JPS605055A - アルミナセメント系成型体の製法 - Google Patents

アルミナセメント系成型体の製法

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JPS605055A
JPS605055A JP10936883A JP10936883A JPS605055A JP S605055 A JPS605055 A JP S605055A JP 10936883 A JP10936883 A JP 10936883A JP 10936883 A JP10936883 A JP 10936883A JP S605055 A JPS605055 A JP S605055A
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JP
Japan
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alumina cement
curing
strength
binder
molded body
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Pending
Application number
JP10936883A
Other languages
English (en)
Inventor
宇田川 秀行
公伸 芦田
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Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
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Publication date
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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アルミナセメントと鉄鋼スラグ粉末乞結合材
とするアルミナセメント系成型一体の製法に関する。
従来、アルミナセメントは耐火物あるいは緊急工事用セ
メントとし又用いられているが、成型体の製造にはあま
り使用されていない。その理由は、アルミナセメントの
水利過程が転化ン含めて次のように記述でき、その転化
によって硬化体の気孔率が増大し長期強度が著しく低下
するかうである。
(但し、CはCa’O1AはAl2O3、HはH2OY
表わ丁。 ) この転化(CAJO−+ C2AHB→C3AE 6や
C21’JJ B→C3A]−T6等)は60℃以上の
高温になるほど急速に進むことから、硬化体?好ましく
は20″C以下の温度に保持することによって抑1if
lJすることが提案されてAる。しかし、気候変化等の
種々の要因があって該方法で転化乞阻止1−ることは不
可能であり、またそれに代る効果的な抑制法もないこと
から、アルミナセメントY用いる成型体の衷造はもとよ
り、最近では緊急工事にも4とんど期用されなくな−っ
た状態にある。
本発明者は、転化による強度低下の虞れは全くなく、か
つ、高強度成型体?短時間で製造する方法について種々
検討した結果、アルミナセメントン含む混線物乞成型に
際し適度に拘束し、それ乞速やかに60℃以上の温度で
加熱養生丁れば可能となること7見い出した。しかし、
アルミナ雇メント乞使用し、低水セメント比とした成型
体は、@硬化時の硬化収縮が大きく、形状によって、又
、鉄筋との組合せ方によっては、硬化収縮によるき裂が
生じる開用χもっている事があきらかとなった。そこで
さらに検討?加えたところ、アルミナセメントと鉄鋼ス
ラグ粉末とン併用丁れば強度レベルの著しい低下なしに
、硬化収縮?低減する事が可能である1JIY見い出し
、本発明ン完成1−るに到ったものである。
1−なわち、本発明はアルミナセメントと鉄鋼スラグ粉
末乞結合材とする混練物を成型する際に、加温養生時の
熱膨張ン拘束できる程度に拘束し、速やかにそれ乞60
℃以上の温度で養生することン特徴とするアルミナセJ
ント系成型体の製法である。
以下、さらに詳しく本発明について説明すると、本発明
で1史用されるアルミナセメントとはCA。
CA2、Cl2A7等のカルシウムアルミネートの少く
とも1種ン生成分とする水硬性セメントであり、わずか
の5102、Fe2O3、TiO2等の成分?含んだも
のであってもよく、さらには、水利に際し不活性なアル
ミナやシリカ等乞主体とした粉粒体ゲ含んだものであっ
てもよい。具体的には「デンカアルミナセメント1号」
、「デンカアルミナセメン)2MJ、「デンカハイアル
ミナセメント」、「デンカハイアルミナセメントスーパ
ー」(いずれも電気化学工業(株)商品名)、「ア丈ノ
アルミナセメント」(日本セメント(株)商品名)、[
アサヒホンシュ−1(旭硝子((朱)部品名)などがあ
る。
不発明における他の水硬性成分である鉄鋼スラグ粉末と
しては、高炉水砕スラグ、高炉徐冷砕スラグ、転炉水砕
スラグ、転炉風砕スラグ等があげられ、中でも高炉水枠
スラグが高活性であるので好ましい。その化学組成の−
I+ll’a’示せば、貢鍬で5i0232〜36 %
、AJhO312−20%、CaO35−43%、Mg
O0,5−1,0%、TiO20,1−6チである。粉
末度はプレーン値で2,000ぼ2/gもあれば充分で
ある。本発明に係わる結合材中の鉄側刈スラグ粉末の割
合は多(とも70−正寸チ、好ましくは10〜50重吐
チであり、70重鍛係ン越えると強度低下が著しい。
又、本発明のように、アルミナセメントと鉄鋼スラグ粉
末?結合材と1−る事により、より安1而で、かつ、ア
ルミナセメント単味の時にあられれる大きな硬化収縮ン
低減した硬化体乞襄造する事が可能となる。
以上のようなアルミナセメントと鉄鋼スラグ粉末ン結合
材とし、任意敏の細骨材、粗骨材、補強用71+JS!
維、分散剤等と水乞配合してペースト、モルタル、コン
クリート、膠石コンクリート等の混練物馨調合する。水
量は必要強度と混線物の成型作業性から定めるが、加温
養生時における熱膨張7少く1−ることかう水結合相比
で0.4以下とするのが好ましく、さらに高強度発現?
考慮し、0.25以下とくに0.20以下とするのが望
ましい。水結合材比?減することによる作梁性低下の補
充は、分散剤やアルカ千金属塩の添加により行うことが
できる。
分散剤としては、トリポリリン酸、ヘキサルタリン酸等
のポリリン酸及びその塩、グルコン酸、クエン酸等のオ
キシカルボン酸及びその堪、ポリアクリル酸、ポリメタ
クリルj扱等のポリカルボン散及びその塩、リグニンス
ルホン酸や高分子リグニンスルホン酸及びその塩、ホル
マリンで縮合したナフタリンスルホン酸又はその塩及び
その誘導体、ホルマリンで縮合したメラミンスルホン酸
父はその塩及びその誘導体などの1挿以上が使用でキル
。強度的には、ナフタリンスルホン酸ホルマリン縮合物
系、メラミンスルホ/酸ホルマリン縮合物系がより好ま
しい。
ずた、アルカリ金属の硫酸塩、炭酸塩、炭酸水素塩から
選ばれた少(とも一種のアルカリ金属塩乞結合材に対し
6重量係以下で前述の分散剤と併用すると、分散効果が
著しく高まり混練物のその後の流動性低下乞少なくする
事ができる。
これらの分散剤やアルカリ金属塩は、粉体又は浴液とし
て使用することができ、添加量は結合材に対して合計で
15重量係程度までである。添加時期については任意で
あるが後添加(結合材と水乞混合してから添加する方法
)と1−るのが望ましいO さらには、より高強度成型体ン得ること7目的として、
前記結合材100重凌1あたり多(とも50重量部好ま
しくは5〜40重最部の超微粒子材料を含ませるのが望
ましい。50重量部ンこえる配合量では混線物の流動性
に悪影響7及ばず。
超微粒子材料の粒子径は1μ以下好ましくは0.5μ以
下であり、形状は球形のものが良好な結果?与える。例
としては、フェロシリコン製造時のシリカダストやフラ
イアッシュ等がある。
材料の混線方法はどのようにしても差支えはないが、結
合材、超微粒子材料、骨材乞空練りした後注水し次いで
分散剤km加する順に行なうのが、水・結合材比の低下
、分散剤使用量の節減、強度発現の面から有利である。
混線物の成型は、従来からの流し込み振動締め固め成型
、プレス成型、遠心力成型、ロール転圧による成型等に
より行なうことができる。また、圧入方式によるインジ
ェクション成型も好ましく採用することができる。
成型の際は、その後の加温養生での気泡や蒸気による急
激な熱膨張乞拘束し、高強度な成型体?得ること?目的
として、成型物?留封するなどの手段により適度に拘束
してやることが肝要である。
この操作?しないと未硬化の成型物は続いて行う急速な
加温養生時に空気や蒸気の膨張により多孔化し、目的と
する高強度成型体は得られな(なる。
以上のようにして混線物乞成型し拘束した後は、できる
だけ速やかに加温養生ン開始′1−る。昇温も可能な限
り速やかに行なうか、又はすでに所定温度の養生室内に
型枠ごと搬入して養生する。養生温度は60℃以上は必
要であり高温高圧養生であってもよい。養生温度乞60
°C以上に限定した理由は、それよりも低γ晶であると
アルミナセメント水和物の02AJJBとC3AH6が
養生初期に共存生成し、その後の養生過程でC2AHB
がC3AR6に転化し、かつ、成型体自体の硬化が遅れ
て目的とする高強度成型体乞短時間に製造することがで
きな(なるからである。養生時間は実用上10〜120
分である。養生終了後に説型乞行なえば所定強度2有゛
した成型体7得ることがで音る。
本発明によれば、加熱養生後に生成する水和物は、転化
?起こ丁ことのないC3AH61、−ゲルあるいはAJ
+3 、C−8−H’fル(カルシウムシリケートケゞ
ル)であり、安定相として生成するので、気孔の増大に
よる長期強度の低下はなく、かつ、高強度成型体乞10
〜120程度度の短時間で製造することができるという
効果?発揮する。それによって従来気候条件等の外的環
境によって、転化の問題があった分野においても、長期
信頼性の高い製品χ製造することが可能となった。併せ
て超微粒子材料との併用によって、10分程度で700
kg / art2以上の高強度成型体乞製造すること
も可能となった。
又、アルミナセメントだけを結合材として使用した混線
物の大きな硬化収縮は、結合材中に@鋼スラグ粉末7加
えろ事により、実用上問題のおきない程度に低下する事
が可能となった。
以下実施例’f、lqげてさらに詳しく説明する。
実施例1 アルミナセメント「デンカアルミナセメント1号」、高
炉水砕スラグ粉末、5騙下砕砂、シリカダスト、分散剤
〔リグニンスルホン酸塩乞生成分とする市販品「ホゾリ
スA8」(日韓マスタービルダーズ(株)商品名)、又
はβ−アルキルナフタリンスルホン酸ソーダホルマリン
縮合物乞生成分とする市販品「FT−!5oo」(電気
化学工業(株)商品名)〕(有効成分換算で添加)及び
水道水?表のような配合で一括投入してモルタル乞混練
した。
このフレッシュモルタル乞4x4x16αの型枠につめ
、開放していた上面乞鉄板で封じ固定した後、ただちに
温度80°Cに保った養生室に入れ20分間、40分間
、120分間それぞれ養生してからとり出し、脱型後強
度試験ン行なった。モルタルの配合割合(重量部)とそ
の結果7表に示す。ここで実験馬1と4は比較例他は本
発明である。又収縮は、東京測量社製埋込みゲーゾKM
−50ン使用して迎」定した。
表から明らかなように、本発明の結合材使用例(実験1
162.6.5〜8)は比較例(実験屋1.4)と比較
して、強度の著しい低減なしに硬化収縮が低減している
実施例2 実施例1実験屋5の配合において、[FT−5004の
配合縫ン2重量部とし、かつ、材料の配合は、先ず、結
合材、砕砂及びシリカダストの空練り混合物ン混線すし
、注水後発散剤ン添加する方法により行なった。
その結果、分故剤の使用軟ン2重量部に減じたにもかか
わらず、加温養生後の圧縮強度、収縮低減は実験A5と
同程度の好結果が得られた。
比較例 実施例1実験通2において、鉄板で固定しないで80℃
、40分の加温養生乞した場合、及び鉄板で固定するが
40°C140分の加温養生?した場合について強度?
測定した。その結果、それぞれ50kg/cIrL2及
び15kg/crrL2テあり、とくに前者の成型体に
は気孔が多(認められた。
実施PiI13 〕6施例1実験J165及び7の配合において、各々硫
酸ナトリウム乞0.5重吋部結合材に対して加え、試験
した所、同−流動性ン得る水量:が各々2市敗部つつ減
少し、40分強度は、実験A5配合で1 +012 k
17 / tx”実験/F67配合で1.051 kg
/Cm2となった。又、収縮はそれぞれ、312 X 
10”−6,360X 10−6であった。
実施例4 実施例1実験−65の配合において、結合材に対し、炭
酸カリウム0.5を滑部又は炭酸水素カリウム0.7取
計部ン加え試験した所、同一流動性?得る水神が、それ
ぞれ、2@青部減少し、40分強度は、炭酸カリウムの
場合で1,020 kli’ /cm2、炭酸水素カリ
ウムの場合で998kli’/cm2であった。又、収
縮はそれぞれ350 X 1 or’、640X10−
6であった。
特許出願人 電気化学工業株式会社 338

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アルミナセメントと鉄鋼スラグ粉末乞結合材とする混線
    物?成型する際に、加温養生時の熱膨張?拘束できる程
    度に拘束し、そのまま速やかに60℃以上の温度で養生
    することン%徴とするアルミナセメント系成型体の製法
JP10936883A 1983-06-20 1983-06-20 アルミナセメント系成型体の製法 Pending JPS605055A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10936883A JPS605055A (ja) 1983-06-20 1983-06-20 アルミナセメント系成型体の製法

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JPS605055A true JPS605055A (ja) 1985-01-11

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007314398A (ja) * 2006-05-29 2007-12-06 Denki Kagaku Kogyo Kk セメントコンクリート硬化体、そのセメント組成物、及びセメントコンクリート硬化体の製造方法
JP2009029646A (ja) * 2007-07-25 2009-02-12 Denki Kagaku Kogyo Kk セメントコンクリート硬化体、その製造方法、及びそれに使用するセメントコンクリート

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007314398A (ja) * 2006-05-29 2007-12-06 Denki Kagaku Kogyo Kk セメントコンクリート硬化体、そのセメント組成物、及びセメントコンクリート硬化体の製造方法
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