JPS6051685A - 油中水型エマルシヨン爆薬組成物 - Google Patents

油中水型エマルシヨン爆薬組成物

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JPS6051685A
JPS6051685A JP58158960A JP15896083A JPS6051685A JP S6051685 A JPS6051685 A JP S6051685A JP 58158960 A JP58158960 A JP 58158960A JP 15896083 A JP15896083 A JP 15896083A JP S6051685 A JPS6051685 A JP S6051685A
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emulsion explosive
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    • C06EXPLOSIVES; MATCHES
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    • C06B47/14Compositions in which the components are separately stored until the moment of burning or explosion, e.g. "Sprengel"-type explosives; Suspensions of solid component in a normally non-explosive liquid phase, including a thickened aqueous phase comprising a solid component and an aqueous phase
    • C06B47/145Water in oil emulsion type explosives in which a carbonaceous fuel forms the continuous phase
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C06EXPLOSIVES; MATCHES
    • C06BEXPLOSIVES OR THERMIC COMPOSITIONS; MANUFACTURE THEREOF; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS EXPLOSIVES
    • C06B23/00Compositions characterised by non-explosive or non-thermic constituents
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は油中水型エマルション爆薬組成物に係り、特定
の大きさの気泡保持剤を含ませることによって威力を大
幅に低減させずに爆速を低減させ、かつ殉爆性能の優れ
た油中水型エマルション爆薬組成物に関する。
近年油中水型エマルション爆薬(以下W10爆薬と略記
する。)の研究が数多く成されている。
例えば米国特許第8,161,551号明細書及び同第
3.447.978号明細書にも開示されているように
、その基本的構成は、いずれも炭素質燃料成分からなる
連続相と、硝酸アンモニウム等の無機酸化塩水溶液を分
散相とする乳化構造を有する爆薬で、この点従来から知
られている水中油型スラリー爆薬(以下0/W爆薬と略
記)と全く異なった構造を有している。
即ちO/W爆薬が1例えば、木村真著「スラリー爆薬、
性能使用方法」山海堂(1975)に記・載されている
ように、酸化塩水溶液並びに鋭感剤等を、ゲル化剤でゲ
ル状に分散させた水中油型溝1■を有するのに対し、W
10爆薬は、粒径がi。
μm−0,1μmの無機酸化塩水溶液の微小液滴を、極
めて薄い炭素質燃料成分及び界面活性剤からなる油膜で
覆った油中水型微細構造を有している(例えば工業火薬
協会誌、48巻(5号)。
285頁〜294頁、1982年)。
このll/I造上の違いが、W10爆薬とO/W爆薬の
性能上及び組成上の大きな違いとなり、0/W爆薬が、
アルミニウム(米国特許第8,121.086号明細書
)やモノメチルアミン硝酸塩(米国特許第8,481,
155号明細書及び同8,471,846号明細wI)
などの鋭感剤を必要とし、爆速か比較的遅いのに対し、
W10爆薬は、炭素質燃料成分と無機酸化塩との接触効
率が良く、その結果爆速が速く、鋭感剤を含まな(とも
、それ自身本質的に雷管起爆性を有し、後ガスが良好で
広範囲に薬質を変化できるなど、良好な特性を有してい
る。
しかし、W10爆薬の雷管起爆性、爆轟伝播性及び殉爆
性を維持する為には、通常爆薬に気泡を含ませる必要が
あシ、これら気泡保持剤として、粒径の小さな微小中空
球体を用いるのが常である。
例えば米国特許第4.110.1134号明細書では、
粒径lO〜175μmの硬い独立気泡を形成するグラス
マイクロバルーンやサラン樹脂球を、特開昭56−84
895号公報によれば、その他シラスマイクロバルーン
を、特1g昭58−127557fによれば、レジンマ
イクロバルーンなど、い−i”ttも粒径175μm以
下の小さい微小中空球体を使用している。一方これら気
泡保持剤を使用せず、機械的に巻込んだ気泡や、起泡剤
等による単純な気泡のみでも使用可能である事が記載(
米国特許第4,008,108号明細書)されているが
、これら単純気泡に於いては、含有気泡量に限界がある
上、長期間気泡を保持する事が困難で、経時と共に、脱
泡して、雷管起爆性を失うなど、経時劣化が早く、実用
に耐えない。従ってW10爆薬に於いては、雷管起爆性
、殉爆性能を維持し、かっ爆癖信頼性を得る為には、粒
径が小さく、かつ気泡°を長期間維持させる為に、独立
気泡を形成する比較的材質が硬目の微小中空球体を用い
るのが常識とされてきた。
しかしながら、この様なW109A薬は、0/W爆ダに
較べ爆速の速いのが特徴であり、逆に低爆速とする事は
困難であった。例えば爆速を下げる最も一般的手法は、
爆薬の比重を軽くするか、その威力を4夕端に低下させ
るかのいずれかであるが、比重を下げる為に、例えば爆
薬の容積当り40%容量の気泡を含ませるべく、粒径の
小さい多量の上記微小中空球体を加えても、紙筒爆速を
aoo。
m/6以下にする事は出来ず、しかも、この様に多量の
気泡保持剤を用いると、殉爆性能や爆轟信頼性が極端に
低下し、実用tこ耐えなかった。一方威力を低減する為
、多産の減熱消炎剤である食塩や水などの活性物質を多
量に加えても、結果は全く同じで、紙筒爆速は8000
 m/s以下にする事は不可能であり、また経時劣化が
速くこの様な不活性物質の多桁混入は殉爆性能を悪くし
、W10爆薬の微細構造を破壊し、雷管起爆性を失う結
果となった。
一方、メタン等可撚性ガスや、炭塵など可燃性粉塵の存
在する場所で、通常の爆薬を使用するとガス爆発や8塵
爆発を引起こす可能性があり、この様な現場、例えば炭
鉱などでは、一定以上の安全度を有する爆薬の使用を義
務付けている。これらメタンや炭塵などに対する高い安
全度を有する為には、爆薬の威力を低減すると共に、爆
速を遅くする事が必要不可欠である。特に爆速か比較的
通い爆薬では、同一の安全度を得る為に極端に威力を低
減する必要があった(例えば特開昭56−155091
公報)。しかし極端に威力を低減させたW10@薬は、
その爆轟信頼性が劣り、殉爆性能が悪く、経時劣化が大
きく実用に耐えない。更に低威力の爆薬の使用は採掘効
果が悪く、発破回数が増えて、結果的に危険を高める事
になる。
本発明者等は、極端な威力低減を必要とせずに高い安全
度を有する様、効果的に爆速を低減し、かつ殉爆性能の
秀れたW10爆薬を得るべく鋭意検討し、各種方法を試
みた結果、惹くべき事に、°大きさが、ある特定の範囲
にある気泡保持剤を含まぜることにより、爆速が効果的
に低減でき、かつ殉爆性能が秀れたW10爆薬組成物が
得られるという知見を得て、本発明に到った。
ff1lち本発明の目的は、低爆速を有し、かつ殉爆性
能の秀れた雷管起爆性のW10爆薬を提供することにあ
る。
本発明は、炭素質燃料成分からなる連続相と、主として
無機酸化塩水溶液の分散相と乳化剤と気泡保持剤とから
なる油中水型エマルション爆薬に於いて、大きさが17
7μm〜8000μmの気泡保持剤を含むことを特徴と
する油中水型エマルション爆薬組成物である。
本発明の油中水型エマルション爆薬組成物における連わ
C相を構成する炭素質燃料成分としては、炭化水素、例
えばパラフィン系炭化水素、オレフィン系炭化水素、ナ
フテン系炭化水素、芳香族系炭化水素、飽和または不飽
和炭化水素、石油精製鉱油、潤滑油、流動パラフィン、
例えばニトロ炭化水素などの炭化水素系物質、などの燃
料油及q又は石油から誘・導される未精製もしくは精製
マイクロクリスタリンワックス、パラフィンワックス等
、鉱物性ワックスであるモンタンワックス、オシケライ
ト等、動物性ワックスである鯨ロウ、昆虫ワックスであ
る蜜ロウなどのワックス類など、従来からW10爆薬の
連続相に使用される炭化水素系物質のいずれをも含み、
これらは単独もしくは混合物として用いる。これら炭素
質燃料成分は、一般に1〜10%(爆薬に対する重量基
準、特に明示なきとき以下同じ)用いる。
本発明に於ける分散相を構成する無機酸化塩水溶液の無
機酸化塩としては、例えば硝酸アンモニウム、硝酸ナト
リウム、硝酸カルシウム等のアルカリ土類金属の硝酸塩
及び例えば塩素酸ナトリウム、過塩素酸アンモニウム、
過塩素酸ナトリウム等のアンモニアもしくはアルカリ土
類金属の塩素酸塩もしくは過塩素酸塩であり、これらは
、1種又は2種以上の混合物として用いる。また他の無
機酸化塩との混合物としても用いることができる。これ
ら無機酸化塩の配合率は、一般に5〜gθ%であり、通
常40〜85%である。これら無機酸化塩は、水溶液と
して用いられるが、この場合の水の配合率は爆桃全量中
8〜80%、好ましくは、5〜25%用いられる。
本発明に於けるW10爆薬は勿論の仁と、通常のW10
S薬は、いずれも乳化構砦を得る為に、乳化剤を併用す
るのが常套手段である。従って、本発明を効車良く達成
する為には、従来からW10爆薬に使用されている乳化
剤のいずれもが使用できる。例えば、ソルビタンモノラ
ウレート、ンルビタンモノオレート、ソルビタンモノパ
ルミテート、ソルビタンモノステアレート、ンルビタン
セスキオレート、ソルビタンジオレート、ソルビタント
リオレート等のソルビタン脂肪酸エステル類。
ステアリン酸モノグリセライド等の脂肪酸のモノ又はジ
グリセライド、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エ
ステル、オキサゾリン誘導体、イミダシリン誘導体、リ
ン酸エステル、脂肪酸のアルカリ金属塩またはアルカリ
土類金属塩、1級、2級もしくは8級アミン塩などであ
り、これらは1種もしくは2種以上の混合物として使用
する。これら乳化剤の配合率は0゜1〜10%好ましく
は、1〜5%用いる。
本発明に於ける特定の大きさの気泡保持剤とは、ガラス
、アルミナ、頁岩、シラス、硅砂、火山岩。
ケイ酸す) I)ウム、ホウ砂、真珠岩、黒曜石等から
得られる無機質微小中空体、ピッチ、石岩、カーボン等
から得られる炭素質微小中空体、フェノール樹脂、ポリ
塩化ビニリデン樹カ旨、ポリスチレン樹脂、エポキシ樹
脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、尿素樹脂
等、あるいはこれらに各種樹脂を混合及び/又は重合し
てなる有機質微小中空体等、従来から知られている各種
利潤からなる微小中空体の全てを含み、その80体積%
以上が、大きさ177〜8000μmの中空体を含むも
のである。ここでいう大きさとは、中空体を物理的に構
成する最長部分の長さを云う。
これら気泡保持剤は、通常各種大きさの混合物からなる
が、その体積%が80%以上、好ましくは50%以上の
ものが177μm〜8000μmの°大きさの範囲にあ
る必要がある。大きさが17?μm未満であると、爆速
の低減に効果が無く、逆に大きさが8000μmを超え
ると雷管起爆能力が劣る。使用上好ましくは、大きさが
800μm〜2500μmのものを80体積%以上、更
に好ましくは、大きさが000μm〜2000μmのも
のを50体体積以上含む気泡保持剤が特に爆速の低下効
果が大きく有利である。
本発明に用いる気泡保持剤は大きさが177μm〜80
00μmの範囲内の中空体を80体積%以上含むもので
あれば、その材質及び形状は、本質的に関係せず、例え
ば球形状1円筒状、多面体状。
″ 箱形状、無定形状いずれであっても良く、爆速の低
減と殉爆性能の向上の目的を達成することが出来る。し
かしながら入手等の容易さからシラスバルーン、グラス
バルーン、樹脂バルーンナトカ有利である。これら気泡
保持剤は単独又は/及び混合して使用するが、その使用
量は、用いる気泡保持剤中で占める気fl’Qの体積に
より異なり、一般にこれら気泡保持剤中の気泡は、爆薬
中で占める体積が1〜50体楕%になるように調整して
、その使用量が決められる。これより気泡の占める体積
が少ないと、雷管起爆性が劣り、これよシ多いと、爆薬
の威力の低下が著しく、爆轟信頼性が低下する。一般に
気泡体積は、好ましくは8〜40体積゛%、更に好まし
くは、6〜80体積%になる様、気泡保持剤の添加量を
調整する。
本発明に於いて鋭感剤の併用は、爆鋒信頼性を高め、更
に低温起爆性を改善する上で有効な手段となる。例えば
、アルミニウム粉末、モノメチルアミン硝酸塩、ヒドラ
ジン硝酸塩、グリシノニトリル硝e塩、エチレンジアミ
ンニ硝酸塩、エタノールアミン硝酸塩、硝酸尿素、グア
ニジン硝酸塩及ヒドリ=)ロトルエン、など従来から知
られている鋭感剤のいずれも併用可能で、あり、その配
合率は0〜40%、好ましくは0.5〜80%、特に好
ましくは1−20%であり、40%以上含む場合には、
取扱上の危険性が増大し、またメタンや炭塵などへの安
全度の確保が困難となる。−例として掲げた鋭感剤の内
、使用上好ましいのは、モノメチルアミン硝酸塩、ヒド
ラジン硝酸塩、エチルンジアミンニ硝酸塩であり、特に
好ましい鋭感剤は、無4a酸化塩の溶解を促進する効果
の大きい、ヒドラジン硝酸塩である。
更に本発明に於いて、従来から知られている減熱消炎剤
、例えば食塩、塩化カリウム、海藻粉などハロゲン化物
の添加は、メタンや炭塵への安全度を高める為にも有効
な手段となる。一般にこれら減熱消炎剤は0〜50%好
ましくは1−40%が用いられる。
本発明の油中水型エマルション爆薬組成物の製造方法は
、例えば次の通りである。
即ち硝酸アンモニウム又は硝酸アンモニウムと他の無機
酸化塩、鋭感紹等の混合物を約60〜ioo℃で水に溶
解させた酸化塩水溶液を得る。
一方炭素債燃料成分と乳化剤が液状になる温度(通常は
70〜90°C)で溶融混合して町燃剤混物を得る。次
に60〜90°Cの温度で、上記酸化剤水溶液と0■燃
剤晶合物を600=200Orpmで攪拌混合し、油中
水型エマルションを得る。
次に1本発明に係る気泡保持剤並びに必要なら減熱消炎
剤と、上記エマルションを縦型捏和機を用いて約8 O
rpmで混合し、油中水型エマルション爆薬(W10爆
薬>m成物を得る。尚上記手順中、無機酸化塩の一部あ
るいは鋭感剤を、酸化剤水溶液に溶かさず、エマルショ
ンに直接加えて捏和をしW10爆薬組成物としても良い
次に本2発明を実施例及び比較例によって具体的に説明
する。
尚本発明は、以下の実施例によって限定されるものでは
ない。各例中の部数および%は全て重量基準である。
実施例 1 表−1に示される組成のW/C1薬を以下のようにして
製造した。
硝酸アンモニウム78.8部、塩素酸ナトリウム4.2
部を水12.0部に加え、90°Cで完全溶解して酸化
塩水溶液を得た。一方炭素質燃料成分として粘着パラフ
ィン8.0部、乳化剤としてソルビタンオレート1.5
部を90°Cで溶融した。これに前記酸化塩水溶液88
.5部をゆっくり添加して、90°C加温下650 r
pmで攪拌乳化を行った。乳化後更に8分間1800 
rpmで攪拌してW10エマルション94部を得た。次
いで(釧路石炭乾留社製シリカバルーンNLを篩粉して
得た)粒径210μm”1190μmのシリカバルーン
5.0部及び長さ1500〜8000 μmのガラス中
空細管1.0部を前記W10:r−マルション94部と
乳鉢に入れ、手捏相し、これを100gづつ秤量して直
径80龍の円筒状にビスコース包装紙で包装してW10
爆薬を得た。
以上のようにして得られたW10爆薬について、以下に
示す試験により、爆薬の性能、安全度を試験した。
爆薬組成物の評価は、爆薬性能に関しては、紙筒爆速試
験、砂上角部試験により、又威力評価に関しては弾劾臼
砲試験(以下BMと略記)、安全度評価に関しては、メ
タン及び炭塵の臼砲試験、メタンの溝切臼砲試験により
行った。
これら試験の内、紙筒爆速試験は、直径80龍の円柱状
に成形したW10爆薬をビスコース紙又はポリチューブ
に充填クリップ止めし、プローブを挿入しzOoCに調
温した。これを、砂上開放状態で、6号電気雷管によシ
起爆させ、その際の爆轟速度をデジタルカウンターによ
シ測定した。
砂上角部試験は、直径80sn、1本型ti i o 
o yに成形包装したW10爆薬を5℃に調温し、砂上
半円形の溝上に6号電気雷管を取り付けた励爆薬と、薬
径の倍高で示される所定の距離を保った位置に、受爆薬
を設置し、開放状態で励爆薬を起爆させた際の受爆薬の
誘爆し得る最大距離を測定し、薬径倍塞で示した。
弾動臼砲試験は、TNTの静的威力を100とした時の
、測定爆薬の相対威力を示すもので、日本工業規格JI
S K 4810 K準拠して行った。
メタン及び炭塵に対する安全度は日本工業規格JIS 
K 4811検定爆薬安全度試験方法の4001検定爆
薬、600I!検定爆薬、Eq、 S −I及びEq、
 S −II検定爆薬の安全度試験方法に準拠して行っ
た。即ち試料爆!4 o o g又は600gを臼砲の
装薬孔に装填し、6号電気雷管を孔口に最も近い薬包の
孔口側から孔底に向は装着する場合を正400g又は正
600I逆に孔底側から孔口に向けて装着する場合を逆
400gとして、メタン又は炭塵への引火の有無を試験
し1、試験回数に対する着火回数を示した。
以上の試段により得られた結果を表−1に示す。
実施例2〜6 鋭感剤として、モノメチルアミン硝酸塩、ヒドラジン硝
酸塩、エチレンジアミンニ硝酸塩を酸化塩水溶液に溶解
して用いた以外は実施例IKfmじた方法で各W10エ
マルションに大きさ177μm以上の気泡保持剤を80
体積%以上含む気泡保持剤を用いてW10爆薬を製造し
た。次いで実施例1と同じ試験を行なった。結果を表−
1に示す。
比較例 l 気rap、保持剤として(釧路石炭乾留社製シリカバル
ーンSPV/ −’? )大きさ44〜177μmのシ
リカバルーンを用いた以外、’H−xに示すよ−うに、
実施例1と同じ配合組成のW10爆薬を、実施例1の#
遣方法に準じて製造し、試験を行った。結果を表−1に
示す。
比較例2〜5 同様に大きさ177μm以下の小さい気泡保持剤を使用
して、表−1に示す配合組成のW10爆劣を、実施例1
の製造法に準じて製造し、試験を行った。結果を表−1
に示す。
以上の結果から判る様に、大きさ177μm以下の小さ
い気泡保持剤を用いたW10爆薬はいずれも爆速が80
00 m/S以上と速いのに対し、177〜8000μ
mの大きさの気1tU保持剤を含む本発明のW10爆薬
は、爆速8000 m/S以下であり、殉爆性能が秀れ
、静的威力を損わずK、メタンや炭塵に対する安全度が
大幅に向上した雷管起爆性を有するW10爆薬組成物が
得られた。
本発明の比較例、実施例に於いて用いた各種気泡保持剤
の内、表−1に示したものは、以下の通りである。
■GB、 l〜125 X1mは、スリーエム社製C−
15/25゜及びB−28/25゜ ■SB、 44〜177μmは、 釧路石炭乾留社製N
W、NL、 5PW−2、5PW−1 ■SB、 3(100〜50oOμm&よ、三井金属工
業社製三井パーライトHP200の成形ボ ードを粉砕したもの ■RB、80〜74μmは、 松本油脂社製、樹脂バル
ージF−80発泡体 ■■SB、 177〜190μmは、釧路石炭乾留社製
NL■GB、 1410〜8000μmは、ガラスキャ
ピラリー’Wt加熱下ペンチにより円筒1 上に圧断した長さ1410 〜8000μmのガラス中空 細管 ■rtB、 1ooo〜3000μmは、ポリエチレン
ストロ−を熱湯中で延伸して得た直 径約1〜1.5朋のチュー ブを炎で加熱したペンチ により圧断して得た大き さ1000〜8000 X7mの正 四面体状中空体 これら気泡保持剤は、篩粉機で80分篩粉を行い、所定
の大きさのものを集めた。
特許出願人 日本油脂株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 L 炭素質燃料成分からなる連続相、無機酸化塩の水溶
    液からなる分散相、乳化剤及び気泡保持剤からなる油中
    水型エマルション爆薬において、気泡保持剤として大き
    さが177μ扉〜8000μmの気泡保持剤を含むこと
    を特徴とする油中水型エマルション爆薬組成物。 2 モノメチルアミン硝酸塩、ヒドラジン硝酸塩、エタ
    ノールアミン硝酸塩、エチレンジアミン2硝酸塩、硝酸
    尿素、トリニトロトルエン、アルミニウム粉末、グアニ
    ジン硝酸塩。 グリシノニトリル硝酸塩からなる群から選ばれる1種又
    は2種以上の鋭感剤を含むことを44j徴とする特許請
    求の範囲第一項記載の油中水型エマルション爆薬組成物
    。 & 減熱消炎剤として塩化ナトリウム及び/又は塩化カ
    リウムを含むことを特徴とする特許請求の範囲第−項又
    は第二項いずれかの記載の油中水型エマルション爆薬組
    成物。
JP58158960A 1983-09-01 1983-09-01 油中水型エマルション爆薬組成物 Expired - Lifetime JPH0633212B2 (ja)

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