JPS6051704A - エチレン系不飽和単量体の乳化重合法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 大発明は特定の化合物全乳化剤として用いるエチレン系
不飽和単量体の乳化重合法に関する。

従来よりスチレン、（メタ）アクリル酸エステル、アク
リロニトリル等に代表さ肛るエチレン系不飽和即量体の
重合用乳化剤として、ステアリン酸、オレイン酸などの
高級脂肪酸ナトリウム、不均化ロジン酸すｌ・リウム、
ラウリル硫酸すトリウム、アルキルベンゼンスルホ／酸
すトリウノ・が広く用いられているが、乳化重合の製ｉ
上、最終製品中に使用された乳化剤が残留する。Ｉｎ終
１ζ′２品の透明性、着色１１ユ、耐光変色性および吸
湿性の点においてロジン酸石ケンは他の乳化剤より優れ
た性質を示すが、ロジン酸石り／は一般に重合性が悪く
、現実には、重合性に乏しい単量体では使用されていな
い。

例えば、α−アルキルスチレン等の（共）重合件に劣る
単量体を用いた重合系においては、年金終了後の未反応
型お体が多いため生産性に劣り、また、７Ｕられた（共
）重合体の酬熱性低゛１など物性」−の問題を有してい
る。

このため、一般的には重合後、得られた重合体ラデノク
ス全スチームストリッピングによって未反応体を除去し
ているが膨大１ｊエネルギー乞必要とする。

本発明者らは、かかる状況に鑑み乳化Φ合にふける重合
件につき鋭意研究した結果、ある特定帝以」二のデヒド
ロアビエチン酸を含有する不均化ロジン酸からなる乳化
剤を用いることにより、（共）重合性に劣る単）〒Ｘ一
体を用いた重合系においても、優れた重合性力判！Ｉら
扛ると共に、得られる製品も透明性、着色１つ７、面ｊ
光変色性および吸湿性に優れること全見出し、本発明に
到達したものである。

酸からなる不均化ロジン酸アルカリ金属塩お」：び／′
またはアンモニウム塩を乳化剤として用いることにより
、安定性に優れ、かつ、未反応単量体の少ない生産性に
優れる乳化重合法を提供するものであり、得られろ製品
（樹１ｊ＋ｙ　）の透明性、着色性、耐光変色性および
吸湿性に優れる。

以下に本発明に関し詳＋ｔ４１ｉに説明する。

一般にロジン酸とは、松の生立木から採用される生松脂
から得られるガムロジン酸（Ｄ、松の切株から石油系溶
剤にて抽出して得られるウッドロジン酸（１１）及びク
ラフトパルプ製造時の蒸解廃液から得られるトール油ロ
ジン酸０１１）に分類さノするが、いずれも天然物を原
料とするためアビエチン酸を主成分とするものであり、
少量成分としてネオアビエデン酸、パラストリン酸、デ
ヒドロアビエチン酸、ピマル酸、インピマル酸等を含む
。不均化反応に」：り不均化ロジン酸が得られているが
、現在、工業的に得られている不均化ロジン酸中のデヒ
ドロアビエチン酸含有量はせいぜい５５重量％である。

しかしながら、本発明における不均化ロジン酸とは、デ
ヒドロアビエチン酸含有量が６０重１律係以上、Ｉ／Ｔ
ｔＬ＜は６５重量％以上、特に好１しくは７（）重量％
以］二のものである。６０重量％未満では本発明の目的
が達せられない。

本発明において限定される乳化剤を用いることにＪ：す
、特に（共）重合性に劣るα−アルキルスチレンを用い
る（共）重合において著しい改善効果が得られる。

デヒドロアビエチン酸含有於が６０重ｉｆｉ　１以上で
ある不均化ロジン酸は、不均化反応時の触媒量、温度等
を特定化することによって得られる０ 本発明において用いられる乳化剤とに、デヒドロアビエ
チン酸を主成分とする不均化ロジン酸をすｌ・リウム、
カリウムなどのアルカリ金属またはアンモニアで中牙Ｉ
Ｊシた不均化ロジン酸石ケンである。

かかる乳化剤の使用割合に＆：］：特に制限はなく、重
合すべき単量体の種類等により適宜決定されるものであ
るが、通常エチレン系不飽第１］単■体１００重量部当
り、０．０１〜１０重量部である。

エチレン系不飽和単量体としては、スチレン、α−メチ
ルスチレン等の芳香族ビニル、アクリロニトリル、メタ
クリル酸］・リル等のシアン化ビニル、アクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、メタクリ
ル酸エチル、ヒドロキシメククリル酸エチル等の不飽和
カルボン酸アルキルエステル、アクリル酸、メタクリル
酸等の不飽和カルボン酸等々が挙げられ、−秤Ｖ」二用
いられる。

単量体は、本発明で述べらＪする特定の乳化剤の存在下
重合され、単一重合体、才たは共重合体を形成するが、
さらにゴム質重合体の存在下における重合により、グラ
フト重合体をも形成することができる。

具体的には、スチレン−アクリロニトリル共重合体、α
−メチルスチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレ
ンーメチルメククリレート共重合体、α−メチルスチレ
ン−アクリロニトリルーメチルメククリレ−１−、ＩＩ
：重合体、アクリロニトリル−ジエン系ゴム−スチレン
重合体（Ａ　Ｂ　Ｓ　ＩＪ１１旨）、アクリロニトリル
−オレフィン系ゴム−スチレン重合体（ＡＥＳ樹脂）等
が２トけられる。

本発明の４、Ｔ定住合物を乳化剤として用いる乳化重合
法を実施するにあたり、公知の重合開始これＬりに」：
っで何ら制限されるものてない。

実施例および比較例 の３０重Ｍチを入′ｒＬ７０℃で１時間重合を行い、残
りの単量体混合物（７０重計係）をその後３時間で連続
添加し、更に２時間熟成を行い重合を完了した。

得られた共重合体ラテックスに１、塩化カルシウムで塩
析し、乾燥後共重合体パウダーを作成した。

パウダーをパンバリーミキザーで混練し、ペレットを作
成した。

なお、着色性および耐光変色１／ｌ：評価に際しては、
バンバリーミキサ−混練時顔ネ・１を添加した。

ｊ１七−１ ※１転化率 ラテックス中の残留モノマーをガスクロマラ ドｒにより測定し、′ｎ：出した。

※２吸湿率 ペレットを１００℃で１６時間乾燥した後、２０℃、６
０チ湿度下で２４時間放置したものの水分をカールフィ
ッシャーにより測定した。

※３而面光変色性 ヘレソｌ−１０ｏ重量部およびベンガラ０．１重量部か
らなる試験片をフェードメーターにおいて６０℃で５０
０時間処理した後のグレースケールを評価した。

※４着色性 ／＜１／ノド１００重量部−ベンガラ０１重量部からな
る試験片（１）及びペレノ）　１００重量部−酸化チタ
７之重拓部−フタロシアニンブルー０．１重量部からな
る試験Ｂ（ｉｔ）　ｋ作成し、着色度合を肉眼にて評価
しンて。

色の濃い方からＡ、Ｂ、Ｃのランクに分けた０

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ロジン酸アルカリ金属塩おＪ：び／またはアンモニウム
   塩を乳化剤として用いることを特徴とするエチレン系不
   飽和単量体の乳化重合法。