JPS60502092A - 酸性ガスのスクラビング法の効率の増大のための核化剤の使用 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 酸性ガスのスクラビング法の効率の増大のための核化剤の使用１種または２種以 上の酸性ガスの収着剤を使用し、収着剤を再生して酸性ガスを開放させ、そして リーン収着剤（ｌｅａｎ　５ｏｒｂｅｎｔ）を酸性ガス除去工程に戻すことによ り、Ｈ２Ｓ、ＳＯ２、ＣＯ２などのような酸性ガス類を含有する天然ガスまたは 合成ガスから前記酸性ガスを除去することは、古く、かつ文献によく記載された 技術である。

収着剤の種類は広範囲にわたり、そして熱炭酸カリウム、アルカノールアミン、 グリコール、ならびにスルフィツールなどを包含するが、これらに限定されない 。これらの収着剤の各々は、特定の酸性ガスまたは天然ガスまたは合成ガスの組 成、前記酸性ガスを含有するガスの物理的状態、ならびに除去の目的、すなわち 、他の成分からガスの燃焼または化学的使用または回収のためのガスの流れの清 浄、例えば、煙道ガスからめＣＯ２の清浄、について特定の利点を有する。

ガス価格の増大、環境の問題および／または成分、例えば、価格が低い場合、の 潜在的に大きい体積の使用に照して、処理または回収のコストへの最近の圧力は 、より高い濃度の収着剤ならびに再生がより困難な収着剤を使用することにより 、現存するプラントにおける収着剤の装入量を増大しおよび／または酸性ガスの 除去容量またはガスの回収容量を増大するために、商業的に実施される方法の変 更を促した。これらの変更された方法は、再生単位装置におけるより高い熱の使 用を必要とし、多くの場合において、より高い燃料のコストに加えて、より過酷 な腐食の問題を生じた。

したがって、本発明の目的は、これらの変更された方法をより効果的に利用し、 同時に変法における再生器区画に付随するコストおよび腐食の問題を減少する手 段を提供することである。

本発明によれば、リッチ収着剤（ｒｉｃｈ　５ｏｒｂｅｎｔ）溶液、例えば、モ ノエタノールアミン、は、再生前に、リッチ収着剤をガスストリッピソグにかけ るかあるいはかけないで、リッチ収着剤を核化剤（例えば、炭素粒子）と接触さ せることにより、減少した酸性ガス含量を有することができる。これらの２つの 簡単な操作の効果は、収着剤が保持する酸性ガスのかなりな量をフラッシュする 。これらの酸性ガスは、ストリッピングカスが燃焼性ガスであるとき燃焼させる ことができ、あるいはクラウス（Ｃ１ａｕｇ）のテイル・ガス（ｔａｉｌ　ｇａ Ｓ）中位装置として回収または反応させることができる。リッチ収着剤の酸性ガ ス含量のフラッシング部分の結果は、収着剤の再生に必要な熱の量が少なく、あ る場合において、ティル・ガスの回収または転化単位装置への装入量を減少し、 そして再生区画における腐食の可能性を減少する。

実質的に、核化剤は、それが収着剤または核化される１種または２種以、１−の 酸性ガスと反応しないかぎり、使用することができる。炭素粒子、活性炭または 木炭粒子、セラミック粒子、金網、不織マットまたは充填物などを使用すること ができる。

同様に、ストリッピングガスの種類は、それが収着剤または１種または２種以」 −の酸性ガスのいずれとも反応しないかぎり、臨界的でない。

ガス、水蒸気、窒素、二酸化炭素（ＣＯ２が収着されるガスでない場合）などを 使用することができる。

また、核化剤またはストリッピングガスのいずれをも単独で使用して、各場合に おいて、改良された結果を得ることができるが、もちろん、両者を用いた場合に 比較して、喫食は大きくないことを理解すべきである。

さらに、操作は異る容器内で個々に実施することができ、そのような場合におい て、好ましくは核化工程を最初に存在させる。

現存する商業的処理プラントにおけるいくつかの変更を、添付図面に示す。

第１図は、本発明の変更を組み込んだ商業的酸性ガス処理プラントのフローダイ ヤグラムを表わす。

第２図は、ストリッピングガスのみを組み込んだ同一プラントを表わす。

第３図は、核化およびストリッピングガスの両者を使用する同一プラントを表わ し、ここでストリッピングガスはストリッピングがま（ｓｔｉｌｌ）（再生器） のりボイラーへの燃料ガスである。

第４図は、本発明に従う核化のみを利用する商業的プラントを示す。

第５図は、核化床の上の分圧を減少するために排除器への燃料ガスの使用を示す 。

本発明に従い、第１図に図解されるガス処理プラントは、処理すべきサワーガス （１１）と収着剤を向流接触させる接触器または吸収器（ｌＯ）、リッチ−リー ン熱交換器および、本発明に従い、核化剤（１４）およびストリッピングガス（ １５）を分配する設備を含有するリッチ収着剤フラッシュ槽（１３）、必要に応 じてブースターポンプ（１６）、およびストリッピングがままたは再生器（１７ ）から成る。前記再生器（１７）は、次の（ａ）、（ｂ）および（Ｃ）から成る ＝　（ａ）リボイラー、それと関連して収着剤を加熱する、および、　（ｂ）凝 縮器、オーバーヘラＦを凝縮して、凝縮した収着剤を液体として、（Ｃ）蓄積器 （２０）を通してかま（１７）の」二部へ戻す。リボイラー（１８）からの熱い リーン収着剤（２１）は、リッチ−リーン熱交換器（１２）、必要に応じてブー スターポンプ（２２）、および収着剤を最良の収着温度に冷却するリーン冷却器 （２３）を通過した後、ポンプ（２４）を経て、接触器（１０）へ戻る。

変更は簡単でありかつ資本投下゛をほとんど必要としない。燃料、腐食などにお ける節約、ならびに収着剤溶液の濃度および収着剤中の酸性ガスの装入の両者に 増加のすべては、経済的利益に寄与し、ならびに１０〜２０％の水性収着剤溶液 のために設計された現存する多数のプラントの変更を可能とする。

変更の残りは、」二の説明および図面から自明である。

国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｌ、酸性ガスを含有する流れを再生可能な液状収着剤溶液と接触させてリッチ収 着剤溶液を生成し、前記リッチ収着剤溶液中に収着された酸性ガスを開放してリ ーン収着剤を生成する方法で前記収着剤を再生し、そして前記リーン収着剤を接 触工程に再循環することによって、天然ガスまたは合成ガスから酸性ガスを除去 する方法において、前記リッチ収着剤を、その再生前に、核化剤と接触させ、こ れにより再生工程へ供給されるリッチ収着剤溶液の酸性ガス含量を減少させるこ とを特徴とする方法。 ２、リッチ収着剤溶液を、また、収着剤および１種または２種以上の酸性ガスと 非反応性であるガスと接触させ、前記接触は前記酸性ガスを前記リッチ収着剤溶 液からフラッシュできるゾーンにおいて実施することをさらに特徴とする請求の 範囲ｌに記載の方法。 ３、（１）ガスの流れを収着剤溶液で処理してリッチ収着剤の流れを生成する接 触器区画、および（２）酸性ガスをリッチ収着剤の流れから除去する（与生区画 を有する酸性ガス処理プラントにおいて、前記接触器区画と前記再生区画との間 に、リッチ収着剤の流れを核化剤と接触させる核化区画が存在することを特徴と する酸性ガス処理プラント。 ４、ストリッピングガス区画が存在し、前記区画は前記核化剤区画と物理的に統 合されることができ、リーン収着剤溶液を収着剤および１種または２挿具１−の 酸性カスと非反応性であるガスと接触させることをさらに特徴とする請求の範囲 ３に記載の装置。