JPS6052110B2 - 硅酸カルシウム成形体用シ−ラ− - Google Patents

硅酸カルシウム成形体用シ−ラ−

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JPS6052110B2
JPS6052110B2 JP52011271A JP1127177A JPS6052110B2 JP S6052110 B2 JPS6052110 B2 JP S6052110B2 JP 52011271 A JP52011271 A JP 52011271A JP 1127177 A JP1127177 A JP 1127177A JP S6052110 B2 JPS6052110 B2 JP S6052110B2
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sealer
emulsion
pva
silicon
silicon plate
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明宏 新川
重夫 小宮
春樹 梅谷
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Japan Exlan Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は珪酸カルシウム成形体(以下硅カル板と略称す
る)用シーラーに関するものであり、更に詳しくは硅カ
ル板に対する浸透性に優れ、かつ硅カル板と塗料等の表
面被覆材との耐剥離性ならびにシーラー塗布後における
硅カル板の耐水性を顕著に改善せしめた、特定のポリビ
ニルアルコール(以下PVAと略称する)と特定の重合
体水性エマルションとの混合物からなるシーラーに関す
るものである0、、、、2ゝ ^nLゝJ→i^−に−
”一11“一トドιトトー1411膏ボードあるいは石
綿セメント板が汎用せられ、また耐火構造物の形成素材
としてはコンクリートあるいは石材等の無機質材料が主
流を占めていた。
しかし、石膏ボードや石綿セメント板は機械的強度が低
く、変質しやすいばかりでなく防火性能も充分ではなく
、また、コンクリートあるいは石材などの使用は建築物
重量の増大を来たし、耐震的強度が不足する不都合が付
随し、更に、施工に多大の時間と労力を要する欠点も認
められた。一方、軽量でかつ機械的強度が大きく、湿気
や温度による変質や変形が大きく、湿気や温度による変
質や変形が少なく、不燃性、断熱性、遮音性等の優れた
性能を備えているのみならず、更に加工性が良いなど多
くの利点を有する硅カル板が、上記の石膏、セメントあ
るいは石材等に代つてそのシュアを急速に拡大しつつあ
る。このように、多くの優れた性能あるいは利点を有す
る硅カル板は、主としてビルや一般住宅の内装材として
使用されるため、施工に際して硅カル板表面に塗装ある
いは壁紙貼付等の表面被覆加工を必要とする場合が多い
ところが、硅カル板と塗料、壁紙、天然木単板、樹脂フ
ィルムあるいは金属箔等の表面被覆材との耐剥離性は一
般に良好とは言えず、このような耐剥離性を改善する目
的で、硅カル板に表面波覆を施す前に硅カル板表面ヘシ
ーラーの塗布を施すのが通例である。
このようなシーラーとしては、現在ウレタン系の有機溶
剤型シーラーが多用され、また一部に水性エマルション
型シーラーが使用されているが、いずれにおいても充分
満足すべき要求性を備えているとは言えない。
即ち、有機溶剤型シーラーによつて前処理を施した硅カ
ル板は、表面被覆材との耐剥離性性そのも゛のは一応改
善されるが、有機溶剤を使用するため前処理時における
作業環境上の問題を惹起し、また水性エマルション型に
較べてシーラーの製造工程が複雑であり、更に硅カル板
が強アルカリ性てあるため、そのような耐剥離性能を長
期間に亘つて維持することが困難であるなどの欠点が認
められる。例えば、現在主流を占めているウレタン系の
有機溶剤型シーラーは、シーラー塗布後における硅カル
板と表面被覆材との初期耐剥離性能は良好であるが、シ
ーラーを塗布したのち表面被覆を施さないて硅カル板を
放置する場合には、硅カル板の強度のアルカリ性及び光
によつて樹脂の分解ないしは変質を惹起し、数力月間程
度その初期耐剥離性能を維持し得るに過ぎない。また、
水性エマルション型シーラーは製造工程が簡単であり、
有機溶剤を全く使用しないため作業環境上の問題を派生
しないという利点を有する反面、硅カル板の強アルカリ
性によつてエマルション中の重合体が凝集するため硅カ
ル板に対する浸透性が悪く、また、そのような欠点の改
良されたエポキシ系シーラーにおいては、二液混合型で
あるため取扱いが容易でなく、更に毒性の問題を新たに
惹起するため、未だ工業的態様において実用化されるに
至つていないのが実状である。ここにおいて、本発明者
等は、上記の欠陥を克服し、シーラー塗布時における作
業環境上の問題を派生せず、硅カル板に対する浸透性に
優れ、かつ硅カル板と塗料等の表面被覆材との耐剥離性
及びシーラー塗布後における硅カル板の耐水性を顕著に
改善しめた硅カル板用シーラーを得るべく鋭意研究した
結果、特定の重合度およびケン化度範囲にあるPVAと
特定の重合体水性エマルションとの混合物が硅カル板用
シーラーとして好適に使用し得る事実を見出し、本発明
に到達した。即ち、本発明の目的は、硅カル板に対する
浸透性に優れ、かつ硅カル板と塗料、壁紙、天然木単板
、樹脂フィルムあるいは金属箔等の表面被覆材との耐剥
離性及びシーラー塗布後における硅カル板の耐水性を顕
著に改善せしめた硅カル板用シーラーを提供することに
ある。本発明の他の目的は、シーラーを工業的に有利な
条件で得ると共に、シーラー塗布時における作業環境上
の問題を惹起せず、またシーラー塗布後長期間に亘つて
良好な表面被覆材との耐剥離性を維持し得る硅カル板用
シーラーを提供することにある。
本発明の更に異なる目的は、ビルや一般住宅の内装材と
しての硅カル板の有用性を向上し得る硅カル板用シーラ
ーを提供することにある。
本発明の更に異なる他の目的は、以下に記載する本発明
の具体的な説明により明らかとなろう。
上述した本発明の目的は、重合度が200〜1700の
範囲にあり、かつケン化度が85モル%以上のポリビニ
ルアルコールを低分子量乳化剤を2重量%以下含有する
または全く含有しない重合体水性エマルションの少なく
とも1種との混合物からなり、しかも該混合物中に存在
する固形成分濃度が1〜4唾量%であり、かつ前記ポリ
ビニルアルコールの配合量が固形成分全量を基準として
10〜90重量%である硅酸カルシウム成形体用シーラ
ーを使用することにより、工業的に有利に達成すること
ができる。以下、本発明を詳述するが、まず、本発明に
言う硅カル板とは、周知の如く硅酸カルシウムを主とし
て配合せしめてなる成形体であり、硅酸カルシウムのみ
から構成されたもの及び硅酸カルシウムに石綿、岩綿、
ガラス繊維等の無機繊維、合成繊維、天然有機繊維、石
灰、セメント、粘土、硅砂、着色剤等の補強材や添加物
の1種若しくは2種以上を適宜配合して構成されたもの
を言う。
ここにおいて、本発明に係る硅カル板用シーラー形成成
分の一つであるPVAは、重合度が200〜170へ更
に好ましくは300〜1200の範囲にあることが必要
である。重合度が、200より小さいPVAを使用する
ときには、シーラーの粘度が低過ぎて硅カル板に対する
浸透性が過大となり、シーラー塗布後においても硅カル
板と塗料等の表面被覆材との耐剥離性の改善効果を充分
に発現させることができない。また、重合度が1700
より大きいPVAを用いると、逆に硅カル板に対する浸
透性が過小となり、表面被覆材に対する耐剥離性改善効
果を充分に発現させることができない。また、本発明の
実施においてはケン化度が85モル%以上のPVAを使
用する必要があり、ケン化度が85モル%より小さいP
VAを使用する場合には、一般にシーラー塗布後におけ
る硅カル板の耐水性が不充分となり、好ましくない。
なお、本発明に使用するPVAとしては、ビニルアルコ
ール単位の一部が他のビニルモノマー単位(ケン化によ
つてビニルアルコール単位を生成し得る単位以外のモノ
マー単位)にて置換された重合体又はPVA中に存在す
る水酸基の水素の一部が他の化合物にて置換された重合
体であつても構わない。
ここにおいて、本発明に係る硅カル板用シーラー形成成
分のもう一方の重合体水性エマルションとしては、シー
ラー塗布後における硅カル板の諸性能を改善せしめるた
めには、前記PVAと混合し好適に使用し得るエマルシ
ョンとして、低分子量乳化剤を少量含有するあるいは全
く含有しない重合体水性エマルションを採用する必要が
ある。
即ち、低分子量乳化剤を多量に含有するエマルションを
PVAに混合し、シーラーとして使用する場合には、硅
カル板と表面被覆材、特に有機溶剤型塗料との耐剥離性
改善効果を充分に発揮させることができず、またシーラ
ー塗布後における硅カル板の耐水性も不充分となり好ま
しくない。なお、本発明において通常の低分子量乳化剤
を少量含有する重合体水性エマルションとは、重合する
単量体全量に対して通常の低分子量乳化剤を2重量%以
下含有するエマルション(以下、乳化剤少量含有エマル
ションと略称する)を意味する。斯かる本発明において
硅カル板用シーラー形成成分として好適に使用し得る乳
化剤少量含有エマルション若しくは通常の低分子量乳化
剤を全く含有しない重合体水性エマルション(以下、無
乳化剤系エマルションと略称する)は、微細な粒子径の
重合体分散滴を有するものであることが必要であり、こ
れらエマルションの製造方法としては、少なくとも1種
の官能基を含有する水溶性重合体を例えば重合する単量
体全量に対して0.1〜5.0重量%存在せしめ通常の
低分子量乳化剤少量存在下若しくは不存在下に少なくと
も1種のラジカル重合可能な単量体を重合する方法(以
下A法と略称する)、官能基を有するビニルモノマーの
少なくとも1種を例えば0.1〜1鍾量%と残部が少な
くとも1種の他のラジカル重合可能な単量体とを通常の
低分子量乳化剤少量存在化若しくは不存在下に共重合す
る方法(以下B法と略称する)、若しくは官能基を有す
るラジカルを発生する重合触媒を使用し通常の低分子量
乳化剤少量存在下若しくは不存在下に少なくとも1種の
ラジカル重合可能な単量体を重合する方法(以下C法と
略称する)を挙けることができ、中でも前記A法または
B法によつて作製されたエマルションが本発明の目的達
成上望ましい。
なお、前記3種類の方法の2種以上を組み合わせること
もできることは言うまでもない。なお、上記A−C法に
おける官能基とは、スルホン酸基若しくは硫酸基又はそ
れらの塩類、カルボキシル基又はその塩類若しくはその
エステル類、水酸基、アミド基、第3級アミン基、第4
級アミン基、エチレンオキシド基、プロピレンオキシド
基等の低級アルキレンオキシド基若しくはその誘導体、
グリシジル基等を意味する。
上記A法において使用する水溶性重合体としては、スル
ホン酸基若しくは硫酸基又はそれらの塩類、カルボキシ
ル基若しくはその塩類、水酸性、アミド基等の官能基の
1種若しくは2種以上を含有する重合体が好ましく、一
例としてエチレン系不飽和カルボン酸若しくはその塩類
とエチレン系不飽和スルホン酸若しくはその塩類とを結
合含有せしめた共重合体、スルホン酸基若しくは硫酸基
又はそれらの塩類を含有するPVA誘導体、イソブテン
と無水マレイン酸との共重合体、マレイン化ポリブタジ
エン、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸等を挙げるこ
とができる。
また、上記B法における官能基含有ビニルモノマーとし
ては、例えばエチレン系不飽和カルボン酸若しくはその
塩類、エチレン系不飽和スルホン酸若しくはその塩類、
アクリルアミド若しくはメタクリルアミド又はそれらの
誘導体等を挙げることができるが、これらに限定される
ものではない。更に、上記C法における重合触媒として
は、スルホン酸基若しくは、硫酸基又はそれらの塩類を
有するラジカルを発生する触媒が好ましく、一例として
過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム等の過硫酸塩類、
又は酸性亜硫酸ソーダ、亜硫酸ソーダ、チオ硫酸ソーダ
等の還元性スルホキシ化合物と酸化剤とからなるレドッ
クス触媒等を挙げることができるが、これらに限定され
るものではない。なお、上記A法における水溶性重合体
作製用モノマー若しくはB法における官能基含有ビニル
モノマーとして好適に使用されるエチレン系不飽和カル
ボン酸若しくはその塩類(例えばアルカリ金属塩、アン
モニウム塩)としては、例えばアクリル酸、メタクリル
酸、マレイン酸、イタコン酸などの不飽和カルボン酸及
びそれらの塩類を挙げることができ、また、エチレン系
不飽和スルホン酸若しくはその塩類(例えばアルカリ金
属塩、アンモニウム塩)としては、ビニルスルホン酸、
アリルスルホン酸、メタリルスルホン酸、p−スチレン
スルホン酸、p−ビニルベンジルスルホン酸等の不飽和
炭化水素スルホン酸及びそれらの塩類、2−アクリルア
ミドー2−メチルプロパンスルホン酸及びその塩類、ア
クリル酸スルホブチル、メタクリル酸スルホエチル、メ
タクリル酸スルホプロピル等のアクリル酸若しくはメタ
クリル酸のスルホアルキルエステル類並びにそれらの塩
類等を挙げることができる。
また、本発明において重合体水性エマルションの形成成
分として使用することのできるラジカル重合可能な単量
体としては、エチレン、プロピレン、イソブチレン等の
オレフィン系単量体類:ブタジエン、イソプレン等の共
役ジエン単量体類;スチレン、α−メチルスチレン、ク
ロロスチレン等の芳香族ビニル単量体類;アクリロニト
リル、メタクリロニトリル等のシアン化ビニル単量体類
;アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブ
チル等のアクリル酸エステル類;メタクリル酸メチル、
メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル等のメタクリ
ル酸エステル類;塩化ビニル、臭化ビニル、塩化ビニリ
デン、臭化ビニリデン等のハロゲン化ビニルおよびハロ
ゲン化ビニリデン類:酢酸ビニルミ”プロピオン酸ビニ
ル等のビニルエステル類;アクリル酸、メタクリル酸、
マレイン酸、イタコン酸などのエチレン系不飽和カルボ
ン酸及びそれらの塩類(例えばアルカリ金属塩、アンモ
ニウム塩);ビニルスルホン酸、アリルスルホン酸、メ
タリルスルホン酸、p−スチレンスルホン酸、p−ビニ
ルベンジルスルホン酸等の不飽和炭化水素スルホン酸、
アクリル酸スルホブチル、メタクリル酸スルホエチル、
メタクリル酸スルホプロピル等のアクリル酸若しくはメ
タクリル酸のスルホアルキルエステル類、2−アクリル
アミドー2−メチルプロパンスルホン酸等のエチレン系
不飽和スルホン酸及びそれらの塩類(例えばアルカリ金
属塩、アンモニウム塩);N−メチロールアクリルアミ
ド、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリレー
ト、アクリルアミド、イミノールメタクリレート等の反
応性官能基含有単量体類等を挙げることができ、これら
の単量体類より少なくとも1種の単量体を適宜選択使用
することができる。
なお、上述の乳化剤少量含有若しくは無乳化剤系エマル
ションの重合法としては、通常の低分子量乳化剤を多量
に使用しないことを除いて公知の乳化重合法のなかから
適宜選択することができる。
また、例えば前記A−C法、とりわけA法において通常
の低分子量乳化剤を少量併用してラジカル重合可能な単
量体を重合する方法を採用して乳化剤少量含有エマルシ
ョンを作製する場合には、例えば200rT1μ以下の
極めて微細な粒子径の重合体分散滴を有するエマルショ
ンを作製することが可能となり、このようにして作製し
た微細粒子径の重合体分散滴を有するエマルションをP
VAと併用して作製したシーラーが、在来のものと比較
して硅カル板に対する浸透性を向上せしめ、硅カル板と
表面被覆材との耐剥離性を顕著に改善せしめ得る事実を
見い出したことが本発明の特筆すべき知見である。
なお、このような重合法については、例えば本出願人に
係る特願昭50−120017号の明細書に更に詳細に
記述されており、本発明は、斯かる先願の明細書に記載
の条件を採用して有利に実施することができる。また、
前記乳化剤少量含有若しくは無乳化剤系エマルションに
、最終的に重合される単量体全量に対して2重量%以下
の範囲の低分子量乳化剤を混合せしめてもよい。
むろん、いずれの場合においても、前記の如く微細な粒
子径を呈するエマルションが得られ、以つて本発明の目
的に叶うシーラーが作製されることはいうまでもない。
上述の如き本発明の態様を採用することによつて、重合
体水性エマルションの全量に対して55重量%以下の任
意の重合体濃度を有するエマルションを作製することが
できる。ここにおいて、PVAと重合体水性エマルショ
ンとの配合割合は、混合物中に存在する固形成分全量に
対してPVAの配合量が10〜9鍾量%、更に好ましく
は30〜7鍾量%になるように調節する必要がある。
PVAの配合量が1鍾量%に満たない場合には、硅カル
板に対する浸透性が不充分となり、硅カル板と表面被覆
材との耐剥離性向上効果を充分に発揮することができな
くなり、また該配合量が9鍾量%を越える場合には硅カ
ル板に対する浸透性は向上するものの耐水性は不充分に
なる。また、シーラーの濃度は硅カル板の比重に応じて
種々に変化させる必要があソー概は規定できず、一般に
硅カル板の比重が大きい場合には低濃度、また比重が小
さい場合には高濃度のシーラーを使用する必要があるが
、シーラーの作製及び塗布の容易性等の工業的観点から
シーラー中の固形成分量を、固形成分と水との総量に対
して概ね1〜4鍾量%の範囲に調節する必要がある。
即ち、シーラー濃度が1重量%より低い楊合には、硅カ
ル板に対する浸透性が過大となると共に含浸固形成分の
絶対必要量が不足するため表面被覆材に対する耐剥離性
向上効果を発揮しにくく、またそのような欠点を克服す
るためにはシーラーの塗布量を増大させる必要があり、
斯かる塗布量の増大は、必然的に過多の水を乾燥させる
ために多量の熱量の消費あるいは長期間に亘る乾燥工程
を必要とするという新たな問題を発生する。また、シー
ラー濃度が4唾量%を越える場合には、高粘度液に基づ
く硅カル板に対する浸透性悪化の問題を惹起するのて実
用上望ましくない。なお、本発明のPVAと重合体水性
エマルションとの混合物からなる硅カル板用シーラー、
PVA粉末もしくはPVA水溶液と、重合体水性エマル
ションとを混合することにより作製することができ、例
えば重合体濃度が5〜55重量%の範囲の水性エマルシ
ョンに、1〜25重量%の範囲の濃度のPVA水溶液お
よび所望により水を添加混合し、シーラー濃度及び固形
成分全量に対するPVA量を、夫々1〜4唾量%および
10〜9唾量%の範囲に調製することにより、工業的に
有利に作製することができる。
また、上述の如く、硅カル板用シーラーとして有利に使
用されるPVAと重合体水性エマルションとの混合物は
、必要に応じて、増粘剤、安定剤、防腐剤あるいは防黴
剤等を添加混合せしめたものであつてもよい。
更に、シーラーの塗布量は、硅カル板の比重、硅カル板
の表面状態等によつて変化させる必要があり、一義的に
規定することは出来ないが、硅カル板に対してシーラー
中の固形成分の塗布量が概ね0.5〜60g/イの範囲
に維持されるようにシーラーを塗布することが好ましい
なお、シーラー塗布手段には特別の制限は認められず、
公知のハケ塗り、スプレー塗装、フローコーターまたは
ロールコーター等の手段から広く選択することができる
また、所望により着色剤等をあらかじめシーラーに含有
せしめておき、シーラー塗布後の硅カル板をそのままで
表面被覆処理を施すことなく使用することもできる。
本発明に提唱する特定の重合度範囲を満足するPVAと
重合体水性エマルションとの混合物からなるシーラーは
、硅カル板に対して好適な浸透性を有し、硅カル板表面
ないしは内部に存在する粉状物質を強固に結合して硅カ
ル板の表面硬度を著しく向上せしめることができ、また
該シーラーを硅カル板に塗布することにより、硅カル板
と塗料、壁紙、天然木単板、樹脂フィルムあるいは金属
箔等の表面被覆材との耐剥離性ならびに硅カル板の耐水
性を顕著に改善することができる。
また、本発明のシーラーは有機溶剤を使用していないた
め、大気汚染、悪臭あるいは作業環境の劣悪化等の問題
点を派生せしめず、しかもPVAと重合体水性エマルシ
ョンとの混合工程を採用するのみで、適度な粘度を有し
、硅カル板に対する塗布作業性の優れたシーラーを工業
的に有利に製造することができる。更に、本発明に係る
シーラーを使用することにより、従来の水性エマルショ
ン型シーラーと較べ当業界の常識では予期し得なかつた
著しい耐剥離J性能の向上効果が達成せられ、硅カル板
に有機溶剤型シーラーと同程度の耐剥離性能を具備せし
めることが可能となつた。
更にまた、本発明におけるシーラーは、硅カル板の有す
るアルカリ性に対して安定であり、長期間に亘つて安定
した耐剥離性能を維持することができる。
即ち、本発明のシーラーにおいては、シーラー塗布後の
硅カル板を長期間室温下に放置することによつて一層そ
の耐剥離性が向上するという在来のシーラーに見られな
い特徴を有し、例えは硅カル板にシーラーを塗布したの
ち表面被覆材を塗布しない状態で6仮月間室温下に放置
しても初期に保有した耐剥離性能は全く低下せす、更に
硅カル板の耐水性をも顕著に改善せしめた。更に、本発
明のシーラーを塗布した硅カル板においては、副次的な
効果として均一な色調の塗布面を得ることができる。即
ち、従来の水性エマルション型シーラーを塗布した場合
には、硅カル板に対する浸透性が悪いため硅カル板表面
に重合体膜が生成し、硅カル板表面への塗料ののりが悪
く均一な色調の塗布面は得難いが、本発明の浸透性の優
れたシーラーを使用することにより、そのような色調不
均一の問題も容易に解決することができる。以下、本発
明の理解をより容易にする目的で実施例を記載するが、
これらの実施例は本発明の範囲をなんら限定するもので
はない。
なお、実施例に示される百分率および部は、特に断りの
ない限り全て重量基準によるものである。実施例1 メタクリル酸(MAA)70%とp−スチレンスルホン
酸ソーダ(SPSS)30%からなる単量体混合物1(
1)部に、塩化第一鉄0.0015部、水3(4)部お
よび酸性亜硫酸ソーダ(SHS)1.8部を加えて、攪
拌しながら70℃に保ち、次いで4%過硫酸アンモ.ニ
ウム(APS)水溶液5娼を1時間で終了するように滴
下する。
滴下終了後、更に3紛間、70℃に保持した。このよう
にして得られた水溶性重合体の20%水溶液2娼、塩化
第一鉄0.0036部、及びイオン交換J水311部か
らなる混合物に、メタクリル酸メチル(MMA)110
.6部とアクリル酸ブチル(BA)83.4部との単量
体混合物並びにN−メチロールアクリルアミド(N−M
AM)6部、SHSO.83部及びAPsl.Omを各
50部のイオン交換水に夫々溶解した水溶液を、各々滴
下漏斗により滴下し、重合を開始する。この際、重合系
の温度は40℃に保ち、300r′.P.mの回転速度
で攪拌し、これら単量体および重合触媒の滴下は4紛間
で終了するように滴下速度を調節し、滴下終了後、更に
1時間2紛熟成して重合体水性エマルションaを作製し
た。一方、重合時にラウリル硫酸ソーダを夫々2部若し
くは7部使用することを除き、上記と同様の重合法に従
つて重合体水性エマルションb及びcを作製した。更に
、ラウリル硫酸ソーダ7部を使用し、前記・水溶性重合
体を全く使用しないことを除き、エマルションaと同様
の方法に従つてエマルションdを作製した。
得られたエマルション中の重合体滴の平均粒子径を電子
顕微鏡て観察した結果を第1表に示す。このようにして
得られた4種類の供試エマルションa−dに、重合度5
00、ケン化度98〜99モル%、濃度10%のPVA
水溶液および水を添加混合し、濃度が15%であり、か
つ固形成分全量に対してPVA配合量が35%である4
種類の供試シーラー1〜4を、また、エマルションに水
のみを添加混合し、エマルション中の重合体濃度が13
%の比較試料5を調製した。
次いで、このようにして得られた5種類の供試シーラー
夫々を、比重0.7の石綿硅カル板にシーラー中の固形
成分の塗布量が10y/77(′になるように塗布し、
一日室温下に放置した後、水性エマルション型上塗り塗
料又は有機溶剤型上塗り塗料を塗布して1喝類の供試硅
カル板を作製し、更に一日放置後ゼロテープ・ビールテ
ストを行ない、耐剥離性の評価を行なつた。
判定結果を第1表に示す。第1表の評価結果より、本発
明に係るPVAと重合体水性エマルションとの混合物か
らなる試料1〜4においては、シーラー塗布後水性塗料
又は−溶剤型塗料のいずれを塗布した場合においても硅
カル板の耐剥離性能は顕著に改善され、しかもシーラー
塗布後6力月間室温下に放置し、その後水性塗料を塗布
しても非常に良好な耐剥離性能を保持し、かつシーラー
塗布後の硅カル板の耐水性も優れていた。
一方、PVAを配合していない比較試料5を硅カル板に
塗布しても、耐剥離性能は全く改善されす、また、本発
明に推奨する好適範囲を越える多量の乳化剤を含有する
試料3及び4においては、シーラー塗布後、特に有機溶
剤型塗料を塗布した場合における硅カル板の耐剥離性能
は試料1若しくは2と較べて劣る事実が理解される。
なお、商品名プライマルAC−61(日本アクリル化学
(株)製)として市販されているスレート塗装等用ポリ
アクリル酸エステル糸エマルションについて、濃度を1
5%に調製したのち前述と同様にしてゼロテープ・ビー
ルテストを行なつたところ、塗布効果を全く示さなかつ
た。
実施例2 実施例1に記載の重合体水性エマルションbに、第2表
に示すように重合度及びケン化度を種々に変化せしめた
PVA水溶液及び水を添加混合し、濃度が5%であり、
かつ固形成分全量に対してPVA配合量を40%に調節
せしめた7種類の供試シーラーを調製した。
次いでこのようにして得られた7種類の供試シーラー夫
々を、比重1.1の石綿セメント硅カル板にシーラー中
の固形成分の塗布量が7q/dになるように塗布した後
、実施例1と同様の測定方法に従つて耐剥離性の評価を
行なつた。判定結果を第2表に併記する。第2表の評価
結果から、本発明に係る重合度範囲を満足しないPVA
を使用した試料6及び12においてはシーラー塗布によ
る耐剥離性の向上が認められず、また、本発明に推奨す
るケン化度を満足しないPVAを用いた試料8において
は耐剥離性の向上が認められるものの、重合度及びケン
化度を共に満足するPVAを用いた例えば試料10と較
べるとシーラー塗布効果が劣ることが理解される。実施
例3 実施例1に記載のPVAと重合体水性エマルシノヨンb
との混合物において、濃度を10%に調節し、固形成分
全量に対するPVA配合量を第3表に示すように変化せ
しめた6種類の試料を調製し、次いで実施例1と同様の
塗布方法及び測定方法に従つて耐剥離性の評価を行なつ
た。
判定結果を第3表に併記する。第3表の評価結果から、
本発明に推奨するPVA配合量の範囲を満足する試料番
号14〜18に示す混合物からなる試料のみにシーラー
塗布による耐剥離性の改善効果が認められた。
また、上記試料14,17及び18を常温の水中に1週
間浸漬した後、塗面を観察したところ試料14及び17
では塗面に変化が認められなかつたが、PVAを90%
含有する試料18においては塗面に水ぶくれが生じた。
実施例4イオン交換水244部及び塩化第一鉄0.00
36部に、スチレン5廉、BA招部及びMAA4部から
なる単量体混合物並びにメタクリル酸スルホプロピルエ
ステルのナトリウム塩2部、SHS2.5?及びAPS
3部を各50部のイオン交換水に夫々溶解した水溶液を
、各々滴下漏斗により滴下し、重合を開始する。
この際、重合系の温度は60℃に保ち、700〜800
r′.P.m.の回転速度で攪拌し、これらの単量体及
ひ重合触媒の滴下は3紛間で終了するように滴下速度を
調節し、滴下終了後、更に2時間攪拌を続けることによ
り重合体水性エマルションeを作製した。このエマルシ
ョン中の重合体粒子径は65mμであつた。また、この
ようにして得られた実質的に乳化剤を含有しない重合体
エマルションeに、ラウリル硫酸ソーダを該エマルショ
ン中の重合体量に対して1.5部もしくは3.5部添加
混合し、夫々エマルションfおよびgを得た。
次いで、これら3種類のエマルションEp−gの各々に
、実施例1で使用したPVA水溶液及び水を添加混合し
、濃度が15%であり、かつ固形成分全量に対してPV
A配合量が40%である3種類の供試混合液を調製し、
続いて実施例1と同様の塗布方法及び測定方法に従つて
耐剥離性の評価を行なつた。
その判定結果を第4表に示す。
第4表の評価結果から、本発明に推奨する実質的に乳化
剤を含有しないエマルションもしくは所7定分量以下の
少量の乳化剤を含有するエマルションをPVAと混合し
てなる試料19及び20のみに、水性塗料、溶剤型塗料
のいずれに対しても良好な耐剥離性の改善が認められた
一方、多量に乳化剤を含有するシーラーを混合ノしてな
る試料21においては、耐剥離性能の改善は認められる
が、例えば試料19と較べてシーラー塗布効果は劣るこ
とが理解される。
実施例5 重合槽内に、酢酸ビニルVAC395部、メタノール1
86部、アリルスルホン酸ソーだSAS27部及びアゾ
ビスイソブチロニトリル0.23モル%(対Ac)を仕
込み、攪拌しながら65℃にて6時間重合を行なつた後
、常法により残存VAcを追い出してSASの含有量が
3.0モル%のVAc<5SASとの共重合体を作製し
た。
次いで、該共重合体を常法に従つててケン化し、得られ
たケン化度99モル%の変性PVAを水に溶かして20
%水溶液を調製した。このようにして得られた変性PV
Aの20%水溶液加部、塩化第一鉄0.0036部、ラ
ウリル硫酸ソーダ2部及びイオン交換水676部からな
る混合物に、MMAIOOmlアクリル酸エチルEA9
4部及びMAA6部からなる単量体混合物並びに各(支
)部のイオン交換水にSHSO.83部及びAPSl.
O部を夫々溶解した水溶液を、各々滴下漏斗により滴下
し、実施例1記載と同様の重合法に従つて重合体水性エ
マルションhを作製した。
エマルション中の重合体粒子径は72rnμであつた。
斯かるエマルションhに、実施例1で使用したPVA水
溶液及び水を添加混合し、濃度が7%であり、かつ固形
成分全量に対するPVA配合量が40%の供試シーラー
22を調製した。斯くして得られたシーラー22を比重
0.9の石綿セメント硅カル板にシーラー中の固形成分
量を8y/dあて塗布し、実施例1記載と同様にした耐
剥離性を評価したところ硅カル板の塗料に対する耐剥離
性能は顕著に改善されていた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 重合度が200〜1700の範囲にあり、かつケン
    化度が85モル%以上のポリビニルアルコールと低分子
    量乳化剤を2重量%以下含有するまたは全く含有しない
    重合体水性エマルションの少なくとも1種との混合物か
    らなり、しかも該混合物中に存在する固形成分濃度が1
    〜40重量%であり、かつ前記ポリビニルアルコールの
    配合量が固形成分全量を基準として10〜90重量%で
    ある硅酸カルシウム成形体用シーラー。 2 重合体水性エマルションが、200mμ以下の粒子
    径の重合体分散滴を有するエマルションである特許請求
    の範囲第1項記載の硅酸カルシウム成形体用シーラー。
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