JPS60500416A - 新規ニトロソ尿素、その製法およびその治療への応用 - Google Patents

新規ニトロソ尿素、その製法およびその治療への応用

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JPS60500416A
JPS60500416A JP50080384A JP50080384A JPS60500416A JP S60500416 A JPS60500416 A JP S60500416A JP 50080384 A JP50080384 A JP 50080384A JP 50080384 A JP50080384 A JP 50080384A JP S60500416 A JPS60500416 A JP S60500416A
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JP50080384A
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ロドリゲ,マール
マルチネ,ジヤン‐アルフオンス‐ジヨゼフ
エンバツク,ジヤン・ルイ
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サントル・ナシオナル・ドウ・ラ・ルシエルシユ・シアンテイフイ−ク (セ−エヌエ−ルエス)
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07D209/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • C07D209/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings, condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom condensed with one carbocyclic ring
    • C07D209/04Indoles; Hydrogenated indoles
    • C07D209/10Indoles; Hydrogenated indoles with substituted hydrocarbon radicals attached to carbon atoms of the hetero ring
    • C07D209/18Radicals substituted by carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals
    • C07D209/20Radicals substituted by carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals substituted additionally by nitrogen atoms, e.g. tryptophane

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 蜜iL三1−ロソ尿素ユその製法巧よびその治療への応用本発明は、新規な二I ・ロソ尿素、その製造方法およびその治療への応用に関する。
ある種のハロアルキルニトロソ尿素類、特に2−クロロエチルニトロソ尿素類は 、動物およびヒトの悪性腫瘍に対して制癌作用を示すために特に関心が持たれて いる種類の化合物であり、これらの化合物が癌の化学療法に有用であることは公 知である。
より大きな抗腫瘍効果および/またはより低い毒性を示すことのできるこの系列 の新規な化合物を開発するために多大の研究が行わ゛れてきた。
その結果、ごく最近、遊離アミノ酸またはアミドの末端C側誘導体である新規な ニトロソ尿素化合物が提案された。この誘導体は興味ある細胞毒性作用を示した 。
本発明は、アミノ酸から誘導した新規なニトロソ尿素化合物に関し、これは、最 も簡単な場合でもアミン官能基と酸官能基の少なくとも2つの反応性部位を有し ているという、アミノ酸のもつ多官能性の特徴を発揮する。
本発明によると、アミノ酸のアミン官能基には細胞毒性のあるニトロソ尿素部位 を結合させ、酸官能基の方はナイトロジエンマスタード部位を結合させる。
より具体的には、本発明は、L、、D、DL、アロ(allo)およびトレオ( threo)形の下記一般式で示される化合物に関する・式中、Aば弐: HN (R)−A−COOHのアミノ酸の残基を表し、Rは水素原子、を機基、特にア ルキル基を表すが、または式中の窒素原子およびAとともにRは複素環を形成し ていてもよく、のニトロソ尿素基を表し、 Xは弐: C1−CH2−CH2−NH−1(CI−CH2−CI+2) zN −または(CI−CH2−CH2) 2N−C6H,−NH−のナイトロジェン マスタート基を表す。
このように、上記一般式の化合物は、2つの既知の細胞毒性部位、すなわちアミ ノ酸の末端N側の少なくとも1つのニトロソ尿素基Yと、末端C側の少なくとも 1つのナイトロジェンマスタート基Xとを保有している。骨格のアミノ酸が2個 の酸官能基を有するもの(例、アスパラギン酸)である場合、この化合物は1個 のニトロソ尿素部位と2個のナイトロジェンマスタード部位とを有すること。こ なる。また、骨格のアミノ酸が2個のアミン官能基を有するもの(例、リジン) である場合、この化合物は2個のニトロソ尿素部位と1個のナイトロジェンマス タート部位とを有することになる。
本発明の化合物は、したがって、アミノ酸に結合させた1個のニトロソ尿素部位 を含有する公知の1官能性化合物とは基本的に区別される多官能性の化合物であ る。
本発明にかがる第1群の化合物は、次の一般式に対応するものてまたは Ni1 −(CH2)2CH(OH)−CH2−NH−Yを表し、nは1〜7の整数であ り、XとYは上と同し意味である。
この第1群は木質的に天然アミノ酸およびその誘導体からなるものである。
本発明にかかる第2群の化合物は、次の一般式に対応するもので」二記式中、n は1〜7の整数を表し、XとYは上と同し意味である。
この第2群の化合1ylは、合成によってのみ得ることのできる非天然のアミノ 酸からなるものである。
本発明にかかる第3群の化合物は、次の一般式に対応するものである・ 上記式中、R”は有機基、特にアルギル基を表し、XとYBよ上と同じ意味であ る。
本発明の好ましい化合物としては、一般式■でAが・A 1a 、、β−Ala 。
Asp、 Asn、 Gly、 GABA、 Ile、 Leu、 Lys、  Met、 Phe、 Pr、o、、 Trp およびTyrから選んだアミノ酸 の残基を表しているものを挙げることができる。
一般式■の化合物の製造方法は、次の反応式で示すことができる。
本発明の方法は、下記の工程からなる。
まず、一般式; (式中、Aは上と同し意味てあり、Pは保護基を、Actは活性化基をそれぞれ 表す)の化合物を、式: %式%() (式中、Xは上と同し意味)の化合物のアミン塩酸塩と反応させて、の化合物を 生成させる。この一般式■の化合物を次いて水素化するの化合物が得られる。こ の一般式Vの化合物を次いて、−C式:%式%() (式中、YとActはそれぞれ上と同し意味)のニトロソカルバメートと反応さ せる。
上記方法においてへニトロソ尿素部位として2−クロロエチルニトロソ尿素およ びメチルニトロソ尿素を、またナイトロシエンマスタード部位として2−クロロ エチルアミン、ビス(2−クロロエチル)アミンおよびN、N−ビス(2−クロ ロエチル)フェニレンジアミンを使用した。
N保護基であるPは、ベンジルオキシカルボニル基(Z)とtert−ブチロキ ジカルボニル基(Boc)のいずれでも同しようによい。ただし、イオウを含有 するアミノ酸の場合には、Boc Mを用いる方が好ましい。
活性化は好ましくは活性化エステルにより行う。Actがp−二I・ロフェノー ルまたはN−ヒドロキシスクシンイミド基を表すのが有利である。
2−クロロエチルニトロソ尿素およびメチルニトロソ尿素の導入は、それぞれ活 避化N−(2−クロロエチル)−N−二十ロソカルハメートまたは活性化N−メ チル−N−ニトロソカルバメートにより行うのか有利である。
上記方法において、一般式■の化合物と一般式■の化合物との反応已よ、有機溶 媒、たとえばジメチルホルムアミド(DMF)の存在下に行う。次いでこの溶媒 を留去し、残香を酢酸エチルに溶解し、得られた有機相を次いで乾燥および濃縮 し、得られた残香を再結晶する。
一般式■の化合物の水素化は、常温常圧で炭素担持パラジウム触媒の存在下に有 機溶媒(例、エタン)中で行う。次いで、触媒を濾去し、得られた濾液を濃縮乾 固および乾燥する。
このようにして得られた一般式Vの化合物をを機熔媒し:溶解し、一般式■のニ トロソカルバメートをこれに添加する。反応混合物を室温で放置し、次いで減圧 濃縮する。得られた残香を次L)でクロマトグラフィー処理し、得られた純粋な 一般式■の化合物を再結晶処理する。
次に、本発明のニトロン尿素の製造の詳細を、以下の制、尿を目的としない実施 例により説明する。
N(≦、アミノ−”の2−クロロエチルアミンの一般的製法2−クロロエチルア ミン塩酸塩2.32 g(0,02モル)とジイソプロピルエチルアミン3.4 5m1 (0,02モル)とを0廿30 mlにとかして0℃に冷却した溶液に 、N保護アミノ酸の(p−ニトロフェノールまたはN−ヒドロキシスクシンイミ ドによる)活性化エステル0.01モルを添加する。反応混合物を室温で一晩攪 拌する。
次いでン容媒を減圧留去する。残金を酢酸エチル200 mlに溶解する。
この溶液を2X100mlの10%クエン酸水ン容液、2 X100 mlの水 、2X100mlの飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、および2X100mlの水 で順に洗浄する。有機相を硫酸ナトリウム上で乾燥し、減圧?t!縮する。
場合に応じて、得られた残金を直接再結晶するか、シリカカラムでクロマトグラ フィー精製した後で再結晶する。
下記の実施例1.1ないし1.9の化合物は、この一般的製法にしたがって製造 される。
劫例1.■ N−t−ブチロキシカルボニル−β−アラニン・2−クロロ−1=エチルアミド N−t−ブチロキシカルボニル−β−アラニンのN−ヒドロキシスクシンイミド エステルから。
ジクロロメタンと石油エーテルの混合物(1/1)から再結晶。
収率:65% 融点;25〜87℃ 分析: C+oH+qN20zC1(C,H,N)TLC: Rf−0,40( 酢酸エチル)渫財■L上」 N−カルボヘンジキシ−4−アミノ−2;1゛クン酸の2−クロロエチルアミド N−カルポヘンゾキシー4−アミツブクン酸のN−ヒドロキシスクシンイミドエ ステルから。
酢酸エチルと石油エーテルの混合物(1/1)から再結晶。
収率:63% 融点:97〜99℃ 分析: Cla H+ q N 203CI (C,H,N)TLC: Rf  = 0.35 (酢酸エチル)亥宛拠」」 N−t−ブチロキシカルボニルーし一アラニン・2−クロロ−3−エチルアミド N−t−ブチロキシカルボニル−し−アラニンのp−二トロフェニルエステルか ら。
残金をシリカカラムでクロマトグラフィー精製。溶離剤ニジクロロメタン/エー テル(1/1)。
エーテルと石油エーテルの混合物(1/3)から再結晶。
収率ニア6% 融点:101〜103℃ 分析: CI6H+qNzOzCI (C,H,N)TLC: Rt = 0. 68 (ジクロロメタン/エーテル2/1)(α)”ニー8.1°(C=1.  DMF)遺屓l〔上」 N−カルポヘンゾキシーL−イソロイシン・2−クロロ−4−エチルアミド N−カルボヘンジキシ−し一イソロイシンのN−ヒドロキシスクシンイミドエス テルから。
エタノールから再結晶。
収率ニア8% 融点=175〜177℃ 分析: C+aHz3NzOicI。 (C,H,N)TLC: R,= 0. 68 (酢酸エチル/ジクロロメタン1/1)〔α) 20 、+3,5°(C =L D肝)尖光例1.5 N−カルボヘンゾキソーし一ロイシン・2−クロロ−3−エチルアミド N−カルポヘンゾキン−L−ロイシンのN−ヒドロキシスクシンイミドエステル から。
酢酸エチルと石油エーテルの混合物(115)から再結晶。
収率:91% 融点=10] 〜103℃ 分析: C,H23N203C1(C,I(、N)TLC: Rr = 0.6 5 (酢酸エチル/ジクロロメタン1/1)〔α) 20: −8,8゛(c= 2.5. DMF)祖帆1刊 N−t−−ブチロキシカルボニルーし一メチオニン・2−クロロ−6−エチルア ミド N−t−ブチロキシカルボニル−し−メチオニンのN−ヒドロキシスクシンイミ ドエステルから。
油状の状態で得られ、それ以上精製しないで次工程に使用。
実施皿」A N−t−ブチロキシカルボニルザルコシンのN−ヒドロキシスクシンイミドエス テルから。
酢酸エチルとヘキサンの混合物(1/1)から再結晶。
収率:80% 融点=119°C 分析: C+oH+qN203C1(C,ILN)TLC: Rf−0,41( 、酢酸エチル)尖旌炎」」 N、N−ジカルポヘンゾキシーし一リジン・2−クロロ−8−エチルアミド Nc′、 NE−ジカルホヘンヅキンーし一リジンのN−ヒドロキシスクシンイ ミドエステルから。
酢酸エステルとヘキサンの混合物(1/1)から再結晶。
収率:88% 融点:123〜125°C 分析: Cz a H3Q N 30scI (C,[l、N)TLC: Rf −0,52(酢酸エチル)〔α) ” : +4.2 ° (C=L D門F) 芙J 工N−カルボヘンゾキシーL−9−アスパラギン酸のα、β−シ(2−クロロエ チルアミド) DMF70mlにN−カルボベンゾキシーし一アスパラギン酸5.34g (0 ,02モル)をとめ)した0℃の?容?夜に、2−クロロエチルアミン塩酸塩9 .28 g(0,08モル)、ジイソプロピルエチルアミン13.8 ml(0 ,08モル)およびN、N’−−ジシクロへキシルカルボジイミド8.24 g (0,04モル)を順に添加する。
室温で20時間経過後、生成したN、N“−ジシクロヘキシル尿素を濾去し、濾 液を減圧濃縮し、残香を酢酸エチル200 mlに溶解し、得られた溶液を上記 一般的製法に記載のように処理する。
得られた白色結晶をイソプロピルアルコールから再結晶する。
収量二2.4 g 、すなわち収率31%融点:174〜176℃ 分析: C+6Hz+l’l:+04C1z (C1H,N)TLC: Rt= 0.43 (ジクロロメタン/メタノール94/6)〔α) No 、 +2. 6 ° (C=1. DMF)大施五I 2−クロロエチル・ニトロソカルバモイルアミノ酸アミド(置換もしくは非 ) の−的11法 左火へ N−カルボベンゾキシアミノ酸アミド0.01モルを、エタン100 ml中の ?8液の状態で、炭素担持10%パラジウム触媒お゛よび1当量の10%塩酸水 溶液の存在下に常温・常圧で水素化する。
TLCが出発化合物の存在を示さなくなったら、触媒を濾紙で濾去し、濾液を減 圧下に濃縮乾固する。残香を粉末状になるまで乾燥エーテルとともに摩砕し、得 られた粉末を集め、工、−チルで洗浄し、デシケータの中で乾燥する。
生成したN脱保護誘導体を次いで20m1のDMFに溶解する。1当量(0,0 1モル、172 ml)のジエチルアミン(DIEA)を低温で添加し、続いて 2,4.5−1リクロロフエニル・N−2−(クロロエチル)−N−ニトロソカ ルバメート0.012モル(3,98g)を添加する。
反応混合物を室温で3時間放置した後、減圧濃縮する。残香をシリカカラムでク ロマトグラフィー精製する。得られた純生成物を適当な溶媒から再結晶する。
収率はN−保護誘導体の量に基づいて算出する。
麦吏旦 N−t−ブチロキシカルボニルアミノ酸アミド0.01モルを2%のチオアニソ ールの存在下に室温で20m1の無水トリフルオロ酢酸に溶解する。40分後、 溶液を減圧濃縮し、残香を粉末状になるまで無水エーテル中で摩砕する。
この後の操作は方法Aと同様に実施する。
方法AまたはBにしたがって下記化合物が製造される。
叉■適」」 N−(2−クロロエチル)−N−ニトロソカルバモイル−β−アラニン・2−ク ロロエチル−10−アミド実施例1.1の前駆物質から得られる。方法B。
クロマトグラフィー溶離剤ニジクロロメタン/酢酸エチル(3/1)。
酢酸エチルと石油エーテルの混合¥1lJ(1/1)から再結晶。
収率:66% 融点=84 〜85℃(分解) 分析: CoH+4N40rCIz (C1H,N)TLC: Rt = 0. 58 (酢酸エチル)IR: シー 1470 cm−’ (N−NO)実施± 」」 4−[N−(2−クロロエチル)−N−ニトロソウレイド] −11−ブタン酸 の2−クローD I %−ルアミド実施例1.2の前駆物質から得られる。方法 A。
クロマトグラフィー溶離剤:酢酸エチル。
エーテルとヘキサノの混合物(1/1)から再結晶。
収率ニア9% 融点二63 〜64−℃(分解) 分析: C9H16N403CI□ (C,H,N)TLC: R+ = 0. 45 (酢酸エチル)IR+シー1485cm−’(N−No)実施例1.3の 前駆物質から得られる。方法B。
クロマトグラフィー溶離剤ニジクロロメタン/酢酸エチル(9/1)。
収率:60% 融点:112〜114℃ (分解) 分析: Ca H+ a N 403ch (C,H,N)TLC: Rf =  0.43 (ジクロロメタン/酢酸エチル2/l)T R: I’ = 14 75 cm−’ (N−No)(α) ” : +43.2°(C=1. DM F)尖施斑」」 N−(2−クロロエチル)−N−ニトロソカルバモイル−L−イソロイシン・2 −クロロエチル−13−アミド実施例1.4の前駆物質から得られる。方法A。
クロマトグラフィー溶離剤:ジクロロメタン/酢酸エチル喧3/1)。
エーテルから再結晶。
収率・67% 融点=103〜104℃ (分解) 分析: Ca H26N 40 acl。 (C,H,l1l)TLC: Rt  = 0.58 (ジクロロメタン/酢酸エチル1/1)I R: v−148 0cm−’ (N−No)N−(2−70ロエチル)−N−ニトロソカルバモイ ル−し−ロイシン・2−クロロエチル−14−アミド実施例1.5の前駆物質か ら得られる。方法A。
クロマトグラフィー溶離剤:酢酸エチル/石油エーテル(3/1)。
酢酸エチルと石油エーテルの混合物(1/10)から再結晶。
収率ニア1% 融点:117〜118°C(分解) 分析: C,IH2ON、03C12(C,It、N)TLC: R,= 0. 52 (酢酸エチル/ヘキサン2/1)I R: v = 1430 cm−’  (N−No)〔α) ” : +18.5° (C=1. DMF)天11[ 又J 凡ユ±肚召凹正工±土り二りだ」」1左止ユ到匂辷」郵J土オニン・2−クロロ エチル−15−アミド実施例1.6の前駆物質から得られる。方法B0クロマト グラフィー?容離M、エーテル。
エーテルと石油エーテルの混合物(1/1)から再結晶。
収率:63% 融点:53 〜55°C 分析:C3゜HIIIN40.SC1(C,+1.N)TLC: Rf = 0 .64 (エーテル)I R: v =’ 1485 cm−’ (N−NO) 〔α) 20 : +9.5°(C=1. DMF)寒立皿」J 凡ユ」遣口クヱOX % 71佳二骨辷≦玉口とムリヒ生到進火i火ユ乞Z・2 −クロロエチル−16−アミド 実施例1.7の前駆物質から得られる。方法B。
クロマトグラフィー溶離剤ニジクロロメタン/酢酸エチル(9/1)。
エーテルとヘキサンの混合物(1/1)から再結晶。
収率:63% 融点:63 〜65℃ 分析: CeH+aNaOzC1□ (C,H,N)I R: v−14’70  cm−’ (N−No)TLC: Rt = 0.36 (酢酸エチル/ジク ロロメタン1/1)災宛拠」J 実施例1.8の前駆物質から得られる。
方法Aを利用するが、リジンがアミン官能基を2個含有しているため、旧EAと 「活性化」ニトロソカルバメートを2倍量ずつ導入するようにこの方法を修正。
クロマトグラフィー溶離剤ニジクロロメタン/酢酸エチル(9/1)。
酢酸エチルと石油エーテルの混合物(1/4)がら再結晶。
収率:52% 融点:69℃ (分解) 分析: C14H24N50?C13(C,H,N)TLC: Rf = 0. 40 (酢酸エチル/ヘキサン1/1)I R: v−1470,1480cm −’ (N−No)〔α) 20: +12.3’ (C=L DMF)実施例 2.9 N−(2−クロロエチル)−N−ニトロソカルバモイル−L−18−アスパラギ ン酸のα、β−ジ(2−クロロエチルアミド)反応の粗生成物を水中で摩砕し、 乾燥し、エーテル中で摩砕し、乾燥する。得られた粉末をアセトンとヘキサンの 混合物(1/1)から再結晶する。
収率ニア0% 融点=156〜157°C(分解) 分析: CzH+l]N5OnC13(C,H,N)TLC: R,−0,29 (クロロホルム/酢酸エチル3/1)I R: ν= 1475 cm −’  (N−No)〔α〕20: →−23,0°(C=1.D肝)既知のニトロソ尿 素類と同様に、本発明の化合物も制癌、抗腫瘍および抗有糸分裂の各作用を示す 。
したがって、本発明の化合物は、人間および動物の悪性腫瘍の治療用の制癌薬と なる。
他の既知のニトロソ尿素類と比へた本発明の若干の化合物の制癌活性を、次に述 べる実験操作にしたがって測定した。
F1マウス(DB八へ2XC57B 1/6)に、0日目に105個のロイケミ ア(leukemia) L 1210細胞を腹腔内径路により接種し、5群に 分ける。
第1群は対照群であり、残りの4群には1日目、5日目および9日目に各種濃度 の被験化合物で処置する。被験化合物は油中ぞ、濁液として注射する。マウスの 生死を観察し、死亡個体を剖検して死亡が白血病によるのか、投与薬剤の毒性作 用によるのかを調べる。被験化合物の各投与量ごとに、結果をT/C(%) ( Tは処置群の生存癒した場合にT/C−(イ))として表す。T/C≧125% は、その薬剤か有効であることを意味する。
この試験を、下記一般式: で示される化合物により、アミノ酸と置換基X(末端C(、llJ’置換基)の 種類を変えて実施した。
Xの意味は次の通りである: 1)本発明の化合物: X −−Nil−C1lz−CH□C1,−N(CI□ −CH2C1) zまたは−NH−C6H4−N(CH2−CH2C1)2 ; 2)本発明の範囲外の化合物: X−−NH2または−NH−CH3゜結果を次 表に示す。
表 −L121(Xi、p、)に対する活性の結果上の表は、LD5いT/C、 l’1.E、1.D、 (最大有効体内用量、すなわちT/C−−に対応する最 大活性のプラトー)の量に関する。
表の結果は、本発明の2−クロロエチルアミド2花合物が既知のアミド化合物( 末端C側−NH2)より有効であることを示している。
すなわち、次の表にも示すように、化合物& 9.13および15は、化合物&  10.14および16よりずっと有効である。
匡り透専体 隅 置@基 9 −NH−CH2−CH,−CI MEID: 15〜50 mg/kgの範 囲内10 −NH2最大活性プラトーを示さず町り版星生 13 −NH−CHz−CHz−CI MEID: 10〜30 mg/kgの 範囲内14 −NH2最大活性プラトーを示さずPIF誘導体 15 −NH−C)12−CH2−CI MEID: 40〜60 mg/kg の範囲内16 −NH2最大活性プラトーを示さずLDso値の結果は本発明の 化合物の毒性が低いことを示していることにも留意すべきである。
本発明は、上記一般式Iで示される化合物を有効主成分として含有する薬剤組成 物にも関する。
国際旨査報告 AJNEXToTE’、p:INTER3+Am=IONALSEARCHRE PORTONINTERNATIONAL APPLICATION No、  PCT/FR8410○028 (SA 6523)第1頁の続き @発明者 マルチネ、ジャンーアルフォンスージョゼフ (jM@ 間者 エンバック、ジャン・ルイフランス国 34000 モンペリ エ、リュー・デ・セベンヌ(番地なし)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.L、D、DL、アロおよびトレオ形の下記一般式で示される化式中、Aは式 : HN(R)−A−COOHのアミノ酸の残基を表し、Rは水素原子、有機基 、特にアルキル基を表すか、または式中の窒素原子およびAとともにRは複素環 を形成していてもよく、のニトロソ尿素基を表し、 Xは式: C1−CH2−CH2−N1+−1(CI−CHz−CHz) zN −または(CI−CH2−CI+2) 2N−C6H4−NH−のナイトロジエ ンマスタード基を表す。 2、下記一般式で示される請求の範囲第1項に記載の化合物ニー(CH2)2C II(OH)−CH2−N)I−Yを表し、nは1〜7の整数であり、XとYは 請求の範囲第1項に記載の通りである。 3、 下記一般式で示される請求の範囲第1項に記載の化合物:上記式中、nは 1〜7の整数を表し、XとYは請求の範囲第1項に記載の通りである。 4、下記一般式で示される請求の範囲第1項に記載の化合物:上記式中、R”は 有機基、特にアルキル基を表し、XとYは請求の範囲第1項に記載の通りである 。 5、 Aが Ala、β−八へa、八sp、Asn、Gly、GABA、Ile 、Leu、Lys、Met、 Phe、 Pro、 Trp およびTyrがら 選んだアミノ酸の残基を表している請求の範囲第1項に記載の化合物。 (式中、A、XおよびYは請求の範囲第1項に記載の通りの意味)で示される化 合物の製造方法であって、一般式: (式中、Aは上七同し意味であり、Pは保護基を、Actは活性化基をそれぞれ 表す)の化合物を、式、: HX (II+) (式中、Xは上と同し意味)の化合物のアミン塩酸塩と反応させて、の化合物を 生成させ、 この一般式■の化合物を水素化して、一般式:の化合物を得、 得られた一般式Vの化合物を、一般式:%式%() (式中、YとActはそれぞれ上と同し意味)のニトロソカルバメートと反応さ せて、一般式■の化合物を得ることからなる上記方法。 ?、Pが、ヘンシルオキシカルボニル基(Z)またはL−ブチロキシカルボニル 基(Boc)であり、Actがp−二トロフェノール基またはN−ヒドロキシス クシンイミド基である請求の範囲第6項に記載の方法。 8、一般式■の化合物と一般式■の化合物との反応を有機溶媒の存在下に行い、 次いでこの溶媒を留去し、残香を酢酸エチルに溶解し、得られた有機相を乾燥お よび濃縮し、得られた残香を特徴とする請求の範囲第6項および第7項のいずれ かに記載の方法。 9、一般式■の化合物の水素化を、灰素担持パラジウム触媒の存在下に有機ノ容 媒中で行い、触媒を濾去し、得られた濾液を濃縮乾固および乾燥する、請求の範 囲第6項に記載の方法。 1〇 一般式Vの化合物を有機溶媒に溶解し、一般式■のニトロソカルバメート をこれに添加し、反応混合物を室温で放置後に減圧濃縮し、残香をクロマトグラ フィー処理し、得られた純粋な一般式Iの化合物を再結晶処理する、請求の範囲 第6項ないし第9項のいずれかに記載の方法。 Il、腫瘍の治療に特に適した薬剤としての請求の範囲第1項ないし第5項のい ずれかに記載の化合物。 12、請求の範囲第1項ないし第5項のいずれかに記載の化合物を主有効成分と して含有する薬剤組成物。
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