JPS605185Y2 - 逆流可能な流体継手 - Google Patents
逆流可能な流体継手Info
- Publication number
- JPS605185Y2 JPS605185Y2 JP1982075516U JP7551682U JPS605185Y2 JP S605185 Y2 JPS605185 Y2 JP S605185Y2 JP 1982075516 U JP1982075516 U JP 1982075516U JP 7551682 U JP7551682 U JP 7551682U JP S605185 Y2 JPS605185 Y2 JP S605185Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- coil spring
- fluid
- compression coil
- socket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L37/00—Couplings of the quick-acting type
- F16L37/22—Couplings of the quick-acting type in which the connection is maintained by means of balls, rollers or helical springs under radial pressure between the parts
- F16L37/23—Couplings of the quick-acting type in which the connection is maintained by means of balls, rollers or helical springs under radial pressure between the parts by means of balls
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L37/00—Couplings of the quick-acting type
- F16L37/28—Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L37/00—Couplings of the quick-acting type
- F16L37/28—Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means
- F16L37/38—Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means with fluid cut-off means in only one of the two pipe-end fittings
- F16L37/40—Couplings of the quick-acting type with fluid cut-off means with fluid cut-off means in only one of the two pipe-end fittings with a lift valve being opened automatically when the coupling is applied
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、逆流可能な流体継手に関するものである。
従来、ソケット内に設けたバルブがソケットとプラグの
結合時に、プラグで押されて圧縮コイルばねの弾発力に
抗して後退し、このときバルブが弁座から離れて流体通
路を開き、かつこの圧縮コイルばねの螺旋線条間に流体
の通る隙間ができる形式の流体継手は、たとえば第1図
に示すような構造であって、流体の流れる方向が当初か
ら決まっていて、ソケット1側からプラグ5側へ流れる
ようになっている。
結合時に、プラグで押されて圧縮コイルばねの弾発力に
抗して後退し、このときバルブが弁座から離れて流体通
路を開き、かつこの圧縮コイルばねの螺旋線条間に流体
の通る隙間ができる形式の流体継手は、たとえば第1図
に示すような構造であって、流体の流れる方向が当初か
ら決まっていて、ソケット1側からプラグ5側へ流れる
ようになっている。
したがって、斯る流体継手を流体の流れる向きが切り換
わる回路に用いると、流体の流れる向きが変わったとき
に、バルブ3に流体の背圧がかかるようになる。
わる回路に用いると、流体の流れる向きが変わったとき
に、バルブ3に流体の背圧がかかるようになる。
従来のこの種の流体継手は、流体圧力が圧縮コイルばね
4のばね常数より大きい配管に供されるのが普通である
から、上記のようにバルブ3に背圧がかかると、バルブ
3は後方へ容易に押されて圧縮コイルばね4は完全に圧
縮されて密着し、完全密着した圧縮コイルばね4が流路
を閉鎖するという事態が生じた。
4のばね常数より大きい配管に供されるのが普通である
から、上記のようにバルブ3に背圧がかかると、バルブ
3は後方へ容易に押されて圧縮コイルばね4は完全に圧
縮されて密着し、完全密着した圧縮コイルばね4が流路
を閉鎖するという事態が生じた。
そのため、従来のこの種の流体継手は、流体方向が一定
している回路のみに適用され、流体方向が交互に変わる
回路には使用できないという欠点があった。
している回路のみに適用され、流体方向が交互に変わる
回路には使用できないという欠点があった。
この欠点を解消する手段として、圧縮コイルばね4が完
全密着しないようにするために、バルブ収納室2そのも
のにバルブ3の最大後退位置を規制するリングを嵌合す
るなどの手段が講じられたが、そのために流量が減るこ
とは避けられず、またそのために自動組立を不可能にし
、面倒な手作業も必要となるなど、製造コストを引き上
げるといった問題を残している。
全密着しないようにするために、バルブ収納室2そのも
のにバルブ3の最大後退位置を規制するリングを嵌合す
るなどの手段が講じられたが、そのために流量が減るこ
とは避けられず、またそのために自動組立を不可能にし
、面倒な手作業も必要となるなど、製造コストを引き上
げるといった問題を残している。
この考案は、プラグの押圧力でバルブが開く、いわゆる
片路開閉型流体継手では逆流が不可能であったり、自動
組立に支障を来たす要因を持っていた点に鑑み、斯かる
不都合を全面的に解消し、継手内を流れる流体の向きの
如何に拘らず、流量を減少させずに流体をスムーズに流
しうるようにし、あわせて構造を簡単にし、かつ低コス
ト化を図ることを目的として考案した流体継手で、その
要旨とするところは、圧縮コイルばねの座の先端部をバ
ルブ収納室を横断する方向に折曲して延長し、該延長部
を、バルブの最大後退位置を圧縮コイルばねの非完全圧
縮状態に留保する規制部としたところにある。
片路開閉型流体継手では逆流が不可能であったり、自動
組立に支障を来たす要因を持っていた点に鑑み、斯かる
不都合を全面的に解消し、継手内を流れる流体の向きの
如何に拘らず、流量を減少させずに流体をスムーズに流
しうるようにし、あわせて構造を簡単にし、かつ低コス
ト化を図ることを目的として考案した流体継手で、その
要旨とするところは、圧縮コイルばねの座の先端部をバ
ルブ収納室を横断する方向に折曲して延長し、該延長部
を、バルブの最大後退位置を圧縮コイルばねの非完全圧
縮状態に留保する規制部としたところにある。
以下、この考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説
明する。
明する。
第2図以下の図面において、11はソケット、12はソ
ケット11内の流体通路13に形成したバルブ収納室、
14はソケット11内の流体通路13に設けた弁座であ
り、この弁座14の中心にはソケット11のプラグ15
の挿入口側の流体通路13とバルブ収納室12とを連通
ずる弁口16が形成されている。
ケット11内の流体通路13に形成したバルブ収納室、
14はソケット11内の流体通路13に設けた弁座であ
り、この弁座14の中心にはソケット11のプラグ15
の挿入口側の流体通路13とバルブ収納室12とを連通
ずる弁口16が形成されている。
17はソケット11のバルブ収納室12内に流体の流れ
る方向に摺動自在に設けたバルブ、18はバルブ17の
正面部にプラグ15の挿入口方向に向けて突設した受圧
部、19はバルブ17の背面部に流体逆流方向に突設し
た突起である。
る方向に摺動自在に設けたバルブ、18はバルブ17の
正面部にプラグ15の挿入口方向に向けて突設した受圧
部、19はバルブ17の背面部に流体逆流方向に突設し
た突起である。
20はバルブ収納室12に設けた円錐形の圧縮コイルば
ねで、この圧縮コイルばね20の小径側の座21をバル
ブ17の背面部に突設した突起19の基部に環状溝22
をもって形成したばね座に着座させ、また大径側の座2
3はバルブ収納室12のばね座24に着座させて、バル
ブ17をプラグ15の挿入口側に付勢している。
ねで、この圧縮コイルばね20の小径側の座21をバル
ブ17の背面部に突設した突起19の基部に環状溝22
をもって形成したばね座に着座させ、また大径側の座2
3はバルブ収納室12のばね座24に着座させて、バル
ブ17をプラグ15の挿入口側に付勢している。
したがって、バルブ17は、バルブ収納室12内に設け
た圧縮コイルばね20によりプラグ15の挿入口側に付
勢されていて、ソケット11とプラグ15を結合しない
状態では弁座14に当接して弁口16を閉じ、ソケット
11の流体通路13を閉鎖するが、ソケット11とプラ
グ15を結合したときにはバルブ17はプラグ15に押
されて圧縮コイルばね20の弾発力に抗して後退し、こ
のときバルブ17が弁座14から離れて流体通路13を
開き、かつ圧縮コイルばね20の螺旋線条間に流体の通
る隙間ができるようになっている。
た圧縮コイルばね20によりプラグ15の挿入口側に付
勢されていて、ソケット11とプラグ15を結合しない
状態では弁座14に当接して弁口16を閉じ、ソケット
11の流体通路13を閉鎖するが、ソケット11とプラ
グ15を結合したときにはバルブ17はプラグ15に押
されて圧縮コイルばね20の弾発力に抗して後退し、こ
のときバルブ17が弁座14から離れて流体通路13を
開き、かつ圧縮コイルばね20の螺旋線条間に流体の通
る隙間ができるようになっている。
前記圧縮コイルばね20は、さらにバルブ収納室12の
ばね座24に着座する大径側の座23の先端部をバルブ
収納室12を横断する方向、すなわち流体通路13を横
断する方向に折曲して延長し、この延長部25を圧縮コ
イルばね20の大径側の座23を横切って反対側に導き
、その延長部25の中央に、圧縮コイルばね20の弾発
力に抗してバルブ17が所要衝程以上後退したとき、バ
ルブ17に設けた突起19の先端が当接して圧縮コイル
ばね20を非完全圧縮状態に留保するバルブ17の最大
後退位置の規制部26を形成する。
ばね座24に着座する大径側の座23の先端部をバルブ
収納室12を横断する方向、すなわち流体通路13を横
断する方向に折曲して延長し、この延長部25を圧縮コ
イルばね20の大径側の座23を横切って反対側に導き
、その延長部25の中央に、圧縮コイルばね20の弾発
力に抗してバルブ17が所要衝程以上後退したとき、バ
ルブ17に設けた突起19の先端が当接して圧縮コイル
ばね20を非完全圧縮状態に留保するバルブ17の最大
後退位置の規制部26を形成する。
なお、バルブ17の最大後退位置とは、バルブ17が圧
縮コイルばね20の弾発力に抗して第2図に示す位置ま
で同図左方向に動き、流体通路13を開路したとき、少
なくともバルブ17の開路動作により圧縮された圧縮コ
イルばね20のコイル同志、すなわち螺旋線条同志が完
全密着状態に至らず、螺旋線条間に流体が通る隙間27
が充分に形成される位置のことで、圧縮された圧縮コイ
ルばね20でソケット11の流体通路13を遮断しない
で流体の正常なる流路を維持できる限界位置をいい、バ
ルブ17の最大後退をこの位置に留めることによって、
バルブ17が必要以上に弁座14から離れる動作を規制
するものである。
縮コイルばね20の弾発力に抗して第2図に示す位置ま
で同図左方向に動き、流体通路13を開路したとき、少
なくともバルブ17の開路動作により圧縮された圧縮コ
イルばね20のコイル同志、すなわち螺旋線条同志が完
全密着状態に至らず、螺旋線条間に流体が通る隙間27
が充分に形成される位置のことで、圧縮された圧縮コイ
ルばね20でソケット11の流体通路13を遮断しない
で流体の正常なる流路を維持できる限界位置をいい、バ
ルブ17の最大後退をこの位置に留めることによって、
バルブ17が必要以上に弁座14から離れる動作を規制
するものである。
第4図に示す実施例では、前記圧縮コイルばね20の規
制部26を変形させ、バルブ収納室12のばね座54に
着座する大径側の座23を折曲延長し、その延長部25
の中央部をさらにバルブ17のばね座方向に山形に折り
曲げ、その頂点を規制部26′とし、バルブ17の背面
部に形成した突起19′が第2図に示す実施例における
突起19に比べて短くても、前記のようにバルブ17の
ばね座の突起19′が規制部26′に当接して圧縮コイ
ルばね20を非完全圧縮状態に留保できるようにしたも
のである。
制部26を変形させ、バルブ収納室12のばね座54に
着座する大径側の座23を折曲延長し、その延長部25
の中央部をさらにバルブ17のばね座方向に山形に折り
曲げ、その頂点を規制部26′とし、バルブ17の背面
部に形成した突起19′が第2図に示す実施例における
突起19に比べて短くても、前記のようにバルブ17の
ばね座の突起19′が規制部26′に当接して圧縮コイ
ルばね20を非完全圧縮状態に留保できるようにしたも
のである。
なお、図示はしないが、第2図に示す圧縮コイルばね2
0の延長部25に形成した規制部26を大径側の座23
と同心に巻回形成してもよい。
0の延長部25に形成した規制部26を大径側の座23
と同心に巻回形成してもよい。
なお、第2図および第4図において、28はソケット1
1に設けたロックボール、29はソケット11に軸方向
に摺動自在に嵌合したロックボール押圧用のスリーブ、
30はスリーブ29をロックボール28を押圧する方向
に付勢するスプリング、31はプラグ15の挿入先端部
外周に形成したロックボール28の係止用の円周溝であ
る。
1に設けたロックボール、29はソケット11に軸方向
に摺動自在に嵌合したロックボール押圧用のスリーブ、
30はスリーブ29をロックボール28を押圧する方向
に付勢するスプリング、31はプラグ15の挿入先端部
外周に形成したロックボール28の係止用の円周溝であ
る。
つぎに、この考案の作用を説明する。
スリーブ29をスプリング30の弾発力に抗して第2図
の左方向に引き、ロックボール28を自由状態とした後
、ソケット11のプラグ挿入口(符号省略)にプラグ1
5を挿入し、ソケット11とプラグ15を結合すると、
プラグ15の先端がソケット11に内蔵したバルブ17
を圧縮コイルばね20の弾発力に抗して押圧して後退さ
せ、弁座14から離反させることによりソケット11の
流体通路13を第2図に示すように開路させる。
の左方向に引き、ロックボール28を自由状態とした後
、ソケット11のプラグ挿入口(符号省略)にプラグ1
5を挿入し、ソケット11とプラグ15を結合すると、
プラグ15の先端がソケット11に内蔵したバルブ17
を圧縮コイルばね20の弾発力に抗して押圧して後退さ
せ、弁座14から離反させることによりソケット11の
流体通路13を第2図に示すように開路させる。
このとき、ソケット11とプラグ15の流体通路は連通
状態になり、ロックボール28と円周溝31とは係合状
態になるので、スリーブ29から手を離し、スプリング
30の作用にてスリーブ29が原位置に戻る。
状態になり、ロックボール28と円周溝31とは係合状
態になるので、スリーブ29から手を離し、スプリング
30の作用にてスリーブ29が原位置に戻る。
この状態でプラグ15側からソケット11側へバルブ1
7を付勢している圧縮コイルばね20の弾発力に勝る圧
力の流体を流すと、バルブ17の正面部には流体の背圧
がかかるようになるから、バルブ17を圧縮コイルばね
20の弾発力に抗してさらに後退(第2図において左方
向へ移動)させ第2図の状態となる。
7を付勢している圧縮コイルばね20の弾発力に勝る圧
力の流体を流すと、バルブ17の正面部には流体の背圧
がかかるようになるから、バルブ17を圧縮コイルばね
20の弾発力に抗してさらに後退(第2図において左方
向へ移動)させ第2図の状態となる。
このとき、バルブ17の背面部に形成した突起19は、
バルブ17の最大後退位置を定める圧縮コイルばね20
の座23側に形成した規制部26に当接し、螺旋線条間
に充分な隙間27を残して、それ以上のバルブ17の後
退は阻止される。
バルブ17の最大後退位置を定める圧縮コイルばね20
の座23側に形成した規制部26に当接し、螺旋線条間
に充分な隙間27を残して、それ以上のバルブ17の後
退は阻止される。
したがって、ソケット11内の流体通路13は、圧縮さ
れた圧縮コイルばね20によって閉鎖されることはなく
常に開路状態に保たれ、流体はプラグ15からソケット
11側へ確実に流れる。
れた圧縮コイルばね20によって閉鎖されることはなく
常に開路状態に保たれ、流体はプラグ15からソケット
11側へ確実に流れる。
なお、プラグ15側からソケット11側に流体を流さな
い場合には、プラグ15の先端部で押されたバルブ17
は、第1図に示す従来の流体継手のバルブ3と同じ開路
状態になるので、ソケット11側からプラグ15側へ流
体を流す場合の流体の流れ方は、従来のこの種の流体継
手と何等変わるところがない。
い場合には、プラグ15の先端部で押されたバルブ17
は、第1図に示す従来の流体継手のバルブ3と同じ開路
状態になるので、ソケット11側からプラグ15側へ流
体を流す場合の流体の流れ方は、従来のこの種の流体継
手と何等変わるところがない。
以上、実施例に基づいてこの考案を説明したが、この考
案は、ソケット内に設けたバルブがソケットとプラグの
結合時に、プラグで押されて圧縮コイルばねの弾発力に
抗して後退し、このときバルブが弁座から離れて流体通
路を開き、かつ該圧縮コイルばねの螺旋線条間に流体の
通る隙間ができる形成の流体継手において、前記圧縮コ
イルばねの座の先端部をバルブ収納室を横断する方向に
折曲して延長し、該延長部を、バルブの最大後退位置を
前記圧縮コイルばねの非完全圧縮状態に留保する規制部
としたものであるから、流体をソケット側からプラグ側
へ流す場合はもちろんのこと、流体をプラグ側からソケ
ット側へ流す場合に、流体の背圧力がバルブにかかるよ
うなことがあっても、バルブの最大後退位置を規制する
圧縮コイルばねの延長部でバルブの動きが阻止され、圧
縮コイルばねはその隣り合うコイル同志が密着状態に至
らない非完全圧縮状態に留められ、充分に流体が通り得
る隙間を形成するので、ソケット内の流体通路は常に開
路状態に保たれることになり、流体を確実に流すことが
できる。
案は、ソケット内に設けたバルブがソケットとプラグの
結合時に、プラグで押されて圧縮コイルばねの弾発力に
抗して後退し、このときバルブが弁座から離れて流体通
路を開き、かつ該圧縮コイルばねの螺旋線条間に流体の
通る隙間ができる形成の流体継手において、前記圧縮コ
イルばねの座の先端部をバルブ収納室を横断する方向に
折曲して延長し、該延長部を、バルブの最大後退位置を
前記圧縮コイルばねの非完全圧縮状態に留保する規制部
としたものであるから、流体をソケット側からプラグ側
へ流す場合はもちろんのこと、流体をプラグ側からソケ
ット側へ流す場合に、流体の背圧力がバルブにかかるよ
うなことがあっても、バルブの最大後退位置を規制する
圧縮コイルばねの延長部でバルブの動きが阻止され、圧
縮コイルばねはその隣り合うコイル同志が密着状態に至
らない非完全圧縮状態に留められ、充分に流体が通り得
る隙間を形成するので、ソケット内の流体通路は常に開
路状態に保たれることになり、流体を確実に流すことが
できる。
さらに、バルブの最大後退量を規制する手段を前記のよ
うに、圧縮コイルばね自身で形成させるようにしたから
、特別のパーツを必要とせず、構成が著しく簡単で、圧
縮コイルばねの当該手段は流体継手の自動組立工程にお
いても容易に形成できるから、製造には手作業も省略で
きて組立が容易となり、製造コストを引き上げる憂いも
全くなく、安価に供給することができるという特長があ
る。
うに、圧縮コイルばね自身で形成させるようにしたから
、特別のパーツを必要とせず、構成が著しく簡単で、圧
縮コイルばねの当該手段は流体継手の自動組立工程にお
いても容易に形成できるから、製造には手作業も省略で
きて組立が容易となり、製造コストを引き上げる憂いも
全くなく、安価に供給することができるという特長があ
る。
第1図は従来の流体継手を示す縦断側面図、第2図以下
はこの考案の実施例を示したもので、第2図は第1実施
例を示す縦断側面図、第3図はこの考案の要部たる圧縮
コイルばねの拡大斜視図、第4図は第2実施例を示す縦
断側面図である。 11・・・・・・ソケット、12・・・・・・バルブ収
納室、13・・・・・・流体通路、14・・・・・・弁
座、15・・・・・・プラグ、17・・・・・・バルブ
、20・・・・・・圧縮コイルはね、25・・・・・・
延長部、26,26’・・・・・・規制部、27・・・
・・・隙間。
はこの考案の実施例を示したもので、第2図は第1実施
例を示す縦断側面図、第3図はこの考案の要部たる圧縮
コイルばねの拡大斜視図、第4図は第2実施例を示す縦
断側面図である。 11・・・・・・ソケット、12・・・・・・バルブ収
納室、13・・・・・・流体通路、14・・・・・・弁
座、15・・・・・・プラグ、17・・・・・・バルブ
、20・・・・・・圧縮コイルはね、25・・・・・・
延長部、26,26’・・・・・・規制部、27・・・
・・・隙間。
Claims (1)
- ソケット内に設けたバルブがソケットとプラグの結合時
に、プラグで押されて圧縮コイルばねの弾発力に抗して
後退し、このときバルブが弁座から離れて流体通路を開
き、かつ該圧縮コイルばねの螺旋線条間に流体の通る隙
間ができる形式の流体継手において、前記圧縮コイルば
ねの座の先端部をバルブ収納室を横断する方向に折曲し
て延長し、該延長部を、バルブの最大後退位置を前記圧
縮コイルばねの非完全圧縮状態に留保する規制部とした
ことを特徴とする逆流可能な流体継手。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982075516U JPS605185Y2 (ja) | 1982-05-22 | 1982-05-22 | 逆流可能な流体継手 |
KR2019820008022U KR850000493Y1 (ko) | 1982-05-22 | 1982-10-13 | 역류 가능한 유체 연결구 |
GB08233487A GB2121500B (en) | 1982-05-22 | 1982-11-24 | Fluid coupling |
FR8219930A FR2527300B1 (fr) | 1982-05-22 | 1982-11-26 | Raccord reversible pour fluide |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982075516U JPS605185Y2 (ja) | 1982-05-22 | 1982-05-22 | 逆流可能な流体継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58177687U JPS58177687U (ja) | 1983-11-28 |
JPS605185Y2 true JPS605185Y2 (ja) | 1985-02-16 |
Family
ID=13578473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1982075516U Expired JPS605185Y2 (ja) | 1982-05-22 | 1982-05-22 | 逆流可能な流体継手 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605185Y2 (ja) |
KR (1) | KR850000493Y1 (ja) |
FR (1) | FR2527300B1 (ja) |
GB (1) | GB2121500B (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4023761A1 (de) * | 1989-08-01 | 1991-02-07 | Samsung Electronics Co Ltd | Anschlussvorrichtung fuer den wasserversorgungsschlauch einer waschmaschine |
JP2559233Y2 (ja) * | 1993-07-07 | 1998-01-14 | 日東工器株式会社 | 管継手 |
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