JPS6050314B2 - 原子炉の燃料集合体内に燃料要素を導入する装置 - Google Patents

原子炉の燃料集合体内に燃料要素を導入する装置

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JPS6050314B2
JPS6050314B2 JP54101167A JP10116779A JPS6050314B2 JP S6050314 B2 JPS6050314 B2 JP S6050314B2 JP 54101167 A JP54101167 A JP 54101167A JP 10116779 A JP10116779 A JP 10116779A JP S6050314 B2 JPS6050314 B2 JP S6050314B2
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clamp
fuel element
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bar
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ルイ・コパ
ジヤ−ク・レヴイ
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KOMITSUSARIA TA RENERUGII ATOMIIKU
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KOMITSUSARIA TA RENERUGII ATOMIIKU
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    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
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    • G21C19/02Details of handling arrangements
    • G21C19/10Lifting devices or pulling devices adapted for co-operation with fuel elements or with control elements
    • G21C19/105Lifting devices or pulling devices adapted for co-operation with fuel elements or with control elements with grasping or spreading coupling elements
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、原子炉の燃料集合体に燃料要素を導入する装
置に関する。
詳細に云えば、本発明は、燃料集合体が棒型垂直燃料要
素ないし燃料棒に平行な連結具で相互に.結合された上
下2つの端部プレートにより実質的に構成される剛な構
造体と該構造体によつて適所に保持された上記燃料要素
とのユニットから成り、前記連結具が、端部プレートに
平行で且つ端部プレートの間に相互に間隔を置いて配設
された.スペーサーグリッドに結合され、該グリッドが
燃料要素ないし燃料棒を弾性的に固定している場合にお
ける、軽水型原子炉の燃料集合体に燃料要素を導入する
装置に関する。
更に詳細に云えば、本発明は燃料集合体の連結・具の下
端に下端プレートを結合するネジまたはナットが設けて
あることによつて、下端プレートが着脱自在である形式
の燃料集合体用の燃料要素導入装置を対象とする。
この種の集合体は、“゜着脱自在の隔置形燃料集合体゛
に関して本出願人の名前で197詳3月22日に提出せ
るフランス特許出願第7808282号に記載され且つ
特許請求されている。
この先の特許出願においては、燃料集合体を反転させた
後、貯槽内の水中において下端プレートを取外すことが
できる工具が記載してある。
この燃料要素導入装置の目的は、一方に於て貯蔵ラック
内で燃料要素を把持し、他方に於て、燃・料集合体内へ
の燃料要素の導入及び案内を行なうことにある。導入操
作の場合には、導人工具は、燃料要素が各スペーサーグ
リッドを貫通するとき、ある程度の力を加え得るもので
なければならず、つかえたときは、更なる導入操作を行
い得るよう、燃料要素を任意の高さにまで上昇させ得る
ものでなければならない。上記機能を得るために、燃料
要素導入装置は、燃料集合体の下端に置かれて下端プレ
ートの代用となり、且つスペーサーグリッドの開口と同
様の形状の案内用の開口を備えた導入プレートと、(燃
料集合体を反転させた後に)燃料要素の下端を把持して
燃料集合体内の所定位置に燃料要素を導入し、スペーサ
ーグリッドを通過し得るよう上記燃料要素に力を加える
工具とを具備する。更に詳細に云えば、本発明の対象を
なす装置は、燃料要素を通過させて燃料集合体内におけ
る上記燃料要素の位置決めを行なう複数のオリフィスを
備え、且つ燃料集合体の上面に固定できる導入プレート
と、燃料要素を把持して燃料集合体内に導入する工具と
、燃料要素の貯蔵ラックと、上記導入プレートのオリフ
ィスに関する垂直線上の1つの位置との間て上記工具を
水平方向に変位させ得る昇降手段とを具備し、上記工具
が、 軸線方向ボアを備え、且つ上記導入プレートに当接でき
る当接面を下端に有し、ストッパを上端に有する外側管
状スリーブと、上記スリーブ内を摺動でき、第1制御管
の下端と一体化されたクランプを形成するジョーユニッ
トと、上記ジョーの開閉制御手段と、 上記第1管と固定関係にあつて上記スリーブ内を摺動で
き、その上端が上記スリーブの上部ストッパと共働する
ストッパを構成するウェイトと、上記第1管の端部と一
体化され、且つ昇降手段に固定できる支持部材と、上記
第1管内の第1上部位置と第2下部位置との間を摺動で
き、上端が支持部材から突出して操作時の燃料要素の位
置のインジケータを構成し、且つ下端が上記スリーブの
下部当接面のオリフィスを通過し得るようになつている
バーと、上記バーと上記第1管制御手段とを垂直方向変
位に関して連結する着脱自在な第1手段と、上記第1管
制御手段と上記スリーブとを垂直方向変位に関し連結す
る着脱自在な第2手段とから成る。
上記ジョーの開閉制御手段を、上記第1管を囲み且つジ
ョーに作用するマンドレルで終わる第2管と、該第2管
の上端に連結され、且つジョーの開放位置と閉鎖位置と
の間でジョーに対してマンドレルを限定的に相対移動さ
せることができる手段とから構成し、上記ウェイトは、
上記第2管に一体とし且つ上記スリーブ内を摺動できる
ようにするのが好ましい。
本発明は、添付の図面を参照した本発明の非限定的な実
施例に関する以下の説明からより十分に理解されよう。
所定位置に配置される多数の棒型垂直燃料要素と該燃料
要素の固定用構造体とからなる燃料集合体の中に燃料要
素を導入するための本発明に係る装置(以下単に導入装
置と称する)は、例えば、第6a図および第6b図から
明らかな如く、導入プレートAと、導人工具Bと、昇降
・移動手段Cとを具備している。導入プレートAは、既
述の如く、燃料集合体の下部導入プレートの代わりとな
る。
上記プレートは、燃料要素または棒D″から構成された
燃料集合体の連結具D1の下端(図では上端)が挿入さ
れる導入プレート、固定用の孔A1を具備している。導
入プレートAは、また燃料集合体内の燃料要素D″の位
置と正確に対応する位置にある燃料要素案内用の開口A
2を具備している。このプレートは、2つの機能を有す
る。即ち、燃料要素の導入時に工具Bの下端のストッパ
として働く機能と、燃料要素を燃料集合体の第1スペー
サーグリッド(図示していない)に当接するまで垂直方
向に案内する機能とである。工具Bは、円筒形スリーブ
2で上部を構成し且つ下端を延長して径の小さい円筒形
中空突出部4とした筒状ケースを、外側に具備している
。第2図に示されるように中空突出部4の下端は、導入
プレートAに当接する下向き当接面6bと突出部4内側
の土向き当接面6cとを有し且つ軸線方向の開口6aを
穿設したプラグ6で終つている。スリーブ2および突出
部4から構成した筒状ケースの内部には、燃料要素頭部
を把持する手段と押しボタン式位置インジケータ手段と
が設けてある。第2図に示されるように把持手段は、筒
状ケース内を摺動自在な第1制御管又は中空ロッド8b
の下端と一体化された一般的なタイプのクランプ8aか
らなる。クランプの上部外側面は、円すい状傾斜面8c
として構成してある。筒状ケース内には、更に、第1制
御管8bに対して限定的に相対運動するとともに筒状ケ
ース内で摺動自在な第2制御管又は中空ロッド10bが
第1制御管8bを囲むように設けられており、該第2制
御管10bの下端にクランプ8aの上部を囲む円筒チャ
ック10aを具備している。
容易に理解される如く、第2制御管10bが第1制御管
8bに対して僅かに下降すると、円筒チャック10aは
、クランプ8aの傾斜面8cに作用して該クランプを閉
じさせ、かくして、燃料要素の頭部の把持状態を維持で
きる。第1図に関し、上記第1制御管8bと第2制御管
10bとの相対運動は、制御ボックス12およノび操作
ハンドル14(第1図左側)の存在によつて得られる。
第2制御管10bの上端10cは、径が該制御管の他の
部分よりも大きく、制御ボックス12に対して軸方向の
変位はできないが回転は自在である。この回転自在性は
、軸受16によ7つて公知の態様で得られる。第1制御
管8bは第2制御管10bの端部10cより上に延びて
おり、ボックス12の上端壁12bを軸方向に貫通する
タップ付ボア12aと共働するネジ部8dを具備する。
第1制御管8bは、キー18と第2制フ御管10bの上
端10cに設けた長手方向の内側溝10dとの共働によ
つて、第2制御管10bに対して回転不能である。ネジ
部8dの上方に位置する第1制御管8bの上端8eは、
操作ハンドル14を備えた支持部材20と一体に回転及
び変位運動を行なう。上記部材20は、軸線方向ボア2
0aを具備し、ワッシャ24および部材20のネジ部分
20bに螺着したナット26を介して、リング22に旋
回自在に取付けてある。リング22は、昇降手段Cと連
結可能な吊下げリング28を備えている。ボックス12
を固定し、操作ハンドル14を緩め方向に操作すれば、
クランプ8aは開き、締付方向に操作すれば、円筒チャ
ック10aとクランプ8aの傾斜面8cとの協働作用に
よりクランプは閉じる。
従つて、第2制御管10bの下端に設けられた円筒チャ
ック10aと、第2制御管に軸方向の相対運動不能に連
結されてクランプ8aに対し円筒チャック10aを限定
的に相対運動させ得る手段であるボックス12とは、ク
ランプ8aの開閉制御手段を構成する。既述の如く、第
1制御管8bの内部には、押しボタン式レベルインジケ
ータ手段が設けてある。
これは、第1制御管8b内部を可動自在なバー30から
構成されている。しかしながら、この変位運動は、第1
制御管8b内に設けた2つのストッパ32a,32b(
第2図及び第3図)によつて限定される。上記ストッパ
は、バー30の径の大きい部分30aと共働できる。第
2図では、バー30は、第1制御管8bに対して上限位
置にあ−リ、第3図ては、逆に、第1制御管8bに対し
て下限位置にある。第1図および第2図から明らかな如
く、第2制御管10bは、スリーブ2内にウェイト34
を備えている。
これらのウェイトは、切割リング34a,34″aと案
内ディスク34b,34″bとスペーサー34Cとを介
して、第2制御管10bに固定されている。上記ウェイ
トの重量とその位置は、第2制御管10bに対して調整
されている。これらウェイトは、燃料集合体内に燃料要
素を導!入するために明確な一定の力を加えるのに役立
つ。工具の主要部分の垂直方向の変位について説明する
。第1制御管8bおよびウェイト34を有する第・2制
御管10bは、極めて短いストロークに対応するネジ運
動を行なう可能性を除き、実質的に一体である。
バー30は、下部及び上部ストッパ32a,32bによ
つて限定された範囲内で、第1制御管8bおよび第2制
御管10bに対して自由である。更に、スリーブ2と中
空突出部4とから構成した筒状ケースは、第2制御管1
0bに対して自由である。この動きは、スリーブ2の上
端壁2bに設けけたストッパ2a1および突出部4とス
リーブ2との結合部材2cから構成されているストッパ
2′aとのウェイト34(正確に云えば、切割リング3
4a,34″a)の共働作用によつてのみ限定される。
更に詳細に云えば、工具の使用段階においては、ストッ
パ32aまたは32bとは無関係に、バー30をウェイ
ト34即ち、第2制御管10bと一体にする必要があり
、他の段階においては、ストッパ2aとは無関係に、ス
リーブ2を支持部材20、即ち、第1及び第2制御管8
b,10bと一体にする必要がある。
第3図乃至第5図に示される如く、上記2つの固定化を
実現するために、工具Bは、例えば、チエン42で工具
Bに結合されたロックピン40を具備している。このロ
ックピンは、一般的な棒ピン状の第1作動端40aと、
二股の第2作動端40bとを具備している。ピン44は
、ロックピン40のこれら作動端の何れか1方を適所で
脱落を防止するためのものである。ウェイト34を有す
る第2制御管10bとバー30とを垂直方向変位に関し
て一体化し得るよう、第2制御管10bは、直径方向に
対向し且つロックピン40の第1作動端40aを導入す
るのに十分な寸法を有する2つの孔50,5『を具備し
ている。
同様に、バー30は、ロックピン40の第1作動端40
aを挿通できるキドニースロツト30cを備えた径の大
きい部分30bを具備している。もちろん、第1制御管
8bには、孔50,5『に対応する開口52,52″が
設けてある。第2制御管10b及び支持部材20を有す
る第1制御管8bとスリーブ2との一体化は、ロックピ
ン40の第2作動端40bによつて行う。
このために、第2制御管10bの外側面には環状溝10
eが設けてある。更に、スリーブ2の上端壁2bを延長
して、軸線が工具の垂直軸線に直角な2つの孔2eを具
備するブッシュ2dが形成してある。孔2eおよび溝1
0e内にロックピン40の第2作動端40bを挿入すれ
ば、スリーブ2と第2制御管10bは、垂直方向変位に
関して一体化される。昇降・移動手段Cは、燃料要素D
″の貯蔵ラックFの貯蔵位置F1(第6f図)の上方と
、導入プレートAの案内用開口〜の上方との間で工具B
を水平方向に変位させ得る機能を有する装置である。
燃料要素を貯蔵ラックから引出して設置するために工具
Bによつてなされる各種操作について説明する。
第6a図は、導入プレートAの案内用開口A2の上方に
ある燃料要素D″を示す。
この位置では、クランプ8aは、燃料要素D″をくわえ
ている。ウェイトは、(高い位置の)スリーブ2のスト
ッパ2aに接触しており、ロックピンは差込まれておら
ず、バー30は、燃料要素に接触している。このとき、
クランプ8aと中空突出部4の下向き当接面6bの開口
6aとの距離が、燃料要素D″の長さよりも僅かに小さ
くなるよう設定されており、従つて、ストッパ2aは、
燃料要素D″が中空突出部4のプラグ6の開口6aから
僅かに突出るよう作用する。第6b図に示した段階ては
、工具Bは、昇降手段Cを用いて下降させてある。即ち
、中空突出部4のプラグ6の下向き当接面6bは、導入
プレートAに当接しており、クランプ8aの下端は、中
空突出部4のプラグ6の内側上向き当接面6cに当接し
ている。第6c図に示した段階では、制御ボックス12
および操作ハンドル14を緩めることによりクランプが
開かれる。
次いで、昇降手段Cを用いて、第1及び第2制御管8b
および10bを(ウェイト34とともに)上昇させる。
この段階では、中空突出部4のプラグ6は導入プレート
Aと当接したままであり、バー30は燃料要素の頭部に
接触した状態を保つ。第2制御管10bおよびウェイト
34は、第2制御管10bの孔50,5『がバー30の
孔30cの正面になる高さまで上昇させる。次いで、ロ
ックピン40の第1作動端40aを挿入する。かくして
、バー30とウェイト34とは一体化され、バー30は
クランプ8a内から突出している。第6d図に示した次
の段階では、一体化された第2制御管10bおよびバー
30を押し下げて、燃料集合体内に燃料要素D″を完全
に差込む。
即ち、ウェイト34の全荷重を燃料要素D″に加える。
この下降運動は、クランプ8の下端が中空突出部4の上
向き当接面6cに接触すると、止まる。孔50,5『お
よび孔30cは、両孔が一致するような位置を取り、バ
ー30は、燃料要素が燃料集合体内に完全に差込まれた
とき、プレートAの上面と燃料要素頭部の位置との間の
距離eに等しい長さだけクランプ8aの外に突出する。
第6e図に示した最終段階では、工具Bの可動部分が、
工具を燃料要素の貯蔵ラックF(第6f図)に移送する
ための位置に来る。このためには、ロックピン40の第
1作動端40aを外し、スリーブ2の孔2eが第2制御
管10bの環状溝10eに向き合うようになる高さまで
第2制御管10bを第1制御管8b乃至支持部材20及
びバー30と共にスリーブ2に対して上昇させる。次い
で、孔2e内にロックピン40の第2作動端40bを挿
入する。かくして、スリーブ2および中空突出部4がロ
ッド10bを介して、支持部材20と一体化される。そ
して、このとき、バー30の下端は、突出部4のオリフ
ィス6a内に僅かに突出している。この位置とするには
、孔2eと環状溝10eとが向き合つた際に、バー30
の下端が第6e図に示した位置を占めるよう(もちろん
、バーの部分30aは第1制御管8bの下部ストッパ3
2aに接触する)、上記孔および環状溝を配置させる。
バー30の上端30dは支持部材20のボア2J0aよ
り常に突出していることが肝要である。
バー30は、すべての操作段階において、燃料要素に接
触しているので、上端30dは、要素D″の上端の高さ
のインジケータになる。かくして、燃料要素の正確な差
込状態を検証することができiる。第6f図および第6
g図に、燃料要素D″を把持して貯蔵ラックFから引出
す操作を示した。
工具Bを、燃料要素D″を含むラックFの貯蔵位置F1
の上方に置く。燃料要素が突出しているフ貯蔵位置の上
面F2にスリーブの当接面6bが接触するまで、工具B
を下げる。ロックピン40を外し、燃料要素の頭部によ
つて押されたバー30(大径部30a)がストッパ32
bに接触するまで、下降運動を続ける。次いで、既述の
如く、クランプ8aを閉じる。昇降手段Cを用いて、切
割リング34aがスリーブ2のストッパ2aに当接する
まで、第1及び第2制御管8b,10bとバー30の組
合わせ体を上昇させる。この位置では、燃料要素は、開
口6aの外に僅かに突出するが、大部分は、中空突出部
4によつて保護されている。次いで、工具Bを再び上昇
させ、手段Cにより水平方向に移動させて、導入プレー
トAの室内用開口A2の上方に置く。即ち、第6a図の
状態となる。上記説明より明らかな如く、本発明によれ
ば、クランプ8aにより貯蔵ラックで燃料要素を把持て
きると共に室内用開口を備えた導入プレートA及び開口
6aを備えた筒状工具ケースにより該燃料要素を燃料集
合体に関して横方向及び軸方向に正確な位置決めを行な
つた後、燃料要素を燃料集合体の対応位置へ導入するこ
とができる。
しかもクランプ8aから突出自在なバー30により、導
入時には、燃料要素が燃料集合体のスペーサーグリッド
を貫通できるようにある程度の力を燃料要一素に加える
ことができ、これにより、燃料集合体内における燃料要
素の軸方向位置を調節できると共に、最早工具では燃料
要素を保持できないような深さまで燃料要素を燃料集合
体内に導入した後でも、更に完全に燃料要素を差し込む
ことができ;る。更に、昇降手段Cにより、燃料要素が
つかえたときには再導入の為に燃料要素を持ち上げるこ
とができる等、本発明は極めて実用性に富む優れた効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、それぞれ、燃料要素取付工具の
上部および下部の垂直断面図、第3図は、燃料集合体内
に燃料要素を挿入できるようピンを挿入した状態の同様
の工具の垂直断面図、第4図は、燃料要素をくわえてい
ない工具を移送できるようピンを挿入した状態の同様の
工具の垂直断面図、第5図は、ピンを導入した状態を示
す、第4図の線■−■に沿う水平断面図、第6a〜6g
図は、燃料要素を貯蔵ラックから引出して燃料集合体内
に導入する間の各段階における工具の略図である。 A・・・・・・導入プレート、B・・・・・・取付工具
、C・・・・支持部材、D・・・・・・燃料要素、D″
・・・・・・燃料集合体、F・・・・・・貯蔵ラック、
2・・・・・・スリーブ、4・・・・中空突出部、8a
・・・・・・ジョー、8b,10b・・制御管、10a
・・・・・・マンドレル、12・・・・・・制御ボック
ス、14・・・・・・操作ハンドル、30・・・・・・
押し棒又はバー、34・・・・・・ウェイト、40・・
・・スピンドル、50,5『・・・・・・孔、52,5
2″・・・・・・開口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定位置に配置される多数の棒型垂直燃料要素と該
    燃料要素の固定用構造体とから成る燃料集合体内に燃料
    要素を導入する装置において、燃料要素を通過させて燃
    料集合体内における上記燃料要素の位置決めを行なう複
    数の案内用開口を備え、且つ上記燃料集合体の下面に固
    定可能な導入プレートと、燃料要素を把持して燃料集合
    体内に導入する工具と、燃料要素の貯蔵ラックの貯蔵位
    置の上方と、上記導入プレートの室内用開口の上方との
    間で上記工具を水平方向に変位させ得る昇降手段とを具
    備し、上記工具が、 軸線方向の開口を備え、且つ上記導入プレートに当接可
    能な下向き当接面を下端に有し、ストッパを上端に有す
    る筒状ケースと、上記筒状ケース内を摺動自在な第1制
    御管と、該第1制御管の下端と一体化されたクランプと
    、上記クランプの開閉制御手段と、 上記第1制御管に対し限定的に相対運動するとともに、
    上記筒状ケース内を摺動自在な第2制御管と、上記第2
    制御管と固定関係にあり、その上端が上記筒状ケースの
    上端のストッパと共働するストッパを構成するウェイト
    と、上記第1制御管の端部と一体化され、且つ昇降手段
    と連結できる支持部材と、上記第1制御管内の上部スト
    ッパと下部ストッパとの間を摺動でき、上端が支持部材
    から突出して操作時の燃料要素の位置のインジケータを
    構成し、且つ下端が上記筒状ケースの下向き当接面の開
    口を通過し得るようになつているバーと、上記バーと上
    記第2制御管とを垂直方向変位に管して連結する着脱自
    在な第1ロック手段と、上記第2制御管と上記筒状ケー
    スとを垂直方向変位に関して連結する着脱自在の第2ロ
    ック手段とから構成されていることを特徴とする装置。 2 上記クランプの上記開閉制御手段は上記第2制御管
    の下端に設けられ、上記第1制御管を囲み且つ上記クラ
    ンプに作用する円筒チャックと、上記第2制御管の上端
    に軸方向の相対運動不能に連結され、且つクランプの開
    放位置と閉鎖位置との間でクランプに対して円筒チャッ
    クを限定的に相対運動させ得る手段とから構成されこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の装置。 3 上記第1ロック手段が、上記第2制御管に設けた2
    つの孔と、上記バーに設けた1つのスロットと、上記孔
    及びスロット内に導入できるピンとから構成され、上記
    孔及びスロットは、それらが一致した状態で燃料要素が
    燃料集合体内に完全に差込まれたとき、上記バーは、導
    入プレートの上面と燃料要素頭部の位置との間の距離に
    等しい長さだけクランプの外に突出し、且つクランプが
    上記筒状ケースの下端に設けられた上向き当接面に当接
    するよう、配置されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第2項記載の装置。 4 上記第2ロック手段が、二股のピンと、上記第2制
    御管の外周に設けた環状溝と、上記管状ケースの上部に
    設けた2つの孔とから構成され、上記ピンは、上記孔お
    よび上記溝内に挿入でき、上記溝および上記孔は、これ
    らが向き合つたとき、下方位置にある上記バーの下端が
    上記筒状ケースの下向き当接面の開口内に突出するよう
    配置されていることを特徴とする特許請求の範囲第2項
    に記載の装置。 5 上記筒状ケースの上端のストッパ及び上記ウェイト
    の上端は、上記2つのストッパが接触したとき、クラン
    プと筒状ケースの下向き当接面の開口との間の距離が燃
    料要素の高さよりも僅かに小さくなるよう、配置してあ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1〜4項のいずれ
    か1項に記載の装置。
JP54101167A 1978-08-08 1979-08-08 原子炉の燃料集合体内に燃料要素を導入する装置 Expired JPS6050314B2 (ja)

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