JPS6051957B2 - ニツケル‐クロム溶加材 - Google Patents

ニツケル‐クロム溶加材

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JPS6051957B2
JPS6051957B2 JP51135121A JP13512176A JPS6051957B2 JP S6051957 B2 JPS6051957 B2 JP S6051957B2 JP 51135121 A JP51135121 A JP 51135121A JP 13512176 A JP13512176 A JP 13512176A JP S6051957 B2 JPS6051957 B2 JP S6051957B2
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    • B23K35/22Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by the composition or nature of the material
    • B23K35/24Selection of soldering or welding materials proper
    • B23K35/30Selection of soldering or welding materials proper with the principal constituent melting at less than 1550 degrees C
    • B23K35/3033Ni as the principal constituent
    • B23K35/304Ni as the principal constituent with Cr as the next major constituent
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
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    • C22C19/03Alloys based on nickel or cobalt based on nickel
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はニッケル−クロム溶接材料に関し、より詳し
くは50%Cr−50%Ni型合金の不活性ガスシール
ドアーク溶接用のニツケルークロムーチタ ーーL、、
− 一ーゝ−f、−ILΛ ^ lr−、1−一 −1
1−−一、 1−日日一レ る。
50%Cr−50%Ni合金は多年に亘り、初めに鋳
造用合金としてまたより最近には鍛錬用合金(woru
ghtalloy)、即ち、何らかの形式の機械加工、
例えば、圧延、引抜、鍛造、押出、プレスを受けた合金
で、鋳造金属と区別される合金として知られている。
50%Cr−49%Ni−1%Tiの再録変種、即ち、
鍛練用品種の出現によりこの種合金を用いることができ
る分野の数は増加した。
この成長とともに経済的な接合方法の必要が生じた。こ
れらの合金は既存の多数の市販溶接材料で容易に接合さ
れ得るが、しかしながら、これらの溶加材で作られた溶
接部の性質は一般に満足てはなく、それは溶接部の性質
が基材合金の性質よりも一劣るからである。50%Cr
−50%Ni合金は容易にワイヤ形状に製造できないけ
れども、特殊鋳造法により製造した正確に適合する組成
の溶加ワイヤで作つた溶接部は溶接割れを生ずる性質を
示す。
従つて、ワイヤ形状に製造できまた苛酷な制約をJ課せ
られる条件の下で健全な接手を生成するのに使用できる
溶接材料が必要である。そのような溶接部はまた適当な
強度及び耐食性を有さなければならない。今回健全な溶
接部が、50%Cr−50%Ni合金において特殊組成
の、鍛造ニツケルークロムーチタン溶加材を用いて作ら
れることができることが見出された。
特殊の溶加組成物は種々の形状、形態における50%C
r−50%ニッケル合金の不活性ガスシールドアーク溶
接に適しまた異種合金の溶接にも有用てある。本発明の
目的は50%Cr−50%Ni合金において健全な不活
性ガスシールドアーク溶接部を作るのに適する特殊な組
成の溶加材を提供することである。
本発明の他の目的は鍛線形態に容易に製造できる溶加材
を提供することである。
本発明のなお別の目的は健全な、丈夫な、延性があり、
耐食性の実質的に割れのない溶着金属を50%Cr−5
0%N1合金並びに異種の金属中に提供することである
他の目的及び利点は以下の記載から明らかになるであろ
う。
概説すれば本発明、重量で42〜46%のクロム、0.
1〜1.8%チタン、0.01〜0.1%の炭素、及び
残部、付随元素を別として、実質的ニッケルとともに含
有する不活性ガスシールドアーク溶加材を企図し、上記
合金はオーステトナイトのミクロ構造に特徴がある。
溶加材が0.3〜1%のチタンを含有すること及び炭素
含量が0.02〜1%の範囲内にあることが最適の熱間
及び冷間加工性並びに溶接性を提供するために好ましい
さらに、その合金はそれが酸素及び窒素をそれぞれ0.
05%以上含有しないように真空融解法によつて製造さ
れること及び同様に融解材料、つまり、最終合金を作る
ために融解される材料、特にクロム、の選択に注意し窒
素の不必要な捕捉を避けることが好ましい。高ニッケル
合金に対する標準的な脱酸の実施に通常関連する他の元
素はまた存在しても良いが、しかしながら、マンガン、
ケイ素及びアルミニウム含量はそれぞ−れ0.2%を超
えないこと及びマグネシウム含量は0.06%を超えな
いことが好ましく、それはこれらの元素が多量であると
溶接割れ又は高温特性の劣化を起すからである。合金の
クロム含量は必要な耐食性、高温強度及びワイヤ形態に
熱間及び冷間加工できる能力を与えるために42〜46
%の範囲内に維持すべきである。
46%以上のクロムを含有する合金は2300〜200
00F又はそれ以下で熱間加工できるけれども、しかし
ながら、好ましくない耳割れ傷、即ち、圧延または引抜
の際に発生する表面の割れを生ずる。
46%以上のクロムを含有する合金の冷間加工は室温で
、そのような合金が、特に合金が高チタaン含量を有す
るときに、2相、オーステナイト及びα−クロム、を含
有するので避けるべきである。
2相の存在は、正しくオーステナイトであるよりもむし
ろ熱間及び冷間加工中の割れの原因となるように思われ
る。
例えば、市販の、可鍛50%Cr−49%Ni−1%T
i合金において、合金が2相を含有するため試験量でも
ワイヤを製造するためには広範な焼なまし処理を用いる
ことが必要である。焼なまし熱処理は、精々約30%の
圧減(断面積を減少させること)を行なうことに、実施
され゜なければならない。このワイヤ製造法は工業的に
有用ではなくまたこの理由のみのために鍛練した実質的
に適合する組成の溶加材合金を利用することができない
。それ故、α−クロムのような第2相の存在を避けるこ
とが最も重要である。従つて、46%以下のクロムを含
有し、そして丁度オーステナイトを含有する合金は容易
に熱間及び冷間加工できまた表面割れ又は裂けを示さな
い。42%以下のクロムを含有する合金て作つた溶着金
属は、耐食性であるけれども、基材合金に適合するほど
腐蝕侵食に対し十分な抵抗を有さない。
さらに、そのような低クロム合金は50%Cr−50%
Ni基材合金によりも若干低い強度を有する。50%C
r−50%Ni合金の鋳造用及び可鍛変種、即ち、鍛練
用品種の間の主な差異は鍛練用合金中にチタンが存在す
ることである。
チタンはまた本発明の溶加材中に含有されるけれども溶
接割れに対する抵抗性を与えるためにより少量であるこ
とが好ましい。この元素は溶接プール脱酸に有益であり
また溶着金属内に第2相、α−クロム、を増進する作用
により健全な溶接を促進する。この点において、少量で
しかも有効な量、例えば0.1%、好ましくは0.3%
、が必要である。チタンの効果は十分には理解されてお
らずまた特定の理論に何ら拘束されることはないけれど
も、チタンはγ溶解度曲線を低クロム含量の方へ移動さ
せそれにより熱間及び冷間加工性に必要な単相構造を与
えるために一層高い溶体化温度が必要になると思われる
従つて、過度の量のチタン、例えば1%以上は、そして
特に46%に近づく量のクロムを含有する合金において
、オーステナイトマトリックス中に第2相、α−クロム
、が存在する原因となり、それが熱間加工及び冷間加工
のどちらの作業の間にも割れを生ずることができる。し
かしながら、本発明の鍛練溶加ワイヤで作,つた溶接部
中に、溶接組織中に存在する少量のαークロムを有する
ことが有益である。オーステナイトステンレス鋼のよう
に、この少量の第2相は溶接割れを免れるのを促進する
。溶着金属中に有利に形成するα−クロムは樹枝状晶間
及び粒間の位置にチタンが偏析することに関連すると思
われる。これらの位置におけるチタンの濃度は溶接割れ
のうけ易さを実際上制限するのに役立つ溶着金属内のα
−クロムの有益な形成を生ずる働きをすると思われる。
腐蝕試験はチタンが腐蝕速度を低下させるのにクロムよ
りも一層有効であることを示した。
この付加的理由のためチタンは溶加材合金中に必要であ
る。0.01%又は0.02%でもの最低炭素含量が鍛
練用合金における適当な冷間加工性を与えるのに望まし
い。
この少量よりも少ない合金は冷間圧延中の耳割れ傷及ひ
引抜作業中の引張破損を起こし易い。0.1%の上限は
チタン及びクロムの炭化物が過度に形成されるのを避け
るために望ましい、炭化チタンの形成は溶加材の有効チ
タン含量を低下させる作用をなすことができそれにより
溶接部の健全性の特性に悪い影響を与える作用をする。
従つて、本発明によれば、チタンは遊離のチタンであり
、高炭素を含有する合金は比例してより高いチタンを含
有すべきである。チタン含量は好ましくは合金の炭素含
量の少なくとも約6倍であるべきである。同様に炭化ク
ロムの形成は結晶粒界でクロム不足を起しそして腐蝕侵
食を受け易くする。同様に溶加材合金の窒素含量が窒化
クロムの形成を防ぐために制御することが望ましい。
これは低窒素装てん材料の選択と真空下の融解によつて
行なうことができる。溶加材中の窒素含量を0.08%
以下、好ましくは0.05%以下に保つことが好ましい
。本発明の溶加材合金に絶対的には必要ではないけれど
も、任意に添加された少量のマグネシウムの添加は熱間
加工特性の改良に有用であることが見出された。
0.1%以下の、好ましくは0.06%を超えないマグ
ネシウムを添加すべきであり、それは過度の量は熱間加
工作業中に熱間脆性を生ずるかもしれないからである。
マグネシウム脱酸を用いるときは、割れなして約50%
を超えた冷間圧減を達成するために合金の炭素含量が0
.02%以上であることが好ましい。従つて、マグネシ
ウムが少量、例えば0.005%存在すること、及び炭
素含量がこの元素の存在下に0.02%以上であること
が好ましい。合金の残部は一般に52〜58%の範囲の
量のニッケルから成る。
この元素は合金中に含有された他の元素とを協力して望
ましいオーステナイト(面心立方)構造をマトリックス
に与え並びに他の有利な物理的及び治金的性質を与える
働きをする。当業者を理解するように、ニッケル含量を
示すのにここに用いた「残部」又は「残部実質的」の語
は付随元素として普通に存在するような他の元素、例え
ば脱酸及び浄化元素、及び通常それらに関連する不純物
が合金の基本特性に悪い影響を与えない少量存在するこ
とを排除しない。これに関しては、不純物には通常それ
ぞれ0.01%を超えるべきではないホウ素及びジルコ
ニウム及び普通それぞれ0.02%を超えることが許さ
れない硫黄及び)リンが含まれる。付随元素の例はアル
ミニウム、コバルト、ニオブ、銅、鉄、マンガン、モリ
ブデン及びケイ素であり、それらは本発明の合金中に少
量、例えば好ましくはそれぞれ0.2%を超えない量存
在できる。しかしながら、ニッケル、クロ5ム、チタン
、マグネシウム及び炭素以外の元素の総量は1%を超え
るべきではない。当業者が本発明を一層良く理解できる
ために以下に例を示す。
例1 9本例は溶加材の組成範囲を代表する合金(1〜10)
並びにこの範囲外の合金(A上)の熱間加工性を例示す
る。
溶加材の真空誘導融成物はマグネシアライニングを有す
る301喀量炉中で製造された。
電解ニツゲル、真空グレードクロム及び0.05%の炭
素を貞空下に29001まで加熱しそして少量のケイ素
・マンガン母合金の添加により脱酸し次いでチタン及び
アルミニウムを添加した。炉室をアルゴンで1ノl気圧
まで戻しそして追加炭素及びマグネシウムを加えた。融
成物を鋳鉄鋳型に鋳込み表1に示す組成を有する4″″
角のインゴットを製造した。熱間加工特性は割れを検査
することにより認定した。4″″角のインゴットを23
00りFで3時間ソーキングし、中間加熱しないで2″
角のビレツトに鍛造し、2300′Fまで1時間再加熱
しそして5/8″″の角棒に12バスで熱間圧延した。
表1において合金番号1〜10として示す好ましい組成
範囲のヒート、は優れた熱間加工特性を示しそして4″
″角のインゴットから5/8″の角棒に容易に圧減され
た(表■)。
しかしながら本発明外の合成を表わす合金A..B及び
Eは熱間加工中に種々の程度の割れの受け易さを示した
。チタンを欠き、そして代表的な鋳造50%Cr−50
%NI合金である表■の合金Aは好適に熱間加工できな
かつた。
49%Crを含有する合金Bは、0.8%のチタン添加
にも拘わらず初めの熱間加エニ作業中に破壊を受けた。
これらの結果は鍛練用50%Cr−50%Ni合金の製
造に関連する困難を明らかに例示している。表■におけ
る合金C及びDのようにクロム含量を45.4%に低下
させしかもチタンを添加しないと−許容できる熱間加工
性を示す合金が得られるが、しかし溶接性に関しては表
■及び関連の本文を参照されたい。
合金Eは本発明の溶加材の組成に非常に近いがそれはク
ロムの上限より僅か0.4%多い46.4%のクロムを
含有するからである。
熱間加工試験はインゴット中の割れがその除去のために
研磨が役立たないほど深いことを示した。これらの例は
約46%以下のクロム含量が許容できる熱間加工性に必
要であることを示す。例■ 本例は本発明の溶加材の冷間加工特性を記憶しまた冷間
加工性に対するチタンの効果を示す。
冷間加工試験は2300゜Fで1時間焼なまし次いで水
冷した5/8″角棒に行なつた。冷間加工手順は8″″
直径ロールを有する圧延機における16/マス、次いで
4″直径ロールを有する圧延機における13/マスで0
.12″″角ロッドにさらに冷間加工することから成る
。冷間加工能力の迫加試験は0.12″角ロッドを0.
10″″丸ロッドにタップすること及び5個の段階的な
小ダイヤモンドダイを通して引抜き0.062″直径の
ワイヤを製造することから成る。
冷間加工操作の各段階の間に生じた圧減率を記録した。
96%の最大冷間圧延圧減と65%の最大冷間圧減を用
いた。
これらの試験に対して記録した結果において、圧減率が
冷間圧延に対して96%以下又は引抜きに対して65%
以下であることが示されるとき、これはその後ロッド又
はワイヤの表面割れ又は裂けが生じた最大圧減を表わす
。比較すると、50%Cr−49%Ni−1%Tiの鍛
練用合金は割れの始まる前のこれらの条件の下で約30
%冷間加工できたにすぎなかつた。冷間加工作業から得
たワイヤは溶接ワイヤとして使用する前に清浄にして表
面酸化物及び残留減摩剤を除いた。合金1〜9は満足な
冷間圧延及び引抜き特性を示しそして欠陥を示すことな
く96%冷間圧延及び65%引抜きができた(表■)。
好ましい組成範囲の外であり1.33%のチタンを含有
する合金10は満足な熱間加工特性を示したが、しかし
ながら冷間圧延作業中、71%圧減後割れを受け易かつ
た(表■)。
この若干不満な挙動は、一部はより高いチタン含量にま
た一部は低炭フ素含量(4).010%炭素)に起因し
、それは実質的に同じ組成を有するが0.048%の炭
素を含有する合金9が満足に冷間圧延できたからである
。従つて、炭素含量が0.02%以上であること及びチ
タン含量が1%以下であることが冷間加工性に対して好
ましい。例■ 本例は5/8″厚さの板に溶接継手を作るのに用いたと
きの本発明の合金の溶接性を示す。
商業的に融解した鍛造50%Cr−49%Ni−1%T
i板をここに示す溶接試験に使用した。板の組成を表■
に示す。5/8″厚さ、3″″幅で8″″長さの板片を
8″縁端の一つを600の角度で面取りすることにより
溶接の準備をした。
3/32″のルート面を面取りした縁端上にたてた。
2個の面取りした板を1/8″離して設置し3″″厚さ
の鋼プラテンにクランンプして拘束した。
溶接は手動で約3インチ/分の走行速度で、1/8″直
径タングステン電極を有するガスタングステンアーク溶
接トーチを用いそして25ft3/時のアルゴン流速で
行なつた。
約16ボルトそして約190アンペアで継手を完了する
のに合計16バスが必要であつた。その継手は健全性を
放射線透過検査しそして1/2″幅の横截片を作つた。
これをゴム結合したといし車上で研磨し磨き、王水でエ
ッチングしそして倍率10て欠陥を調べた。いくらかの
試料はまた次に50皓までの倍率で金属組織学的標本に
ついて検査した。溶接継手を合金1〜4及び6〜8て作
りそして50%Cr−49Ni−1%Ti合金及び異種
合金における溶接試験の結果を表■に示す。
*37%Crll8%Fel残部Ni基材板における接
手合金1〜4、6及び8で作つた継手は全く健全つであ
つた。
しかしながら、合金7で作つた溶接部は試験した6横断
面中に1個の小さい割れ、約1/32″長、を含んでい
た。この合金は貧弱と考えられたが、それはそれがクロ
ム、チタン及び炭素を本発明の溶加材に対する範囲の低
端部で含有7するからである。好ましい組成を表わす合
金5、6及び8を公称37%Cr.,l8%FelO.
5%Til残部ニッケルを含有する基材合金において溶
接継手を作るのに用いた(表■)。
これらの継手において示された割れのな)いことは本発
明の溶加材が初めに意図した合金以外の溶接する金属に
対して利用できることを示す。チタンを含ます本発明外
の合金を表わす溶加材C及びDを用いて作つた50%C
r−49%Ni−1%Ti基材合金における溶接継手は
ひどい溶接割れを示した。
これらの試験から本発明の溶加材において溶接割れを避
けるためにチタンが必要なことが示される。合金7に得
られた結果と合金2に得られた結果とを比較するとチタ
ン及び炭素含量が若干増加するときに溶着金属が割れを
生じ易くなることは何ら示されなかつた。従つて合金7
で得られた結果は本発明の合金に示した最低値より若干
多い炭素及びチタン含量を有する合金が好ましいことを
示している。例■ 好ましい組成の溶加材を用いて作つた溶接継手の引張り
特性を表■に示す。
溶接継手から切取つた横断裁片から作つた試料の引張り
特性は50%Cr−50%Ni基材合金によつて示され
るものと等価であつた。破損が溶着金属中に生じたがし
かしながら得られた引張り値は基材合金に見出されたも
のに等しかつた。合金5及び6を用いて37%Cr、1
8%Fe、残部Niの基材板中に作つた溶接部は50%
Cr−50%Niの基材合金の試験で見出されたと同様
の特性的な強度及び延性を有していた。例■本発明の合
金を用いて作つた溶着金属の優れた応力破壊特性を本例
に示す。
全溶着金属の応力破壊試験片を溶加材合金6、及び8を
用いて37%Crll8%Fel残部Niの基材板にお
いて作つた溶接部から機械加工した。表■は溶着金属の
応力破壊寿命が50%Cr−50%NI基材板に対する
公表値以上に良好であつたことを示す。例■ 本例は本発明の溶加材で作つた溶接部の耐食性の例示で
ある。
溶着金属の耐食性は合成石炭灰環境中で測定した。この
試験において、0.2″″直径で1″長さの溶着金属試
料を密充てんした合成石炭灰によつて囲まれたアルミナ
燃焼ボート中に置き、1200′Fの煙道ガスに24時
間さらした。易 合成石炭灰は重量%で33.6%Na
2sO4、41.3%K2SO4、及び25.1%Fe
2O3を含有した。合成煙道ガスを容量%で14%CO
2、3.3%02、0.26%SO2、残部N2を含有
した。煙道ガスの流速は0.5cc/秒であつた。表■
は好ましい組成の溶接部が50%Cr−50%N1の基
材板よりも僅かに良好な耐食性を表わすことを示してい
る。これは本発明の合金の溶加材て作つた溶着金属の使
用中に予期される代表的な環境における腐蝕侵食に対す
る優れた耐性を例証するものである。本発明は50%C
r−50%Ni型合金の溶接に適用できまた15〜60
%クロム、40%までの鉄及び残部実質的ニッケル及び
補助合金添加物を含有するような他の合金の接合に使用
しても良い。
溶加材はまた強化された腐蝕及び酸化特性を有する表面
積を与えるために鋼や他の金属を被せ金するのに使.用
しても良い。本発明の溶加材料は化学及び動力業に特に
有用であり、そこでは製紙バルブ化液体を処理する反応
容器、石油精製加熱器、硝酸を扱う装置、焼却装置部材
、治金熱処理炉、残査燃焼油燃焼加熱器、直化バッフル
、過熱器管支持シールドなどのような品目の溶接に応用
が見出されよう。ここに示した合金に類似する組成のそ
して超塑性挙動、例えば高温引張り試験における約20
0%を超える伸び、を示すことが知られておりそして超
微細粒径と結合した2相ミクロ構成に特徴がある合金が
他人により記載されている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 42〜46重量%のクロム、0.1〜1.8重量%
    のチタン、0.01〜0.1重量%の炭素、及び残部は
    付随元素を別として実質的に、ニッケルを含み且つオー
    ステナイトミクロ構造である不活性ガスシールドアーク
    溶加材。 2 0.3〜1重量%のチタンを含む特許請求の範囲第
    1項記載の不活性ガスシールドアーク溶加材。 3 少なくとも0.02重量%の炭素を含有する特許請
    求の範囲第1項記載の不活性ガスシールドアーク溶加材
    。 4 0.02重量%以上の炭素含量及び0.3〜1重量
    %のチタンを含有する特許請求の範囲第1項記載の不活
    性ガスシールドアーク溶加材。
JP51135121A 1975-12-17 1976-11-10 ニツケル‐クロム溶加材 Expired JPS6051957B2 (ja)

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