニール、繊維長
501m )を65対85の割合で混合して繊維ウェブ
(目付110 !/d )を形成した。これを片面のみ
熱板(125℃)K数秒間接触させて構成繊維の一部を
溶融し、繊維ウェブの片面を平滑にし、他の面は毛羽を
残した不織布を形成した。
が芯鞘型になった複合繊維(太き8.5デニール+ 繊
維長51myn、 鞘部の酢酸ビニルの融点180℃)
を用いこれに、レーヨン繊維(太さ8デニール、繊維長
501m )を65対85の割合で混合して繊維ウェブ
(目付110 !/d )を形成した。これを片面のみ
熱板(125℃)K数秒間接触させて構成繊維の一部を
溶融し、繊維ウェブの片面を平滑にし、他の面は毛羽を
残した不織布を形成した。
この不織布を外径40cm +内径1Orjnのドーナ
ツ型に切断し1毛羽面にゼオライト(直径約i−2m)
を1.5秘菊8の密度で均一に載置し、この上に同型の
不織布を毛羽面を内側にして重ね合わせた。これを12
2℃の熱風で80秒間加熱した後、ただちに188℃の
熱板に挾み151&AJの王力で8秒間抑圧加熱した〇 得られたゼオライト入り不織布はゼオライトが内部の熱
融着性繊維によって構成繊維に固定されており、このま
ま浄水用フィルターとして使用しても、使用中にゼオラ
イト粒子が移動して浄化能力が低下することなく、ゼオ
ライト粒子のイオン交換能力が劣化するまで使用に耐え
るものでろつ387−
ツ型に切断し1毛羽面にゼオライト(直径約i−2m)
を1.5秘菊8の密度で均一に載置し、この上に同型の
不織布を毛羽面を内側にして重ね合わせた。これを12
2℃の熱風で80秒間加熱した後、ただちに188℃の
熱板に挾み151&AJの王力で8秒間抑圧加熱した〇 得られたゼオライト入り不織布はゼオライトが内部の熱
融着性繊維によって構成繊維に固定されており、このま
ま浄水用フィルターとして使用しても、使用中にゼオラ
イト粒子が移動して浄化能力が低下することなく、ゼオ
ライト粒子のイオン交換能力が劣化するまで使用に耐え
るものでろつ387−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 融点185℃以下のPA#着性繊維を20〜9oチ含む
繊維ウェブの片面のみを融点以上に加熱して表面の熱融
着性繊維を融着しく他の面は毛羽を残(−たままの不織
布を形成し、該不織布の毛羽面に所定粒度の粉粒体を所
定量均一に載置し。 この」二に同様にして得た別の不織布を毛羽面を内側に
して重ね合わせて両軍織布の毛羽内に該粉粒体を挾持し
た後、該熱融着性繊維の融点−10℃乃至該融点の温度
範囲の熱風で予熱し9次いで両面から押圧しつつ該熱融
着性繊維の融点乃至融点+10℃の温度範囲内で加熱し
一体化するととを特徴とする粉粒体入り不織布の製造方
法0
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58158549A JPS6052661A (ja) | 1983-08-29 | 1983-08-29 | 粉粒体入り不織布の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58158549A JPS6052661A (ja) | 1983-08-29 | 1983-08-29 | 粉粒体入り不織布の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6052661A true JPS6052661A (ja) | 1985-03-25 |
Family
ID=15674131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58158549A Pending JPS6052661A (ja) | 1983-08-29 | 1983-08-29 | 粉粒体入り不織布の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6052661A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63278515A (ja) * | 1987-05-12 | 1988-11-16 | Yahata Bussan Kk | 吸着性粉体を挾入した流体清浄用シ−ト |
JPH06330444A (ja) * | 1993-05-21 | 1994-11-29 | Ube Nitto Kasei Co Ltd | ポリプロピレン繊維系マット |
WO2004009217A1 (ja) * | 2002-07-24 | 2004-01-29 | Az Electronic Materials (Japan) K.K. | 気体浄化材 |
-
1983
- 1983-08-29 JP JP58158549A patent/JPS6052661A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63278515A (ja) * | 1987-05-12 | 1988-11-16 | Yahata Bussan Kk | 吸着性粉体を挾入した流体清浄用シ−ト |
JPH06330444A (ja) * | 1993-05-21 | 1994-11-29 | Ube Nitto Kasei Co Ltd | ポリプロピレン繊維系マット |
WO2004009217A1 (ja) * | 2002-07-24 | 2004-01-29 | Az Electronic Materials (Japan) K.K. | 気体浄化材 |
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