JPS6052066B2 - エレベ−タの制御装置 - Google Patents

エレベ−タの制御装置

Info

Publication number
JPS6052066B2
JPS6052066B2 JP51147287A JP14728776A JPS6052066B2 JP S6052066 B2 JPS6052066 B2 JP S6052066B2 JP 51147287 A JP51147287 A JP 51147287A JP 14728776 A JP14728776 A JP 14728776A JP S6052066 B2 JPS6052066 B2 JP S6052066B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cars
car
speed
relative distance
calculation circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP51147287A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5373754A (en
Inventor
英紀 渡辺
稔 中田
三徳 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP51147287A priority Critical patent/JPS6052066B2/ja
Publication of JPS5373754A publication Critical patent/JPS5373754A/ja
Publication of JPS6052066B2 publication Critical patent/JPS6052066B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Elevator Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は複数台のかごが同一昇降路内に配置されたエ
レベータの制御装置に関するものである。
一般にエレベータのかごの走行により、昇降路フ内の空
気はかごの付近で高速で流れるため風音が生じる。
特に、同一昇降路内に並設されたかごの内、隣接する2
台が完全に並行して走行すると風音は著しく大きくなる
。近年、エレベータの速度が54077Z、/ min
〜600n−L/minというように超高速5になると
、この風音は乗客に著しい不安感を与える。この発明は
上記不具合を改良するもので、2台のかごの走行によつ
て発生する風音の増大を防止するようにしたエレベータ
の制御装置を提供することを目的とする。
第1図にエレベータの時間対速度の関係を示す。
図において0ACDはかごxの時間対速度の関係てあつ
て、時間01かご位置0から出発するものとする。
EBCDはかごYの時間対速度の関係であつて、時腓。
、位置S。から出発するものとする。簡単のため、エレ
ベータの加減速度を第2図のように方形波とし、加減速
度をそれぞれA,−a1加減速時間を(とすると、かご
YはかごXに比べて時間ちだけ遅れて出発したにもかか
わらず、B点でかごXと完全に並行して走行し、著しい
風音の増大を来たす。このように、異つた時間、位置か
ら走行を開始する2台のかごX,Yがあるとき、これら
のかごX,Yが並行して走行しないための条件を求める
と、かごXについて、ここに、t:時間 Ti:かごxの加速終了点の時間 T2:かごXの減速開始点の時間 T3:かごXの着床点の時間 Sx:かごxの位置 S1:かごXの加速終了点の位置 S3:かごXの着床点の位置 VO:かごxの定格速度 風音が問題になるのが、定格速度で走行中のみ.ゐれば
ちくtくT2の領域のみを考えればよい。
ここに、S2:かごXの減速開始点の位置今、かごYは
E(TO,SO)で出発したから、EB間のかごYの位
置Syは、2、7式からB点では、Sx=Sy.t=T
O+t1・・・88、9式からしたがつて、TO半?
・・・◎がかごX,Yが並行して走
行しないための条件である。
この条件式◎を具体化する一実施例を第3図に示す。
実際には式◎の条件に若干の余裕をつけて、一定値eは
かごXとかごYの相対位置がどの程度離れれば風音が許
容できるかによつて決まる。
ただし、このときかごX,Y共定格速度が出ない場合は
式9の条牛を満たす必要はないから、かごXについてか
ごYについて ここに、S3X,S3y:かごX,Yの着床点の位置第
1図はかごが上昇方向に走行する場合を示した。
ここでちはかごXとかごYの出発点の相対時間の絶対値
、SOはかごXとかごYの出発点の相対距離の絶対値と
考えれば、上記の式は下降時にもそのまま使える。
また、式@,[有]は、それぞれ出発点から呼びのある
階までの距離の絶対値〉Yを表す。
第3図において、1x,1yは巻上電動機、2X12y
は綱車、4x,4yは主索で、つり合おもりは省略して
ある。
5x,5yは調速機ローブ、6x,6yは調速機車、7
x,7yは張り車、8x,8yは周辺に等ピッチに穿た
れた細孔を持つ車、9x,9は光を車8x,8yに照射
しその反射光を検出するパルス発生器、10x,10y
はパルス発生器9x,9yからのパルスを計数してかこ
X,Yの現在位置を知る現在値計数器であつてかごX,
Yが上昇するときは累加し、下降するときは累減する。
11はかごX,Yの現在値計数器10x,10yの出力
の差を演算し、相対距離を計算する減算器、12は減算
器11の出力の絶対値を演算する絶対値回路、13は絶
対値回路12の出力をV。て割る除算器、14は減算器
であつて、ちはかごAが出発した時からの時間であり、
時間ちから除算器13の出力を減算する。15は減算器
14の出力が−e〜+eの間にあるときは出力がOとな
り、−eよりも小または+eよりも大のときは出力r1
ョを発生する不感帯回路、16はかごXの走行距離の絶
対値信号、17はかごYの走行距離の絶対値信号であり
、これらはそれぞれ管理回路(図示しない)から発生さ
れる。
18,19は判定回路であつて、絶対値信号16または
17がyへよりも大きいときは出力Rl,を発生する。
A2OはNANDゲート、21は0Rゲートである。
0Rゲート21の出力は出発指令となり管理回路へ与え
られ、出力ROJのときはかごYの出発は阻止される。
今、かごXとかごYの位置および時間の関係は第1図に
示すとおりであるとする。すなわち、かごXは先発かご
、かごYはかごXが出発した時点では停止かごであると
する。パルス発生器10xはかごXの位置を計数する。
一方かごYは停止しているから、パルス発生器10yの
出力は零である。減算器11で演算されたかごX,Yの
相対距離は、絶対値回路で絶対値に直され、除算器13
で?(式◎)が演算される。減算器14ではち一?が演
算される。この値が−e〜+eの範囲外にあれば、換言
すれだかごXとかごYが風音を発生しない程度に離れて
いれば不感帯回路15の出力はRlJとなり、0Rゲー
ト21の出力も1しとなつたかごYに出発指令が与えら
れる。しかし、上記値が−e〜+eの範囲内にあれば、
換言すればかごXとかごYの相対距離が、風音を発生す
る恐れがある程度に近付いていれば不感帯回路15の出
力ROJとなる。そして、判定回路18,19の出力が
ともに、Rlj.すなわちかごX,Yとも呼びのある階
までの距離の絶対値が、それぞれの定格速度で走行しな
ければならない程度に遠ければ、NANDゲート20の
出力はROJとなり、結果0Rゲート21の出力もRO
Jとなつて、かごYの出発は阻止される。しかし、不感
帯回路15の出力がROJでも、かごX,Yの一方のか
ごから呼びのある階までの距離の絶対値が定格速度で走
行しなくてもよい程度に近ければ、NANDゲート20
の出力はRlJとなり、かごYには出発指令が与えられ
る。このように、かごXおよびYが相互に、風音を発生
する程度に近付いていても、それらの走行速度によつて
は大きな騒音が発生しないことを考慮に入れて、不必要
にかごX又はYの出発を阻止しないようにし、運転効率
の低下をできるだけ防止するようにしている。
しかも、各かごの走行距離により、出発阻止の可否を判
断しているため、こ・れからのかごの走行状況を正確に
把握でき真に必要な時のみ出発阻止を行なえるものであ
る。なお、一般に超高速エレベータでは、急行区間内に
含まれる階には就役せず、その上方階に就役するかごと
、急行区間内に含まれる階に就役する・かごとに分けら
れる。この後者のかごは定格速度が出ないのが普通であ
る。したがつて、かごX,Yが並行して走行することを
防止する条件式@[有]は、単に急行区間を走行すると
いう条件に変えてもよい。ノ 第4図はこの発明の他の
実施例を示す。
図中、22x,22yはそれぞれ電動機1x,1yによ
り駆動されたかごX,Yの速度に対応する速度信号を発
する速度計用発電機、23は上記速度信号を比較し、か
ごX,Yの相対速度が零のとき出力力ば0.Jとなり、
それ以外のとき出力がRLとなる比較器である。したが
つて、0Rゲート21は、かごX,Yの相対速度が零と
なるか、相対距離が−e〜+e依内のとき出力がROJ
となるので、この出力によつてかごXまたはかごYの速
度を若干下げたり、最寄り階に停止させたりする。
これは簡単であるので詳細説明は省略する。上記各実施
例では、かごX,Yが同一方向に走行する場合のみこの
並行走行を防止させるという点は当然であるので説明は
省略した。
また、まれにではあるが、同一昇降路内に定格速度の若
干異なるエレベータが並設されることがある。
このとき、高速側のかごが低速側のかごを追い越すとき
、やはり大きな風音が生じる。そこで、追い越されると
分かつているときは、低速側のかごの速度を若干下げて
、早く追い越されるようにするとよい。このときの条件
は、 ア かごX,Yのいずれもが定格速度で走行しているこ
と。
イ かごX,Yの相対位置にある値以下になつたこと。
の両者が満たされた場合であり、このとき低速側のかご
の速度を下げる。第5図はその一実施例を示す。
図中、24はNANDゲート、25x,25yはそれぞ
れかごX,Yの速度が定格速度になつたとき出力RlJ
を発生する比較器、、26はインバータである。
インバータ26はかごX,Yの相対距離が−e〜+eの
範囲内にあるとき出力がROJとなり、上記範囲外にあ
るときRlJとなる。
したがつてインバータ26はかごX,Yの相対距離が上
記範囲内にあり、かつ比較器25x,25yの出力がと
もにRlJのとき、すなわちかごX,Yが互いに近付い
ており、かつともに定格速度で走行しているとき出力が
ROJとなる。この出力によりかごXまたはかごYの速
度を若干下げたり、最寄り階に停止させたりする。以上
説明したとおりこの発明では、同一昇降路に2台以上の
かごが配設されたとき、先発かごと停止かごの相対距離
から2台のかごが互いに並行ノして走行する条件を求め
、この条件が成立し、かつ双方のかごがともに長い距離
を走行するような状況にある時のみ停止かごの出発を阻
止し、上記条件が成立してもかごの少くともどちらか一
方が短い距離しか走行しないような時には出発阻止を行
わないようにし、また2台のかごの走行中の速度と相対
距離が所定条件内に入つたときは一方のかごの速度を下
げるようにしたので、2台のかごの並行走行に伴う風音
の増大を防止できるとともに、出発阻止の可否を正確に
判断できて不必要に出発阻止を行なわなくとも良くなり
、運転効率の低下を可及的に防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は2台のかこの時間対位置曲線図、第2図はエレ
ベータの加減速度の波形図、第3図はこの発明によるエ
レベータの制御装置の一実施例を示すブロック回路図、
第4図および第5図はこの発明の他の実施例を示すブロ
ック回路図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 同一昇降路内に複数台設置された同一定格速度のか
    ごを運転制御するものにおいて、先発かごと停止中のか
    ごの相対距離を演算する相対距離演算回路、この相対距
    離演算回路の出力と上記定格速度から上記かごが互いに
    並行して走行するに至る時間を演算する条件演算回路、
    及び上記条件演算回路の出力が所定範囲内にあり、かつ
    上記停止中および先発かごのそれぞれの走行距離が、い
    ずれも、定格速度で走行するような長さにある時上記停
    止かごの出発を阻止する一方、上記所定範囲内に各かご
    があつても、少くともどちらか一方のかごの走行距離が
    定格速度で走行しないような短さである時は上記停止か
    ごの出発阻止を行わない出発阻止回路を備えたことを特
    徴とするエレベータの制御装置。 2 同一昇降路内に複数台設置された同一定格速度のか
    ごを運転制御するものにおいて、同方向へ走行中の2台
    のかごの相対距離を演算する相対距離演算回路、上記か
    ごのそれぞれの速度が互いに等しいことを検出する速度
    検出回路、上記相対距離演算回路の出力が所定範囲内に
    ありかつ上記速度検出回路が動作しているとき動作する
    条件演算回路、及び上記条件演算回路の動作により上記
    2台のかごの内一方のかごの速度を上記定格速度よりも
    低下させる速度制御回路を備えたことを特徴とするエレ
    ベータの制御装置。 3 同一昇降路内に複数台設置された異なる定格速度の
    かごを運転制御するものにおいて、同方向へ走行中の2
    台のかごの相対距離を演算する相対距離演算回路、上記
    かごがそれぞれの定格速度で走行していることを検出す
    る速度検出回路、上記相対距離演算回路の出力が所定範
    囲内にありかつ上記速度検出回路が動作しているとき動
    作する条件演算回路、及び上記条件演算回路の動作によ
    り上記2台のかごの内上記定格速度の低い方のかごの速
    度をその定格速度よりも更に低下させる速度制御回路を
    備えたことを特徴とするエレベータの制御装置。
JP51147287A 1976-12-08 1976-12-08 エレベ−タの制御装置 Expired JPS6052066B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51147287A JPS6052066B2 (ja) 1976-12-08 1976-12-08 エレベ−タの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51147287A JPS6052066B2 (ja) 1976-12-08 1976-12-08 エレベ−タの制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5373754A JPS5373754A (en) 1978-06-30
JPS6052066B2 true JPS6052066B2 (ja) 1985-11-16

Family

ID=15426778

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51147287A Expired JPS6052066B2 (ja) 1976-12-08 1976-12-08 エレベ−タの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6052066B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56103071A (en) * 1980-01-19 1981-08-17 Mitsubishi Electric Corp Controller for elevator
JPS61166475A (ja) * 1984-07-25 1986-07-28 フジテツク株式会社 エレベ−タの制御装置
JPH02129371U (ja) * 1990-04-06 1990-10-25
JPH04313571A (ja) * 1991-04-12 1992-11-05 Mitsubishi Electric Corp エレベータ制御方法
JP6278853B2 (ja) * 2014-07-01 2018-02-14 株式会社日立製作所 エレベータの制御システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5373754A (en) 1978-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09267977A (ja) エレベータの制御装置
JPH04361960A (ja) 自走式エレベータの制御装置
JPS6246477B2 (ja)
JPS6052066B2 (ja) エレベ−タの制御装置
WO2004028947A1 (ja) エレベーター安全システム
JP5554336B2 (ja) エレベータの制御装置
KR900006930B1 (ko) 엘리베이터의 속도지령방법 및 그 장치
JP2006240798A (ja) エレベータの制御方法
JP4732578B2 (ja) エレベーターの制御装置
JPWO2004031064A1 (ja) エレベーターシステム
JP2011105488A (ja) エレベーターの制御装置
JPH0967071A (ja) エレベータの異常時運転装置
WO2015033386A1 (ja) エレベータ制御装置
JP5224737B2 (ja) マルチかごエレベーターの制御装置
JP7204700B2 (ja) 巻胴式エレベータの制御装置
CN104787629B (zh) 别墅电梯控制方法和系统
JPS6154714B2 (ja)
JP2012188236A (ja) 乗客コンベア
JP6278853B2 (ja) エレベータの制御システム
JPH05155553A (ja) エレベータの速度監視装置
JPS6326078B2 (ja)
JPH09240935A (ja) 交流エレベータの制御装置
JP7332058B2 (ja) マルチカーエレベーター
JPS6223711B2 (ja)
JP3599585B2 (ja) エスカレータ装置