JPS6136298A - トリペプチドアミド類 - Google Patents

トリペプチドアミド類

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JPS6136298A
JPS6136298A JP59157961A JP15796184A JPS6136298A JP S6136298 A JPS6136298 A JP S6136298A JP 59157961 A JP59157961 A JP 59157961A JP 15796184 A JP15796184 A JP 15796184A JP S6136298 A JPS6136298 A JP S6136298A
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tyr
phe
gly
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arg
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JP59157961A
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Kenji Suzuki
謙次 鈴木
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ)発明の目的 本発明は鎮痛作用を有するトリペプチドアミド類に関す
るものである。
モルヒネ様作用を示すエンケファリン(enk−eph
alin )と呼ばれるペンタペプチド誘導体が知られ
ているが、副作用が強く医薬品として用いることは好ま
しくない。鎮痛作用が強く副作用の少ない化合物が医学
的のみならず社会的にも開発が望まれている。
本発明者等は先にH−Tyr−rl−^rg−Phe 
(Rコ−)−Gay−OR2(式中 R1およびR2は
水素原子、低級アルキル基を示す。)が強い鎮痛作用を
示すことを発見しすでに特許出願中であるが、今回(1
)で示されている化合物の中にはより強い鎮痛作用を示
し、かつ作用持続時間の長いものがあり、医薬品として
極めて価値ある化合物である。
すなわち、本発明は一般式(’ T ”)H−Tyr−
D−八rg−Phe−N  (R)  −R(+  )
(式中 R1およびR2は水素原子、低級アルキル基。
(’CH2)n−COOII 、  (CH2)n、O
Hを示す。但しnは2より大である。またN’(R1)
−R2がD−^1a。
Gly−NH2、Gly−Ty?−Nl(2、Gly−
Tyr−Pro−NII2 。
Gry−Tyr−Pro−3et−Nl12  で置換
されたものも示す。)で表されるトリペプチドアミド類
に関するものである。
口)発明−の構成 本明細書中において使用されるアミノ酸、ペプチドおよ
びその誘導体の略号は、TIIPAC−1[JBCom
mission on旧o1ogical Nomen
clature(Eur、J、R4ochem、、13
8.9−37  (1984)参照 )による略記号あ
るいは当該分野における慣用略記号で表示する場合があ
り、その例を次に挙げる。
Tyr :チロシン 八rg:アルギニン Phe :フェニルアラニン cty ニゲリシン Pro ニブロリン Ser :セリン Ala :アラニン βへla:β−アラニン TAbu  :γ−アミノ酪酸 δApe  :δ−アミノ吉草酸 Arg (NO2)  :N  −−)ロアルギニンZ
:ペンジルオキシカルポニル Boc : t−ブトキシカルボニル DCC:N、N−ジシクロヘキシJレカルポジイミドH
OBt:1−ヒドロキシベンゾトリアゾールTosニド
シル ONp : 4−ニトロフェニルエステル0NSu:N
−ヒドロキシスフシイミドエステルMe;メチJし Et:エチル DMF ニジメチルホルムアミド アミノ酸を上記略記号法で表示する場合、特に明記しな
い限りL一体を意味し、D一体についてはDを明記する
上記一般式(1)中のR1およびR2で示される低級ア
ルキル基は炭素数1ないし5のアルキル基であり、その
具体的な例としては、メチル基エチル基、n−またはi
−プロピル基、n−9i−,5ec−またはt−ブチル
基、ペンチル基が挙げられ、なかでもメチル基、エチル
基である場合が好ましい。メチレン基の数を示すnの数
は2ないし3である場合が好ましい。
従って、本発明のトリペプチドアミド類の具体例を示せ
ば以下の様である。
(1)  H−Tyr−rl−^rg−Phe−NO−
Me(2)  II−Tyr−D−Arg−Phe−N
H−Et(3)  tl−Tyr−D−Arg−Phe
−N (Me)2(4)   If−Tyr−D−八r
g−Phe−NH−(CJI 2 )2−OH(5) 
  H−Tyr−D−八rg−Ph、e−N■−(CH
2)2−Cool(6)  H−Tyr−D−Arg−
Phe−NH−(CH,2)3−GOOR(7)  H
−Tyr−D−、Arg−Phe−NH−(CI 2 
)4−COOD(8)   H−Tyr−ロー^rg−
Phe−D−^1a−Oft(9)   H−Tyr−
D−八rg−Phe−Gly−NH2(10)   H
−Tyr−D−八rg−Phe−Gly−Tyr−Nl
12(D)  H−Tyr−D−^rg−Phe−Gl
y−Tyr−Pro−NH2(12)  l!−Tyr
−D−Arg−Phe−Gly−Tyr−Pro−Se
r−NH2さらに、本発明のトリペプチドアミド誘導体
としては、アミノ基、カルボキシル基が遊離であるもの
の他に、それらの塩も本発明に包含される。
酸との塩としては塩酸、硫酸等の無ta酸の塩、および
酢酸、酒石酸等の有機酸の塩が挙げられる。本発明の一
般式(1)の化学構造を有するトリペプチドアミド誘導
体を製造するには、目的化合物(1)を構成し得る化合
物をペプチド合成手段によって縮合させることにより行
う。
該合成手段は任意の公知方法に従って行うことができ、
例えば泉屋信夫著「ペプチド合成」九善■(1975年
) 、M、Bodansky  および台、A、0nd
etti著「ペプチド・シンセシス」((Peptid
e 5ynthesis ) Inter 5cien
ce社(1966年)〕等に記載された方法、例えばD
CC法、ll0Btを用いる方法、活性エステル法など
が挙げられる。
本縮合反応を行う前に、原料の反応に関与しないカルボ
キシル基、アミノ基を保護することがある。カルボキシ
ル基はエステル(アルキル、ベンジル)の形で保護する
ことができる。アミノ基はベンジルオキシカルボニル、
t−ブトキシカルボニル基などで保護することができる
アルギニンのグアニジル基はトシル基、二トロ基などで
保護することができる。チロシンの水酸基、セリンの水
酸基はベンジル基などで保護することができる。
本縮合反応は、溶媒の存在下に行うことができる。例え
ばDMF、ジメチルスルホキシド、ジオキサンあるいは
これらの混合物等が挙げられる。本縮合反応で得られた
化合物は必要に応して保護基の脱離反応に付される。脱
離すべき保護基の種類に応じて酸分解、アルカリ分解、
接触還元による方法が適宜選択される。酸分解ではトリ
フルオロ酢酸、トリフルオロメタンスルホン酸等が用い
られt−ブトキシカルボニル基、トシル基、カルボベン
ゾキシ基等の保護基を除去できる。この際アニソール、
チオアニソールなどのカチオン補促剤の添加が有効であ
る。アルカリ分解では水酸化ナトリウム等の強塩基が用
いられアルキル、エステル、ベンジルエステル等のエス
テル残基を脱離することができる。
接触還元では、ノぐラジウム炭素、パラジウム黒等が触
媒として用いられ、ニトロ基、カルボベンゾキシ基、ヘ
ンシル基を脱離することができる。
かくして製造されたトリペプチドアミド類は反応終了後
、自体公知のペプチド分離手段(抽出、分配、再沈澱、
カラムクロマトグラフィー等)によって精製分離される
。得られたトリペプチドアミド類(1)は前述の如く塩
の形として得ることができる。
次に、本発明のトリペプチドアミド類(1)の薬理実験
例を挙げる。薬物としては下記化合物をリンゲル液に熔
解したものを使用した。
本発明の化合物 (1)  H−Tyr−D−^rg−Phe−NH−M
e(2)■−Tyr−D−Arg−Phe−Nil−E
t(3)   H−Tyr−D−八rg−Phe−N 
 (Me)2(4)旧Tyr−D−Arg−Phe−N
H−(CI2 )2−OR(5)  H−Tyr−D−
Arg−Phe−NH−(CI2 )2−Cool(6
)  H−Tyr−D−^rg−Phe−NH−(CI
2 )3−Cool(7)  H−Tyr−D−Arg
−Phe−NH−(CH2)4−COOH(8)■−↑
yr−D−Arg−Phe−D−Ala−OR(9) 
  II−Tyr−D−八rg−Phe−Gly−NH
2(10)  H−Tyr−D−Arg−Phe−Gl
y−Tyr−NH2(D)   H−Tyr−D−八r
g−Phe−Gly−Tyr−Pro−NH2(12)
  II−Tyr−D−^rg−Phe−Gly−Ty
r−Pro−3et−NH2対照化合物 塩酸モルヒネ (morphine hydrochl
oride)また実験動物は体重20−24gのddy
系雄性マウス(静岡県実験動物農業組合)を用いた。
Ta1l−pressure法 Greenらの方法に基づき、薬物を皮下投与後マウス
の尾根部に10mm1g / secの速度で圧刺激を
加え、もがき、刺激部位への咬みつきなどの仮性疼痛反
応を示す圧力を投与180分後まで測定し、仮性疼痛反
応闇値とした。仮性疼痛反応抑制率は次式より求めた。
仮性疼痛反応抑制率%− ((T1−TQ )/ (100−TQ) ) X 1
00T□−薬物投与前の疼痛反応閾値(mmHg)T1
=薬物投与後の疼痛反応閾値(mmHj)100=マウ
スに加える最大圧(IIIIIIIIg)各薬物の仮性
疼痛反応抑制作用の50%抑制率はLitchfiel
d−Wilcoxon″法により算出した。
試験結果のtiD50と活性値は表Iに示した。
表I トリペプチドアミド類の鎮痛活性化合物番号  
 ED50 (mg/kg)   活性比塩酸モルヒネ
    6.2      1.0(1)      
 3.9      2.7(2)       16
.0      0.7(3)       1.5 
     7.1(4)       3.0    
  3.8(5)       0.4      2
5.9(6)       4.1      2.5
(7)       5.2      2.3(8)
       1.5      7.4(9)   
    、0.5      23.8(10)   
    ?、2      2.101)      
 2.7      5.8(12)       3
.5      5.1(1]) 次に本発明を実施例でより詳細に説明するが、本発明が
これによって限定されるものではない。
本発明の化合物の純度をIil!認するための薄層クロ
マトグラフィーにおいては、Kieselgel GF
254(メルク社製)を用い、各Rf値(Rf Aおよ
びl?f B)についての展開溶媒は次の通りである。
Rf^;ブタノール:酢酸:水(4:1:5)RfB;
ブタノール:酢酸:ピリジン:水(15:3 :lO:
12) 実施例I II−Tyr−ロー^rg−Phe−N (Me)2 
 の製造(1)  H−Phe−N (Me)2 ・1
lBrO℃に水冷下、濃水酸化ナトリウム溶液5mlに
、ジメチルアミン塩酸塩2gおよびエーテル10m1を
加え激しく攪拌する。エーテル層を分取し、あらかじめ
エタノール101に熔解したZ−Phe−ONplgを
加え、5℃で一昼夜攪拌後、減圧濃縮する。
残渣を酢酸エチルに熔解し、IN酢酸、水、INアンモ
ニア水、水で順次3回づつ洗浄後、硫酸マ(J2) グネシウムで乾燥する。溶媒を減圧下留去後、Z−Ph
e−N (Ms、)2を油状物として得る。さらに25
%臭化水素−酢酸溶液5mlに熔解し、室温で30分放
置後、減圧濃縮する。残渣に無水エーテルを加え粉末と
した後濾取、水酸化カリウムデシケータ−中真空乾燥し
、融点259〜262℃の無色針状晶554mg (8
4%)を得る。
元素分析:OHH工6N、0・)]]Br−ヘH20計
算値:C,4633、H,6,13iN、 9.82実
験値:c、4e、eo ;fit 5.94 iN、 
9.69(2)  Boc−D−Arg (No 2 
> −Phe−N (Me) 2上記(1)で得られた
H−Phe−N (Me)  ・HBr214mgをD
MF 5ml に溶解し、Boc−トArg (NO)
 −OH320mg 、 1IOBt 135mgを加
え0℃に水冷後、トリエチルアミン0.154m1およ
びDCC227mgを加える。5℃で一昼夜攪拌後生じ
たジシクロヘキシルウレアを濾別、濾液を水50m1で
希釈後、酢酸エチルで2回抽出する。抽出液をINクエ
ン酸、水、IN重曹、水で順次3回づつ洗浄後、硫酸マ
グネシウムで乾燥する。減圧濃縮し得られる残渣を酢酸
エチル−石油エーテルから再沈澱し、融点D5〜D8℃
の無色粉末408mg (83%)を得る。
比旋光度: 〔α)D +9.1° (C=1. Me
OH)元素分析: C22H35N706 計算値:C,53,53iH,?、15  iN、19
.87実験値:C,53,83iH+ 7.24  、
N、19.58(3)  Boc−Tyr−D−Arg
 (NO2) −Phe−N (Me>2上記(2)で
得られたBoc−D−Arg (NO2) −Phe−
N (Me)2247mgを4N塩酸−ジオキサン溶液
5暫1に熔解し、室温で30分放置後、減圧濃縮する。
残渣に無水エーテルを加え粉末とした後濾取、水酸化カ
リウムデシケータ−中真空乾燥する。得られたH−D−
Arg (NO2) −Phe−N (Me) 2・1
fcIをDMF 5mlに溶解し、Boc−Tyr−O
R141mg 。
HOBt 681ngを加え0℃に水冷後、トリエチル
アミン0.077m1およびDCCD4mgを加える。
5℃で−昼夜攪拌後、上記(2)と同様の方法で後処理
する。得られる残渣をエタノール−石油エーテルから再
沈澱し、融点108〜D1 °Cの無色粉末292mg
  (89%)を得る。
比旋光度: 〔α)p +27.4  (C=DMea
l )元素分析:C3□H44N808計 算値:C,56,69ill、 6.75  、N、1
7.06実験値:c、so、so  、+1.6.96
  、N、16.82(4)   H−Tyr−ローA
rg−Phe−N  (Me)2上記(3)で得られた
Boc−Tyr−D−Arg (NO2) −Phe−
N (Me)2150mgを上記(3)と同様の方法で
4N塩酸−ジオキサン溶液処理する。得られたH−Ty
r−D−八rg (NO2) −Phe−N (Me)
2・IIcIをメタノール5mlに熔解し、10%パラ
ジウム−炭素100mg  存在下、−昼夜接触還元す
る。触媒をセライト層を通して濾去後濾液を減圧濃縮す
る。残渣を水5mlに溶解し、Dowex lX2  
(酢酸型)イオン交換樹脂5gを加え室温で30分攪拌
後濾過する。濾液を凍結乾燥後水1mlに溶Mし、カル
ボキシメチルセルロース樹脂カラム(2X10cm)に
充填する。カラムは先ず水(50m l )で洗い、次
に0.1Mピリジン−酢酸緩衝液(円(5,16,50
m1 )を流す。さらに同じ緩衝液(3001、混合漕
)から始めて、最終塩濃度0.35Mピリジン−酢酸緩
衝液(pH5,16,300+nl、補給漕)となるま
で直線型濃度勾配法で溶出する。溶出液は4.8mlづ
つ分取し各フラクションの280nmにおける吸光度を
測定して目的物の溶出位置を検査した。フラクション番
号94〜D6を採取、減圧濃縮後水から凍結乾燥する。
生成物を東洋パールHW−40カラム(2,5X40c
m)に充填し、カラムを2%酢酸で溶出する。溶出液は
5.6mlづつ分取し、フラクション番号27〜37を
採取、減圧濃縮後水から凍結乾燥し、無色不定晶58m
g(40%)を得る。
比旋光度: 〔α)D +55.5° (C=1.水 
)元素分析:C26H37N70II・2CH3COO
H−H20計算値:C,55,46;II、 7.29
  ;N、15.09実験値:C,55,20;II、
 7.41  ;N、15.D酸加水分解後のアミノ酸
比: Tyr O,95; PheO,99i^rg 
1.0.0 (回収率79%)実施例2 H−Tyr−D−Arg−Phe−βAla−OHの製
造(5)  Boc−Phe−βAla−OBzlBo
c−Phe−ONSu 3g 、 H−βAla−OB
zl ・T6S 2.9gおよびトリエチルアミン1.
16m1をDMF 10m1に溶解し、室温で20時間
攪拌する。反応液を水100m1で希釈後、上記(2)
と同様の方法で後処理する。得られる残渣を酢酸エチル
−無水エーテルから再沈澱し、融点89〜90℃の無色
針状晶3.1g  (88%)を得る。
比旋光度:  (α)D + 1.2  (C=DMe
OH)元素分析:C2,4H3oN205計 算値:C,67,5B  、H,7,09;N+ 6.
57実験値: (:、67.47  i 1(、7,,
1B 、; N、 +3.55(5)   Boc−D
−八rg (NO2)  −Phe−βへ1a−OBz
l上記(5)で得られた・Boc−Phe−βへla−
OBzDgを上記(3)と同様の方法で4N塩酸−ジオ
キサン溶液処理する。得られた1l−Phe−βAla
−OBzl・■C1をDMF 5n+1 に溶解し、B
oc−D−Arg (NO2) −OR750mg 、
  ll0Bt  317mgを加えo”c氷冷後トリ
エチルアミン0.4mlおよびIICC533mgを加
えする。5℃で一昼夜攪拌後、上記(2)と同様の方法
で後処理する。得られる残渣を酢酸エチル−無水エーテ
ルから再沈澱し、融点83〜85℃の無色粉末1.44
g (98%)を得る。
比旋光度:  (α)D−13,5° (C=1. M
eOI+ )元素分析:C3oHhIN708 計算値:C,57,40ill、 6.58  iN、
15.62実験値:C,57,30ill、 6.60
  ;N、15.31(7)   Boc−Tyr−D
−八rg  (NO2)  −Phe−βAla−OB
zl上記(6)で得られたBoc−D−Arg (NO
2) −Phe−βAla−OBzD.2gを上記(3
)と同様の方法で4N塩酸−ジオキサン溶液処理する。
得られたトへ−八rg  (NO2)−Phe−βへI
a−OBz1.lIC]をr1MP5n+1 に溶解し
、Boc−Tyr−Oll 543n+g ; 1lO
Bt 261mgを加え0℃に水冷後、トリエチルアミ
ン0.33mlおよびDCC438n+gを加える。5
℃で一昼夜攪拌後、上記(2)と同様の方法で後処理す
る。
得られる残渣を酢酸エチル−無水エーテルから再沈澱し
、融点105〜107℃の無色粉末1.38g(90%
)を得る。
比旋光度: 〔α)D +3−1° (C=L MeO
H)元素分析:C39H5oN80□。
計算値:C,59,23、■、 6.37 、N、14
.17実験値:C,59,60i)1.6.50 ;N
、13.89(8)    t(−Tyr−D−^rg
−Phe−β八1a−Oll上へ(7)で得られたBo
c−Tyr−D−Arg (No2) −Phe−β^
1a−OBzl 15Bmgをトリフルオロ酢酸3ml
に溶解し0℃に水冷後、アニソール0.4mlおよびホ
ウ素−トリス−トリフルオロアセテ−) (B (OC
OCF3)3.1.25g )を加える。0℃で90分
攪拌後、減圧濃縮し残留物をメタノール2IIllに熔
解、再び減圧濃縮する。残渣を無水エーテル−n−ヘキ
サン(1:1 )溶液で洗浄後乾燥し、水5mlに熔解
する。上記(4)と同様の方法でI)owex lX2
  (酢酸型)イオン交換樹脂処理後、水1mlに溶解
し、カルボキシメチルセルロース樹脂カラム(2X 1
0cm)に充填する。カラムは水(300ml、混合溝
)から始めて、最終塩濃度0.15Mピリジン−酢酸緩
衝液(PH5,16゜300m1.補給溝)となるまで
直線型濃度勾配法で溶出する。溶出液は5mlづつ分取
し各フラクションの280nmにおける吸光度を測定し
て目的物の溶出位置を検査した。フラクション番号10
1〜D4を採取、減圧濃縮後水から凍結乾燥し、無色不
定晶46mg (34%)を得る。
比旋光度: [α]D  +28.5°(C=1.水 
)元素分析’ C27H37N706・2CI(3CO
OH計算値:C,55,10;H,6,71;N、14
.51実験値:C,54,74;It、 6.60;N
、14.92酸加水分解後のアミノ酸比: Tyr−0
,95; Phel、0? 、βへIa 1.10 (
Pheの直前に溶出)  ; Arg 1.00 (回
収率86%)実施例3 ■−Tyr−rl−Arg−Phe−Gly−NI+2
  の製造(L)  Boc−Tyr−D−Arg (
Tos ) −Phe−Gly−IJH2Boc−Ty
r−r)−八rg  (Tos  )  −Phe−G
ly−OEt  260mgを無水メタノール20m1
に熔解し、0℃に水冷後、アンモニアガスを20分間通
気する。密栓下、室温で2日間攪拌後、減圧濃縮する。
残渣をメタノール−無水エーテルから再沈澱し、融点1
41〜144℃の無色粉末230mg (92%)を得
る。
比旋光度: 〔α)D”−4,7° (C−I、 Me
OH)元素分析:C38H5oN809S 計算値:C,51,41ill、 6.34  iN、
14.10実験値:C,57,03;It、 6.27
  iN、13.74(10)   ■−Tyr−D−
八rg−PheへGly’−NI!2上記(9)で得ら
れたBoc−Tyr−D−Arg (Tos) −Ph
e−Gly−Nl12200mg 、オルト−クレゾー
ル100mgおよびチオアニソール1.41m1をトリ
フルオロ酢酸3mlに熔解し、さらにトリフルオロメタ
ンスルホンr!D0.18m1を加える。室温で、90
分攪拌後、減圧濃縮する。残渣に無水エーテルを加え、
生ずる油状物を良くエーテルで洗浄し、水5n+1に溶
解する。上記(4)と同様の方法でDoweにlX2(
酢酸型)イオン交換樹脂処理後、水1mlに熔解し、カ
ルボキシメチルセルロース樹脂カラム(2X 12cm
)に充填する。カラムは先ず0.1Mピリジン−酢酸緩
衝液(’ r”l(5,16,50m1)を流す。次に
同じ緩衝液(300ml。
混合溝)から始めて、最終塩濃度0.35Mピリジン−
酢酸緩衝液(PH5,16,300m1.補給溝)とな
るまで直線型濃度勾配法で溶出する。溶出液は5mlづ
つ分取し各フラクションの280nmにおける吸光度を
測定して目的物の溶出位置を検査した。フラクション番
号90〜D5を採取、減圧濃縮後水から凍結乾燥する。
生成物をセファデックスG−10カラム(2,5に90
cn+ )に充填し、カラムを2%酢酸で溶出する。溶
出液は6.21づつ分出取し、フラクション番号30〜
40を採取、減圧濃縮後水から凍結乾燥し、無色不定晶
129wag (71%)を得る。
比旋光度: 〔α)p +43.1’  (C=1.水
 )元素分析:C36H36N805・1cH3COO
H計算値:(:、52.79 ;II、 6.71  
;N、14.92実験値:C,’53.02  ;IL
 6.73  ;N、14.70酸加水分解後のアミノ
酸比: Gly 1.05 ; TyrO,98;  
Phe  1.04  ;  NlI   O,97;
  八rg1.00 (回収率72%) 上記の化合物(3)、  (7)、  (9)およびそ
の他の保護トリペプチドアミド類の収率と物性値を表■
に示した。
上記の化合物(4) 、  (8) 、  (10)お
よびその他のトリペプチドアミド類の収率と物性値を表
■に示した。
ハ)発明の効果 本発明の化合物は上記した様に、マウスを使用するTa
i 1−pressure法においていづれも塩酸モル
ヒネと同等以上で、最高25.9倍の鎮痛活性を示すこ
とから、鎮痛薬として有用なものである。また本発明の
化合物の毒性は低く、薬効発現量をはるかに上まわるも
のである。
本発明の化合物の投与量は、成人1回量として0.05
〜lomg/kgが動物実験の結果から考えられる。本
化合物の投与に際しては公知の製剤方法により任意の剤
型、例えば注射剤、カプセル剤、錠剤等に加工して使用
することが可能であり、投与ルートとして注射、内服、
座剤、経鼻薬が可能である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式( I ) H−Tyr−D−Arg−Phe−N(R^1)−R^
    2( I )(式中、R^1およびR^2は水素原子、低
    級アルキル基(CH_2)_n−COOH、(CH_2
    )_n−OHを示す、但しnは2より大である。またN
    (R^1)−R^2−がD−Ala、Gly−NH_2
    、Gly−Tyr−NH_2、Gly−Tyr−Pro
    −NH、Gly−Tyr−Pro−Ser−NH_2で
    置換されたものも示す。)で表されるトリペプチドアミ
    ド類。
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