JPS6052056B2 - 巻径検出装置 - Google Patents

巻径検出装置

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JPS6052056B2
JPS6052056B2 JP7590080A JP7590080A JPS6052056B2 JP S6052056 B2 JPS6052056 B2 JP S6052056B2 JP 7590080 A JP7590080 A JP 7590080A JP 7590080 A JP7590080 A JP 7590080A JP S6052056 B2 JPS6052056 B2 JP S6052056B2
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diameter
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  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Replacement Of Web Rolls (AREA)
  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は巻径検出装置、特に、ウェブ等の巻出装置に
おいて、連続的にウェブを添接し巻出しを行なう場合の
添接時期の検出を行なうための巻径検出装置に関するも
のてある。
従来の巻出装置、特に、添接装置の一例を示すと、添
付図面第1図に示すとおりであつて、図において、符号
1は現在巻出し中の現巻出しリール(以下、「オールド
リール」という)、2はオールドリール1が所定の巻径
値まて巻出しが進行した段階で添接してオールドリール
1と取り替え巻出しする新巻出しリール(以下、「ニュ
ーリール」という)、3はオールドリール1の1回転に
対して1パルス信号を発生する第2信号発生機器てある
第2パルスゼネレータ、4はニューリール2の1回転に
対して1パルス信号を発生する第3信号発生機器である
第3パルスゼネレータ、5はニューリール2のウェブの
先端に、両面接着テープをはることによつて走行中のウ
ェブに添接すること゜ができるように、設けられている
糊位置であつて、第3パルスゼネレータ4のパルスの立
上がり位置より適当に離した位置に、作業者が任意に定
めることができる。
次に6はオールドリール1及びニューリール2を両端に
回転自由に支承すると共にその中央部で旋回可能に支持
されているターレツトアーム60を、ウェブの最適添接
位置まで旋回し停止させるインダクシヨンモータ、7は
加速ころ8を介してニューリール2を駆動すると共に走
行中のウェブの走行速度にニューリール2の周速を同調
させる直流電動機、9は添接に際して走行中のウェブを
ニューリール2に押し当てるためのブラシ、10は添接
完了後オールドリール1から巻出し中のウェブを切断す
るカッタ、11はウェブの走行速度に同調して回転する
速度基準ローラ、12は速度基準ローラ11に連結され
、速度基準ローラ11の1回転に対して200パルスの
パルス信号を発生する第1信号発生機器である第1パル
スゼネレータ、13は従来の巻径検出装置、14はウェ
ブの添接が完了した時に図示されていない制御盤により
発信されるマスターリセット信号であつて、このマスタ
ーリセット信号14の発信により、巻径検出装置13は
その動作内容のすべてを一掃され、巻径検出装置13を
初期状態にリセットする。また、15は図示されていな
い制御盤より、ウェブの添接準備が完了し、ニューリー
ル2の周速がウェブの走行速度と同期した時に発信され
る用意完了信号、16は予備径信号出力、17は糊位置
信号出力、18は最終径信号出力、19は予備径設定器
、20は最終径設定器てあつて、21はウェブを示して
いる。従来の添接装置は以上のように構成されているが
、次にその動作について説明する。
巻径検出装置13は第2パルスゼネレータ3の発信パル
ス間隔中に、第1パルスゼネレータ12の発する発信パ
ルス数を計測する方法によつてオールドリール1の巻径
を検出するように構成されたものであつて、これは既に
公知の装置である。
また、この巻径検出装置13は、予備径設定器19及び
最終径設定器20を有しており、検出した巻径が予備径
設定器19の設定値以下になると、予備径信号出力16
を発信する。また、同様に、最終径設定器20の設定値
以下になると、最終径信号出力18を発信するようにな
つている。このように巻径検出装置13は構成されてお
り、従つて、通常、予備径信号出力16が発せられると
、図示されていない制御盤の作動により、インダクシヨ
ンモータ6が付勢されてターレツトアームを回動し、ウ
ェブ21の添接を行なう位置・で停止する。次に直流電
動機7が図示されていない制御盤からの指令により付勢
され、加速ころ8を介してニューリール5を加速し、ニ
ューリール2の周速とウェブ21の走行速度とを同調さ
せるが、この状態において、図示されていない制御盤に
より用意完了信号15が入力される。次いで、巻径検出
装置13は、用意完了信号15を受け、第3パルスゼネ
レータ4から発信される糊位置信号に応じて糊位置信号
出力17を出力する。
このような状態になると、図示されていない制御盤は、
糊位置信号出力17と最終径信号出力18との論理積に
基づいて、ブラシ9を作動させ、オールドリール1から
巻出し中のウェブ21ノをニューリール2に押し付ける
。この場合、ニューリール2には、両面接着テープがは
つてある糊位置5があり、従つて、ニューリール2が1
回転する間に、糊位置5は走行中のオールドリール1か
ら巻出し中のウェブ21に接着し、ここに始め・て、ウ
ェブ21のニューリール2からの巻出しが始まる。この
ように、ニューリール2からウェブ21の巻出しが始ま
つた後、所定長さだけウェブの巻出した時点で、カッタ
10が作動して、オールドリール゛1から巻き出してい
るウェブ21を切”断し、走行中のウェブ21は専らニ
ューリール2からの巻出しとなり、添接を終了する。こ
れらの動作は、既に多くの輪転印刷機の巻出部て実施さ
れているものであり、従つて、ここでは特に詳細な説明
は省略する。このように、従来の巻径検出装置は、予備
径設定器19及び最終径設定器20を有し、巻径検出装
置の図示されていない巻径検出置と予備径設定器19の
設定値とを対比して巻径検出値が予備径設定器と同値か
又はそれより小さくなつた場合には、予備径信号出力1
6を発し、ターレツトアーム60を旋回して添接準備を
始める。
次いで、上記と同様にして検出された巻径検出値が最終
径設定器20の設定値と同値は又はそれより小さくなつ
た場合においては、最終径信号出力18を発し、前述の
用意完了信号15との論理積に基づいて、ブラシ9を作
動させ、ウェブ21の添接を行なうという動作をするも
のである。
当然のことであるが、予備径設定器19の設定値は、最
終径設定器20の設定値よりも大きな値が設定される。
これは、予備径信号出力16が発せられ、添接の準備を
開始し、次いで、用意完了信号15を巻径検出装置13
が入力するまての、いわゆる、添接準備期間中に、オー
ルドリール1からウェブ21が巻き出され、従つて、オ
ールドリール1の巻径が減少し、用意完了信号15を受
けた時に、最終径設定器20の設定値にオールドリール
1の巻径がほぼ等しくなるようにするためである。しか
るに、例えば、予備径設定器19の設定値が最終径設定
器20の設定値に対して、あまりにも大きく設定された
場合には、予備径信号16が発せられ添接準備が完了し
用意完了信号15を受けてもなお、最終径信号出力18
が巻径検出装置13により発せられるまでに相当の持ち
時間経過が存在するために、その持ち時間経過中は、ニ
ューリール2は直流電動機7によつて連続的に空転を強
いられることになる。
この空転時間が長い場合には、ニューリール2の外周部
は巻き状態が崩れる場合があり、あるいは又、糊位置5
に添付した両面接着テープがはがれてしまうという事態
が発生する。このような状態になると、オールドリール
1からニューリール2への添接作業は完全に不可能とな
り、従つて、輪転機全体(図示されていない)を停止し
なければならないというダウンの状態が発生する欠点を
、従来装置は有していた。また、例えば、輪転機全体の
運転速度、すなわち、ウェブの走行速度を変更した場合
には、添接準備時間中に送出するウェブの量、すなわち
、オールドリール1の巻径の減少割合が変化するが、こ
れは一般に、オペレータが予備径設定器19の設定値を
変更調節し、絶えず、ニューリール2の空転時間が長く
ならないように、注意する必要があり、従つて、この精
緻な作業と、この作業を遂行する高度の熟練度を有する
オペレータの確保とを必要とするという欠点もまた有し
ている。
更に他の問題点としては、ウェブの走行速度に変更はな
く、一定であつても、輪転機によつて印刷加工されるウ
ェブの厚さが変化した場合においても、添接準備時間中
に、オールドリール1の巻径の減少割合いが変化して添
接準備期間中に最終径設定器20の設定値を割り込んだ
り、あるいは又、空転時間が長くなるために、絶えず、
これを調節変更する等、輪転機速度の変更の場合と同様
の不都合が生ずるという欠点もある。更にまた、従来装
置における最大の欠点としては、オールドリール1の巻
出作業が進行し、その巻径値が最終径設定器19の設定
値の近辺にある場合には、輪転印刷機の運転速度の変更
はできないということである。
これは、例えば、運転速度をより高速側に変更するとき
、その直前又は直後に予備径信号出力16が発せられた
場合には、添接準備時間中にウェブがオールドリール1
から完全に巻き出され、用意完了信号15を受ける以前
にオールドリール1のウェブが無くなり、添接不可能と
なるためであつて、その結果、輪転機全体を停止し、ダ
ウン状態となる欠点を有している。このように、従来装
置においては、予備径設定器19及び最終径設定器20
を有し、両者間の設定値をオペレータが常時考え調節設
定する方式であるために、ウェブの走行速度及び厚さ並
びに添接準備時間を絶えず監視して調節する必要があり
、オペレータには、これらの監視、調節を遂行し得る熟
練度を必要とし、また特に、速度変更に際しては、その
都度、オールドリール1の巻径状態を確認しなければな
らず、きわめて運転操作は繁雑であり、更に間違えばダ
ウン状態に至りかねないという欠点を有している。本発
明は、このような従来装置における欠点を除去してニュ
ーリールの空転時間を最適に制御する巻径検出装置を得
ることを、その目的とするものであつて、この目的を達
成するために、ウェブの走行速度に比例した指数又は量
の信号を発生する第1信号発生機器と、現在巻出し中の
現巻出しリールであるオールドリールの回転数に比例し
た指数又は量の信号を発生する第2信号発生機器と、現
巻出しリールに代わつて新しくウェブが巻・き出す新巻
出しリールであるニューリールの回転数に比例した指数
又は量の信号を発生する第3信号発生機器と、ウェブの
走行速度の減速信号と、第2信号発生機器の単位信号間
隔中における第1信号発生機器の発信信号数又は量を計
測し現巻出・しリールの巻径に比例した計数値を出力す
る第1計算装置と、第3信号発生機器の発信信号数を計
測し新巻出しリールの回転量に比例した計数値を出力す
る第2計算装置と、最終径設定器と、第2計算装置の所
定計数期間中に減少した現巻出しリノールの巻径値より
ウェブの厚さを測定し、ウェブの走行速度とあらかじめ
定めた添接準備時間とにより自動的に予備径設定値を演
算する計数制御装置とを備えたことを特徴とするもので
ある。
以下、本発明をその一実施例を示す添付図面第2図に基
づいて説明する。図において、オールドリール1、ニュ
ーリール2、第2パルスゼネレータ3、第3パルスゼネ
レータ4、糊位置5、インダクシヨンモータ6、直流電
動機7、加速ころ8、ブラシ9、カッタ10、速度基準
ローラ11、及び第1パルスゼネレータ12は、第1図
に示した従来装置に用いられるものと同様のものであり
、また、マスタリセット信号14、用意完了信号15、
予備径信号出力16、糊位置信号出力17、最終径信号
出力18、及び最終径設定器も従来装置と同様である。
これらの外、本発明装置には、本発明による巻径検出装
置25が設けられると共に、減速信号入力26が入力さ
れる。この巻径検出装置25には、入出力ボート、RO
M,RAMを有するマイクロコンピュータ30、オール
ドリール1の回転量を計数する第1計算装置である第1
カウンタ31、第1パルスゼネレータ12の発信パルス
を計数する第2計算装置である第2カウンタ32、AN
Dゲート34のゲート開閉を行なうワンシヨツトマルニ
チパイプレータ33、用意完了信号15により開閉が行
なわれる、ANDゲート35、並びに、第2及び第3パ
ルスゼネレータからの出力信号を巻径検出装置25に入
力するためのスイッチ36が設けられており、また、最
終径設定器20もこれ冫に有している。本発明はこのよ
うに構成されるが、次にその動作について説明する。
まず、マイクロコンピュータ30は入出口ボートを通じ
て外部装置、すなわち、最終径設定器230、第1及び
第2カウンタ31及び32、並びにワンショットマルチ
バイブレータ33を監視しながら、次の処理を行なうよ
うにプログラムされている。
その1最終径設定器20の設定値を入力する。
5その2 ウェブの厚さを測定する。
ウェブの厚さは次のようにして測定する。
すなわち、第2パルスゼネレータ3はオールドリール1
の1回転に対して1パルスの信号を発生する。従つて、
第1カウンタ31はオールドリ4ール1の回転量を計数
していることになる。このために、第1カウンタ31を
リセットした時のオールドリール1の巻径を直径Dlw
l.とし、所定回転量、例えば、N回転してウェブを送
出した時の巻径を直径D2?とすると、そのときのウェ
ブの厚さは次式で簡単に計算することができる。。すな
わち、その3巻径を検出する。
ワンショットマルチバイブレータ33は、ANDゲート
34の開閉を行ない、第1パルスゼネレータ12のパル
スを第2カウンタ32に伝達する際の制御を行なう。
すなわち、ANDゲート34が開いていれば、第1パル
スゼネレータ12のパルスは、第2カウンタ32で計数
される。次にワンショットマルチバイブレータ33が信
号を発した時、すなわち、ANDゲート34を閉じた時
、マイクロコンピュータ30にANDゲート34を閉じ
た信号を同時に与える。これにより、マイクロコンピュ
ータ30は、第2カウンタ32の出力データを続み込み
、第2カウンタ32をリセットする信号を発する。この
ような構成による第2カウンタ32の計数値は、オール
ドリール1の巻径値を示すことは、前述のとおり公知で
あるので、ここではその詳細な説明を省略する。すなわ
ち、マイクロコンピュータ30は、第2カウンタ32の
計数値を続み込むことにより、容易にオールドリール1
の巻径を検出することができる。εの4 ウェブの走行
速度を検出する。
ウェブの走行速度は第1パルスゼネレータ12のパルス
周波数に比例する。
従つて第1のパルスゼネレータ12の発生パルスを所定
時間計数すれば、ウェブの走行速度を検出することがで
きる。本発明による巻径検出装置では、第2カウンタ3
2の計数値を次の方法で読み込むことにより、ウェブの
走行速度を検出している。
すなわち、ANDゲート34が開いてから閉じるまでの
時間内において、所定のタイマー時間を決定し、マイク
ロコンピュータ30にプログラムしておく。マイクロコ
ンピュータ30は、ANDゲート34が開いてから前記
のタイマー時間を起算し、タイマー時間を経過した時点
で第1パルスゼネレータ12の発信パルスの論理状態を
確認する。これは、マイクロコンピュータ30が第2カ
ウンタ32の出力データを読み込むための動作時間中に
、第2カウンタ32の出力データが変化しない状態であ
ることを確認するためである。この確認の結果が読み込
み可であれば、マイクロコンピュータ30は第2カウン
タ32の出力データを読み込む。このデータがウェブの
速度を表わすことは前記したとおりである。のときはA
NDゲート34を開いたままであるので、第2カウンタ
32は継続して、第1パルスゼネレータ12の発信パル
スを計測している。この状態が継続された後、ワンショ
ットバイブレータ33よりの信号によりANDゲート3
4が閉じると、前記のとおり、第2カウンタ32のデー
タは、オールドリール1の巻径値として、マイクロコン
ピュータ30に読み込まれる。すなわち、第2カウンタ
32の計数値は、ウェブ速度の検出及び巻径の検出の双
方に使用されていることになる。
その5減速かどうかの判断をし、走行速度を計算する。
減速信号入力26に減速信号があると、前記その4にお
いて記述した第2カウンタ32の速度検出値は、そのま
ま、ウェブの走行速度とするが、減速信号26に減速信
号がない場合、すなわち、一定速運転中、又は、増速中
には、カウンタ32の速度検出値はそのまま使用せず、
次に示すとおりの補正をした値を、ウェブの走行速度と
する。すなわち、ただし、Vc:補正後の走行速度 V2:V1+(添接準備時間中の加速速
度) V1:ウエブの走行速度 α:単位時間当りの増速率 t:添接準備期間 その6予備径設定値の計算を行なう。
本発明による巻径検出装置は、最終径設定値20、添接
準備時間、ウェブの走行速度及びウェブの厚さを考慮し
、次の方法で自動的に予備径設定値を計算する。
すなわち、〔減速中の場合〕 予備径設定値(7WL) 〔一定速又は増速中の場合〕 ただし、V1:ウエブの走行速度(771./分)
■c:ウエブの補正後の走行速度 (7n
/分) t:添接準備時間(秒) T:ウエブの厚さ(TO!t) DO:最終径設定値(直径7wt) マイクロコンピュータ30のプログラムは上記のとおり
であるが、上記の動作説明を順を追つて説すると、次の
とおりである。
まず、巻径検出装置25のマスターリセット信号14が
解除されると、マイクロコンピュータ30が作動を開始
し、入出口ボート、外部のカウンタ等を初期化(リセッ
ト)する。
次に、第2カウンタ32は前記のとおり、オールドリー
ル1の1回転ごとにワンショットマルチバイブレータ3
3及びANDゲート34の作用により、第1パルスゼネ
レータ12の発信パルスを計数する。
この第2カウンタ32の計数パルスはマイクロコンピュ
ータ30により、ウェブの走行速度及びオールドリール
1の巻径値として読み込まれる。また、第1カウンタ3
1は、輪転機の運転の初期において、マイクロコンピュ
ータ30により、リセットされ、その時点のオールドリ
ール1の巻径値をマイクロコンピュータ30に読み込ま
れる。
次に、オールドリール1が所定数回転し、第1カウンタ
31に計数される値が所定値に達すると、マイクロコン
ピュータ30は、その時点のオールドリール1の巻径値
を読み込み、前述の方法でウェブの厚さを算出する。
なお、このウェブの厚さの測定は、オールドリール1の
1回の巻出しに対して1回行なうようにされている。ウ
ェブの速度及びオールドリール1の巻径値は、オールド
リール1が1回転するごとに、測定されており、これら
の測定値を基にし、更に、減速有無の状態を確認した後
、前記のとおり、予備径設定値が計算されている。
従つて、ウェブの走行速度、ウェブの厚さがいかに変化
しても、マイクロコンピュータ30は絶えず予備径設定
値を計算、更新しており、オールドリール1の巻径値が
予備径設定値の計算値以下になつた時点で、適切に、予
備径信号出力16を出力することができる。用意完了信
号15は、ANDゲート35のゲートを開き、ニューリ
ール2の回転状態、すなわち、糊位置5の位置信号を、
従来装置と同様に、糊位置信号出力17に出力するよう
に作用する。
また、オールドリール1の巻径値が最終径設定器20の
設定値以下になると、マイクロコンピュータ30は最終
径信号出力18を発し、ブラシ9を作動させて、従来装
置と同様に、ニューリール2のウェブを、オールドリー
ル1の走行中のウェブに添接する。次に、図示されてい
ない制御装置により、カッタ10がオールドリール1の
ウェブを切断し、添接作業が終了する。
通常、このようにカッタ10が作動してオールドリール
1のウェブを切断する動作と同時に、スイッチ36は反
転して、ニューリール2側の巻径値を継続して測定し、
これまでと同様の検出が行なわれる。
すなわち、添接作業が終了すると、以前のオールドリー
ル1は満巻の新しい巻出しリールと取り替えられてター
レツトアーム60の一端の軸上に取り付けられると共に
、ターレツトアーム60が反転することにより、従来の
ニューリール2はオールドリール1の位置にきてオール
ドリール1となり、また、従来のオールドリール1と.
取り替えられた新巻出しリールは従来のニューリール2
の位置にきてニューリール2となる。なお、添接作業の
終了と共に、加速ころ8は、図示されていないエヤーシ
リンダ等の駆動装置によ,つて、ウェブの表面から離脱
され、直流電動機.7も停止する。なお、上記実施例に
おいては、各部の回転の検出にパルスゼネレータを使用
した例によつて説明したが、特に、デジタル機器に限定
されるものではなく、例えば、指速発電機等で置き替え
てもよ・く、また、第2カウンタ32はアナログ割算器
等を使用してもよい。
また、ウェブの速度を検出するために、専用の発電機を
使用しても同様の効果を奏することができ、更に、マイ
クロコンピュータ30も、特にマイクロコンピュータに
限定するものではなく、専用のLSI又は一般にコンピ
ュータとカウンタ及びゲート類との組み合わせによつて
製作された計算制御機器によつても同様の効果を奏する
ことができる。このように、本発明によると、予備径設
定器19を廃止し、マイクロコンピュータによつて、ウ
ノエブの厚さの測定、及び、ウェブ走行速度の検出を行
ない、添接準備時間と最終径設定値の入力データ、及び
、減速、増速の状態を判断加味し、自動的に最適な予備
径設定値を算出し、オールドリールの巻径値と比較対処
するようにしたために、ニューリールの空転時間を最適
に制御することができ、従つて、糊位置のはがれやニュ
ーリール外周部の崩れを防止することができる効果を有
している。
また、従来装置に比べて設定部が減つたために、操作が
非常に明解になると共に、特に顕著な効果として、減速
信号入力26の信号の有無により、ウェブの走行速度を
補正計算することによつて、予備径信号出力16が出力
される直前又は直後にオペレータが運転速度を変更した
場合にあつても、添接失敗が生じないようになつた大き
な効果を本発明は有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の巻径検出装置と輪転機の巻出部との系統
説明図、第2図は本発明の巻径検出装置の一実施例と輪
転機の巻出部との系統説明図てある。 1・・・・・・現巻出しリール(オールドリール)、2
・・・・新巻出しリール(ニューリール)、3・・・・
・・第2信号発生機器(第2パルスゼネレータ)、4・
・・・・・第3信号発生機器(第3パルスゼネレータ)
、12・・・・・・第1信号発生機器(第1パルスゼネ
レータ)、19・・・・・・予備径設定器、20・・・
・・・最終径設定器、21・・・・・・ウェブ、25・
・・・・巻径検出装置、26・・・・・・減速信号入力
、30・・・・・・計算制御装置(マイクロコンピュー
タ)、31・・・・・・第1計算装置(第1カウンタ)
、32・・・・・・第2計算装置(第2カウンタ)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ウェブを巻出し運転する巻出機において、ウェブの
    走行速度に比例した指数又は量の信号を発生する第1信
    号発生機器と、現在巻出し中の現巻出しリールの回転数
    に比例した指数又は量の信号を発生する第2信号発生機
    器と、現巻出しリールに代わつて新しくウェブを巻き出
    す新巻出しリールの回転数に比例した指数又は量の信号
    を発生する第3信号発生機器と、ウェブの走行速度の減
    速信号と、第2信号発生機器の単位信号間隔中における
    第1信号発生機器の発信信号数又は量を計測し現巻出し
    リールの巻径に比例した計数値を出力する第1計算装置
    と、第3信号発生機器の発信信号数を計測し新巻出しリ
    ールの回転量に比例した計数値を出力する第2計算装置
    と、最終径設定器と、第2計算装置の所定計数期間中に
    減少した現巻出しリールの巻径値よりウェブの厚さを測
    定し、ウェブの走行速度とあらかじめ定めた添接準備時
    間とにより自動的に予備径設定値を演算する計算制御装
    置とを備えたことを特徴とする巻径検出装置。 2 第1、第2及び第3信号発生機器が、それぞれ、第
    1、第2及び第3パルスゼネレータであり、また、第1
    及び第2計算装置の出力端が、それぞれ、第1及び第2
    カウンタであり、更に、計算制御装置がマイクロコンピ
    ュータである特許請求の範囲第1項記載の巻径検出装置
JP7590080A 1980-06-04 1980-06-04 巻径検出装置 Expired JPS6052056B2 (ja)

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JPS571903A JPS571903A (en) 1982-01-07
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JPH01218065A (ja) * 1988-02-26 1989-08-31 Fuji Electric Co Ltd ゲートターンオフサイリスタ

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