JPS6051966B2 - 剪断用丸刃およびその製造方法 - Google Patents

剪断用丸刃およびその製造方法

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JPS6051966B2
JPS6051966B2 JP17579182A JP17579182A JPS6051966B2 JP S6051966 B2 JPS6051966 B2 JP S6051966B2 JP 17579182 A JP17579182 A JP 17579182A JP 17579182 A JP17579182 A JP 17579182A JP S6051966 B2 JPS6051966 B2 JP S6051966B2
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JP
Japan
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blade
metal
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shearing
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JP17579182A
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JPS5969209A (ja
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奉夫 渡辺
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TOYO KNIFE
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TOYO KNIFE
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P15/00Making specific metal objects by operations not covered by a single other subclass or a group in this subclass
    • B23P15/28Making specific metal objects by operations not covered by a single other subclass or a group in this subclass cutting tools
    • B23P15/40Making specific metal objects by operations not covered by a single other subclass or a group in this subclass cutting tools shearing tools

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Shearing Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は剪断用大刀およびその製造方法に関する。
近年、高張力鋼や厚鋼板の剪断にも剪断用大刀が使用
されるようになり、剪断用大刀の耐久性を確保するため
には、合金工具鋼などの高価な材料によつて剪断用大刀
を形成する必要が生じてきた。そこで第1図〜第4図に
示すように、外周部のみを合金工具鋼によつて形成した
剪断用大刀が提案され、剪断用大刀の製造原価を低減す
る試みが為されている。 第1図に示す剪断用大刀1で
は、円板状の台金 2の外周に、小径円筒面3と大径円
筒面4とを円環状面5によつて連結してなる階段状面を
形成し内周にこの階段状面に対応した階段状面を有する
円環状の刃金6を台金2の外周に嵌合し、円環状面5に
おいて台金2と刃金6とをろう付している。
ここに円筒面3、4においては、ろう付時の台金2と刃
金6との熱膨張差を吸収するために台金2と刃金6との
間に隙間が設けられ、この部分のろう付け不可能であつ
た。従つて台金2と刃金6との接着強度を充分高めるこ
とがてきなかつた。 第2図に示す剪断用大刀1では、
第1図におけるろう付にかえてリベット7を採用し、第
3図における剪断用大刀1では、第1図におけるろう付
にかえてボルト8を採用しているが、これらの構成は第
1図と同様の問題を有する。
また第2図の構成では台金2と刃金6との間にがたが生
じる可能性があり、第3図の構成ではボルト8の緩みが
生じるおそれがあつた。 第4図に示す剪断用大刀1で
は、円板状の台金2の一端部の外周にフランジ9を突設
し、他端部の外周には凹溝10を形成し、凹溝10には
フランジ9に対応した環状板11をボルト12によつて
固着し、フランジ9と環状板11とによつて円・環状の
刃金13を挾持してなり、刃金13は、台金2に挿通さ
れたピン14によつて回り止めが施されている。
このような構成においては、構成が極めて複雑であり、
製造原価が高価になるという問題があつた。この発明は
このような従来の問題点を解消すべく創案されたもので
、製造原価を抑えつつ台金に対して刃金を強固に固定し
得る剪断用丸刃を提供し、かつこの剪断用丸刃を能率的
に製造し得る製造方法を提供することを目的とする。
この発明に係る剪断用丸刃は、台金の外周および刃金の
内周をテーパ面とし、これらテーパ面を接合しつつ台金
外周に刃金を嵌合し、台金と刃金とをろう付したもので
あり、ろう付時における台金と刃金との熱膨張差を、相
互の軸方向移動によつて吸収するものである。
またこの発明に係る剪断用丸刃の製造方法は、台金と刃
金とのろう付時に、刃金の熱処理を同時に行うもので、
テーパ面の上径端を上にしつつ嵌合状態の台金と刃金と
を熱処理炉内におき、刃金熱処理温度が適正溶融温度で
あるろう材をテーパ面上端近傍に配置し、熱処理時にろ
う材を溶融してテーパ面間に浸透させるものである。
次にこの発明に係る剪断用丸刃の一実施例を図面に基づ
いて説明する。
第5図および第6図において、剪断用丸刃1は円板状の
台金2と略円板状の台金2と、円環状の刃金6とよりな
り、台金2は構造用鋼によつて、刃金6は合金工具銅に
よつて形成されている。
台金2の中央には駆動軸に嵌着するための貫通孔15が
穿設されている。台金2の外周にはテーパ面16が形成
され、刃金6の内周には、テーパ面16に対応したテー
パ面17が形成されている。刃金6は、テーパ面17を
テーパ面16に接合しつつ台金2の外周に嵌合され、刃
金6と台金2とは3テーパ面16,17においてろう付
されている。このように刃金6と台金2とをテーパ面1
6,17において嵌合させれば、ろう付時の熱膨張差は
、刃金6と台金2との相対的軸方向移動によつて吸収さ
れ、広い接着面積で刃金6を台金2にろ3う付し得る。
これによつて刃金6は強固に台金2に固着される。台金
2は刃金6よりも厚く形成され、台金2と刃金6との軸
方向相対移動が生じたときにも、常にテーパ面17の全
面がテーパ面16に接するようになつている。
41この発明に係る剪断用丸刃の製造に際して
は、次の工程を採用して、良好な結果が得られている。
i 台金2および刃金6をそれぞれ機械加工またはブレ
ス加工によつて製作する。
11台金2の外周に刃金6を嵌合し、テーパ面16,1
7の小径端が上になるように、嵌合状態の台金2と刃金
6とを熱処理炉内に挿入,配置する。
Ij刃金6の焼入れ温度が適正な溶融温度であるろう材
を、テーパ面16,17の上端に近接しつつ、刃金6上
に配列する。
Iv刃金6とともに、台金2およびろう材を刃金6の焼
入れ温度に加熱し、このときろう材を溶融してテーパ面
16,17間に浸透させる。
v刃金6の焼入れ温度まで加熱された嵌合状態の刃金6
および台金2を急冷して、刃金6を焼入れし、このとき
、テーパ面16,17間に浸透している溶融状態のろう
材を凝固させる。焼入れによるマルテンサイト変態によ
つて刃金6は膨張し、従つて焼入れ後には、刃金6は締
りばめで台金2に嵌合することになり、刃金6には圧縮
残留応力が生じることになる。この圧縮残留応力は、剪
断時に刃金6に加わる引張応力を相殺し、剪断用丸刃1
の強度を高めることになる。■ 焼入れされた刃金6と
この刃金6にろう付された台金2を、熱処理炉によつて
刃金6の焼戻し温度まで加熱し、除冷する。
このマルテンサイト変態はさらに進行し、前記圧縮応力
は一層高められる。前述のとおり、この発明に係る剪断
用丸刃は、台金の外周および刃金の内周をテーパ面とし
、これらテーパ面を接合しつつ台金外周に刃金を嵌合し
、台金と刃金とをろう付したものであり、ろう付時にお
ける台金と刃金との熱膨張差を、相互の油方向移動によ
つて?収するので広い面積で刃金を台金に接着でき、製
造原価を高めることなく、古金に対して刃金を強固に固
定し得る。
またこの発明に係る剪断用丸刃の製造方法は、う金と刃
金とのろう付時に、刃金の熱処理を同時こ行うもので、
テーパ面の上径端を上にしつつ嵌)状態の台金と刃金と
を熱処理炉内におき、刃金浪処理温度が適正溶融温度で
あるろう材をテーパm上端近傍に配置し、熱処理時にろ
う材を溶融しCテーパ面間に浸透させるので、熱処理と
ろう付ヒを同時に行い得る。
なおこの発明は前記実施例に限定されるものではなく、
合金工具鋼以外の材料よりなる刃金も採用できる。
また焼入れ以外の熱処理に際してろう材を溶融すること
も可能である。。さらに、この発明を剪断用丸刃以外の
複合環状体に応用し得ることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第4図は従来の剪断用丸刃を示す部分縦断面図
、第5図はこの発明に係る剪断用丸刃の一実施例を示す
斜視図、第6図は同実施例の縦断面図である。 1・・・・・剪断用丸刃、2・・・・・・台金、3・・
・・・・大径円筒面、4・・・・・・小径円筒面、5・
・・・・・円環状面、6・・・・・刃金、7・・・・・
・リベット、8・・・・・・ボルト、9・・・・フラン
ジ、10・・・・・・凹溝、11・・・・・・環状板、
12・・・・ボルト、14・・・・・ゼン、15・・・
・・・貫通孔、16,17・・・・・・テーパ面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外周がテーパ面とされた略円板状の台金と、前記テ
    ーパ面に対応したテーパ面が内周に形成され、このテー
    パ面を前記テーパ面に接合しつつ台金外周に嵌合された
    円環状の刃金と、よりなり前記台金と刃金がろう付され
    ている剪断用丸刃。 2 外周がテーパ面とされた略円板状の台金を形成し、
    前記テーパ面に対応したテーパ面が内周に形成された円
    環状の刃金を形成し、両テーパ面を接合しつつ台金外周
    に刃金を嵌合し、両テーパ面の小径端が上方に位置する
    ように嵌合状態の台金および刃金を熱処理炉内に配置し
    、刃金の熱処理温度が適正な溶融温度であるろう付材を
    前記両テーパ面の上端近傍に配置し、熱処理炉によつて
    前記刃金を熱処理すると同時にろう付材を溶融して前記
    両テーパ面間に浸透させる剪断用丸刃の製造方法。
JP17579182A 1982-10-06 1982-10-06 剪断用丸刃およびその製造方法 Expired JPS6051966B2 (ja)

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JPS5969209A JPS5969209A (ja) 1984-04-19
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ID=16002309

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JPS61262292A (ja) * 1985-05-15 1986-11-20 株式会社 日本ピスコ 管継手

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JPS5969209A (ja) 1984-04-19

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