JPS61210097A - ペプチド及び該ペプチドの薬学上許容される塩、その製法及び血圧降下剤 - Google Patents

ペプチド及び該ペプチドの薬学上許容される塩、その製法及び血圧降下剤

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JPS61210097A
JPS61210097A JP61022206A JP2220686A JPS61210097A JP S61210097 A JPS61210097 A JP S61210097A JP 61022206 A JP61022206 A JP 61022206A JP 2220686 A JP2220686 A JP 2220686A JP S61210097 A JPS61210097 A JP S61210097A
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JP61022206A
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アレサンドロ・シスト
アントニオ・シルビオ・ベルデイーニ
アントニオ・ビルデイア
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K5/00Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof
    • C07K5/02Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof containing at least one abnormal peptide link
    • C07K5/0212Peptides containing up to four amino acids in a fully defined sequence; Derivatives thereof containing at least one abnormal peptide link containing the structure -N-C-N-C(=0)-, e.g. retro-inverso peptides
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P9/00Drugs for disorders of the cardiovascular system
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 に類似の部分的にretro逆転された新規なペプチド
に係わる。該ペプチドは血圧降下剤として使用される。
さらに詳述すれば、本発明は、下記一般式1で表わされ
る部分的にretro逆転された新規なペプチド及びそ
の薬学上許容される塩に係わる。
式中、R1  及びR2  は、同一又は異なる基であ
って、各々独立して、天然ペプチド中に存在するアミノ
酸残基のfMll3’を表わす。
Xは、−s−@又は−o − aH2((今である。
Zt/′i、水酸基、アルコキシ基又はアミン基である
「薬学上許容される塩」とは、上記一般式Iの化合物の
各′!11′;f4機又は無機の酸及び塩基による塩を
いう。かかる塩は常法、たとえば遊離酸形又は遊離塩基
形の生成物を、生成する塩が不溶の溶媒又は媒体中にお
いて、又は容易に除去されつる溶媒中において、1当量
以上の適当な塩基又は咳と反応させることにより生成さ
れる。このような塩としては、アンモニウム塩、ナトリ
ウム、カリウム、カルシウム及びマグネシウムの如きア
ルカリ金属又はアルカリ土類金属の塩、有機塩基(たと
えばN−メチルーDーグルカミン及びジシクロヘキシル
アミン)との塩、塩基性アミノ酸(たとえばアルギニン
及びリシン)との塩等、及び有機又は無機酸(たとえば
HCJL, HBr 、 H2SO4、H,PQ4、ス
ルホン酸、シュウ酸、酢酸、ピバリン酸等)との塩を含
む。
無毒性の生理学上許容される塩が望ましいが、たとえば
生成物を単離又はfW復する際には、他の塩も使用でき
る。
本発明による化合物の中でも好適なものは、一般式■に
おいて、R1がアラニン、バリン、インロイシン及びロ
イシンの側鎖に相当するメチル基、2−プロピル基、2
−ブチル基及び2−メチル−1−10ビル基でなる群か
ら選ばれる基であり、R2がフェニルアラニン、チロン
7及0’ヒスチジンの側鎖にそれぞれ相当するベンジル
基、4−ヒドロキシ−ベンジル基及び4−イミダゾリル
メチル基でなる群から選ばれる基であり、Xが−s −
ph又は−0−CH2−Ph  であり、2が水酸基又
はアルコキシ基である化合物である。
最も好ましい化合物は、前記一般式Iにおいて、R′ 
がアラニンの側鎖に相当するメチル基であり、R2がフ
ェニルアラニンの側鎖に相当するベンジル基であり、X
が前述の基であり、Zが水酸基である化合物である。
インビトロにおいてアンジオテンシンz換酵i全阻害す
る本発明の化合物は、血圧降下剤として使用される。
過去IO年間に、高血圧症の発症におけるレニン−アン
ジオテンシン−アルドステロン系の重要な役割を支持す
る多数のデータが蓄積されてきた。
現在では、血液プラズマの偏性グロブリンに対するレニ
ンの作用により、デカペプチドであるアンジオテンシン
Iが生成され、このアンジオテンシン■が迅速に活性な
弁子物質(オクタペプチドであるアンジオテンシンm)
に変換されることが明らかになっている。このアンジオ
テンシン■は、動脈の平滑筋に対して作用して強力な血
管収縮作用金発暉する以外にも、副腎に直接作用して、
アルドステロンの分泌を促進し、これによりナトリウム
の貯留を起す。
アンジオテンシンIのアンジオテンシ/■への変換は、
アンジオテンシン変換酵素(ACE)によって行なわれ
る。このACE は、強力な降圧作用tもつノナペプチ
ドであるブラジキニンの不活性化にも作用する。
アンジオテンシン変換酵素のこれら二重の作用の結果、
動脈血圧の上昇金石く。
最近では、ブラジキニンの活性を増大すせるペプチドが
、ボスロブス・ジャララカ(BothropsJara
raca )  種の蛇の毒液から抽出された低分子量
フラクションから単離されている。さらに研究が行なわ
れ、これらのべ1チドがACE 阻害剤としても活性で
あることが明らかになっている。
これらのペプチドの中で、ペンタペプチドGlp−LY
S −Trp −Ala −Pro (BPP5a)が
最も強力なACE阻害削であることが知られている。こ
のような阻害剤について、アンジオテンシン変換酵素又
は哺乳動物が有するキナーゼ■によるアンジオテンシン
エのアンジオテンシン■への変換に由来するアンジオテ
ンシン性高血圧を緩和又はコントロールできる点に興味
が集まっている。アンジオテンシン変換酵素を阻害する
化合物は、腎性高血圧症、悪性高血圧症及び本態性高血
圧症の治療において、血圧降下剤として利用される。
これらの阻害剤は診断薬としても使用される。
実際、高血圧症の長期間の治療では、治療法の選択にあ
たり、ACE阻害剤の使用によるレニン−アンジオテン
シン系の連累度の測定が可能であることが重要である。
ペンタペプチドBPP5aは、ラットにおいて実験的に
誘発された腎臓−血管高血圧をコントロールでき、冠状
動脈に直接注射されたブラジキニンのインビボ活性を増
強し、脳内に直接注入される場合には、アンジオテンシ
ン系の0N8−介在弁子及びタキカルデイツク(tac
kycardic )作用を阻害するため、治療におい
て大いに有効であると思われる。
しかし、ペグチド咀害削を薬剤として使用するためには
、インビボ生化学的安定性も要求されるため、アンジオ
テンシン変換酵素に対するBPP5゜の極端な不安定性
が、かかるペプチドの薬剤としての使用を妨げている。
ondetti M、A、らは、BPP5aをアンジオ
テンシン変換酵素と15分間予培養する場合、阻害活性
が完全に失なわれる事実を報告している〔「アニュアル
・リポーツ・イン・メディシナル・ケミストリー(An
nuai Reports in Medicinal
 Chemistry酵素に対する抵抗性をもっBPP
5a類似体が、トリブトファン部分を7エニルアラニン
で置換え、ベプチドセクエンスのPhe’ −Ala’
  IIs合(奪累加水分解に対して最も影響を受は易
い結合部位である)を適当に逆転することKより合成さ
れている。これKより得られた化合物、すなわちペンタ
ペプチドGlp −Lye −gPhe −mAla 
−Pro −OHは、アンジオテンシン変換酵素の阻害
に係わるインビトロのテストにおいて、天然物質(BP
P、&)又は相当する非逆転ペプチドGlp −Lya
 −Phe −Ala −Pr。
−OHの1000倍以上のIC5,を示した。
発明者らは、  retro逆転ペプチドセクエンスの
プロリン鴨基を−s4基又は−o −cH2七  基で
C−置換されたグロリン残基で置換える場合、これによ
り得られる化合物のACE阻害が極めて高い(ただし、
天然物質の10倍以下ではあるが)だけでなく、酵素の
存在下における安定性も極めて高い。
の表に示す結果を与えた。表中、IC6゜はアンジオテ
ンシン変換噂素を50%阻害するテスト化合物の濃度(
8M)t−示す。このテストで使用した酵素は、「バイ
オケミカル・ファーマコロジ−(Bi ochem 。
たものである。
ベプチドセクエンス      IC5゜(8M)a)
 GLp−Lys−gPhe−(S)mAla→ro(
8−Ph)−0T(1,1b) GLp−Lye−gP
he−(R)mAla−Pro(8−Ph)→)1  
  70c) Glp−Lya−Phe−Ala−Pr
o−0)1         0.1d)  Glp−
Lye−’I’rp−Ala−Pro−0)1(BPP
5.)                   0.1
e) Glp−Lya−Phe−Ala−Pro(B−
Ph)−0)1      0.06f)  Glp−
Lye−gPhe−(3)mAla−Pro−OH14
0g) Glp−Lye−gPhe−(R)mAla−
Pro−OH290化合物C)、d)及びe)はアンジ
オテンシン変換酵素によりインビトロにおいて迅速に劣
化されるが、化合物a)、b)、f)及びg)はACE
による開裂に対して完全な抵抗性を示した。麻酔した常
FE注のラットについて行なったインビボ実験では、0
.18117/■りの用量で静脈注射した際、本発明の
化合物(化合物a)で示される)の降圧作用として、血
圧が約20waHt低下することが確認された。
従って、本発明の化合物は、高血圧症及びこれに関連す
る症状の治療に使用される。この目的のために、本発明
の化合物は、経口投与用として錠剤、カプセル剤又はエ
リキシル剤、又は静脈注射又は筋肉的注射用として殺菌
された溶液又は懸濁液の如き固状又は液状の剤形で使用
される。
治療にあたり最適な薬理的効果を得るよう患者に投与さ
れる1日当りの用11は、病気の性質及び程度、患者0
休暇、適用ルート及び現在の医療処置法に応じて、也者
ごとに選択される。
しかしながら、好適な1日当りの用量は、一般的には約
1ないし1000ツで、好ましくは2又は3回に分けて
適用される。好ましくは、患者の1日当り約2.5ない
し250ツ、さらに好ましくは約2.5ないし100ツ
である。
本発明による化合物は、当分野で公知であり、現在治療
に使用されている他の面王降下削と組合せて適用されう
る。代表的には、本発明の化合物は、一般式1の化合物
又は薬学上許蓉されるこれら化合物の塩を有効成分とし
て含有すると共に、任意に、補助の血壬降下活性成分全
含有し、さらに生理学的に許容されるビヒクル、キャリ
ヤー、医薬品添加剤、結合剤、保存剤、安定化削、看香
削が薬学上の許容量内で配合されてなる薬用組成物とさ
れる。これら組成物におけろ有効成分の量は、上記範囲
内の好適用電が達成されるように選択される。
一般式1で表わされる化合物は、一般式■Glp−Ly
s−NH−CH−Nl2 (式中、Rは前記と同意義であり、これらの基は適当に
保護される)で表わされろN−アシル化ge+n−ジア
ミノ残基と、一般式■ (式中、R1及びxH前記の意義と同じであり、これら
の基は必要により保護され、Zは容易に除去されるアル
コキシ基である)で表わされるペプチドフラグメントと
を、N、N’−ジシクロへキシルカルボジイミド又UN
−ヒドロキシベンゾトリアゾールから選ばれるカップリ
ング剤の存在下で縮合させることにより容易に調映され
る。
この縮合反応は、代表的には、はぼ当モル割合の反応体
及びカップリング剤を、温度−10°Cないし室温にお
いて、高い極性をもつ中住M機溶媒中で反応させること
により行なわれる。好適な溶媒としては、たとえばジメ
チルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等がある。
好適には、縮合は、一般式■(式中、R2が前記と同意
義であり、かかる基R2の官能基は、リシンアミノ基と
同様に、必要により適当に保護されろ)で表わされる化
合物の酸付加塩の溶液を、第3アミンの如き酸受容剤の
存在下で、前記一般式■で表わされる反応体及びカップ
リング剤の溶液に徐々に添加することによって行なわれ
る。
縮合終了後、保護基を同時に除去し、得られた一般式1
のペプチドを、たとえば抽出、向流分配、沈殿、晶析又
はクロマトグラフィーによって回収、精製する。
一般式■の化合物において、R1が結合する炭素はL−
又UD−配置のいずれでもよく、セクエンスの他のアミ
ノ酸はいずれもL−配置ヲもつ。
従って、化合物は、2つの異性体のいずれ小の形状又は
これらの混合物として存在する。−〇 −R’が特定の
配置のみをもつ一般式■の反応体を上記方法で使用する
場合には、一般式■の化合物の一方の異性体が選択的に
得られる。別法として、異性体の混合物が得られた場合
、必要によっては、従来のクロマトグラフィー法(代表
的には、逆転用HPLC! )  により、それぞれの
純粋な異性体に分離される。
一般式1のセクエンスにおけるアミノ酸構造部分 は一般にL−(又はS−)配置であることが好ましいが
、一般式■の化合物として、L(又はS)異性体化合物
だけでなく、S及びS異性体(後者はS異性体よりも活
性がかなり劣るが、■害ではないンの混合物も使用でき
る。
代表的には、精製は、各々の異性体への分離と同様、固
定相としてLichroprep  25−40 /j
m樹脂(Merck社)f:1更用し、トリフルオル酢
酸0.1%を含MするCH,ON/H20混合物で溶出
する逆転用HPLC法によって行なわれる。
生成物の同定にはNMRを便用する。
生成物の純度については、H20/MeCN、0.1%
TFA  水溶液/MecN  ′?c溶離削系として
使用する逆転用HPLC(RP−HPLO)及びn−ブ
タノール/酢酸/水(4/l/1)、クロロホルム/メ
タノール/酢實(85/] 015 )、n−ブタノー
ル/イソプロパツール/ I N  NH4OH/酢酸
エチル(]/115/l)の有機相を溶離削系として使
用するシリカゲルTLCによって検討を行なう。
なお、一般式■及び■で表わされる原料化合物は、公知
の技術、たとえば「ペプチド合1戊(Peptide 
5ynthesiS) J Intersctence
  社出版、ニューヨーク、】976及びGross 
E、及びMei enho fer  編「ペプチド(
The Peptides ) JVol l Aca
demic Press  社出版、ニューヨーク、]
979にBodonszk+ M、  及び0ndet
ti M、A、 (:よって記載されたペプチド合成法
に従って容易に調製さ、れる。
下記の実施例は、本発明の代表的な化合物及び一般式「
及び■の原料化合物の調製法1r:説明するものである
本明細層では以下の符号を使用している。
Boa =第3ブトキシカルボニル、Z=ベンジルオキ
シカルボニル、BtO=エチルエーテル、OBu’  
=第3ブチルエーテル、oca = N、N’ −ジシ
クロへキシルカルボジイミド、DCU=ジシクロヘキシ
ル尿i% I(OBt:N−ヒドロキシベンシトリアゾ
ール、  DMF == N、N−ジメチルホルムアミ
ド、THF =テトラヒドロフラン、NMM:N−メチ
ルモルホリン、MeOH=メタノール、EtOH=エタ
ノール、MeCN =アセトニトリル、EtOAc =
酢酸エチル、Et2゜=エチルエーテル、TFA=トリ
フルオル酢酸、BTI = 1.1− (ビス(トリフ
ルオロアセトキシ)ヨード〕ベンゼン 実tni七クリ ピログルタミル−リシル−86mフェニルアラニル−”
+S)<2−メチルマロニル)−(4−アローチオフェ
ニル)(ブロリンンの合成 Na−13ブ)キシカルポニルーフェニルアラニルアB
ocPh 2.65 P C10ミリモル)を無水のT
HF151111K溶解させた。
得られた溶液を一15°Cに冷却し、窒素雰囲気に維持
し、この溶液にNMMl、01?(loミリモルン及び
インブチルクロロホルメート1.365’(10ミリモ
ル)を添加し、2分後、28%水酸化ナトリウム(0,
375P、11ミリモル〕、水溶液を添加した。添加の
間、温度を一10°C以下に維持した。
2時間後、溶媒を留去し、過剰の水金添加して残渣を沈
殿させた。得られた生成物をP取し、水で洗浄し、つい
でP2O5で乾燥させた。
M、P、=147〜148°C 〔α)25= 0.54°(C=3.ODMF )元素
分析(CIJH2ON20! ) (%):理論値 c
 63.6] 、 H7,63、N 10.60測定値
 063.50 、 H7,70、N IU、61クロ
マトグラフイ一分析(TLC及びHPLC)では不純物
が存在しないことを示しL  ’HNMRによV所定の
構;青であることを確碌した。
合成 Z −Lys(Boす1.9 ? (5ミリモルフを無
水のT[−IF 15度lに俗解させた。
得られた溶液を一]5°Cに冷却し、窒素雰囲気に維持
して、nMyo、5y<sミリモル〕及びインブチルク
ロロホルメート0.68 ? (5ミリモル)を添加し
た。2分後、DMF中にPheNH2HCj! 1.2
 y−(0,6ミリモル)(EtOAIc中において、
4.5NHcfでBocPheNH2から第3ブトキシ
カルボニル基を除去することにより得られるう及びNM
M O,6? (6ミリモル)を含む溶液を添加した。
添加の間、温度t−−10°C以下に維持した。
PheNH2の消失を確昭した後、反応混合物を蒸発乾
固した。残渣をEtOAcで抽出し、5%IN酸水素ナ
トリウム、水、5%クエン酸及び水で洗浄した。EtO
Ac溶液をMIISO4で乾燥し、溶媒を留去すること
により得られた生成物′IF!:Et20  で先浄し
、ついで乾燥させた。
M、P、=182〜】84°C 〔α)” =−20,8°(0=1.ODMF )元素
分析(C28H3oN406)(%):理論値 C63
,86、H7,27、N 10.64測定値 C63,
77、H7,0、u 10.59Glp O,516f
 (4ミリモル)を無水のTHF 20扉IK溶解させ
た。
得られた溶gl−ts°Cに冷却し、窒素雰囲気に維持
して、NMM O,4t (4ミリモル)及びインブチ
ルクロロホルメート0.53 P C4ミリモル)を添
加した。2分後、DMF中にLys(Boリ−PheN
H2(10幅Pd−炭素を使用する接独水素化によりZ
 −LyS(、Boc)−PheNH,、からベンジル
オキシカルボニル基を除去することによって得られろ)
1.69−(4ミリモル)を含む溶液を添加した。添加
の間、温度を−10”C以丁に維持した。
L”/5(BoリーPheNH2の消失を確昭した後、
反応混合物を蒸発乾固し、残渣を5チ炙酸水素す) I
Jウム、水、5%クエン酸及び水で洗浄した。P2O5
で乾燥させた後、生成物’i Et20  で洗浄し、
再び乾燥させた。
M、P、 = 180〜182°C [α]”= −19,68°(C二0.560MF/ヘ
キサフルオロイノブロバツール1/I (v/v月 元素分析(C25H5,N506)(%):理論値 c
 59.62 、 H7,41、N 13.91測定値
 c 59.59 、 H7,32、N  13.85
Boa−Pro  (4−allo−8−Ph)−0M
e  3.59y−(]0.6ミリモル)全温度約4°
Cにおいてメタノール10ratに溶解させた。
得られた溶液に、メタノールIOmJ中にN a OH
l、27 !i’ (31,8ミリモル)′ff:含有
する溶液を添加した。加水分解全部v4°Cで16時間
行なった。
反応後、反応混合物を水で希釈し、メタノールを留去し
、水相’eO,]N  Hciで中和した。
水溶液を酢T設エチルで抽出し、M様相を留去し、この
ようにして得られた粗生成物を、n−ヘキサン/酢酸エ
チルの8(J/2o(v/v)混合物紫浴離削とするシ
リカゲル吸収クロマトグラフィー(Loba、r−Me
rck )で精製した。
これにより油状生成物3.37 ?が得られた(収率=
94%)。
元素分析(C46H2,N04S)(%):理論値 c
 /19.4 、 H6,49、N 3.10測定値 
045.0 、 H6,40、N 2.86Boa−(
4−allo−8−Pb)Pro−OH3,23jt 
(10ミリモル)を、Hciで飽和した酢酸エチル20
rnl中に溶解させ、得られた溶液を室温(20〜25
°C)に15分間維持した。ついで、溶媒を留去し、融
点138〜140°Cをもつ粉末状生成物2゜5デを得
た。
’ HNMR分析により、生成物が純粋であることを確
昭した。
[(CJwHPro(4−allo−8−Ph)−OH
2,59y−(10ミリモル)全ジオキサン/エチレン
グリコールの9/1(v/v)混合物25’ml中に溶
解させた。温度を約4”GK惟持し、この溶液をインブ
チレンで飽和し、室温で48時間攪拌した。反応後、混
合物音5%NaHCO,水溶液で処理し、ついで酢酸エ
チルで抽出した。
溶媒全留去して乾固し、油状残渣全酢酸エチルで抽出し
、MgSO4で乾燥させた。
塩kP取し、ジベンゼンスルホンイミド全添加した後、
反応混合物を蒸発乾固し、エチルエーテル/石油エーテ
ルの4o/¥0吹ろ〕混合物から所望の生成物を結晶生
成物として回収した( 4.4 P )。
M、P、=98〜99°C 〔α)  =−7,2°(C= Q、5 MeOH)(
R,S) −2−メfルマロニルー(4−70−チオフ
ェニル)−Pro(4−allo −S −Ph) −
0Bu  )の合成酢酸エチル中においてDBSI −
H−Pro(4−allo−8−Ph)OBu” f 
5%NaHCO,水溶液で処理することにより得られた
H−Pro(4−alto−3−Ph)OBu  Q、
45?(1,6ミリモル)のcH2cj!2(20rr
te)  溶液に、Etooc  −CT((CH,)
  −C0OH0,297y″ (2,1ミ  リ モ
 ル )及びHo5t0.297P(2,1ミリモル)
全添加し、反応混合物を約O″Cに冷却した後、DCG
 O,429g−(2゜1ミリモル)全添加した。反応
混合物全室温で約120分間攪拌した。
沈殿したジシクロヘキシル尿素+P去し、得られた混合
物を5%N aHCOs  水@腹、5%クエン酸及び
NaCJ 飽和水溶液で洗浄した。このようにして得ら
れた粗生成物全酢酸エチルに溶解させ、ついでM、ps
o、で乾燥させた。
n−へキサン/酢酸エチルの70/3o(v/V)混合
物を溶離剤とするシリカゲル吸収クロマトグラフィーに
より生成物を精製した。油状生成物(分析の結果、純物
質であった) 0.239−が得られた(収率=37.
5%ン。
gtooc −CFI(CHs) −Co −Pro(
4−allo−8−Ph)OBu’0.230?  C
0,6ミ リ モ ル ) を、  NaOHO,07
2?   ’に含有するメタノール1.5肩A’中に溶
解させ、反応を15分間続けた。ついで水を添加し、メ
タノールを留去し、クエン酸ヲ添加することにより水溶
液を酸性化してpHを4.0とし、酢酸エチルで抽出し
た。ついで、有機相@ NacJ−飽和水溶液で洗浄し
、MySO4で乾燥させた。塩tP去した後、有機溶媒
を減圧下で留去したところ、油状生成物0.1821/
が得られた(収率=80%)。
’ HNMRで生成物の構造を確認し、クロマトグラフ
ィー分析(TLC及びHPLC)により、生成物が純粋
であることを確認した。
ピログルタミル−リシル(N’−第3ブトキシカルボニ
ル〕−(4−アローチオフェニルングロリン第3ブチル
エステルProline−OBu  )の合成 りMF 10 tttl中にF(OOC−CH(OH,
) −〇〇 −Pro (4−allo −S −Ph
)OBu  O,182?(0,48ミリモル)7&:
溶解させた。
得られた溶液を0°Cに冷却し、DMFに溶解させたH
oBO,068?(0,48ミリモル)及びDCCO,
099P (0,48ミリモル)を添加した。20分後
、DMF及びトリエチルアミン66μj(0,4ミリモ
ル)°の溶液に溶解したGlp−Lys(Soリ−gP
he−H−HCj O,200? (0,4ミリモル)
をさらに添加した。反応混合物′JfI:o″Cに1時
間静置し、ついで室温で1夜静置した。洗穀したDCU
ff去し、冷たいDMF(4°C)で慎重に洗浄した。
r液と洗浄液を併わせ、濃縮乾固した。残渣として得ら
れた生成物を酢酸モチルで大まかに粉砕し、5チNaH
COs  水溶液、5チクエン酸及びNa(J−飽和水
溶液て順次洗浄した。
再び酢酸エチルで洗浄したところ、M、P、 =140
−142°c、 (α)。=−18,0°(o=l  
MeOH) t−有する純粋な生成物0.200 ?が
得られた(収率=58チ)。
クロマトグラフィー分析では、不純物が全く存在しない
ことを示し、’ HNMRにより構造を確認した。
フェニルアラニル−(R+”) 2−iチルマロニル−
(4−70−mAla −Pro (4−allo −
S −Ph)OHの合成(R,S)mAla−Pro(
4−allo−5Ph)OBu   O,08t(0,
1ミリモル)を含有する懸濁液中に塩化水素全10分間
発泡させた。
原料物質の消失を確認した後、溶媒を留去して乾固し、
残渣t−H2O/TFAの90/ig (v/v)混合
物で抽出し、沈殿物をF去した。
得られた溶液を蒸留乾固し、固定相としてLlchro
prep  25〜40 /Am  (Merak)3
5 t ’ff使用し、TFA O,1fbを含Mする
1 5 % H20/MeON混合物を溶離剤とする逆
転相w4m1!HPLOによって所望の生成物を単離し
た。
所望の生成物を含有するフラクションを集め、MeCN
  を留去した。ついで、所望の生成物を凍結乾燥させ
た。
(α)  =−15°(c=l MeOH)アミノ酸分
析:

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1及びR^2は同一又は異なる基であつて
    、互いに独立して、天然ペプチド中に存在するアミノ酸
    の残基の側鎖を表わし、Xは−S−Ph又は−O−CH
    _2−Phであり、Zは水酸基、アルコキシ基又はアミ
    ノ基である)で表わされるペプチド及び該ペプチドの薬
    学上許容される塩。 2 特許請求の範囲第1項記載のものにおいて、前記一
    般式 I のR^1がメチル基、2−プロピル基、2−ブ
    チル基及び2−メチル−1−プロピル基でなる群から選
    ばれる基であり、R^2がベンジル基、4−ヒドロキシ
    ベンジル基及び4−イミダゾリールメチル基でなる群か
    ら選ばれる基であり、Xが−S−Ph又は−O−CH_
    2−Phであり、Zが水酸基又はアルコキシ基である、
    ペプチド及び該ペプチドの薬学上許容される塩。 3 特許請求の範囲第2項記載のものにおいて、R^1
    がメチル基であり、R^2がベンジル基であり、Zが水
    酸基である、ペプチド及び該ペプチドの薬学上許容され
    る塩。 4 構造式 Glp−Lys−gPhe−mAla−Pro(4−ア
    ロ−S−フェニル)−OHを有する、特許請求の範囲第
    3項記載のペプチド及び該ペプチドの薬学上許容される
    塩。 5 式 Glp−Lys−gPhe−m(S)Ala−Pro(
    4−アロ−S−フェニル)−OHを有する、特許請求の
    範囲第4項記載のペプチド及び該ペプチドの薬学上許容
    される塩。 6 一般式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1及びR^2は同一又は異なる基であつて
    、互いに独立して、天然ペプチド中に存在するアミノ酸
    の残基の側鎖を表わし、Xは−S−Ph又は−O−CH
    _2−Phであり、Zは水酸基、アルコキシ基又はアミ
    ノ基である)で表わされるペプチド及び該ペプチドの薬
    学上許容される塩の製法において、一般式II ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^2は前記と同じ基であり、これらの基は適
    当に保護される)で表わされるジエムアミノ誘導体を、
    一般式III ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1及びXは前記と同意義であり、Zは容易
    に除去されるアルコキシ基であり、基は適当に保護され
    ていてもよい)で表わされるペプチドフラグメントと、
    N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド又はN−ヒ
    ドロキシベンゾトリアゾールでなるカップリング剤の存
    在下で反応させ、保護基を除去し、前記一般式 I で表
    わされる化合物を回収し、 (a)異性体の混合物として得られる場合には、各々の
    異性体に分離し、 (b)必要であれば、常法に従つて、薬学上許容される
    塩を調製する ことを特徴とする、ペプチド及び該ペプチドの薬学上許
    容される塩の製法。 7 一般式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^1及びR^2は同一又は異なる基であつて
    、互いに独立して、天然ペプチド中に存在するアミノ酸
    の残基の側鎖を表わし、Xは−S−Ph又は−O−CH
    _2−Phであり、Zは水酸基、アルコキシ基又はアミ
    ノ基である)で表わされるペプチド及び該ペプチドの薬
    学上許容される塩を有効成分とする血圧降下剤。
JP61022206A 1985-02-05 1986-02-05 ペプチド及び該ペプチドの薬学上許容される塩、その製法及び血圧降下剤 Pending JPS61210097A (ja)

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AU590536B2 (en) 1989-11-09
IT8519391A0 (it) 1985-02-05
IT1184317B (it) 1987-10-28
AU5271586A (en) 1986-08-14
CA1284550C (en) 1991-05-28
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