JPS60500407A - 紙の表面に接着剤をのり引きする装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 紙の表面に接着剤をのり引きする装置 本発明は紙の表面に接着剤をのり引きする装置に関するものである。該装置は回 転可能な接着剤のり引きロールを備え、該のり引きロールの周囲には通常は閉じ ているノズルが配備され、該ノズルは密閉された接着剤供給通路を通って接着剤 供給手段に繋がっており、該ノズルの遮断手段はのり引きロールの回転に際し外 からカが加えられて開くようになっている。

この種の装置はフィンランド特許第４９７７９号に開示されている。該特許は例 えば厚紙（ｃａｒｄｂｏａｒｄ　ｗｅｂ　）の着剤のり引きロールを１個又は２ 個以上を並列に配備して使用することを提案している。それらの厚紙はその後例 えば包装箱等の製作に使用することができる。

多層紙袋の製造に従来から使用されている接着剤のり引き装置にあっては、接着 剤溝が開口しており、該溝を通じ接着剤はスクレーパを備えたロール列から接着 剤のり引きロールＬこ移されていく。しかしながら、そのような装置にはいくつ かの欠点が存在する。接着剤の溝は開口しているから、接着剤をセットすると毒 性の溶剤が周囲に蒸発する。供給速度を増加させると接着剤は一層多く飛び散る ことになるため、生産速度は制限を受ける。

又、洗浄を繰り返し行なう必要があるために能率は低下する。スクレーパが摩耗 したり故障したりすると、接着剤は固まり、接合状態が悪くなり又接着剤の消費 量が増加する。

本発明の目的は、多層紙袋の製造に於て上記の全ての欠点を取り除くことが可能 な新規な装置を提供することにある。

本発明の目的は添附の請求の範囲に記載された本発明の特徴に基づいて成し遂げ ることができる。

本発明の代表的な実施例について添附の図面に基づき詳細に説明する。

第１図は本発明の装置に使用される接着剤のり引きロールの一実施例の斜面図で ある。

第２図は適当な接着剤供給装置を備えた接着剤のり引きロールの軸方向の断面図 である。

第３図は第２図のＭ−Ｎ線に沿う拡大断面図であって、接着剤供給ノズルの一実 施例の形状を示す図である。

第４図は本発明の装置を図式化したものであって、接着剤供給ロールを用いた紙 袋の自動生産ラインを示す図である。

第１図及び第２図に基づいて接着剤供給ロールの構造を説明する。

ロール（１０）ハシャフト０１）に取り付けられ、該シャフトは駆動モータ（１ ２）の作動によりギヤー０３）を介して回転する。

シャフト（１１１に取り付けられた接着剤分配チャンバー圓は両側部と内側リム がシャフト０１）と共に回転するコア一部材０５）によって形成される。チャン バー１４）の外側リムは、固定されたシリンダージャケット（１７）で形成され ており、該ジャケットとコア一部材０５）の間にはシール（１６）が装填されて いる。ホース（１８）からリムジャケット０７）に圧力が加えられて接着剤は移 動する。

ロール（１０）の周囲には、所望の接着位置に対応させてノズル（２０）　（２ １）の列を形成する。本発明にあっては、ロール００）の端部近傍にノズル（２ ０）を円で部分的に囲むように配列し、このノズル（２０）列の両端部から１個 又は２個以上のノズル（２１）の列を軸方向に延びて形成する。

ノズル００）　（２１＋は各々１個ずつがホース０９）を介して接着剤分配チャ ンバー圓に接続されている。

第３図に示されているノズル装置は、筒状の本体部材（２１）がロールジャケッ トの穴にロックナツト（２９）　（３０）によって固定されている。本体（２１ ）の外側端部にはノズルキャップ（２２）がネジ止めされ、該キャップの開口は スプリング例に付勢された遮断手段（２３）によって閉じている。遮断手段（２ ３）にはロッド□□□が連繋しており、該ロッドはスプリング玉の作用に抗して 他方の遮断手段０６）に力を加えており、遮断手段（２６）と接着剤Ｃ通路とな るシート面（８）との間に所定の間隔を形成している。

遮断手段（２６）はそのスプリング（２８）と共に取付はスリーブ（３１）の中 に嵌められ、前記本体の）の内側にてネジ（３２）で固定される。スリーブ（３ １）の上端部には接着剤の通路となる溝（３３）を形成している。

のり付けしようとする表面上をロール（１０）が転動する際、遮断手段（２３） は前記表面によって押圧されて一時的に内側へ移動し、その結果、接着剤はノズ ルの溝から押し出されるのである。ノズルから出てくる接着剤の量は、ロール０ ０）の回転速度、接着剤の粘度及び加えられる供給圧力によって決められる。接 着剤の量は供給圧力を調節することによってコントロールすることができる。

ノズルキャップ（２２）を緩めると、第２の遮断手段（２６）はシート面（８） に向かって移動し、接着剤の通路を遮断する。

このようにして、任意のノズルを使用中止することもてきるし、再び使用に供す ることもできる。それ故、同一のロールに充分な数のノズル列を形成しておき、 接着箇所の位置と長さに応じて、所望のノズル列だけを使用状態にすることによ りその調節を行なうことができる。

従って、袋の製造に於て、種々のサイズに適合させるために機械の再調節を行な うことは容易である。例えば第１図に示すロールは袋底部に形成された密封フラ ・ンプを折り？して接着するため所定パターンの接着継部を形成するのに用いら れる。軸方向の列（２１）の何れか一方を使用することにより底部の幅を変える 。こともできる。

ノズル本体（２１）底部の端部には可撓性の接続ホース（１９）を配備し、該ホ ースの他端は接着剤分配チャンバー圓に繋いでいる。

本発明の接着剤のり引きロールの応用例を第４図に一示している。第４図は多層 紙袋の製造に用いられる装置を図式化して示している。製造ラインの最初の工程 では、軸方向に長い複数個のロールＥを配備し、各ロールは多段に配置している 。ロールＥには軸方向に伸びるノズル列を配備し、重ねあわせた紙ウェブ（ｐａ ｐｅｒ　ｗｅｂ　）に横方向の継部を形成し、種々の層から成る紙袋を作るので ある。

次なる工程に於て、軸方向に短いのり付はロニルＣにあっては該ロールの周囲に 接着剤ノズルを配備し長さ方向に接着剤の継目を形成してホースを作る。

本発明は両端部が密封可能な袋の製造に関するものであって、該層の充填側の端 部には筒状の充填用バルブ（ｆｉｌｌｉｎｇ　ｖａｌｖｅ）が取り付けられる。

かかる袋の製造に於て、ホース即ちチューブは連続した２つの袋のブランクの充 填口端部がいついかなるときでも接しており且つ次なる位置で底部が接するよう な長さに切断される。チーーブブランクを裏返す手間を省くために、かがるブラ ンクを並列に配備した２つの底部製作ラインを通過させルノである。各々の底部 製作ラインでは二対のロール（Ａ、Ａ＋）及び（Ａ、ＡＩ）を同軸線上に配備し ている。

密封可能な袋の底部は公知の要領にて折り畳まれ各々の対ｏ−ル（Ａ、　Ａ１） の下を通過する。このように、ロールＡにて所定パターンの継ぎ部（第１図参照 ）を形成し、ロールＡ】にて真直な底部継ぎ部を形成する。袋の充填口側は筒状 の充填バルブを締め付けるためにロールＢを用いて接着剤の継ぎ部を形成する。

ロールＤは底部フラップをのや付けするために、袋の各端部に接着剤による継ぎ 部を形成する。

もし袋の底部側のみを密封したい場合は、ロール（Ａ。

Ａｔ）　Ｂ　、　Ｄのうち下側の列を各々の底部製作ラインから取り除けばよい 。

接着剤は、ポンプ（図示せず）から手動式の遮断弁（１）に送られ、手動式の減 圧器（５）、電気的な接着剤量コントローラ（４）及び電気式三方向弁（３）を 通り、接着剤の導入口（２）に送られる。該導入口は第１図及び第２図に示す如 く設置される。本発明の装置の作動中、接着剤は絶えず密閉空間中の中に在る。

従って接着剤の調整が不要で毒性の溶剤が周囲に蒸発することもない。この方法 では、供給される接着剤によって生産速度の制限は受けない。それ故、生産速度 を上げるには接着部乾燥のスピードアップを図ればよ（、そのためには予熱した 接着剤を用いることも考えられる。接着剤は適当な位置で、一定量が正確に供給 されるから接着剤の消費量は少なくてすむ。

１ 一−−−−−−−−−−−−−−−−−−一り一−−−−−−−−−−−−−− −−−国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １０回転可能な接着剤のり引きロール００）を備え、該ロール００）の周囲には 通常は密閉状態のノズル＠）が配備され、該ノズルは密閉された接着剤の供給通 路ＱｇＩＱ４）α８）によって接着剤供給手段に繋がり、前記ノズルの遮断手段 （２３）はのり引きロールの回転により外から力が加えられて開口可能に配備さ れており、 装置は多層袋の製造に用いられ、軸方向に長い複数個ののり引きロールＥにはそ の周囲に軸方向に伸びるノズル列が形成され該ロールは互いに平行且つ接近して 配備され、該ロールＥによって多層を形成する紙ウェブに横の継ぎ部を形成し、 次なるラインでは軸方向に短いのり付はロールＣを配備し該ロールの周囲には円 周方向に接着剤ノズル列を設け、該ロールＣによって長さ方向に接合部を形成し てチューブを作り、底部遮へいフラップ折り返しステーションの後に底部遮へい フラップのり付はロール（Ａ、Ａｌ）を１個若しくは２個以上を配備し、最終工 程には底部フラップを接着するための接着部を形成するロールＤを配備している ことを特徴とする紙の表面に接着剤をのり引きする装置。 ２、　同軸線上には少なくとも一対の底部遮へい用フラップのり付はロール（Ａ 、Ａ１）が配備され、接着剤ノズルの列は一方のロールＡが所定パターンの継ぎ 部を形成し、他方のロール八は真直な継ぎ部を形成するように配置されているこ とを特徴とする請求の範囲第１項に記載の装置。 ３、底部の遮へいフラップをのり付けするステーションは二対のロール（Ａ　、 ＡＩ）　（Ａ　、Ａ　ｔ）を備え、一対のロールは袋の各端部用に供され、一方 の対ロール（Ａ　、　Ａｌ）と底部フラップのり付はロールＤとの間には遮へい 弁のり付はロールＢが配備されていることを特徴とする請求の範囲第２項に記載 の装置。 ４、底部の遮へいフラップをのり付けするために２つの製造ラインが並列に配備 されていることを特徴とする請求の範囲第３項に記載の装置。 ５、　軸方向に短いロールＣの周囲、底部フラップのり付はロール（Ａ、Ａ１） 、底部フラップのり付はロールＤには部分的或は完全に取り囲む接着剤ノズルの 列が配備されていることを特徴とする請求の範囲第１項又は第２項に記載の装置 。 ６、少なくとも幾つかの底部のり付はロール（Ａ、ＡＩ、Ｄ）はロールの縁部に は接着剤ノズルの列を備え、このノズル列には１個又は２個以上の軸方向に伸び るノズル０２１＋の列が繋がっていることを特徴とする請求の範囲第５項に記載 の装置。 ７、／　７：　／ｌ／　＠）ヲａ　−ルの周囲に形成したノズルシート（２１） から取り外したり或は該シートに取り付けることによって接着部の位置及び長さ をコントロールするために、ノズル＠）■（２３）はそれらのシート（２１＋か ら着脱可能に配備され、該シートには遮断手段（２６）が嵌め込まれ、ノズル（ ２２）　（２３＋を取り外したときに接着剤の通路は封じられることを特徴とす る請求の範囲第１項乃至第６項の何れかに記載の装置。 ８　各のり引きロール００）は接着剤分配チャンバー圓に連繋し、該チャンバー の外周は固定されたリムジャケットα力によって形成され、内周はロール軸０Ｄ と共に回転するコア一部材（１５）によって形成されており、前記リムジャケッ ト０ηは接着剤供給チューブ（１８）に繋がり、前記接着剤分配チャンバー圓は コア一部材０５）に接続された個々のチューブ或はホース０９）によって各ノズ ル（２ｏ）と連繋していることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の装置。